JP5455137B2 - トリクロロシランの精製方法及び精製装置 - Google Patents

トリクロロシランの精製方法及び精製装置 Download PDF

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Description

本発明は、高純度ポリシリコンの原料物質であるクロロシランの精製方法及び精製装置に関し、より詳細には、従来より経済的、且つエネルギー消費の少ないクロロシランの精製方法及び精製装置に関する。
一般的に、半導体又は太陽電池の原料として用いられるポリシリコンは、主にシーメンス法と呼ばれる気相蒸着法により製造されている。図1には従来のシーメンス法によるポリシリコンの製造工程が概略的に示されている。
ポリシリコンの製造工程は、原料物質であるトリクロロシランを製造する段階と、トリクロロシランを高純度に精製する段階と、精製されたトリクロロシランと水素を反応させてポリシリコンを生成する段階とに大きく分かれる。
図1を参照してポリシリコンの製造工程をより具体的に説明する。先ず、反応器101に原料物質である金属シリコン21と塩酸気体22を供給し、300〜400℃の反応温度で反応させてトリクロロシランを製造する。このとき、上記金属シリコンと塩酸気体の反応生成物には目的生成物であるトリクロロシランの他にも水素気体、未反応の塩酸気体、テトラクロロシラン、ジクロロシランなどのクロロシラン類などが混合されている。
従って、上記反応生成物から目的生成物であるトリクロロシランを分離する精製工程を行う。一般的に、高純度のポリシリコンを形成するためには、99.9999999%から99.999999999%純度のトリクロロシランが求められる。このような高純度のトリクロロシランを得るために、上記精製工程が複数の精製塔を経て行われるのが通常である。トリクロロシランの精製工程をより具体的に説明する。
先ず、前処理塔102において、蒸留を通じて反応器101で流出された反応生成物からクロロシラン混合物を分離させる。このとき、上記反応生成物のうち沸点の低い水素気体、塩酸気体、ジクロロシランなどは前処理塔102の上部ストリーム(top stream)41を通じて排出され、沸点の高いトリクロロシランとテトラクロロシランを主成分として含むクロロシラン混合物は下部ストリーム(bottom stream)42を通じて排出される。
前処理塔102の下部ストリーム42は第1精製塔103に流入され、第1精製塔103での蒸留工程を通じて、トリクロロシランとテトラクロロシランに分離される。上記クロロシラン混合物のうち相対的に沸点の低いトリクロロシランは上部ストリーム43に、相対的に沸点の高いテトラクロロシランは下部ストリーム44に排出される。このとき、上記第1精製塔103の上部ストリーム43を通じて排出されるトリクロロシランは通常、約99%の純度を示す。しかし、上記したように、一般的に高純度のポリシリコンを生産するためには、99.9999999%から99.999999999%純度のトリクロロシランが求められるため、所望する純度を得るために上記第1精製塔103の上部ストリーム43を第2精製塔104に流入させて再精製する。
第2精製塔104に流入されたトリクロロシランは、再び低沸点不純物及びトリクロロシランの混合物と、テトラクロロシランのような高沸点不純物及びトリクロロシランの混合物に分離される。低沸点不純物及びトリクロロシランの混合物は、上部ストリーム45に排出された後、凝縮器201を通過して液化される。そのうち一部は第2精製塔104に還流46され、残り47は排出される。一方、高沸点不純物とトリクロロシランの混合物は、下部ストリーム48を通じて排出された後、第2精製塔のリボイラー(reboiler)301により再加熱される。そのうち、一部は第2精製塔104にリサイクル49され、残り50は第3精製塔105に流入されて再び精製される。第3精製塔105において、上記高沸点不純物とトリクロロシランの混合物は高純度のトリクロロシランと高沸点不純物を含むトリクロロシランに分離される。このとき、上記高純度のトリクロロシランは上部ストリーム51を通じて排出された後、凝縮器202で液化される。そのうち、一部は第3精製塔105に還流52され、残り53はトリクロロシランの貯蔵タンク1に排出される。一方、高沸点不純物を含むトリクロロシランは、下部ストリーム54を通じて排出された後、リボイラー302により再加熱される。そのうち、一部は第3精製塔にリサイクルされ、残りは排出56される。図1には第3精製塔までが示されているが、必要に応じて、さらに多い精製段階を行ってもよい。
