JP5445600B2 - デジタルデータ送信装置、デジタルデータ受信装置及びデジタルデータ伝送システム - Google Patents
デジタルデータ送信装置、デジタルデータ受信装置及びデジタルデータ伝送システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5445600B2 JP5445600B2 JP2012034341A JP2012034341A JP5445600B2 JP 5445600 B2 JP5445600 B2 JP 5445600B2 JP 2012034341 A JP2012034341 A JP 2012034341A JP 2012034341 A JP2012034341 A JP 2012034341A JP 5445600 B2 JP5445600 B2 JP 5445600B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- digital data
- clock
- digital
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Description
第3の本発明は、デジタルデータ送信装置が、(a)データ信号に対して差動符号化を所定回施し、(b)得られた差動符号化繰返し信号と、データ信号の2シンボル期間を周期としているクロック信号とから、差動符号化繰返し信号のシンボルの変化時に変化せず、上記差動符号化繰返し信号のシンボルの無変化時に変化するストローブ信号を形成し、(c)上記差動符号化繰返し信号及び上記ストローブ信号の一方を同相成分信号とし、他方を直交成分信号とし、同相成分信号及び直交成分信号の組み合わせによって位相変化を起こすようにデジタル変調して得たデジタル変調信号を受信するデジタルデータ受信装置であって、(1)受信したデジタル変調信号を復調して同相成分信号及び直交成分信号を出力するデジタル復調手段と、(2)上記同相成分信号及び上記直交成分信号のうち、差動符号化繰返し信号になっている信号に対して、差動復号を所定回施し、上記デジタルデータ送信装置が送信しようとしたデータ信号を抽出する差動復号繰返し手段と、(3)上記同相成分信号及び上記直交成分信号のうちストローブ信号になっている信号から、上記デジタルデータ送信装置が送信しようとしたクロック信号を抽出するクロック抽出手段と、(4)上記クロック抽出手段が抽出したクロック信号が、データ信号のシンボル期間毎に論理値を反転させる交番信号になっているか否かを監視し、交番信号でなくなると、抽出された上記データ信号に誤りがあると判定する誤り検出手段とを有することを特徴とする。
第5の本発明のデジタルデータ伝送システムは、デジタルデータ送信装置と、第3の本発明のデジタルデータ受信装置とが伝搬路を介して対向し、(1)上記デジタルデータ送信装置が、(1−1)データ信号と、このデータ信号の2シンボル期間を周期としているクロック信号の情報を盛り込んだデジタル変調信号を形成して送信するものであって、(1−2)上記データ信号に対して差動符号化を所定回施す差動符号化繰返し手段と、(1−3)上記差動符号化繰返し手段からの出力信号である差動符号化繰返し信号と上記クロック信号とから、上記差動符号化繰返し信号のシンボルの変化時に変化せず、上記差動符号化繰返し信号のシンボルの無変化時に変化するストローブ信号を形成するストローブ信号形成手段と、(1−4)上記差動符号化繰返し信号及び上記ストローブ信号の一方が自己の同相成分入力端子に入力されると共に、他方が自己の直交成分入力端子に入力され、同相成分信号及び直交成分信号の組み合わせによって位相変化を起こすデジタル変調信号を形成するデジタル変調手段とを有することを特徴とする。
以下、本発明によるデジタルデータ送信装置、デジタルデータ受信装置及びデジタルデータ伝送システムの第1の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
第1の実施形態に係るデジタルデータ伝送システムは、第1の実施形態に係るデジタルデータ送信装置1と、第1の実施形態に係るデジタルデータ受信装置2とが伝搬路3を挟んで対向することにより構成される。
次に、第1の実施形態に係るデジタルデータ伝送システムの動作を、デジタルデータ送信装置1の動作、デジタルデータ受信装置2の動作の順に説明する。
第1の実施形態によれば、伝搬路で位相回転があり、QPSK復調器からのIチャネル信号及びQチャネル信号が、送信側のIチャネル信号及びQチャネル信号から位相回転していても、正しいデータ信号を抽出できると共に、クロック信号として機能するクロック信号を抽出できる。
次に、本発明によるデジタルデータ送信装置、デジタルデータ受信装置及びデジタルデータ伝送システムの第2の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
上記各実施形態では、デジタル変調方式がQPSK変調方式であるものを示したが、デジタル変調方式はQPSK変調方式に限定されるものではない。要は、同相成分信号(Iチャネル信号)と直交成分信号(Qチャネル信号)とから単一のデジタル変調信号を得るものであって、そのデジタル変調信号が同相成分信号及び直交成分信号の組み合わせによって位相変化を起こすデジタル変調方式であれば、本発明を適用することができる。例えば、デジタル変調方式はπ/4シフトQPSK変調方式であっても良い。
11、13、16…2入力排他的論理和回路、12、14…1シンボル期間遅延回路、15…QPSK変調器、17…送信部、18…1/2分周回路、
2、2A…デジタルデータ受信装置、
21…受信部、22…QPSK復調器、24、26、27…2入力排他的論理和回路、23、25…1シンボル期間遅延回路、28…誤り検出回路、29…周波数2逓倍回路、
3…伝搬路。
Claims (8)
- データ信号と、このデータ信号の2シンボル期間を周期としているクロック信号の情報を盛り込んだデジタル変調信号を形成して送信するデジタルデータ送信装置であって、
