JP5441510B2 - ディスク装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ディスクの面に当接する移送ローラの回転力によってディスクが搬入し搬出されるディスク装置に関する。
以下の特許文献1などに記載されているディスク装置は、筐体に挿入口が形成されており、挿入口の内側にローディング機構が設けられて、挿入口から挿入されたディスクがローディング機構によって筐体の内部に引き込まれて回転駆動部材に保持される。
一般的なディスク装置のローディング機構には移送ローラが設けられている。移送ローラはその軸中心がディスクの搬入方向と直交する向きに向けられており、モータの動力で搬入方向と搬出方向に向けて回転駆動される。挿入口から挿入されたディスクは、移送ローラとこの移送ローラに対向する摺動部材との間に挟まれて移送ローラの回転力で搬入される。または、ディスクは、移送ローラとこの移送ローラに対向する対向ローラとの間に挟まれて移送ローラの回転力で搬入される。
特開2001−35142号公報
前記ローディング機構では、搬入中のディスクの中心が移送ローラを越えて回転駆動部材側へ移動すると、移送ローラよりも搬入側に延びる部分のディスクの面積と質量が大きくなり、ディスクが移送ローラによって片持ち状態で不安定に支持される状態となる。
ディスクが片持ち状態で搬入されているときに、外部振動がディスク装置に与えられると、移送ローラよりも搬入側へ突出しているディスクが振れて筐体内の機構に当たり、またはディスクが大きく振れて回転駆動部材に衝撃的に当たることがある。
この場合に、ディスクが搬入方向へ移動する際の抵抗力となって、ディスクを搬入完了位置まで移送できなくなったり、あるいは、ディスクを損傷する原因になる。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、移送ローラでディスクを搬入するときに、外部振動が作用したときなどにディスクの大きな振れを防止できるディスク装置を提供することを目的としている。
本発明は、ディスクに当接してディスクに搬入力および搬出力を与える移送ローラと、前記移送ローラで搬入されたディスクの中心部を保持する回転部材とを有するディスク装置において、
搬入中のディスクに、前記回転部材と同じ側から対向する案内部材が設けられており、前記案内部材は、前記移送ローラの回転によってディスクが前記回転部材に向けて搬入されているときに、前記移送ローラよりも搬入方向へ離れた第1の位置にあって搬入中のディスクに対向し、ディスクが前記回転部材に保持されて回転駆動されているときに、前記第1の位置よりも搬出側であって回転中のディスクと重ならない第2の位置へ移動していることを特徴とするものである。
本発明のディスク装置は、第1の位置にある案内部材が搬入中のディスクに対向しているため、案内部材によって搬入中のディスクが過大に振れることを防止でき、ディスクが筐体内の機構部品に当たって搬入が阻止されたり、またはディスクに傷が付くことを防止しやすくなる。ディスクの中心部が回転部材に保持された後は、案内部材が第2の位置へ移動して回転中のディスクと重ならないため、回転中のディスクが案内部材に摺られることを防止できる。
本発明は、前記案内部材は、前記回転部材よりも搬入中のディスクに近い高さ位置にあり、搬入中のディスクが前記案内部材に触れたときに、そのディスクは前記回転部材に当たらないことが好ましい。
上記構成により、搬入中のディスクが振れて回転部材に当たることを防止でき、ディスクの損傷などをさらに防止しやすくなる。
本発明は、前記移送ローラが始動してディスクの搬入が開始されたときから、搬入されたディスクの中心が前記回転部材と重なる搬入完了位置に至るまでの間、前記案内部材が前記第1の位置にあり、前記回転部材によるディスクの中心穴の保持が完了したときに、前記案内部材が前記第2の位置へ移動しているものが好ましい。
また本発明は、前記移送ローラが始動してディスクの搬入が開始されたときから、搬入されたディスクの中心が前記回転部材と重なる搬入完了位置に至るまでの間、前記案内部材が前記第1の位置にあり、前記移送ローラがディスクから離れる位置へ移動したときに、前記案内部材が前記第2の位置へ移動しているものが好ましい。
