JP5455135B1 - 血糖値ウォッチ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】安価かつ携帯可能な腕時計型の血糖値ウォッチ装置を提供する。
【解決手段】時計機能を持つCPU9と、このCPU9に接続されたメモリと、CPU9によって制御されて異なる波長のパルス光を手首に向けて発射する発光手段と、手首で反射された反射パルス光を検出して光電変換電圧値をCPU9に出力する受光手段5で構成され、異なる波長の光は近赤外線以外の波長を持つ第1グループのパルス光と、近赤外線の波長を持つ第2グループのパルス光で構成され、CPU9は、第1グループのパルス光の反射光の光電変換電圧値から基準値Aを生成し、第1グループのパルス光の反射光の光電変換電圧値から変動値Bを生成し、CPU9は基準値Aと変動値Bの比率Cを計算して時計機能を使って時系列的にメモリに格納するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、血糖値の変化を測定して低血糖症状を警告する腕時計型の血糖値ウォッチ装置に関する
糖尿病は血糖値が高くなる病気である。食事をすると血糖値が上がり始め、この時に、血糖値に反応して体内で唯一の血糖降下ホルモンであるインスリンが膵臓から分泌されて、血糖を下げるように働く。しかし、このインスリンの分泌量が少なかったり、その作用が悪かったりすると、血糖値は正常な範囲まで下がらず高血糖となる。糖尿病は慢性の高血糖を主徴とする代謝疾患群であり、このインスリンの作用不足が主な病態であると言われている。
糖尿病患者にとって高血糖状態は緊急事態とはならないが、低血糖状態は患者にとって危険なものとなる。原因としては、インスリンの過剰投与、内服薬の使用量過多、食事摂取量の不足、薬の服用(あるいはインスリンの投与)時間が早すぎた場合、下痢や嘔吐の持続、激しい運動、アルコール過飲などが挙げられているが、いずれにしても低血糖症状に陥らないように血糖値変化を監視することが重要になる。
低血糖の症状としては、血糖値の下降程度により、副交感神経症状(急激な空腹感)から中枢神経症状(頭痛、めまい、吐き気)となり、更に交感神経症状(発汗、動悸、ふるえ)と進み、血糖が下がりすぎると異常行動や錯乱、痙攣を引き起こし、意識消失(低血糖性昏睡)を来し、危険な状況を招くこともある。ただ、神経障害を合併している場合やインスリン製剤の種類など個々人により、出現症状や時期は異なるため、可能であれば定期的な血糖値変化を知ることが有効であるが、簡易的かつ継続的に血糖値を測定する装置は無かった。
糖尿病における健康管理では血糖値、特に低血糖にならないような管理が重要なテーマとなる。この血糖値を管理するのに、携帯型の穿刺器を使った侵襲型血糖測定装置が普及しているが、穿刺器を毎日使うのは精神的にも肉体的にも苦痛であった。
同じような食事を摂って同じ量の薬を処方していても、体調などの変化で低血糖に陥ることもあるが、低血糖症状になると、血糖値が70以下になった場合はより感情的になる、注意力が低下するなどの症状が表れ、低下するに従って倦怠感、無気力、冷や汗、顔面蒼白、頭痛、手の震え、混乱、異常行動へと発展し、血糖値が40以下になると意識障害、昏睡の危険性もある。
しかも、低血糖症状になると、前記の通り本人の意識が薄れてしまうので、自分で低血糖症状を自覚して対処することは難しいので、周囲の人が監視できる場合を除き定期的な血糖値測定をしない限り低血糖症状の回避は難しいと言える。
従来、プローブを指先や耳などに付けて、侵襲せずに脈拍数と経皮的動脈血酸素飽和度をモニターする医療機器としてオキシドメーターが知られている。これは、発光部と受光部(センサー)で構成されたプローブを使い、発光部は赤色光と赤外光を発し、これらの光が指先等を透過したもの(または反射したもの)を受光部(センサー)で測定していた。測定場所は、血管が集まっている指を使う場合が大半であり、日常生活において携帯する場合には持ち運びに不便であり、価格も医療機器であるが為に高価なものとなっていた。
製品としては腕時計型もあるが、指先で測定して表示だけ腕時計の形状としたものであり、実用的には不便なものであった。
