JP5442911B2 - ガス発生器およびその製造プロセス - Google Patents

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Description

本発明は、ガス発生器およびその製造プロセスに関する。
ガス発生器は特に、膨張式セーフティクッション(エアバック)を膨脹させるためあるいは自動車両のシートベルトプリテンショナを起動させるために用いられる。
このようなガス発生器は、通常、例えば火工品装薬などのガス発生手段を含む中空体とガスの発生を開始させディフューザの開口からガスを放出する電気火工品イニシエータとを有する。
イニシエータは2本の電極により電気的に制御され、発生器はイニシエータの電極の外部とのアクセスのための開口を区画する筐体を備える。
イニシエータとハウジングの間の開口には保持部が設けられ、この保持部によりイニシエータとハウジングをその相対的な位置に保持する。そして、電極がこの開口と保持部とを外部に向けて貫通する。
前記保持部は通常、オーバーモールドされたプラスチックにより構成される。
オーバーモールドされた部分に生じる課題の1つとして、オーバーモールドされた部材とイニシエータとの間の封止の問題がある。
具体的には、ガス発生手段を備えるガス発生器の内室へ、外部から水分を進入させてはならない。特に、前記水分を外部からアクセス可能な2本の電極およびイニシエータの残りの部分に沿って進入させてはならない。
特許文献1は、電気火工品イニシエータと上記電気火工品イニシエータによる点火後に少なくとも一種のガスを放出するガス発生手段を収納するアセンブリとを備え、上記イニシエータは、上記イニシエータの火工品装薬と上記筐体から外部に向けて突出し上記イニシエータによる火工品装薬の点火を制御する2本の電極とを有する筐体を備え、上記イニシエータはさらに上記筐体のガス発生手段側を密閉する蓋とを備え、さらにガス発生器は、第1アクセス開口を外部からイニシエータの電極まで区画する区画部と、第1開口におけるプラスチックのオーバーモールドにより得られ、イニシエータ、蓋、および固定部分の間に設けられ、イニシエータを上記区画部を基準とした位置に保持する保持部とを備え、上記電極は上記第1開口と上記保持部とを外部に向けて貫通し、上記蓋は上記筐体を挿入する第2開口を区画する側壁と一体に形成された底部を有し、上記側壁は上記保持部の対応する凹部内に上記蓋を保持する外突起部を有するガス発生器を開示する。
このように、特許文献1は、外部より進入する水分からの保護のための、中空体に一体に溶着したイニシエータ保持部を用いたガス発生材料を収納する中空体内部の封止を開示する。特許文献1は、このような方法により保持部と中空体との間における封止をなしうることを記載する。しかしながら、特許文献1は、電極やイニシエータに沿って中空体内部に水分が進入することを防止する手段を一切記載していない。
プラスチック製の部分に囲まれた蓋を備えるイニシエータは、特許文献2、3、4からも公知である。このようなイニシエータは、ガス発生器内にイニシエータを保持するために、プラスチック部分を保持する別の追加の保持部を必要とする。
特許文献5は、金属部材およびイニシエータ全体を囲むオーバーモールドされたナイロン製の本体を用い複数のイニシエータを金属製基部に関連して保持可能なシステムを開示する。
米国特許出願公開第2004/0232679(A1)号 独国特許出願公開第19914241(A1)号 国際出願PCT/US2004/003457パンフレット 国特許出願公開第2004/0123765(A1)号 国際公開第02/36525(A)パンフレット
