JP5448723B2 - レンズ駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レンズを光軸方向に駆動するレンズ駆動装置に関する。
例えば、特許文献1にレンズ駆動装置が開示されている。特許文献1に開示されたレンズ駆動装置は、板状の内側ヨーク、内側ヨークと対向する板状の外側ヨーク、および、両ヨークの両端部に介在される側部ヨークを備え、全体が箱型の閉ループに構成されている。内側ヨークおよび外側ヨークの両端部にはコの字状溝が形成され、これらの溝に十字形に成形されている側部ヨークの片部を係合させることによって組付けられる。
内側ヨークには、コイルが無接触状態に移動可能に挿着され、コイルはレンズ枠に支持されている。マグネットは、自身の磁気力により外側ヨークに吸着され固定され、マグネットが外側ヨークから剥離しないように、二枚一対の抑え部材により保持される。このように、特許文献1に開示されたレンズ駆動装置は、抑え部材を設けて、ヨークからマグネットが剥離しないように構成されている。
特開2002−23037号公報(第7頁、図4)
しかしながら、特許文献1では、ヨークからマグネットが剥離するのを防止するために、抑え部材を設けている。このように、特許文献1のような構成では、マグネットの剥離を防止するための専用部品が必要となり、部品数が増加してしまう。また、このような専用部品を設けるためのスペースが必要となり、鏡筒が大型化してしまう。
そこで本発明は、簡易な構成で、マグネットがヨークから剥離するのを抑制するレンズ駆動装置を提供する。
本発明の一側面としてのレンズ駆動装置は、レンズを駆動するレンズ駆動装置であって、ヨークと、該ヨークに固定された第1のマグネットおよび第2のマグネットとを備え、前記レンズを光軸方向に移動するように構成された磁気回路と、前記レンズの結像面側に配置され、前記光軸方向において前記ヨークを支持する第1の支持部材と、前記レンズの被写体側に配置され、前記光軸方向において前記ヨークを挟んで前記第1の支持部材を支持する第2の支持部材と、を有し、前記第1の支持部材は、前記第1のマグネットを保持する第1の保持手段を備え、前記第2の支持部材は、前記第2のマグネットを保持する第2の保持手段を備え、前記ヨークは、前記第1のマグネットおよび前記第2のマグネットを、前記光軸方向に互いに所定間隔を空けて配置するための第3の保持手段を備え、前記第3の保持手段は、前記ヨークから前記光軸方向に直交する方向に延びて該光軸方向に曲がったL字状の突起部であり、前記第1のマグネットおよび前記第2のマグネットは、前記突起部に係合するための第3の係合部を備える、ことを特徴とする
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施例において説明される。
本発明によれば、簡易な構成で、マグネットがヨークから剥離するのを抑制することができる。
実施例1に係る鏡筒ユニット構成を示す分解斜視図である。 実施例1に係るズーム減速機構の構成を示す分解斜視図である。 実施例1に係るフォーカス駆動機構の構成を示す分解斜視図である。 (a)実施例1に係るレンズ保持枠のスリーブ部とコイル固定部の関係を示す側面図であり、(b)実施例1に係るコイルとフレキシブル基板の組込み状態を示すレンズ保持枠の斜視図である。 実施例1に係るヨークにマグネットが組込まれた状態(磁気回路構成状態)を示す斜視図である。 実施例1に係る図4(b)に示すレンズ保持枠をフォーカス駆動機構に組込む状態を示す分解斜視図である。 実施例1に係る図5に示すヨークとマグネットで構成される磁気回路の組込み状態を示す分解斜視図である。 実施例1に係るフォーカス駆動機構の組込み状態を示す斜視図である。 実施例1に係るヨークの開口部を覆った状態を示す斜視図である。 実施例1に係るフォーカス駆動機構の組込み状態を示す正面図である。 実施例1に係るマグネットに対するコイル(レンズ保持枠)の移動状態を示す断面図である。 実施例1に係る非撮影状態を示す鏡筒ユニット断面図である。 実施例1に係るレンズ保持枠の撮影待機状態を示す鏡筒ユニット断面図である。 実施例1に係るレンズ支持枠の最大繰出し状態を示す鏡筒ユニット断面図である。 実施例2に係るマグネットがヨークに保持された状態を示すヨークの斜視図である。 実施例2に係るマグネット保持状態を示す鏡筒ユニット断面図である。 (a)実施例3に係るヨークとマグネットで構成される磁気回路及び固定地板に形成されたマグネット保持部を示す分解斜視図であり、(b)実施例3に係るマグネットが固定地板に保持された状態を示すフォーカス駆動機構の正面図である。 実施例3に係る固定筒に形成されたマグネット保持部を示す背面斜視図である。 実施例3に係るマグネットが固定筒に保持された状態を示す固定筒の背面図である。 (a)実施例4に係るヨークにマグネットが組込まれた状態(磁気回路構成状態)を示す斜視図であり、(b)実施例4に係るヨーク形状を示す正面図である。 (a)実施例5に係るヨークにマグネットが組込まれた状態(磁気回路構成状態)を示す斜視図であり、(b)実施例5に係るヨーク形状を示す正面図である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