従来から、糖尿病の診断や血糖コントロールの状態を知るための指標として、ヘモグロビンA1c(グリコヘモグロビンとも言う。)が臨床的に利用されている。これは血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンが、血液中のグルコースと結合した状態を調べるものである。ヘモグロビンは血液中のグルコース濃度に応じてグルコースと結合する。これは反応時間の遅い不可逆反応であり、赤血球の寿命が約120日で、ヘモグロビンA1cは過去1から約2ヵ月の平均血糖レベルを反映しているといえる。
ヘモグロビンA1cの分析方法としては、高速液体クロマトグラフィー法(HPLC法)や免疫法などある。例えば、市販されているHPLC法のヘモグロビンA1c分析装置としては、東ソー自動グリコヘモグロビン分析計HLC−723G7(医療用具許可番号
第35BZ0019号)がある。また免疫法のヘモグロビンA1c分析装置としては、ADAMSマスターDM−3310(医療用具承認番号2100BZZ00391)がある。
これらのヘモグロビンA1c分析装置は、患者の静脈血を採血して全血を検査している。このような検査方法では、患者は採血の際に苦痛と不快感を味わっていた。また、医師や看護婦、検査技師がいないと採血できないことや、装置が大型であり高価であるために、病院などでの糖尿病の診察時や健康診断のときに限られていた。
採血しないで血液成分を検査する装置としては、分析内容が違うが動脈血の酸素飽和度(以下「SpO 」と略記する。)を測定するパルスオキシメーターがある。このパルスオキシメーターの一例が、特公昭53−26437号公報に開示されている。それによれば、血流の脈動に起因する透過光の変化分を、630nmと900nmのふたつの波長帯域において測定して、このふたつの変化分の比、つまり吸光係数の比から動脈血のSpO
を算出している。特公昭53−26437号公報では、オキシヘモグロビン(以下「Hb−O 」と略記する。)とデオキシヘモグロビン(以下「Hb」と略記する。)の2成分の成分比を、630nmと900nmの2波長で測定したものであった。
パルスオキシメーターは、一般にHb−O とHbの2成分のみの成分比を求めるものであり、一酸化炭素と結合したカルボキシヘモグロビン(以下「Hb−CO」と略記する。)の存在は無視していた。確かに、手術中や術後、集中治療室、救急の輸送中などの臨床現場において、Hb−COの存在が引き起こす誤差は、無視できる程度のものであった。しかし、このことに着目してHb−COを分析対象とすることが考えられた。その一例が特開平5−228129号公報に開示されている。それによれば、660nm、750nm、940nmの3つの光源で、Hb−O
とHbに加えて、Hb−COの3つの成分比を算出して、動脈血のSpO を求めるものである。
特開2010−160号公報 特開2005−253478号公報
上記の特許文献においては、医療機関での使用を前提としているので、正確な血糖値の測定を前提としている。しかし、糖尿病患者にとって問題となる低血糖症状や高血糖値症状に対する警告をするには、正確な数値測定が必要な訳ではなく、血糖値が所定の下限より低くなった時や上限値より高くなた時がわかれば日常的な使用には十分となる。
そこで、本発明では、血糖値を測定するのではなく、血糖値レベルの変化を検出して所定の最大値や最小値と比較してアラームを発生させる安価な血糖値ウォッチ装置を提供することを目的とした。
上記の課題を解決するために、本発明の血糖レベルウォッチ装置においては、 血糖レベルを測定するために測定の対象部位である使用者の血管を含む手首に密着させて装着し、時計機能と、CPUと、このCPUによって制御される異なる波長の光のパルス発光手段と、このパルス発光手段から発射されるパルス光が前記手首の血管位置に発射されて反射される反射パルス光を電圧値に変換する受光手段としての固体撮像素子を備え、近赤外線分光法を使い、前記パルス発光手段から出力される異なる波長の光は、近赤外線以外の波長を持つ第1グループのパルス光と、近赤外線の波長を持つ第2グループのパルス光で構成された血糖レベルウォッチ装置であって、
前記発光手段から発射されるパルス光は、前記第1のパルス光と第2のパルス光が重複した複合パルス光であり、