上記のような過程を経てトリクロロシランの貯蔵タンク1に貯蔵されたトリクロロシランは、水素気体2とともにポリシリコンが生成される還元炉106に原料物質として供給される。
上記した従来のポリシリコンの製造方法は、高純度のトリクロロシランを得るために、複数の精製塔を経なければならず、精製塔毎に上部ストリームを冷却するための凝縮器と、下部ストリームを再加熱するためのリボイラーを備えなければならない。よって、用いられるユーティリティ(utility)の数が多くなるとともに、製造工程上のエネルギー消費量と生産費用が高くなるという問題点がある。
従って、環境的な側面及び経済的な側面を考慮すると、トリクロロシランの精製工程で使用されるエネルギー消費量を減少させ、生産費用が節減できるトリクロロシランの精製方法が求められている。
本発明は、凝縮器及びリボイラーに用いられるユーティリティの使用を最小化し、エネルギー消耗量を減少させることで、経済的、且つ環境にやさしいトリクロロシランの精製方法を提供する。
そのために、本発明は、トリクロロシランの生成反応の反応生成物からトリクロロシラン及びテトラクロロシランを主成分とするクロロシラン混合物を分離させる前処理段階と、上記クロロシラン混合物を微量の不純物及びトリクロロシランの混合物からなる第1上部ストリームと、テトラクロロシランを主成分とする第1下部ストリームとに分離させる第1精製段階と、上記第1上部ストリームを微量の低沸点不純物とトリクロロシランの混合物からなる第2上部ストリームと、微量の高沸点不純物とトリクロロシランの混合物からなる第2下部ストリームとに分離させる第2精製段階と、上記第2下部ストリームをトリクロロシランを主成分とする第3上部ストリームと、微量の高沸点不純物及びトリクロロシラン混合物からなる第3下部ストリームとに分離させる第3精製段階とを含み、このとき、上記第3精製段階は上記第2精製段階より高い圧力条件下で行われ、上記第2下部ストリームと上記第3上部ストリームの間で熱交換が行われることを特徴とするトリクロロシランの精製方法を提供する。
上記第3精製段階は、上記第2精製段階より0.5から100atm程度高い圧力条件下で行われることが好ましく、上記第2精製段階が1から10atmの圧力条件下で行われ、上記第3精製段階は1.5から100atmの圧力条件下で行われることがより好ましい。
また、上記第2下部ストリームと上記第3上部ストリームの温度差は、5から200℃程度であることが好ましく、上記第2精製段階の下部ストリームの温度は40から120℃程度で、上記第3精製段階の上部ストリームの温度は60から250℃程度であることがより好ましい。
他の側面における本発明は、前処理塔、第1精製塔、第2精製塔及び第3精製塔を含むトリクロロシランの精製装置において、上記第3精製塔の内部圧力が上記第2精製塔の内部圧力より高く保持され、上記第3精製塔の上部ストリームと上記第2精製塔の下部ストリームの間で熱交換を行うための熱交換器を含むことを特徴とするトリクロロシランの精製装置を提供する。
上記第3精製塔の内部圧力は、上記第2精製塔の内部圧力より0.5から100atm程度高く保持することが好ましく、第2精製塔の内部圧力が1から10atm程度で、第3精製塔の内部圧力が1.5から100atm程度であることがより好ましい。
また、上記第3精製塔の上部ストリームと上記第2精製塔の下部ストリームの温度差は5℃から200℃程度であることが好ましく、第3精製塔の上部ストリームの温度は60℃から250℃程度で、上記第2精製塔の下部ストリームの温度は40℃から120℃程度であることがより好ましい。
本発明のトリクロロシランの精製方法及び精製装置を使用すると、凝縮器及びリボイラーのようなユーティリティの使用を最小化することができ、エネルギー消耗量を効果的に減少させることができる。その結果、トリクロロシランの製造費用を節減することができる。