上記データ信号に対して差動符号化を偶数回施す差動符号化繰返し手段と、
上記差動符号化繰返し手段からの出力信号である差動符号化繰返し信号と上記クロック信号とから、上記差動符号化繰返し信号のシンボルの変化時に変化せず、上記差動符号化繰返し信号のシンボルの無変化時に変化するストローブ信号を形成するストローブ信号形成手段と、
上記差動符号化繰返し信号及び上記ストローブ信号の一方が自己の同相成分入力端子に入力されると共に、他方が自己の直交成分入力端子に入力され、同相成分信号及び直交成分信号の組み合わせによって位相変化を起こすデジタル変調信号を形成するデジタル変調手段と
を有することを特徴とするデジタルデータ送信装置。 - 上記データ信号の1シンボル期間を周期とし、そのシンボル期間の中央で変化する交番信号である原クロック信号が入力され、この原クロック信号を1/2分周して、上記クロック信号を形成する1/2分周手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のデジタルデータ送信装置。
- 請求項1又は2に記載のデジタルデータ送信装置が送信したデジタル変調信号を受信するデジタルデータ受信装置であって、
受信したデジタル変調信号を復調して同相成分信号及び直交成分信号を出力するデジタル復調手段と、
上記同相成分信号及び上記直交成分信号のうち、差動符号化繰返し信号になっている信号に対して、差動復号を偶数回施し、上記デジタルデータ送信装置が送信しようとしたデータ信号を抽出する差動復号繰返し手段と、
上記同相成分信号及び上記直交成分信号のうちストローブ信号になっている信号から、上記デジタルデータ送信装置が送信しようとしたクロック信号を抽出するクロック抽出手段と
を有することを特徴とするデジタルデータ受信装置。 - 上記クロック抽出手段が抽出したクロック信号が、データ信号のシンボル期間毎に論理値を反転させる交番信号になっているか否かを監視し、交番信号でなくなると、抽出された上記データ信号に誤りがあると判定する誤り検出手段をさらに有することを特徴とする請求項3に記載のデジタルデータ受信装置。
- 上記クロック抽出手段が抽出したクロック信号の周波数を2逓倍し、上記デジタルデータ送信装置が送信しようとした原クロック信号を得る周波数2逓倍手段をさらに有することを特徴とする請求項3又は4に記載のデジタルデータ受信装置。
- 請求項1又は2に記載のデジタルデータ送信装置と、請求項3〜5のいずれかに記載のデジタルデータ受信装置とが、伝搬路を介して対向していることを特徴とするデジタルデータ伝送システム。
- デジタルデータ送信装置が、(a)データ信号に対して差動符号化を所定回施し、(b)得られた差動符号化繰返し信号と、データ信号の2シンボル期間を周期としているクロック信号とから、差動符号化繰返し信号のシンボルの変化時に変化せず、上記差動符号化繰返し信号のシンボルの無変化時に変化するストローブ信号を形成し、(c)上記差動符号化繰返し信号及び上記ストローブ信号の一方を同相成分信号とし、他方を直交成分信号とし、同相成分信号及び直交成分信号の組み合わせによって位相変化を起こすようにデジタル変調して得たデジタル変調信号を受信するデジタルデータ受信装置であって、
受信したデジタル変調信号を復調して同相成分信号及び直交成分信号を出力するデジタル復調手段と、
上記同相成分信号及び上記直交成分信号のうち、差動符号化繰返し信号になっている信号に対して、差動復号を所定回施し、上記デジタルデータ送信装置が送信しようとしたデータ信号を抽出する差動復号繰返し手段と、
上記同相成分信号及び上記直交成分信号のうちストローブ信号になっている信号から、上記デジタルデータ送信装置が送信しようとしたクロック信号を抽出するクロック抽出手段と、
上記クロック抽出手段が抽出したクロック信号が、データ信号のシンボル期間毎に論理値を反転させる交番信号になっているか否かを監視し、交番信号でなくなると、抽出された上記データ信号に誤りがあると判定する誤り検出手段と
を有することを特徴とするデジタルデータ受信装置。 - デジタルデータ送信装置と、請求項7に記載のデジタルデータ受信装置とが伝搬路を介して対向し、
上記デジタルデータ送信装置が、
データ信号と、このデータ信号の2シンボル期間を周期としているクロック信号の情報を盛り込んだデジタル変調信号を形成して送信するものであって、
上記データ信号に対して差動符号化を所定回施す差動符号化繰返し手段と、
上記差動符号化繰返し手段からの出力信号である差動符号化繰返し信号と上記クロック信号とから、上記差動符号化繰返し信号のシンボルの変化時に変化せず、上記差動符号化繰返し信号のシンボルの無変化時に変化するストローブ信号を形成するストローブ信号形成手段と、
上記差動符号化繰返し信号及び上記ストローブ信号の一方が自己の同相成分入力端子に入力されると共に、他方が自己の直交成分入力端子に入力され、同相成分信号及び直交成分信号の組み合わせによって位相変化を起こすデジタル変調信号を形成するデジタル変調手段とを有する
ことを特徴とするデジタルデータ伝送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012034341A JP5445600B2 (ja) | 2012-02-20 | 2012-02-20 | デジタルデータ送信装置、デジタルデータ受信装置及びデジタルデータ伝送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012034341A JP5445600B2 (ja) | 2012-02-20 | 2012-02-20 | デジタルデータ送信装置、デジタルデータ受信装置及びデジタルデータ伝送システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013172267A JP2013172267A (ja) | 2013-09-02 |
JP5445600B2 true JP5445600B2 (ja) | 2014-03-19 |
Family