上記構成では、搬入中のディスクが搬入完了位置に至るまで大きく振れることを抑制できるようになる。
また本発明は、前記移送ローラで搬入されるディスクの中心穴が前記回転部材と重なる搬入完了位置に至った後に、搬出方向へ向けて移動するスライダが設けられており、前記案内部材は前記スライダに設けられているものが好ましい。
例えば、本発明は、前記スライダの搬出方向への移動力によって、ディスクの中心穴が前記回転部材に保持される。
また本発明は、前記スライダの搬出方向への移動力によって、前記移送ローラがディスクから離れる位置へ移動させられる。
上記のように、スライダの移動力でディスクを回転部材に保持させ、または移送ローラを退避させる機構を備えたディスク装置において、スライダの移動力で案内部材が第1の位置から第2の位置へ移動するように構成すると、案内部材を移動させるための特別の動力源が不要になる。
なお、本発明は、案内部材がスライダと一体に形成されているもの、または案内部材がスライダと別体に形成されてスライダに取り付けられているものであってもよい。または、案内部材が、スライダと別体に設けられて、スライダと別の支持機構により移動できるように支持されており、スライダの移動力が案内部材に伝達されて、案内部材が第1の位置から第2の位置へ移動してもよい。
本発明は、前記案内部材に、搬入中のディスクと重なる方向に向けてディスクから徐々に離れる傾斜部が設けられており、この傾斜部が搬入中のディスクの外周縁に対向していることが好ましい。
上記構成では、ディスクの面が案内部材に当たることを防止でき、ディスクが案内部材に当たったとしても記録面に傷が付くなどの問題が生じにくくなる。
本発明のディスク装置は、搬入中のディスクに案内部材が対向しているため、案内部材によってディスクが大きく振れて傷付くことなどを防止しやすくなる。
ディスクを駆動しているときは、案内部材が回転中のディスクと重ならない位置へ移動するため、案内部材が回転中のディスクと摺れるなどの問題が生じなくなる。
本発明の実施の形態のディスク装置の全体構造を示す斜視図、 図1の右側面図、 ディスクが移送ローラで搬入される動作を示すディスク装置の平面図、 移送ローラで搬入されたディスクが搬送完了位置に至った状態を示すディスク装置の平面図、 ディスクがターンテーブルにクランプされて装填が完了したときのディスク装置の平面図、 搬入中のディスクと案内部材との対向状態を示す部分斜視図、 ディスクと案内部材との対向状態を示す部分正面図
図3ないし図5に示すように、ディスク装置は、金属板から形成された筐体1を有している。車載用のディスク装置の場合、筐体1の大きさは、例えば1DINサイズまたは1/2DINサイズであり、筐体1は自動車の車室内のインストルメントパネルに埋設して設置される。
筐体1は、Y1側に向く前面板2と、Y2側に向く後面板3と、X1側とX2側に向く側面板4,5を有している。また、筐体1はZ1側に位置する天井板とZ2側に位置する底板を有している。前面板2には、左右方向(X1−X2方向)に向けて細長い挿入口(図示せず)が開口している。筐体1の前面板2の前方に、合成樹脂で形成された化粧ノーズが取り付けられており、この化粧ノーズの前面に各種操作部材や表示装置が設けられている。化粧ノーズには、挿入口に連通するノーズ部挿入口が開口しており、このノーズ部挿入口と前面板2に形成された挿入口を経て、ディスクDが筐体1の内部に向けて挿入される。
ディスク装置には、DVD(デジタルバーサタイルディスク)やCD(コンパクトディスク)などの直径が12cmのディスクDが装填される。Y2方向が筐体の1の奥側であり、且つディスクDの搬入方向である。Y1方向が筐体1の前側であり、且つディスクDの搬出方向である。
筐体1の内部に、図1に示す機構ユニット10が収納されている。機構ユニット10は底部側にドライブベース11を有し、上部側にクランプベース12を有している。ドライブベース11とクランプベース12は共に金属板を折り曲げて形成されている。ドライブベース11には、筐体1の奥側(Y2側)において左右方向(X1方向とX2方向)へ延びる連結軸13が設けられており、クランプベース12のY2側の端部が、連結軸13に回動自在に支持されている。
