JP5455442B2 - 天然ガスからの重質炭化水素分離方法及びその装置 - Google Patents

天然ガスからの重質炭化水素分離方法及びその装置 Download PDF

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本発明は、天然ガスからプロパン、ブタン等のC3成分以上の炭化水素を分離するための天然ガスからの重質炭化水素分離方法及びその装置に関するものである。
ガス田や油田等で採掘される天然ガス(NG)には、メタンの他に、エタン、プロパン、ブタン、ペンタン等のC2成分以上の炭化水素や窒素が含まれ、また不純物として水や炭酸ガス(CO2)や硫化水素(H2S)が含まれている。
産地で採掘された天然ガスは、輸送のために−162℃以下の温度で液化してLPGとするが、天然ガス中にプロパンやブタンなどC3成分以上の炭化水素が多く含まれると、発熱量が高くなり、都市ガスなどに使用される天然ガス規格に適合しなくなるため、産地にて天然ガスを精製して液化することがなされている。
従来、天然ガスの精製は、原料のNGを高圧、低温にして、メタンを気相にし、C3以上の炭化水素を液相にし、炭酸ガスや硫化水素等の不純物は前もって吸収液或いは吸着剤で分離して、液相のLPG成分を、気相のメタンから分離することがなされている(特許文献1)。
この際、天然ガスからメタン成分とLPG成分を気液分離する場合、圧力を約4MPaとし、天然ガスを−35〜−45℃に冷却する必要がある。
特開2009−19192号公報
しかしながら、天然ガスからLPG成分を分離するためには、加圧分離方法では、高圧低温法か、低圧極低温法のいずれかで分離する必要があり、これらの方法では、分離のために耐圧容器等が必要となり、運転エネルギーを大量に消費すると共に、設備費も高くなる問題がある。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、天然ガスからC3成分以上の重質炭化水素を除去する際に低圧で分離できる天然ガスからの重質炭化水素分離方法及びその装置を提供することにある。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、天然ガスからC3成分以上の重質炭化水素を分離する方法において、冷却した水に天然ガスを気泡として吹き込んで天然ガス中のC3成分以上の重質炭化水素を水和物とし、その水和物を水から浮上させて分離すると共に、精製天然ガスを回収することを特徴とする天然ガスからの重質炭化水素分離方法である。
請求項2の発明は、水和物生成器に水を貯めると共に冷却し、その水中に設けた気泡発生器から天然ガスを気泡として吹き込み、天然ガス中のC3成分以上の重質炭化水素(HC)を水和物として水上に浮上させ、その生成した水和物を水和物生成器から排出し、水和物生成器の頂部からC3成分以上の重質炭化水素が分離された天然ガスを回収する請求項1記載の天然ガスからの重質炭化水素分離方法である。
請求項3の発明は、水和物生成器の底部に沈殿した炭酸ガスの水和物を分離する請求項1又は2記載の天然ガスからの重質炭化水素分離方法である。
請求項4の発明は、天然ガスからC3成分以上の重質炭化水素を分離する装置において、水を貯留する水和物生成器の下部に天然ガスを気泡として吹き込む気泡発生器を設け、上記水和物生成器に水を冷却する冷却装置を設け、水和物生成器に、生成した炭化水素水和物を分離、排出するHC水和物分離器を設け、水和物生成器の頂部に、精製NGの排出管を接続したことを特徴とする天然ガスからの重質炭化水素分離装置である。
請求項5の発明は、精製NGの排出管に冷熱回収器が接続され、上記HC水和物分離器から排出されるHC水和物の排出管にHC水和物分解器が接続され、上記冷却装置が水和物生成器の水を冷却する冷却器を有し、上記冷熱回収器とHC水和物分解器で回収された冷熱で、冷却器の上記水を冷却する冷凍サイクルが設けられる請求項4記載の天然ガスからの重質炭化水素分離装置である。
請求項6の発明は、水和物生成器の底部に炭酸ガス水和物を排出する排出ラインが接続された請求項4又は5記載の天然ガスからの重質炭化水素分離装置である。
本発明によれば、天然ガスを、冷却した水に気泡として吹き込み天然ガス中のC3成分以上のHCを水和物とすることで、プロパン等を容易に回収できると共に天然ガスを精製することができるという優れた効果を発揮するものである。
本発明の一実施の形態を示す全体図である。