従来のポリシリコンの製造工程を説明するための図面である。 本発明のトリクロロシランの精製方法を説明するための図面である。 比較例及び実施例のクロロシラン精製装置を示す図面である。
本発明者らは、エネルギー消耗量が少なく、経済的で、且つ環境にやさしいトリクロロシランの精製方法を開発するための研究を重ねた結果、トリクロロシランの精製工程で特定精製段階の圧力を調節することで、凝縮器やリボイラーに用いられるユーティリティの使用を最小化し、エネルギー消耗量を著しく減らすことができることを突き止め、本発明を完成した。
図2は、本発明のトリクロロシランの精製装置及び精製方法を説明するための図面である。以下では、図2を参照して本発明の精製装置及び精製方法をより詳しく説明する。
先ず、本発明のトリクロロシランの精製装置について説明する。
図2に示されているように、本発明の精製装置は、前処理塔102、第1精製塔103、第2精製塔104及び第3精製塔105を含んでなり、反応器(不図示)で生成された反応生成物はこれらを順に通過して高純度に精製される。上記前処理塔102、第1精製塔103、第2精製塔104及び第3精製塔105の作用及びそれぞれの精製塔で行われるトリクロロシランの精製過程は、上記背景技術に記載された内容と類似する。
しかし、従来のトリクロロシランの精製装置は、上記精製塔が同じ圧力条件下で作動するが、本発明の精製装置は、上記第3精製塔の内部圧力が上記第2精製塔の内部圧力より高く保持されることがその特徴である。
また、従来の精製装置は、第2精製塔と第3精製塔がそれぞれ凝縮器とリボイラーを全部備えなければならないが、本願発明の精製装置は、第2精製塔の下部ストリームを加熱するためのリボイラーと、第3精製塔の上部ストリームを冷却させるための凝縮器を備えない。その代わり、本発明の精製装置は、上記第3精製塔の上部ストリームと上記第2精製塔の下部ストリームの間で熱交換を行うための熱交換器401を含む。
本発明で第3精製塔の内部圧力を第2精製塔の内部圧力より高く保持させる理由は、圧力差により第2精製塔のストリームと第3精製塔のストリームに温度差を発生させ、これを通じて円滑な熱交換が行われるようにするためである。以下では、これについて具体的に説明する。
従来のトリクロロシランの精製装置は、図1に示されているように、第2精製塔104と第3精製塔105にそれぞれ凝縮器201、202とリボイラー301、302が備えられている。上記凝縮器201、202は各精製塔で排出される上部ストリームを冷却、凝縮させて、そのうち、一部は精製塔の内部に還流46させ、残りは排出47させる。上記リボイラー301、302は各精製塔の下部ストリームを加熱し、そのうち、一部は精製塔の内部にリサイクル49させ、残りは排出50させる。このように、精製塔で排出される上部ストリームと下部ストリームを冷却又は再加熱し、その一部を精製塔に戻すことは、精製塔内部の温度を一定に保持するために必須の工程であるが、精製塔が多くなるほど備えなければならない凝縮器及びリボイラーなどのユーティリティの数が多くなり、このようなユーティリティで消耗されるエネルギー量も増加する。その結果、生産費用が増加するという問題点がある。
従って、本発明者らは、このような問題点を解決するため、第2精製塔の下部ストリームと第3精製塔の上部ストリームの間で熱交換が行われるようにする熱交換器401を備えることで、ユーティリティの使用を最小化し、エネルギー消耗量が減らせるようにした。
しかし、従来のトリクロロシランの精製装置は、上記第2精製塔の下部ストリームと第3精製塔の上部ストリームの温度差が殆どないか、第3精製塔の上部ストリームの温度が却って低いため、熱交換器を設置しても上記第2精製塔の下部ストリームと上記第3精製塔の上部ストリームの熱交換が円滑に行われない。これは、第2精製塔と第3精製塔の両方で精製対象の99%以上がトリクロロシランで、不純物が1%程度しか混合されていないため、沸点に大きな差がないためである。
