JP5445256B2 - 画像形成装置及び処理液塗布装置 - Google Patents

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Description

本発明は画像形成装置に関し、特に処理液を塗布する装置を備える画像形成装置及び処理液塗布装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ、複写装置、プロッタ、これらの複合機等の画像形成装置として、例えばインク液滴を吐出する記録ヘッドを用いた液体吐出記録方式の画像形成装置(インクジェット記録装置)が知られている。この液体吐出記録方式の画像形成装置は、記録ヘッドからインク滴を、搬送される用紙(紙に限定するものではなく、OHPなどを含み、インク滴、その他の液体などが付着可能なものの意味であり、被記録媒体あるいは記録媒体、記録紙、記録用紙などとも称される。)に対して吐出して、画像形成(記録、印字、印写、印刷も同義語で使用する。)を行なうものであり、記録ヘッドが主走査方向に移動しながら液滴を吐出して画像を形成するシリアル型画像形成装置と、記録ヘッドが移動しない状態で液滴を吐出して画像を形成するライン型ヘッドを用いるライン型画像形成装置がある。
なお、本願において、液体吐出方式の「画像形成装置」は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等の媒体に液体を吐出して画像形成を行う装置を意味し、また、「画像形成」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与すること(単に液滴を媒体に着弾させること)をも意味する。また、「インク」とは、インクと称されるものに限るものではなく、吐出されるときに液体となるものであれば特に限定されるものではなく、例えば、DNA試料、レジスト、パターン材料なども含まれる。また、「画像」とは平面的なものに限らず、立体的に形成されたものに付与された画像、また立体自体を3次元的に造形して形成された像も含まれる。また、「画像形成装置」には液体吐出方式のものに限らず、電子写真方式で画像形成を行なうものなども含まれるが、以下では液体吐出方式の画像形成装置で説明する。
このような液体吐出方式の画像形成装置においては、色材を含むインクを液滴化して画像形成を行うために、液滴で形成されるドットがひげ状に乱れるフェザリング、異なる色のインク滴が隣接して用紙に打たれた場合に、各色が相互に混ざり合って色境界が不鮮明になるカラーブリード等の不具合が生じることがあり、更に印字後の紙上の液滴が乾くまでに時間がかかるという問題がある。
そこで、従来から特許文献1に記載されているようにインクと反応して滲み防止を促す前処理液を塗布ローラで塗布したり、特許文献2に記載されているように前処理液を液体吐出ヘッドからミスト状に吐出させて塗布したりすることが行われる(その他、特許文献3も参照)。また、処理液を泡にして塗布する装置も知られている(特許文献4)。
そして、塗布ローラに液体保持部材を当接させて塗布液を保持するとき、当接圧が作用することによる塗布ローラの塑性的な変形を抑制するため、塗布液の回収を終了すると、液体保持部材を移動させて塗布ローラから離間させるもの(特許文献5)、塗布液が乾燥して塗布ローラ表面に固着することを防止するため、塗布動作を行なっていないときには、塗布ローラと塗布ローラ表面の塗布液を一定量に制限する液量制限部材とを離間させるもの(特許文献6)なども知られている。
特開2002−137378号公報 特開2005−138502号公報 特開2003−205673号公報 特開2009−012394号公報 特開2005−224701号公報 特開平10−230201号公報
上述したような処理液を塗布する装置において、被記録媒体を搬送する搬送ローラと、被記録媒体に処理液を塗布する塗布ローラと、塗布ローラに接し、塗布ローラ上の処理液の膜を薄くするスクイーズローラとを備え、処理液をローラで被記録媒体に塗布するようにした場合、スクイーズローラと塗布ローラは一定の加圧力で接触させるため、塗布動作終了後、そのままの状態を保つとローラ間のニップ部近傍に溜まった処理液がローラ軸方向端部から流れ出して廃液になって、処理液の利用効率が低下し、また、毛管力や表面張力でローラ間のニップ部に残った処理液が乾燥により増粘して塗布量のばらつきの原因となるという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、処理液の利用効率を向上し、塗布量を安定化することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、