筐体1の内部には、ドライブベース11を弾性的に支持する複数のダンパー15a,15b,15cが設けられている。これらダンパー15a,15b,15cは、弾性体の袋の内部にオイルが封入されて構成されている。ダンパー15a,15b,15cは、筐体1の内面に固定されており、ドライブベース11に固定された支持軸がそれぞれのダンパー15a,15b,15cに支持されている。機構ユニット10にディスクDが装填された後は、ドライブベース11が、ダンパー15a,15b,15cに弾性支持された状態で、ディスクDが回転駆動される。
図2と図6に示すように、ドライブベース11には、回転駆動部20が設けられている。回転駆動部20は、ドライブベース11の上に固定されたスピンドルモータと、スピンドルモータの回転軸に固定された合成樹脂製のターンテーブル23を有している。ターンテーブル23が、ディスクDの中心穴Daを保持する回転部材である。
図1に示すように、ドライブベース11には光ヘッド25が搭載されている。光ヘッド25は、ドライブベース11に設けられたガイド機構によって移動自在に支持されているとともに、光ヘッド25を前記ガイド機構に沿って往復移動させるスレッド機構が設けられている。光ヘッド25は、スレッド機構によって、ターンテーブル23にクランプされたディスクDの記録面に沿って、ディスクDの半径方向に向けて移動させられる。
図1に示すように、クランプベース12の前側(Y1側)の端部には、合成樹脂製のクランパ27(クランプ部材)が回動自在に支持されているとともに、クランパ27の回転軸を下方(Z2方向)へ押圧する板ばね26が設けられている。
図1と図2に示すように、ドライブベース11のY2側の端部にはX1方向へ突出する突出片12aが一体に形成され、この突出片12aに、クランプばねであるトーションコイルばね17が取り付けられている。トーションコイルばね17の一方の腕部は、ドライブベース11に掛けられ、他方の腕部がクランプベース12に掛けられて、クランプベース12は、連結軸13を支点として、反時計方向へ常に付勢されている。すなわち、クランプベース12は、クランパ27がターンテーブル23に押圧されるように常に回動付勢されている。
図2に示すように、クランプベース12のY1側の端部には、X1方向へ突出する持ち上げ軸18が固定されている。この持ち上げ軸18に上方(Z1方向)への力を与えると、クランプベース12はトーションコイルばね17の付勢力に対抗して時計方向へ回動させられ、クランパ27がターンテーブル23から離れる。
図1や図3などに示すように、Y1側においてクランプベース12の左右の側方に、下方に向けて突出する一対のストッパ部材16a,16bが設けられている。ストッパ部材は、金属製のピンであり、筐体1の内部に搬入されるディスクDの外周縁が、ストッパ部材16a,16aに当たったときに、ディスクDは、その中心がターンテーブル23の中心に重なる搬入完了位置に至る。
図1および図3などに示すように、ドライブベース11には、X1側に右側方スライダ30aが設けられ、X2側に左側方スライダ30bが設けられている。図1に示すように、右側方スライダ30aには前後方向(Y1−Y2方向)に延びる案内長穴31が開口し、ドライブベース11に案内軸19が固定されている。案内長穴31と案内軸19は、ひとつの右側方スライダ30aに複数組設けられているが、図1では1組のみ図示している。案内長穴31が案内軸19を摺動することで、右側方スライダ30aがY1−Y2方向へ往復移動可能である。同様に、左側方スライダ30bも、ドライブベース11のX2側の側部において前後方向へ往復移動可能に支持されている。
ドライブベース11の左後方にモータMが設けられており、このモータMの回転力が複数の歯車を有する動力伝達部28に伝達され、動力伝達部28を伝達する駆動力によって左側方スライダ30bが前後方向(Y1−Y2方向)へ駆動される。
