JP2011178113A - 画像形成装置及び処理液塗布装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】処理液を塗布するローラの両端部に処理液がリング状に溜まり、ローラの回転によって飛び散る。
【解決手段】用紙100を搬送する搬送ローラ235と、用紙100に処理液201を塗布する塗布ローラ232と、塗布ローラ232の処理液201の液膜を薄くするスクイーズローラ233と、2つのローラの軸方向両端部に配置され、2つのローラのニップ部分233aに向けて空気を吹き出す液幅制御部材241と、液幅制御部材241に空気を供給する空気供給手段255とを備え、隙間243から空気を吹き出して処理液溜まり201bの幅を制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は画像形成装置及び処理液塗布装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ、複写装置、プロッタ、これらの複合機等の画像形成装置として、例えばインク液滴を吐出する記録ヘッドを用いた液体吐出記録方式の画像形成装置(インクジェット記録装置)が知られている。この液体吐出記録方式の画像形成装置は、記録ヘッドからインク滴を、搬送される用紙(紙に限定するものではなく、OHPなどを含み、インク滴、その他の液体などが付着可能なものの意味であり、被記録媒体あるいは記録媒体、記録紙、記録用紙などとも称される。)に対して吐出して、画像形成(記録、印字、印写、印刷も同義語で使用する。)を行なうものであり、記録ヘッドが主走査方向に移動しながら液滴を吐出して画像を形成するシリアル型画像形成装置と、記録ヘッドが移動しない状態で液滴を吐出して画像を形成するライン型ヘッドを用いるライン型画像形成装置がある。
なお、本願において、液体吐出方式の「画像形成装置」は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等の媒体に液体を吐出して画像形成を行う装置を意味し、また、「画像形成」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与すること(単に液滴を媒体に着弾させること)をも意味する。また、「インク」とは、インクと称されるものに限るものではなく、吐出されるときに液体となるものであれば特に限定されるものではなく、例えば、DNA試料、レジスト、パターン材料なども含まれる。また、「画像」とは平面的なものに限らず、立体的に形成されたものに付与された画像、また立体自体を3次元的に造形して形成された像も含まれる。また、「画像形成装置」には液体吐出方式のものに限らず、電子写真方式で画像形成を行なうものなども含まれるが、以下では液体吐出方式の画像形成装置で説明する。
このような液体吐出方式の画像形成装置においては、色材を含むインクを液滴化して画像形成を行うために、液滴で形成されるドットがひげ状に乱れるフェザリング、異なる色のインク滴が隣接して用紙に打たれた場合に、各色が相互に混ざり合って色境界が不鮮明になるカラーブリード等の不具合が生じることがあり、更に印字後の紙上の液滴が乾くまでに時間がかかるという問題がある。
そこで、従来から特許文献1に記載されているようにインクと反応して滲み防止を促す前処理液を塗布ローラで塗布したり、特許文献2に記載されているように前処理液を液体吐出ヘッドからミスト状に吐出させて塗布したりすることが行われる(その他、特許文献3も参照)。また、処理液を泡にして塗布する装置も知られている(特許文献4)。
特開2002−137378号公報 特開2005−138502号公報 特開2003−205673号公報 特開2009−012394号公報
しかしながら、処理液をローラで被記録媒体に塗布するようにした場合、ローラの両端部で処理液がローラ周面から膨れ上がりリング状に膨張し、液の飛び散りが発生するという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、ローラで被記録媒体に処理液を塗布するときの液の飛び散りを低減することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、
被記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
