JP5440602B2 - データ転送制御装置、システムおよび方法 - Google Patents

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Description

本発明は、サーバシステム等の情報処理装置を構成する装置間におけるデータ転送を制御するデータ転送制御装置、システムおよび方法に関する。
従来、マルチプロセッサシステムは、複数の演算処理装置としてのCPU(Centre Processing Unit)を備える。また、マルチプロセッサシステムは、CPU間、CPU−メモリ間など装置間のデータ転送を高速かつ効率的に行うためのスイッチング機構であるデータ転送制御装置としてのクロスバ(Crossbar)を用いる。
図1および図2は、マルチプロセッサシステム100におけるブロードキャスト転送を説明する図である。
図1および図2に示すマルチプロセッサシステム100は、システムボード00〜15と、クロスバXB00および01と、を備える。
図1および図2に示すマルチプロセッサシステム100は、システムボード00〜15それぞれが1つのノードを構成する場合を示している。ノードとは、1または2以上のCPUからなるプロセッサ群やメモリコントローラとしてのSC(System Controller)等によって実現される独立した演算処理単位である。
ノード00〜07はクロスバXB00と接続し、クロスバXB00を介してノード間のデータ転送を行なう。同様に、ノード08〜15はクロスバXB01と接続し、クロスバXB01を介してノード間のデータ転送を行なう。
また、クロスバXB00とクロスバXB01とは通信可能に接続している。クロスバXB00配下の任意のノードは、クロスバXB01配下の任意のノードに対してデータ転送が可能である。
図1に示す矢印は、ノード00内のCPUがシステム内の全てのCPUに対してブロードキャスト転送のリクエストを発行する場合の処理の流れを示している。
(1)ノード00内のCPUは、ノード00を制御するSC00に対してブロードキャスト転送のリクエストを1つだけ発行する。以下、ブロードキャスト転送のリクエストを発行したCPUを「リクエスタ」という。
(2)すると、SC00は、ノード00内のリクエスタ以外のCPUとノード01〜15のSCに対してリクエストを送信する。
(3)SC00からリクエストを受信した各ノード01〜15のSCは、自ノードのCPUに対してリクエストを送信する。
これに対し、図2に示す矢印は、ノード00によるブロードキャスト転送のリクエストに対する応答処理の流れを示している。
(1)ノード00内のリクエスタ以外の各CPUは、受信したブロードキャスト転送のリクエストに対する応答をSC00に送信する。
(2)また、各ノード01〜15内の各CPUは、受信したブロードキャスト転送のリクエストに対する応答を自ノードのSCに対して送信する。
(3)すると、各SC01〜07は、それぞれクロスバXB00を介してノード00のSC00に応答を送信する。
(4)また、各SC08〜15は、それぞれクロスバXB01、XB00を介してノード00のSC00に応答を送信する。
(5)SC00は、全CPUからの応答を受信すると、受信結果をリクエスタに通知する。
上記技術に関連して、同一ノードに複数のスレッドを割り当てた場合でも、スレッド間でのブロードキャスト転送を可能にするプロセッサ間データ転送方法について知られている。
また、複数のプロセッサ間をスイッチ型のネットワークで接続した並列計算機において、ネットワーク内でのブロードキャストメッセージ同士のデッドロックを回避するブロードキャスト通信方法について知られている。
また、複数のノードをスイッチ型のネットワークで接続した並列計算機において、ネットワーク上のモニタデータを低コストでリアルタイムに収集するモニタデータ収集方法について知られている。
また、通信システムの性能の低下を抑制しつつ、タイムアウトの検出時間の短縮を図ることが可能なパケット転送制御装置について知られている。
特開平10−097512号公報 特開平10−254843号公報 特開平11−232236号公報 特開2005−020394号公報
図1に示したように、ブロードキャスト転送を行なう場合、SC00−クロスバXB00間には15ノード分のリクエストが通過する。また、クロスバXB00−XB01間には8ノード分のリクエストが通過する。
さらに、ブロードキャスト転送に対する応答処理では、図2に示したように、クロスバXB01−XB00間には8ノード分の応答が通過する。また、クロスバXB00−SC00間には15ノード分の応答が通過する。
一般に、クロスバXB00−XB01間のように異なる装置間(または異なるボード間)の伝送バンド幅は狭い。そのため、クロスバXB00配下のノードとクロスバXB01配下のノードとの間で、スヌープリクエストなどブロードキャスト転送のリクエストが多く発生すると、クロスバXB00−XB01間に、対向するクロスバ配下のノードの数だけトラフィックが発生する。
その結果、クロスバXB00−XB01間のバンド幅が圧迫されることによりボトルネックが発生し、性能低下の要因となる可能性がある。
本データ転送制御装置は、上述した問題に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、異なる装置に接続されるノード間でのデータ転送による装置間のトラフィックを低減することである。
上記課題を解決するために、本データ転送制御装置は、1または2以上のノードと接続する複数の経路切り替え装置が互いに通信可能に接続する演算処理装置における異なるノード間のデータ転送を制御するデータ転送制御装置であって、以下の構成要素を備える。
第1の制御部は、第1の経路切り替え装置と接続する第1のノード内のデバイスからブロードキャスト転送の要求を受けると、前記第1の経路切り替え装置配下のデバイスに対して前記ブロードキャスト転送を実行する。
また、第1の制御部は、前記第1の経路切り替え装置と接続する第2の経路切り替え装置配下の全ノードを代表する第2のノードに対してブロードキャスト転送の代行を要求する。
第2の制御部は、前記ブロードキャスト転送の代行の要求を受信すると、前記第1の経路切り替え装置と接続する全ノードに対して前記ブロードキャスト転送を実行する。
以上に説明したデータ転送制御装置により、異なる装置に接続されるノード間でのデータ転送による装置間のトラフィックを低減することができる。
【0024】
【図面の簡単な説明】
【図1】マルチプロセッサシステム100におけるブロードキャスト転送を説明する図である。
【図2】マルチプロセッサシステム100におけるブロードキャスト転送を説明する図である。
【図3】マルチプロセッサシステム300の主要部とブロードキャスト転送の概要を示す図である。
【図4】図3に示したブロードキャスト転送に対する応答処理の概要を示す図である。
【図5】SC00の主要部を説明する図である。
【図6】SC00の主要部を説明する図である。
【図7】リクエストまたはリクエストに対する応答に使用するパケットの主要部を示す図である。
【図8】宛先リストの構成例を示す図である。
【図9】宛先判定部530の処理を説明する図である。
【図10】送信先ID設定部540における宛先IDの設定処理を説明する図である。
【図11】 送信情報記憶部550に記憶される送信情報1100を説明する図である。
【図12】 送信情報記憶部550に記憶される送信情報1100を説明する図である。
【図13】 送信情報記憶部550に記憶される送信情報1100を説明する図である。
【図14】 送信情報記憶部550に記憶される送信情報1100を説明する図である。
【図15】 送信情報記憶部550に記憶される送信情報1100を説明する図である。
【図16】SCによるリクエストの送信処理を示すフローチャートである。
【図17】SCによる応答処理を示すフローチャートである。
以下、本実施形態の一例について、図3〜図17に基づいて説明する。
図3は、マルチプロセッサシステム300の主要部とブロードキャスト転送の概要を示す図である。
マルチプロセッサシステム300は、システムボード00〜15と、システムボード00〜07が接続するクロスバXB00と、システムボード08〜15が接続するクロスバXB01と、システム全体を制御するシステム制御装置301と、を備える。
各システムボード00〜15は、CPU00〜CPU03と、IOC(Input/Output Controller)00〜03と、システムボードに実装される各ユニットを制御するSCと、を備える。
CPU00〜03は、所定のプログラムを実行する演算処理装置である。
CPU00、CPU01、CPU02およびCPU03には、ユニットを識別するユニットID(Identification Data)として、それぞれ00100(2進数)、00101(2進数)、00110(2進数)および00111(2進数)が割り当てられている。
以下、ユニットを識別するユニットのID番号を単に「ID」と略して記載する。なお、本実施例では、5桁の2進数により表現されるIDが用いられる。
IOC00〜03は、外部記憶装置やネットワークなどとのデータの入出力を制御する入出力制御装置(I/O Controller)である。
IOC00、IOC01、IOC02およびIOC03には、IDとして、それぞれ00000、00001、00010および00011が割り当てられる。