被記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
前記被記録媒体に処理液を塗布する塗布装置と、を備え、
前記塗布装置は、
前記被記録媒体を搬送する搬送ローラと、
前記被記録媒体に処理液を塗布する塗布ローラと、
前記塗布ローラ上の液膜を薄くするスクイーズローラと、を備え、
前記塗布ローラと前記スクイーズローラとは当接及び離間可能に配設され、
前記被記録媒体への前記処理液の塗布を終了した後に、
前記スクイーズローラと前記塗布ローラを離間させる動作と、
前記塗布ローラと前記搬送ローラとが離間した状態で前記スクイーズローラの回転速度を前記塗布ローラの回転速度より速い速度に設定し回転させる動作と、を行ない、
前記スクイーズローラと前記塗布ローラとのニップ部近傍に溜まっている前記処理液を前記スクイーズローラの回転動作により回収する
構成とした。
ここで、前記スクイーズローラと前記塗布ローラとを離間させる動作の後に、前記塗布ローラと前記搬送ローラとが離間した状態で前記スクイーズローラの回転速度を前記塗布ローラの回転速度より速い速度に設定し回転させる動作を行なう構成とできる。
また、前記速い速度に設定し回転させる動作を前記スクイーズローラを回転させたまま行なう構成とできる。
また、前記被記録媒体への前記処理液の塗布を終了した後に、前記スクイーズローラと前記塗布ローラの回転を停止し、その後、前記スクイーズローラと前記塗布ローラとを離間させる動作と、前記塗布ローラと前記搬送ローラとが離間した状態で前記前記スクイーズローラの回転速度を前記塗布ローラの回転速度より速い速度に設定し回転させる動作を行なう構成とできる。
この場合、前記塗布ローラも停止後に再度回転させる構成とできる。
また、前記塗布ローラと前記搬送ローラとが離間した状態で前記前記スクイーズローラの回転速度を前記塗布ローラの回転速度より速い速度に設定し回転させる動作が、前記処理液を塗布するときの回転方向とは逆方向へ回転させる動作である構成とできる。
また、前記スクイーズローラと前記塗布ローラを離間させる動作に連動し、前記スクイーズローラへの前記処理液の供給が停止される構成とできる。
また、前記塗布ローラと前記スクイーズローラとが互いに上下方向に配置される構成とできる。
本発明に係る処理液塗布装置は、
塗布対象物に処理液を塗布する処理液塗布装置であって、
前記塗布対象物を搬送する搬送ローラと、
前記塗布対象物に処理液を塗布する塗布ローラと、
前記塗布ローラ上の液膜を薄くするスクイーズローラと、を備え、
前記塗布ローラと前記スクイーズローラとは当接及び離間可能に配設され、
前記塗布対象物への前記処理液の塗布を終了した後に、
前記スクイーズローラと前記塗布ローラを離間させる動作と、
前記塗布ローラと前記搬送ローラとが離間した状態で前記スクイーズローラの回転速度を前記塗布ローラの回転速度より速い速度に設定し回転させる動作と、を行ない、
前記スクイーズローラと前記塗布ローラとのニップ部近傍に溜まっている前記処理液を前記スクイーズローラの回転動作により回収する
構成とした。
本発明に係る画像形成装置によれば、処理液の利用効率を向上し、塗布量を安定化することができる。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の一例を示す全体構成図である。 本発明の第1実施形態における塗布装置の塗布部の詳細な説明に供する塗布動作時の模式的側面説明図である。 同じく塗布動作時の側面説明図である。 同じく処理液回収動作時の側面説明図である。 同画像形成装置における印刷処理の説明に供するフロー図である。 図5に続く画像出力処理の説明に供するフロー図である。 図6に続く処理液回収処理の説明に供するフロー図である。 同じく図5に続く塗布なし印字モードの画像出力処理の説明に供するフロー図である。 本発明の第2実施形態における処理液回収処理の説明に供するフロー図である。 本発明の第3実施形態における処理液回収処理の説明に供するフロー図である。 本発明の第4実施形態の説明に供する塗布装置の塗布部の側面説明図である。 本発明の第5実施形態の説明に供する塗布装置の塗布部の側面説明図である。 処理液回収を行なわない場合の不具合の説明に供する平面説明図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の一例について図1を参照して説明する。なお、図1は同画像形成装置の全体構成図である。