図3に示すように、機構ユニット10の底部の前側(Y1側)に、リンクスライダ46が設けられており、リンクスライダ46が動力伝達部28の動力によって左右方向(X1−X2方向)へ駆動される。図3と図5に示すように、リンクスライダ46と右側方スライダ30aとの間に、反転レバー47が設けられている。反転レバー47は、支持軸47aを中心に回動自在に支持されている。反転レバー47の一方の腕部に設けられた連結軸47bが、リンクスライダ46に連結され、他方の腕部に設けられた伝達軸47cが右側方スライダ30aに連結されている。
図1ないし図3に示す待機状態では、右側方スライダ30aと左側方スライダ30bが、共に後方(Y2方向)へ移動させられている。
図3ないし図5に示すように、機構ユニット10のY2側には、トリガー部材14が設けられている。トリガー部材14は、ドライブベース11上に回動自在に支持されているアーム14Bとこのアーム14Bの先部に固定されて、搬入されるディスクDの外周縁に対向する検知ピン14Aとを有している。
搬入される直径が12cmのディスクDが図4に示す搬入完了位置まで移動すると、このディスクDの外周縁で検知ピン14Aが押されてアーム14Bが反時計方向へ回動する。このとき、アーム14Bの回動力によって動力伝達部28の動力の伝達経路が切り換えられ、モータMから動力伝達部28に伝達される駆動力によって、左側方スライダ30bがY1方向に移動させられる。これと同時に、動力伝達部28の駆動力によって、リンクスライダ46がX1方向へ移動させられ、リンクスライダ46の移動力が反転レバー47を介して右側方スライダ30aに伝達される。その結果、右側方スライダ30aと左側方スライダ30bとが同期してY1方向の同じ方向へ移動させられる。
以下では、主に右側方スライダ30aについて説明する。右側方スライダ30aと左側方スライダ30bは同じ機能を発揮するものであり、左側方スライダ30bの形状および構造は、右側方スライダ30aと同等である。また、図6には、右側方スライダ30aが、図1と左右逆側から見た状態で図示されている。
図1と図6に示すように、右側方スライダ30aにはクランプ制御カム部32が設けられている。クランプ制御カム部32は、前方(Y1方向)に向かうにしたがって上方(Z1方向)へ向けられるカム長穴32aと、このカム長穴32aとY2側で連続する大きな直径の逃げ穴部32bを有している。クランプベース12に設けられた持ち上げ軸18は、カム長穴32aと逃げ穴部32bの内部を移動できるように挿入されている。
図1に示す待機状態では、右側方スライダ30aが後方(Y2方向)へ移動しており、カム長穴32aによって持ち上げ軸18がZ1方向へ持ち上げられている。このとき、クランプベース12が時計方向へ回動させられ、クランパ27がターンテーブル23から上方へ離れたクランプ解除状態に設定されている。図4に示すように、ディスクDが搬入完了位置に至り、中心穴Daがターンテーブル23の上に移動して、検知ピン14AがY2方向へ押され、動力伝達部28に伝達される動力によって右側方スライダ30aが前方(Y1方向)へ移動させられると、持ち上げ軸18が、逃げ穴部32b内に移動する。このとき、クランプベース12がトーションコイルばね17の弾性力によって反時計方向へ回動し、クランパ27によってディスクDの中心部がターンテーブル23に押し付けられ、ディスクDがターンテーブル23にクランプされて保持される。
図1に示すように、右側方スライダ30aにはロックカム部33が設けられている。このロックカム部33は、前後方向に延びるロック長穴33aと、ロック長穴33aのY2側に連続する大きな直径の逃げ穴部33bとを有している。
図1に示す待機状態では、右側方スライダ30aがY2方向へ移動しているため、筐体1の左右の側面板4,5の内面に固定された拘束軸(図示せず)が、ロック長穴33a内に保持されている。このとき、機構ユニット10は、筐体1の内側において動くことなく保持され、挿入口から搬入されたディスクDが、ターンテーブル23とクランパ27との間に移動しやすくなる。ディスクDが搬入完了位置に至って、右側方スライダ30aがY1方向へ移動すると、クランパ27が下降してディスクDなどの中心部がクランプされるとともに、ロック長穴33aが前記拘束軸から外れ、拘束軸が逃げ穴部33bに移動する。その結果、機構ユニット10は筐体内1で拘束されず、ダンパー15a,15b,15cによって弾性支持される。ターンテーブル23にクランプされたディスクDが回転駆動される間に、外部振動がダンパー15a,15b,15cの振動として吸収されやすくなり、機構ユニット10に直接に影響を及ぼすことが防止される。
