JP5451798B2 - 局所露光方法及び局所露光装置 - Google Patents

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Description

本発明は、感光膜が形成された被処理基板に対し局所的に露光処理を行う局所露光方法及び局所露光装置に関する。
例えば、FPD(フラットパネルディスプレイ)の製造においては、いわゆるフォトリソグラフィ工程により回路パターンを形成することが行われている。
このフォトリソグラフィ工程では、特許文献1にも記載されている通り、ガラス基板等の被処理基板に所定の膜を成膜した後、フォトレジスト(以下、レジストと呼ぶ)が塗布され、レジスト中の溶剤を蒸発させる予備乾燥処理(減圧乾燥、及びプリベーク処理)によってレジスト膜(感光膜)が形成される。そして、回路パターンに対応して前記レジスト膜が露光され、これが現像処理され、パターン形成される。
ところで、このようなフォトリソグラフィ工程にあっては、図20(a)に示すようにレジストパターンRに異なる膜厚(厚膜部R1と薄膜部R2)を持たせ、これを利用して複数回のエッチング処理を行うことによりフォトマスク数、及び工程数を低減することが可能である。尚、そのようなレジストパターンRは、1枚で光の透過率が異なる部分を有するハーフトーンマスクを用いるハーフ(ハーフトーン)露光処理によって得ることができる。
このハーフ露光が適用されたレジストパターンRを用いた場合の回路パターン形成工程について図20(a)〜(e)を用いて具体的に説明する。
例えば、図20(a)において、ガラス基板G上に、ゲート電極200、絶縁層201、a−Si層(ノンドープアモルファスSi層)202aとn+a−Si層202b(リンドープアモルファスSi層)からなるSi層202、電極を形成するためのメタル層203が順に積層されている。
また、メタル層203上には、一様にレジスト膜が形成された後、減圧乾燥、及びプリベーク処理によりレジスト中の溶剤が蒸発され、その後、前記ハーフ露光処理、及び現像処理により、レジストパターンRが形成される。
このレジストパターンR(厚膜部R1及び薄膜部R2)の形成後、図20(b)に示すように、このレジストパターンRをマスクとして、メタル層203のエッチング(1回目のエッチング)が行われる。
次いで、レジストパターンR全体に対し、プラズマ中でアッシング(灰化)処理が施される。これにより、図20(c)に示すように、膜厚が半分程度に減膜されたレジストパターンR3が得られる。
そして、図20(d)に示すように、このレジストパターンR3をマスクとして利用し、露出するメタル層203やSi層202に対するエッチング(2回目のエッチング)が行われ、最後に図20(e)に示すようにレジストR3を除去することにより回路パターンが得られる。
しかしながら、前記のように厚膜R1と薄膜R2とが形成されたレジストパターンRを用いるハーフ露光処理にあっては、レジストパターンRの形成時に、その膜厚が基板面内で不均一の場合、形成するパターンの線幅やパターン間のピッチがばらつくという課題があった。
即ち、図21(a)〜(e)を用いて具体的に説明すると、図21(a)は、レジストパターンRのうち、薄膜部R2の厚さt2が、図20(a)に示した厚さt1よりも厚く形成された場合を示している。
この場合において、図20に示した工程と同様に、メタル膜203のエッチング(図21(b))、レジストパターンR全体に対するアッシング処理(図21(c))が施される。
ここで、図21(c)に示すように、膜厚が半分程度に減膜されたレジストパターンR3が得られるが、除去されるレジスト膜の厚さは、図20(c)の場合と同じであるため、図示する一対のレジストパターンR3間のピッチp2は、図20(c)に示すピッチp1よりも狭くなる。
したがって、その状態から、メタル膜203及びSi層202に対するエッチング(図21(d)、及びレジストパターンR3の除去(図21(e))を経て得られた回路パターンは、そのピッチp2が図20(e)に示すピッチp1よりも狭いものとなっていた(回路パターンの線幅が広くなっていた)。
前記課題に対し、従来は、露光処理時に光を透過させるマスクパターン毎に、レジストパターンRにおける膜厚が所望値よりも厚く形成される所定部位を膜厚測定により特定し、その部位の露光感度を高くする手段がとられている。
即ち、露光処理前にレジスト膜を加熱して溶剤を蒸発させるプリベーク処理において、基板面内の加熱量に差異を持たせ、前記所定部位における露光感度を変化させることにより、現像処理後の残膜厚が調整(面内均一化)されている。
具体的には、プリベーク処理に用いるヒータを複数の領域に分割し、分割されたヒータを独立して駆動制御することによりエリア毎の温度調整が行われている。
更には、基板を支持するプロキシミティピンの高さ変更(ヒータと基板間の距離変更)により加熱温度の調整が行われている。
特開2007−158253号公報
しかしながら、前記のようにプリベークによる加熱処理によって残膜厚の調整を行う場合、分割されたヒータ面積は、ハードウエアの制約上、ある程度の大きさを確保する必要があるため、細かなエリアの加熱調整が出来ないという課題があった。
また、プロキシミティピンの高さによる加熱調整にあっては、ピン高さを変更する作業工数を要するため、生産効率が低下するという課題があった。
本発明は、上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、基板面内で細かく設定したエリア毎の露光量を容易に調整することができ、現像処理後のレジスト残膜の均一性を向上し、配線パターンの線幅及びピッチのばらつきを抑制することのできる局所露光方法及び局所露光装置を提供する。
前記した課題を解決するために、本発明に係る局所露光方法は、基板が水平な状態で、水平方向に搬送される基板搬送路の上方において、基板搬送方向に交差する方向にライン状に配列された複数の発光素子のうち、一つまたは複数の発光素子からなる発光体を発光制御単位として選択的に発光駆動し、その下方において基板搬送方向に沿って相対的に移動される基板上の感光膜に対し露光処理を施す局所露光方法であって、前記基板に形成された感光膜の所定領域に対し、その膜厚に基づいて照射すべき目標照度を求めるステップと、前記所定領域に照射可能な少なくとも一つの発光体を特定するステップと、前記特定した一の発光体について、該発光体に隣接する他の発光体が前記所定領域に照射可能な場合に、該他の発光体の発光による干渉光の照度を前記目標照度から差し引き、当該算出された値を補正後の設定照度とするステップと、前記補正後の設定照度に基づき駆動電流値を設定するステップと、前記設定した駆動電流値により前記一の発光体を発光させるステップとを含むことに特徴を有する。