まず、本発明の実施例1に係る鏡筒ユニット構成について、図1を参照して説明する。図1は、鏡筒ユニット構成を示す分解斜視図である。1は、不図示の第1のレンズユニットとバリア2を保持する第1の鏡筒である。第1の鏡筒1の外周面における周方向3箇所にカムフォロワ1aが固定されており、後述する直進筒5の3本の直進溝5aを貫通し、後述する回転筒6の3本のカム溝6aにそれぞれ摺動可能に係合している。3は、第2のレンズユニットL2と不図示のシャッターを保持する第2の鏡筒である。第2の鏡筒3の外周面における周方向3箇所にカムフォロワ3aが設けられており、後述する直進筒3の3本の直進溝5bを貫通し、後述する回転筒6の3本のカム溝6bにそれぞれ摺動可能に係合している。
5は、第1の鏡筒1、第2の鏡筒3を回転規制し光軸方向(Z軸方向)に案内する直進筒である。直進筒5は、後述する回転筒6の内周に支持されており、回転筒6と一体で光軸方向に進退移動する。直進筒5の円筒部には、第1の鏡筒1の3本のカムフォロワ1aが貫通する光軸方向に延びる3本の直進溝5aと、第2の鏡筒3の3本のカムフォロワ3aが貫通する光軸方向に延びる3本の直進溝5bが形成されている。また、フランジ部5cの外周面における周方向3箇所に突起5dが形成されており、後述する固定筒7の3本の直進溝7aにそれぞれ摺動可能に係合している。
6は、第1の鏡筒1、第2の鏡筒3を支持し光軸方向に進退移動させる回転筒である。回転筒6の内周面には、第1の鏡筒1の3本のカムフォロワ1aが係合する3本のカム溝6aと、第2の鏡筒3の3本のカムフォロワ3aが係合する3本のカム溝6bが形成されている。また、外周面における周方向3箇所にカムフォロワ6cが形成されており、後述する固定筒7の3本のカム溝7bにそれぞれ摺動可能に係合している。また、回転筒6が所定角度回転させるためのギア6dが形成されており、後述する減速ギア21と噛合っている。
7は、第1の鏡筒1、第2の鏡筒3、カム筒6を支持し、後述するズーム減速機構8を保持する非磁性体から成る固定筒で、被写体側に配置され、5本の固定ビス9により固定地板10に固定されている。固定筒7の内周面には、直進筒5の3本の突起5dが係合する3本の直進溝7aと、回転筒6の3本のカムフォロワ6cが係合する3本のカム溝7bが形成されている。また、後述するマグネット29bの一部を保持するレンズ繰出し方向に延びる凹部7f(図12参照)が形成されている。この凹部7fは固定筒7を形成する肉厚内で構成されている。
10は、固定筒7、ズーム減速機構8、フォーカス駆動機構11およびCCD撮像素子12を支持する非磁性体から成る固定地板(第1の支持部材)である。固定地板10は、結像面側に配置され、不図示のカメラに固定されている。固定地板10には、後述するマグネット29aの一部を保持するレンズ繰込み方向に延びる凹部10b(第1の保持手段、第1の凹部)が形成されている。凹部10bは、固定地板10を形成する肉厚内で構成されている。
次に、ズーム減速機構8について、図2を参照して説明する。図2は、ズーム減速機構の構成を示す分解斜視図である。13はモーターで、シャフト先端部に減速ギア14が圧入されており、2本の固定ビス15により固定地板10に固定されている。減速ギア14は、減速ギア16と噛合っており、モーターの回転力は減速ギア14を介して減速ギア16から減速ギア21に伝達される。減速ギア16から減速ギア21はそれぞれ固定地板10に回転可能に支持され、固定筒7により保持されている。減速ギア21は回転筒6のギア6dと噛合っている。
次に、ズーム動作について、図1及び図2を参照して簡単に説明する。不図示のメインスイッチをONすると、モーター13が回転する。モーター13の駆動力は、減速ギア14を介して、減速ギア16、減速ギア17、減速ギア18、減速ギア19、減速ギア20、減速ギア21、回転筒6のギア6dの順に伝達される。駆動力が伝達された回転筒6は、回転筒6のカムフォロワ6cが固定筒7のカム溝7bに沿って回転しながら、光軸方向に進退移動する。この時、回転筒6の内周に支持された直進筒5は、直進筒5の突起5dと固定筒7の直進溝7aとの係合により回転が規制されているため回転することなく光軸方向に進退移動する。
回転筒6の回転により、第1の鏡筒1は、回転筒6のカム溝6aに沿って光軸方向に移動する。この時、第1の鏡筒1は第1の鏡筒1のカムフォロワ1aと直進筒5の直進溝5aとの嵌合により回転が規制されているため回転することなく光軸方向に進退移動する。また、第2の鏡筒3は回転筒6のカム溝6bに沿って光軸方向に移動する。この時、第2の鏡筒3は第2の鏡筒3のカムフォロワ3aと直進筒5の直進溝5bとの嵌合により回転が規制されているため回転することなく光軸方向に進退移動する。
次に、フォーカス駆動機構11について、図3乃至図12を参照して説明する。図3はフォーカス駆動機構の構成を示す分解斜視図、図4(a)はレンズ保持枠のスリーブ部とコイル固定部の関係を示す側面図、図4(b)はコイルとフレキシブル基板の組込み状態を示すレンズ保持枠の斜視図である。また、図5はヨークにマグネットが組込まれた状態(磁気回路構成状態)を示す斜視図であり、図6は図4(b)に示すレンズ保持枠をフォーカス駆動機構に組込む状態を示す分解斜視図である。図7は図5に示すヨークとマグネットとを備えて構成される磁気回路の組込み状態を示す分解斜視図であり、図8はフォーカス駆動機構の組込み状態を示す斜視図である。また、図9はヨークの開口部を覆った状態を示す斜視図であり、図10はフォーカス駆動機構の組込み状態を正面図である。
図11は、マグネットに対するコイル(レンズ保持枠)の移動状態を示す断面図である。図11(A)は、レンズ保持枠の非撮影状態及び撮影待機状態を示す。図11(B)は、レンズ保持枠移動途中で、コイルの駆動力発生部が乗り移る直前の状態を示す。図11(C)は、レンズ保持枠移動途中で、コイルの駆動力発生部が乗り移っている状態を示す。図11(D)は、レンズ保持枠移動途中で、コイルの駆動力発生部が乗り移った状態を示す。図11(E)は、レンズ保持枠の最大繰出し状態を示す。図12は、非撮影位置を示す鏡筒ユニット断面図である。
22は、第3のレンズユニットL3を保持するレンズ保持枠であり、光軸方向に進退移動する。レンズ保持枠22は光軸方向に延びるスリーブ部22aと、第3のレンズユニットL3を挟んでスリーブ部22aと対向する位置に回転規制部22bが形成されている。スリーブ部22aは、光軸方向と直交する方向に延びるアーム部22cに形成され、図10に示されるように、固定筒7の円筒部7d(破線で示す)の外側に配置され、後述するガイド軸23に移動可能に嵌合している。この嵌合により、レンズ保持枠22はガイド軸23に案内され光軸方向に進退移動する。回転規制部22bは、図10に示されるように、固定筒7の円筒部7d(破線で示す)の内周に配置され、固定地板10に形成された回転規制軸10aに移動可能に嵌合している。この嵌合により、レンズ保持枠22は回転することなく光軸方向に進退移動する。
アーム部22cは、図9に示されるように、固定筒7の直進溝7aとカム溝7bとの間にできる空間に形成された光軸方向に延びる切り欠き部7cを貫通している。図4(a)に示されるように、スリーブ部22aには、スリーブ部22aに対して左右均等に配置されたコイル固定部22dが設けられている。コイル固定部22dは、図4(b)に示されるようにコイル24を固定し、後述するヨーク28の収容空間28e内に収納されている。また、後述するエンコーダマグネット26を保持する保持部22eが形成されている。
ガイド軸23は、図10に示されるように、後述するヨーク28の開口部28bに配置され、一方が固定地板10、他方が固定筒7の保護部7eと嵌合することにより支持されている。
24は駆動力を発生する光軸方向に平行に巻回され、第1の駆動力発生部24bおよび第2の駆動力発生部24cを有するコイルである。コイル24は、レンズ保持枠22と一体で光軸方向に進退移動する。コイル24は、光軸方向に対して直交する方向に開口する空芯部24aを、図4(b)に示されるように、レンズ保持枠22のコイル固定部22dに挿入することで、レンズ保持枠22に保持されている。コイル24は、図10に示されるように、後述するマグネット29a、29bと互いに所定間隔を空けて、後述するヨーク28の収容空間28e内に収納されている。
25は、コイル24と不図示の基板とを接続するフレキシブル基板である。フレキシブル基板25はレンズ支持枠22に固定され、レンズ保持枠22と一体で光軸方向に進退移動する。26は、レンズ保持枠22の位置を検出する光軸方向に延びるエンコーダマグネットである。エンコーダマグネット26は、レンズ保持枠22の保持部22eに固定されており、レンズ支持枠22と一体で光軸方向に進退移動する。