前記第1のパルス光は前記近赤外線以外の波長を持ち、タイミングt1からt5まで発光される第1レベル(A1)のパルス光と、タイミングt2からt5まで発光される第1レベル(A1)よりレベル(A3)だけ高い第2レベル(A2)を持つパルス光を重畳した階段状のパルス光(13)であり、前記第2のパルス光は前記近赤外線の波長を持ち、前記t1の後のタイミングで第3レベル(A4)を持ちタイミングt3からt4までのタイミングで発射されるパルス光(14)であり、
前記第2グループのパルス光(14)に対応する反射パルス光のレベル(h2)が、前記固体撮像素子の光電変換による出力電圧において低レベルとなる領域を血管位置とし、
前記血管位置における第1グループの反射光の光電変換による電圧で前記第2レベル(A2)に対応する反射波の第2レベル(a2)と第1レベル(A1)に対応する反射波の第1レベル(a1)の差を計算して基準値(1)を前記CPUによって計算し、
前記血管位置におけるt3からt4における複合パルス波の反射光のピーク値(a3)から前記第1グループの反射光に相当するピーク値(a2)を引くことにより第2グループの反射光の光電変換による電圧で参照値(h2)を前記CPUによって計算し、計算式(h2/h1=r1)によって前記CPUが血糖レベル変化データ(r1)を計算するようにした。
近赤外線はLEDやレーザで生成し、この波長は700〜800nmで、望ましくは760nmの波長を持つ近赤外線光で、少なくともひとつの近赤外線を使い、静脈血内のヘモグロビンが近赤外光を強く吸収する性質を利用して血液中のヘモグロビン量の変化を検出するものである。
一方、白色や青色などのLEDや半導体レーザー光は、近赤外線LEDと比べると静脈血内のヘモグロビン吸収量は少ないので、光量の基準として使える。ここで、ヘモグロビン吸収量が少ない波長の光源としては白色LED、緑色や青色のLEDや半導体レーザーを使うこともできる。
従来の積分型測定あるいは点測定ではなく、ビデオカメラにより血管位置の検出が可能で、しかも血液中のヘモグロビンに吸収され難い波長の光と吸収され易い光を連続パルスとして皮膚で反射させた反射パルスの光電変換した電圧差から血糖値のレベル変化を検出すれば、ほぼ同じ血管位置での測定が可能となり、安価でありながら血糖値の変化を検出する目的には十分な性能が得られる。この血糖ウォッチを糖尿病患者が日常的に腕時計として身につけて携帯することにより、特に低血糖状態になった場合には、周囲の人にもアラーム機能により警告音を発生させて低血糖症状であることを周囲に通報することができる。
血糖値ウォッチ装置の機能ブロック図である。 基本パルスのタイミング図である。 複合パルスのタイミング図である。 連射パルスの波形例である。 モニター画面上の映像とビデオ信号の例である。 プログラムのフローチャート例である。 時系列の血糖値測定データを示した図である。
図1は、本発明による腕時計型の血糖値ウォッチ装置の機能概略図を示している。血糖値ウォッチ装置1には、CPU9が備えられ、このCPU9にはプログラムメモリ9aとデータメモリ9bが接続されている。また、CPU9によって制御されるパルス発生装置2が内蔵され、パルス発生装置2が生成するパルスタイミングで第1の発光回路3a、第2の発光回路3bが制御され、第1の発光回路3aと第2の発光回路3bから発射されたパルス光は被験者の腕の皮膚を照射し、手首の血管5に到達する。
手首の血管5によって反射されたパルスは受光手段5によって受光され、光電変換された電圧が第1発光回路3aのサンプルホールド回路6と第発光回路3bのサンプルホールド回路7でデーターが保持され、比較回路8で比較されてCPU9にフィードバックされ、結果は血糖ウォッチ装置1の表示部10に表示される。比較回路8によって基準値Aに対して変動値Bがどの程度の割合で変化しているのかを計算するが、血液があまり流れていない領域においては参照光がヘモグロビンに吸収される割合が少ないので、測定精度を上げるためには手首中の血管5上を照射した反射光によって計算する必要がある。
NTTドコモ(登録商標)の携帯電話SH706iwにおいては、赤外線を指先に照射して血液中のヘモグロビンによって吸収された糖分を検出し、この変動から脈拍を計測している。
つまり、血圧によって検出されるヘモグロビンによって糖度パラメータが変化するので血糖値パラメータの絶対値は変化するが、本発明においては複数の異波長光を短時間の間に連発した反射光を計測しているので、血流量の影響は受け難くなる。
