JP5447033B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Description
内燃機関の排気通路に設けられたタービンと吸気通路に設けられたコンプレッサとを有し、排気圧を利用して吸入空気を過給する過給機と、
前記過給機のタービンをバイパスして流れる排気ガスの量を調整するウェイストゲートバルブと、
吸入空気が筒内を介して前記排気通路に吹き抜けるスカベンジ状態が実現されているときに、前記オーバーラップ可変機構により前記バルブオーバーラップ量を所定の目標値まで減少させ、内燃機関の運転状態を前記スカベンジ状態から非スカベンジ状態に復帰させるスカベンジ復帰手段と、
前記非スカベンジ状態において、前記ウェイストゲートバルブを開弁側に駆動する開弁制御を実行するウェイストゲートバルブ開弁制御手段と、
前記スカベンジ状態から非スカベンジ状態に復帰するときに、前記バルブオーバーラップ量が前記目標値に収束するまで前記開弁制御を禁止し、前記バルブオーバーラップ量が前記目標値に収束してから前記開弁制御を許可する開弁制御禁止手段と、
を備えることを特徴とする。
[実施の形態1の構成]
以下、図1乃至図3を参照しつつ、本発明の実施の形態1について説明する。図1は、本発明の実施の形態1のシステム構成を説明するための全体構成図である。本実施の形態のシステムは、内燃機関としてのエンジン10を備えており、エンジン10は、例えばディーゼルエンジンにより構成されている。エンジン10の各気筒には、ピストン12により燃焼室14が形成されている。ピストン12は、クランク軸16に連結されている。また、エンジン10は、各気筒に吸入空気を吸込む吸気通路18と、各気筒から排気ガスが排出される排気通路20とを備えている。吸気通路18は、その一部を構成する吸気マニホールドを介して各気筒の吸気ポートに接続されており、排気通路20も同様に、各気筒の排気ポートに接続されている。
(スカベンジ制御)
過給機付きのエンジンでは、加速時や登坂時のような低回転高負荷運転が行われると、吸気圧(過給圧)が背圧よりも高い状態となる。スカベンジ制御は、この状態を利用して新気の吹き抜けを生じさせ、加速性能を向上させるものである。具体的に述べると、スカベンジ制御では、登坂を含む加速運転が行われるときに、VVT38により十分に大きなバルブオーバーラップ量を確保する。これにより、過給圧を受けた吸入空気が筒内を介して排気通路20に吹き抜ける状態(以下、スカベンジ状態と称す)が実現される。このスカベンジ状態では、排気通路20に吹き抜けた新気により過給機40のタービン40aを回転駆動することができる。また、スカベンジ制御中には、吹き抜けた新気のエネルギをバイパス通路44から逃がさないように、WGV46が閉弁状態に保持される。従って、スカベンジ制御によれば、新気の吹き抜けを利用してタービン40aを効率よく回転駆動し、加速時や登坂時の加速性能を向上させることができる。
一方、加速時や登坂時を除く定常運転時には、必要に応じて背圧を低下させ、エンジンのポンプ損失や排気ガスの筒内残留量を抑制したい場合がある。この場合には、WGV46を開弁側に駆動する制御(以下、WGVの開弁制御と称す)が実行される。WGVの開弁制御は、バルブオーバーラップ量を小さくして新気の吹き抜けを抑制した状態(非スカベンジ状態)で行われる。定常運転時には、WGVの開弁制御を適切なタイミングで実行することにより、燃費を向上させることができる。
次に、図3を参照して、上述した制御を実現するための具体的な処理について説明する。図3は、本発明の実施の形態1において、ECUにより実行される制御のフローチャートである。この図に示すルーチンは、エンジンの運転中に繰返し実行される。図3に示すルーチンでは、まず、現在の運転状態がスカベンジ状態であるか否か、即ち、スカベンジ制御の実行中であるか否かを判定する(ステップ100)。そして、スカベンジ状態からの復帰要求が発生したか否かを判定する(ステップ102)。ステップ100,102の何れかで判定が不成立の場合には、スカベンジ状態からの復帰動作を行う必要がないので、そのまま終了する。また、ステップ100,102の判定が何れも成立した場合には、ステップ104に移行する。
12 ピストン
14 燃焼室
16 クランク軸
18 吸気通路
20 排気通路
22 エアクリーナ
24 エアフローセンサ
26 スロットルバルブ
28 スロットルモータ
30 触媒
32 燃料噴射弁
34 吸気バルブ
36 排気バルブ
38 VVT(オーバーラップ可変機構)
40 過給機
40a タービン
40b コンプレッサ
42 インタークーラ
44 バイパス通路
46 ウェイストゲートバルブ(WGV)
48 クランク角センサ
50 カム角センサ
52 過給圧センサ
54 アクセル開度センサ
60 ECU
Claims (2)
- 内燃機関の吸気バルブと排気バルブの両方が開弁状態となる期間の長さであるバルブオーバーラップ量を可変に設定するオーバーラップ可変機構と、
内燃機関の排気通路に設けられたタービンと吸気通路に設けられたコンプレッサとを有し、排気圧を利用して吸入空気を過給する過給機と、
前記過給機のタービンをバイパスして流れる排気ガスの量を調整するウェイストゲートバルブと、
吸入空気が筒内を介して前記排気通路に吹き抜けるスカベンジ状態が実現されているときに、前記オーバーラップ可変機構により前記バルブオーバーラップ量を所定の目標値まで減少させ、内燃機関の運転状態を前記スカベンジ状態から非スカベンジ状態に復帰させるスカベンジ復帰手段と、
前記非スカベンジ状態において、前記ウェイストゲートバルブを開弁側に駆動する開弁制御を実行するウェイストゲートバルブ開弁制御手段と、
前記スカベンジ状態から非スカベンジ状態に復帰するときに、前記バルブオーバーラップ量が前記目標値に収束するまで前記開弁制御を禁止し、前記バルブオーバーラップ量が前記目標値に収束してから前記開弁制御を許可する開弁制御禁止手段と、
を備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 前記開弁制御禁止手段は、前記バルブオーバーラップ量が前記目標値を基準として所定の範囲内に収束したか否かを判定し、当該判定結果に基いて前記開弁制御を禁止及び許可する構成としてなる請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
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