本実施例では、システムボード00〜15内のCPU00〜03とIOC00〜IOC03とに割り当てられるIDは、全て同一であるものとする。例えば、システムボード00〜15の全てのCPU00のIDは、00100である。同様に、システムボード00〜15の全てのIOC00のIDは、00000である。
SC00〜15は、システムボード上に実装されるCPUやIOC等のユニットのデータ転送を制御する。SC00〜15は、代表SCを特定する代表SC情報を記憶する代表SC情報記憶部310を備える。
クロスバXB00と接続するSC00、SC01、・・・、SC07には、IDとして、それぞれ10000、10001、・・・、10111が割り当てられている。同様に、クロスバXB01と接続するSC08、SC09、・・・、SC15には、IDとして、それぞれ11000、11001、・・・、11111が割り当てられる。
代表SCとは、同一のクロスバに接続される全SCを代表して、ブロードキャスト処理の一部を担当するSCのことである。この代表SCは、クロスバ毎に1つだけ設定される。以下では、例えば、クロスバXB00に接続される全SCを代表してブロードキャスト処理の一部を担当するSCを「クロスバXB00配下の代表SC」と表現する。
本実施例では、クロスバXB00配下の代表SCがSC00、クロスバXB01配下の代表SCがSC08であるものとする。したがって、代表SC情報記憶部310には、代表SC情報として、SC00のID「10000」とSC08のID「11000」が記憶される。
代表SC情報記憶部310への代表SC情報の設定は、例えば、マルチプロセッサシステム300起動時などに、システム制御装置301によって行なわれる。
システム制御装置301は、代表SC情報記憶部310への代表SC情報の設定の他に、各ユニットに備わるレジスタ等にIDを設定するなどマルチプロセッサシステム300の動作に必要な各種設定を行なう。
クロスバXB00は、SC00〜07またはクロスバXB1から転送されるデータの宛先に応じて伝送経路を切り替えるスイッチング装置である。同様に、クロスバXB01は、SC08〜15またはクロスバXB00から転送されるデータの宛先に応じてデータの伝送経路を切り替えるスイッチング機構である。
以上の構成において、マルチプロセッサシステム300では、1つのシステムボード内で行なわれる演算処理単位を1ノードとする。なお、ノードとは、マルチプロセッサシステムが演算処理を行なう場合の演算処理単位である。
したがって、マルチプロセッサシステム300は、ノード00〜15を備える。
各ノード00〜07は、クロスバXB00を介して互いに通信可能である。同様に、各ノード08〜15は、クロスバXB01を介して互いに通信可能である。
また、各ノード00〜07は、クロスバXB00およびXB01を介してノード08〜15と通信可能である。同様に、各ノード08〜15は、クロスバXB01およびXB00を介してノード00〜07と通信可能である。
以上に説明したマルチプロセッサシステム300のブロードキャスト転送の動作の概要を以下に説明する。なお、以下に記載する(1)〜(6)は、図3に示す(1)〜(6)に対応する。
なお、図3では、例として、ノード00内のCPU00がブロードキャスト転送をする場合を説明するが、他のCPUによるブロードキャスト転送であっても同様の処理が行なわれるのは当然である。
(1)ノード00内のCPU00は、SC00に対してブロードキャスト転送のリクエストを1つだけ発行する。
SC00は、自ノード00内のCPU00からブロードキャスト転送のリクエストを受信すると、SC00内に備わる代表SC情報記憶部310から代表SC情報を取得する。そして、SC00は、代表SC情報から、自ノード00と接続するクロスバ以外のクロスバに接続する代表SCを特定する。図3および図4には、代表SCがSC00およびSC08の場合を示す。
(2)SC00は、後述する第1の宛先リスト801にしたがって、自ノード00内のCPUであってCPU00以外のCPU01〜03に対してリクエストを送信する。
(3)SC00は、後述する第1の宛先リスト801にしたがって、自ノード00が接続するクロスバXB00配下のSCであって自ノード以外のノードのSC01〜07に対してリクエストを送信する。
(4)SC00は、後述する第1の宛先リスト801にしたがって、自ノード00が接続するクロスバXB00以外の他のクロスバXB01配下のSC08に対してリクエストを送信する。
SC08は代表SCなので、SC00は、クロスバXB01配下の全SCへのブロードキャスト転送の代行を依頼するブロードキャスト代行ビットを設定したリクエストをSC08に送信する。ブロードキャスト代行ビットについては、図7で説明する。
ブロードキャスト転送の代行とは、要求に応じて、自ノードが属するルーティングデバイス、例えばクロスバ配下の他ノードに対してブロードキャスト転送を代行する処理をいう。
(5)代表SC08は、SC00からブロードキャスト転送代行のリクエストを受信すると、自ノード08が接続するクロスバXB01配下のSCであって自ノード08以外のノード09〜15に対してブロードキャスト転送のリクエストを送信する。
(6)SC00または代表SC08からブロードキャスト転送のリクエストを受信すると、各SC01〜15は、自ノード内の全CPUに対して、リクエストを発行する。
なお、図3に示したマルチプロセッサシステム300は、実施の一形態である。したがって、図3に示した構成に発明を限定する趣旨ではない。
例えば、システムボード、SC、CPUおよびクロスバの数や配置などに発明を限定する趣旨ではない。同一システムボードに複数のSCを備える場合には、それら複数のSCのうちの1つを代表SCとすればよい。
また、代表SC情報記憶部310がSC内部に備わる例を示したが、SCが代表SC情報記憶部310を参照可能な状態で実装されていればSC内部に備える必要はない。
また、上述した(2)〜(6)の処理は、ブロードキャスト転送処理の順序を限定するものではないのは当然である。
図4は、図3に示したブロードキャスト転送に対する応答処理の概要を示す図である。なお、以下に記載する(1)〜(5)は、図4中に示す(1)〜(5)に対応する。ただし、応答処理の順序を限定するものではない。
(1)SCからリクエストを受信したCPUは、リクエストを送信したSCに対して応答を発行する。
(2)SC09〜15は、自ノード内の全CPUから応答を受信すると、代表SC08に対して応答を送信する。
(3)代表SC08は、自ノード内の全CPUからの応答と、SC09〜15からの応答を全て受信すると、SC00に対して応答を送信する。
(4)SC01〜07は、自ノード内の全CPUから応答を受信すると、SC00に対して応答を送信する。
(5)SC00は、自身が発行した全てのブロードキャスト転送のリクエストに対する応答を受信すると、ブロードキャスト転送のリクエストのリクエスタであるCPU00に、ブロードキャスト転送のリクエストに対する応答を通知する。
図5および図6は、SC00の主要部を説明する図である。図5は、リクエスト送信時に動作するSC00の主要部の構成例を示す。また、図6は、応答送信時に動作するSC00の主要部の構成例を示す。
図5に示すように、SC00は、リクエスト受信部510と、データとしてのパケット振り分け部520と、宛先判定部530と、送信先ID設定部540と、送信情報記憶部550と、リクエスト送信部560と、を備える。
リクエスト受信部510は、自ノード内外からのリクエストを受信する。そして、リクエスト受信部510は、受信したリクエストをパケット振り分け部520に送信する。
パケット振り分け部520は、リクエスト受信部510が送信したリクエストを、そのリクエストに設定された「メッセージの種類」に応じて宛先判定部530A〜530Zに振り分ける。なお、「メッセージ種類」については、図7で説明する。
このとき、例えば、パケット振り分け部520は、リクエスト、すなわちパケットを参照して「メッセージ種類」を取得する。そして、パケット振り分け部520は、リクエストの「メッセージ種類」に応じて宛先判定部530A〜530Zにリクエストを送信する。
宛先判定部530は、宛先判定部530A、530B、530C、・・・、530Yおよび530Zを備える。
宛先判定部530A、530B、530C、・・・、530Yおよび530Zは、図8に示す宛先リストにしたがって、それぞれリメッセージ種類A、B、C、・・・、YおよびZの宛先を判定する。そして、宛先判定部530A、530B、530C、・・・、530Yおよび530Zは、リクエストとともにそのリクエストの宛先IDを送信先ID設定部540に送信する。
例えば、宛先判定部530Aは、図8に示す第1の宛先リスト801から、メッセージ種類Aのリクエストの宛先は、宛先ID「00000(2進数)」のIOC00であると判定する。そして、宛先判定部530Aは、リクエストとそのリクエストの宛先を示す宛先ID「00000(2進数)」を送信先ID設定部540に送信する。
送信先ID設定部540は、宛先判定部530A、530B、530C、・・・、530Yおよび530Zが送信したリクエストに、そのリクエストとともに送信された宛先IDを設定する。そして、送信先ID設定部540は、リクエストをリクエスト送信部560のうち宛先IDの示すユニットにリクエストを送信するリクエスト送信部に送信する。
例えば、宛先IDが「00000(2進数)」の場合、送信先ID設定部540は、宛先ID「00000(2進数)」へのリクエスト送信用ユニットであるノード内ユニット用リクエスト送信部560−100にリクエストを送信する。