前記被記録媒体に処理液を塗布する塗布装置と、を備え、
前記塗布装置は、少なくとも、前記被記録媒体に処理液を塗布する塗布ローラと、前記塗布ローラに接し、前記塗布ローラ上の前記処理液の膜を薄膜化するスクイーズローラと、を有し、
前記2つのローラの軸方向で、前記2つのローラのニップ部分に溜まる前記処理液の液幅を制御する手段を備えている
構成とした。
ここで、前記液幅を制御する手段は、前記2つのローラの軸方向両端部に配置され、前記2つのローラのニップ部分に向けて空気を吹き出す液幅制御部材と、前記液幅制御部材に空気を供給する空気供給手段とを備えている構成とした。
また、前記液幅制御部材は、ローラ軸方向で隙間をおいて対向配置された一対の側板を有し、前記側板はローラ軸方向から見て前記ローラの周面に倣うくさび形状をしている構成とした。
また、前記液幅制御部材の少なくとも一方がローラ軸方向に移動可能に設けられている構成とできる。
また、前記2つのローラのニップ部分に前記処理液が供給された後に前記液幅制御手段から空気を吹き出す構成とできる。
また、前記2つのローラのニップ部分に溜まる処理液の液面を検知する手段を設け、前記処理液の液面が所定の高さに達したことを検知したときに前記液幅制御手段から空気を吹き出す構成とできる。
また、前記空気供給手段は供給する空気の圧力を調整可能である構成とできる。
本発明に係る処理液塗布装置は、
被記録媒体に処理液を塗布する処理液塗布装置において、
少なくとも、前記被記録媒体に処理液を塗布する塗布ローラと、前記塗布ローラに接し、前記塗布ローラ上の前記処理液の膜を薄膜化するスクイーズローラと、を有し、
前記2つのローラの軸方向で、前記2つのローラのニップ部分に溜まる前記処理液の液幅を制御する手段を備えている
構成とした。
本発明に係る画像形成装置及び本発明に係る処理液塗布装置によれば、少なくとも、被記録媒体に処理液を塗布する塗布ローラと、塗布ローラに接し、塗布ローラ上の処理液の膜を薄膜化するスクイーズローラとを有し、2つのローラの軸方向で、2つのローラのニップ部分に溜まる処理液の液幅を制御する手段を備えている構成としたので、簡単な構成で、ローラで被記録媒体に処理液を塗布するときの液の飛び散りを低減することができる。
本発明に係る処理液塗布装置を備える画像形成装置の一例を示す全体構成図である。 本発明の第1実施形態に係る処理液塗布装置の塗布部の模式的側面説明図である。 同塗布部の斜視説明図である。 同塗布部の塗布ローラとスクイーズローラのニップ部での断面説明図である。 第1実施形態に係る処理液塗布装置を備える画像形成装置における印刷処理の一例の説明に供するフロー図である。 図5に続く印字動作の説明に供するフロー図である。 図6に続く処理液供給終了動作の説明に供するフロー図である。 図5に続き塗布なし印字モードの説明に供するフロー図である。 比較例1の塗布部の模式的側面説明図である。 同比較例1の塗布部のローラ部分の斜視説明図である。 同じくローラ部分の平面説明図である。 比較例2の塗布部の模式的側面説明図である。 本発明の第2実施形態に係る処理液塗布装置の要部斜視説明図である。 第2実施形態に係る処理液塗布装置を備える画像形成装置における印刷処理の説明に供するフロー図である。 本発明の第3実施形態に係る処理液塗布装置の塗布部の模式的側面説明図である。 同塗布部の斜視説明図である。 同塗布部の塗布ローラとスクイーズローラのニップ部での断面説明図である。 第3実施形態における処理液塗布装置を備える画像形成装置における印刷処理の説明に供するフロー図である。 本発明の第4実施形態に係る処理液塗布装置の塗布部の塗布ローラとスクイーズローラのニップ部での断面説明図である。 第4実施形態における処理液塗布装置を備える画像形成装置における印刷処理の説明に供するフロー図である。 第4実施形態における停電や電源コンセント引き抜き等の異常シャットダウン時の処理の説明に供するフロー図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず、本発明に係る塗布装置の第1実施形態を含む本発明に係る画像形成装置の一例について図1を参照して説明する。なお、図1は同画像形成装置の全体構成図である。