このようなステップを含む方法によれば、選択された一の発光体の駆動電流値は、隣接する他の発光体からの干渉照度を考慮した値に設定される。
このため、膜厚をより薄くしたい任意の部位に対し、予め設定された露光量(目標照度)で精度よく照射を行うことができ、現像処理後に所望の膜厚とすることができる。
したがって、例えばハーフ露光処理においてレジスト膜に異なる膜厚(厚膜部と薄膜部)を持たせる場合であっても(即ち薄膜部のように薄い膜厚であっても)、現像処理後のレジスト膜厚を均一にし、配線パターンの線幅及びピッチのばらつきを抑制することができる。
また、前記した課題を解決するために、本発明に係る局所露光装置は、基板が水平な状態で、水平方向に搬送される基板搬送路の上方において、基板搬送方向に交差する方向にライン状に配列された複数の発光素子と、前記複数の発光素子のうち、一つまたは複数の発光素子からなる発光体を発光制御単位として選択的に発光駆動する発光駆動手段と、前記複数の発光素子の下方において基板搬送方向に沿って前記基板を相対的に移動させる基板搬送手段とを具備し、前記基板搬送手段により移動される前記基板上の感光膜に対し前記発光体の発光により露光処理を施す局所露光装置であって、前記発光駆動手段による発光駆動の制御を行う制御手段を備え、前記制御手段は、前記被処理基板に形成された感光膜の所定領域に対し、その膜厚に基づいて照射すべき目標照度を求め、前記所定領域に照射可能な少なくとも一つの発光体を特定し、前記特定した一の発光体について、該発光体に隣接する他の発光体が前記所定領域に照射可能な場合に、該他の発光体の発光による干渉光の照度を前記目標照度から差し引き、当該算出された値を補正後の設定照度とし、前記補正後の設定照度に基づき駆動電流値を設定し、該駆動電流値を用いて前記発光駆動手段により前記一の発光体を発光させることに特徴を有する。
このような構成によれば、制御手段において、選択された一の発光体の駆動電流値は、隣接する他の発光体からの干渉照度を考慮した値に設定される。
このため、膜厚をより薄くしたい任意の部位に対し、予め設定された露光量(目標照度)で精度よく照射を行うことができ、現像処理後に所望の膜厚とすることができる。
したがって、例えばハーフ露光処理においてレジスト膜に異なる膜厚(厚膜部と薄膜部)を持たせる場合であっても(即ち薄膜部のように薄い膜厚であっても)、現像処理後のレジスト膜厚を均一にし、配線パターンの線幅及びピッチのばらつきを抑制することができる。
本発明によれば、基板面内で細かく設定したエリア毎の露光量を容易に調整することができ、現像処理後のレジスト残膜の均一性を向上し、配線パターンの線幅及びピッチのばらつきを抑制することのできる局所露光方法及び局所露光装置を得ることができる。
図1は、本発明に係る一実施形態の全体概略構成を示す斜視図である。 図2は、本発明に係る一実施形態の全体概略構成を示す斜視図であって、被処理基板が搬入されている状態を示す図である。 図3は、図2のA−A矢視断面図である。 図4は、フォトリソグラフィ工程における局所露光装置の配置を模式的に示す図である。 図5は、光源を構成する発光素子の配列を示す平面図である。 図6は、図1の局所露光装置が有する発光制御プログラムの設定パラメータを求める工程を示すフローである。 図7は、図1の局所露光装置において、発光素子の発光制御を説明するための図であって、被処理基板上の局所露光位置を座標で示す被処理基板の平面図である。 図8は、図1の局所露光装置において実行される発光制御プログラムの設定パラメータの例を示す表である。 図9は、図1の局所露光装置において、光源を構成する発光制御グループによる照度の曲線を示すグラフである。 図10は、発光制御グループにおける発光駆動電流値を算出する工程の流れを示すフローである。 図11は、各発光制御グループにおけるピーク照射位置を特定する工程の流れを示すフローである。 図12は、各発光制御グループにおけるピーク照射位置を特定する工程を説明するための側面図である。 図13は、各発光制御グループにおける発光駆動電流値と照度との関係、及び隣接する発光制御グループによる発光駆動電流値と干渉照度との関係を求める工程の流れを示すフローである。 図14は、各発光制御グループにおける発光駆動電流値と照度との関係、及び隣接する発光制御グループによる発光駆動電流値と干渉照度との関係を求める工程を説明するための側面図である。 図15は、図1の局所露光装置における一連の動作を示すフローである。 図16は、図1の局所露光装置における局所露光の動作を説明するための平面図である。 図17は、図1の局所露光装置における局所露光の動作を説明するためのグラフである。 図18は、本発明に係る局所露光方法の応用例を説明するための平面図である。 図19は、本発明に係る他の実施形態の工程の流れを示すフローである。 図20(a)〜図20(e)は、ハーフ露光処理を用いた配線パターンの形成工程を説明するための断面図である。 図21(a)〜図21(e)は、ハーフ露光処理を用いた配線パターンの形成工程を示す図であって、図20の場合よりもレジスト膜厚が厚い場合を示す断面図である。
以下、本発明の局所露光方法及び局所露光装置にかかる一実施形態を、図面に基づき説明する。図1は、本発明に係る局所露光方法が実施される局所露光装置1の全体概略構成を示す斜視図である。また、図2は、図1とは異なる角度からみた局所露光装置1の斜視図であって、被処理基板であるガラス基板Gが搬入されている状態を示す図である。また、図3は、図2のA−A矢視断面図である。また、図4は、フォトリソグラフィ工程における局所露光装置1の配置を模式的に示す図である。
図1乃至図3に示す局所露光装置1は、例えば図4(a)〜(c)にそれぞれ示すように、被処理基板を水平な状態で、X方向に水平に搬送(以後、平流し搬送と記載する)しながら一連のフォトリソグラフィ工程を行うユニット内に配置される。