本発明は、水分が電極やイニシエータに沿って外部から発生器内部に進入することを防止するために、蓋とオーバーモールドされた保持部との間の封止を向上させることにより、発生器外部と内部との間の水密性を向上することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明の第1の目的は、電気火工品イニシエータと、前記イニシエータの点火後に少なくとも一種のガスを放出するガス発生手段を収納するアセンブリとを備えるガス発生器であって、前記イニシエータは、前記イニシエータの火工品装薬と2本の電極とを含む筐体を備え、前記2本の電極は前記筐体から外部に向けて延伸し前記イニシエータの火工品装薬の点火を電気的に制御し、前記イニシエータは前記筐体のガス発生手段側を密閉する蓋をさらに備え、前記ガス発生器はさらに、前記イニシエータの前記電極の外部とのアクセスのための第1開口を区画する固定部と前記イニシエータ、前記蓋、および前記固定部の間に設けた前記第1開口内におけるプラスチック材料のオーバーモールドにより形成され前記イニシエータを保持し前記イニシエータを前記固定部を基準とした位置に保持する保持部とを備え、前記電極は第1開口と前記保持部とを外部に向けて貫通し、前記蓋は前記筐体が嵌入される第2開口を区画する側壁と一体に設けた底部を有し、前記壁は前記保持部の対応する凹部に蓋を保持するために用いる外側突起部を備えるガス発生器において、前記蓋の前記側壁は、第2開口および蓋を保持するために用いる第1突起部の近傍において所定要素を含む支持方向に設けた少なくとも一つの他の第2モールド支持突起部を備え、前記他の第2モールド支持突起部は前記第1突起部とは別個の突起部でありその少なくとも一部が前記保持部により覆われていない外縁を備え、前記支持方向に沿って設けたオーバーモールドのために用いるモールドを支持する面として機能することを特徴とするガス発生器である。
このように、前記保持部のオーバーモールドの間、前記モールドは前記第2突起部の傾斜縁を押圧する。
オーバーモールド中に、前記第2突起部により、前記モールドは前記イニシエータの筐体に向けて前記蓋の締付け方向において押圧し、その際、前記オーバーモールドにおいて注入された前記プラスチック材料による圧力は前記筐体を前記蓋の底部に向けて嵌入方向において押圧しかつ前記嵌入方向と同一の方向において前記蓋を前記モールドに向けて押圧するように印加される。
オーバーモールド中において、前記イニシエータに加わる前記注入されたプラスチック材料の圧力は、前記嵌入方向において前記筐体を前記蓋の底部に押し込むように印加される。前記蓋の底部と前記モールドの底部との間のすき間により、前記蓋が前記モールドの底部に押し込まれる。前記モールドに嵌められた後、前記蓋の第2突起部の傾斜縁は、前記蓋を前記イニシエータの筐体に向けて閉じることにより、前記嵌入方向において前記蓋に加わる力を、当該力に直交する方向における前記蓋の突起領域を変形させる力に変更する。
前記保持部のプラスチック材料が硬化中に熱収縮し前記モールド内におけるオーバーモールドが完了すると、前記蓋の突起部分の初期形状に向かう弛緩により、前記蓋の突起部分と前記保持部分との間の接触圧が増大する。
前記モールドの前記第2突起部に対する押圧により生じる締付効果は、前記蓋の周囲における前記保持部による収縮効果と相まって、前記蓋と前記保持部との間における水密性を高める。
一実施形態において、前記第2モールド支持突起部の縁は前記蓋の第2壁の他の外面に対し傾斜している。
一実施形態において、前記筐体は前記底部に向けた嵌入方向に沿って前記第2開口に嵌入され、前記蓋の側壁は嵌入方向に直交する方向において前記筐体を囲い、前記第2突起部の外縁は前記嵌入方向に対し傾斜している。
一実施形態において、前記第2モールド支持突起部は前記蓋の第2壁の周辺に設けられ前記保持部のプラスチック材料により一切覆われていない。
一実施形態において、前記第2モールド支持突起部の傾斜縁は円錐台形状を有する。
一実施形態において、前記第2モールド支持突起部の傾斜縁は凹状湾曲を有する。
一実施形態において、前記第2モールド支持突起部の傾斜縁は凸状湾曲を有する。
一実施形態において、前記第2モールド支持突起部の傾斜縁は平坦である。
一実施形態において、前記保持部は、前記蓋内において前記保持部を封止するための前記第1突起部と第2突起部との間において前記蓋の外面に配置された凹部を形成する部分にオーバーモールドされる。