また、血圧は、一般的に夜間、睡眠中が最低で、午後は午前よりやや高くなり、夜間は低くなり、起床とともに高くなる傾向があり、また食後は上昇し、1時間ほどで元に戻る傾向があるので、生活パターンに合わせたデータから血糖値を管理する必要がある。
上記において、第1の発光回路3では、青や緑などの700〜800nm以外の波長を持つLEDや半導体レーザーを使い、第2の発光回路4からは、生体を透過しやすい波長700〜900nm近赤外光(好ましくは760nm)或いは近赤外拡散反射スペクトル(700nm〜1050nm)の波長光を発光する発光ダイオードや半導体レーザーの光を使用することが望ましい。
本発明においては、血液に吸収され易い波長の発光ダイオードと、血液に吸収され難い波長の発光ダイオードを使い、これらの反射光を比較することにより、血液に吸収され易い波長の光がどれだけ血液に吸収されたかを検出することにより血糖値の変化を知ることができる。近赤外線としては、例えば760nmの波長を使うことができる。
また、腕時計に取り付ける発光手段としての第1発光回路3aと第2発光回路の発光手段としては、発光ダイオードLEDや半導体レーザー、特にホログラムレーザユニットを使うことが好ましい。光の波長としては、例えば近赤外線の光には760nmの波長を使い、近赤外線以外の光には青色や緑色のデバイスを使うことができる。また、レーザー光を使う場合には、球面平凹レンズ等を使って必要とする手首部分に分散照射させることにより1個のレーザー光で必要な領域を照射することができる。
回路を簡略化する場合は、赤と緑のLEDを使い、Y信号から緑色LEDからの反射光を、Cbから近赤外線LEDからの反射光を検出することができるので、受光手段6に、例えば日本ケミコン株式会社のNCM20−D(10.2mmx16mmx5.5mm)を使えば、出力がYとCbとCrなので、次式から各色(R、G、B)を取り出すことができ、青色データから第1発光回路3の反射光を検出し、赤色データから第2波高回路4の反射光を検出することが可能となる。
Y=0.299R+0.587G+0.114B
Cb=0.564×(B-Y)=-0.169R-0.331G+0.500B
Cr=0.713×(R-Y)=0.500R-0.419G-0.081B
従来の映像処理方法においては、携帯電話機などに内蔵される安価なカメラユニットと接写レンズを組み合わせれば安価な受光手段6を構成することができる。
従来のビデオカメラにおいては、自動利得制御AGCによって感度が自動調整されてしまいビデオの動画撮影では検出信号のレベル校正が出来ず、カメラの感度を固定して測定しなければならなかった。
しかし、自動利得制御AGCはフレーム単位で感度調整をしているので、同じ画面の同じ走査線上に複数のパルスを検出することが出来れば、安価なCCDなどのカメラユニットを使っても、これらのパルスは同じ感度で検出されているので問題ない。
受光手段6は、手首中の血管5の皮膚付近に焦点を合わせた状態でビデオ信号を出力する。腕時計と装着方法で装着されるので、実際の皮膚からは数mmの距離を持つ可能性があるので、焦点距離は自動焦点機能があれば常に皮膚部に焦点を合わせることができるが、安価な装置とする為には、皮下に血管が通るカメラの先端部のガラス面から1〜2mmの血管位置に受光手段6の焦点を合わせる設定とする。具体的には、被写界深度が深く、視野角の広い魚眼レンズのようなレンズを使い、裏面のガラス部において紳士用腕時計の風防ガラス程度の範囲を撮影できるようにすることができる。この場合、完全に血管部分に焦点を合わせる必要はなく、血管位置において近赤外線の反射光波形の谷部のピーク値が検出できて、血糖値の変化に応じて前記谷部のピーク値が変化するのであればデフォーカスしていても問題ない。
第1の発光回路3からは、タイミングt1からタイミングt3までの期間において発光するようにCPU2から指令が出され、第2の発光回路4からは、タイミングt2からタイミングt4までの期間において発光するようにCPU2から指令が出され、これら2つのパルスはタイミングt2からt3までの間が重複している。
第1の発光回路3、第2の発光回路4から発射されたパルス光は手首の血管5などで反射して、受光手段6で光電気変換をされた電気信号となる。