従って、熱交換が円滑に行われるためには、上記第2精製塔の下部ストリームと第3精製塔の上部ストリームの間に温度差を発生させる必要がある。よって、本発明は熱交換器を備えるとともに、上記第3精製塔の圧力を第2精製塔の圧力より高く保持させて、第3精製塔のトリクロロシランの沸点が第2精製塔のトリクロロシランの沸点より高くなるようにした。その結果、第3精製塔の上部ストリームの温度が第2精製塔の下部ストリームより高くなり、熱交換器に、このように温度差がある第3精製塔の上部ストリームと第2精製塔の下部ストリームを通過させると、熱交換が行われ、第3精製塔の上部ストリームは冷却され、第2精製塔の下部ストリームは加熱される。
また、上記第3精製塔の内部圧力は、上記第2精製塔の内部圧力より0.5から100atm程度、より好ましくは1から50atm、最も好ましくは1から20atm程度高く保持する。
第2精製塔と第3精製塔の圧力差が0.5atm未満では、第2精製塔の下部ストリームと第3精製塔の上部ストリームの間の温度差が小さくなり、その結果、円滑な熱交換が困難で、熱交換面積が大きくなって装置費用が上昇するという問題点がある。圧力差が100atmを超えると、第3精製塔の圧力上昇のために過度な費用がかかり、精製塔の運転が困難であるという問題点がある。従って、費用と熱交換の効率をともに考慮すると、上記第3精製塔の内部圧力と第2精製塔の内部圧力の差は0.5から100atm程度であることが好ましい。
より具体的には、第2精製塔の内部圧力が1から10atm程度で、第3精製塔の内部圧力が1.5から100atm程度であることが好ましい。第2精製塔の内部圧力が1atm未満では、運転温度が低くなって上部ストリームの凝縮器で低温の熱交換媒体を使用しなければならなくなり、費用が上昇する。また、第2精製塔の圧力が10atmを超えると、第2精製塔の運転温度が必要以上に上昇し、第3精製塔の圧力もともに高くならなければならないため、多くの費用がかかるという問題点がある。
また、円滑な熱交換のためには、上記第3精製塔の上部ストリームと上記第2精製塔の下部ストリームの温度差が5℃から200℃程度であることが好ましい。温度差が5℃未満では熱交換が困難で、200℃以上では費用が非常に高くなるためである。
より具体的には、上記第3精製塔の上部ストリームの温度が60℃から250℃程度で、上記第2精製塔の下部ストリームの温度が40℃から120℃程度であることが好ましい。
上記のような本発明のトリクロロシランの精製装置を使用すると、凝縮器やリボイラーの使用を最小化することができ、別途の外部エネルギーを導入しなくても第3精製塔の上部ストリームの冷却と第2精製塔の下部ストリームの加熱を同時に行うことができる。
次に、本発明のトリクロロシランの精製方法を説明する。
本発明のトリクロロシランの精製方法は、前処理段階、第1精製段階、第2精製段階及び第3精製段階を含み、このとき、上記第3精製段階は第2精製段階より高い圧力条件下で行われ、上記第2精製段階で発生する下部ストリームと上記第3精製段階で発生する上部ストリームの間で熱交換が行われることをその特徴とする。
本発明の精製方法をより具体的に説明すると、先ず、トリクロロシランを生成するための反応により生成された反応生成物からトリクロロシラン及びテトラクロロシランを主成分とするクロロシラン混合物を分離させる前処理段階を行う。このような前処理段階は、一般的に前処理塔102で行われる。上記のように、トリクロロシランを生成するための反応により生成された反応生成物には水素気体、塩酸気体、ジクロロシラン、トリクロロシラン及びテトラクロロシランなどが含まれており、該反応生成物を前処理塔102で蒸留させると、沸点の低い水素気体、塩酸気体、ジクロロシランなどは上部ストリーム(top stream)41を通じて排出され、沸点の高いトリクロロシランとテトラクロロシランのようなクロロシラン混合物は下部ストリーム(bottom stream)42を通じて排出される。
