JP5451391B2 - 吸収用品、ベルト構造体、ベルト構造体の製造方法ならびに吸収用品の製造方法 - Google Patents

吸収用品、ベルト構造体、ベルト構造体の製造方法ならびに吸収用品の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、吸収用品、ベルト構造体、ベルト構造体の製造方法ならびに吸収用品の製造方法に関する。
吸収用品の分野、特に、ベビーおむつ、ナプキンおよび失禁用製品の分野においては、生産効率に関する改善が常に求められているが、これは、こうした製品は必需品であり、かつ、大規模生産されるからである。この種の吸収用品は、たいてい、表面シートと、背面シートと、吸収用品のこの二つのシート間に配置された吸収コアとを具備してなる。表面シートおよび吸収コアは、吸収用品の装着時に着用者に面するよう意図されている。
吸収用品の止着構造体の分野における最近の傾向によれば、着用者のウエストの周りに吸収用品を固定するために、長尺ベルトを使用することが必要である。すなわち、特に、失禁用製品の分野における場合には、吸収用品の止付構造体は、さまざまなサイズの主として成人着用者に対応する必要がある。こうした止着構造体の長尺ベルトは、ベルトのハンドリングが生産および包装の観点から困難であるような、ある程度長尺な長さを有することがある。従来の止着構造体のベルトは、通常、吸収用品の表面シートおよび/または背面シートから横方向に延在するが、これは、以下で述べる望ましくない作用を生じることがある。特に、非常に長いベルトは、吸収用品の生産ラインの生産速度に制限を課すことがあり、しかも機械の妨害あるいは生産装置内での引っ掛かりあるいは詰まりに関しては常に生産ラインに対するリスクである。製造された用品を包装するとき、二つ以上の吸収用品のベルトが互いに絡み合うおそれがあるが、これは生産効率を低下させる。
さらに、製造プロセスにおいて、二つの別体の非常に長いベルトを取り扱うのは、時間およびコストの浪費につながるが、これは、ベルトのそれぞれを、それが吸収用品に対して取り付け可能となる前に、適切に配置しかつ方向付ける必要があるからである。
従来、それぞれの結合部の安定性を高めるために、ベルトは、表面シートと背面シートとの間にそれを挿入することによって、吸収用品に対して取り付けられている。これは、ベルトの取り付けプロセスをさらに一層困難なものとする。なぜなら、ベルトを適切に配置しかつ位置決めし、続いて表面シートと背面シートとの間に挿入しなければならないからである。
したがって本発明の目的は、製造プロセスの間のベルトハンドリングの改善を可能とする吸収用品およびその製造のための方法を、特に生産効率を改善するようになされかつ高い生産速度での生産を可能とする吸収用品を提供することである。さらなる目的は、吸収用品を生産する際の生産効率を増大させるために使用可能なベルト構造体およびその製造のための方法を提供することである。
上記目的は、請求項1に記載の特徴を備えた吸収用品によって解決される。有利な実施形態は、請求項1に従属する請求項に示されている。
したがって、吸収用品は、内面と外面とを有する表面シートならびに内面と外面とを有する背面シートを具備してなり、背面シートの内面は表面シートの内面に向けられている。少なくとも一つの長尺ベルトが設けられるが、これは、着用者のウエストの周りに吸収用品を固定するための自由端部と、背面シートの外面に対してあるいは表面シートの外面に対して固定的に取り付けられる取り付け端部とを有する。さらに、自由端部は、表面シートおよび/または背面シートの境界内に配置される。
「境界」との用語はまた、表面シートおよび/または背面シートの「フットプリント(footprint)」とも呼ぶことができ、これは、その主面内でのそれぞれのシートの空間的な広がりに対応する。
「自由端部」との用語は、背面シートおよび/または表面シートに対して固定的に取り付けられない長尺ベルトの一部を意味することに留意されたい。着用者のウエストの周りにベルトを結び付けるために、自由端部は、自由にかつ吸収用品の残部とは無関係に動くことができる。自由端部は、吸収用品が着用者に対するその位置決め過程にあるときには、特に「自由」である。だが当該用語は、自由端部が常に自由に動けることを意味すると解釈すべきではない。実際、それは、用品が正しい装着ポジションにあるときには吸収用品に対して固定され、そして製造、包装および保管の間は吸収用品に対して取り付けることもできる。
この独特の構造、特に長尺ベルトの構造は、生産効率の向上に貢献する。特に、表面シートの外面あるいは背面シートの外面への長尺ベルトの取り付けによって、容易な取り付けが可能となる。なぜなら、従来の吸収用品とは異なり、表面シートと背面シートとの間に従来型のベルトを挿入するための複雑なベルトのハンドリングは、もはや必要ではないからである。したがって、ベルトは表面シートの外面または背面シートの外面に固定される。