送信情報記憶部550は、リクエストの送信元や送信先などを管理する送信情報を記憶する記憶部である。送信先ID設定部540によって、送信情報の追加・更新・削除などが行なわれる。
送信情報については、図11〜図15で具体的に説明する。
リクエスト送信部560は、ノード内ユニット用リクエスト送信部560−000〜560−003と、ノード内ユニット用リクエスト送信部560−100〜560−103と、を備える。
ノード内ユニット用リクエスト送信部560−000、560−001、560−002および560−003は、それぞれ自ノード内のCPU00、CPU01、CPU02およびCPU03にリクエストを送信する。
ノード内ユニット用リクエスト送信部560−100、560−101、560−102および560−103は、それぞれ自ノード内のIOC00、IOC01、IOC02およびIOC03にリクエストを送信する。
リクエスト送信部560は、さらに、XB内SC用リクエスト送信部560−201〜560−207と、XB外SC用リクエスト送信部560−301〜560−307と、を備える。
XB内SC用リクエスト送信部560−201、560−202、・・・、560−206および560−207は、それぞれ自ノード00が接続するXB00配下のSC01、SC02、・・・、SC06およびSC07にリクエストを送信する。
XB外SC用リクエスト送信部560−300、560−301、・・・、560−306および560−307は、それぞれ自ノードが接続するXB00と接続する他のXB01配下のSC08、SC09、・・・、SC14およびSC15にリクエストを送信する。
なお、図5は、SC00内の構成例を示すものなので、SC00自身にリクエストを送信するリクエスト送信部が省略されている。他のSC01〜SC15についても、SC自身にリクエストを送信する送信部は省略される。
図5には、メッセージ種類がA〜Zまである場合の宛先判定部530の構成例を示したが、図5に示した構成に限定する趣旨ではないのは当然である。例えば、宛先判定部の数はメッセージ種類の数だけあればよい。
図6に示すように、SC00は、応答受信部610と、送信部選択部620と、応答送信部630と、をさらに備える。
応答受信部610は、自ノード内外のユニットから応答を受信する。そして、応答受信部610は、自ノード内外のユニットから受信した応答を送信部選択部620に送信する。
送信部選択部620は、応答受信部610から応答を受信すると、送信情報記憶部550に記憶されている応答についての送信情報1100を更新する。送信部選択部620は、リクエストを送信した全てのユニットから応答を受信したか否かを送信情報1100に基づいて判断する。送信情報1100の詳細については、図11〜図15で具体例に説明する。
送信部選択部620は、リクエストを送信した全てのユニットから応答を受信すると、リクエストの送信元のユニットに応答を送信する。
応答送信部630は、ノード内ユニット用応答送信部630−000〜630−003と、ノード内ユニット用応答送信部630−100〜630−103と、を備える。
ノード内ユニット用応答送信部630−000、630−001、630−002および630−003は、それぞれ自ノード内のCPU00、CPU01、CPU02およびCPU03に応答を送信する。
ノード内ユニット用応答送信部630−100、630−101、630−102および630−103は、それぞれ自ノード内のIOC00、IOC01、IOC02およびIOC03に応答を送信する。
応答送信部630は、さらに、XB内SC用応答リクエスト送信部630−201〜630−207と、XB外SC用応答リクエスト送信部630−300〜630−307と、を備える。
XB内SC用応答リクエスト送信部630−201、630−202、・・・、630−206および630−207は、それぞれ自ノードが接続するXB配下のSC01、SC02、・・・、SC06およびSC07に応答を送信する。
XB外SC用応答リクエスト送信部630−300、630−301、・・・、630−306および630−307は、それぞれ自ノードが接続するXBと接続するXB内のSC08、SC09、・・・、SC14およびSC15に応答を送信する。
図7は、リクエストまたはリクエストに対する応答に使用するパケットの主要部を示す図である。
図7に示すパケット700は、メッセージIDと、メッセージ種類と、送出元IDと、宛先IDと、ブロードキャスト代行ビットと、ターゲットアドレスと、必要なデータと、を備える情報である。
メッセージIDは、パケット700を識別するための識別情報である。
メッセージ種類は、パケット700の内容についての種類、例えば、スヌープリクエストなどを示す情報である。
送出元IDは、パケット700を送信したユニットを示すIDである。
宛先IDは、パケット700の送信先のユニットを示すIDである。
ブロードキャスト代行ビットは、ブロードキャスト転送を代行して実行する必要の有無を示す情報である。代表SCにブロードキャスト転送の代行を依頼する場合、SCは、ブロードキャスト代行ビットに「1」を設定する。
また、ブロードキャスト代行ビットに「1」が設定されているリクエストを受信すると、代表SCは、自ノードが接続するクロスバ配下の他のSCに対してブロードキャスト転送を実行する。
ターゲットアドレスは、パケットを送信するユニットに割り当てられるアドレス情報である。このアドレス情報は、例えば、宛先のユニットについてのノード番号、ユニット番号、チャネル番号、デバイス番号などを含む識別情報である。
パケット700の最終的な宛先は、メッセージ種類と、後述する宛先リストと、必要な場合にはターゲットアドレスと、から求めることができる。
図8は、宛先リストの構成例を示す図である。なお、本実施例では、必要に応じて第1の宛先リストと第2の宛先リストの2つの宛先リストを使用する。
第1の宛先リスト801は、メッセージ種類と、そのメッセージ種類に応じて決められた宛先のIDである宛先IDと、の対応関係を定義している。
第2の宛先リスト802は、ターゲットアドレスから得られるデコード値と、そのデコード値に応じて決められた宛先のIDである宛先IDと、の対応関係を定義している。
第2の宛先リスト802のデコード値は、図7に示したターゲットアドレスのノード番号とユニット番号とからなる値をデコードして得られる値である。
なお、図8に示す第1の宛先リスト801および第2の宛先リスト802には、理解を容易にするために、宛先IDが示すユニットを宛先ユニットして記載しているが、この宛先ユニットの情報は必須の情報ではない。
図9は、宛先判定部530の処理を説明する図である。図9に示す(1)および(2)は、以下の(1)および(2)に対応する。
(1)宛先判定部530は、パケット振り分け部520から受信したパケット700のメッセージ種類が格納されている領域からデータを取得する。そして、宛先判定部530は、パケット700から取得したデータをデコードする。
すると、宛先判定部530は、デコード値毎にメッセージ種類を定義したメッセージ種類定義情報901を参照する。そして、宛先判定部530は、デコード値に対応するメッセージ種類を特定する。
そして、宛先判定部530は、第1の宛先リスト801を参照する。宛先判定部530は、第1の宛先リスト801から、メッセージ種類に対応する宛先IDを取得する。
(2)メッセージ種類だけでは宛先IDを特定することができない場合、宛先判定部530は、宛先判定部530は、パケット700のターゲットアドレスからノード番号とユニット番号が格納されている領域からデータを取得する。そして、宛先判定部530は、ターゲットアドレスから取得したデータをデコードする。
すると、宛先判定部530は、第2の宛先リスト802を参照する。そして、宛先判定部530は、第2の宛先リスト802から、デコード値に対応する宛先IDを取得する。
なお、メッセージ種類だけで宛先を特定することが出来るか否かは、例えば、メッセージ種類毎に応じてあらかじめ決めておけばよい。
図10は、送信先ID設定部540における宛先IDの設定処理を説明する図である。図10に示す(1)および(2)は、以下の(1)および(2)に対応する。必要に応じて、他のユニットから受信したリクエストを「到来リクエスト」、他のユニットへ送信するリクエストを「送出リクエスト」という。
送信先ID設定部540は、宛先判定部530からリクエストを受信すると、そのリクエストとともに宛先判定部530から通知された宛先IDを設定したリクエストを生成する。
例えば、CPU00からのリクエストがメッセージ種類「B」である場合を考える。この場合、メッセージ種類Bの宛先を判定する宛先判定部530Bは、第1の宛先リスト801から、メッセージ種類「B」のリクエストの宛先IDを取得する。そして、宛先判定部530Bは、取得した宛先IDを送信先ID設定部540に通知する。
(1)すると、送信先ID設定部540は、自ノード00内の全CPUと、同一クロスバXB00配下の全SCと、他クロスバXB01配下の代表SC08と、に送信するリクエストであって、到来リクエストとデータ内容が同じ送出リクエストを生成する。
ただし、CPU00はリクエスタ、SC00は自ノードのSCであるので、CPU00およびSC00への送出リクエストは生成しない。
そして、送信先ID設定部540は、生成した送出リクエストに、宛先判定部530Bから通知された宛先ID「00101」〜「00111」、「10001」〜「10111」および「11000」を設定する。