第1の発光回路3から発射された700〜900nm以外の波長を持つパルス光(青や緑など)の反射光のタイミングt1からタイミングt2の間のピーク値は第1ピーク検出回路7で検出され、第2の発光回路4から発射され近赤外線の700〜900nmの波長を持つパルス光の反射光のタイミングt3からタイミングt4の間のピーク値は第2ピーク検出回路8で検出され、それぞれのピーク値が保持され、ピーク値差分検出回路9で差分が電圧信号として出力される。
ピーク値差分検出回路9から出力された電圧信号はCPU2によってデータ処理され、血圧値ウォッチ装置1の表示装置10に表示される。
また、前記のCPU2によるデータ処理においては、例えば1日前或いは1週間前の所定の期間で検出された最大値と最小値と比較され、最大値を上回る場合、又は最小値を下回る場合には表示装置10で警告メッセージを表示すると共に所定のアラーム動作で外部に知らせることができる。
腕時計の表示部には、例えば、時計データと共に累積平均値と比較した現在の数値レベルを表示することができる。表示方法としては、例えば、累積平均値を100%として現在の血糖変動を88%という値で表示することができる。
図2は、基本パルスのタイミング図である。図2の上の図は近赤外線の波長を持つ第2発光回路3の出力パルス11を示していて、初期値として振幅Vfを持っている。図2の下の図は血管位置で反射された第2発光回路3からの光の反射光パルス12を示していて、ヘモグロビンによる吸収が無ければ血管からの反射波は振幅vfとなるが、ヘモグロビンによる吸収があるとvrになる。
図3は、複合パルスのタイミング図である。図3(a)は第1発光回路3aから手首の血管に発光される近赤外線以外の波長の出力パルス光であり、図3(b)は第2発光回路3bから手首の血管に発光される近赤外線の波長の出力パルス光であり、図3(c)は手首の血管から反射される合成反射パルスである。
図3(a)に示される第1発光回路3aの階段状出力パルスはタイミングt1からタイミングt5まで発光する。階段状出力パルス13は第1段目の電圧A1から段差A3ステップアップして第2段目の電圧A2に到達する。
図3(b)に示される第2発光回路3bのパルスはタイミングt3からタイミングt4までの期間のみ発光する。
図3(c)は手首中の血管5から反射された第1発光回路3aの階段状出力パルスと第2発光回路3bのパルスの合成波形である。
一方、第2の発光回路4から発射され近赤外線の700〜900nmの波長を持つパルス光はヘモグロビンやそのほかの生体構成物質の吸収が大きいので、手首中の血管5を流れる血液の血糖値によってピーク値h2は変動する。
より精度を高めるには、第2発光回路3bのパルスに第1発光回路3aと同様に階段状のパルス13を使い、反射光の段差部分から基準値h1を設定する方法がある。
タイミングt3からタイミングt4までの間の複合パルス光の反射波を検出することによって第1発光回路3aの出力パルスと第2発光回路3bの出力複合パルスの皮膚又は手首中の血管5からの重畳反射パルス光の反射光が得られる。複合パルス光の血管5からの反射光の電圧レベルのうち、前記近赤外線以外の波長を持つ第第1グループのパルス光の第2レベルA2に対応するレベルa2から第1レベルA1に対応する反射波のレベルa1を引いて基準値レベルh1を算出し、第1グループのパルス波の反射波と第2グループの反射波が重複したt3からt4の間のピーク値a3から第1グループのパルス波の反射波に相当するピーク値a2を差し引いて段差h2に相当する電圧レベルが得られる。
ここで第1発光回路3aの階段状パルスの反射光の第1段目の受光レベルa1と第2段目の受光レベルa2の差分h1が計算され、第1発光回路3aの第2段目に重畳する第2発光回路3bの反射光パルスのピーク値h2を検出することにより差分h1とピーク値h2の比率が計算できる。
ここで、第2発光回路3bで生成した近赤外線パルスの反射パルスのピーク値h2の画面上の分布を観察することにより、手首の皮膚上の手首中の血管5がある位置と、それ以外の位置でヘモグロビンによる吸収率の違いが検出できるので、CPU9は、計算によって手首中の血管4の位置を特定することができる。
簡易的には、近赤外線領域のパルス光の反射光の分布をみて、平均値よりも低いピーク値を示す領域における典型値を第2のパルス光の反射光レベルとして使うことができる。
