JP5441165B2 - ワーク表面装飾方法及びワーク表面装飾システム - Google Patents
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Description
請求項1及び3の発明によれば、ワークの装飾面に表面凸部を設けて立体装飾部を有した製品を製造する場合にはワークの装飾面に対してパッド印刷を行い、表面凸部を有しない(文字又は模様のみで装飾した)製品を製造する場合には、パッド印刷の工程を省略すればよいので、表面凸部の有無が相違する二種類の製品を従来より安価に製造することができる。
請求項4の発明によれば、ワークの装飾面に盛り付けたインクが流動してインク厚が薄くなることを防ぎ、立体装飾部における表面凸部の厚みをより大きくすることが可能になる。
請求項5の発明によれば、パッドを原版に押し付ける前に原版に盛り付けたインクが流動してインク厚さが薄くなることを防ぎ、立体装飾部における表面凸部の厚みをより大きくすることが可能になる。
請求項6の発明によれば、ワークの装飾面に表面凸部を設けて立体装飾部を有した製品を製造する場合にはワークの装飾面に対してパッド印刷を行い、表面凸部を有しない(文字又は模様のみで装飾した)製品を製造する場合には、パッド印刷の工程を省略すればよいので、表面凸部の有無が相違する二種類の製品を従来より安価に製造することが可能になる。
請求項7の発明によれば、パッドを原版に押し付ける前に、原版に印刷されたインクが流動してインク厚が薄くなることを防ぐと共に、ワークの装飾面に盛り付けたインクが流動してインク厚が薄くなることを防ぎ、立体装飾部における表面凸部の厚みをより大きくすることが可能になる。
以下、本発明の第1実施形態を図1に基づいて説明する。ワーク90は、基材91の表面のうちドーム状に盛り上がった湾曲面を被膜92で覆ってなり、被膜92で覆われた部分が装飾面90Aになっている。被膜92は、透明な表面保護層92Aと表面保護層92Aの内側に積層された着色層92Bとからなる。着色層92Bは、基材91の表面に、例えば、公知な水圧転写又はスプレー塗装を行うことにより形成されている。着色層92Bにより、基材91の素地が隠され、ワーク90の装飾面90Aに所定の文字又は模様(例えば、木目模様や金属のヘアライン模様)が付与されている。表面保護層92Aは、透明な塗料を着色層92Bに重ねてスプレー塗装した塗膜であり、表面保護層92Aを通して着色層92の文字又は模様を視認可能となっている。なお、表面保護層92Aの膜厚は、例えば、5〜100[μm]である。
図3に示すように、本実施形態のワーク表面装飾システムは、ワークとしてのステアリングホイール100に立体装飾部94を形成するための構成となっている。具体的には、ステアリングホイール100に備えた円環状のリム部101のうち、例えば、上下二箇所の円弧部の全周に、例えば、木目模様の装飾面101Aが形成されており、その装飾面101Aにパッド印刷によって表面凸部93を形成するために、パッド12の形状がリム部101の装飾面101Aに対応した形状になっている。その他の構成は、上記第1実施形態と同一である。
本実施形態のワーク表面装飾システム10は、ワークとしてのスイッチベース200に立体装飾部94を形成するための構成となっており、パッド12の形状が、スイッチベース200の装飾面200Aに対応した形状である点が上記第1実施形態とは異なる。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
11 パッド印刷装置
12 パッド
14 インク
15 紫外線照射装置
20 デジタルカメラ(ワーク撮影装置)
21 原版
22 プリンタ
30 コンピュータ(版下作成手段)
50 閉塞部材
90 ワーク
90A 装飾面
93 表面凸部
94 立体装飾部
100 ステアリングホイール(ワーク)
101A 装飾面
200 スイッチベース(ワーク)
200A 装飾面
Claims (7)
- ワークのうち文字又は模様が付された装飾面にパッド印刷にてインクを盛り付けて固化させることで表面凸部を形成し、その表面凸部と前記文字又は模様とが融合した立体装飾部を形成するワーク表面装飾方法であって、
前記ワークの装飾面の文字又は模様を撮影し、その撮影画像に基づいて前記パッド印刷用の版下を作成することを特徴とするワーク表面装飾方法。 - 前記ワークの表面に形成された凹部に閉塞部材を嵌めて前記凹部の開口を塞いでから前記パッド印刷を行い、前記パッド印刷後に前記閉塞部材を除去することを特徴とする請求項1に記載のワーク表面装飾方法。
- ワークのうち文字又は模様が付された装飾面にパッド印刷にてインクを盛り付けて固化させることで表面凸部を形成し、その表面凸部と前記文字又は模様とが融合した立体装飾部を形成するワーク表面装飾方法であって、
前記ワークの表面に形成された凹部に閉塞部材を嵌めて前記凹部の開口を塞いでから前記パッド印刷を行い、前記パッド印刷後に前記閉塞部材を除去することを特徴とするワーク表面装飾方法。 - 前記インクに紫外線硬化剤を含有させておき、
前記ワークの装飾面に前記インクを付着させた状態で紫外線を照射して前記インクを固化させることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載のワーク表面装飾方法。 - 前記インクに紫外線硬化剤を含有させておき、
前記パッド印刷用の原版に前記インクを盛り付けた状態で紫外線を照射して、前記インクの粘度を上げることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載のワーク表面装飾方法。 - ワークのうち文字又は模様が付された装飾面にパッド印刷にてインクを盛り付けて固化させることで表面凸部を形成し、その表面凸部と前記文字又は模様とが融合した立体装飾部を形成するワーク表面装飾システムであって、
前記ワークの装飾面の文字又は模様を撮影するためのワーク撮影装置と、
前記ワーク撮影装置による撮影画像に基づいて前記文字又は模様に対応した版下を作成する版下作成手段と、
前記版下作成手段によって作成した前記版下を前記インクにて原版上に印刷するプリンタと、
前記原版及び前記ワークに押し付けられて前記原版から写し取った前記インクを前記ワークの装飾面に転写するパッドとを備えたことを特徴とするワーク表面装飾システム。 - 前記インクは紫外線硬化剤を含有しており、
前記原版上に印刷された前記インクに紫外線を照射して粘度を上げると共に、前記ワークの装飾面にパッド印刷された前記インクに紫外線を照射して前記インクを固化させるための紫外線照射装置を備えたことを特徴とする請求項6に記載のワーク表面装飾システム。
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