さらに、自由端部を表面シートおよび/または背面シートの境界内に配置することによって、特に製造プロセスおよび/または包装プロセスの間に、ベルトが表面シートおよび/または背面シートの境界を越えて突出しないことが保証される。これは、特に、高速生産ラインにおいて有利である。というのは、ベルトは絡まり難く、機械の動作を妨害したりあるいは動作不能としたりすることはなく、そして製造された吸収用品の外寸は明らかに画定されているからである。ベルトは背面シートおよび/または表面シートの境界を越えて突出していないので、加工横断方向に生産ラインの長さを低減可能とすることさえ考えられる。より狭い機械および生産ラインによって、生産オペレーターにとって、生産ラインのコンポーネントに対する、より容易なアクセスが実現される。これによって、オペレーターにとって、より安全な作業環境が実現される。これに加えて、より幅狭な生産ラインは、通常、幅広なものに比べて低減されたフットプリントを、したがって生産ホール内に安全スペースを有する。
吸収用品を使用するとき、長尺ベルトは、表面シートおよび/または背面シートの境界を越えて延在できることは明らかである。特に、着用者のヒップの周りに長尺ベルトを延在させることによって吸収用品を着用者に対して装着する場合がそうである。ユーザー(これは着用者とは異なる人物であってもよい)は、ベルトを把持し、そしてそれを所望の使用方向へと引っ張る。言い換えれば、表面シートおよび/または背面シートの境界内の長尺ベルトの配置状態は、用品が使用される前には特に現存するが、用品が使用されかつ/または装着されたときには必ずしも現存しない。
「吸収用品が使用される前」との表現は、着用者のウエストの周りに吸収用品を固定するために、ユーザーおよび/または着用者が実際に長尺ベルトを(あるいは、より良くは長尺ベルトの自由端部を)把持する前の時期を意味する。特に、それは、吸収用品の実際の製造の時点(特に、長尺ベルトを表面シートあるいは背面シートに対して取り付けた瞬間)と、吸収用品を着用者に対して被着させるために長尺ベルトが初めてユーザーによって把持され、触れられ、かつ/または開かれる時点との間の期間を意味する。
有利な実施形態では、一対の長尺ベルトは、背面シートの外面あるいは表面シートの外面に対して固定的に取り付けられる。一対の長尺ベルトは、着用者のウエストの周りに吸収用品を実際に固定するプロセスに関して、より大きな融通性をもたらす。
二つの長尺ベルトが吸収用品に対して取り付けられるとき、第1の長尺ベルトの自由端部は、好ましくは、第2の長尺ベルトの取り付け端部に向けられ、そして逆の場合も同じである。すなわち、ベルトの自由端部は、ベルトが、吸収用品の外側部分から吸収用品の内部部分に向かって延在するよう、表面シートおよび/または背面シートの境界内に配置される。
効率的な吸収用品を提供するために、吸収コアは背面シートの内面上に配置可能であり、そしてそれは、吸収用品の装着時に着用者の方に面するよう意図される。
長尺ベルトの取り付け端部は、長尺ベルトの自由端部から長手方向に離間させることができる。すなわち、取り付け端部は、長尺ベルトの中央には配置されない。長尺ベルトのこの構造によって、長尺ベルトの全範囲を着用者に対して長尺ベルトを被着させるために使用できるという利点がもたらされる。
二つの長尺ベルトが吸収用品に対して取り付けられる場合、製造中および包装中の吸収用品のベルトおよび吸収用品自体のハンドリングをさらに改善するために、第1の長尺ベルトおよび第2の長尺ベルトは、取り付け端部において、表面シートの外面あるいは背面シートの外面に対して固定的に取り付けられ、そして用品が使用される前に長尺ベルトは自由端部の領域においてオーバーラップする。第1および第2の長尺ベルトの自由端部のこのオーバーラップによってハンドリングが改善されるが、これは、より大きな長さのベルトを、吸収用品の表面シートおよび/または背面シートの境界内に配置できるからである。
オーバーラップ部における少なくとも一つの分離可能な結合部によって、第1の長尺ベルトおよび第2の長尺ベルトが互いに止着されるか、固定されるか、留められる場合には特に有利である。自由端部のオーバーラップ部におけるこの分離可能な結合部によって、長尺ベルトの自由端部が確実に動き回らなくなり、しかもそれが吸収用品の表面シートおよび/または背面シートの境界によって画定される領域から離れるのが確実に阻止される。すなわち、用品の使用前には、吸収用品の表面シートおよび/または背面シートの境界内の、ある特定の位置または領域に留まるように、長尺ベルトの自由端部の潜在的にぶらぶらする端部は適切に固定される。
「分離可能な結合部」との用語は、本明細書で用いているように、一方では、ユーザーが一方のベルトを他方から単に引き離すだけで容易に分離させることができるが、他方では、製造プロセスの間、ベルトに作用する力に耐えるのに十分なほど強い、二つの長尺ベルト間の結合部を意味する。そうした結合部は、たとえば、面ファスナー(Velcro(登録商標)ファスナー)構造体によって、あるいは粘着パッチおよびプラスチックフィルム(特にPEフィルム)の組み合わせによって形成可能である。上述した構造体は、もし望むならば、再止着可能であるという利点を有する。だが、その他の好適な素材および/または方法を、特に、いったん分離させると再止着できない結合部を生じる接着剤あるいはスポット溶着を、分離可能な結合部を形成するために使用できる。