図1と図2に示すように、挿入口と回転駆動部との間に搬送機構40が設けられている。
搬送機構40は、移送ローラ41と、移送ローラ41のZ1側に対向する固定摺動部材43とを有している。
固定摺動部材43は、摩擦係数の小さい合成樹脂材料で形成されて、筐体1の天井板の下面に動かないように固定されている。図2に示すように、固定摺動部材43は、その下面43aがY1−Y2方向へ水平に延びる摺動案内面となっている。
移送ローラ41は、合成ゴムなどの摩擦係数の大きな材料で円筒状に形成されており、金属製のローラ軸42の外周に装着されている。ローラ軸42の右端部と左端部はローラブラケット44に支持されている。
ローラブラケット44は金属板で形成されている。図1と図2に示すように、ローラブラケット44は、X1側に形成された右側支持部44aおよびこの右側支持部44aのY1側の先部から上方へ延びる右側先部44bと、X2側に形成されている左側支持部44cおよびこの左側支持部44cのY1側の先部から上方へ延びる左側先部44dとを有している。
右側先部44bに支持穴44eが開口し、左側先部44dに支持穴44fが開口している。支持穴44eと支持穴44fは、X1−X2軸と平行な軸線上に位置している。筐体1の左右の側面板4,5のそれぞれの内面には短い一対の支持軸45,45が固定されており、支持穴44e,44fがそれぞれの支持軸45,45に支持され、ローラブラケット44が、支持軸45,45を回動支点として回動自在に支持されている。ローラブラケット44と筐体1の底板との間に引っ張りコイルばね(図示せず)が掛けられており、ローラブラケット44は常に図2における反時計方向へ付勢されている。
図2に示すように、ローラブラケット44の右側支持部44aのY2側の端部に保持穴44gが形成され、左側支持部44cのY2側の端部にも同様に保持穴44gが開口している。ローラ軸42の左右両端部は、それぞれ保持穴44g,44g内に挿入されている。図1に示す待機状態では、図示しない引っ張りコイルばねの弾性力でローラブラケット44が反時計方向へ付勢されており、この付勢力によって、ローラ軸42が固定摺動部材43に押し付けられている。
図3ないし図5に示すように、ローラ軸42のX2側の端部にピニオン歯車48が固定され、筐体1の左側(X2側)の側面板5の内側には、図示しない搬送モータからの回転動力が与えられる駆動歯車49が設けられている。図1とないし図3に示すディスクDの挿入待機状態から、図4に示すように、ディスクDが所定の搬入完了位置まで搬入されるまでの間は、ローラブラケット44が反時計方向へ回動しているため、ピニオン歯車48は駆動歯車49と噛み合っている。この間、前記搬送モータの回転力が駆動歯車49からピニオン歯車48に伝達されて、ローラ軸42がディスクDを搬入する方向へ連続回転する。
図2に示すように、ローラブラケット44には、右側支持部44aの上縁と左側支持部44cの上縁とをつなぐ連結部44hが設けられている。右側支持部44aは連結部44hのX1側で下向きに直角に折り曲げて形成され、左側支持部44cは連結部44hのX2側で下向きに直角に折り曲げられている。
図1と図6に示すように、右側方スライダ30aのY1側には、ローラ制御カム部34が設けられている。図1に示されるように、ローラ制御カム部34は、上側に形成された上側案内部34aと、それよりもY2側で且つ下側に形成された下側拘束部34bと、上側案内部34aと下側拘束部34bとに連続する傾斜案内穴34cとを有している。ローラ軸42のX1側の端部は、ローラ制御カム部34に摺動自在に挿入されている。