この画像形成装置は、被記録媒体である用紙100に液滴を吐出して画像を形成する画像形成手段としての記録ヘッドユニット101と、用紙100を搬送する搬送ベルト102と、用紙100を収容する給紙トレイ103と、記録ヘッドユニット101よりも用紙搬送方向上流側で被塗布部材である用紙100に処理液を塗布する塗布手段でもある本発明に係る処理液塗布装置200とを備えている。
記録ヘッドユニット101は、液滴を吐出する複数のノズルを用紙幅相当分の長さに配列したノズル列を有するライン型液体吐出ヘッドから構成され、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のインク滴を記録ヘッド101y、101m、101c、101kを備えている。なお、シリアル型画像形成装置として記録ヘッドをキャリッジに搭載する構成ともできる。
搬送ベルト102は、無端状ベルトであり、搬送ローラ121とテンションローラ122との間に掛け渡されて周回するように構成している。この搬送ベルト102に対する用紙100の保持は、例えば静電吸着、空気の吸引による吸着などを行う構成とすることやその他の公知の搬送手段を用いることができる。また、ローラ対による搬送手段を用いることもできる。
給紙トレイ103に収容された用紙100はピックアップローラ131で1枚ずつ分離給紙されて搬送ローラ対132によってレジストローラ対133に送られ、レジストローラ対133から所定のタイミングで搬送ローラ対134によって搬送路135を介して塗布装置200に送られ、処理液塗布装置200で処理液が塗布されて搬送ベルト102上に送り込まれて保持される。
そして、搬送ベルト102の周回移動で搬送されてヘッドユニット101から各色の液滴が吐出されて画像が形成され、その後排紙トレイ104に排出される。
処理液塗布装置200は、処理液(セット剤)201を収容した容器(処理液タンク)202と、この容器202から処理液201を、供給経路204を介して圧送するポンプ203と、供給された処理液201を被記録媒体である用紙100に塗布する塗布部208などを備えている。
ここで、処理液201は、用紙100の表面に塗布することで用紙100の表面を改質する改質材である。例えば、処理液201は、予め用紙100(前述したように材質としての紙に限定されない。)にムラなく塗布しておくことで、インクの水分を速やかに用紙100に浸透させると共に色成分を増粘させ、更には乾燥も早めることによって滲み(フェザリング、ブリーディング等)や裏抜けを防止し、生産性(単位時間当たりの画像出力枚数)をあげることを可能にする定着剤(セット剤)である。
この処理液201は、組成的には、例えば界面活性剤(アニオン系、カチオン系、ノニオン系のいずれか、若しくはこれらを2種類以上混合させたもの)に対して、水分の浸透を促進するセルロース類(ヒドロキシプロピルセルロース等)とタルク微粉体の様な基剤を加えた溶液等を挙げることができる。更に微粒子を含有することもできる。
次に、本発明の第1実施形態に係る処理液塗布装置200の詳細について図2ないし図4を参照して説明する。なお、図2は同処理液塗布装置の塗布部の模式的側面説明図、図3は同塗布部の斜視説明図、図4は同塗布部の塗布ローラとスクイーズローラのニップ部での断面説明図である。
まず、塗布部208は、図2及び図3に示すように、用紙100を搬送する搬送ローラ235と、搬送ローラ235に対向して用紙100に処理液201を塗布する塗布ローラ232と、塗布ローラ232上の処理液201の液膜を薄くするスクイーズローラ233とを有している。なお、各ローラの回転方向は図2の矢示方向である。これらのローラは、搬送ローラ235に塗布ローラ232が接し、塗布ローラ232にスクイーズローラ233が接して配置されている。
塗布ローラ232とスクイーズローラ233とが接触している部分(ニップ部分又はニップ部という。)の上方に供給経路204に通じる処理液供給部234が配設され、処理液供給部234から供給された処理液201は、スクイーズローラ233と塗布ローラ232とのニップ部分(谷部分)に溜まる(溜まった処理液201を処理液201b又は液溜まり201bという。)。
そして、スクイーズローラ233と塗布ローラ232の両端部(又は両端部近傍)には、図3及び図4に示すように、ニップ部分における処理液溜まり201bの幅(液幅)を制御する手段を構成する液幅制御部材241、241を設けている。