一実施形態において、前記第2突起部は前記保持部のプラスチック材料に覆われるリムに隣接し、前記凹部を形成する部分は前記リムと前記第1突起部とにより区画されており、前記保持部は前記第1突起部、前記凹部を形成する部分、および前記リムに対し相補的な形状を有する複数の部分と前記蓋の外面に設けた前記凹部を形成する部分に設けた一つの内凸部とを有する。
一実施形態において、前記保持部は前記傾斜縁に適合しかつ前記傾斜縁より延伸する縁を有する部分を備える。
本発明の第2の目的は上述したガス発生器のための製造プロセスであり、この製造プロセスにおいて、オーバーモールド工程の間、前記発生器の前記固定部分、前記イニシエータ、および前記イニシエータを密閉する前記蓋は前記モールドに配置され、プラスチック材料は前記保持部を形成するために前記モールドと前記イニシエータ、前記蓋、および前記固定部との間の第1開口とに注入され、前記電極は外部方向に向けて前記第1開口と前記保持部とを貫通し、前記プラスチック材料は前記第1突起部を囲む製造プロセスにおいて、前記オーバーモールド工程の間、前記モールドの少なくとも一部分は前記第2突起部の外側傾斜縁に当接し、前記底部から前記第2開口に向けて延びる要素を有する前記支持方向において前記モールドの部分を支持することを特徴とする。
本発明は添付の図面を参照してなされる以下の非限定的な実施例の説明を参照することでより良く理解し得るであろう。
本発明の発生器の実施例を模式的に示す図である。 図1に示す発生器において使用可能な蓋の実施例の変形例の断面を模式的に示す図である。 図1に示す発生器において使用可能な蓋の実施例の変形例の断面を模式的に示す図である。 図1に示す発生器において使用可能な蓋の実施例の変形例の断面を模式的に示す図である。
図1において、ガス発生器1は、複数部分を含むアセンブリlaを備え、この内室3内に設けたアセンブリlaは、電気火工品イニシエータ7により起動されるとアセンブリlaから放出口(不図示)を介して外部へ放出されるガスを発生するガス発生手段(不図示)を密閉する。ガス発生手段は例えば、電気火工品イニシエータ7の点火により燃焼しガスを生じる火工品装薬と高圧に保たれ電気火工品イニシエータ7の点火により開放してガスを放出する複数のガス貯蔵槽とを備える。
この貯蔵部は、電気火工品イニシエータ7の点火による貯蔵部の開放時に混合されて燃焼し発生器の放出口より放出されるガスを発生する反応性ガスを別に収納可能である。アセンブリlaは電気火工品イニシエータ7の固定支持部2に取り付けられる。この固定支持部2は、例えば、図に示す実施形態のハウジング2を構成する。以下において、「ハウジング2」は「発生器の固定部」と読み替え可能であることは言うまでもない。電気火工品イニシエータ7の点火は、電気火工品イニシエータ7の制御電極5、6に各々別個の信号である所定の制御信号を送ることにより開始する。
筐体2または固定支持部2は、ガス発生手段を着火させる電気火工品イニシエータ7の2本の電極5、6が挿通する開口4
を備える。開口4は例えば、筐体2の内部に形成した凹部22に形成される。
電気火工品イニシエータ7は、第1壁90により区画される別の内室である第2内室を密閉しイニシエータの別の装薬である第2火工品装薬を密閉する筐体9を含む。壁90は例えば金属により構成する。2本の電極5、6は例えば金属のような導電性材料により構成され、当業者に周知のように、電気制御信号の電極5、6への送出後における筐体9内に収納した第2火工品装薬の点火のために用いる。電極5、6は開口4に対向する筐体9の第1側面から突出する。