第1および第2の長尺ベルトの空間的拘束は、少なくとも分離可能な結合部によって背面シートまたは前面シートに対して自由端部の少なくとも一方を取り付けることによっても、さらに改善することができる。
より大きなベルト長に対応するために、ある長さの長尺ベルトを折り畳むために長尺ベルトの少なくとも一方を折り込むことが好ましい。ベルトを折り込むことで、さらに長いベルトを、確実に、表面シートおよび/または背面シートの境界内に閉じ込めることができるようになる。この場合、ユーザーが自由端部を容易に把持できるよう、自由端部の前端部がベルトの長手方向範囲の方向に配置され、かつ、取り付け端部から離間させられるように、長尺ベルトをZ字形状に折り込むことが特に有利である。この構造はまた、ユーザーにとって、より直感的なものであるが、これは、ベルトの自由端部が、それが広がることをユーザーが予期する方向に延在しているからである。
折り込まれたベルトに関連して、かつ、特にZ字形に折り込まれたベルトに関連して、ベルト自体にあるいはそれぞれの他のベルトに対して、やはり、ベルトのいくつかの折り畳まれた部分を取り付けるために、一つ以上の分離可能な結合部を使用することは有利となり得る。
有利な実施形態においては、長尺ベルトの長手方向範囲は、表面シートおよび/または背面シートの最大横方向範囲と等しいか、あるいはそれよりも長いものである。上述した長尺ベルトの配置は、適度に長いベルト、特に、背面シートおよび/または表面シートの最大横方向範囲と等しいか、あるいはそれよりも大きな長さのベルトに関して、特に有利である。というのは、生産および/または包装ラインの詰まりあるいは障害を阻止できるからである。長いベルトは、ある状況下では、着用者にとって装着するのが、より快適なものとなり得る。
上記目的はまた、請求項13の特徴を備えたベルト構造体によって解決される。有利な実施形態は、当該請求項に従属する請求項に示されている。
したがって、ベルト構造体は、着用者のウエストの周りに吸収用品を固定するための第1の長尺ベルトと第2の長尺ベルトとを具備してなる。さらに、第1の長尺ベルトおよび第2の長尺ベルトはそれぞれ取り付け端部を備えており、この取り付け端部は、吸収用品に対して固定的に取り付けられるよう配設される。さらに、第1および第2の長尺ベルトは着用者のウエストの周りに吸収用品を止着するための自由端部を有する。第1の長尺ベルトの自由端部と第2の長尺ベルトの自由端部とはオーバーラップし、かつ、少なくとも一つの分離可能な結合部によって互いに固定される。
上記ベルト構造体は、吸収用品に関して先に説明したものに類似している。それは、複雑な調整および位置決め作業を伴わずに吸収用品に対して取り付けることができる、コンパクトでかつ取り扱いが容易なベルト構造体を提供するという利点を有する。さらに、ベルト構造体の両ベルトは一体品として取り扱うことができ、そして特に、吸収用品に、このまさに一体品として取り付けることができる。二つのベルトを一体品として取り扱うことによって、取り付けの信頼性が高まるだけでなく、吸収用品を製造するのに必要なステップの数が減少する。
さらに、ベルトの自由端部は互いにオーバーラップすると共に止着される。したがって、ベルトの自由端部は空間的に拘束され、それゆえ、自由端部が互いに絡み合うリスク、あるいは、それに対して取り付けられたベルト構造体を備えた吸収用品が生産ラインを経て供給される際に、それが生産ラインを停止させてしまうリスクが低減される。これは、長尺ベルトの自由端部が分離可能な結合部によって一緒にかつ適所で保持されるという事実に起因する。
好ましい実施形態では、第1の長尺ベルトおよび第2の長尺ベルトは、取り付け端部を除いて、ベルト素材の実質的に全てがオーバーラップするようにオーバーラップする。取り付け端部は、実質的に、取り付け結合部および継ぎ目ゆとりの長手方向範囲からなる。こうした特徴を備えたベルト構造体は、大変に長いベルト素材を容易に取り扱うことができるという利点を有する。それにもかかわらず、取り付け端部は、実質的に取り付け結合部および継ぎ目ゆとりの和からなる長手方向範囲を有するので、ベルト構造体は吸収用品の表面シートあるいは背面シートに対して確実に固定することができる。継ぎ目ゆとりによって、吸収用品に対するベルト素材の確実な取り付けが保証される。好ましくは、第1および第2の長尺ベルトの取り付け端部は、ベルト素材の単一の層から、たとえば背面シート素材の単一の層から形成される。
他の実施形態では、第1の長尺ベルトおよび第2の長尺ベルトは、実質的に、この第1および第2の長尺ベルトを互いに止着するか、留めるか、固定する分離可能な結合部においてのみオーバーラップする。これによって、より短いベルトに関してさえも、ベルト構造体を良好にハンドリングできるという利点がもたらされる。