この血管領域において各グループ毎に第1反射パルス光の出力電圧レベル値h1と第2反射パルス光の出力電圧レベル値h2を、例えばそれぞれの平均値を正規化してレベル合わせをした上で計算式
h1/h2=r
によって血糖値変化データrを生成して血糖値のパラメータとして使うことができる。
上記の血糖値変化データrを生成し、この生成した血糖値変化データrを所定期間内における血糖値変化データrの最大値と最小値の電圧レベル値と比較することによりアラームを出力する。
上記において、第1発光回路3aの出力パルスは第2発光回路3bよりも早いタイミングで発光させているが、反射パルス光のサンプリングのタイミングはCPU2のタイミングパルスで制御しているので、両パルスの立ち下がりタイミングについては、両パルスに重複部分があればどちらが先に立ち下がってもサンプリング結果に影響はない。
上記において、最大値と最小値を判定する所定期間とは、24時間単位で設定することが考えられるが、少なくとも1日(24時間)以上の期間であれば、1週間或いは1ヶ月又はそれ以上でもよい。
上記の説明では、所定計測期間における平均値を100%として現在の血糖変動を88%という値で表示する例としたが、実際に血糖値を複数回測定して、このデータを入力すれば血糖値変化データrとの相関が取れ、推定血糖値を計算することもできる。この場合においても、正確な相関性は必要なく、略線形であればよい。
実測した血糖値と血糖値変化データrとの相関が取れれば、具体的意な血糖値でアラームを設定することも可能となる。
一般的には、血糖値が50mg/dl以下になると中枢神経の働きが低下して、血糖値が30mg/dl以下になると意識レベルが低下するとされるので、アラームの下限設定を前記の所定期間内最小値だけでなく、50mg/dl相当の血糖値変化データrの値を低血糖値アラーム値として設定しておくことにより、低血糖症状に至る前に警告することが可能となる。
また、血糖値が350mg/dl以上になると高血糖とされ、高血糖が何年も続いているのにそのまま放置しておくと、血糖の高い血液が毛細血管を破壊していき、毛細血管が破壊されることで糖尿病の合併症の危険性が高まる。
この場合、例えば第1上記においては第1グループと第2グループのパルス光をそれぞれ2段階の発光出力とすることにより、第1グループの2段階の反射光の光電変換による電圧差で基準値d1を設定し、第2グループの2段階の反射光の光電変換による電圧差で参照値d2を設定し、前記基準値を分母とし、前記参照値を分子とする比率で、計算式
d2/d1=r1
によって血糖レベル変化データr1を生成して血糖レベルのパラメータとして使うことができる。
連続する複数レベルのパルス群または重複する階段状パルスを使う場合においても数%の測定誤差が発生する可能性はあるが、本発明の目的は正確な血糖値の測定ではなく、定期的に測定することにより低血糖状態や高血糖状態になることを予知して被験者に警告を出すことが重要な目的なので、測定誤差は問題にはならない。
また、発光手段にレーザーなどの立ち上がりが不安定なデバイスを使う場合、単体で反射光の測定は難しいが、複数レベルを持つ階段状パルスを使うことにより反射光のレベルを測定することができる。この場合、発射されるパルスの精度が数パーセントの範囲で不確定になる可能性もあるが、本願発明の目的は正確な血糖値の測定ではなく、あくまでも数分おきに測定して低血糖値状態や高血糖値状態を検出して被験者に対して警告を出すことが目的なので、実用的に問題はない。
更に、パルスの発光タイミングとしては、周囲の外乱光の影響を受けることも考えられるので単発パルスだけで信頼性の高い測定結果を得ることは難しいが、連続する複数レベルのパルス群または重複する階段状パルスを使うことにより、低血糖状態又は高血糖状態を検出する変化値を検出することが可能となり、近赤外線光の周波数を760nmだけでなく、近赤外拡散反射スペクトル(700nm〜1050nm)の波長光の範囲の異なる複数の波長の光を併用することにより測定精度を改善することができる。このように複数波長光を使う場合、最も大きく変化した値を示した波長の光のデータを使い、以降の測定においてこの波長の光に注目することが好ましい。