以下、本発明の好適な一実施の形態を添付図面に基づいて詳述する。
本発明は、水和物生成器10内に貯留した水12中に天然ガス(NG)を気泡として吹き込み、天然ガスに含まれているプロパン、ブタン等のC3成分以上の炭化水素(HC)を天然ガスの主成分であるメタン成分から優先的にハイドレート化して分離するものである。
図1に示すように、C3成分以上のHCの水和物生成による天然ガスからの炭化水素分離装置は、水12を貯留した水和物生成器10からなるものである。
この水和物生成器10は筒状本体11内に水12が貯留され、その筒状本体11内の下部に、冷却された水12に原料NG13を気泡として吹き込む気泡発生器14が設けられ、上部にHC水和物分離器15が設けられて構成される。
HC水和物分離器15は、円環リング16の中央に堰リング17を設けて構成され、堰リング17をオーバーフローしたHC水和物18を一時的に溜めることができるようになっている。
原料NG13は、NG圧縮機19にて1MPa程度に昇圧され、供給管20から気泡発生器14に供給される。この気泡発生器14は、多孔質リングなどで形成され、筒状本体11内の水12中に気泡を万遍なく噴射できるように、また噴射されるNGの気泡は、微細な気泡として、好ましくは、水和物生成速度を速くするために200μm以下のマイクロバブルで吹き出されるように構成される。
水和物生成器10には、貯留する水12を冷却するための冷却装置21が接続される。冷却装置21は、筒状本体11の下部に水12を間接冷却する冷却コイルで構成してもよいが、図示のように筒状本体11に冷却水循環ライン22を接続し、その冷却水循環ライン22に、循環ポンプ23と冷却器24と循環流量調節弁25とを接続して構成する。筒状本体11内の水12は、筒状本体11の下部に接続した冷却水循環ライン22の吸込ライン22sから循環ポンプ23で吸い込まれ、冷却器24で冷却された後、循環流量調節弁25で循環量を調節し、気泡発生器14の下部に位置して設けた戻し管22rから筒状本体11に戻されて循環されて、筒状本体11内の水12を冷却する。この際、吸込ライン22sに位置した筒状本体11内には、生成する炭酸ガス等の水和物を吸い込まないための吸い込み防止カバー26が設けられる。
筒状本体11の頂部にはC3以上のHCが分離された精製NG排出管27が接続され、その精製NG排出管27に冷熱回収器28が接続される。
筒状本体11の底部には、生成した炭酸ガス等の水和物30を排出する排出ライン31が接続され、その排出ライン31に払出ポンプ32が接続され、炭酸ガス等の水和物が排出ライン31を介して炭酸ガス等の水和物分離装置33に供給される。
HC水和物分離器15に位置した筒状本体11には、HC水和物排出管35が接続され、その排出管35にHC水和物ポンプ36とHC水和物分解器37が接続される。HC水和物分解器37で分解されたHCは排出管35からLPG精製装置38に供給される
筒状本体11の下部には、HC水和物の生成と排出で不足する水を、補給水40として補充するための補充水ライン41が接続され、その補充水ライン41に、補充量調節弁42が接続される。
冷却器24、冷熱回収器28、HC水和物分解器37は、多段冷凍サイクル43に接続され、多段冷凍サイクル43の冷媒で、冷却或いは熱回収されるようになっている。
この多段冷凍サイクル43は、冷媒(プロパン等)の吸入ドラム45に低圧側圧縮機46が接続され、その低圧側圧縮機46の吐出側に高圧側圧縮機47が接続されて構成され、その高圧側圧縮機47の高圧サイクル48では、高圧側圧縮機47の圧縮冷媒が凝縮器49、冷熱回収器28を通り、高圧側膨張弁50で膨張されて冷媒ガスとされ、その冷媒ガスが、HC水和物分解器37、冷媒レシーバタンク51、低圧側膨張弁52、冷却器24を通って吸入ドラム45に戻るように構成され、低圧側圧縮機46の低圧サイクル53では、高圧側圧縮機47へ至るの高圧サイクル48より分岐し、高圧サイクル48から高圧側膨張弁50で膨張された冷媒ガスと合流して、HC水和物分解器37に供給されて凝縮し、冷媒レシーバタンク51に貯留され、低圧側膨張弁52で膨張され、冷却器24で蒸発されて吸入ドラム45に戻るように構成される。
次に、天然ガスからの炭化水素分離装置の制御系を説明する。
NG圧縮機19の供給管20には第1流量計FIC−1が接続され、補充水ライン41には、第2流量計FIC−2が接続され、その計測値が制御装置54に入力される。制御装置54は、第1流量計FIC−1で計測した天然ガス量に対して水和物生成反応に必要な水量を算出し、第2流量計FIC−2が必要水量となるように補充量調節弁42を制御する。