上記前処理段階の下部ストリーム42に排出されたクロロシラン混合物は、第1精製段階を通じてトリクロロシランを主成分とする第1上部ストリーム43と、テトラクロロシランを主成分とする第1下部ストリーム44とに分離される。一方、前処理段階の下部ストリーム42を通じて排出される上記クロロシラン混合物は、トリクロロシランとテトラクロロシランを主成分とするが、上記トリクロロシラン及びテトラクロロシランの他にも前処理塔102で完全に分離されない不純物が微量混合されている。このように不純物が混合されているクロロシラン混合物を蒸留させると、沸点の低い不純物とトリクロロシランは第1上部ストリーム43に排出され、沸点の高い不純物とテトラクロロシランは第1下部ストリーム44に排出される。一般的に、上記第1上部ストリーム43に排出されるトリクロロシランの純度は約99%である。即ち、第1上部ストリーム43には約1%の不純物が含まれており、この不純物には上記のように前処理塔で分離されない不純物と一部テトラクロロシランなどが含まれる。
次に、上記第1精製段階で排出されるトリクロロシランと微量の不純物の混合物を含む第1上部ストリームが第2精製段階を通じて蒸留され、微量の低沸点不純物とトリクロロシランの混合物からなる第2上部ストリーム145と、微量の高沸点不純物とトリクロロシランの混合物からなる第2下部ストリーム148とに分離される。このとき、上記第2上部ストリーム145は排出された後、凝縮器201により凝縮される。そのうち、一部は精製塔の内部に還流146され、残りは排出147される。一方、上記第2下部ストリーム148は、熱交換器401を通過した後、一部は精製塔にリサイクル149され、残りは後述する第3精製段階に排出150される。
一方、上記第2精製段階で排出される微量の高沸点不純物とトリクロロシランの混合物からなる第2下部ストリーム148は、第3精製段階を通じて、トリクロロシランを主成分とする第3上部ストリーム151と、微量の高沸点不純物及びトリクロロシラン混合物からなる第3下部ストリーム154に分離される。このとき、上記第3上部ストリーム151は、熱交換器401を通過した後、一部は精製塔の内部に還流152され、残りはトリクロロシランの貯蔵タンク1に排出153される。一方、上記第3下部ストリーム154は、リボイラー302を通じて加熱された後、一部は精製塔の内部に還流155され、残りは排出156される。
上記のような本発明のトリクロロシランの精製方法において、上記第3精製段階は、第2精製段階より高い圧力条件下で行われなければならない。これは、上記したように、第3精製段階で発生する上部ストリームと第2精製段階で発生する下部ストリームの間に温度差を誘発し、円滑な熱交換が行われるようにするためであり、上記第3精製段階の圧力は上記第2精製段階の圧力より1から100atm程度、より好ましくは1から50atm、最も好ましくは1から20atm程度高いことがよい。より具体的には、上記第2精製段階は1から10atm程度の圧力条件下で行われ、上記第3精製段階は1.5から100atm程度の圧力条件下で行われた方がよい。
また、上記第2精製段階の第2下部ストリームと上記第3精製段階の第3上部ストリームの温度差は、5から200℃程度であることが好ましく、上記第2精製段階の第2下部ストリームの温度が50から120℃程度で、上記第3精製段階の第3上部ストリームの温度が60から250℃程度であることがより好ましい。
以下では、具体的な実施例を通じて本発明をより詳しく説明する。
比較例
図3に示されているようなクロロシラン精製装置によりクロロシランを精製した。このとき、上記精製装置の運転条件及び物質組成は、下記[表1]に記載された通りである。また、第2精製塔及び第3精製塔の運転圧力は1.9kgf/cmと同一である。
上記クロロシラン精製装置の第2精製塔の下部ストリームと第3精製塔の上部ストリームの温度を測定した結果、第2精製塔の下部ストリーム温度は54.0℃で、第3精製塔の上部ストリーム温度は50.6℃であった。
Figure 0005455137
*C−TCS:未精製のトリクロロシラン(Crude TriChloroSilane)
*STC:四塩化ケイ素(Silicon TetraChloride)
*TCS/LB:トリクロロシランと低沸点不純物の混合物
*TCS/HB:トリクロロシランと高沸点不純物の混合物
*P−TCS:精製されたトリクロロシラン
*PSC:ポリシランクロライド(PolySilaneChloride)
*DCMS:ジクロロメチルシラン(DiChloroMethylSilane)