液幅制御部材241は、ローラ軸方向で隙間をおいて対向配置された一対の側板241a、241aと、ローラ軸方向に沿う側板241b、241bと、天板241cとからなり、ローラ232、233のニップ部分側が開口された開口部242となっている筒状部材である。ここで、側板241aはローラ軸方向から見てローラ233、232の周面に倣うくさび形状をしている。
そして、液幅制御部材241は、側板241aのローラ側端面とローラ233、232の周面との間には隙間243が形成される状態で配設されている。
また、天板241c(側板241a、241bでもよい。)には気体供給口244が設けられ、空気供給手段(気体供給手段)255と通じる気体供給経路256が接続されている。
このように構成した実施形態における液幅制御部材241による液幅制御について説明する。
処理液供給部234から供給された処理液201は、ニップ部233aの上部に処理液溜まり201bとして溜まることになる。ここで、液幅制御部材241に空気供給手段255から空気(気体)を圧送することで、気体供給口244から液幅制御部材241内に供給された空気は、図4に矢印246で示すように、開口部242から側板241a、241aとローラ232、233との隙間243を通じて少なくともローラ軸方向で中央部側に向かう方向に吹出される。
この液幅制御部材241とローラ232、233との隙間243からローラ軸方向でローラ232、233の中央部側に向けて吹出される空気の流れ246によって、ニップ部分233a上の処理液溜まり201bはローラ軸方向両端部側に向かう自然流出を妨げられ、処理液201がローラ232、233の両端部へ流出することが防止される。この結果、ローラ232、233の両端部における処理液の飛散を防止できる。
次に、上記第1実施形態における処理液塗布装置を備える画像形成装置における印刷処理の一例について図5ないし図9に示すフロー図を参照して説明する。なお、印刷処理は図示しないがCPU、ROM、RAMなどのマイクロコンピュータによって行われる。
図5を参照して、画像出力要求を受信したときに、処理液(セット剤)塗布機能が有効に設定されているか否かを判別する。
そして、処理液塗布機能が有効設定であるときには、ポンプ203を駆動して容器(タンク)202から処理液201を供給する。その後、塗布部208の塗布ローラ232とスクイーズローラ233の回転を開始し、空気供給手段255から液幅制御部材241に空気を圧送する。これにより、前述したように、液幅制御部材241から空気の流れ(矢印246)が発生して、処理液供給部234から塗布ローラ232とスクイーズローラ233のニップ部233aの上部に供給される処理液201のローラ両端部方向への流れが規制される(処理液溜まり201bのローラ軸方向の幅が制限される。)。
ここで、ローラの回転を処理液供給後に開始することにより、スクイーズローラ、塗布ローラの磨耗を防ぐことができる。
その後、図6に示す処理に移行して画像出力動作を開始する。画像出力動作では、給紙部(給紙トレイ103)からの被記録媒体(用紙)100の給紙を行って搬送ベルト102に被記録媒体100を送り込み、塗布ローラ232によって被記録媒体100上に処理液201を塗布し、当該被記録媒体100の先端がヘッドユニット101による印字位置に到達したあとから印字動作を開始する。そして、印字が終了した被記録媒体100を排紙した後、印字枚数分の印字が終了するまで上記給紙からの処理を繰り返し、所定の印字枚数に達したら印字を終了する。
次いで、図7に示す処理に移行して塗布終了動作を開始する。塗布終了動作では、液幅制御部材241への気体供給を終了し、塗布ローラ232とスクイーズローラ233のニップブ233aの処理液を回収した後、塗布ローラ232とスクイーズローラ233を停止する。
一方、図5において、例えば特別な被記録媒体を使用することで処理液を塗布する必要がない場合などには処理液塗布機能が無効に設定されるので、図8に示す塗布なし印字モードに移行して、処理液201の塗布なしでの印字を行う。この塗布なし印字モードでは、給紙部(給紙カセット103)からの被記録媒体(用紙)100の給紙を行って搬送ベルト102に被記録媒体100を送り込み、当該被記録媒体100の先端がヘッドユニット101による印字位置に到達したときから印字動作を開始する。そして、印字が終了した被記録媒体100を排紙した後、印字枚数分の印字が終了するまで上記給紙からの処理を繰り返し、所定の印字枚数に達したら印字を終了する。