(2)また、送信先ID設定部540は、代表SC情報記憶部310を参照する。そして、宛先IDが代表SC情報記憶部310に設定されているID「11000」と一致する場合、送信先ID設定部540は、送出リクエストのブロードキャスト代行ビットを「1」に設定する。
図11〜図15は、送信情報記憶部550に記憶される送信情報1100を説明する図である。
送信情報1100は、新メッセージIDと、有効フラグと、旧メッセージIDと、旧送信元IDと、送出先リストと、送出待ちリストと、BC(BroadCast)応答内容と、リクエストタイプと、を含む情報である。
図11は、送信情報1100についての、新メッセージIDと、有効フラグと、旧メッセージIDと、旧送出元IDと、を説明する図である。
新メッセージIDは、送出リクエストに割り当てる識別番号である。図11には、00000(2進数)から11111(2進数)の値が使用される場合の例を示している。
有効フラグは、新メッセージIDが有効か否かを識別する情報である。有効フラグが「1」の場合、新メッセージIDが有効、すなわち使用中であることを示す。また、有効フラグが「0」の場合、新メッセージIDが無効、すなわち未使用であることを示す。
旧メッセージIDは、到来リクエストから取得するメッセージIDである。また、旧送出元IDは、到来リクエストから取得される送信元IDである。
新メッセージID、有効フラグ、旧メッセージIDおよび旧送信元IDは、以下のように使用される。図11中に示す(1)〜(7)は、以下の(1)〜(7)に対応する。
(1)到来リクエストを受信すると、送信先ID設定部540は、プライオリティ回路等を利用して、有効フラグが「0」に設定されている新メッセージIDの中から、到来リクエストに割り当てる新メッセージIDを決定する。
例えば、LRU(Least Recently Used)方式のプライオリティ回路を用いて、有効フラグが「0」に設定されている新メッセージIDの中から、最近最も使用されていない新メッセージIDを到来リクエスト割り当てるようにしてもよい。
図11では、到来リクエストに新メッセージID「00000」を割り当てた場合の送信情報1100を示している。
(2)到来リクエストに割り当てる新メッセージIDを決定すると、送信先ID設定部540は、決定した新メッセージIDを送出リクエストに設定する。
(3)また、送信先ID設定部540は、到来リクエストからメッセージIDを取得する。そして、送信先ID設定部540は、取得したメッセージIDを送信情報の旧メッセージIDとして記憶する。
(4)同様に、送信先ID設定部540は、到来リクエストから送出元IDを取得する。そして、送信先ID設定部540は、取得した送出元IDを送信情報の旧送出元IDとして記憶する。
(5)送信先ID設定部540は、SC00自身のID「10000」を、送出リクエストの送信元IDに設定する。
(6)送信先ID設定部540は宛先判定部530から通知された宛先IDを、送出リクエストの宛先IDに設定する。この点については、図10に説明した通りである。
(7)後述する送出リクエストや送出待ちリストなどの設定が完了すると、送信先ID設定部540は、有効フラグを「1」に設定する。そして、送信先ID設定部540は、リクエスト送信部560に送出リクエストを送信する。
なお、上記(1)〜(7)は、図11との対応を明確にすることを意図するものであって、送信先ID設定部540の処理の順番を示すものではない。
図12は、送信情報1100についての、送出先リストと、送出待ちリストと、を説明する図である。
送出待ちリストは、自ノード内のCPU0、CPU1、CPU2およびCPU3へのリクエストの送出の有無を管理する情報と、ノード0のSC、ノード1のSC、・・・、ノード14のSCおよびノード15のSCへのリクエストの送出の有無を管理する情報と、を備える。
このリクエストの送出の有無を管理する情報を「送出管理情報」という。この送出管理情報は、1ビット幅のデータである。
例えば、自ノード内のCPU0の送出管理情報が「1」の場合、自ノード内のCPU0にリクエストを送出し、応答を待っている状態であることを示す。自ノード内のCPU0の送出管理情報が「0」の場合、自ノード内のCPU0にリクエストを送出していない、または送出したリクエストに対する応答を受信した状態であることを示す。
送出待ちリストは、自ノード内のCPU0、CPU1、CPU2およびCPU3へのリクエストの送出待ちを示す情報と、ノード0のSC、ノード1のSC、・・・、ノード14のSCおよびノード15のSCへのリクエストの送出待ちを示す情報と、を備える。
このリクエストの送出待ちの有無を示す情報を「送出待ち情報」という。この送出待ち情報は、1ビット幅のデータである。
例えば、自ノード内のCPU0の送出待ち情報が「1」の場合、自ノード内のCPU0へのリクエストの送出待ちの状態であることを示す。自ノード内のCPU0の送出待ち情報が「0」の場合、自ノード内のCPU0へのリクエストの送出待ちでないことを示す。
送出先リストおよび送出待ちリストは、以下のように使用される。
(1)送信先ID設定部540は、到来リクエストを受信すると、宛先判定部530から通知された宛先IDにしたがって、通知された宛先IDが示すユニットの送出管理情報および送信待ち情報を「1」に設定する。
例えば、CPU00から全CPUへのブロードキャスト転送のリクエストの場合、図10で示したように、宛先判定部530から、宛先ID「00101」〜「00111」、「10001」〜「10111」および「11000」が通知される。
すると、送信先ID設定部540は、宛先ID「00101」〜「00111」、「10001」〜「10111」および「11000」が示すユニットの送出管理情報および送出待ち情報を「1」に設定する。
(2)送信先ID設定部540は、リクエストをリクエスト送信部560を介して送出すると、送出したユニットの送信待ち情報を「0」に設定する。
(3)送信部選択部620は、リクエストを送出したユニットから応答を受信すると、受信した応答を送出したユニットの「送出管理情報」を「0」に設定する。
(4)送信部選択部620は、送信先リストの全ての送出管理情報と、送出待ちリストの全ての送出待ち情報と、が「0」になると、送信情報1100の「旧送出元ID」が示すユニットに応答を送信する。このとき、送信部選択部620は、送信情報1100の有効フラグを「0」に設定する。
図13は、送信情報1100についての、BC応答内容と、リクエストタイプと、を説明する図である。
BC応答内容は、各ユニットから送出される応答のうち、リクエストタイプが示す優先順位決定情報によって決定される優先順位が最も高い応答である。
ブロードキャスト転送されたリクエストの場合、リクエストによっては、各ユニットから異なった内容の応答が送出されることがある。このような場合に、各ユニットから送出される応答のうち優先順位の最も高い応答が「BC応答内容」として格納される。
リクエストタイプは、優先順位を決定する優先順位決定情報を識別する識別情報である。
送信部選択部620は、リクエストに対する応答を受信すると、リクエストタイプが示す優先順位決定情報を参照する。そして、送信部選択部620は、BC応答内容に格納されている応答内容の優先順位と、受信した応答の応答内容の優先順位と、を比較し、優先順位の高い応答内容を送信情報1100のBC応答内容に格納する。
図14は、優先順位決定情報の具体例を示す図である。
優先順位決定情報1401は、電源制御に関するリクエストに対する応答の優先順位を決定する優先順位決定情報である。優先順位決定情報1401は、優先順位と応答内容とを対応づけたテーブルである。
優先順位決定情報1402は、スヌープに関するリクエストに対する応答の優先順位を決定する優先順位決定情報である。優先順位決定情報1402は、優先順位と応答内容とを対応づけたテーブルである。
なお、図14に示す優先順位決定情報は単なる例示であって、図14に示すものだけに優先順位決定情報を限定する趣旨ではない。
図15は、優先順位決定情報の使用例を説明する図である。
なお、図15は、図14に示した電源制御に関するリクエストに対する応答の優先順位を決定する優先順位決定情報1401の使用例について説明する。また、説明を簡単にするために、メッセージID「00101」の応答を4つのユニットから受信する場合の処理について説明する。
図15に示す(1)〜(4)は、以下の(1)〜(4)に対応する。
(1)電源制御に関するリクエストに対する最初の応答である応答1を受信すると、送信部選択部620は、応答1のデータ領域から応答内容「1001」を取得する。
そして、送信部選択部620は、送信情報1100を参照し、応答内容1のメッセージID「00101」と同一の新メッセージIDが割り当てられているBC応答内容に、応答1から取得した応答内容「1001」を格納する。
(2)応答1の次に応答2を受信すると、送信部選択部620は、応答2のデータ領域から応答内容「0101」を取得する。
そして、送信部選択部620は、優先順位決定情報1401を参照し、応答2から取得した応答内容「0101」の優先順位を特定する。同様に、送信部選択部620は、BC応答内容に格納されている応答内容「1001」の優先順位を特定する。そして、送信部選択部620は、特定した2つの優先順位を比較する。
応答2から取得した応答内容「0101」の優先順位「11」は、BC応答内容に記憶されている応答内容「1001」の優先順位「7」より低い。この場合、送信部選択部620は、BC応答内容に記憶されている応答内容「1001」を保持する。
(3)応答2の次に応答3を受信すると、送信部選択部620は、応答3のデータ領域から応答内容「1011」を取得する。