さらに好ましい実施形態では、ある長さの第1および/または第2の長尺ベルトを折り畳むために、第1の長尺ベルトおよび/または第2の長尺ベルトは少なくとも一度折り込まれる。この折り込みによって、ベルト構造体の、実際の外寸(特に長手方向におけるその長さ)を低減することが可能となる。言い換えれば、折り込みによって、依然として容易に取り扱うことができる比較的長いベルトを、ベルト構造体の複合セットとして使用することが可能となる。
ベルト構造体の他の実施形態は、吸収用品に関して先に説明したものと類似している。
本発明はさらに、吸収用品に対して取り付けられるベルト構造体のための請求項24に記載の製造方法に関する。有利な実施形態は、当該請求項に従属する請求項に示されている。
上記製造方法は、製造されるベルトの長さに対応する幅のベルト素材からなる第1のウエブおよび第2のウエブを提供するステップと、第1および第2のウエブをオーバーラップさせるステップと、少なくとも一つの分離可能な結合部によって、第1および第2のウエブを互いに結合するステップと、互いに結合された第1および第2のウエブからなる複合体からベルト構造体を切り離すステップとを具備する。
この製造方法は、信頼性が高くかつ効果的な様式で吸収用品に対して取り付けることができるベルト構造体を提供できるという利点がある。ベルト素材からなる第1および第2のウエブを提供することによって、ベルト素材は、製造されるベルトの長さに対応する幅の素材のロール上に供給できる。
ウエブの「幅」との用語は、本明細書において用いているように、加工横断(cross-machine)方向におけるウエブの範囲を意味する。すなわち、最終ベルト構造体のベルトは、加工横断方向におけるウエブの範囲に対応する長さを有する。完成したベルトの幅は、連続したウエブから切り取られた、加工方向におけるウエブの複合体の長さに対応する。
上記製造方法は、第1および第2のウエブを互いに固定する前に、第1および/または第2のウエブを少なくとも一度折り込むステップを含む。ウエブのこの折り込みは、好ましくは、加工方向に沿ってなされる。好ましい実施形態においては、この折り込みは、さらに大きな長さの最終的に形成されるベルトを畳むためにZ字形状に実施される。
本発明は、さらに、請求項28に記載の特徴を備えた、吸収用品の製造方法に関する。
したがって当該方法は、内面と外面とを有する表面シートならびに内面と外面とを有する背面シートを備え、背面シートの内面が表面シートの内面に向けられた吸収用品を提供するステップを具備する。以後のステップとして、少なくとも一つのベルト構造体が、先に説明したように、背面シートの外面あるいは表面シートの外面に対して取り付けられる。
以下、図面を参照して、本発明のさまざまな代表的な(ただし非限定的な)実施形態について説明する。
第1実施形態である吸収用品の概略斜視図であり、当該吸収用品の背面シートの外面およびこの背面シートに対して固定的に取り付けられた一対の長尺ベルトを示している。 吸収用品の使用前の状態での、線A‐Aに沿った図1aの吸収用品を通る断面図である。 吸収用品のベルトを広げた状態での、線A‐Aに沿った図1aの吸収用品を通る断面である。 図1aないし図1cの吸収用品を通る断面図であり、着用者に対して装着した際の使用状態にある吸収用品を示している。 第2実施形態である吸収用品の概略斜視図であり、当該吸収用品の背面シートの外面およびこの背面シートに対して固定的に取り付けられた一対の長尺ベルトを示している。 吸収用品の使用前の状態での、線A‐Aに沿った図2aの吸収用品を通る断面図である。 吸収用品のベルトを広げた状態での、線A‐Aに沿った図2aの吸収用品を通る断面である。 図2aないし図2cの吸収用品を通る断面図であり、着用者に対して装着した際の使用状態にある吸収用品を示している。 ベルト素材からなる二つのウエブの複合体およびウエブ複合体から切り取られたベルト構造体の一実施形態の概略斜視図である。 図3のベルト構造体が吸収用品の背面シートの外面に対して取り付けられた状態での、第3実施形態に係る吸収用品の概略斜視図である。 吸収用品の使用前の状態での、線A‐Aに沿った図4aの吸収用品を通る断面図である。 吸収用品のベルトを広げた状態での、線A‐Aに沿った図4aの吸収用品を通る断面である。 図4aないし図4cの吸収用品を通る断面図であり、着用者に対して装着した際の使用状態にある吸収用品を示している。 図3のベルト構造体が吸収用品の背面シートの外面に対して取り付けられた状態での、第3実施形態に係る吸収用品の概略斜視図である。 吸収用品の使用前の状態での、線A‐Aに沿った図5aの吸収用品を通る断面図である。 吸収用品のベルトを広げた状態での、線A‐Aに沿った図5aの吸収用品を通る断面である。 図5aないし図5cの吸収用品を通る断面図であり、着用者に対して装着した際の使用状態にある吸収用品を示している。 ベルト素材からなる二つのウエブの複合体および複合素材から切り取られたベルト構造体の第2実施形態の概略斜視図である。 図6のベルト構造体が吸収用品の背面シートの外面に対して取り付けられた状態での、吸収用品の概略斜視図である。 ベルト構造体の二つのウエブの複合体の他の実施形態の概略斜視図である。 線A‐Aに沿って取った図8aのベルト素材からなる二つのウエブの複合体の概略断面図である。 図8aおよび図8bのベルト構造体が吸収用品の背面シートの外面に対して取り付けられた状態での、吸収用品の概略斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の好ましい実施形態について説明する。同様のあるいは同一の要素には同じ参照数字を付しており、各実施形態におけるこうした特徴部の重複説明は省略する。