この画像形成装置は、被記録媒体である用紙100に液滴を吐出して画像を形成する画像形成手段としての記録ヘッドユニット101と、用紙100を搬送する搬送ベルト102と、用紙100を収容する給紙トレイ103と、記録ヘッドユニット101よりも用紙搬送方向上流側で被塗布部材である用紙100に処理液を塗布する塗布装置200とを備えている。
記録ヘッドユニット101は、液滴を吐出する複数のノズルを用紙幅相当分の長さに配列したノズル列を有するライン型液体吐出ヘッドから構成され、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のインク滴を記録ヘッド101y、101m、101c、101kを備えている。なお、シリアル型画像形成装置として記録ヘッドをキャリッジに搭載する構成とすることもできる。
搬送ベルト102は、無端状ベルトであり、搬送ローラ121とテンションローラ122との間に掛け渡されて周回するように構成している。この搬送ベルト102に対する用紙100の保持は、例えば静電吸着、空気の吸引による吸着などを行う構成とすることやその他の公知の搬送手段を用いることができる。また、ローラ対による搬送手段を用いることもできる。
給紙トレイ103に収容された用紙100はピックアップローラ131で1枚ずつ分離給紙されて搬送ローラ対132によってレジストローラ対133に送られ、レジストローラ対133から所定のタイミングで搬送ローラ対134によって搬送路135を介して塗布装置200に送られ、塗布装置200で処理液が塗布されて搬送ベルト102上に送り込まれて保持される。
そして、搬送ベルト102の周回移動で搬送されてヘッドユニット101から各色の液滴が吐出されて画像が形成され、その後排紙トレイ104に排出される。
塗布装置200は、処理液201を収容した容器202と、この容器202から処理液201を圧送するポンプ203と、ポンプ203で供給路204を介して供給された処理液201を被記録媒体である用紙100に塗布する塗布部208とを備えている。
ここで、処理液201は、用紙100の表面に塗布することで用紙100の表面を改質する改質材である。例えば、処理液201は、予め用紙100(前述したように材質としての紙に限定されない。)にムラなく塗布しておくことで、インクの水分を速やかに用紙100に浸透させると共に色成分を増粘させ、更には乾燥も早めることによって滲み(フェザリング、ブリーディング等)や裏抜けを防止し、生産性(単位時間当たりの画像出力枚数)をあげることを可能にする定着剤(セット剤)である。
この処理液201は、組成的には、例えば界面活性剤(アニオン系、カチオン系、ノニオン系のいずれか、若しくはこれらを2種類以上混合させたもの)に対して、水分の浸透を促進するセルロース類(ヒドロキシプロピルセルロース等)とタルク微粉体の様な基剤を加えた溶液等を挙げることができる。更に微粒子を含有することもできる。
次に、本発明の第1実施形態における塗布装置の塗布部の詳細について図2ないし図4を参照して説明する。なお、図2は同塗布部の模式的側面説明図、図3は同じく塗布動作時の模式的側面説明図、図3は同じく処理液回収時の側断面説明図である。
塗布部208は、用紙100を搬送する搬送ローラ235と、搬送ローラ235に対向して用紙100に処理液201を塗布する塗布ローラ232と、塗布ローラ232上の処理液201の液膜を薄くするスクイーズローラ233と、処理液201を供給、回収する処理液トレイ234とを有している。なお、各ローラの回転方向は図2の矢示方向である。なお、塗布ローラ232、スクイーズローラ233は、ギアやタイミングベルト等で連結駆動される。
これらのローラは、搬送ローラ235に塗布ローラ232が接し、塗布ローラ232にスクイーズローラ233が接して配置されている。また、スクイーズローラ233は処理液トレイ234の処理液201に浸されるように配置されている。なお、ここでは搬送ローラ235と塗布ローラ232とが接する構成としているが、この構成に限定されるものではない。例えば厚紙等の厚みのある媒体に記録を行う場合には、両ローラ間を離間して配置しても搬送、塗布が可能となる。
ここで、搬送ローラ235は、図3に示すように塗布ローラ232に接触した位置と、図4に示すように塗布ローラ232から離間した位置との間で移動(この例では上下方向移動)可能に配設している。このようにすることで、用紙等の被記録媒体がない場合(液回収動作時を含む)には、塗布ローラ232と搬送ローラ235とを離間して搬送ローラ235が塗布ローラに付着した処理液201で汚れることを防止できる。