実施例1
第3精製塔の運転圧力を3.7kgf/cmで加圧したことを除き、比較例1と同じ方法でクロロシランを精製した。
実施例2
第3精製塔の運転圧力を50kgf/cmで加圧したことを除き、比較例1と同じ方法でクロロシランを精製した。
上記比較例、実施例1及び実施例2それぞれの第3上部ストリーム(Purified TCS)と第3下部ストリーム(TCS/HB)の温度、圧力、流量及びモル分率を測定し、その結果を下記[表2]に示した。
Figure 0005455137
*Reboiler duty:リボイラーで所要されるエネルギー
*RR:Ruflux Ratio、condenserにおいて、製品に排出される量と蒸留塔の内部に還流される量の比率
上記[表2]から、比較例のように第2精製塔と第3精製塔の圧力を等しくして運転すると、第2下部ストリームの温度である54.0℃と比べて第3精製塔の上部ストリーム温度は50.6℃とより低いが、実施例1及び2のように、第3精製塔の圧力を加圧すると、第3精製塔上部ストリームの温度がそれぞれ約74℃、約223℃と、第2下部ストリームとそれぞれ0℃及び169℃程度の温度差を示すことが分かる。このように、実施例1及び2の第3上部ストリームを、第2下部ストリームを加熱するための媒体として使用すると、第2ストリームを加熱するための熱源(シミュレーションによると、第2ストリームを加熱するためには約0.25Gal/hrの熱量が必要であると計算された)を全量回収することができる。
101 反応器
102 前処理塔
103 第1精製塔
104 第2精製塔
105 第3精製塔
201、202 凝縮器
301、302 リボイラー
401 熱交換器

Claims (4)

  1. トリクロロシランの生成反応の反応生成物からトリクロロシラン及びテトラクロロシランを主成分とするクロロシラン混合物を分離させる前処理段階と、
    前記クロロシラン混合物を微量の不純物及びトリクロロシランの混合物からなる第1上部ストリームと、テトラクロロシランを主成分とする第1下部ストリームとに分離させる第1精製段階と、
    前記第1上部ストリームを微量の低沸点不純物とトリクロロシランの混合物からなる第2上部ストリームと、微量の高沸点不純物とトリクロロシランの混合物からなる第2下部ストリームとに分離させる第2精製段階と、
    前記第2下部ストリームをトリクロロシランを主成分とする第3上部ストリームと、微量の高沸点不純物及びトリクロロシラン混合物からなる第3下部ストリームとに分離させる第3精製段階を含み、
    このとき、前記第3精製段階は、前記第2精製段階より0.5から100atm高い圧力条件下で行われ、前記第2下部ストリームの温度は40から120℃であり、前記第3上部ストリームの温度は60から250℃であり、前記第2下部ストリームと前記第3上部ストリームの温度差が5から200℃であり、前記第2下部ストリームと前記第3上部ストリームの間で熱交換が行われることを特徴とするトリクロロシランの精製方法。
  2. 前記第2精製段階は圧力が1から10atmの条件下で行われ、前記第3精製段階は圧力が1.5から100atmの条件下で行われる請求項に記載のトリクロロシランの精製方法。
  3. 前処理塔、第1精製塔、第2精製塔及び第3精製塔を含むトリクロロシランの精製装置において、
    前記第3精製塔の内部圧力が前記第2精製塔の内部圧力より0.5から100atm高く保持され、
    前記第3精製塔の上部ストリームの温度は60から250℃であり、前記第2精製塔の下部ストリームの温度は40から120℃であり、前記第3精製塔の上部ストリームと前記第2精製塔の下部ストリームの温度差は5から200℃であり、
    前記第3精製塔の上部ストリームと前記第2精製塔の下部ストリームの間で熱交換を行うための熱交換器を含むトリクロロシランの精製装置。
  4. 前記第2精製塔の内部圧力は1から10atmで、
    前記第3精製塔の内部圧力は1.5から100atmである請求項に記載のトリクロロシランの精製装置。
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