図1aないし図1dは、吸収用品1の第1実施形態の概略斜視図である。吸収用品1は背面シート3を有するが、その外面30が図1aには示されている。背面シート3の外面30に取り付けられた第1の長尺ベルト4と第2の長尺ベルト5とが示されている。
図1aから分かるように、背面シート3は、その内面32が表面シート2の内面22に面するよう向けられている。表面シート2の外面20は、第1の長尺ベルト4あるいは第2の長尺ベルト5に対して直には取り付けられていない。
表面シート2と背面シート3との間には、吸収用品1内に取り込まれる液体を吸収するよう機能する吸収コア200が配置されている。吸収コア200は、背面シート3の内面21上だけでなく、表面シート2の内面22上にも配置されており、表面シート2および吸収コア200は、吸収用品1が装着されたとき、着用者の方に面するよう意図されている。吸収コア200は、いかなる既存の種類のものであってもよい。よく見られる吸収コアあるいは吸収素材の例は、セルロース系綿毛パルプ、ティッシュ層、高吸収ポリマー(いわゆる超吸収コア)、吸収性フォーム素材、吸収性不織布などである。
図1aの線A‐Aに沿って取った断面である図1bから分かるように、第1の長尺ベルト4および第2の長尺ベルト5は、背面シート3の外面30上に配置されており、長尺ベルト4は背面シート3に対して固定的に取り付けられている。第1の長尺ベルトは、着用者のウエスト周りに吸収用品1を固定するための自由端部40と、接着剤6あるいはその他の取り付け手段あるいは超音波接合または熱溶着のような手法を用いて、吸収用品1の背面シート3に対してベルトを固定的に取り付けるための取り付け端部42とを有する。長尺ベルト4の自由端部40は、長尺ベルト4の取り付け端部42から長手方向に離間している。すなわち、自由端部40は第1のベルト4の一端に対応しており、かつ、取り付け端部42は、長尺ベルトの長手方向における長尺ベルト4の他端に対応している。
第2の長尺ベルト5も同様に、自由端部50および取り付け端部52を有するが、これらは、第1の長尺ベルト4と同様の構成を備える。
図1は、第1の長尺ベルト4および第2の長尺ベルト5の自由端部40,50が背面シート3の境界内に配置されるよう、第1の長尺ベルト4および第2の長尺ベルト5が吸収用品1の背面シート3の外面30上に位置させられかつ配列されていることを示している。背面シート3の境界は、背面シート3(あるいは表面シート2)の実際の輪郭によって画定されるが、これはまた、背面シート3(あるいは表面シート2)の「フットプリント(footprint)」と呼ぶことができる。
図1aないし図1dに示す実施形態において、第1の長尺ベルト4の自由端部40は第2の長尺ベルト5の取り付け端部52に向けられており、かつ、第2の長尺ベルト5の自由端部50は第1の長尺ベルト4の取り付け端部42に向けられている。したがって、第1の自由端部40と第2の自由端部50とは互いに反対の位置に配置されている。
図1cは、そのベルトが広げられた状態で、すなわち、自由端部40,50が逆方向に延在するように第1の長尺ベルト4および第2の長尺ベルト5が互いに離間するように横方向に引っ張れた状態で吸収用品を示している。こうした形態を実現するために、ユーザーは、着用者のウエストの周りに吸収用品1を止着するためにベルト4,5を把持する。
図1cから分かるように、第1の長尺ベルト4および第2の長尺ベルト5の取り付けポジションによって、表面シート2および背面シート3の外側端部は、互いに向き合うベルトの初期配置の結果として下方に曲がる。これは、製造プロセス中のベルト4,5の改善されたハンドリングの当然の結果である。
図1dでは、使用時の、特にそれが着用者に装着された状態での吸収用品1の概略断面が示されている。同図において、着用者のポジションを示すために、着用者の断面が位置することになるポジションには「W」が付されている。以下、「W」は着用者のポジションを表すのに用いる。特に、図1dの下部には、吸収用品1の前部120が示されており、一方、同図の上部には、吸収用品1の後部110が示されている。「前部」および「後部」との用語は相対的な用語であり、必ずしも前部が着用者の前側に配置される必要があることを意味するわけではない。