また、スクイーズローラ233は、支軸253で揺動可能に支持された揺動アーム251にて保持され、塗布ローラ232に対して当接及び離間可能に配設されている。そして、揺動アーム251をスクイーズローラ233が塗布ローラ232に加圧接触する方向に付勢するスプリング250と、揺動アーム251をスクイーズローラ233が塗布ローラ232から離間する方向に揺動させる接離カム252とを配設している。なお、接離カム252は支軸254にて支持されて図示しない駆動手段によって回転駆動される。
また、スクイーズローラ233に対向して、スクイーズローラ233が塗布ローラ232から離間されたときにスクイーズローラ233の表面に接触する液供給停止部材240が配設されている。
すなわち、処理液201を被記録媒体100に塗布する塗布動作時には、接離カム252が図3に示す位置に回転されて、スクイーズローラ233がスプリング240で付勢されて塗布ローラ232に加圧接触(接触部をニップ部という。)される。
この塗布動作時は、スクイーズローラ233を回転することで処理液トレイ234から処理液201が汲み上げられて(処理液201a)、スクイーズローラ233と塗布ローラ232で形成される谷部分に処理液201bが溜まり、また、谷部分に溜められた処理液201bは塗布ローラ232とスクイーズローラ233が加圧接触していることで、両ローラ233,232のニップ部(接触部)を通過するときに薄い膜状となり、処理液201が搬送ローラ235と塗布ローラ232との間を通過する被記録媒体上に塗布される。
また、塗布動作終了後は、接離カム252が図4に示す位置に回転されて、スクイーズローラ233がスプリング240の付勢力に抗して塗布ローラ232から距離Sだけ離間し、また、液供給停止部材240がスクイーズローラ233の表面に接触して、スクイーズローラ233が矢示方向に回転しても処理液トレイ234からの処理液201を掻き落とし、ニップ部への処理液201の供給が停止される。
このように構成した実施形態の印刷動作について図5ないし図8のフロー図を参照して説明する。
まず、図5を参照して、画像出力要求を受信したときに、処理液(セット剤)塗布機能が有効に設定されているか否かを判別する。
そして、処理液塗布機能が有効設定であるときには、液トレイ234内に所定量以上の処理液201が入っているか否かを判別する。このとき、液トレイ234内に所定量以上の処理液201が入っていなければ、ポンプ203を駆動して容器(タンク)202から処理液201を液トレイ234内に補給する。
その後、搬送ローラ235と塗布ローラ232が離間状態か否かを判別する。このとき、搬送ローラ235と塗布ローラ232が離間状態でなければ、図4に示すように、搬送ローラ235を図示しない接離手段によって移動させて塗布ローラ232から離間させた後塗布プレ動作を行ない、搬送ローラ235と塗布ローラ232が離間状態であれば、そのまま塗布プレ動作を行なう。この塗布プレ動作では塗布ローラ232及びスクイーズローラ233を回転させる。この場合、スクイーズローラ233が所定の角度回転した後、塗布ローラ232と接し、各ローラ233、234は線速差を持たせて回転させる。
次いで、図6に示す処理に移行して画像出力動作を開始する。画像出力動作では、給紙部(給紙トレイ103)からの被記録媒体(用紙)100の給紙を行って搬送ベルト102に被記録媒体100を送り込み、塗布ローラ232によって被記録媒体100上に処理液201を塗布し、当該被記録媒体100の先端がヘッドユニット101による印字位置に到達したときから印字動作を開始する。そして、印字が終了した被記録媒体100を排紙した後、印字枚数分の印字が終了するまで上記給紙からの処理を繰り返す。
そして、所定の印字枚数に達したときには、図7に示す処理液回収処理に移行する。
この処理液回収処理では、まず、搬送ローラ235を塗布ローラ232から離間させる。その後、接離カム252を回転させて揺動アーム251を揺動させ、スクイーズローラ233を塗布ローラ232から離間させるとともに、液供給停止部材240をスクイーズローラ233の表面に接触させて、処理液トレイ234からスクイーズローラ233で救い上げられる処理液201を掻き落とすことで、スクイーズローラ233から塗布ローラ232への液供給も停止する。その後、接離カム252を停止する。なお、スクイーズローラ233及び液停止部材240の接触したか否かは接離カム252の回転角度で判別している。
ここで、スクイーズローラ233と塗布ローラ232との離間距離は、毛細管、表面張力で処理液201bがニップ部近傍に保持される距離である。すなわち、離間した直後の状態では両ローラ間は処理液201bで満たされており、処理液201bが両ローラに分断された状態とはなっていない。なお、ローラ233、232が離間する距離が、0〜1mm程度であれば、毛管力・表面張力が働いて液膜が生じ、処理液201bが流れ落ちずにその場に留まることは実験によって確認されている。