即ち、フォトリソグラフィ工程においては、被処理基板に感光膜とするレジスト液を塗布するレジスト塗布装置51(CT)と、減圧されたチャンバ内において基板上のレジスト膜(感光膜)を乾燥する減圧乾燥装置52(DP)とが配置される。更に、基板Gにレジスト膜を定着させるために加熱処理を行うプリベーク装置53(PRB)と、それを所定温度に冷却する冷却装置54(COL)と、レジスト膜に対し所定の回路パターンに露光する露光装置55(EXP)と、露光後のレジスト膜を現像処理する現像装置56(DEV)とが順に配置される。
ここで、本発明に係る局所露光装置1(AE)は、例えば、図4(a)〜(c)に示すいずれかの位置に配置される。即ち、プリベーク装置53(PRB)よりも後段、且つ、現像装置56(DEV)よりも前段の所定位置に配置される。
このように配置された局所露光装置1(AE)にあっては、例えば、ポジ型レジストを使用する場合、複数枚の基板Gを連続的に処理する際に、全ての基板Gの所定領域において他の領域よりも配線パターン幅が広くパターン間ピッチが狭くなる場合に、前記所定領域に対する(減膜厚のための)局所露光が施される。
尚、以下の実施形態にあっては、ポジ型レジストの場合を例に説明するが、本発明に係る局所露光装置にあっては、ネガ型レジストの場合にも適用することができ、その場合には、レジスト残膜をより厚く残したい所定領域に対して局所露光が施される。
続いて局所露光装置1の構成について詳しく説明する。図1〜図3に示すように局所露光装置1は、基台100上に回転可能に敷設された複数のコロ20によって基板GをX方向に向かって搬送する基板搬送路2を具備する。基板搬送路2は、Y方向に延びる円柱状のコロ20を複数有し、それら複数のコロ20は、X方向に所定の間隔をあけて、それぞれ基台100上に回転可能に配置されている。また、複数のコロ20は、ベルト(図示せず)によって連動可能に設けられ、1つのコロ20がモータ等のコロ駆動装置(図示せず)に接続されている。尚、図1にあっては、この局所露光装置1の構成の説明を容易にするために、図面手前側のコロ20を一部破断して示している。尚、基板搬送路2と前記コロ駆動装置等により基板搬送手段が構成される。
また、図示するように、基板搬送路2の上方には、基板Gに対し局所的な露光(UV光放射)を行うための光照射ユニット3が配置されている。
この光照射ユニット3は、基板幅方向(Y方向)に延びるライン状の光源4を備え、この光源4の下方を基板Gが搬送されることとなる。
前記ライン状の光源4は、所定波長(例えば、g線(436nm)、h線(405nm)、i線(364nm)のいずれかに近い波長)のUV光を発光する複数のUV−LED素子Lが回路基板7上に配列されて構成されている。例えば、図5(a)は、回路基板7を下方から見た平面図である。図5(a)に示すように、回路基板7上には複数のUV−LED素子Lが3列に配列される。
ここで、図5(a)に示すように複数個(図では9個)のUV−LED素子Lが、一つの発光制御単位(発光制御グループGRとする)とされ、複数の発光制御グループGR〜GR(nは正の整数)が一列に配列される。このように複数個のLED素子Lを発光制御単位とすることにより、発光素子間の発光照度のばらつきを抑制することができる。
尚、より少ないUV−LED素子Lで光源4を構成する場合には、図5(b)のように基板搬送方向(X方向)、及び基板幅方向(Y方向)に素子Lが重なるように千鳥配置することが望ましい。
また、図3に示すように、光源4の下方には、光拡散板からなる光放射窓6が設けられている。即ち、光源4と被照射体である基板Gとの間に光放射窓6が配置されている。
このように光拡散板からなる光放射窓6が設けられることによって、光源4から放射された光は、光放射窓6によって適度に拡散されるため、隣接するUV−LED素子Lの光はライン状に繋がって下方に照射される。
また、図3に示すようにUV−LED素子Lの前後には、基板幅方向(Y方向)に延びる光反射壁8が設けられ、UV−LED素子Lによる発光が効率よく光放射窓6から下方に放射されるように構成されている。
また、光源4を構成する各発光制御グループGRは、それぞれ発光駆動部9(発光駆動手段、図1参照)により、独立してその発光駆動が制御される。更には、各発光制御グループGR(のUV−LED素子L)に対し供給される順電流値はそれぞれ制御可能となされている。即ち、各発光制御グループGRのUV−LED素子Lは、発光駆動部9によって、その供給電流に応じた発光の放射照度が可変となされている。
尚、前記発光駆動部9は、コンピュータからなる制御部40(制御手段)によって、その駆動が制御される。
また、光照射ユニット3は、基板搬送路2を搬送される基板Gに対して、その光放射位置の高さを可変とすることができる。即ち、図3に示すように、光照射ユニット3は、その支持フレーム15の長手方向(Y方向)の両端に設けられた水平板部15aが、一対の昇降軸11によって下方から支持され、昇降軸11は、基台100に設けられた例えばエアシリンダからなる昇降駆動部12(昇降手段)によって上下動可能となされている。
尚、図2,図3に示すように、光照射ユニット3が最も下方に移動した位置においては、前記支持フレーム15の水平板部15aの下面が、基台100に設けられた支持部材16に当接するようになっている。
また、基台100において、昇降駆動部12の左右両側には、筒状のガイド部材13がそれぞれ立設されている。一方、前記支持フレーム15の水平板部15aにおいて、その下面には、前記昇降軸11の左右両側に、前記ガイド部材13に係合するガイド軸14がそれぞれ設けられている。これにより、光照射ユニット3の昇降に伴い、ガイド軸14がガイド部材13の中を上下方向に摺動し、光照射ユニット3の光照射窓6の水平度が精度よく維持される構成となっている。
また、光照射ユニット3の下方には、光源4から放射され、光放射窓6を通過した光の照度(放射束)を検出するための照度センサユニット30が設けられている。
この照度センサユニット30は、信号の検出部が上方に臨む照度センサ31を備え、この照度センサ31は基板幅方向(Y方向)に移動可能な移動プレート32上に設置されている。また、光源4の直下の基台100上には、光源4に沿って、基板幅方向に延びる一対のレール33a、33bが敷設されている。
前記移動プレート32の下面側には、前記一対のレール33a、33bに沿って移動可能なリニアモータ34が設けられ、このリニアモータ34には屈曲自在な蛇腹状のケーブルカバー35内に配された電源ケーブル(図示せず)を介して電源供給がなされている。また、ケーブルカバー35内には、制御部40によってリニアモータ34の動作を制御するための制御ケーブル(図示せず)が配されている。