着用者Wに対して吸収用品を固定するために、基本的に吸収用品1の後部110上に配置されるベルト4,5は着用者Wのウエストの周りに固定される必要があり、かつ、続いて吸収用品1の前部120に対して固定される必要があるので、ファスナー80がベルト4,5の自由端部40,50上に存在する。ファスナー80は、いかなる公知の種類のものであってもよい。特に、ベルト4,5上のファスナー80は面ファスナーのフックであってもよく、一方、吸収用品1の前部120における背面シート3の外面上の定着領域82にループが設けられる。ファスナー80はまた、背面シート3の前部120における外面30上のPEフィルムからなる定着領域82と相互作用する粘着パッドであってもよい。特に有利な実施形態では、背面シート3は、定着領域82としても機能する素材から形成される。背面シート3用のそうした素材としては、これに限定されるものではないが、ループ構造を備えた不織布あるいはプラスチックフィルム、特にPEフィルムが挙げられる。
図2aないし図2dに示す吸収用品1'の第2実施形態に目を向けると、第2実施形態は第1実施形態と広範囲に同一であることは明らかであるから、類似の特徴部の説明は省略する。だが、図1aないし図1dの吸収用品の第1実施形態と図2aないし図2dに示す第2実施形態との間の基本的な差異は、第1実施形態では背面シート3に対して固定的に取り付けられているのに対して第2実施形態では長尺ベルト4,5が表面シート2の外面20に対して固定的に取り付けられていることである、ということは明白である。したがって、自由端部40,50は、図1aないし図1dに示す状態と比べて、反対方向に折り込まれている。以下の説明から明らかであるように、これはまた、(生産性の観点から)好ましい実施形態となり得る非常に実用的な解決策である。
特に図2cは、表面シート2および背面シート3の外側端部が第1実施形態ほど大きく下方に曲がっていないことを示しているが、これは、特に着用者が寝たきりの人間である場合に、着用者にとってより快適な装着状態をもたらし得る。この軽度の曲がり具合は、背面シート3に対してではなく、表面シート2に対して、ベルト4,5を固定的に取り付けた結果である。
さらに、図2bおよび図2dから特によく分かるように、ファスナー80は二つの異なる方法で使用可能であり、すなわち一方では吸収用品1'が製造されるときに表面シート2に対してベルト4,5の自由端部40,50を固定するために、そして他方では、同一のファスナー80は、着用者Wのウエストの周りでベルト4,5を固定すると共に吸収用品1'の前部120上の定着領域82に対して自由端部40,50を取り付けるために使用できる。これはまた有益である。というのは、ファスナー80は内側に向けられるので、ファスナー80は、包装および配送作業の間、そして保管中は保護されるからである。
図3は、取り付け端部742,762および自由端部740,760をそれぞれ有する第1のベルト74および第2のベルト76を具備してなるベルト構造体7を示している。図1aないし図2dに示す実施形態とは異なり、二つのベルト74,76の自由端部740,760はオーバーラップし、かつ、オーバーラップ部のセクションにおける分離可能な結合部8によって、互いに止着されるか、固定されるか、留められる。この分離可能な結合部8は、それを分離した後には再止着できない接着剤あるいは溶着部であってもよいが、分離可能な結合部8は、再止着可能な結合部であることが、特に、面ファスナー構造体あるいは粘着性パッチおよびPEフィルムの組み合わせであることが好ましい。
ベルト構造体7は、第1のウエブ70および第2のウエブ72の複合体から、それを切り離すことによって製造される。第1のウエブ70および第2のウエブ72はいずれも、ベルト構造体7の完成したベルト74,76の長さに実質的に対応する加工横断方向CDにおける幅を有する。以下で説明する実施形態に関して明らかとなるように、ベルト構造体7において異なる長さのベルトが必要とされる場合には、異なる幅のウエブ70,72を使用できる。
ウエブ70,72はオーバーラップ様式で設けられ、そしてベルト構造体7がウエブ70,72の複合体から実際に切り取られる前に、それらを互いに固定するために、分離可能な結合部8がオーバーラップさせられたウエブ70,72間に形成される。この実施形態における分離可能な結合部8は、ウエブ70,72の長手方向に、すなわち加工方向MDに延在する、ただ一つの列内に整列させられていることに留意されたい。特に、二つのウエブ70,72のオーバーラップ部は、完成したベルト構造体7の全長の小部分のみからなる。だが、二列の分離可能な結合部8を備えた構造が、以下の図6ない図9の実施形態に示されている。むろん、適当な数の列の分離可能な結合部8を使用できる。
この実施形態におけるベルト構造体7の製造は、信頼性の高い様式で、すなわち、ベルト素材の第1のウエブ70とベルト素材の第2のウエブ72とをオーバーラップさせ、そして分離可能な結合部8によって第1のウエブ70と第2のウエブ72とを互いに固定することによって実施できる。第1のウエブ70および第2のウエブ72の複合体は続いて、ベルト構造体7を提供するために帯片状に切断される。
したがって、第1のウエブ70および第2のウエブ72の複合体は、加工方向MDに容易に案内および供給することができ、しかもベルト構造体7を切断するために切断機構に向かって搬送できる。この複合体はまた、予め製造し、そして吸収用品の実際の製造ラインにロール形態で供給できる。ベルト構造体7のこのハンドリングは、ベルトが単一のベルトとして供給される場合に比べて、顕著な改善である。