このように、空気の流れを利用してニップ部分における処理液の幅を規制ないし制御することで、比較的容易に処理液の漏れを防止することができる。
ここで、比較例1について図9ないし図11を、比較例2について図12を参照して説明する。
比較例1は、液トレイ534内の処理液201をスクイーズローラ233で汲み上げ、規制ローラ536で液層201aの状態にして、スクイーズローラ233で塗布ローラ232に供給するものである。
この比較例1の構成では、スクイーズローラ233から移送される処理液201は、スクイーズローラ233と塗布ローラ232との谷間で処理液溜まり201bとなる。このとき、図10及び図11に示すように、2本のローラ232、233の両端部では液層がローラ表面から膨れ上がりリング状膨張部201d、201fが生じる。これは、ローラ232、233の両端部では端部から外側へ外れそうになった液が表面張力で端部に留まってしまうために生じる現象である。
この場合、ローラの長さを用紙の幅よりも大きくし、用紙への液転写はリング状の凸部201dには接触しないようにすることで、用紙への転写で塗布ムラや塗布量の増大などの問題は起こらないが、リング状膨張部201d、201fの量が多くなると、図10に示すように、液201eで示すようにローラ232から外れて飛び散ることになる。
比較例2は、スクイーズローラ233の上方に塗布ローラ232を配置し、塗布ローラ233の上方に搬送ローラ235を配置して、塗布ローラ232に生じるリング状膨張部の処理液を重力で下方の液トレイ234に落下させるようにした構成である。
この比較例2の構成では、用紙への処理液の塗布は用紙の下面に行われることになる。しかしながら、インクジェット記録装置などの前処理として処理液を塗布する場合には、処理液の塗布はなるべく印字直前の方が好ましい。これは、処理液とインクとの反応が液体の状態で行うことができるからである。そのため、インクジェット記録装置で処理液を塗布する場合、通常は被記録媒体の上面に対して処理液を塗布することが好ましい。比較例2の構成にあっては、このようなインクジェット記録装置における処理液塗布の要求に応えることができない。
また、比較的低速の塗布であればこのような自然落下を期待することもできるが、記録速度が速くなりローラの回転速度が上昇すると、落下する程度に溜まった滴は全てローラの回転による遠心力で装置内に飛散してしまい、問題は解決されない。
しかも、処理液が飛散することで処理液の使用効率が低下してコストアップになり、また装置内部を汚したり、装置内部の腐食の原因になることもある。
これに対して、上記実施形態によれば、上述したように、用紙の上面に処理液を塗布することができるとともに、ローラからの処理液の飛散を低減することができる。しかも、空気の流れを利用して供給ヘッド内に処理液を保持することができ、処理液の使用効率が向上し、装置内部を汚し、腐食を生じるおそれも防止できる。
次に、本発明の第2実施形態に係る処理液塗布装置について図13を参照して説明する。なお、図13は同処理液塗布装置の要部斜視説明図である。また、気体供給経路256の一部の図示を省略している。
ここでは、一方の液幅制御部材241を図示しないガイド部材などによって案内することでローラ軸方向(矢示方向)に移動可能に配設している。そして、当該移動可能な液幅制御部材241にはワイヤ271に固定し、このワイヤ271はプーリ272、272を介してローラ軸方向に延設し、ワイヤ271の一端部はモータ273に設けた巻取りプーリ274に連結し、他端部はバネ277を介して引っ張り方向に付勢している。
このように、少なくとも一方の液幅制御部材241をローラ軸方向に移動可能とすることで、処理液溜まり201bの幅(ローラの軸方向の長さ)を可変でき、小さい被記録媒体が通紙された場合でも、用紙幅に適応した液溜り201bの幅とすることができて、ムダになる処理液を最小限にすることができる。
なお、2つの液幅制御部材241の間隔は用紙幅に対して5〜30mm程度大きくしておくことが好ましい。空気流により処理液溜り201bの幅は変動するため、このようにすることで液端部での塗布不良を防ぐことができる。また、液幅制御部材の軸方向の移動機構は上記のワイヤ以外の機構(ベルト、ギヤなど)でも良い。
次に、本発明の第2実施形態の他の例について説明する。