ID=49265955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012034341A Active JP5445600B2 (ja) | 2012-02-20 | 2012-02-20 | デジタルデータ送信装置、デジタルデータ受信装置及びデジタルデータ伝送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5445600B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0642682B2 (ja) * | 1982-09-17 | 1994-06-01 | 日本電気株式会社 | 誤り訂正多値符号化復号化装置 |
JPH0253330A (ja) * | 1988-08-18 | 1990-02-22 | Mitsubishi Electric Corp | 連接符号化誤り訂正通信装置 |
JP2540929B2 (ja) * | 1989-01-30 | 1996-10-09 | 日本電信電話株式会社 | デ―タ伝送方法 |
JP3446816B2 (ja) * | 1998-12-24 | 2003-09-16 | 沖電気工業株式会社 | クロック情報を伴う信号伝送方法 |
-
2012
- 2012-02-20 JP JP2012034341A patent/JP5445600B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013172267A (ja) | 2013-09-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR950003666B1 (ko) | 지엠에스케이신호복조방법 및 그 장치 | |
US20050047496A1 (en) | Modem with pilot symbol synchronization | |
US20050078018A1 (en) | Dual phase pulse modulation decoder circuit | |
CN111600823B (zh) | 一种并行oqpsk偏移四相相移键控解调器 | |
JPH0556698B2 (ja) | ||
WO2006028628A1 (en) | Wide window decoder circuit for dual phase pulse modulation | |
JP5445600B2 (ja) | デジタルデータ送信装置、デジタルデータ受信装置及びデジタルデータ伝送システム | |
JP4054032B2 (ja) | フレーム同期検出方法 | |
US6868111B1 (en) | Methods and systems for identifying transmitted codewords after loss of synchronization in spread spectrum communication systems | |
JP2003530728A (ja) | 発振器周波数訂正機構を有するスペクトラム拡散GMSK/M−ary無線 | |
JP3479036B2 (ja) | クロック再生装置 | |
JP2001177587A (ja) | ディジタル変復調の同期方式 | |
KR100226994B1 (ko) | 파이/4 qpsk 디지털 복조 방법 및 장치 | |
JP2795761B2 (ja) | Msk信号復調回路 | |
JP4180967B2 (ja) | 信号復調装置 | |
JP2007142860A (ja) | 送信器、受信器及びデータ伝送方法 | |
Petri et al. | A Viterbi-based non-coherent DBPSK-demodulator with 1-bit quantization and digital differential decoding for AWGN channels | |
RU2232474C2 (ru) | Способ и устройство синхронизации и устранения фазовой неоднозначности сигналов систем связи | |
JP2621717B2 (ja) | 受信バースト同期回路 | |
JP6314659B2 (ja) | フレーム同期装置 | |
JP2944153B2 (ja) | 復調基準位相曖昧度除去方式 | |
JP4847373B2 (ja) | フレーム同期検出方法 | |
Patel et al. | Design of BPSK/QPSK modulator using verilog HDL and matlab | |
Poberezhskiy | Modulation and Spreading Techniques for Burst Transmissions | |
JP2014239363A (ja) | 受信クロック抽出回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130709 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130903 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131001 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131108 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131126 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131209 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5445600 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |