JP5441454B2 - ホーニング加工用ホルダ - Google Patents
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Description
図7(a)に示すように、まず、粗砥用テーパコーン101を上昇させ粗砥102をシリンダボアの内周面103に接触させる。この状態で全体を回転させることにより粗加工を行う。粗加工が終了したら粗砥用テーパコーン101を降下させ、粗砥102を後退させる。
長手方向の中間位置に交点があって、一端側が拡径するときは他端側が縮径するように揺動し前記砥石を支持する砥石シューと、この砥石シューの外径側に取付けられ前記ワークの穴の内周面に当接する前記砥石とを備え、前記ワークの穴の内周面に倣って前記砥石シューが揺動するホーニング加工用ホルダであって、
このホーニング加工用ホルダは、前記砥石シューを拡径する砥石拡径機構を備え、
この砥石拡径機構は、前記砥石シューを拡径向きに押圧するピストンと、このピストンの背面側に形成され流体が封入されてこの流体圧による押圧力を前記ピストンに与える流体室と、前記流体室に応じた前記流体圧を発生させる流体圧発生機構とを有し、
前記ピストンが収納されるピストン収納室は、前記長手方向に沿って形成されている前記流体室に直接繋がれ、
1つの前記流体室に対して、複数の前記ピストン収納室が直接繋がれていることにより、これらのピストン収納室に収納されている前記ピストンが同じ方向に向かって拡径する構成とされていることを特徴とする。
前記砥石拡径機構には、それぞれ荒さの異なる前記砥石が設けられる第1砥石拡径機構及び第2砥石拡径機構が用いられ、
前記流体圧発生機構には、前記第1砥石拡径機構に設けられる第1流体圧発生機構及び前記第2砥石拡径機構に設けられる第2流体圧発生機構が用いられ、
前記シャフトには、前記第1流体圧発生機構に設けられる第1シャフト及び前記第2流体圧発生機構に設けられる第2シャフトが用いられ、
前記第2シャフトの中心に前記第1シャフトの中心が重なるようにして、前記第2シャフトが中空状の前記第1シャフトによって囲われていることを特徴とする。
加えて、流体室に直接ピストン収納室を繋いだ場合は、通路を用いた場合に比べ、ホーニング加工用ホルダのコンパクト化を図ることができる。
図1に示されるように、ホーニング加工用ホルダ10は、ボルト11、11を介して上部基体13に接続される下部基体14と、上部基体13内に昇降可能に配置され上部曲げ部15及び下部曲げ部16のうち降下される際に下部曲げ部16で流体を押圧する第1シャフト17と、この第1シャフト17の内周面に昇降可能に配置され降下される際に先端に配置される押圧部21で流体を押圧する第2シャフト22と、第1シャフト17の下部曲げ部16で押圧される流体が封入されている第1流体室24と、この第1流体室24に繋がれ下部曲げ部16が発生させる流体圧によって拡径する方向(図面左側)に移動されるピストン25、25と、これらのピストン25、25が縮径する方向(図面右側)に付勢し基部がボルト26、26、26、26で固定される板ばね27、27、27、27と、ピストン25、25の先端に設けられる長穴28、28にピン31、31が通されることにより揺動可能に設けられる砥石シュー32、32と、これらの砥石シュー32、32に固定板33、33がボルト34、34、34、34で固定されることにより支持され粗加工を行う際にワークに設けられている穴を研ぐ粗砥35、35と、第2シャフト22の押圧部21で押圧される流体が封入される第2流体室44と、この第2流体室44に繋がれ押圧部21が発生させる流体圧によって拡径されるピストン45、45と、これらのピストン45、45が縮径する方向に付勢し基部がボルト46、46、46、46で固定される板ばね47、47、47、47と、ピストン45、45の先端に設けられる長穴48、48にピン51、51が通されることにより揺動可能に設けられる砥石シュー52、52と、これらの砥石シュー52、52に固定板53、53がボルト54、54、54、54で固定されることにより支持され仕上げ加工を行う際にワークに設けられている穴を研ぐ仕上げ砥55、55と、下部基体14の下面側から第1流体室24に対して流体を供給した後に第1流体室24を密封するために配置されるプラグ57と、このプラグ57を配置した後に配置されボルト58、58により固定される蓋体59と、この蓋体59の流体通路61から第2流体室44に流体を供給した後に第2流体室44を密封するためのプラグ62とからなる。