そして、送信部選択部620は、優先順位決定情報1401を参照し、応答3から取得した応答内容「1011」の優先順位を特定する。同様に、送信部選択部620は、BC応答内容に格納されている応答内容「1001」の優先順位を特定する。そして、送信部選択部620は、特定した2つの優先順位を比較する。
応答3から取得した応答内容「1011」の優先順位「5」は、BC応答内容に記憶されている応答内容「1001」の優先順位「7」より高い。この場合、送信部選択部620は、BC応答内容に記憶されている応答内容を「1011」に更新する。
(4)応答3の次に応答4を受信すると、送信部選択部620は、応答4のデータ領域から応答内容「0101」を取得する。
そして、送信部選択部620は、優先順位決定情報1401を参照し、応答内容「0101」の優先順位を特定する。同様に、送信部選択部620は、BC応答内容に格納されている応答内容「1011」の優先順位を特定する。そして、送信部選択部620は、特定した2つの優先順位を比較する。
応答4から取得した応答内容「0101」の優先順位「11」は、BC応答内容に記憶されている応答内容「1011」の優先順位「5」より低い。この場合、送信部選択部620は、BC応答内容に記憶されている応答内容「1011」を保持する。
図16は、SCによるリクエストの送信処理を示すフローチャートである。
リクエスト受信部510がリクエストを受信すると、SCは、受信したリクエストの送信処理を開始する(ステップS1600)。
ステップS1601において、パケット振り分け部520は、リクエストに設定されている送信元IDを参照する。そして、パケット振り分け部520は、リクエストの送信元がCPUまたはIOCか否かを判別する。
リクエストの送信元がCPUまたはIOC、すなわち自ノード内のユニットである場合、パケット振り分け部520は、処理をステップS1602に移行する(ステップS1601 YES)。また、リクエストの送信元がCPUまたはIOC、すなわち自ノード内のユニットでない場合、パケット振り分け部520は、処理をステップS1617に移行する(ステップS1601 NO)。
ステップS1602において、パケット振り分け部520は、リクエストから、そのリクエストに設定されているメッセージ種類を取得する。そして、パケット振り分け部520は、メッセージ種類に応じて、メッセージを宛先判定部530内の宛先判定部530A〜530Zに振り分ける。
ステップS1603において、宛先判定部530は、ステップS1602で取得したメッセージ種類だけでは宛先が判明しないと判断すると、処理をステップS1604に移行する(ステップS1603 NO)。
また、宛先判定部530は、ステップS1602で取得したメッセージ種類から宛先が判明すると判断すると、第1の宛先リスト801からメッセージ種類に応じた宛先IDを取得する。そして、宛先判定部530は、処理をステップS1607に移行する(ステップS1603 YES)。
ステップS1604において、宛先判定部530は、リクエストから、そのリクエストに設定されているターゲットアドレスの一部、すなわちノード番号とユニット番号を取得する。そして、宛先判定部530は、第2の宛先リスト802からノード番号およびユニット番号をデコードした値に応じた宛先IDを取得する。
ステップS1605において、宛先判定部530は、ステップS1602〜S1604の処理を行なっても正常に宛先IDが得られない場合、処理をステップS1606に移行する(ステップS1605 NO)。この場合、SCは、リクエストの送信処理を異常終了する。
また、宛先判定部530は、正常に宛先IDを取得すると、処理をステップS1607に移行する(ステップS1605 YES)。
ステップS1607において、送信先ID設定部540は、リクエストがブロードキャスト転送を要求するリクエストであるか否かを判別する。例えば、あらかじめメッセージ種類毎にブロードキャスト転送を要求されるリクエストか否かを示す情報を設定し、その設定した情報をもとに、リクエストがブロードキャスト転送を要求するリクエストであるか否かを判別すればよい。
リクエストがブロードキャスト転送を要求するリクエストである場合、送信先ID設定部540は、処理をステップS1608に移行する(ステップS1607 YES)。また、リクエストがブロードキャスト転送を要求するリクエストでない場合、送信先ID設定部540は、処理をステップS1614に移行する(ステップS1607 NO)。
ステップS1608において、送信先ID設定部540は、自ノード内のCPUまたはIOCへのリクエストを生成する。
ステップS1609において、送信先ID設定部540は、自ノードが接続するクロスバ、すなわち自クロスバ配下の自ノード以外のSC、すなわち他SCへのリクエストを生成する。
ステップS1610において、送信先ID設定部540は、自ノードが接続するクロスバ以外のクロスバ、すなわち他クロスバ配下の代表SCへのリクエストを生成する。
なお、ステップS1608〜S1610の具体的な処理については、図10および図11に示した。
ステップS1611において、送信先ID設定部540は、ステップS1610で作成したリクエストのブロードキャスト代行ビットを「1」に設定する。
ステップS1612において、送信先ID設定部540は、ステップS1608〜S1610により生成したリクエストに関し、送信情報1100を設定する。送信情報1100の設定については、図11および図12に具体的な処理を示した。
送信先ID設定部540は、リクエストに設定されている宛先IDに応じて、リクエスト送信部560−000〜560−003、560−100〜560−103、560−201〜560−207、560−301〜560−307にリクエストを送信する。
ステップS1613において、リクエスト送信部560は、送信先ID設定部540からリクエストを受信すると、そのリクエストを所定のユニットに送信する。
一方、ステップS1614において、送信先ID設定部540は、ステップS1602〜S1605の処理で判明したユニットへのリクエストを生成する。なお、ステップS1614の具体的な処理については、図10および11に示した。
ステップS1615〜S1616の処理は、S1612〜S1613の処理と同様である。
ステップS1617〜S1622の処理は、ステップS1602〜S1607の処理と同様である。
ステップS1622において、リクエストがブロードキャスト転送を要求するリクエストである場合、送信先ID設定部540は、処理をステップS1623に移行する(ステップS1622 YES)。また、リクエストがブロードキャスト転送を要求するリクエストでない場合、送信先ID設定部540は、処理をステップS1633に移行する(ステップS1622 NO)。
ステップS1623において、送信先ID設定部540は、リクエストのブロードキャスト代行ビットを参照する。そして、送信先ID設定部540は、ブロードキャスト代行ビットが「1」か否かを判定する。
ブロードキャスト代行ビットが「1」の場合、送信先ID設定部540は、処理をステップS1624に移行する(ステップS1623 YES)。また、ブロードキャスト代行ビットが「0」の場合、送信先ID設定部540は、処理をステップS1630に移行する(ステップS1623 NO)。
ステップS1624において、送信先ID設定部540は、自身が代表SCか否かを判別する。
例えば、送信先ID設定部540は、自SC内に備わる代表SC情報記憶部310を参照する。そして、送信先ID設定部540は、代表SC情報記憶部310に、自SCのIDが登録されているか否かを判別する。
代表SC情報記憶部310に自SCのIDが登録されていない場合、送信先ID設定部540は、自身が代表SCでないと判断し、処理をステップS1625に移行する(ステップS1624 NO)。この場合、SCは、リクエストの送信処理を異常終了する。
代表SC情報記憶部310に自SCのIDが登録されている場合、送信先ID設定部540は、自身が代表SCであると判断し、処理をステップS1626に移行する(ステップS1624 YES)。
ステップS1626において、送信先ID設定部540は、自ノード内のCPUまたはIOCへのリクエストを生成する。
ステップS1627において、送信先ID設定部540は、自ノードが接続するクロスバ、すなわち自クロスバ配下の自ノード以外のSC、すなわち他SCへのリクエストを生成する。
ステップS1628〜S1629の処理は、ステップS1612〜S1613の処理と同様である。
一方、ステップS1630において、送信先ID設定部540は、自ノード内のCPUまたはIOCへのリクエストを生成する。
ステップS1631〜S1632の処理は、ステップS1612〜S1613の処理と同様である。また、ステップS1633〜S1635の処理は、ステップS1614〜S1616の処理と同様である。
以上の処理が終了すると、SCは、処理をステップS1636に移行する。そして、SCは、リクエストの送信処理を終了する。
図17は、SCによる応答処理を示すフローチャートである。
ステップS1701において、自ノード内外のユニットから応答を受信すると、応答受信部610は、受信した応答を送信部選択部620に送信する。
ステップS1702において、送信部選択部620は、受信した応答からメッセージIDを取得する。そして、送信部選択部620は、送信情報記憶部550から、取得したメッセージIDの送出先リストを取得する。送出先リストについては、図12で具体例を示した。