即ち、移動プレート32上の照度センサ31は、レール33a、33bに沿って基板幅方向に移動可能であり、そのとき照度センサ31における検出部が常に基板面の高さに一致するようになされている。言い換えれば、照度センサ31は、基板Gに対する前記光源4からの光照射位置に沿って基板幅方向に進退可能となされている。
また、基板Gが局所露光装置1を搬送されるときには、照度センサ31は、基板Gと干渉しないように、レール33a、33bの一端側に退避するように制御部40によって制御される。
このように構成された照度センサユニット30にあっては、各発光制御グループGRの発光照度を測定し、その発光制御グループGR(のLED素子L)に供給された電流値と発光照度との関係を得るために用いられる。
また、この局所露光装置1にあっては、図3に示すように、光照射ユニット3の上流側に、基板搬送路2を搬送される基板Gの所定箇所(例えば先端)を検出するための基板検出センサ39が設けられ、その検出信号を制御部40に出力するようになされている。基板Gは、基板搬送路2上を所定速度(例えば50mm/sec)で搬送されるため、制御部40は、基板Gの搬送位置を前記検出信号と、該検出信号を取得後の時間、及び基板搬送速度によって取得することができる。
また、制御部40は、光源4を構成する各発光制御グループGRの輝度、即ち、各発光制御グループGR(を構成するUV−LED素子L)に供給する電流値を所定のタイミングにおいて制御するための発光制御プログラムPを所定の記録領域(記憶手段)に有する。
この発光制御プログラムPは、その実行時に用いるレシピのパラメータとして、基板Gの所定位置に対して放射すべき必要照度(発光制御グループGRに供給する駆動電流値)、前記基板Gの所定位置に対し発光制御する発光制御グループGRを特定するための情報等が予め設定されている。
ここで、局所露光装置1における準備工程について図6乃至図8を用いて説明する。この準備工程は、露光処理時に光を透過させるマスクパターン毎に、露光処理にかかるパラメータ(レシピと呼ぶ)を決定するために実施される。具体的には、図8に示すようなレシピテーブルT1における各パラメータを埋めるために実施される。尚、このレシピテーブルT1は、制御部40に記憶され保持される。
また、この準備工程には、2種類のサンプリング基板(サンプリング対象1,2と呼ぶ)のうち、いずれかを用いる。先ず、サンプリング対象1は、レジスト塗布後にハーフ露光、及び現像処理が施された被処理基板である。一方、サンプリング対象2は、通常のフォトリソグラフィ工程(局所露光装置1を介さない工程)により配線パターンが形成された被処理基板である。
図6に示すようにサンプリング対象1の場合、レジスト塗布後にハーフ露光及び現像処理が施された複数の被処理基板をサンプリングする(図6のステップSt1)。
次いで、サンプリングした基板Gの面内におけるレジスト残膜厚を測定し(図6のステップSt2)、図7に模式的に示すように減膜すべき所定エリアARを複数の二次元座標値(x、y)により特定する(図4のステップSt5)。
一方、図6に示すようにサンプリング対象2の場合、通常のフォトリソグラフィ工程(局所露光装置1を介さない工程)により配線パターン形成された複数の被処理基板をサンプリングする(図6のステップSt3)。
次いで、サンプリングした基板Gの面内における配線パターンの線幅、パターン間ピッチを測定し(図6のステップSt4)、図7に模式的に示すように減膜すべき所定エリアARを複数の二次元座標値(x、y)により特定する(図6のステップSt5)。
所定エリアARが特定されると、制御部40は、図8のレシピテーブルT1に示すように、所定エリアARにおける各座標値に対して必要な減膜厚(例えば、座標(x1,y1)の場合は1000Å)を算出する(図6のステップSt6)。更に、その減膜厚の値、及びレジスト種類等の諸条件に基づき、減膜のために照射すべき目標照度(座標(x1,y1)の場合は0.2mJ/cm)を算出する(図6のステップSt7)。
また、制御部40は、図8のレシピテーブルT1に示すように、所定エリアARの各座標値に対して照射可能な発光制御グループGRをそれぞれ特定する(図6のステップSt8)。そして、各発光制御グループGRによる照射エリアが目標照度となるための発光駆動電流値を算出する(図6のステップSt9)。
このように図6のフローに沿って全てのパラメータが求められて図8のレシピテーブルT1に設定され、準備工程が完了する(図6のステップSt10)。
続いて、前記図6のステップSt9における発光駆動電流値の算出方法について詳しく説明する。この発光駆動電流値の算出にあっては、相互に隣接する発光制御グループGRの発光による干渉光の照度(干渉照度と呼ぶ)が考慮された電流値が算出される。
具体的に説明すると、例えば、3つの隣接する発光制御グループGRm−1、GR、GRm+1(mは正の整数、m<n)をそれぞれ照度Q1で発光させる場合、図9のグラフに示すように、各発光制御グループGRの照度は、それぞれ基板幅方向に沿って山なりの照度曲線C1,C2,C3を描く。
これら照度曲線C1,C2,C3は、そのピークの照度はQ1であるが、裾の部分が隣の曲線と重なるために、全体としては多重され、ピーク照度がQ1よりも大きい照度Q2の曲線Cとなる。
即ち、各発光制御グループGRm−1、GR、GRm+1による目標照度がQ1である場合、各発光制御グループGRが照度Q1で発光するように駆動電流を制御しても、実際には照度Q1よりも大きくなるため、各発光制御グループGRによる発光駆動電流は、隣接する発光制御グループGRからの干渉照度を考慮する必要がある。
そこで、制御部40は、各発光制御グループGRについて、照度Qと駆動電流Iとの関係(リニアリティ)を表した関係式(1)と、一方の隣の発光制御グループGRからの干渉照度Qi−1と駆動電流Iとの関係式(2)と、他方の隣の発光制御グループGRからの干渉照度Qi+1と駆動電流Iとの関係式(3)とを用いて発光駆動電流の算出を行う。
尚、式(1)〜(3)において、a,ai−1,ai+1は、傾き係数、b,bi−1,bi+1は切片である。また、これらの関係式(1)〜(3)は、各発光制御グループGRについて予め設定され、制御部40の所定の記憶領域に格納されている。
Q=a・I+b ・・・(1)
i−1=ai−1・I+bi−1 ・・・(2)
i+1=ai+1・I+bi+1 ・・・(3)
これら関係式(1)〜(3)を用いた発光駆動電流の算出について説明する。図10は、例えば、隣接する三つの発光制御グループGRm−1、GR、GRm+1(mは正の整数)のうち、中央の発光制御グループGR(発光体)における発光駆動電流の算出ステップのフローである。
先ず、三つの発光制御グループGRm−1、GR、GRm+1のそれぞれに対し、目標照度Qm−1、Q、Qm+1が設定される(図10のステップStp1)。
目標照度が設定されると、制御部40は、発光制御グループGRに隣接する一方の発光制御グループGRm−1おける関係式(1)から電流Im−1を算出し、その値を関係式(2)、(3)にそれぞれ代入することにより干渉照度Qm−1(i−1),Qm−1(i+1)をそれぞれ求める(図10のステップStp2)。
また、制御部40は、発光制御グループGRに隣接する他方の発光制御グループGRm+1における関係式(1)から電流Im+1を算出し、その値を関係式(2)、(3)にそれぞれ代入することにより干渉照度Qm+1(i−1),Qm+1(i+1)をそれぞれ求める(図10のステップStp3)。
また、制御部40は、発光制御グループGRに対する干渉照度Qm−1(i+1)とQm+1(i−1)とを用い、下記式(4)により補正後の設定照度Qrを算出する(図10のステップStp4)。
Qr=Q−Qm−1(i+1)−Qm+1(i−1) ・・・(4)
また、制御部40は、干渉照度を含めた照度(Qr+Qm−1(i+1)+Qm+1(i−1))が徐々に目標照度Qに近似するよう、前記ステップStp2〜Stp4の処理を所定回数(例えば5回)繰り返し行う(図10のステップStp5)。即ち、ステップStp4で求めた補正後の設定照度Qrに基づく干渉照度を新たに求め(ステップStp2,3)、その干渉照度を目標照度Qから差し引くことにより補正後の設定照度Qrを更新する工程が繰り返される。これにより徐々に干渉照度の値(設定照度Qrの値)が補正され、所定値に収束される。
このようにして補正後の設定照度Qrが求められると、制御部40は、その値を前記関係式(1)に代入し、これにより発光制御グループGRにおける駆動電流値(図8のレシピテーブルT1に設定する電流値)が算出される(図10のステップStp6)。
また、制御部40は、前記ステップStp1〜Stp6の各処理を発光制御が必要な各発光制御グループGRについて行う(図10のステップStp7)。
ところで、前記したように関係式(1)〜(3)は、各発光制御グループGRについて予め規定され、制御部40の所定の記憶領域に格納されるが、具体的には次のようにして設定される。
関係式(1)〜(3)を設定するにあたっては、各発光制御グループGRに対し照度測定を行う必要があり、そのために先ず、各発光制御グループGRについて、その発光照射による照度が一番高い(ピークとなる)位置の特定がなされる。
即ち、図9に示したように各発光制御グループGRの発光による照度曲線は山なりとなるため、同一グループGRによる照射領域内であっても照度が異なる。このため、制御部40は、照射領域内で照度がピークとなる位置(基板幅方向において照度がピークとなる位置)を検出し、照度測定を行う位置を特定する。
図11(フロー図)に沿って説明すると、先ず、光源4(光放射窓6)が所定高さに設定された状態で、制御部40からの制御信号によりリニアモータ34が駆動され、待機位置にあった照度センサ31が図12(a)に示すように光放射窓6の下方に移動される(図11のステップSp1)。尚、図12(a)は、照度センサ31が、光源4の最も端部(n=1)にある発光制御グループGRの直下に位置する状態を示している。ここで、光放射窓6と照度センサ31との距離は、光放射窓6と基板G上面との距離に等しいため、照度センサ31によって検出された照度が、基板Gに照射される照度となる。
次いで、発光制御グループGRのみが所定の駆動電流で発光され(図11のステップSp2)、照度センサ31は、照度検出を行いながら、発光制御グループGRの照射領域内を走査(基板幅方向に移動)する(図11のステップSp3)。
そして、このステップSp3の工程により最も高い照度が検出された位置が、発光制御グループGRのピーク照度位置として特定され、照度センサ31の移動軸上の位置が制御部40によって記憶される(図11のステップSp4)。
次いで、照度センサ31は、図12(b)に示すように発光制御グループGRの直下に移動され、前記ステップSp2〜Sp4の工程が行われて発光制御グループGRのピーク照度位置の特定がなされる。
このようにして、順次、全ての発光制御グループGR〜GRについて、そのピーク照度位置の特定が行われる(図11のステップSp5)。
前記のように各発光制御グループGRのピーク照度位置が特定されると、各発光制御グループGRについて、照度Qと駆動電流Iとの関係を求めるための照度測定(リニアリティ測定と呼ぶ)が行われる。このリニアリティ測定について図13(a)、図13(b)のフロー図に沿って説明する。
発光制御グループGRに対しリニアリティ測定を行う場合、先ず、図14(a)に示すように、照度センサ31が発光制御グループGRのピーク照度位置に配置される(図13(a)のステップSe1)。
次いで、照度センサ31による照度測定が行われる(図13(a)のステップSe2)。この照度センサ31による照度測定は、図13(b)のフロー図に示すように、発光制御グループGRの発光駆動電流が、最小電流(0A、図13(b)のステップSep1)から最大定格電流(I=5、図13(b)のステップSep3)まで所定の上昇幅(例えば0.5A、図13(b)のステップSep4)で段階的に上昇される。
また、照度センサ31は、各電流により照射されたときの照度Qを測定する(図13(b)のステップSep2)。
そして制御部40は、収集された発光駆動電流と照度との関係を示すデータ列から前記関係式(1)における傾き係数a、及び切片bを算出する(図13(b)のステップSep5)。
次に、照度センサ31は、図14(b)に示すように、発光制御グループGRm+1のピーク照度位置に移動される(図13(a)のステップSe3)。
次いで、発光制御グループGRにおいて、発光駆動電流が最小電流(0A、図13(b)のステップSep1)から最大定格電流(I=5、図13(b)のステップSep3)まで所定の上昇幅(例えば0.5A、図13(b)のステップSep4)で段階的に上昇される。
また、照度センサ31は、発光制御グループGRm+1のピーク照度位置において、各電流により照射されたときの干渉照度Qi+1を測定する(図13(b)のステップSep2)。