筐体9の壁90は、例えばガラスなどにより構成され壁90と当該電極との間に設けた絶縁フィードスルー(不図示)により2本の電極5、6のうちの少なくとも1つから電気的に絶縁されている。筐体9の壁90のガス発生手段側は蓋8により密閉されている。蓋8は例えば、プラスチックなどの電気的絶縁材料により構成される。イニシエータ7において、電極5、6に電気的に接続された点火部材(不図示)は、筐体9の第2内部火工品装薬と物理的に接触しており、例えばジュール効果により、電極5、6への制御信号の送出に応じて上記第2火工品装薬を点火する。筐体9周辺に設けられ電気的に絶縁されている蓋8は、電極5、6の第1側面において、筐体9の部分91などを覆わない。蓋8は、離れた位置に設けた第2開口83を区画する第2側壁82と一体に設けた底部81を有する。筐体9は底部81に向かう第1嵌入方向Iに沿って開口83に嵌入される。イニシエータ7が蓋8に嵌入されると、壁90の一部であり部分91から離れて位置する壁90の底部92が、底部81に当接する。そして壁90の水平部93は蓋8の側壁82に対しアセンブリクリアランスを成す。壁82および壁90の側壁93は例えば円筒状であるが、円形状でもよい。第2壁82は嵌入方向Iに直交する方向に第1壁90を囲む。すなわち、図に示す実施形態において、第2壁82は嵌入方向Iに直交する方向に壁90の水平部93を囲む。壁90の水平部93および側壁82は、例えば嵌入方向Iと平行になっている。イニシエータが点火すると底部81が開放する。筐体9および蓋8が側壁82から半径方向に開いてもよいことは言うまでもない。
イニシエータ7の保持固定部10は電極5、6が外部に向けて突出するよう成形され開口4において固定される。従って、保持部10はオーバーモールド部10である。保持部10は開口4を区画する筐体の外面21に面する外側部11と、開口4に位置する第2中間部12と、筐体9および蓋8と当接する第3内側部13とを有する。外面21の反対面において、ハウジング2は、ガス発生器1の内室3に面する内面23を有する。第1部11、第2部12、および第3部13は相互に接続されて例えば一つの部分を構成する。保持部10はハウジング2、蓋8、およびイニシエータ7上におけるオーバーモールドにより形成される。
第1および第2電極5、6はそれぞれ容器3の外側に保持部11により覆われていない第1および第2部分51、61を含む。このように、電極5、6は外部51、61により発生器1の外部の電気制御回路と接続可能である。
開口83側において、壁82は、オーバーモールドされた保持部10の蓋8を保持するための第1突起部85を備える。第1突起部85は保持部10の対応する凹部15において保持される。
第2壁82は、第2開口83および第1突起部84の近傍に設けた少なくとも一つの他の第2モールド支持突起部86を有する。第2突起部86は第1突起部85とは別個に設けられる。第2突起部86は、オーバーモールドに用いるモールドを蓋8底部81より第2開口83に向けて延びる要素Aを含む支持方向Fにおいて支持するために用いられる。第2突起部86は、少なくとも一部が保持部10により覆われず上記のモールドの支持方向Fにおける支持面となる外縁862を有する。要素Aは例えば、第2側壁82がその周囲に設けられる蓋8の幾何学的回転軸を構成する。要素Aは例えば嵌入方向Iと一致し嵌入方向Iの逆方向となる。第2突起部86の外縁862は、壁82に囲まれる要素Aに対し傾斜している。要素Aはすなわち底部81からピン5、6に向かうイニシエータ7の縦軸Aである。
第2突起部86の外縁862は嵌入方向Iに対し傾斜している。縁862は、筐体9を囲む第2壁82の主表面820に対し底部81を起点として傾斜している。壁82の外面820は例えば嵌入方向Iと平行であり、縁862は第2壁82に対し外面820において傾斜している。例えば、傾斜支持縁部62は、保持部10により一切覆われない。また例えば、第2モールド支持突起部86は蓋8の第2壁82の周辺に嵌入方向Iを軸として設けられ保持部10のプラスチック材料により一切覆われない。
側壁82の外面820に当接し凹部を形成する部分84を蓋8の外面に設ける。保持部10は、内室3と保持部10との間における水密封止を確実にしかつ蓋8のあらゆる軸方向における移動を防止するため、凹部84にオーバーモールドされる。蓋の凹部84は、第1突起部85と第2突起部86との間に設けられている。