図1に示す待機状態では、右側方スライダ30aがY2方向へ移動しているため、ローラ軸42の右端部は、ローラ制御カム部34の上側案内部34a内に位置している。上側案内部34aの上下の開口幅はローラ軸42の直径よりも広くなっており、図2に示すように、図示しない引っ張りコイルばねからローラブラケット44に与えられる付勢力によって、ローラ軸42が固定摺動部材43に向けて押圧されている。
筐体1の挿入口からディスクDが挿入されてこれが検知されると、搬送モータが始動してローラ軸42が駆動され、移送ローラ41と固定摺動部材43とで挟まれたディスクDが、移送ローラ41の回転力によってY2方向へ搬入される。図4に示すように、ディスクDが搬入完了位置に至り検知ピン14Aが押されると、右側方スライダ30aと左側方スライダ30bが同期してY1方向へ移動させられる。このとき、前述のように、クランプ動作が行われ、且つ機構ユニット10の拘束が解除されるとともに、ローラ軸42の右端部が、ローラ制御カム部34の傾斜案内穴34cによって下向きに案内されて、下側拘束部34bで保持される。これにより、ローラブラケット44が時計方向へ回動させられ、移送ローラ41が固定摺動部材43およびディスクDから下方へ向けて離れ、ターンテーブル23にクランプされて保持されているディスクDの下面からも下方へ離れる。
図3ないし図6に示すように、右側方スライダ30aにはX2方向へ突出する案内部材36が設けられている。案内部材36は、合成樹脂によって右側方スライダ30aと一体に形成されている。ただし、案内部材36が右側方スライダ30aと別体に形成されて、案内部材36が右側方スライダ30aに取り付けられて固定されていてもよい。
図6と図7に示すように、案内部材36は上下方向(Z1−Z2方向)に延びており、その上端に対向部36aが形成されている。対向部36aは、X2方向に向かうにしたがってZ2方向へ下降するように傾斜する傾斜部である。この傾斜部は、図7に示す正面図において直線的に下降する形状であってもよいし、曲線状に下降する形状であってもよい。
図1と図3に示すディスクDの挿入を待機しているときから、図4に示すようにディスクDが搬入完了位置に搬入されるまでの間は、右側方スライダ30aと左側方スライダ30bが共にY2方向へ移動して停止している。よって、案内部材36は、移送ローラ41よりも搬入側(Y2側)に離れた位置で、且つターンテーブル23の回転中心よりも搬出側(Y1側)に寄った第1の位置に停止している。
案内部材36が第1の位置にあるときに、図3に示すように、挿入口から挿入されて移送ローラ41の回転力によってY2方向へ搬入されるディスクDの中心が移送ローラ41の軸心の上に至る前に、または至ったのと同時に、あるいは至った直後に、ディスクDのY2側に向く周縁部Dbが案内部材36の対向部36aの上に移動する。その後は、Y2方向へ搬入されるディスクDが、図4に示す搬入完了位置に至るまで、その周縁部Dbが案内部材36の対向部36aの上に対向し続ける。また、図4に示す搬入完了位置に至った直後のディスクDも、その周縁部Dbが案内部材36の対向部36aの上に対向する。
図7に示すように、移送ローラ41によってディスクDがほぼ水平の姿勢で搬入されているときは、対向部36aは必ずディスクDの周縁部Dbよりも下側に離れた位置で対向する。ディスクDの周縁部Dbの下側に対向する対向部36a上の点をPとしたときに、ターンテーブル23のZ1側に最も高い部分は、前記点Pを通る水平面Lよりも必ず下に位置している。すなわち、対向部36aは、ターンテーブル23よりも高い位置で、その上を通過するディスクDに対向し、しかも対向部36aは、水平に搬入されるディスクDの周縁部Dbよりも下側に位置している。ディスクDの周縁部Dbは円形であるため、ディスクDが搬入されていくにしたがって、対向部36aの上を通過する周縁部Dbの位置がX1方向またはX2方向へ移動するが、周縁部Dbが対向部36aの上を通過しているときは、いつでも前記の位置関係は同じである。
ディスクDが図4に示す搬入完了位置へ移動し、ディスクDの周縁部で検知ピン14Aが押されると、動力伝達部28の動力によって、右側方スライダ30aと左側方スライダ30bが共にY1方向へ移動させられる。この間に、前述のように、クランプ動作が行われ、且つ機構ユニット10の拘束が解除されるとともに、移送ローラ41が固定摺動部材43およびディスクDから下方へ向けて離れる。そして、図5に示すようにディスクDの装填が完了する。