そして制御部40は、収集された発光駆動電流と照度との関係を示すデータ列から前記関係式(3)における傾き係数ai+1、及び切片bi+1を算出する(図13(b)のステップSep5)。
次に、照度センサ31は、図14(c)に示すように、発光制御グループGRm−1のピーク照度位置に移動される(図13(a)のステップSe5)。
次いで、発光制御グループGRにおいて、発光駆動電流が最小電流(0A、図13(b)のステップSep1)から最大定格電流(I=5、図13(b)のステップSep3)まで所定の上昇幅(例えば0.5A、図13(b)のステップSep4)で段階的に上昇される。
また、照度センサ31は、発光制御グループGRm−1のピーク照度位置において、各電流により照射されたときの干渉照度Qi−1を測定する(図13(b)のステップSep2)。
そして制御部40は、収集された発光駆動電流と照度との関係を示すデータ列から前記関係式(2)における傾き係数ai−1、及び切片bi−1を算出する(図13(b)のステップSep5)。
このように図13(a)のステップSe1〜ステップSe6の処理を行うことにより、一つの発光制御グループGRについての前記式(1)〜(3)が規定され、前記ステップSe1〜ステップSe6の処理が全ての発光制御グループGR〜GRについて実行されることにより、光源4に対するリニアリティ測定が完了する(図13(a)のステップSe7)。
尚、図13(a)のステップSe1,2とステップSe3,4とステップSe5,6との順番は、前記の通りに限定されるものではなく、測定順を入れ替えてもよい(例えば、ステップSe5,6を最初に行い、次にステップSe1,2を行い、最後にステップSe3,4を行う等)。
続いて、局所露光装置1による局所露光の一連の動作について、更に図15乃至図17を用いて説明する。
前段工程での処理終了後、基板Gが基板搬送路2を搬送され、基板検出センサ39により検出されると、制御部40にその基板検出信号が供給される(図15のステップS1)。
制御部40は、前記基板検出信号と基板搬送速度とに基づいて、基板Gの搬送位置を取得(検出)開始する(図15のステップS2)。
そして制御部40は、局所的に露光をすべき所定エリアが光照射ユニット3の下方を通過するタイミングにおいて(図15のステップS3)、図16に模式的に示すように光源4を構成する発光制御グループGR〜GRの発光制御を行う(図15のステップS4)。
ここで、例えば、基板Gの所定エリアARに発光照射する場合には、その上方に配置された発光制御グループGRn−1,GRn−2の発光制御がなされる。より具体的には、図17のグラフ(発光制御グループGRn−1,GRn−2ごとの時間経過に対する放射束(ワット)の大きさ)に示すように、光源下を基板Gの所定エリアARが通過する間、放射束Wの大きさが変化するよう供給される駆動電流の制御が行われる。
このように、基板Gの所定エリアARに単に照射されるだけでなく、エリアAR内の局所において任意の照度での照射がなされる。
また、基板Gにおいて、他に局所的に露光すべきエリアが有る場合(図15のステップS5)、そのエリアにおいて発光制御グループGRの発光制御がなされ、他にない場合は(図15のステップS5)、その基板Gに対する局所露光処理が終了する。
尚、図4に示したように、この局所露光処理(AE)に加え、この前段或いは後段において行われる露光処理(EXP)と併せて、基板Gに対する露光処理が完了し、その露光後のレジスト膜が現像装置56(DEV)により現像処理される。
以上のように、本発明に係る実施の形態によれば、基板Gに形成されたレジスト膜厚の任意の部位に対する局所的な露光処理において、基板幅方向(Y方向)にライン状に配置された複数のUV−LED素子Lにより複数の発光制御グループGRが形成され、その下方を搬送される基板Gに対し、選択された発光制御グループGRが発光制御される。
ここで、選択された発光制御グループGRの発光駆動電流は、隣接する発光制御グループGRからの干渉照度を考慮した値に設定される。
このため、膜厚をより薄くしたい任意の部位に対し、予め設定された露光量(目標照度)で精度よく照射を行うことができ、現像処理後に所望の膜厚とすることができる。
したがって、例えばハーフ露光処理においてレジスト膜に異なる膜厚(厚膜部と薄膜部)を持たせる場合であっても(即ち薄膜部のように薄い膜厚であっても)、現像処理後のレジスト膜厚を均一にし、配線パターンの線幅及びピッチのばらつきを抑制することができる。
尚、前記実施の形態においては、局所的に追加露光を行うエリアを基板面の有効エリア内とした例を示したが、それに限定されるものではない。
例えば、図18に示すように基板Gの縁部領域(有効エリアの周辺)E1を露光する処理に用いることもできる。
また、前記実施の形態においては、複数個のUV−LED素子Lからなる発光制御グループを発光制御単位とした例を示したが、それに限らず、各UV−LED素子Lを発光制御単位として、より細かく局所露光を行うようにしてもよい。
また、前記実施形態においては、基板Gを平流し搬送しながら露光処理を行う場合を例に説明したが、本発明にあっては、その形態に限定されず、被処理基板をチャンバ内に静止した状態で保持し、保持した基板に対して露光処理を行う構成であってもよい。
その場合、ライン状光源を被処理基板に対して移動させるようにしてもよい(即ち、ライン状光源と被処理基板とが相対的に逆方向に移動する構成であればよい)。
また、前記実施の形態においては、ハーフ露光処理後のレジスト残膜厚を均一にする場合を例に説明したが、本発明に係る局所露光方法にあっては、ハーフ露光処理に限らず適用することができる。例えば、ハーフ露光処理ではなく通常の露光処理を行う場合であっても、発明に係る局所露光方法を適用することによって、レジスト残膜厚を 面内均一とすることができる。
また、図6のステップSt6、St7のように、必要な残膜厚に基づき必要な照度を求めることに限らず、現像処理後のパターン線幅を測定してパターン線幅と照度との相関データを求め、その相関データに基づきレシピテーブルを作成してもよい。
また、前記実施の形態においては、発光駆動電流値を算出するにあたり、図10のフローに沿った処理を行うものとして説明したが、それに限定されず、図19のフローに沿って処理を行い、発光駆動電流値を算出してもよい。
即ち、図19のフローに沿って説明すると、先ず、m個の発光制御グループGR,GR,・・・,GR(mは正の整数)のそれぞれに対し、目標照度Q,Q,・・・,Qを設定する(図19のステップSte1)。