第2突起部86は保持部10により覆われるリム861と開口83の方向に隣接している。リム861は傾斜縁862から開口83の方向に延びている。凹部84は例えばリム861と第1突起部85とにより区画され、例えば嵌入方向Iに直交する方向において外面820より径が大きくかつ第1突起部85のリム861より小さくなるよう形成される。
保持部10は、最も下に配置され底部81から最も離れ第2開口83に最も近い位置に設けた第1突起部85に加え、凹部84およびリム861にもオーバーモールドされる。突起部85、凹部84、およびリム861は例えば方向Iに平行な直線上に位置する円筒形状を有する。第2突起部86の傾斜縁862は、底部81側に配置され、嵌入方向Iにおいて開口83からリム861、凹部84、および突起部85よりも離れて設けられる。第2突起部86の傾斜縁862は底部81に面する側において蓋8の第2壁82の残りの表面820に接続される。
このように、保持部10は、第1突起部85に適合する相補形状部により第1突起部85に適合する第1内凹部15に加え、蓋の凹部84に適合する相補形状部により凹部84に適合する第2内凸部14と、リム861に対応する第3部分16とを備える。従って、保持部10において、第2内凸部14は一方の側において第1凹部15に隣接しかつ他方の側において第3部分16に隣接する。
図1に示すように、第2突起部86の傾斜縁862は、第2壁82の表面820に対して例えば円錐台形状を成す。
第2突起部86のリム862は軸Aを含む平面における上記蓋の側面図である図1に示す直線形状以外の形状としてもよい。図2から4は蓋8の変形例の軸Aを含む断面を模式的に示す図である。例えば、第2突起部86の縁862は、図2または図3に示す凹状湾曲あるいは凸状湾曲である側面を有していてもよい。図3に示すように、リム861は、縁862を含む湾曲側面の下端とその上に設けた突起部86により形成してもよい。図4に示すように、第2突起部86の縁862の側面は平面であってもよく、当該表面は例えば軸Aおよび/または壁82の外面820に直行する面であってもよい。
従って、底部81から開口83および電極5、6に向かって延びる方向、すなわち図1において軸Aに沿って上から下への移動の際、縁862は内側から外側に向けて拡がる。凹部84および/または突起部85および/または突起86(傾斜縁862)および/または蓋の外面820を構成する部分は、例えば、軸Aを中心とした回転体である。
図示する実施形態において、オーバーモールド保持部10は、蓋8の第1突起部85、第2凹部84、およびリム861を、上記リム861まで覆い、第1突起部86と底部81との間に位置する第2突起部86および蓋の外面820は覆わない、すなわち、蓋の縁862およびその上に設けた部分821は覆わない。
支持部10は、縁862に適合し縁862より延びる縁を備える部分17を有する。部分14、15、16はこの保持部10の部分17内に位置する。不図示のその他の実施形態においてオーバーモールド保持部10は第2突起部86の傾斜縁862を部分的にのみ覆っていてもよいことは言うまでもない。例えば、保持部10の部分17は傾斜の中断しない円錐台形状の傾斜縁862より延びる。これにより、縁862と部分17とに向かって突出する縁部を含まないキャビティを有するモールドを用いることが可能となる。図示した形状と異なる形状を有する部分17を備える、すなわち縁862の延長部を持たないオーバーモールド部10を設けてもよいことは言うまでもない。例えば、平らな水平面17を有するあるいは縁862に対して中断する傾斜を有するオーバーモールド部10を設けてもよい。
図1の実施形態において、保持部10の部分17は円錐台形状を有し、同一の傾斜による傾斜円錐台形状を有する縁862の延長部である。これにより、傾斜縁862および部分17と当接する円錐台形キャビティを有するモールドを用いることが可能となる。部分17が円錐台形状傾斜縁862に対する傾斜において中断する円錐台形状を有してもよいことは言うまでもない。
このように、蓋8とイニシエータ7と保持部10との間における水密性を向上させる封止が形成される。
具体的には、保持部10の電極5、6に沿って筐体9上を上昇する水分は凹部84に捕集される。