空気供給手段255を例えば出力を変化できるポンプによって構成する。これにより、供給する気体の圧力を高めれば隙間243から吹き出される空気の流れの圧力が強まり、処理液溜まり201bのローラ軸方向の幅を狭くすることができ、また、圧力を低くすることで幅を広げる(液幅制御部材241の側板241aに近づける)こともできる。
このように、液幅制御部材に供給する気体の圧力を可変とすることでも、処理液溜まり201bの幅を変化させることができる。
ここで、上記第2実施形態に係る処理液塗布装置を備える画像形成装置における印刷処理について図14のフロー図を参照して説明する。なお、画像出力動作は図7と、終了動作は図8と、塗布なし印字モードは図9と同様であるので図示を省略している。
前記第1実施形態の印刷処理と同様に、画像出力要求を受信したときに、処理液(セット剤)塗布機能が有効に設定されているか否かを判別する。
そして、処理液塗布機能が有効設定であるときには、ポンプ203を駆動して容器(タンク)202から処理液201を供給する。その後、塗布部208の塗布ローラ232とスクイーズローラ233の回転を開始し、空気供給手段255から液幅制御部材241に空気を供給する。
その後、出力用紙サイズと液幅が一致しているか否かを判別し、一致していないときには液幅制御部材241を移動させる(前記図13の構成)。
そして、液幅制御部材241が用紙幅に一致した位置に到達したときには、前述した図6で説明した画像出力動作に移行する。
そして、所定の印字枚数に達したときに印字を終了する終了動作(図7)に移行し、画像出力動作で次の画像出力要求がある場合は、図14の出力用紙サイズと液幅制御部材との位置が適合しているかを判別する処理に戻る。
ここで、液幅制御部材の位置が次の出力用紙サイズと一致していない場合には、用紙幅に合わせた位置に液幅制御部材を移動させる。このとき、次の用紙幅が現在の液幅よりも大きい場合は、速やかに(1sec以内でも可)液幅制御部材241の移動を行っても良い。また、次の用紙幅が現在の液幅よりも小さい場合は、液幅制御部材241の移動速度を若干遅くすることが好ましい(1〜10sec)。これは、液幅制御部材241の移動(小さい幅への移動)を高速で行った場合、液溜りの処理液201が液制御部材241内に侵入して端部側へ漏れるおそれがあるため、幅を広げる場合よりも速度を遅くしている。
次に、本発明の第3実施形態に係る処理液塗布装置について図15ないし図17を参照して説明する。なお、図15は同処理液塗布装置の塗布部の模式的側面説明図、図16は同塗布部の斜視説明図、図17は同塗布部の塗布ローラとスクイーズローラのニップ部での断面説明図である。
本実施形態の液幅制御部材341は、前記第1実施形態の2つの液幅制御部材241、241を一体化したと同様な構成である。つまり、液幅制御部材341は、ローラ軸方向両端部の外側板341a、341aと、外側板341aに対向配置された内側板341d、341dと、ローラ軸方向に沿う側板341b、341bと、天板341cとからなり、天板341の両端部に設けた外側板341aと内側板341dとでローラ232、233のニップ部分側が開口された開口部342を形成している。ここで、外側板341a、内側板341dはローラ軸方向から見てローラ233、232の周面に倣うくさび形状をしている。
そして、液幅制御部材341は、内側板341dのローラ側端面とローラ233、232の周面との間には隙間343が形成される状態で配設されている。また、外側板341aの下端部から内側に折り曲がり、気体を開口部342から隙間343に向けて案内するガイド部341eが一体又は別体で設けられている。
また、天板341c(側板341a、341bでもよい。)には、気体供給口344が設けられ、図示は省略するが、前記第1実施形態と同様に、空気供給手段(気体供給手段)255と通じる気体供給経路256が接続されている。さらに、天板271cには内部に送り込まれた気体の排出口345が設けられている。
このように構成しても前記第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
ここで、処理液供給のタイミングと気体供給のタイミングの関係について説明する。
処理液供給を行う時に気体供給を行っていると、気体の流れにより処理液の左右(ローラ軸方向)への広がりが妨げられる。したがって、処理液供給初期のときは気体供給を行わず、処理液溜まり201bが左右に広がってから気体の供給を行うことが好ましい。