図4に示す搬入完了状態の後であって、遅くとも図5に示すようなディスククランプが完了するまでの間、または図4に示す搬入完了状態の後であって、遅くとも図5に示すように、移送ローラ41がディスクDから離れるまでの間に、図5に示すように、右側方スライダ30aとともに案内部材36がY1方向へ移動し、装填が完了しているディスクDの外周縁Dbと重ならない第2の位置に移動する。
案内部材36のX2側に向く端部36bは、Y2方向に向かうにしたがってX1方向へ広がる傾斜面となっている。端部36bは、装填が完了したディスクDの外周縁Dbに倣うように傾斜しており、案内部材36が第2の位置に移動したときに、図5のように平面から見たときに、端面36bと外周縁Dbとの距離をなるべく広く確保できるようにしている。
次に、ディスクDの搬入動作を説明する。
ディスク装置が待機状態のときに、筐体1の挿入口からディスクDが挿入されると、搬送モータが始動し移送ローラ41が搬入方向へ回転して、ディスクDが移送ローラ41と固定摺動部材43とで挟持されてY2方向へ搬入される。ディスクDの中心が移送ローラ41の軸心の上に至る前に、または至ったのと同時に、あるいは至った直後に、ディスクDのY2側に向く周縁部Dbが案内部材36の対向部36aの上に移動する。
ディスクDの中心が移送ローラ41の軸心を通過してY2方向へ移動すると、移送ローラ41よりもY2方向へ突出するディスクDの面積および質量が大きくなるため、片持ち状態のディスクDのY2側の端部が上下に振れやすくなる。特に車載用のディスク装置では、車体の振動に伴ってディスクDの振れが大きくなる。ただし、ディスクDの中心が移送ローラ41の軸心を越えた後に、図3に示すように、案内部材36の対向部36aがディスクの下側に対向し続ける。
図7に示すように、案内部材36の対向部36aは、ターンテーブル23の最上部よりも上側に位置してディスクDに対向するため、ディスクDのY2側の端部が下向きに振れたときに対向部36aで支えることができ、ディスクDがターンテーブルに衝撃的に当たることを防止できる。案内部材36の対向部36aは傾斜部で、ディスクDの周縁部Dbが対向するため、ディスクDが下向きに振れたときに、ディスクDの周縁部Dbが対向部36aの点Pに点当接し、ディスクDの面を傷付けることがない。
また、Y2方向へ搬入されるディスクDが、図4に示す搬入完了位置に至るまで、その周縁部Dbが案内部材36の対向部36aの上に対向し続けるため、搬入中のディスクDがターンテーブル23に衝撃的に当たることを防止でき、ディスクDの下面が傷つくことを防止しやすくなる。
図4に示すように、ディスクDが搬入完了位置に移動し、ディスクDの中心がターンテーブル23の上に至った後に、右側方スライダ30aが搬出方向(Y1方向)へ移動し、図5に示すように、案内部材36がディスクDの外周縁から外れる位置に至る。
移送ローラ41で搬入されるディスクDは、ターンテーブル23とクランパ27との間の上下の隙間に向けて搬入され、図4に示す搬入完了位置に至ったディスクDは、まだその中心穴Daがターンテーブル23の凸部23a(図6参照)に完全に嵌合していない。図4に示す搬入動作完了の後に、右側方スライダ30aと左側方スライダ30bがY1方向へ移動すると、前述のように、ローラブラケット44が回動して移送ローラ41が下降し、これに伴ってディスクDが下降させられてその中心穴Daがターンテーブル23の凸部23aに嵌合する。これとほぼ同時にクランパ27が下降して、ディスクDの中心部がターンテーブル23とクランパ27とで挟持されて保持される。
遅くとも移送ローラ41が下降してターンテーブル23の凸部23aがディスクDの中心穴Daに嵌合し、さらに移送ローラ21がディスクDから離れた時点で、案内部材36はディスクDの外周縁Dbの外側に移動している。または、遅くともターンテーブル23とクランパ27とでディスクDが保持された時点で、案内部材36はディスクDの外周縁Dbの外側に移動している。