そして、スクイーズローラ233及び塗布ローラ232を回転させたまま、スクイーズローラ233の回転速度を塗布ローラ232の回転速度より速い速度に変更する。
これにより、スクイーズローラ233と塗布ローラ232とのニップ部近傍に溜まっている処理液201bを回収し、その後、スクイーズローラ233と塗布ローラ232を停止する。なお、ニップ部の液回収は、スクイーズローラ233を予め定めた回転量回転させたか否かで判別している。
つまり、処理液の使用効率を向上するためには、塗布動作終了時において、塗布ローラ232とスクイーズローラ233のニップ部の処理液201bを効率よく処理液トレイ234に回収することが必要となる。
そこで、塗布動作終了時に、塗布ローラ232とスクイーズローラ233の線速比を塗布ローラ232の線速<スクイーズローラ233の線速となるように回転動作を続けたまま変更し(当該線速が得られる速度に設定して回転させ)、また、スクイーズローラ233を塗布ローラ232から離間させ、液供給停止部材240を接触させて液供給を停止する。ここで、線速の変更(新たな速度の設定)と離間とはどちらを先行して行なってもよいし、同時でもよい。しかし、スクイーズローラ233と塗布ローラ232とが当接したままで線速差を大きくした場合には、ローラの磨耗が生じやすくなるため、離間後に線速の変更を行なうことが好ましい。
ここで、ニップ部(隙間含む)を出た処理液が、2本のローラ232、233に分かれる時の比率(分裂比)は、ローラ線速のみで決まり、速い方が多くなる。つまり、スクイーズローラ233の方が多くなり、ニップ部近傍の処理液をスクイーズローラ233で処理液トレイ234に回収することができる。
このとき、液供給停止部材240によりスクイーズローラ側からの新たにローラニップ部への処理液201の供給はなくなり、一方、塗布ローラ232側に分裂した処理液201は、前述の通り塗布ローラ232と搬送ローラ235が離間していることから、塗布ローラ232上に残ったまま一周し、再度ニップ部に戻り、処理液201bと一体となる。そして再度、前述の通りスクイーズローラ側に高い分裂比で搬送、回収される。
このような動作が繰り返されることにより、ニップ部の既存の処理液201bは徐々に減少し、最終的にはローラ間に毛管力・表面張力で液膜を維持できなくなり、両ローラ上に分断される。この分断によりスクイーズローラ表面には新たに処理液は供給されなくなるため、処理液の回収は終了する。
このようにして、塗布ローラ232とスクイーズローラ233のニップ部に残った大部分の処理液を効率よく回収でき、液の使用率を上げることができる。
つまり、図13に示すように、塗布ローラ232とスクイーズローラ233とは、塗布を行なうために一定の加圧力で接しているが、塗布動作終了後そのままの状態を保つと、ローラ232、233のニップ部近傍に溜まっている処理液201bが矢印で示すようにローラ両端部から流れ出して処理液トレイ234に回収されないまま廃液となって処理液の利用効率が低下し、またローラ232、233の表面に付着している処理液が乾燥して増粘すると塗布ムラが発生することになるので、上述したようにして処理液を回収することで、処理液の利用効率を向上し、増粘による塗布ムラを防止して塗布量を安定化する。
一方、図5において、例えば特別な被記録媒体を使用することで処理液を塗布する必要がない場合などには処理液塗布機能が無効に設定されるので、図8に示す塗布なし印字モードに移行して、処理液201の塗布なしでの印字を行う。この塗布なし印字モードでは、給紙部(給紙カセット103)からの被記録媒体(用紙)100の給紙を行って搬送ベルト102に被記録媒体100を送り込み、当該被記録媒体100の先端がヘッドユニット101による印字位置に到達したときから印字動作を開始する。そして、印字が終了した被記録媒体100を排紙した後、印字枚数分の印字が終了するまで上記給紙からの処理を繰り返し、所定の印字枚数に達したら印字を終了する。
このように、被記録媒体に処理液を塗布した後、被記録媒体への処理液の塗布を終了した後に、スクイーズローラと塗布ローラを離間させる動作と、塗布ローラと搬送ローラとが離間した状態でスクイーズローラの回転速度を塗布ローラの回転速度より速い速度に設定し回転させる動作と、を行ない、スクイーズローラと塗布ローラとのニップ部近傍に溜まっている処理液をスクイーズローラの回転動作により回収する構成とすることで、処理液の利用効率を向上し、塗布量を安定化することができる。
次に、本発明の第2実施形態について図9に示すフロー図を参照して説明する。
