JP5051121B2 - パーティションプライオリティ制御システムおよび方法 - Google Patents

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Description

本発明は、パーティション構成を可能とするコンピュータシステムに関し、特にシステムボードモジュールの間を相互接続してパケットによる情報を伝送するクロスバモジュールに関する。
大規模サーバシステムでは、一台のサーバのCPUやメモリなどの計算機資源を複数のグループ(以下、パーティションと呼ぶ)に分割することができる。各パーティションでは、独立してシステムを起動したり停止することができ、各パーティションは全く独立した一台のサーバ機と考えて、システムの運用を行うことができる。各パーティション内で同期的に情報を伝送(Broadcast)する機能においても、その同期伝送範囲はパーティション内に限定され、あるパーティションが他のパーティションの動作に影響を及ぼすことはない。
特に、複数のシステムボードモジュール(CPUやメモリ等を搭載した、システム拡張単位モジュールの一種; 以下、SBと略記する)のそれぞれを、複数のパーティションに分けた上で、さらにシステムボードモジュールのいくつかをクロスバモジュールユニット(以下、XBユニットと略記する)が相互接続して管理し、パケットのBroadcastを行うということがある。この場合、各XBユニット間はバス装置で相互接続されることになる。各パーティションは単独のXBユニットにだけ属するとは限らず、複数のXBユニットに分散して属することがある。このため、複数XBユニットを跨いでいるパーティションにBroadcastする場合には、XBユニット間バス装置を使用して行う必要が生じる。しかしながら、コスト面の問題等によって、通常はXBユニット間バス装置を各パーティションごとに資源確保することは難しいために、XBユニット間バス装置の使用にあたっては、競合するパーティションを認識して制御する手法が必要となってくることになる。
従来は、上述したXBユニット間バス装置を使用する可能性のあるパーティション(システム構成により一意に決まる)の全てを固定的に競合プライオリティ制御している(競合固定プライオリティ方式)。
上述したような従来技術に係る競合固定プライオリティ方式では、XBユニット間バス装置未使用のパーティションも競合に含まれているために、XBユニット間バス装置の使用率が低下するという問題があった。また、XBユニット間バス装置を各パーティションごとに資源確保する必要が無い、XBユニット間バス装置にかかるコストを抑えたシステムであって、且つ、極端な性能低下を招かないシステムを実現可能とする手法も求められてきた。
本発明に係るパーティションプライオリティ制御装置は、
複数のパーティションに分割された複数のシステムボードモジュールと、複数のクロスバユニットと、前記複数のクロスバユニットのうちの二つの組み合わせを相互接続するバス装置とを含み、且つ、前記複数のクロスバユニットのそれぞれが前記複数のシステムボードモジュールのうちの少なくともひとつに接続しているような前記コンピュータシステムにおいて、前記バス装置を使用する前記複数のパーティションのプライオリティを制御する、パーティションプライオリティ制御装置であって、
前記複数のシステムボードモジュールのそれぞれがどのパーティションに属するかを判別する、パーティションID識別手段と、
前記パーティションID識別手段に接続されており、前記パーティションID識別手段の判別結果に基づき、前記複数のシステムボードモジュールのうちのひとつのシステムボードモジュールが属するパーティションと、それ以外のシステムボードモジュールのそれぞれが属するパーティションとが一致しているかを、少なくとも一通りの前記システムボードモジュールの組み合わせについてそれぞれ検出する、パーティションID一致検出手段と、
前記パーティションID一致検出手段に接続されており、前記パーティションID識別手段の判別結果と、前記パーティションID一致検出手段の検出結果とに基づき、前記複数のクロスバユニットのうちの二つのクロスバユニットとの間で競合するパーティションの組み合わせを、少なくとも一通りの前記二つのクロスバユニットの組み合わせについて検出する、クロスバユニット間競合パーティション検出手段とを
含むことを特徴とする、パーティションプライオリティ制御装置である。
また、本発明は、複数のパーティションに分割された複数のシステムボードモジュールと、複数のクロスバユニットと、前記複数のクロスバユニットのうちの二つを、前記クロスバユニットのうちの二つの組み合わせを相互接続するバス装置とを含むコンピュータシステムであって、前記複数のクロスバユニットが前記複数のシステムボードモジュールのうちの少なくともひとつを含み管理しているような前記コンピュータシステムにおいて、
パーティションID識別手段が、前記複数のシステムボードモジュールのそれぞれがどのパーティションに属するかを判別するステップと、