右側方スライダ30aと左側方スライダ30bがY1方向へ移動する際に、ロックカム部33のロック長穴33aに保持されていた拘束軸(図示せず)が、逃げ穴部33bに移動し、機構ユニット10が複数のダンパー15a,15b,15cで弾性支持される。
この一連の動作によって、ディスクDの装填が完了し、ターンテーブル23が回転してディスクDが駆動されるが、この間、案内部材36がディスクDの外周縁Dbから外れているため、ディスクを回転している状態で、機構ユニット10が上下に揺れても、ディスクDが案内部材36に当たることがない。
前記実施の形態では、右側方スライダ30aにのみ案内部材36が設けられているが、右側方スライダ30aと左側方スライダ30bの双方に案内部材36が設けられていてもよい。また、前記実施の形態では、案内部材36がディスクDの下側にのみ対向しているが、例えば右側方スライダ30aに上下に間隔を空けて上側案内部材と下側案内部材が設けられ、ディスクDがその中間を通って搬入されるものであってもよい。
さらに、案内部材36は、右側方スライダ30aと別個に設けられ、独立してY1−Y2方向へ移動できるように支持されており、右側方スライダ30aのY1方向への移動力によって、案内部材が一緒にY1方向へ移動させられるものであってもよい。
1 筐体
10 機構ユニット
20 回転駆動部
23 ターンテーブル
27 クランパ
30a 右側方スライダ
30b 左側方スライダ
36 案内部材
36a 対向部
41 移送ローラ
43 固定摺動部材

Claims (8)

  1. ディスクに当接してディスクに搬入力および搬出力を与える移送ローラと、前記移送ローラで搬入されたディスクの中心部を保持する回転部材とを有するディスク装置において、
    搬入中のディスクに、前記回転部材と同じ側から対向する案内部材が設けられており、前記案内部材は、前記移送ローラの回転によってディスクが前記回転部材に向けて搬入されているときに、前記移送ローラよりも搬入方向へ離れた第1の位置にあって搬入中のディスクに対向し、ディスクが前記回転部材に保持されて回転駆動されているときに、前記第1の位置よりも搬出側であって回転中のディスクと重ならない第2の位置へ移動していることを特徴とするディスク装置。
  2. 前記案内部材は、前記回転部材よりも搬入中のディスクに近い高さ位置にあり、搬入中のディスクが前記案内部材に触れたときに、そのディスクは前記回転部材に当たらない請求項1記載のディスク装置。
  3. 前記移送ローラが始動してディスクの搬入が開始されたときから、搬入されたディスクの中心が前記回転部材と重なる搬入完了位置に至るまでの間、前記案内部材が前記第1の位置にあり、前記回転部材によるディスクの中心穴の保持が完了したときに、前記案内部材が前記第2の位置へ移動している請求項1または2記載のディスク装置。
  4. 前記移送ローラが始動してディスクの搬入が開始されたときから、搬入されたディスクの中心が前記回転部材と重なる搬入完了位置に至るまでの間、前記案内部材が前記第1の位置にあり、前記移送ローラがディスクから離れる位置へ移動したときに、前記案内部材が前記第2の位置へ移動している請求項1または2記載のディスク装置。
  5. 前記移送ローラで搬入されるディスクの中心穴が前記回転部材と重なる搬入完了位置に至った後に、搬出方向へ向けて移動するスライダが設けられており、前記案内部材は前記スライダに設けられている請求項1ないし4のいずれか1項に記載のディスク装置。
  6. 前記スライダの搬出方向への移動力によって、ディスクの中心穴が前記回転部材に保持される請求項5記載のディスク装置。
  7. 前記スライダの搬出方向への移動力によって、前記移送ローラがディスクから離れる位置へ移動させられる請求項5記載のディスク装置。
  8. 前記案内部材に、搬入中のディスクと重なる方向に向けてディスクから徐々に離れる傾斜部が設けられており、この傾斜部が搬入中のディスクの外周縁に対向している請求項1ないし7のいずれか1項に記載のディスク装置。
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