処理液201の左右への広がり方は、処理液の粘度によってある程度定まる。例えば、2ccの液量をもって液溜り201bの幅を300mmにしたいとして、液粘度が5mPa・s の場合、2〜3sec、液粘度が15mPa・sの場合、4〜5secの時間がかかる。
したがって、画像形成装置に使用する処理液の粘度(所定温度における粘度)が定まっていれば、この時間差をもって液供給を行った後気体供給を行えばよい。
次に、上記第3実施形態における処理液塗布装置を備える画像形成装置における印刷処理について図18のフロー図を参照して説明する。なお、画像出力動作は図7と、終了動作は図8と、塗布なし印字モードは図9と同様であるので図示を省略している。
前記第1実施形態の印刷処理と同様に、画像出力要求を受信したときに、処理液(セット剤)塗布機能が有効に設定されているか否かを判別する。
そして、処理液塗布機能が有効設定であるときには、ポンプ203を駆動して容器(タンク)202から処理液201を供給する。その後、塗布部208の塗布ローラ232とスクイーズローラ233の回転を開始し、所定時間の経過をカウントし、所定時間経過後空気供給手段255から液幅制御部材241に空気を供給する。
その後の画像出力動作、終了動作、塗布なし印字モードは前記第1実施形態で説明したと同様である。
このように、処理液供給後に所定のタイミングで液幅制御部材への気体供給を開始することで、処理液溜まりの広がり(所要の幅)を確保することができる。
次に、本発明の第4実施形態に係る処理液塗布装置について図19を参照して説明する。なお、図19は同処理液塗布装置の塗布部の塗布ローラとスクイーズローラのニップ部での断面説明図である
ここでは、前記第3実施形態の構成において、ニップ部分233aにおける処理液溜まり201bの液面を検知する液面検知センサ350を配設している。そして、この液面センサ350が液面を検知した後、空気供給手段から液幅制御部材341への空気の供給を開始する。
次に、上記第4実施形態における処理液塗布装置を備える画像形成装置における印刷処理について図20のフロー図を参照して説明する。なお、画像出力動作は図7と、終了動作は図8と、塗布なし印字モードは図9と同様であるので図示を省略している。
前記第1実施形態の印刷処理と同様に、画像出力要求を受信したときに、処理液(セット剤)塗布機能が有効に設定されているか否かを判別する。
そして、処理液塗布機能が有効設定であるときには、ポンプ203を駆動して容器(タンク)202から処理液201を供給する。その後、塗布部208の塗布ローラ232とスクイーズローラ233の回転を開始し、液面検知センサ350が処理液の液面が所定の高さに達したことを検知したときに、空気供給手段255から液幅制御部材241に空気を供給する。
その後の画像出力動作、終了動作、塗布なし印字モードは前記第1実施形態で説明したと同様である。
このように、処理液供給後に所定のタイミング(液面検知のタイミング)で液幅制御部材への気体供給を開始することで、処理液溜まりの広がり(所要の幅)を確保することができる。
次に、上記第4実施形態において、停電や電源コンセント引き抜き等の異常シャットダウン時の処理について図21のフロー図を参照して説明する。
異常シャットダウン後に電源をONされると、まずは、ニップ部分に液溜まり201bがあるか否かを液面検知センサ350の検知結果に基づいて判別する。ここで、処理液溜まり201bの液面が検知されないときはそのまま待機する。
そして、処理液溜まり201bが検知されたときには、ローラ端部への液流れを防止するために液幅制御部材341へ気体を供給する。その後、所定時間のカウントを行なって所定時間内に画像出力要求がない場合は、液幅制御部材341への気体供給を停止し、ニップ部分の処理液を回収し、初期待機状態(図20のSTART)に戻る。
一方、所定時間内に画像出力要求を受信したときには、処理液塗布機能が
処理液(セット剤)塗布機能が有効に設定されているか否かを判別する。
そして、処理液塗布機能が有効設定であるときには、塗布部208の塗布ローラ232とスクイーズローラ233の回転を開始し、液面検知センサ350が液面を検知した後、画像出力動作に移行する。なお、液面を検知しないときにはポンプ203を駆動して容器(タンク)202から処理液201を供給して画像出力動作に移行する(この前に液面を検知していることが前提になっているのですが?)。