ステップS1703において、送信部選択部620は、取得した送出先リストの送出管理情報に「1」が設定されているか否かを判別する。
取得した送出先リストの送出管理情報に「1」が設定されていない場合、送信部選択部620は、処理をステップS1704に移行する(ステップS1703 NO)。この場合、SCは、応答処理を異常終了する。
また、取得した送出先リストの送出管理情報に「1」が設定されている場合、送信部選択部620は、処理をステップS1705に移行する(ステップS1703 YES)。
ステップS1705において、送信部選択部620は、「1」が設定されている送出管理情報が2以上あるか否かを判別する。
「1」が設定されている送出管理情報が2以上ない場合、送信部選択部620は、処理をステップS1706に移行する(ステップS1705 NO)。また、「1」が設定されている送出管理情報が2以上ある場合、送信部選択部620は、処理をステップS1708に移行する(ステップS1705 YES)。
ステップS1706において、送信部選択部620は、受信した応答から送信元IDを取得する。そして、送信部選択部620は、送信元IDに対応する送出管理情報を「0」に設定する。
ステップS1707において、送信部選択部620は、ステップS1702で応答から取得したメッセージIDに対応する送出リストから、旧メッセージID、旧送出元ID、必要に応じてBC応答内容を取得する。
そして、送信部選択部620は、応答のメッセージID、宛先IDおよびデータに、送出リストから取得した旧メッセージID、旧送出元IDおよびBC応答内容をそれぞれ設定して応答を生成する。
送信部選択部620は、応答に設定した宛先IDに対応する応答送信部630−000〜630−003、630−100〜630−103、630−201〜630−207、630−301〜630−307に応答を送信する。
すると、応答送信部630は、受信した応答を所定のユニットに送信する。
一方、ステップS1708において、送信部選択部620は、受信した応答から送信元IDを取得する。そして、送信部選択部620は、送信元IDに対応する送出管理情報を「0」に設定する。
ステップS1709において、送信部選択部620は、受信した応答の応答内容に優先順位を付ける必要があるか否かを判別する。なお、応答内容に優先順位を付ける必要があるか否かは、応答のメッセージ種類に応じてあらかじめ設定しておけばよい。
応答内容に優先順位を付ける必要がある場合、送信部選択部620は、処理をステップS1710に移行する(ステップS1709 YES)。また、応答内容に優先順位を付ける必要がない場合、送信部選択部620は、処理をステップS1705に移行する(ステップS1709 NO)。
ステップS1710において、送信部選択部620は、受信した応答から取得した応答内容の優先順位が、その応答のメッセージIDに対応する送信情報1100のBC応答内容に格納されている応答内容の優先順位より高い場合、応答から取得した応答内容にBC応答内容を更新する。そして、送信部選択部620は、処理をステップS1705に移行する。
以上に説明したように、マルチプロセッサシステム300は、クロスバXB00、XB01それぞれに代表SCを有する。
そして、自ノード内のユニット、例えば、CPUやIOCからブロードキャスト転送のリクエストを受信すると、SCは、自ノードが接続するクロスバ配下のユニットに対してブロードキャスト転送を行なう。
さらに、SCは、自ノードが接続するクロスバ以外のクロスバ配下の代表SCに対してブロードキャスト転送の代行を依頼する。そして、ブロードキャスト転送の代行の依頼を受けたSCは、自ノードが接続するクロスバ配下のユニットに対してブロード転送を行なう。
すると、自ノード内のユニットからブロードキャスト転送のリクエストを受信したSCは、自ノードが接続するクロスバ配下のユニットと、自ノードが接続するクロスバ以外のクロスバ配下の代表SCと、にリクエストを送ればよいことになる。
したがって、本実施例に係るブロードキャスト転送を行なった場合、SC00−クロスバXB00間を通過するリクエストは、8ノード分となる。これは、従来のブロードキャスト転送の8/15のトラフィック量となる。
また、本実施例に係るブロードキャスト転送を行なった場合、クロスバXB00−XB01間を通過するリクエストは、1ノード分となる。これは、従来のブロードキャスト転送の1/8のトラフィック量となる。
以上のように、ブロードキャスト転送によるSC−クロスバ間やクロスバ間のトラフィックを低減させることが可能となる。その結果、異なる装置に接続されているノード間でのデータ転送性能を向上させることが可能となる。

Claims (18)

  1. 1または2以上のノードと接続する複数の経路切り替え装置が互いに通信可能に接続する演算処理装置における異なるノード間のデータ転送を制御し、前記ノード内の処理装置と接続されたデータ転送制御装置において、
    第1の経路切り替え装置と接続する第1のノード内の処理装置からブロードキャスト転送の要求を受けると、前記ブロードキャスト転送を要求した前記処理装置以外の前記第1のノード内の他の処理装置と前記第1のノード以外の前記第1の経路切り替え装置配下の他のノードとに対して前記ブロードキャスト転送を実行し、前記第1の経路切り替え装置と接続する第2の経路切り替え装置配下の全ノード内のデータ転送制御装置を代表する代表データ転送制御装置に対してブロードキャスト転送の代行を要求する第1の制御部と、
    前記第2の経路切り替え装置配下の第2のノードから送信されたブロードキャスト転送の代行の要求を受信すると、前記第1のノード内の処理装置と前記第1のノード以外の前記第1の経路切り替え装置と接続する前記他のノードに対して前記ブロードキャスト転送を実行する第2の制御部と、
    を備えるデータ転送制御装置。
  2. 前記データ転送制御装置は、前記第1の経路切り替え装置配下の各ノード内に含まれる全てのデータ転送制御装置の中から選択された代表データ転送制御装置であり、
    前記第2の経路切り替え装置配下の全ノード内のデータ転送制御装置を代表する前記代表データ転送制御装置は、前記第2の経路切り替え装置配下の各ノード内に含まれる全てのデータ転送制御装置の中から選択される、請求項1に記載のデータ転送制御装置。
  3. 前記第2の制御部は、
    前記ブロードキャスト転送の実行に対する応答を受信する第1の応答受信部と、
    前記第1のノード内の前記処理装置と前記第1のノード以外の前記第1の経路切り替え装置配下の前記他のノードとからの前記ブロードキャスト転送の実行に対する前記応答が前記第1の応答受信部によって受信されたか否かを判定する第1の送信選択部と、
    前記第1のノード内の前記処理装置と前記第1のノード以外の前記第1の経路切り替え装置配下の前記他のノードとからの前記ブロードキャスト転送の実行に対する前記応答が前記第1の応答受信部によって受信されたと前記第1の送信選択部により判定された場合に、前記ブロードキャスト転送の代行要求に対する応答を前記ブロードキャスト転送の代行を要求した前記第2の経路切り替え装置配下の前記第2のノードへ送信する第1の応答送信部と、
    を含み、
    前記第1の制御部は、
    前記ブロードキャスト転送の代行要求に対する応答と前記ブロードキャスト転送の実行に対する応答とを受信する第2の応答受信部と、
    前記第2の経路切り替え装置配下の前記代表データ転送制御装置からの前記ブロードキャスト転送の代行要求に対する前記応答と、前記ブロードキャスト転送を要求した前記処理装置以外の前記第1のノード内の前記他の処理装置と前記第1のノード以外の前記第1の経路切り替え装置配下の前記他のノードとからの前記ブロードキャスト転送の実行に対する前記応答とが前記第2の応答受信部により受信されたか否かを判定する第2の送信選択部と、
    前記第2の経路切り替え装置配下の前記代表データ転送制御装置からの前記ブロードキャスト転送の代行要求に対する前記応答と、前記ブロードキャスト転送を要求した前記処理装置以外の前記第1のノード内の前記他の処理装置と前記第1のノード以外の前記第1の経路切り替え装置配下の前記他のノードとからの前記ブロードキャスト転送の実行に対する前記応答とが前記第2の応答受信部により受信されたと前記第2の送信選択部により判断された場合に、前記ブロードキャスト転送を要求した前記処理装置へ前記ブロードキャスト転送に対する応答を送信する第2の応答送信部と、
    を含む、請求項1に記載のデータ転送制御装置。
  4. 1または2以上のノードと接続する複数の経路切り替え装置が互いに通信可能に接続する演算処理装置における異なるノード間のデータ転送を制御し、前記ノード内の処理装置と接続されたデータ転送制御装置において、
    第1の経路切り替え装置と接続する第1のノード内の処理装置からブロードキャスト転送の要求を受けると、前記第1の経路切り替え装置配下の処理装置に対して前記ブロードキャスト転送を実行し、前記第1の経路切り替え装置と接続する第2の経路切り替え装置配下の全ノード内のデータ転送制御装置を代表する代表データ転送制御装置に対してブロードキャスト転送の代行を要求する第1の制御部と、
    前記第2の経路切り替え装置配下の第2のノードから送信されたブロードキャスト転送の代行の要求を受信すると、前記第1の経路切り替え装置と接続する全ノードに対して前記ブロードキャスト転送を実行する第2の制御部と、
    を備え、
    前記第1の制御部は、