図4は、2グループのパルスを重畳させることなく連射させたパルスの波形例である。第1発光回路3aの出力パルスと第2発光回路3bの出力パルスは重複部を持たせるうことなく間隔を開けて連続発射する場合の例を示している。第1発光回路3aの出力パルス16が手首の血管位置4で反射した第1反射パルス16aとして検出される。ここで前記出力パルス16は第1レベルA1と第2レベルA2を持つ階段状パルスで段差A3を有する。また、第2発光回路3bの出力パルス17が手首の血管位置4で反射した第1反射パルス17aとして検出される。ここで前記出力パルス17は第1レベルB1と第2レベルB2を持つ階段状パルスで段差B3を有する。
図4(c)は手首の血管4により反射された反射パルス光である。前記第1反射パルス16aは、第1レベルa1と第2レベルa2を持つ階段状パルスで段差a3を有する。また、反射パルス17aは第1レベルb1と第2レベルb2を持つ階段状パルスで段差b3を有する。
ここで、前記段差a3と段差b3を正規化してレベルを合わせた後、b3/b2を計算することにより血糖値の変化率を計算することができる。
図5は、映像出力図の例である。図5(a)は映像を画面表示した例であり、図5(b)は当該映像のフィールド波形、図5(c)は当該フィールド波形の中の一走査線の波形を示している。
図5(a)は画面18中に手首中の血管5の血管位置の映像19が映っているので、この手首中の血管5位置における近赤外線以外の波長を持つ光と近赤外線の波長を持つ光の反射光の比率の変化が分かれば流れる血液中のグリコーゲン量の変化が検出できることになるので、この血管位置の映像19を使って手首中の血管5の位置を検出すればよいことが分かる。
図5(b)は垂直同期信号21で同期された画面18のフィールド波形であり、第1発光回路3aの反射パルスのピーク22が最も高いレベルで、手首中の血管5位置の第2発光回路3bの反射パルス23が最も低いレベルとして検出される。
図5(c)は当該フィールド波形の中の一走査線の波形であり、水平同期信号24で同期が取られている。映像19にある手首中の血管5位置の第2発光回路3bの反射パルス23はパルスの谷部26として検出され、凹部のレベルa4を検出することによりグリコーゲン量の変化が検出できる。
図6は、プログラムのフローチャート例である。ステップS1でプログラムが開始されると、ステップS2で初期値入力モードになり、必要に応じてキーボードKBなどからデータが入力できる。この場合においてデータを入力しなければ規定デフォルト値が最大値と最小値として使われる。この最大値と最小値は利用中で適宜更新され、実用的な値に変更される。
ステップS3では図1のCPU9の制御で、最初の走査で第2発光回路3bのパルス光を使って手首中の血管5で反射された反射光で手首中の血管5の位置を検出し、次の走査で第1発光回路3aのパルス光で手首中の血管5で反射された反射光で基準値Aを生成し、更に第2発光回路3bのパルス光で手首中の血管5で反射された反射光から変動値Bを検出する。
ステップS4では、前記基準値Aと変動値Bから、これらの比率(変動値B)/(基準値A)=rを計算して血糖値変化データrを求める。
ステップS5では、前記血糖値変化データrをCPU9のデーターメモリ9bに書き込まれた所定条件の最大値及び最少値と比較される。
ステップS6では、ステップS5で前記血糖値変化データrがデーターメモリ9bに書き込まれた所定条件の最大値より大きい場合、又は最少値より小さい場合に所定の表示をすると共にステップS7に移り、前記血糖値変化データrが前記最大値より小さく、最少値より大きい場合にはステップs3に戻る。
ステップS7ではステップS6で検出した異常の内容に応じてアラーム音を鳴らすなどの所定の通報プログラムを実行する。
図7は、時系列の血糖値測定データを示した図である。ここでは24時間単位のデータが表示されていて、午前零時から24時までの血糖値の変化を示している。この場合、7時のデータが最大値で、17時頃のデータが最小値となっている。
このデータでは24時の血糖値変動データは最大値H1よりも低く、最小値L1よりも高いのでアラームを出す必要はないが、測定時のデータが最大値よりも高い場合や最小値よりも低い場合にはCPU2はアラーム信号を発生させ、血圧値ウォッチ装置に備えられたブザーや発光装置などで外部に知らせるようにする。