なお、上記実施形態では処理液塗布装置が画像形成前の用紙に対して処理液を塗布する構成で説明しているが、記録ヘッドユニットの下流側で画像形成が行われた用紙上に処理液を塗布する構成とすることもできる。
また、本発明に係る処理液塗布装置は、例えば電子写真方式の画像形成装置にも適用することができる。例えば、紙等の媒体上のトナー等の樹脂を含有する微粒子を乱すことなく、かつ当該樹脂微粒子を付着した媒体に定着液を塗布後は素早く樹脂微粒子の媒体への定着が行われ、更に媒体に残油感が発生しない程度の微量塗布が可能な樹脂微粒子の定着液を用いた、定着方法及び定着装置、並びに画像形成方法及び画像形成装置にも適用できる。
100 被記録媒体(用紙)
101 記録ヘッドユニット
102 搬送ベルト
103 給紙トレイ
200 処理液塗布装置
201 処理液
202 容器
203 ポンプ
204 液搬送経路
208 塗布部
232 塗布ローラ
233 スクイーズローラ
234 処理液供給部
241 液幅制御部材
241a 側板
255 空気供給手段
341 液幅制御部材
341a 外側板
341b 内側板
350 液面検知センサ

Claims (8)

  1. 被記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    前記被記録媒体に処理液を塗布する塗布装置と、を備え、
    前記塗布装置は、少なくとも、前記被記録媒体に処理液を塗布する塗布ローラと、前記塗布ローラに接し、前記塗布ローラ上の前記処理液の膜を薄膜化するスクイーズローラと、を有し、
    前記2つのローラの軸方向で、前記2つのローラのニップ部分に溜まる前記処理液の液幅を制御する手段を備えている
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記液幅を制御する手段は、前記2つのローラの軸方向両端部に配置され、前記2つのローラのニップ部分に向けて空気を吹き出す液幅制御部材と、前記液幅制御部材に空気を供給する空気供給手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記液幅制御部材は、ローラ軸方向で隙間をおいて対向配置された一対の側板を有し、前記側板はローラ軸方向から見て前記ローラの周面に倣うくさび形状をしていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記液幅制御部材の少なくとも一方がローラ軸方向に移動可能に設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  5. 前記2つのローラのニップ部分に前記処理液が供給された後に前記液幅制御手段から空気を吹き出すことを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記2つのローラのニップ部分に溜まる処理液の液面を検知する手段を設け、前記処理液の液面が所定の高さに達したことを検知したときに前記液幅制御手段から空気を吹き出すことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記空気供給手段は供給する空気の圧力を調整可能であることを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 被記録媒体に処理液を塗布する処理液塗布装置において、
    少なくとも、前記被記録媒体に処理液を塗布する塗布ローラと、前記塗布ローラに接し、前記塗布ローラ上の前記処理液の膜を薄膜化するスクイーズローラと、を有し、
    前記2つのローラの軸方向で、前記2つのローラのニップ部分に溜まる前記処理液の液幅を制御する手段を備えている
    ことを特徴とする処理液塗布装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018179932A1 (ja) * 2017-03-28 2018-10-04 富士フイルム株式会社 積層フィルムの製造方法および積層フィルム製造装置
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