図4aないし図4dは、それに対して取り付けられた図3のベルト構造体7を備えた吸収用品1''の第3実施形態を示している。吸収用品1''は背面シート3を有すると共に、ベルト構造体7は、このベルト構造体7の取り付け端部742,762のセクションにおいて背面シート3の外面30に対して固定的に取り付けられている。
明らかなように、吸収用品1''に対するベルト構造体7の取り付けプロセスは、確実に、かつ、ベルト構造体7の大掛かりな方向付けを必要とせずに実施できる。特に、ベルト構造体7は、背面シート3の外面30上に配置でき、そして続いて、背面シート3に対して取り付け端部742および762を単に固定的に取り付けることによって背面シート3に対して固定できる。
第1の長尺ベルト74と第2の長尺ベルト76との間の分離可能な結合部8によって、吸収用品1''のその後の製造あるいは包装プロセスの間だけでなく、取り付けプロセスの間、ベルト構造体7の自由端部740,760は適所にて確実に保持される。これは、図4b(これは図4aの線A‐Aに沿った図4aの断面を示している)から特によく認識できる。したがって、第1の長尺ベルト74および第2の長尺ベルト76、特にその自由端部740,760は、自由に動き回ることはできず、背面シート3に対するそのポジションに制限される。
図4dは、着用者Wの周りに止着された吸収用品1''を示している。止着プロセスは、図1aないし図2dに示す実施形態におけるそれとは、かなり異なっていることは明らかである。
特に、着用者Wのウエストの周りでベルト74,76を固定するのに使用されるファスナー80は、ベルト74,76を互いに固定する。ベルト74,76を互いに固定した後、吸収用品1''の前部120は、吸収用品1''の前部120の表面シート2の上に配置される、さらなるファスナー800を用いて、連結されたベルト74,76に対して固定される。
特に有利な実施形態では、分離可能な結合部8は、同時に、ベルトを互いに固定するためのファスナー80として機能する。特に、分離可能な結合部8は、面ファスナーコネクターあるいはPEフィルムからなる定着領域に対して取り付けられた粘着パッドであってもよく、そして図4cに示すように結合部を分離させ、かつ、図4dに示すようにベルト74,76を互いに再固定した後に、分離可能な結合部8はファスナー80として再使用される。だが、図4aないし図4dに示す実施形態では、ベルト74,76が図4bのポジションから図4dのポジションへと位置を変えるとき、ベルト74,76の取り付けのための少なくとも一方の面は変わる。したがって定着領域82は、分離可能な結合部8との結合に関係しないベルト74,76の面に設けられる必要がある。
図示していない実施形態においては、図1aないし図2dに示す実施形態に関して説明したのと同じように、固定ポジションにおける構造体は背面シート3の外面30に対して固定されたベルトとは異なっていてもよいことは明らかである。
吸収用品1'''の第4実施形態(これは図5aないし図5dに示されている)は、第3実施形態と広範に類似している。だが、容易に認識されるであろうように、第4実施形態においては、第3実施形態では背面シートに対して取り付けられていたのとは対照的に、ベルト74,76は表面シート2に対して固定的に取り付けられている。
表面シート2に対するベルト74,76のこの取り付けは、背面シート3に対してベルト74,76を取り付けるのに比べて、ある利点を有する。特に、図5dから分かるように、表面シート2および背面シート3の外側セクションの撓みは、かなり低減される。
さらに、ファスナー80は分離可能な結合部8と同じように形成でき、そして付加的な定着領域82は必要とされないが、これは、分離可能な結合部8におけるベルト74,76のレイヤーリング(layering)と、固定ステップにおけるベルト74,76のレイヤーリングが同じだからである。
図6および図7は、ベルト構造体7'の異なる実施形態を示している。ベルト構造体7'は、基本的に、ベルト74',76'がその長手方向の全長さにわたってオーバーラップしていることを除いて、図4aないし図5dに示すものと同一である。さらに、二つの分離可能な結合部8'および8''が、ただ一つの分離可能な結合部8を使用する代わりに、二つのベルトを互いに確実に止着するか、固定するか、留めるために使用される。特に、分離可能な結合部8'および8''は、第1の長尺ベルト74'および第2の長尺ベルト76'の自由端部740'および760'に配置されている。
図7は、吸収用品1''''の背面シート3の外面に対して取り付けられたベルト構造体7'を備えた吸収用品1''''を示している。この形態においては、取り付け端部742'および762'は、比較的小さな長手方向範囲を、すなわちそれ自身を結合する取り付け部と小さな継ぎ目ゆとりとの和と同じぐらい長いだけの範囲を有することが特に容易に認識できる。