またCPU2に別のプログラムを搭載し、毎日の血糖値変化をグラフ化し、最大ピーク値を食事時間と仮定して24時間を単位とした波形を類型化することにより、各食事の後の血糖後変化を推測することもできる。この場合、もし規則的な生活を送っている人であれば、午後の血糖値変化を直線化シュミレーションして所定の食事時間における血糖値レベルを予測することができるので、予備的な警告表示を表示することも可能であるし、また、平日と休日のデータを分けて、それぞれ平均化することにより精度を改善することもできる。
更に、本発明に係る血糖値ウォッチ装置に音声案内機能を持たせることにより、血糖値が下がり、低血糖症状の危険性がある時に、「血糖値が下がっています。低血糖症状が出る危険性があります。今すぐ食事を摂って下さい。」などというアナウンスを流すことができる。
また、本発明に係る血糖値ウォッチ装置自体に携帯電話機機能を持たせたり、本体には携帯電話機能を持たせずBluetooth(登録商標)などの無線通信機能を持たせて携帯電話機やスマートフォンと通信接続し、携帯電話機やスマートフォン経由でアラームを送信するようにすることもできる。この場合、例えば被験者が低血糖状態になった場合に被験者みずからは自覚なく昏睡状態に陥ったりしても携帯電話機やスマートフォンから医療機関などに自動的に電話したり、音声案内センターに電話して医療機関などに音声やメールで連絡することが可能となる。
本発明に係る血糖値ウォッチ装置は、腕時計代わりに常用できるので、例えば医療現場においても入院患者などが正規の血糖測定装置の補助的な使い方をして、緊急時にのみ精密な血糖値測定をすることもできるので、精密測定装置の台数を増やさなくても医療体制の改善ができるようになる。
1 血糖値ウォッチ装置
2 CPU
3 第1発光回路
4 第2発光回路
5 手首中の血管
6 受光手段
7 第1ピーク値検出回路
8 第2ピーク値検出回路
9 ピーク値差分検出回路
10 表示装置



Claims (1)

  1. 血糖レベルを測定するために測定の対象部位である使用者の血管を含む手首に密着させて装着し、時計機能と、CPUと、このCPUによって制御される異なる波長の光のパルス発光手段と、このパルス発光手段から発射されるパルス光が前記手首の血管位置に発射されて反射される反射パルス光を電圧値に変換する受光手段としての固体撮像素子を備え、近赤外線分光法を使い、前記パルス発光手段から出力される異なる波長の光は、近赤外線以外の波長を持つ第1グループのパルス光と、近赤外線の波長を持つ第2グループのパルス光で構成された血糖レベルウォッチ装置であって、
    前記発光手段から発射されるパルス光は、前記第1のパルス光と第2のパルス光が重複した複合パルス光であり、
    前記第1のパルス光は前記近赤外線以外の波長を持ち、タイミングt1からt5まで発光される第1レベル(A1)のパルス光と、タイミングt2からt5まで発光される第1レベル(A1)よりレベル(A3)だけ高い第2レベル(A2)を持つパルス光を重畳した階段状のパルス光(13)であり、前記第2のパルス光は前記近赤外線の波長を持ち、前記t1の後のタイミングで第3レベル(A4)を持ちタイミングt3からt4までのタイミングで発射されるパルス光(14)であり、
    前記第2グループのパルス光(14)に対応する反射パルス光のレベル(h2)が、前記固体撮像素子の光電変換による出力電圧において低レベルとなる領域を血管位置とし、
    前記血管位置における第1グループの反射光の光電変換による電圧で前記第2レベル(A2)に対応する反射波の第2レベル(a2)と第1レベル(A1)に対応する反射波の第1レベル(a1)の差を計算して基準値(1)を前記CPUによって計算し、
    前記血管位置におけるt3からt4における複合パルス波の反射光のピーク値(a3)から前記第1グループの反射光に相当するピーク値(a2)を引くことにより第2グループの反射光の光電変換による電圧で参照値(h2)を前記CPUによって計算し、計算式(h2/h1=r1)によって前記CPUが血糖レベル変化データ(r1)を計算することを特徴とする血糖レベルウォッチ装置。
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