筒状本体11には、水12の温度を検出する第1温度調節計TIC−1が設けられ、第1温度調節計TIC−1が水12の温度が設定温度となるように冷却装置21の循環流量調節弁25を調節して循環量を制御する。
HC水和物分離器15上の筒状本体11には、生成するHC水和物18のレベルを検出する第1レベル調節計LIC−1が接続され、その第1レベル調節計LIC−1でHC水和物ポンプ36が制御される。
冷却装置21の冷却水循環ライン22には、冷却器24で冷却された循環冷却水の温度を検出する第2温度調節計TIC−2が接続され、その第2温度調節計TIC−2で、低圧サイクル53の低圧側膨張弁52の弁開度が制御される。また高圧サイクル48の凝縮器49には、冷媒の凝縮液のレベルを検出する第2レベル調節計LIC−2(或いは凝縮調節計でもよい)が接続され、その第2レベル調節計LIC−2で高圧側膨張弁50の開度が制御される。
筒状本体11の底部には生成する炭酸ガス等の水和物30の比重を検出する比重計WIC−1が設けられ、その比重計WIC−1により払出ポンプ32の回転数が制御されて炭酸ガス等の水和物の払出量が制御される。
この図1の天然ガスからの炭化水素分離装置による重質炭化水素分離方法を説明する。
水和物生成器10の筒状本体11内に水12を貯めておき、その中に原料NG13をNG圧縮機19で1.0MPa程度(0.9〜1.5MPaの範囲)に昇圧し、気泡発生器14を通してNGをマイクロバブル状にして吹き込む。マイクロバブルの径は水和物反応速度を速くするために200μm以下の気泡にし、筒状本体11に万遍なく分散するように噴射する。また補充水ライン41からC3成分以上の重質炭化水素(HC)の水和物反応に必要な水が供給される。
NGの気泡と水が接触する領域では、所定の水和化反応を円滑に進めるために冷却装置21で冷却循環水を冷却し、循環ポンプ23により水和物生成器10に送入して水和物の反応熱を吸収して適正な反応温度2〜1℃以下、0℃以上を保持するように冷却する。
本発明では、メタンに対するHC成分の水和物化の平衡係数の比が大きくなる圧力と温度として、0.95MPa、1.1℃を選定している。
冷却装置21からの水和物生成器10に送入される冷却循環水は、水和物生成器10に設置されている気泡発生器14の下部の間近に気泡に対して均等な配分になるように送入する。
低温の冷却循環水と接触した気泡中の成分は水和物となり周囲の水12を温めつつ上昇する。生成されたHC水和物18は、水12よりも軽いので気泡と共に水面に上昇する。
一方、水和物生成器10の水12の温度は、比重が最も重くなる4℃以下に保持されており、水和化熱で加熱されて温度が上昇した冷却水は、送入される冷却水よりも比重が重くなるので、下降流となって水和物生成器10の下方に向う。従って、冷却装置21に循環されて戻し管22rで戻される温度の低い冷却水は比重差により上方流となり、気泡と混合することになる。
このように、炭化水素ガスの水和化は発熱反応であるために反応の進行中に温度が上昇するので温度上昇を抑制することが重要となる。
本発明では、低温(1.1℃)の循環水を、冷却器24で生成し、これを水和物生成器10に送って顕熱で冷却すると共に、水和化の成分としている。
これにより水和物生成器10ではNG中のC3成分以上のプロパン、ブタン等のHCが主体的に水和物を生成し、メタン、エタンの水和物は少ない状態で、メタン等が水12中を上昇し、水和物生成器10から精製NG排出管27に排出され、冷熱回収器28で冷熱が回収されて処理済NGとして排出される。
生成したHC水和物18は、HC水和物分離器15にオーバーフローにより貯留され、そのHC水和物分離器15より排出管35を通してHC水和物分解器37に送られ、そこで熱分解温度(10℃以上)に加熱され、HC成分と水に熱分解された後、適宜水が分離されてHCがLPG精製装置38に供給される。
また、HC水和物18の生成と共に原料NG13中に含まれる炭酸ガス、硫化水素等の不純物は炭酸ガス等の不純物30となって筒状本体11の底部に沈殿するため、これを排出ライン31より排出する。
以上において、水和物生成器10でのHC水和物生成反応は、1MPa程度で温度が1℃程度であれば、メタン、エタンは水和物反応量が少なく、C3成分以上のHCが主体的に水和物を生成するが、冷却装置21の冷却器24とHC水和物分解器37の冷媒としてHC成分と同じプロパン等の冷媒を用いて多段冷凍サイクル43を構成することで、ヒートバランスのよい制御が行える。