27は、レンズ保持枠22の位置を検出する磁気センサーとしてのMRセンサーである。MRセンサー27は、エンコーダマグネット26と対向する位置に配置され、固定地板10に固定されている。レンズ保持枠22と共にエンコーダマグネット26がMRセンサー27に対して移動することにより、MRセンサー27に作用する磁気が変化し、MRセンサー27からの出力も変化する。この出力変化に基づいて、不図示のCPUは、レンズ保持枠22の位置を検出することができる。CPUは、MRセンサー27を通じて検出されたレンズ保持枠22の位置情報を参照しながらコイル24に通電する電流を制御し、第3のレンズユニットL3を目標位置に移動させる。
28はヨークである。ヨーク28は、光軸方向に平行に延びる磁気回路を構成し、固定地板10に固定されている。ヨーク28は、固定ヨーク28aおよび固定ヨーク28aと対向する位置に配置された対向ヨーク28cが結合部28dにより一体化されて形成されている。固定ヨーク28a、対向ヨーク28c、および、結合部28dが一体化することにより、コイル24の周囲を囲む収容空間28eが構成される。対向ヨーク28cの中央部には、光軸方向に延びる切り欠き部28bが形成されている。図10に示されるように、切り欠き部28bにはレンズ保持枠22のスリーブ部22aが貫通している。
また、ヨーク28の収容空間28eの両端部には、後述するマグネット29a、29bをヨーク28の収容空間28e内に挿入する開口部28h、28iが形成されている。更に、ヨーク28の開口部28hは、図6に示されるように、ヨーク28とマグネット29a、29bとを備えて構成される磁気回路が組込まれたフォーカス駆動機構11に、レンズ保持枠22の組込み及び取外しを行う際に利用される。また、ヨーク28の開口部28iは、図7に示されるように、レンズ保持枠22が組込まれたフォーカス駆動機構11において、ヨーク28とマグネット29a、29bとを備えて構成される磁気回路の組込み及び取外しを行う際に利用される。ヨーク28の開口部28hは固定筒7の保護部7eにより覆われ、ヨーク28の開口部28iは固定地板10により覆われている。
29は、光軸方向に平行に配置されたマグネットである。マグネット29は、一対のマグネット29a(第1のマグネット)およびマグネット29b(第2のマグネット)を備えて構成される。マグネット29a、29bは、それぞれの表面及び裏面の極性が互いに異なるように着磁されている。マグネット29a、29bは、図5に示されるように、互いに所定間隔(以下、「ニュートラルゾーンNZ」と言う)を空けてヨーク28の収容空間28e内に配置される。マグネット29a、29bは、マグネット自身の磁気力によりヨーク28の固定ヨーク28aに吸着され固定されている。
マグネット29a、29bは、固定ヨーク28aから剥離しないように構成される。具体的には、図12に示されるように、マグネット29aは、その一端に、コイル24の第1の駆動力発生部24bに対して外側(レンズ繰込み方向)に突出した突出部29cを有する。突出部29cは、固定地板10(第1の支持部材)に設けられた凹部10b(第1の保持手段、第1の凹部)に挿入される。マグネット29aの他端は、ヨーク28の位置規制軸28f(第3の保持手段、突起部)への吸着力を利用して保持されている。また、マグネット29bは、その一端に、コイル24の第2の駆動力発生部24cに対して外側(レンズ繰出し方向)に突出した突出部29dを有する。突出部29dは、固定筒7(第2の支持部材)の凹部7f(第2の保持手段、第2の凹部)に挿入される。マグネット29bの他端は、ヨーク28の位置規制軸28g(第3の保持手段、突起部)への吸着力を利用して保持されている。位置規制軸28f、28gは、ヨーク28から光軸方向に直交する方向(X軸方向)に延びている。
このように、マグネット29aは、固定地板10の凹部10bとヨーク28の位置規制軸28fへの吸着力により受け止められる。また、マグネット29bは、固定筒7の凹部7fとヨーク28の位置規制軸28gへの吸着力により受け止められる。このため、レンズ鏡筒ユニット(レンズ駆動装置)が落下等により衝撃を受け、マグネット29a、29bが固定ヨーク28aから剥離する方向に応力が生じた場合でも、マグネット29a、29bが固定ヨーク28aから剥離するのを抑制することができる。その結果、耐衝撃性に強い磁気回路を構成することが可能となる。
マグネット29aは、ヨーク28の開口部28iから組込まれ、ヨーク28に形成された位置規制軸28fに当接するように配置される。またマグネット29bは、ヨーク28の開口部28hから組込まれ、ヨーク28に形成された位置規制軸28gに当接するように配置される。このような構成により、一定のニュートラルゾーンNZを確保することができる。