この実施形態における処理液回収処理(動作)では、搬送ローラ235と塗布ローラ232とを離間させた後、塗布ローラ232とスクイーズローラ233の回転を一時停止する。そして、前記第1実施形態と同様に、接離カム252を回転させて、スクイーズローラ233を塗布ローラ232から離間させるとともに、液供給停止部材240をスクイーズローラ233の表面に接触させてスクイーズローラ233から塗布ローラ232への液供給も停止し、接離カム252を停止する。
その後、スクイーズローラ233の回転速度を塗布ローラ232の回転速度よりも速い速度に設定し(線速比変更(切替))、設定した回転速度でスクイーズローラ233と塗布ローラ232を再度回転させ、ニップ部の処理液を回収してローラ233、232の回転を終了する。
なお、その他は前記第1実施形態と同様である。
このように、塗布ローラ232とスクイーズローラ233の回転を一時停止することで、停止中にスクイーズローラ233の表面の処理液201が自重により処理液トレイ234に落下するため、より高い回収効率で処理液を回収できる。
次に、本発明の第3実施形態について図10に示すフロー図を参照して説明する。
この実施形態における処理液回収処理(動作)では、搬送ローラ235と塗布ローラ232とを離間させた後、塗布ローラ232とスクイーズローラ233の回転を一時停止する。そして、前記第1実施形態と同様に、接離カム252を回転させて、スクイーズローラ233を塗布ローラ232から離間させるとともに、液供給停止部材240をスクイーズローラ233の表面に接触させてスクイーズローラ233から塗布ローラ232への液供給も停止し、接離カム252を停止する。
その後、スクイーズローラ233のみ再回転(塗布ローラ232は停止、回転速度は0に設定)再回転させ、ニップ部の処理液を回収してローラ233、232の回転を終了する。
なお、その他は前記第1実施形態と同様である
このように、スクイーズローラ233のみを再回転させることにより、塗布ローラ232も回転させる場合に比べて、さらに、塗布ローラ232上を一周してニップ部に戻ることなく、短時間で処理液を回収できる。
次に、本発明の第4実施形態について図11を参照して説明する。
ここでは、液供給停止部材240を前記第1実施形態と反対側であって、スクイーズローラ233に対して接離可能に、実線図示の接触位置と破線図示の離間位置との間で移動可能に配設している。
そして、処理液回収動作を行なうときに、スクイーズローラ233を塗布時とは逆方向に回転させ、液供給停止部材240を実線図示の接触位置に移動させて、処理液トレイ234からの処理液の供給を防止しつつ、スクイーズローラ233でニップ部の処理液を回収する。このとき、塗布ローラ232は塗布時と同方向に回転していても、停止していてもよい。なお、その他の処理液回収動作について前記各実施形態と同様である。
このように、スクイーズローラ233を塗布時と逆方向に回転させることで、より効率的に処理液を回収することができる。
次に、本発明の第5実施形態について図12を参照して説明する。
ここでは、スクイーズローラ233と塗布ローラ232とを上下方向に配設し、塗布ローラ232に対して搬送ローラ235を横方向に配置して、被記録媒体を上下方向に搬送しながら処理液塗布を行なうようにしている。なお、処理液回収動作について前記各実施形態と同様である。
このように構成することで、塗布ローラ232、スクイーズローラ233表面の処理液は自重で処理液トレイ234に落下するが、塗布ローラ232とスクイーズローラ233のニップ部には毛管力で処理液が留まってしまうことから、このニップ部に留まっている処理液201を塗布ローラ232とスクイーズローラ233とを離間し、スクイーズローラの線速を速くすることにより処理液トレイ234に回収する。
なお、このとき、前記第2実施形態で述べたように、塗布ローラ232とスクイーズローラ233の回転を一時停止することが有効となる。スクイーズローラ233と塗布ローラ232とが上下方向に配設されているこの実施形態では、停止時間を設けることにより、スクイーズロー233だけでなく塗布ローラ232の表面の処理液まで自重回収ができるため、その後のローラ回転による回収の効率を上げることができるためである。
なお、上記実施形態では処理液塗布装置が画像形成前の用紙に対して処理液を塗布する構成で説明しているが、記録ヘッドユニットの下流側で画像形成が行われた用紙上に処理液を塗布する構成とすることもできる。
また、本発明に係る画像形成装置は、例えば電子写真方式の画像形成装置にも適用することができる。例えば、紙等の媒体上のトナー等の樹脂を含有する微粒子を乱すことなく、かつ当該樹脂微粒子を付着した媒体に定着液を塗布後は素早く樹脂微粒子の媒体への定着が行われ、更に媒体に残油感が発生しない程度の微量塗布が可能な樹脂微粒子の定着液を用いた、定着方法及び定着装置、並びに画像形成方法及び画像形成装置にも適用できる。