    前記第1のノード内の前記処理装置から前記ブロードキャスト転送の要求を受信する要求受信部と、
    前記第1のノード内の他の処理装置と前記第1の経路切り替え装置に接続する他のノードとに送信するブロードキャスト転送用データを生成するブロードキャスト転送用データ生成部と、
    前記第2の経路切り替え装置に接続する全ノード内のデータ転送制御装置を代表する代表データ転送制御装置に関する情報である代表データ転送制御装置情報に基づいて、前記第2の経路切り替え装置に接続する全ノード内のデータ転送制御装置を代表する代表データ転送制御装置を特定し、特定された前記代表データ転送制御装置に対するブロードキャスト転送の代行を要求するブロードキャスト転送代行要求データを生成する代行要求データ生成部と、
    前記ブロードキャスト転送用データを前記第1のノード内の他の処理装置と前記第1の経路切り替え装置に接続する他のノードとに送信するブロードキャスト転送用データ送信部と、
    前記ブロードキャスト転送代行要求データを特定された前記代表データ転送制御装置に送信する代行要求データ送信部と、
    を備えるデータ転送制御装置。
  5. 前記第2の制御部は、
    前記第1の経路切り替え装置からの要求を受信する要求受信部と、
    前記第1の経路切り替え装置からの要求が前記ブロードキャスト転送の代行の要求か否かを判別する代行要求判別部と、
    前記第1のノード内の処理装置に送信するブロードキャスト転送用データを生成し、前記第1の経路切り替え装置からの要求が前記ブロードキャスト転送の代行の要求の場合には、前記第1の経路切り替え装置と接続する他のノードに送信するブロードキャスト転送用データも生成するブロードキャスト転送用データ生成部と、
    前記ブロードキャスト転送用データを前記第1のノード内の前記処理装置と前記第1の経路切り替え装置に接続する前記他のノードに送信するブロードキャスト転送用データ送信部と、
    を備える請求項4に記載のデータ転送制御装置。
  6. 1または2以上のノードと接続する複数の経路切り替え装置が互いに通信可能に接続する演算処理装置における異なるノード間のデータ転送を制御し、前記ノード内の処理装置と接続されたデータ転送制御装置を含むデータ転送制御システムにおいて、
    第1の経路切り替え装置と接続する第1のノード内の処理装置からブロードキャスト転送の要求を受けると、前記ブロードキャスト転送を要求した前記処理装置以外の前記第1のノード内の他の処理装置と前記第1のノード以外の前記第1の経路切り替え装置配下の他のノードとに対して前記ブロードキャスト転送を実行し、前記第1の経路切り替え装置と接続する第2の経路切り替え装置配下の全ノード内のデータ転送制御装置を代表する代表データ転送制御装置に対してブロードキャスト転送の代行を要求する第1のデータ転送制御装置と、
    前記第1のデータ転送制御装置から送信された前記ブロードキャスト転送の代行の要求を受信すると、第2のデータ転送制御装置を含む第2のノード内の処理装置と前記第2のノード以外の前記第2の経路切り替え装置と接続する他のノードに対して前記ブロードキャスト転送を実行する前記第2のデータ転送制御装置と、
    を備えるデータ転送制御システム。
  7. 前記第2の経路切り替え装置配下の全ノード内のデータ転送制御装置を代表する前記データ転送制御装置は、前記第2の経路切り替え装置配下の各ノード内に含まれる全てのデータ転送制御装置の中から選択され、
    前記第2のデータ転送制御装置は、選択された前記代表データ転送制御装置である、請求項6に記載のデータ転送制御システム。
  8. 前記第2のデータ転送制御装置は、
    前記第2の経路切り替え装置からの要求を受信する要求受信部と、
    前記第2の経路切り替え装置からの要求が前記ブロードキャスト転送の代行の要求か否かを判別する代行要求判別部と、
    前記第2のノード内の処理装置に送信するブロードキャスト転送用データを生成し、前記第2の経路切り替え装置からの要求が前記ブロードキャスト転送の代行の要求の場合には、前記第2の経路切り替え装置と接続する他のノードに送信するブロードキャスト転送用データも生成するブロードキャスト転送用データ生成部と、
    前記ブロードキャスト転送用データを前記第2のノード内の前記処理装置と前記第2の経路切り替え装置に接続する前記他のノードに送信するブロードキャスト転送用データ送信部と、
    を備える請求項6に記載のデータ転送制御システム。
  9. 前記第2のデータ転送制御装置は、
    前記ブロードキャスト転送の実行に対する応答を受信する第1の応答受信部と、
    前記第2のノード内の前記処理装置と前記第2のノード以外の前記第2の経路切り替え装置配下の他のノードとからの前記ブロードキャスト転送の実行に対する前記応答が前記第1の応答受信部によって受信されたか否かを判定する第1の送信選択部と、
    前記第2のノード内の前記処理装置と前記第2のノード以外の前記第2の経路切り替え装置配下の他のノードとからの前記ブロードキャスト転送の実行に対する前記応答が前記第1の応答受信部によって受信されたと前記第1の送信選択部により判定された場合に、前記ブロードキャスト転送の代行要求に対する応答を前記ブロードキャスト転送の代行を要求した前記第1のデータ転送制御装置へ送信する第1の応答送信部と、
    を含み、
    前記第1のデータ転送制御装置は、
    前記ブロードキャスト転送の代行要求に対する応答と前記ブロードキャスト転送の実行に対する応答とを受信する第2の応答受信部と、
    前記第2の経路切り替え装置配下の前記代表データ転送制御装置からの前記ブロードキャスト転送の代行要求に対する前記応答と、前記ブロードキャスト転送を要求した前記処理装置以外の前記第1のノード内の前記他の処理装置と前記第1のノード以外の前記第1の経路切り替え装置配下の前記他のノードとからの前記ブロードキャスト転送の実行に対する前記応答とが前記第2の応答受信部により受信されたか否かを判定する第2の送信選択部と、
    前記第2の経路切り替え装置配下の前記代表データ転送制御装置からの前記ブロードキャスト転送の代行要求に対する前記応答と、前記ブロードキャスト転送を要求した前記処理装置以外の前記第1のノード内の前記他の処理装置と前記第1のノード以外の前記第1の経路切り替え装置配下の前記他のノードとからの前記ブロードキャスト転送の実行に対する前記応答とが前記第2の応答受信部により受信されたと前記第2の送信選択部により判断された場合に、前記ブロードキャスト転送を要求した前記処理装置へ前記ブロードキャスト転送に対する応答を送信する第2の応答送信部と、
    を含む、請求項6に記載のデータ転送制御システム。
  10. 1または2以上のノードと接続する複数の経路切り替え装置が互いに通信可能に接続する演算処理装置における異なるノード間のデータ転送を制御し、前記ノード内の処理装置と接続されたデータ転送制御装置を含むデータ転送制御システムにおいて、
    第1の経路切り替え装置と接続する第1のノード内の処理装置からブロードキャスト転送の要求を受けると、前記第1の経路切り替え装置配下の処理装置に対して前記ブロードキャスト転送を実行し、前記第1の経路切り替え装置と接続する第2の経路切り替え装置配下の全ノード内のデータ転送制御装置を代表する代表データ転送制御装置に対してブロードキャスト転送の代行を要求する第1のデータ転送制御装置と、
    前記第1のデータ転送制御装置から前記ブロードキャスト転送の代行の要求を受信すると、前記第2の経路切り替え装置と接続する全ノードに対して前記ブロードキャスト転送を実行する第2のデータ転送制御装置と、
    を備え、
    前記第1のデータ転送制御装置は、
    前記第1のノード内の前記処理装置から前記ブロードキャスト転送の要求を受信する要求受信部と、
    前記第1のノード内の他の処理装置と前記第1の経路切り替え装置に接続する他のノードとに送信するブロードキャスト転送用データを生成するブロードキャスト転送用データ生成部と、
    前記第2の経路切り替え装置に接続する全ノード内のデータ転送制御装置を代表する代表データ転送制御装置に関する情報である代表データ転送制御装置情報に基づいて、前記第2の経路切り替え装置に接続する全ノード内のデータ転送制御装置を代表する代表データ転送制御装置を特定し、特定された前記代表データ転送制御装置に対するブロードキャスト転送の代行を要求するブロードキャスト転送代行要求データを生成する代行要求データ生成部と、
    前記ブロードキャスト転送用データを前記第1のノード内の他の処理装置と前記第1の経路切り替え装置に接続する他のノードとに送信するブロードキャスト転送用データ送信部と、
    前記ブロードキャスト転送代行要求データを特定された前記代表データ転送制御装置に送信する代行要求データ送信部と、
    を備えるデータ転送制御システム。
  11. 1または2以上のノードと接続する複数の経路切り替え装置が互いに通信可能に接続する演算処理装置における異なるノード間のデータ転送を制御し、前記ノード内の処理装置と接続されたデータ転送制御装置によるデータ転送制御方法において、
    第1のデータ転送制御装置が、第1の経路切り替え装置と接続する第1のノード内の処理装置からブロードキャスト転送の要求を受けると、前記ブロードキャスト転送を要求した前記処理装置以外の前記第1のノード内の他の処理装置と前記第1のノード以外の前記第1の経路切り替え装置配下の他のノードとに対して前記ブロードキャスト転送を実行し、前記第1の経路切り替え装置と接続する第2の経路切り替え装置配下の全ノード内のデータ転送制御装置を代表する代表データ転送制御装置に対してブロードキャスト転送の代行を要求し、