パーティションID一致検出手段が、前記パーティションID識別手段の判別結果に基づき、前記複数のシステムボードモジュールのうちのひとつのシステムボードモジュールが属するパーティションと、それ以外のシステムボードモジュールのそれぞれが属するパーティションとが一致しているかを、少なくとも一通りの前記システムボードモジュールの組み合わせについてそれぞれ検出するステップと、
二クロスバユニット間直接競合パーティション検出手段が、前記複数のクロスバユニットのうち、システムボードモジュールを複数含んでいるクロスバユニットが存在しているときに、前記システムボードモジュールを複数含んでいるクロスバユニットが含むシステムボードモジュールのうちの、前記パーティションID識別手段の判別結果に鑑みて同一パーティションに属していない二つのシステムボードモジュールの少なくとも一通りの組み合わせについて、前記同一パーティションに属していない二つのシステムボードモジュールのそれぞれが、前記システムボードモジュールを複数含んでいるクロスバユニットとは異なるクロスバユニットに含まれるシステムボードモジュールと同一パーティションに属するとき、前記同一パーティションに属していない二つのシステムボードモジュールの組み合わせを直接競合であると判定するステップと、
多クロスバユニット間間接競合パーティション検出手段が、前記複数のクロスバユニットのうち、システムボードモジュールを三つ以上含んでいるクロスバユニットが存在しているときに、前記システムボードモジュールを三つ以上含んでいるクロスバユニットが含むシステムボードモジュールのうちの、前記パーティションID識別手段の判別結果に鑑みて同一パーティションに属していない少なくとも三つのシステムボードモジュールの少なくとも一通りの組み合わせについて、前記同一パーティションに属していない少なくとも三つのシステムボードモジュールのうちの二つのシステムボードモジュールが前記二クロスバユニット間直接競合パーティション検出手段によってひとつのクロスバユニットを介して直接競合していると判定された場合に、前記同一パーティションに属していない少なくとも三つのシステムボードモジュールのうちの前記二つのシステムボードモジュールのうちの少なくとも一方が、前記同一パーティションに属していない少なくとも三つのシステムボードモジュールのうちの前記二つのシステムボードモジュール以外のいずれかのシステムボードモジュールと、前記ひとつのクロスバユニットとは別のクロスバユニットを介して直接競合であると前記二クロスバユニット間直接競合パーティション検出手段によって判定されたときに、前記同一パーティションに属していない少なくとも三つのシステムボードモジュールの組み合わせを間接競合であると判定するステップとを
含むことを特徴とする、パーティションプライオリティ制御方法も提供する。
本発明に係るパーティションプライオリティ制御装置および方法を使用することによって、XBユニット間バス装置の使用率を向上させることができ、且つ、XBユニット間バス装置にかけるコストを抑えつつ、極端な性能低下を招かないシステムを実現可能とする。
図1は、本発明の原理を説明するためのパーティション構成を示す概要図である。 図2は、本発明に係る装置の構成を示す概略図である。 図3は、本発明に係る装置が検出することができる直接競合の例を説明するための概念図である。 図4は、本発明に係る装置が検出することができる一次的な間接競合の例を説明するための概念図である。 図5は、本発明に係る装置が検出することができる二次的な間接競合の例を説明するための概念図である。 図6は、本発明の実施形態1の構成を説明する概略図である。 図7は、本発明の実施形態2の構成を説明する概略図である。 図8は、本発明の実施形態2に係る装置の回路を説明する図である。
以下、本発明のパーティションプライオリティ制御装置を実施の形態および図面に基づいて詳細に説明するが、これは本発明を何ら限定するものではない。なお、以下の説明においては、或るXBユニットに接続している或るSBのことを述べるときに、「或るXBに属するSB」と言う表現を用いることがある。また、或るパーティションに分けられている或るSBのことを述べるときに、「或るパーティションに属するSB」と言う表現を用いることがある。また、或る番号sが振られたXBユニットのことを「XB#s」と略記する。また、XB#sに属しており且つ或る番号tが振られたSBのことを「SB#{s,t}」と略記する。また、或るXB#sとXB#uとを接続するXBユニット間バス装置のことを、BUS#{s_u}とも略記する。また、或るID: w が振られたパーティションのことを、PAR#wとも略記する(ここで用いた文字 s, t, u, w は例示のための文字であって、実際に使用される数の条件は後述の説明に準じて理解されたい)。