図7の吸収用品1''''の実施形態によって、吸収用品の背面シート3の境界内に依然として配置された比較的長い長尺ベルト74',76'を備え、かつ、端部に弛みが存在しない吸収用品を提供することが可能となる。
図8a、図8bおよび図9は、本発明のさらに他の実施形態を示している。図8aは、それぞれZ字形に折り畳まれた二つのウエブ70'',72''からなる複合体を示している。これは、図8aの線B‐Bに沿って取った断面である図8bに明瞭に示されている。二つのウエブをZ字形状に折り込むことによって、図9に示すように、吸収用品1'''''に対してベルト構造体を取り付けるために、二つの取り付け端部742''および762''間の距離を維持するために、さらに大量のベルト素材を折り畳むことが可能となる。取り付け端部742''および762''間の可能な最大範囲は、吸収用品1'''''の背面シート3および/または表面シートの横方向範囲によって決定される。
図9の実施形態は、吸収用品1'''''の背面シート3に対して、その取り付け端部742''および762''によって取り付けられたベルト構造体7''を示している。
ベルト全体および特に自由端部740''および760''が背面シートあるいは表面シートの境界内に配置されるように、所望の量のベルト素材を折り込むために、さらに多数の折り目を利用できることは明らかである。
1 吸収用品
2 表面シート
3 背面シート
4 第1の長尺ベルト
5 第2の長尺ベルト
6 接着剤
20 外面
22 内面
30 外面
32 内面
40 自由端部
42 取り付け端部
50 自由端部
52 取り付け端部
80 ファスナー
82 定着領域
110 後部
120 前部
200 吸収コア
W 着用者

Claims (10)

  1. 吸収用品(1,1'')であって、
    内面(22)と外面(20)とを有する表面シート(2)ならびに内面(32)と外面(30)とを有する背面シート(3)であって、前記背面シートの前記内面は前記表面シートの前記内面に向けられている、表面シート(2)ならびに背面シート(3)と、
    着用者のウエストの周りに吸収用品を固定するための自由端部(740,760)と、
    前記背面シートの前記外面に対してあるいは前記表面シートの前記外面に対して固定的に取り付けられる取り付け端部(742,762)と、を有する第1の長尺ベルト(74)および第2の長尺ベルト(76)と、を具備してなり、
    使用前において、前記長尺ベルトの前記自由端部はオーバーラップし、かつ、前記第1の長尺ベルトおよび前記第2の長尺ベルトの前記自由端部はオーバーラップ部に配された少なくとも一つの分離可能な結合部(8)によって互いに止着されており、前記第1の長尺ベルトおよび前記第2の長尺ベルトは、前記分離可能な結合部においてのみオーバーラップしており、前記第1の長尺ベルト(74)および前記第2の長尺ベルト(76)は、前記表面シートまたは前記背面シートの境界内に配置されていることを特徴とする吸収用品(1,1'')。
  2. 前記第1の長尺ベルトの前記自由端部は、前記第2の長尺ベルトの前記取り付け端部に向けられていることを特徴とする請求項1に記載の吸収用品。
  3. 前記長尺ベルトの前記取り付け端部は、前記長尺ベルトの前記自由端部から、長手方向に離間させられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の吸収用品。
  4. 前記背面シートの内面上に配置された吸収コア(200)をさらに具備してなり、前記吸収コアは、吸収用品が装着された際に、着用者に面するよう意図されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の吸収用品。
  5. 前記分離可能な結合部は再固定可能であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の吸収用品。
  6. 前記分離可能な結合部は、面ファスナー(hook andloop)構造体または粘着パッドおよびプラスチックフィルムを具備してなることを特徴とする請求項5に記載の吸収用品。
  7. 前記自由端部の少なくとも一つは、分離可能な結合部によって、前記背面シートに対して、あるいは、前記表面シートに対して、取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の吸収用品。
  8. 少なくとも一つの長尺ベルトは、ある長さの前記長尺ベルトを畳むために折り込まれていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の吸収用品。
  9. 前記長尺ベルトは、Z字形状に折り畳まれていることを特徴とする請求項8に記載の吸収用品。
  10. 前記長尺ベルトの長手方向の範囲は、前記表面シートまたは前記背面シートの最大横方向範囲と等しいか、あるいは、それよりも大きいことを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の吸収用品。
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