ニュートラルゾーンNZは、レンズ保持枠22の全移動範囲内において、コイル24(レンズ保持枠22)が結像面側(右側)に位置する時(図11(A))、コイル24の第2の駆動力発生部24cによる光軸方向に平行な推力を発生させないように設定される。また、コイル24が被写体側(左側)に位置する時(図11(E))、コイル24の第1の駆動力発生部24bによる光軸方向に平行な推力を発生させないように設定される。ニュートラルゾーンNZ内にコイル24の第1の駆動力発生部24bと第2の駆動力発生部24cが入っている場合(図11(C))、コイル24の第1の駆動力発生部24bと第2の駆動力発生部24cは、逆向きに電流が流れ、磁界も逆方向となる。このため、結果として同一方向に推力が発生し、光軸方向に平行な推力が発生する。
30は非撮影状態においてレンズ保持枠22を繰出し方向に付勢するスプリングである。スプリング30はガイド軸23に挿入され、固定地板10とレンズ保持枠22との間に配置され、スプリング30は一方が固定地板10に固定されている。
次に、ヨークとマグネットとを備えて構成される磁気回路が組込まれたフォーカス駆動機構にレンズ保持枠を組込む方法と、フォーカス駆動機構からレンズ保持枠を取外す方法について、図6、図8、図9を参照して説明する。
レンズ保持枠22の組込みは、図6に示されるように、レンズ保持枠22のスリーブ部22a及びコイル24をヨーク28の開口部28hに挿入させ、レンズ保持枠22のスリーブ部22aの一部をヨーク28の切り欠き部28bに挿入させる。また、レンズ保持枠22のスリーブ部22aをガイド軸23に嵌合させ、レンズ保持枠22の回転規制部22bを固定地板10の回転規制軸10aに嵌合させ、レンズ保持枠22を繰込み方向に移動させる。この移動に伴い、図8に示されるように、レンズ保持枠22のスリーブ部22a及びコイル24がヨーク28の収容空間28e内に収容され、レンズ保持枠22がフォーカス駆動機構11に組込まれた状態となる。その後、第1の鏡筒1と第2の鏡筒3が組み込まれた固定筒7を組込むことで、図9に示されるように、ヨーク28の開口部28hは固定筒7の保護部7eにより覆われる。また、ヨーク28の開口部28iは固定地板10により覆われる。
レンズ保持枠22の取外しは、図9に示す状態から固定筒7を取外すことで、図8に示されるように、ヨーク28の開口部28h及び切り欠き部28bが開放される。この開放に伴い、レンズ保持枠22の繰出し方向の移動規制がなくなり、レンズ保持枠22を必要以上に繰出し方向に移動させることができる。この移動に伴い、図6に示されるように、レンズ保持枠22のスリーブ部22a及びコイル24はヨーク28の開口部28hを利用して、ヨーク28の収容空間28eから取出される。また、レンズ保持枠22のスリーブ部22aの一部はヨーク28の切り欠き部28bから取出され、レンズ保持枠22がフォーカス駆動機構11から取出した状態となる。
次に、レンズ保持枠が組込まれたフォーカス駆動機構にヨークとマグネットとを備えて構成される磁気回路を組込む方法と、フォーカス駆動機構から磁気回路を取外す方法について、図7、図8、図9を参照して説明する。
ヨーク28とマグネット29a、29bとを備えて構成される磁気回路の組込みは、図7に示されるように、ヨーク28の開口部28iをレンズ保持枠22のスリーブ部22a及びコイル24に挿入させる。また、ヨーク28の切り欠き部28bをレンズ保持枠22のスリーブ部22aの一部に挿入させる。その後、ヨーク28とマグネット29a、29bとを備えて構成される磁気回路を繰込み方向に移動させることで、図8に示されるように、ヨーク28とマグネット29a、29bとを備えて構成される磁気回路を、フォーカス駆動機構11に組込むことができる。その後、図9に示されるように、固定筒7を組込むことで、ヨーク28の開口部28hは固定筒7の保護部7eにより覆われる。ヨーク28の開口部28iは、固定地板10により覆われる。
ヨーク28とマグネット29a、29bとを備えて構成される磁気回路は、図9に示す状態から固定筒7を取外し、図8に示す状態から磁気回路を繰出し方向に移動させることでフォーカス駆動機構11から取出すことができる(図6)。
次に、フォーカス駆動動作におけるコイルの駆動力発生部とマグネットのニュートラルゾーンの位置関係について、図11乃至図14を参照して説明する。図12は非撮影位置を示す鏡筒ユニット断面図、図13はレンズ保持枠の撮影待機状態を示す鏡筒ユニット断面図、図14はレンズ支持枠の最大繰出し状態を示す鏡筒ユニット断面図である。
レンズ保持枠22が非撮影位置及び撮影待機位置では、図11(A)、図12、図13に示されるように、コイル24の第1の駆動力発生部24b全域はマグネット29aと対向する位置にある。また、コイル24の第2の駆動力発生部24c全域は、ニュートラルゾーンNZ内にある。この位置では、ヨーク28の対向ヨーク28cとマグネット29aの間を通る磁束によりコイル24の第1の駆動力発生部24bに光軸方向に平行な推力が発生する。この推力によってレンズ保持枠22は光軸方向に移動する。