次いで、隣接する発光制御グループの光の干渉を無視した条件での発光制御グループGR,GR,・・・,GRの発光駆動電流値をそれぞれ求める(図2のステップSte2)。
全ての発光制御グループGR,GR,・・・,GRについて、ステップSte1,Ste2の処理が完了すると(図19のステップSte3)、発光制御グループGRによる発光制御グループGR直下の照度Q1(1)を算出する(図19のステップSte4)。
次に、発光制御グループGRによる発光制御グループGRに対する干渉照度Q1(2)を算出する(図19のステップSte5)。
これにより、発光制御グループGRの直下の実際の照度は、Q1(1)+Q1(2)となる。
次いで、発光制御グループGRによる発光制御グループGRに対する干渉照度Q2(1)を算出する(図19のステップSte6)。
また、発光制御グループGRによる発光制御グループGR直下の照度Q2(2)を算出する(図19のステップSte7)。
また、発光制御グループGRによる発光制御グループGRに対する干渉照度Q2(3)を算出する(図19のステップSte8)。
これにより、発光制御グループGRの直下の実際の照度は、Q2(1)+Q2(2)+Q2(3)となる。
同様にして、(m−2)番目の発光制御グループGRm−2による発光制御グループGRm−1に対する干渉照度Qm−1(m−2)を算出する(図19のステップSte9)。
また、(m−1)番目の発光制御グループGRm−1による発光制御グループGRm−1直下の照度Qm−1(m−1)を算出する(図19のステップSte10)。
また、m番目の発光制御グループGRによる発光制御グループGRm−1に対する干渉照度Qm−1(m)を算出する(図19のステップSte11)。
これにより、発光制御グループGRm−1の直下の実際の照度は、Qm−1(m−2)+Qm−1(m−1)+Qm−1(m)となる。
次に、(m−1)番目の発光制御グループGRm−1による発光制御グループGRに対する干渉照度Qm(m−1)を算出する(図19のステップSte12)。
また、m番目の発光制御グループGRによる発光制御グループGR直下の照度Qm(m)を算出する(図19のステップSte13)。
これにより、発光制御グループGRの直下の実際の照度は、Qm(m−1)+Qm(m)となる。
次いで、前記ステップSte4〜Ste13に基づき、発光制御グループGR,GR,・・・,GRの補正後の設定照度Qr,Qr,・・・,Qrm−1,Qrが算出され、それらは次式となる(図19のステップSte14)。
Qr=Q1(1)−Q(2)
Qr=Q2(2)−Q2(1)−Q2(3)
・・・
Qrm−1=Qm−1(m−1)−Qm−1(m−2)−Qm−1(m)
Qr=Qm(m)−Qm(m−1)
次に、前記補正後の設定照度Qr,Qr,・・・,Qrm−1,Qrに基づき、発光制御グループGR,GR,・・・,GRのそれぞれの駆動電流値を算出する(図19のステップSte15)。
そして、ステップSte4〜Ste15を所定回数繰り返す、或いは、発光制御グループGrm−1における補正後の設定照度Qrm−1と、発光制御グループGRm−2から発光制御グループGRm−1に回り込む照度と、発光制御グループGRから発光制御グループGRm−1に回り込む照度とを加えた値が、目標照度Qm−1±aの範囲内となるまで、即ち、以下の式を満たすまでステップSte4〜Ste15を繰り返す(図19のステップSte16)。尚、aは目標照度Qm−1を算出するために駆動電流値Iに乗じられる傾き係数である。
m−1−a≦Qrm−1+Qm−1(m)+Qm−1(m−2)≦Qm−1+a
このように発光制御グループGR,GR,・・・,GRにそれぞれ設定する駆動電流値を所定回数更新し、最終的に駆動電流値を決定するようにしてもよい。
また、前記実施の形態においては、必要照度から発光駆動電流を決定し、照度の制御を行うものとしている。このとき、光照射ユニット3の高さは固定であるが、この高さ位置は適宜調整し、変更するようにしてよい。
例えば、発光駆動電流が一定であっても、UV−LED素子Lの経年劣化により、その照度が低下してくることが懸念される。そのため、照度測定の結果、UV−LED素子Lに対して最大電流の負荷をかけても所望の照度が得られない場合には、光照度ユニット3を基板Gに近づけて再測定し、その結果、所望の照度が得られた場合には、その高さ位置が光照度ユニット3の高さ位置として新たに設定される。
1 局所露光装置
2 基板搬送路(基板搬送手段)
3 光照射ユニット
4 光源
9 発光駆動部(発光駆動手段)
20 搬送コロ
39 基板検出センサ
40 制御部(制御手段)
G ガラス基板(被処理基板)
L UV−LED素子(発光素子)
GR 発光制御グループ(発光体)
T1 レシピテーブル

Claims (10)

  1. 基板が水平な状態で、水平方向に搬送される基板搬送路の上方において、基板搬送方向に交差する方向にライン状に配列された複数の発光素子のうち、一つまたは複数の発光素子からなる発光体を発光制御単位として選択的に発光駆動し、その下方において基板搬送方向に沿って相対的に移動される基板上の感光膜に対し露光処理を施す局所露光方法であって、
    前記基板に形成された感光膜の所定領域に対し、その膜厚に基づいて照射すべき目標照度を求めるステップと、
    前記所定領域に照射可能な少なくとも一つの発光体を特定するステップと、
    前記特定した一の発光体について、該発光体に隣接する他の発光体が前記所定領域に照射可能な場合に、該他の発光体の発光による干渉光の照度を前記目標照度から差し引き、当該算出された値を補正後の設定照度とするステップと、
    前記補正後の設定照度に基づき駆動電流値を設定するステップと、
    前記設定した駆動電流値により前記一の発光体を発光させるステップとを含むことを特徴とする局所露光方法。
  2. 前記補正後の設定照度に基づき駆動電流値を設定するステップにおいて、
    前記駆動電流値は、
    前記一の発光体のみを発光させた場合に、該一の発光体の照射領域において測定される照度と、該一の発光体に印加された駆動電流値との関係式に、前記補正後の設定照度を代入することにより算出されることを特徴とする請求項1に記載された局所露光方法。
  3. 前記特定した一の発光体について、該発光体に隣接する他の発光体が前記所定領域に照射可能な場合に、該他の発光体の発光による干渉光の照度を前記目標照度から差し引き、当該算出された値を補正後の設定照度とするステップにおいて、