すなわち、冷媒としてのプロパンは常温で0.86MPaで液化するため、これを冷媒レシーバタンク51に貯留して、低圧側圧縮機46の低圧サイクル53を循環する冷媒で、循環冷却水の冷却によるHC水和物の生成と熱分解を行う際の温度制御が容易となる。ここで、低圧側圧縮機46の駆動で、冷媒を圧縮し、高圧サイクル48の冷媒ガスと合流させて、HC水和物分解器37で冷熱を回収し、冷媒レシーバタンク51内の冷媒を低圧側膨張弁52で膨張させることで、循環する冷却水を冷却するに適した温度(−5℃程度)にでき、冷却器24を循環する冷却水を、凍らせることなく2〜1℃以下で0℃以上に冷却できる。また冷却器24で蒸発して−2℃程度になった冷媒ガスを吸入ドラム45から低圧側圧縮機46で0.56MPa程度に圧縮して温度を16℃とし、これをHC水和物分解器37に供給することで、1℃のHC水和物の熱分解に用いて冷熱を回収して冷媒レシーバタンク51に戻すことができる。さらに、低圧側圧縮機46で圧縮した冷媒ガスの一部を、高圧側圧縮機47で1.15MPaに圧縮し、凝縮器49で水冷または空冷して凝縮させ、これを冷熱回収器28に通して、精製NGの冷熱を回収することができる。
この際、原料NG中の重質HC成分は数%〜10数%程度であり、冷熱の大部分は、冷熱回収器28で回収され、また冷却器24での冷却熱量とHC水和物分離器15から回収される熱量とは略同じである。凝縮器49は、原料NG13の冷却、水和物生成器10への入熱、圧縮機46,47の圧縮仕事による入熱等のヒートバランスから求められる熱量を除去するように設定され、また凝縮器49内の凝縮液レベルは、これらの熱量に対応するため、第2レベル調節計LIC−2(または凝縮調節計)でこれを検出して高圧側膨張弁50の開度を制御することで、入熱量に応じた冷凍サイクル運転が行える。
以上本発明は、原料NG13中のC3成分以上のHCを除去する際に、これを水和物とすることにより、メタン、エタン等の成分から容易に分離することができる。またHC水和物生成に要した熱も回収できるため消費エネルギーも少なく、また水和物生成器10も1MPaに耐え得るものであればよいため設備費も少なくてすむ。
10 水和物生成器
12 水
13 原料NG
14 気泡発生器
18 HC水和物
21 冷却装置

Claims (6)

  1. 天然ガスからC3成分以上の重質炭化水素を分離する方法において、冷却した水に天然ガスを気泡として吹き込んで天然ガス中のC3成分以上の重質炭化水素を水和物とし、その水和物を水から浮上させて分離すると共に、精製天然ガスを回収することを特徴とする天然ガスからの重質炭化水素分離方法。
  2. 水和物生成器に水を貯めると共に冷却し、その水中に設けた気泡発生器から天然ガスを気泡として吹き込み、天然ガス中のC3成分以上の重質炭化水素(HC)を水和物として水上に浮上させ、その生成した水和物を水和物生成器から排出し、水和物生成器の頂部からC3成分以上の重質炭化水素が分離された天然ガスを回収する請求項1記載の天然ガスからの重質炭化水素分離方法。
  3. 水和物生成器の底部に沈殿した炭酸ガスの水和物を分離する請求項1又は2記載の天然ガスからの重質炭化水素分離方法。
  4. 天然ガスからC3成分以上の重質炭化水素を分離する装置において、水を貯留する水和物生成器の下部に天然ガスを気泡として吹き込む気泡発生器を設け、上記水和物生成器に、水を冷却する冷却装置を設け、水和物生成器に、生成した炭化水素水和物を分離、排出するHC水和物分離器を設け、水和物生成器の頂部に、精製NGの排出管を接続したことを特徴とする天然ガスからの重質炭化水素分離装置。
  5. 精製NGの排出管に冷熱回収器が接続され、上記HC水和物分離器から排出されるHC水和物の排出管にHC水和物分解器が接続され、上記冷却装置が水和物生成器の水を冷却する冷却器を有し、上記冷熱回収器とHC水和物分解器で回収された冷熱で、冷却器の上記水を冷却する冷凍サイクルが設けられる請求項4記載の天然ガスからの重質炭化水素分離装置。
  6. 水和物生成器の底部に炭酸ガス水和物を排出する排出ラインが接続された請求項4又は5記載の天然ガスからの重質炭化水素分離装置。
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