レンズ保持枠22の移動途中では、第2の駆動力発生部24cがニュートラルゾーンNZ内からマグネット29bと対向する位置に移動する直前まで、第1の駆動力発生部24b全域はマグネット29aと対向する位置にある(図11(B))。この位置では、図11(A)と同様に、第1の駆動力発生部24bに光軸方向に平行な推力が発生する。この推力によってレンズ保持枠22は光軸方向に移動する。
また、第1の駆動力発生部24bと第2の駆動力発生部24cが、ニュートラルゾーンNZ内を移動する場合、第1の駆動力発生部24bはマグネット29aと対向し、第2の駆動力発生部24cはマグネット29bと対向する位置にある(図11(C))。この位置では、ヨーク28の対向ヨーク28cとマグネット29a、29bの間を通る磁束により、第1の駆動力発生部24bと第2の駆動力発生部24cに光軸方向に平行な推力が発生する。この推力によって、レンズ保持枠22は光軸方向に移動する。
また、コイル24の第2の駆動力発生部24c全域がマグネット29bと対向する位置まで移動した場合、コイル24の第1の駆動力発生部24b全域はニュートラルゾーンNZ内にある(図11(D))。この位置では、ヨーク28の対向ヨーク28cとマグネット29bと間を通る磁束によりコイル24の第2の駆動力発生部24cに光軸方向に平行な推力が発生する。この推力によって、レンズ保持枠22は光軸方向に移動する。
レンズ保持枠22が最大繰出した位置においては、図11(E)、図14に示すようにコイル24の第1の駆動力発生部24b全域はニュートラルゾーンNZ内にあり、コイル24の第2の駆動力発生部24c全域はマグネット29bと対向する位置にある。この位置では図11(D)と同様に、コイル24の第2の駆動力発生部24cに光軸方向に平行な推力が発生する。この推力によってレンズ保持枠22は光軸方向に移動する。
上述のように、マグネット29aは、その一端が固定地板10の凹部10bにより保持され、他端がヨーク28の位置規制軸28fへの吸着力を利用して保持される。マグネット29bは、その一端が突出部29cを固定筒7の凹部7fにより保持され、他端がヨーク28の位置規制軸28gへの吸着力を利用して保持される。この保持により、マグネット29a、29bの剥れを未然に防止することができ、耐衝撃性に強い磁気回路を構成することができる。また、マグネット29a、29b剥離防止専用部品が不要となるので、部品点数の低減化を図ることができる。また、固定筒7及び固定地板10を構成する肉厚内で凹部7f、10bを形成しているので、鏡筒の大型化することなくマグネット29a、29bの剥れを防止することができる。
次に、図15および図16を参照して、本発明の実施例2に係るレンズ駆動装置のマグネット保持方法について説明する。図15はマグネットがヨークに保持された状態を示すヨークの斜視図であり、図16はマグネット保持状態を示す鏡筒ユニット断面図である。本実施例の基本的構造および動作は、実施例1と同様であるため、それらの説明は省略する。
図15に示されるように、本実施例は、ヨーク28の位置規制軸28m、28n(突起部、第3の保持手段)およびマグネット29a、29bに凸状の係合部29e、29f(第3の係合部)が形成されている点で、実施例1の構成とは異なる。位置規制軸28m、28nは、ヨーク28から光軸方向に直交する方向(X軸方向)に延びて、光軸方向(Z軸方向)に曲がったL字状の突起部である。このような位置規制軸28m、28nにより、マグネット29a、29bのニュートラルゾーンNZを確保することができる。また、凸状の係合部29e、29fは、それぞれ、位置規制軸28m、28nに係合するように設けられている。
本実施例の構成では、ヨーク28にマグネット29a、29bを組込んだ状態で、マグネット29a、29bは、マグネット自身の磁気力と、ヨーク28の位置規制軸28m、28nとマグネット29a、29bの係合部29e、29fとの係合により保持される。また、図16に示されるように、鏡筒ユニットに組込まれた状態で、マグネット29aの突出部29cが固定地板10の凹部10bに挿入され、マグネット29bの突出部29dが固定筒7の凹部7fに挿入される。
上述のように、マグネット29aは、その一端(突出部29c)が固定地板10の凹部10bにより保持され、他端(係合部29e)がヨーク28の位置規制軸28mにより保持される。マグネット29bは、その一端(突出部29d)が固定筒7の凹部7fにより保持され、他端(係合部29f)がヨーク28の位置規制軸28nにより保持される。
このため、マグネット29a、29bがヨーク28から剥離するのを効果的に抑制することができ、耐衝撃性に強い磁気回路を構成することが可能となる。また、マグネット29a、29bの剥離を防止するための専用部品が不要なため、部品数を低減させることができる。また、固定筒7及び固定地板10を構成する肉厚内で凹部7f、10bを形成しているため、鏡筒を大型化することもない。
