JP5455112B2 - 多点打ち電極装置 - Google Patents

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本発明は、同時に多点をスポット溶接することができる多点打ち電極装置に関する。
従来から、ワークを溶接する手段の1つとして、相対向する電極で、ワークを圧着しつつ電流を流し、その抵抗熱で金属を溶かして接合するスポット溶接が広く利用されている。また、最近では溶接作業の効率を上げる目的で、特許文献1に示されるような、2点を同時に溶接することができる2点打ち電極装置が用いられるようになっている。
特許文献1に示される2点打ち電極装置は、スポット溶接機に取り付けられる基部材に、揺動部材を揺動可能に取り付け、揺動部材の先端部に、複数のシャンクを平行に取り付け、これらシャンクの先端に電極を取り付けた構成のものであり、溶接時に溶接部材が揺動することにより、同時に2つの電極がワークに接触し、同時に直線上2打点を確実に溶接することが可能となっている。
特開2003−80371号公報
ところで、溶接作業の効率を上げる目的で、面上の3点以上の打点を同時に溶接する場合に、特許文献1に示される電極装置の構成では、面上の3点以上の打点をワークに確実に接触させて、面上の3点以上の打点を確実に溶接する電極装置を提供することができなかった。
本発明は、上記問題を解決し、同時に面上の打点を確実に溶接することができる多点打ち電極装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の発明は、
スポット溶接機に取り付けられるアームと、
前記アームの先端に首振り可能に取り付けられた電極ホルダーと、
前記電極ホルダーの先端に取り付けられた複数の電極を有する多点打ち電極装置であって、
アームの先端に、球形状の球頭部を形成し、
電極ホルダーの基端に、前記球頭部の先端形状と対応する、半球状に凹陥した受容凹部を凹陥形成し、
前記受容凹部に球頭部を受容させた状態で、前記球頭部の基部に対応した形状の連通穴が形成された固定部材を、前記連通穴にアームを挿通させた状態で、電極ホルダーの基端に取り付けて、電極ホルダーをアームに首振り可能に取り付けたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
固定部材の複数箇所と当接し、固定部材を電極側に押圧し付勢する複数の押圧部材を設けたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、
固定部材と離間してアームに取り付けられた規制板に、押圧部材を取り付けたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は請求項3に記載の発明において、
押圧部材は、固定部材を押圧するボールを有するボールプランジャーであることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は請求項4に記載の発明において、
規制板を、絶縁体で構成したことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5に記載の発明において、
球頭部を冷却するための冷却水路をアームに形成したことを特徴とする。
請求項1に記載の発明は、スポット溶接機に取り付けられるアームと、前記アームの先端に首振り可能に取り付けられた電極ホルダーと、前記電極ホルダーの先端に取り付けられた複数の電極を有することを特徴とする。
このため、溶接時に複数の電極のうちある電極がワークに当接すると、電極ホルダーがワークに追従して摺動し、全ての電極がワークに当接するので、確実に面上にある複数打点を同時に溶接することが可能となる。また、複数の電極のうち、ある電極だけがワークに当接することによる打痕の発生を防止することが可能となる。
更に請求項1に記載の発明は、アームの先端に、球形状の球頭部を形成し、電極ホルダーの基端に、前記球頭部の先端形状と対応する、半球状に凹陥した受容凹部を凹陥形成し、前記受容凹部に球頭部を受容させた状態で、前記球頭部の基部に対応した形状の連通穴が形成された固定部材を、前記連通穴にアームを挿通させた状態で、電極ホルダーの基端に取り付けて、電極ホルダーをアームに首振り可能に取り付けたことを特徴とする。
このため、アームの球頭部が電極ホルダーの受容凹部及び固定部材の連通穴と面接触し、電極ホルダーがアームに対して円滑に摺動することから、溶接時に電極ホルダーをワークに確実に追従させて摺動させることが可能となる。また、アームの球頭部が、電極ホルダーの受容凹部及び固定部材の連通穴と面接触することから、アームから電極ホルダーに溶接電流を確実に供給させることが可能となり、溶接不良の発生を防止することが可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、固定部材の複数箇所と当接し、固定部材を電極側に押圧し付勢する複数の押圧部材を設けたことを特徴とする。
このため、溶接時以外に電極ホルダーがアームに対して傾かないことから、電極がワークの溶接箇所以外に接触することが防止され、ワークに傷が付くことを防止することが可能となる。また、電極ホルダーや電極とワークを固定する治具との干渉を防止することが可能となる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、固定部材と離間してアームに取り付けられた規制板に、押圧部材を取り付けたことを特徴とする。
このため、確実に固定部材を電極側に押圧し付勢する構造を実現することが可能となる。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は請求項3に記載の発明において、押圧部材は、固定部材を押圧するボールを有するボールプランジャーであることを特徴とする。
このため、確実に固定部材を電極側に押圧し付勢する構造を実現することが可能となる。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は請求項4に記載の発明において、規制板を、絶縁体で構成したことを特徴とする。
このため、溶接時に規制板に磁界が発生しないことから、アームから電極ホルダーへの溶接電流の流れを阻害しない。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5に記載の発明において、頭部を冷却するための冷却水路をアームに形成したことを特徴とする。
このため、アームの球頭部に塗布された潤滑油が高温にならないことから、潤滑油の変性が防止され、球頭部と受容凹部との焼き付きが防止され、アームに対する電極ホルダーの首振り動が維持される。また、球頭部と受容凹部との焼き付きが防止されることから、アームから電極ホルダーへの溶接電流の供給が維持される。
本発明の実施の形態を示す多点打ち電極装置の正面図である。 図1の上面図である。 図1の下面図である。 多点打ち電極装置の首振り部分の断面図である。(図2のA−A断面及びB−B断面) 給排水器に冷却水流通管が取り付けられている状態の説明図である。 別の実施形態の説明図である。
以下に図面を参照しつつ、本発明の好ましい実施の形態を示す。本発明の多点打ち電極50は、主に、スポット溶接機に取り付けられるアーム1と、アーム1の先端に首振り可能に取り付けられた電極ホルダー2と、電極ホルダー2の先端面2aに取り付けられた複数の電極3から構成されている。以下詳細に、本発明の多点打ち電極50を説明する。
アーム1は略円柱形状である。アーム1は、強靱で電気伝導率が良好な材質である、クロム銅、ベリリウム銅等の銅合金で構成されている。図4に示されるように、アーム1の先端には、球形状の球頭部1aが形成されている。アーム1の基端には、ネジ穴状の取付部1bが形成されている。この取付部1bに後述する給排水器4が取り付けられている。アーム1の取付部1bから球頭部1aの内部にまで、冷却水用穴1cが形成されている。アーム1は、スポット溶接機の給電部(図示せず)に握持され、スポット溶接機からアーム1に溶接電流が供給されるようになっている。
給排水器4は、ブロック形状である。図1や図5に示される実施形態では、給排水器4は、略円柱形状である。給排水器4は、真鍮やステンレス等の耐食性の高い材質で構成されている。給排水器4の周面には、冷却水流入口4a及び冷却水排出口4bが形成されている。冷却水流入口4aには、流入ジャック11が取り付けられている。冷却水流出口4aには、流出ジャック12が取り付けられている。給排水器4の末端(図5において下端)には、円筒形状で外表面にネジ山が螺刻された取付部4cが形成されている。図1に示されるように、アーム1の取付部1bに、給排水器4の取付部4cが螺入して、アーム1に給排水器4が取り付けられている。
給排水器4には、冷却水排出口4bに接続し、取付部4cの末端(図5において下端)に開放する排水路4dが形成されている。また、給排水器4には、冷却水流入口4aに接続し、排水路4dに開放する流入路4eが形成されている。なお、排水路4dの内径は、流入路4eの内径よりも大きくなっている。流入路4eの排水路4dへの開放部分に、冷却水流通管5が取り付けられている。図5に示されるように、冷却水流通管5は、排水路4d内を挿通し、取付部4cから突出している。図1に示されるように、冷却水流通管5は、アーム1の冷却水用穴1c内を挿通し、冷却水管5の先端は、アーム1の球頭部1a内にまで達している。冷却水配管5とアーム1の冷却水用穴1cとの間は、排水流路1dとなっている。流入ジャック11から供給された冷却水は、冷却水流入口4a、冷却水管5を流通して、アーム1の球頭部1aを冷却する。アーム1の球頭部1aを冷却した排水は、排水流路1d、排水路4d、冷却水排出口4bを流通し、排水ジャック12から排出される。
電極ホルダー2は、ブロック形状である。図に示される実施形態では、電極ホルダー2は、扁平な略円柱形状である。電極ホルダー2は、強靱で電気伝導率が良好な材質である、クロム銅、ベリリウム銅等の銅合金で構成されている。電極ホルダー2の先端面2aには、複数の電極取付穴2bが形成されている。図に示される実施形態では、3個の電極取付穴2bが、電極ホルダー2の先端面2aに形成されている。電極取付穴2bは、奥側に向かって徐々に内径が小さくなるテーパー状となっている。電極取付穴2bには、電極3が取り付けられている。図に示される実施形態では、電極3は、略円筒形状のシャンク3aと、このシャンク3aの先端に取り付けられたキャップチップ3bとから構成されている。シャンク3a及びキャップチップ3bは、強靱で電気伝導率が良好な材質である、クロム銅、ベリリウム銅等の銅合金で構成されている。なお、図4に示されるように、電極ホルダー2には、キャップチップ3bを冷却するための、冷却水通路が形成されている。この冷却水路については、本発明において、本質的部分でないので説明を省略する。
図4に示されるように、電極ホルダー2の末端面(図5において上面)には、半球形状に凹陥した受容凹部2cが形成されている。受容凹部2cの曲率半径は、アーム1の球頭部1aの曲率半径と同一又は僅かに大きくなっている。つまり、受容凹部2cは、球頭部1aに対応した形状となっている。アーム1の球頭部1aは、電極ホルダー2の受容凹部2cに受容されている。
6は固定部材であり、中央には、アーム1の球頭部1aの基部に対応する形状、つまり、半球形状の固定穴6aが連通形成されている。固定穴6aの曲率半径は、アーム1の球頭部1aの曲率半径と同一又は僅かに大きくなっている。固定部材6は、強靱で電気伝導率が良好な材質である、クロム銅、ベリリウム銅等の銅合金で構成されている。固定穴6aにアーム1が挿通した状態で、固定部材6が、電極ホルダー2の基端面に取り付けられている。固定穴6aは、アーム1の球頭部1aの基部に対応した形状となっていて、図4において上方に向かって徐々に内径が小さくなっているので、電極ホルダー2がアーム1から脱落することがない。このような構造により、電極ホルダー2がアーム1の先端に首振り可能に取り付けられている。前述したように、受容凹部2c及び固定穴6aの曲率半径は、アーム1の球頭部1aの曲率半径と同一又は僅かに大きい寸法なので、電極ホルダー2がアーム1に対して、円滑に動く。また、受容凹部2c及び固定穴6aがアーム1の球頭部1aと密着しているので、アーム1から電極ホルダー2に確実に溶接電流が供給されるようになっている。
なお、アーム1の球頭部1aには、グリス等の潤滑油が塗布されている。前述したように、球頭部1aは、給排水器4から供給される冷却水により冷却されるので、前記潤滑油の熱による変性が防止され、球頭部1aと受容凹部2cとの焼き付きが防止される。
7は規制板である。規制板7は、溶接時の磁界の発生を防止するため、絶縁体である合成樹脂で構成されている。規制板7の中央には、固定穴7aが連通形成されている。図2や図4に示されるように、規制板7には、側面から固定穴7aに連通するネジ穴7bが形成されている。固定穴7aにアーム1を挿通し、規制板7を固定部材6から所定寸法離間させた状態で、ネジ穴7bに固定ネジ10を螺入することにより、規制板7をアーム1に取り付けている。規制板7には、複数(図2に示される例では3つ)の取付穴7aが連通形成されている。取付穴7aにはネジ溝が螺刻されている。
8はボールプランジャーである。ボールプランジャー8は、筒状のケース8aと、このケース8aに摺動可能に保持され、ケース8aから突出したボール8cと、ボール8cをケース8aから突出させる方向に付勢するコイルスプリング8bとから構成されている。ケース8aの外表面には、ネジ山8dが螺刻されている。ケース8aのネジ山8dが規制板7の取付穴7aに螺入して、ボールプランジャー8が規制板7の各取付穴7aに取り付けられている。各ボールプランジャー8のボール8cは、規制板7から突出し、固定部材8に複数箇所当接している。ボールプランジャー8は、ボールプランジャー8のケース8aに螺入するナット9により、規制板7に固着されている。電極ホルダー2がアーム1に対して傾くと、固定部材6が各ボールプランジャー8のボール8cで複数箇所から押圧されて、電極3側に付勢され、電極ホルダー2が元の状態(電極ホルダー2がアーム1に対して傾いていない状態)に復帰するようになっている。
なお、規制板7にネジ溝が形成された取付穴7aを形成し、ボールプランジャー8のケース8aの外表面にネジ山8dを形成した構造により、ボールプランジャー8を取付穴7aに螺入させて、確実にボールプランジャー8のボール8cを固定部材6に当接させることが可能となっている。
複数のキャップチップ3bの先端は、同一平面上にある。平板等のワークを溶接する場合に、本発明の多点打ち電極装置50を使用すると、同一平面上にあるキャップチップ3bの先端位置とワームの表面が傾いている場合(例えば、ワークが曲がっている場合や溶接時にスポット溶接機が撓む場合)であっても、電極ホルダー2がアーム1に対して首振り可能に取り付けられているので、あるキャップチップ3bがワークに当接すると、電極ホルダー2がワークに追従して摺動し、全てのキャップチップ3bがワークの溶接位置に当接する。このため、確実に複数打点を同時に溶接することが可能となる。また、複数のキャップチップ3bのうち、あるキャップチップ3bだけがワークに当接することによる打痕の発生を防止することが可能となる。
前述したように、複数のボールプランジャー8aが、固定部材6を電極3側に押圧して付勢しているので、溶接時以外に電極ホルダー2がアーム1に対して傾くことがないことがなく、キャップチップ3bがワークの溶接箇所以外に接触することが防止され、ワークに傷が付くことが防止される。また、電極ホルダー2や電極3とワークを固定する治具との干渉を防止することが可能となる。
以上説明した実施形態では、電極ホルダー2には、3個の電極3が取り付けられているが、電極ホルダー2に取り付けられる電極3は3個に限定されず、4個以上の電極3を電極ホルダー2に取り付けた構成であっても差し支えない。
(別例)
図6に別の実施形態の多点打ち電極装置51示し、以下この多点打ち電極装置51について説明する。この多点打ち電極装置51は、電極ホルダー22の先端面22aに複数のインサート電極23を取り付けた実施形態である。電極ホルダー22の先端面22aには、複数の電極取付凹部22bが凹陥形成されている。図6に示される実施形態では、電極取付凹部22bは、4つ形成されているが、これに限定されず、3つや5つ以上形成しても差し支えない。電極取付凹部22bの底部には、取付ネジ穴22cが形成されている。電極取付凹部22bには、ブロック状のインサート電極23が取付られている。インサート電極23は、強靱で電気伝導率が良好な材質である、クロム銅、ベリリウム銅等の銅合金で構成されている。インサート電極23には、取付穴23bが連通形成され、この取付穴23bを貫通し、電極取付ネジ穴22cに螺入する取付ボルト24によって、インサート電極23が電極ホルダー22の電極取付凹部22bに固定されている。
インサート電極23の先端には、平面の接触部23aが形成されている。各インサート電極23の接触部23aは、同一平面上にある。本実施形態の多点打ち電極装置51は、ワークと各インサート電極23の接触部23aが面接触するので、広い面積が溶接され、確実にワークが溶接される。従来、複数のインサート電極を取り付けた多点打ち電極装置では、インサート電極の先端に平面の接触部が形成されていることから、少しでも、多点打ち電極装置がワークに対して傾くと、あるインサート電極の接触部がワークに接触しなかったり、また、インサート電極の接触部とワークとが線接触してしまったりして、溶接不良が起こりやすかった。一方で、本実施形態の多点打ち電極装置51を使用すると、電極ホルダー22がアーム1に対して首振り可能に取り付けられているので、溶接時に電極ホルダー22がワークに追従して摺動し、確実にインサート電極23の接触部23aがワークに当接する。このため、確実にワークを溶接することが可能となる。
以上、現時点において、もっとも、実践的であり、かつ好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲および明細書全体から読み取れる発明の要旨あるいは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う多点打ち電極装置もまた技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
1 アーム
1a 球頭部
1b 取付部
1c 冷却水用穴
1d 排水流路
2 電極ホルダー
2a 先端面
2b 電極取付穴
2c 受容凹部
3 電極
3a シャンク
3b キャップチップ
4 給排水器
4a 冷却水流入口
4b 冷却水流出口
4c 取付部
4d 排水路
4e 流入路
5 冷却水流通管
6 固定部材
6a 固定穴
7 規制板
7a 固定穴
7b ネジ穴
7c 取付穴
8 ボールプランジャー
8a ケース
8b コイルスプリング
8c ボール
8d ネジ山
9 ナット
10 取り付けボルト
11 流入ジャック
12 流出ジャック
22 電極ホルダー(別例)
22a 先端面
22b 電極取付凹部
22c 取付ネジ穴
23 インサート電極(別例)
23a 接触部
24 取付ネジ
50 多点打ち電極装置
51 多点打ち電極装置(別例)

Claims (6)

  1. スポット溶接機に取り付けられるアームと、
    前記アームの先端に首振り可能に取り付けられた電極ホルダーと、
    前記電極ホルダーの先端に取り付けられた複数の電極を有する多点打ち電極装置であって、
    アームの先端に、球形状の球頭部を形成し、
    電極ホルダーの基端に、前記球頭部の先端形状と対応する、半球状に凹陥した受容凹部を凹陥形成し、
    前記受容凹部に球頭部を受容させた状態で、前記球頭部の基部に対応した形状の連通穴が形成された固定部材を、前記連通穴にアームを挿通させた状態で、電極ホルダーの基端に取り付けて、電極ホルダーをアームに首振り可能に取り付けたことを特徴とする多点打ち電極装置。
  2. 固定部材の複数箇所と当接し、固定部材を電極側に押圧し付勢する複数の押圧部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の電極装置。
  3. 固定部材と離間してアームに取り付けられた規制板に、押圧部材を取り付けたことを特徴とする請求項2に記載の多点打ち電極装置。
  4. 押圧部材は、固定部材を押圧するボールを有するボールプランジャーであることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の多点打ち電極装置。
  5. 規制板を、絶縁体で構成したことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の多点打ち電極装置
  6. 球頭部を冷却するための冷却水路をアームに形成したことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の多点打ち電極装置。
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