次図でピストンに対する流体室の配置について説明する。
第2流体室(図1符号44)の構成も同様であるため、説明は割愛する。
ただし、第1流体室24に直接ピストン収納室67を繋いだ場合は、通路を用いた場合に比べ、ホーニング加工用ホルダ10のコンパクト化を図ることができる。
次に流体圧発生機構について説明する。
第2シャフト22の昇降も第1シャフト17の昇降と同様であるので、説明は割愛する。
次に、粗加工について説明する。
即ち、P4側が拡径するときには、P3側が縮径する。
粗加工が終了したら、次に仕上げ加工を行う。
なお、砥石シュー32、93、94、52毎に通路を介してピストン収納室と流体室とを繋ぐことができ、流体室をホーニング加工用工作機械に備えることができる。
Claims (2)
- ワークに設けられている穴を砥石で研ぐ作業に用いるホーニング加工用ホルダにおいて、
長手方向の中間位置に交点があって、一端側が拡径するときは他端側が縮径するように揺動し前記砥石を支持する砥石シューと、この砥石シューの外径側に取付けられ前記ワークの穴の内周面に当接する前記砥石とを備え、前記ワークの穴の内周面に倣って前記砥石シューが揺動するホーニング加工用ホルダであって、
このホーニング加工用ホルダは、前記砥石シューを拡径する砥石拡径機構を備え、
この砥石拡径機構は、前記砥石シューを拡径向きに押圧するピストンと、このピストンの背面側に形成され流体が封入されてこの流体圧による押圧力を前記ピストンに与える流体室と、前記流体室に応じた前記流体圧を発生させる流体圧発生機構とを有し、
前記ピストンが収納されるピストン収納室は、前記長手方向に沿って形成されている前記流体室に直接繋がれ、
1つの前記流体室に対して、複数の前記ピストン収納室が直接繋がれていることにより、これらのピストン収納室に収納されている前記ピストンが同じ方向に向かって拡径する構成とされていることを特徴とするホーニング加工用ホルダ。 - 前記流体圧発生機構は、前記流体室に臨むようシャフトが配置され、このシャフトを押すことにより前記押圧力が発生される構成とされ、
前記砥石拡径機構には、それぞれ荒さの異なる前記砥石が設けられる第1砥石拡径機構及び第2砥石拡径機構が用いられ、
前記流体圧発生機構には、前記第1砥石拡径機構に設けられる第1流体圧発生機構及び前記第2砥石拡径機構に設けられる第2流体圧発生機構が用いられ、
前記シャフトには、前記第1流体圧発生機構に設けられる第1シャフト及び前記第2流体圧発生機構に設けられる第2シャフトが用いられ、
前記第2シャフトの中心に前記第1シャフトの中心が重なるようにして、前記第2シャフトが中空状の前記第1シャフトによって囲われていることを特徴とする請求項1記載のホーニング加工用ホルダ。
Priority Applications (1)
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JP2009062965A JP5441454B2 (ja) | 2009-03-16 | 2009-03-16 | ホーニング加工用ホルダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009062965A JP5441454B2 (ja) | 2009-03-16 | 2009-03-16 | ホーニング加工用ホルダ |
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JP2010214504A JP2010214504A (ja) | 2010-09-30 |
JP5441454B2 true JP5441454B2 (ja) | 2014-03-12 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2009062965A Expired - Fee Related JP5441454B2 (ja) | 2009-03-16 | 2009-03-16 | ホーニング加工用ホルダ |
Country Status (1)
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2009
- 2009-03-16 JP JP2009062965A patent/JP5441454B2/ja not_active Expired - Fee Related
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