次に、図17乃至図19を参照して、本発明の実施例3に係るレンズ駆動装置のマグネット保持方法について説明する。図17(a)はヨークとマグネットとを備えて構成される磁気回路及び固定地板に形成されたマグネット保持部を示す分解斜視図、図17(b)はマグネットが固定地板に保持された状態を示すフォーカス駆動機構の正面図である。また、図18は固定筒に形成されたマグネット保持部を示す背面斜視図、図19はマグネットが固定筒に保持された状態を示す固定筒の背面図である。本実施例の基本的構造および動作は、実施例1と同様であるため、それらの説明は省略する。
図17乃至図19に示されるように、本実施例は、固定筒7にレンズ繰込み方向に延びる2本のリブ7g、7h(第2のリブ、第2の保持手段)がコイル24の第1の駆動力発生部24b、第2の駆動力発生部24cを避けた位置に形成されている。2本のリブ7g、7hは、固定筒7から光軸方向(Z軸方向)に延びている。すなわち、本実施例では、実施例1における凹部7fの代わりに、2本のリブ7g、7hが設けられている。また、固定地板10にはレンズ繰出し方向に延びる2本のリブ10c、10d(第1のリブ)がコイル24の第1の駆動力発生部24b、第2の駆動力発生部24cを避けた位置に形成されている。2本のリブ10c、10dは、固定地板10から光軸方向(Z軸方向)に延びている。すなわち、本実施例では、実施例1における凹部10bの代わりに、2本のリブ10c、10dが設けられている。
マグネット29aは、2本のリブ10c、10dに係合する凸状の係合部29g、29h(第1の係合部)を備える。また、マグネット29bは、2本のリブ7g、7hに係合する凸状の係合部29j、29i(第2の係合部)を備える。
本実施例の構成では、ヨーク28にマグネット29a、29bを組込んだ状態において、マグネット29a、29bはマグネット自身の磁気力によりヨーク28に保持される。また、鏡筒ユニットに組込んだ状態で、マグネット29aの係合部29g、29hが固定地板10の2本のリブ10c、10dにより保持され、マグネット29bの係合部29i、29jが固定筒7の2本のリブ7g、7hにより保持される。
このため、本実施例の構成によれば、マグネット29a、29bがヨーク28から剥離するのを効果的に抑制することができ、耐衝撃性に強い磁気回路を構成することが可能となる。また、マグネット29a、29bの剥離を防止するための専用部品が不要となり、部品数を低減することができる。また、固定筒7の2本のリブ7g、7hと固定地板10の2本のリブ10c、10dは、コイル24の第1の駆動力発生部24b、第2の駆動力発生部24cを避けた位置に形成されているため、鏡筒を大型化することもない。
次に、図20(a)、(b)を参照して、本発明の実施例4に係るレンズ駆動装置のマグネット保持方法について説明する。図20(a)はヨークにマグネットが組込まれた状態(磁気回路構成状態)を示す斜視図であり、図20(b)はヨーク形状を示す正面図である。本実施例の基本的構造および動作は、実施例1と同様であるため、それらの説明は省略する。
図20(a)、(b)に示されるように、本実施例は、コイル24に対してマグネット29a、29bの左右方向(Y軸方向)のサイズを大きく設定した点で、実施例1とは異なる。また、コイル24とマグネット29a、29bの外形形状に沿ってヨーク28を構成し、マグネット29a、29bの左右方向の平面部をヨーク28で直接挟み込んだ構成としている(第3の保持手段)。
本実施例の構成では、ヨーク28にマグネット29a、29bを組込んだ状態で、マグネット29a、29bは、マグネット自身の磁気力と、マグネット29a、29bの左右方向の平面部をヨーク28で直接挟み込むことにより保持される。このため、マグネット29a、29bがヨーク28から剥離するのを効果的に抑制することができ、耐衝撃性に強い磁気回路を構成することが可能となる。また、マグネット29a、29bの剥離を防止するための専用部品が不要であり、部品数を低減することができる。
次に、図21(a)、(b)を参照して、本発明の実施例5に係るレンズ駆動装置のマグネット保持方法について説明する。図21(a)はヨークにマグネットが組込まれた状態(磁気回路構成状態)を示す斜視図であり、図21(b)はヨーク形状を示す正面図である。本実施例の基本的構造および動作は、実施例1と同様であるため、それらの説明は省略する。