    第2のデータ転送制御装置が、前記第1のデータ転送制御装置から送信された前記ブロードキャスト転送の代行の要求を受信すると、前記第2のデータ転送制御装置を含む第2のノード内の処理装置と前記第2のノード以外の前記第2の経路切り替え装置と接続する他のノードに対して前記ブロードキャスト転送を実行する、
    データ転送制御方法。
  12. 前記第2の経路切り替え装置配下の全ノード内のデータ転送制御装置を代表する前記データ転送制御装置は、前記第2の経路切り替え装置配下の各ノード内に含まれる全てのデータ転送制御装置の中から選択され、
    前記第2のデータ転送制御装置は、選択された前記代表データ転送制御装置である、請求項11に記載のデータ転送制御方法。
  13. 前記第2のデータ転送制御装置は、
    前記第2の経路切り替え装置からの要求を受信し、
    前記第2の経路切り替え装置からの要求が前記ブロードキャスト転送の代行の要求か否かを判別し、
    前記第2のノード内の処理装置に送信するブロードキャスト転送用データを生成し、前記第2の経路切り替え装置からの要求が前記ブロードキャスト転送の代行の要求の場合には、前記第2の経路切り替え装置と接続する他のノードに送信するブロードキャスト転送用データも生成し、
    前記ブロードキャスト転送用データを前記第2のノード内の前記処理装置と前記第2の経路切り替え装置に接続する前記他のノードに送信する、
    請求項11に記載のデータ転送制御方法。
  14. 前記第2のデータ転送制御装置は、
    前記ブロードキャスト転送の実行に対する応答を受信し、
    前記第2のノード内の前記処理装置と前記第2のノード以外の前記第2の経路切り替え装置配下の他のノードとからの前記ブロードキャスト転送の実行に対する前記応答が受信されたか否かを判定し、
    前記第2のノード内の前記処理装置と前記第2のノード以外の前記第2の経路切り替え装置配下の他のノードとから前記ブロードキャスト転送の実行に対する前記応答が前記第1の応答受信部によって受信されたと判定された場合に、前記ブロードキャスト転送の代行要求に対する応答を前記ブロードキャスト転送の代行を要求した前記第1のデータ転送制御装置へ送信し、
    前記第1のデータ転送制御装置は、
    前記ブロードキャスト転送の代行要求に対する応答と前記ブロードキャスト転送の実行に対する応答とを受信し、
    前記第2の経路切り替え装置配下の前記代表データ転送制御装置からの前記ブロードキャスト転送の代行要求に対する前記応答と、前記ブロードキャスト転送を要求した前記処理装置以外の前記第1のノード内の前記他の処理装置と前記第1のノード以外の前記第1の経路切り替え装置配下の前記他のノードとからの前記ブロードキャスト転送の実行に対する前記応答とが受信されたか否かを判定し、
    前記第2の経路切り替え装置配下の前記代表データ転送制御装置からの前記ブロードキャスト転送の代行要求に対する前記応答と、前記ブロードキャスト転送を要求した前記処理装置以外の前記第1のノード内の前記他の処理装置と前記第1のノード以外の前記第1の経路切り替え装置配下の前記他のノードとからの前記ブロードキャスト転送の実行に対する前記応答とが受信されたと判断された場合に、前記ブロードキャスト転送を要求した前記処理装置へ前記ブロードキャスト転送に対する応答を送信する、
    請求項11に記載のデータ転送制御方法。
  15. 1または2以上のノードと接続する複数の経路切り替え装置が互いに通信可能に接続する演算処理装置における異なるノード間のデータ転送を制御し、前記ノード内の処理装置と接続されたデータ転送制御装置によるデータ転送制御方法において、
    第1のデータ転送制御装置が、
    第1の経路切り替え装置と接続する第1のノード内の処理装置からブロードキャスト転送の要求を受信して前記第1のノード内の前記処理装置から前記ブロードキャスト転送の要求を受け、
    前記第1のノード内の他の処理装置と前記第1の経路切り替え装置に接続する他のノードとに送信するブロードキャスト転送用データを生成し、
    前記第1の経路切り替え装置と接続する第2の経路切り替え装置に接続する全ノード内のデータ転送制御装置を代表する代表データ転送制御装置に関する情報である代表データ転送制御装置情報に基づいて、前記第2の経路切り替え装置に接続する全ノード内のデータ転送制御装置を代表する代表データ転送制御装置を特定し、特定された前記代表データ転送制御装置に対するブロードキャスト転送の代行を要求するブロードキャスト転送代行要求データを生成し、
    前記ブロードキャスト転送用データを前記第1のノード内の他の処理装置と前記第1の経路切り替え装置に接続する他のノードとに送信して前記第1の経路切り替え装置配下の処理装置に対して前記ブロードキャスト転送を実行し、
    前記ブロードキャスト転送代行要求データを特定された前記代表データ転送制御装置に送信して、特定された前記代表データ転送制御装置に対してブロードキャスト転送の代行を要求し、
    第2のデータ転送制御装置が、前記第1のデータ転送制御装置から送信されたブロードキャスト転送の代行の要求を受信すると、前記第2の経路切り替え装置と接続する全ノードに対して前記ブロードキャスト転送を実行する、
    データ転送制御方法。
  16. 1または2以上のノードと接続する複数の経路切り替え装置が互いに通信可能に接続する演算処理装置における異なるノード間のデータ転送を制御し、前記ノード内の処理装置と接続されたデータ転送制御装置を有する演算システムにおいて、
    前記データ転送制御装置は、
    第1の経路切り替え装置と接続する第1のノード内の処理装置からブロードキャスト転送の要求を受けると、前記ブロードキャスト転送を要求した前記処理装置以外の前記第1のノード内の他の処理装置と前記第1のノード以外の前記第1の経路切り替え装置配下の他のノードとに対して前記ブロードキャスト転送を実行し、前記第1の経路切り替え装置と接続する第2の経路切り替え装置配下の全ノード内のデータ転送制御装置を代表する代表データ転送制御装置に対してブロードキャスト転送の代行を要求する第1の制御部と、
    前記第2の経路切り替え装置配下の第2のノードから送信されたブロードキャスト転送の代行の要求を受信すると、前記第1のノード内の処理装置と前記第1のノード以外の前記第1の経路切り替え装置と接続する前記他のノードに対して前記ブロードキャスト転送を実行する第2の制御部と、
    を備える演算システム。
  17. 前記第2の制御部を備える前記データ転送制御装置は、前記第1の経路切り替え装置配下の各ノード内に含まれる全てのデータ転送制御装置の中から選択された代表データ転送制御装置であり、
    前記第2の経路切り替え装置配下の全ノード内のデータ転送制御装置を代表する前記データ転送制御装置は、前記第2の経路切り替え装置配下の各ノード内に含まれる全てのデータ転送制御装置の中から選択される、請求項16に記載の演算システム。
  18. 前記第2の制御部は、
    前記ブロードキャスト転送の実行に対する応答を受信する第1の応答受信部と、
    前記第1のノード内の前記処理装置と前記第1のノード以外の前記第1の経路切り替え装置配下の前記他のノードとからの前記ブロードキャスト転送の実行に対する前記応答が前記第1の応答受信部によって受信されたか否かを判定する第1の送信選択部と、
    前記第1のノード内の前記処理装置と前記第1のノード以外の前記第1の経路切り替え装置配下の前記他のノードとからの前記ブロードキャスト転送の実行に対する前記応答が前記第1の応答受信部によって受信されたと前記送信選択部により判定された場合に、前記ブロードキャスト転送の代行要求に対する応答を前記ブロードキャスト転送の代行を要求した前記第2の経路切り替え装置配下の前記第2のノードへ送信する第1の応答送信部と、
    を含み、
    前記第1の制御部は、
    前記ブロードキャスト転送の代行要求に対する応答と前記ブロードキャスト転送の実行に対する応答とを受信する第2の応答受信部と、
    前記第2の経路切り替え装置配下の前記代表データ転送制御装置からの前記ブロードキャスト転送の代行要求に対する前記応答と、前記ブロードキャスト転送を要求した前記処理装置以外の前記第1のノード内の前記他の処理装置と前記第1のノード以外の前記第1の経路切り替え装置配下の前記他のノードとからの前記ブロードキャスト転送の実行に対する前記応答とが前記第2の応答受信部により受信されたか否かを判定する第2の送信選択部と、
    前記第2の経路切り替え装置配下の前記代表データ転送制御装置からの前記ブロードキャスト転送の代行要求に対する前記応答と、前記ブロードキャスト転送を要求した前記処理装置以外の前記第1のノード内の前記他の処理装置と前記第1のノード以外の前記第1の経路切り替え装置配下の前記他のノードとからの前記ブロードキャスト転送の実行に対する前記応答とが前記第2の応答受信部により受信されたと前記第2の送信選択部により判断された場合に、前記ブロードキャスト転送を要求した前記処理装置へ前記ブロードキャスト転送に対する応答を送信する第2の応答送信部と、
    を含む、請求項16に記載の演算システム。
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