図に示す実施形態において、部分14、15、16、84、85、86、861、862は、嵌入方向の周囲において蓋8全体を囲む例えばイニシエータ7の開口4を通る上記の幾何学的軸Aまたは幾何学的回転軸Aを中心とする回転体を構成する。このように、凹部84は、例えば縁あるいは肩部により形成される突起部85と突起部86により一方で区画された蓋8の溝により形成される。従って、蓋8全体を囲む図示した部分は、連続的に配した部分14、15、16、84、85、86、861、862により形成されるいわゆる周辺部である。部分14、15、16、84、85、86、861、862は回転体と異なる同様の形状を呈してもよいことは言うまでもない。
従って、図示する実施形態において、凹部84は、保持部10の内凸部14により構成される密封縁14により密栓される。
本発明によるガス発生器の製造時には、蓋8は、筐体9を嵌入方向Iに沿って蓋8に嵌入するために、イニシエータ7の周辺に降ろされる。それからハウジング2と蓋8により密閉されるイニシエータ7とが、イニシエータの傾斜縁862を押圧する相補傾斜面をそれぞれ有する複数の部分TR1を備えるモールド(不図示)内に位置決めされる。このあるいはこれらのモールドの部分TP1は、底部81から電極5、6に向けて延びる下降方向において、軸Aに直交する方向である幅方向において縁862および蓋よりも大きく延伸している。このモールドは例えば、その表面が図1に示す線TR1およびTR2に沿って延びている部分を備える。従って、この成形工程の間、モールドのこれらの部分は蓋8およびハウジング2を留めて所定の位置に保持する。
次いでハウジング2と、イニシエータ7と、蓋8と、モールドの部分の間のすき間にプラスチック材料を注入し、保持部10を形成する。その後、このプラスチック材料が凹部14内を満たし突起部85およびリム861を覆う。
このように、成形の際に、モールドの部分が蓋8の傾斜縁862上で支持方向Fにおいて内側に向けて押圧する。
この射出の間、上記プラスチック材料は嵌入方向Iにおいて筐体9を押圧し、これにより筐体9の上部92を蓋の底部81に向けて押圧する。
イニシエータ7が蓋の底部81に向けて押圧されると、プラスチック材料による圧力が蓋8をモールドキャビティの底部に対し押圧するように印加される。モールドの部分TR1を支持する蓋8の傾斜縁862に沿って蓋8が方向Fにおいてモールドキャビティを押圧すると、プラスチック材料の圧力と傾斜縁862に対するモールドTR1からの押圧力により、蓋8が方向Iおよび面820に対し傾斜する力線Fに沿って筐体9に向けて閉じるように印加され、これによりプラスチック材料が蓋8の壁82と筐体9の壁93との間のすき間を満たす。
蓋を構成する材料(例えばポリアミド、ポリプロピレン、または上記の構成要素に加わる負荷に耐え得るあらゆる射出成形可能材料などのプラスチック)の弾性および/または蓋8と筐体9との間に設けた通常のアセンブリクリアランスおよび/または蓋8とモールドキャビティとの間に設けた通常のアセンブリクリアランスにより蓋の変形が生じる。保持部10を構成するオーバーモールドプラスチック材料は、例えばポリアミド、ポリプロピレン、または上記の構成要素に加わる負荷に耐え得るあらゆる射出成形可能材料などのプラスチックにより構成されるものでよい。
射出が完了しモールドを取り除くと、保持部10のプラスチック材料が固化し、その組成物により内側への、すなわちイニシエータ7方向への熱収縮を起こす。逆にいえば、この時点でモールドは蓋8の傾斜縁862を押圧していないため、傾斜縁862とその一部として一体に設けたリム861とは、外部に向けて形状を回復する、すなわち保持部10の成形前における初期形状への回復を開始する。この結果、凹部14が保持部10によりさらに強く封止される。
凹部を形成する部分84により、蓋8とオーバーモールド部10との間における機械的接続の向上および保持部10の蓋8に対する接触圧の向上が可能となる。