図21(a)、(b)に示されるように、本実施例は、コイル24に対してマグネット29a、29bの左右方向(Y軸方向)のサイズを大きく設定した点で、実施例1の構成とは異なる。本実施例のヨーク28は、コイル24のエッジ24eとマグネット29a、29bのエッジ29kとを結び、コイル24のエッジ24fとマグネット29a、29bのエッジ29mを結ぶ形状に構成される。また、マグネット29a、29bのエッジ29k、29mをヨーク28で直接挟み込むように構成される(第3の保持手段)。
本実施例の構成では、ヨーク28にマグネット29a、29bを組込んだ状態で、マグネット自身の磁気力と、マグネット29a、29bの左右方向のエッジ29k、29m(両端部)をヨーク28で直接挟み込むことにより保持される。このため、マグネット29a、29bがヨーク28から剥離するのを効果的に抑制することができ、耐衝撃性に強い磁気回路を構成することが可能となる。また、マグネット29a、29bの剥離を防止するための専用部品が不要となり、部品数を低減することができる。
以上のとおり、上記各実施例によれば、マグネットがヨークから剥離するのを防止するための専用部品を設けることなく、衝撃によるマグネット剥離を防止することができるため、部品数を低減することが可能である。また、専用部品のスペースが不要となるため、鏡筒の小型化を図ることができる。したがって、上記各実施例によれば、簡易な構成で、マグネットがヨークから剥離するのを抑制することができる。
以上、本発明の実施例について具体的に説明した。ただし、本発明は上記実施例として記載された事項に限定されるものではなく、本発明の技術思想を逸脱しない範囲内で適宜変更が可能である。例えば、実施例1、2において、固定筒7と固定地板10に形成された凹部7f、10bは貫通孔であっても構わない。
7:固定筒(第2の支持部材)
7f:凹部(第2の保持手段)
10:固定地板(第1の支持部材)
10b:凹部(第1の保持手段)
28:ヨーク
28f、28g:位置規制軸(第2の保持手段)
29a、29b:マグネット(第1のマグネット、第2のマグネット)

Claims (5)

  1. レンズを駆動するレンズ駆動装置であって、
    ヨークと、該ヨークに固定された第1のマグネットおよび第2のマグネットとを備え、前記レンズを光軸方向に移動するように構成された磁気回路と、
    前記レンズの結像面側に配置され、前記光軸方向において前記ヨークを支持する第1の支持部材と、
    前記レンズの被写体側に配置され、前記光軸方向において前記ヨークを挟んで前記第1の支持部材を支持する第2の支持部材と、を有し、
    前記第1の支持部材は、前記第1のマグネットを保持する第1の保持手段を備え、
    前記第2の支持部材は、前記第2のマグネットを保持する第2の保持手段を備え、
    前記ヨークは、前記第1のマグネットおよび前記第2のマグネットを、前記光軸方向に互いに所定間隔を空けて配置するための第3の保持手段を備え
    前記第3の保持手段は、前記ヨークから前記光軸方向に直交する方向に延びて該光軸方向に曲がったL字状の突起部であり、
    前記第1のマグネットおよび前記第2のマグネットは、前記突起部に係合するための第3の係合部を備える、
    ことを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記第1の保持手段は、前記第1の支持部材に設けられた第1の凹部であり、
    前記第2の保持手段は、前記第2の支持部材に設けられた第2の凹部であることを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動装置。
  3. 前記第1の保持手段は、前記第1の支持部材から前記光軸方向に延びた第1のリブであり、
    前記第2の保持手段は、前記第2の支持部材から前記光軸方向に延びた第2のリブであることを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記第1のマグネットは、前記第1のリブに係合する第1の係合部を備え、
    前記第2のマグネットは、前記第2のリブに係合する第2の係合部を備えることを特徴とする請求項に記載のレンズ駆動装置。
  5. 前記レンズを保持するレンズ保持枠と、
    前記レンズ保持枠に固定され、前記ヨークに収納されたコイルと、を有し、
    前記光軸方向と直交する断面において、前記第1のマグネットおよび前記第2のマグネットの幅は、前記コイルの幅よりも大きく設定され、前記ヨークは、前記第1のマグネットおよび前記第2のマグネットから前記コイルが配置される方向に向かって狭くなる形状を有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載のレンズ駆動装置。
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