100 被記録媒体(用紙)
101 記録ヘッドユニット
102 搬送ベルト
103 給紙トレイ
200 処理液塗布装置
201 処理液
208 塗布部
232 塗布ローラ
233 スクイーズローラ
234 処理液トレイ
235 搬送ローラ
240 液供給停止部材

Claims (9)

  1. 被記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    前記被記録媒体に処理液を塗布する塗布装置と、を備え、
    前記塗布装置は、
    前記被記録媒体を搬送する搬送ローラと、
    前記被記録媒体に処理液を塗布する塗布ローラと、
    前記塗布ローラ上の液膜を薄くするスクイーズローラと、を備え、
    前記塗布ローラと前記スクイーズローラとは当接及び離間可能に配設され、
    前記被記録媒体への前記処理液の塗布を終了した後に、
    前記スクイーズローラと前記塗布ローラを離間させる動作と、
    前記塗布ローラと前記搬送ローラとが離間した状態で前記スクイーズローラの回転速度を前記塗布ローラの回転速度より速い速度に設定し回転させる動作と、を行ない、
    前記スクイーズローラと前記塗布ローラとのニップ部近傍に溜まっている前記処理液を前記スクイーズローラの回転動作により回収する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記スクイーズローラと前記塗布ローラとを離間させる動作の後に、前記塗布ローラと前記搬送ローラとが離間した状態で前記スクイーズローラの回転速度を前記塗布ローラの回転速度より速い速度に設定し回転させる動作を行なうことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記速い速度に設定し回転させる動作を前記スクイーズローラを回転させたまま行なうことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記被記録媒体への前記処理液の塗布を終了した後に、前記スクイーズローラと前記塗布ローラの回転を停止し、その後、前記スクイーズローラと前記塗布ローラとを離間させる動作と、前記塗布ローラと前記搬送ローラとが離間した状態で前記前記スクイーズローラの回転速度を前記塗布ローラの回転速度より速い速度に設定し回転させる動作を行なうことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  5. 前記塗布ローラも停止後に再度回転させることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記塗布ローラと前記搬送ローラとが離間した状態で前記前記スクイーズローラの回転速度を前記塗布ローラの回転速度より速い速度に設定し回転させる動作が、前記処理液を塗布するときの回転方向とは逆方向へ回転させる動作であることを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成装置。
  7. 前記スクイーズローラと前記塗布ローラを離間させる動作に連動し、前記スクイーズローラへの前記処理液の供給が停止されることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記塗布ローラと前記スクイーズローラとが互いに上下方向に配置されることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 塗布対象物に処理液を塗布する処理液塗布装置であって、
    前記塗布対象物を搬送する搬送ローラと、
    前記塗布対象物に処理液を塗布する塗布ローラと、
    前記塗布ローラ上の液膜を薄くするスクイーズローラと、を備え、
    前記塗布ローラと前記スクイーズローラとは当接及び離間可能に配設され、
    前記塗布対象物への前記処理液の塗布を終了した後に、
    前記スクイーズローラと前記塗布ローラを離間させる動作と、
    前記塗布ローラと前記搬送ローラとが離間した状態で前記スクイーズローラの回転速度を前記塗布ローラの回転速度より速い速度に設定し回転させる動作と、を行ない、
    前記スクイーズローラと前記塗布ローラとのニップ部近傍に溜まっている前記処理液を前記スクイーズローラの回転動作により回収する
    ことを特徴とする処理液塗布装置。
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