一実施形態によるガス発生器1は、電気火工品イニシエータ7と、前記イニシエータ7の点火後に少なくとも一種のガスを放出するガス発生手段を密閉するアセンブリとを備えるガス発生器であって、前記イニシエータ7は、前記イニシエータ7の火工品装薬を収納する第1壁と筐体9の外部に向けて延伸し前記イニシエータの火工品装薬の点火を電気的に制御する2本の電極5、6を少なくとも含む筐体9とを備え、ガス発生器1は電気絶縁材料により構成され前記筐体9のガス発生手段側を密閉する蓋8をさらに備え、ガス発生器1はさらに、前記イニシエータの前記電極5、6の外部とのアクセスのための第1開口4を区画するハウジング2と前記イニシエータ7、前記蓋8、および前記ハウジング2の間に設けた前記第1開口4内におけるプラスチック材料のオーバーモールドにより形成され前記イニシエータ7を保持し前記イニシエータ7を前記ハウジング2に対する所定の位置に保持する保持部10とを備え、前記電極5、6は前記第1開口4と前記保持部10とを外部に向けて貫通し、前記蓋8は前記筐体9が底部81に向けて嵌入方向Aに沿って嵌入される第2開口83を区画する第2側壁82と一体に設けた底部81を有し、前記筐体9の前記第1壁を前記嵌入方向Aと直交する方向に囲む第2側壁82は前記保持部10の対応する凹部15に前記蓋8を保持するために用いる外部直交突起部84を備えるガス発生器において、前記蓋8の前記第2側壁82は、第2開口83および前記蓋8を保持するために用いる上記第1突起部84の近傍に設けた少なくとも一つの他の、第1突起部84とは別個の第2モールド支持突起部862を備え、前記他の第2突起部862は、前記嵌入方向Aに対し傾斜しておりかつ少なくともその一部が前記保持部10により覆われていない外縁862を有しオーバーモールドのために用いるモールドを支持する面として機能することを特徴とする。

Claims (12)

  1. 電気火工品イニシエータ(7)と、前記イニシエータ(7)の点火後に少なくとも一種のガスを放出するガス発生手段を収納するアセンブリとを備えるガス発生器(1)であって、
    前記イニシエータ(7)は、前記イニシエータの火工品装薬と2本の電極(5、6)とを含む筐体(9)を備え、前記2本の電極(5、6)は前記筐体(9)から外部に向けて延伸し前記イニシエータの火工品装薬の点火を電気的に制御し、
    前記イニシエータ(7)は前記筐体(9)のガス発生手段側を密閉する蓋(8)をさらに備え、
    前記ガス発生器(1)はさらに、前記イニシエータの前記電極(5、6)に外部からアクセスするための第1開口(4)を区画する固定部(2)と前記イニシエータ(7)、前記蓋(8)、および前記固定部(2)の間に設けた前記第1開口(4)内におけるプラスチック材料のオーバーモールドにより形成され前記イニシエータ(7)を保持し前記イニシエータ(7)を前記固定部(2)を基準とした位置に保持する保持部(10)とを備え、前記電極(5、6)は第1開口(4)と前記保持部(10)とを外部に向けて貫通し、前記蓋(8)は前記筐体(9)が嵌入される第2開口(83)を区画する側壁(82)と一体に設けた底部(81)を有し、前記壁(82)は前記保持部(10)の対応する凹部(15)に蓋(8)を保持するために用いる外側突起部(84)を備えるガス発生器において、
    前記蓋(8)の前記側壁(82)は、第2開口(83)および蓋(8)を保持するために用いる第1突起部(84)の近傍において、底部(81)から第2開口(83)に向けて所定要素(A)を含む支持方向(F)に設けた少なくとも一つの他の第2モールド支持突起部(86)を備え、前記他の第2モールド支持突起部(86)は前記第1突起部(84)とは別個の突起部でありその少なくとも一部が前記保持部(10)により覆われていない外縁(862)を備え、前記支持方向(F)に沿って設けたオーバーモールドのために用いるモールドを支持する面として機能することを特徴とするガス発生器(1)。
  2. 前記第2モールド支持突起部(86)の前記縁(862)が前記蓋(8)の前記第2壁(82)の残りの外側面(820)に対し傾斜していることを特徴とする、請求項1に記載のガス発生器。