    前記一の発光体に隣接する他の発光体の発光による干渉光の照度は、
    前記他の発光体のみを発光させた場合に前記一の発光体の照射領域において測定される照度と、前記他の発光体に印加された駆動電流値との関係式に基づき算出されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載された局所露光方法。
  4. 前記特定した一の発光体について、該発光体に隣接する他の発光体が前記所定領域に照射可能な場合に、該他の発光体の発光による干渉光の照度を前記目標照度から差し引き、当該算出された値を補正後の設定照度とするステップにおいて、
    前記他の発光体の発光による干渉光の照度を、前記補正後の設定照度に基づき算出する第一のステップと、
    前記第一のステップにより算出された干渉光の照度を前記目標照度から差し引き、当該算出された値を新たな補正後の設定照度として更新する第二のステップと、
    前記第一のステップと第二のステップとを所定回数繰り返すステップとを含むことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載された局所露光方法。
  5. 前記特定した一の発光体について、該発光体に隣接する他の発光体が前記所定領域に照射可能な場合に、該他の発光体の発光による干渉光の照度を前記目標照度から差し引き、当該算出された値を補正後の設定照度とするステップと、
    前記補正後の設定照度に基づき駆動電流値を設定するステップとにおいて、
    前記他の発光体の発光による干渉光の照度を、前記設定した駆動電流値に基づき算出する第一のステップと、
    前記第一のステップにより算出された干渉光の照度を前記目標照度から差し引き、当該算出された値を新たな補正後の設定照度として更新する第二のステップと、
    前記補正後の設定照度に基づき駆動電流値を更新する第三のステップと、
    前記第一のステップと第二のステップと第三のステップとを所定回数繰り返すステップとを含むことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載された局所露光方法。
  6. 基板が水平な状態で、水平方向に搬送される基板搬送路の上方において、基板搬送方向に交差する方向にライン状に配列された複数の発光素子と、前記複数の発光素子のうち、一つまたは複数の発光素子からなる発光体を発光制御単位として選択的に発光駆動する発光駆動手段と、前記複数の発光素子の下方において基板搬送方向に沿って前記基板を相対的に移動させる基板搬送手段とを具備し、前記基板搬送手段により移動される前記基板上の感光膜に対し前記発光体の発光により露光処理を施す局所露光装置であって、
    前記発光駆動手段による発光駆動の制御を行う制御手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記被処理基板に形成された感光膜の所定領域に対し、その膜厚に基づいて照射すべき目標照度を求め、
    前記所定領域に照射可能な少なくとも一つの発光体を特定し、
    前記特定した一の発光体について、該発光体に隣接する他の発光体が前記所定領域に照射可能な場合に、該他の発光体の発光による干渉光の照度を前記目標照度から差し引き、当該算出された値を補正後の設定照度とし、
    前記補正後の設定照度に基づき駆動電流値を設定し、該駆動電流値を用いて前記発光駆動手段により前記一の発光体を発光させることを特徴とする局所露光装置。
  7. 前記制御手段が、前記補正後の設定照度に基づき設定する駆動電流値は、
    前記一の発光体のみを発光させた場合に、該一の発光体の照射領域において測定される照度と、該一の発光体に印加された駆動電流値との関係式に、前記補正後の設定照度を代入することにより算出した値であることを特徴とする請求項6に記載された局所露光装置。
  8. 前記特定した一の発光体について、該発光体に隣接する他の発光体が前記所定領域に照射可能な場合に、該他の発光体の発光による干渉光の照度を前記目標照度から差し引き、当該算出された値を補正後の設定照度とする際、
    前記制御手段は、
    前記一の発光体に隣接する他の発光体の発光による干渉光の照度を、
    前記他の発光体のみを発光させた場合に前記一の発光体の照射領域において測定される照度と、前記他の発光体に印加された駆動電流値との関係式に基づき算出することを特徴とする請求項6または請求項7に記載された局所露光装置。
  9. 前記特定した一の発光体について、該発光体に隣接する他の発光体が前記所定領域に照射可能な場合に、該他の発光体の発光による干渉光の照度を前記目標照度から差し引き、当該算出された値を補正後の設定照度とする際、
    前記制御手段は、
    前記他の発光体の発光による干渉光の照度を、前記補正後の設定照度に基づき算出し、
    前記算出した干渉光の照度を前記目標照度から差し引き、当該算出された値を新たな補正後の設定照度として更新し、
    前記更新した設定照度に基づく前記干渉光の照度の算出と、設定照度の更新とを所定回数繰り返すことを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれかに記載された局所露光装置。
  10. 前記特定した一の発光体について、該発光体に隣接する他の発光体が前記所定領域に照射可能な場合に、該他の発光体の発光による干渉光の照度を前記目標照度から差し引き、当該算出された値を補正後の設定照度とし、前記補正後の設定照度に基づき駆動電流値を設定する際、
    前記制御手段は、
    前記他の発光体の発光による干渉光の照度を、前記設定した駆動電流値に基づき算出し、
    前記算出された干渉光の照度を前記目標照度から差し引き、当該算出された値を新たな補正後の設定照度として更新し、
    前記補正後の設定照度に基づき駆動電流値を更新し、
    更に、前記更新した駆動電流値に基づく干渉光の照度の算出と、設定照度の更新と、駆動電流値の更新とを所定回数繰り返すことを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれかに記載された局所露光装置。
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