  3. 前記筐体(9)は前記底部(81)に向けて嵌入方向(I)において前記第2開口(83)に嵌入され、
    前記蓋(8)の前記側壁(82)は前記嵌入方向(I)に直交する方向に前記筐体(9)を囲み、
    前記第2突起部(86)の前記外縁(862)は前記嵌入方向(I)に対し傾斜していることを特徴とする、請求項1または2に記載のガス発生器。
  4. 前記第2モールド支持突起部(86)が前記蓋(8)の前記第2壁(82)の周辺に設けられ、前記保持部(10)のプラスチック材料によりその全体が覆われないことを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載のガス発生器。
  5. 前記第2モールド支持突起部(86)の前記傾斜縁(862)が円錐台形状を有することを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載のガス発生器。
  6. 前記第2モールド支持突起部(86)の前記傾斜縁(862)が凹状湾曲を有することを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載のガス発生器。
  7. 前記第2モールド支持突起部(86)の前記傾斜縁(862)が凸状湾曲を有することを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載のガス発生器。
  8. 前記第2モールド支持突起部(86)の前記傾斜縁(862)が平坦であることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載のガス発生器。
  9. 前記保持部(10)は前記蓋(8)内において前記保持部(10)を封止するために前記蓋(8)の外面(820)において前記第1突起部(85)と前記第2突起部(86)との間に設けた凹部を形成する部分(84)にオーバーモールドされていることを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載のガス発生器。
  10. 前記第2突起部(86)は前記保持部(10)のプラスチック材料により覆われるリム(861)に隣接して設けられ、
    凹部を形成する前記部分(84)は前記リム(861)と前記第1突起部(85)とにより区画され、
    前記保持部(10)は前記第1突起部(85)、前記凹部を形成する部分(84)、および前記リム(861)とに対し相補的な形状を呈する複数の部分(14、15、16)と前記蓋(8)の外面(820)に設けた前記凹部を形成する部分(84)に設けた一つの内凸部(14)とを有することを特徴とする、請求項9に記載のガス発生器。
  11. 前記保持部(10)は前記傾斜縁(862)に適合しかつ前記傾斜縁より延伸する縁を有する部分(17)を備えることを特徴とする、請求項1から10のいずれか一項に記載のガス発生器。
  12. 請求項1から11のいずれか一項に記載のガス発生器のための製造プロセスであって、
    オーバーモールド工程の間、前記発生器の前記固定部分、前記イニシエータ(7)、およびイニシエータ(7)を密閉する蓋(8)はモールドに配置され、プラスチック材料は前記保持部(10)を形成するためにモールドと、前記イニシエータ(7)、前記蓋(8)、および前記固定部(2)との間の第1開口(4)とに注入され、
    前記電極(5、6)は外部方向に向けて前記第1開口(4)と前記保持部(10)とを貫通し、
    前記プラスチック材料は前記第1突起部(84)を囲み、
    前記オーバーモールド工程の間、前記モールドの少なくとも一部分(TR1)は前記第2突起部(86)の外側傾斜縁(862)に当接し、前記底部(81)から前記第2開口に向けて延びる要素(A)を有する前記支持方向(F)において前記モールドの部分を支持することを特徴とする製造プロセス。
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