図1は、本発明に係る実施形態1における、パーティション構成認識機構を説明する概略図である。ここでは、一般の場合としてXBユニットがm個、SBがn個存在している( m, n は自然数である)。なお、ここでは図として示すための都合上、mが4以上になっているが、これは本発明を限定するものではない。それぞれのXBユニットは、 XB #0, XB #1, … , XB #m-1 と称する。 k番目のXBユニット XB #k (kは自然数、且つ 1≦k≦m )は、 f(k) 個のSBに接続しており、ここで
Figure 0005051121
である。なお、ここでは説明を簡便にするためにそれぞれのXBユニットが他のすべてのXBユニットと総計 mC2 個のXB間バス装置で組み合わせが重複することなく接続されているものとするが、本発明はこれに限定されない。
図1では代表としてXBユニット#0 100 、XBユニット#1 110 、XBユニット#m-2 120 、XBユニット#m-1 130 を記載している。図1中の白抜き矢印は、クロスバユニット間バス装置 150, 151, 152, 153, 154, 155である。前述したように、このクロスバユニット間バス装置の数は図を描く上での便宜上のものであって、単なる例であり、本発明を限定するものではない。また、図1のそれぞれのXBユニットはSBに接続されている。ここでは例としてXBユニット#0 100 がSB#{0,0} 101 、SB#{0,1} 102 、SB#{0,2} 103 、SB#{0,3} 104 (および、図では省略して示していないさらなるSB)に接続されており、そのSBの数の総計が f(0) 個である。ここで、SBの番号を示すブレース内の数字は、第一の数がSBが接続されているXBユニットの番号であってここでは0以上m以下の整数となり、また、第二の数がそのXBユニットに接続しているSBに対して順番に割り振られた番号であってここでは0以上 f(k) 以下の整数となる。また、その他のクロスバユニット 110, 120, 130 についても同様である。これらのSBは、p個のパーティション( p は自然数である)に分類され、ここでは例としてパーティションID: A, B, C, D, E, … に分けられている。なお、図では便宜上パーティションIDはA〜Eまでしか表記していないが、これは本発明を限定するものではない。また、図1中の黒棒矢印はXBユニット間バスの使用を巡って競合するSBの存在を示している。この競合を検出する機構の詳細については、以下に改めて後述する。
図2は、本発明に係るパーティションプライオリティ制御装置の構成を示す概略図である。本発明に係る装置は、パーティションID識別手段 200 と、パーティションID一致検出手段 210 と、クロスバユニット間競合パーティション検出手段 220 とを含む。本発明に係る装置は、図1に示したような構成を有するシステムに接続される。具体的には本発明のパーティションプライオリティ制御装置はXBユニット内にそれぞれ設けられる。
パーティションID識別手段 200 は、前述のシステムの構成のうち、それぞれのSBが属するパーティションIDを識別する。
パーティションID一致検出手段 210 は、パーティションID識別手段 200 の識別結果を承けて、例えばパーティションIDマッチングテーブルを用いることによって、或るSBの属するパーティションIDが、他のSBの属するパーティションIDと一致するかどうかを検出することができる。
前述したパーティションIDマッチングテーブルの例を表1に示す。この表1は、各XBユニットが4個ずつのSBに接続している場合の、XB#0についてのものの一部だけを抜粋した例である。
Figure 0005051121
ここで、表1の中央の矢印の左側の列は、等号で結ばれた左辺の変数と、右辺の変数とが等しいかどうかを判定することを意味する。例を挙げて説明すると、左辺の変数 "XB0_SB0_ID" は、「XB#0に属するSB#{0,0}が、属するパーティションのID」を示す値を格納する。図1の例で言うと、 XB0_SB0_ID は A を示す値となる。或る実施形態においては、この値を任意のビットで公知技術に係る方法によって表現することができる。表1の左の列は、この左辺の変数と、右辺の変数(定義は左辺の変数と同様である)とが一致するかどうかを判定することを意味している。
また、表1の中央の矢印の右側の列は、検出結果として出力する変数を示している。例を挙げて説明すると、左辺の変数 "XB00_SB00_ID_MCH" は、「XB#0に属するSB#{0,0}の属するパーティションIDと、XB#0に属するSB#{0,0}の属するパーティションIDとが一致するときに真である変数」である(この場合には、自身との比較であるので必ず真である)。一般の場合として上述の条件に適合するような整数 a, b, c, d を用いた汎用例を挙げると、 "XBab_SBcd_ID_MCH" は、「XB#aに属するSB#{a,c}の属するパーティションIDと、XB#bに属するSB#{b,d}の属するパーティションIDとが一致するときに真である変数」のことである。例えば、真であるときには "1" 、偽であるときには "0" とビットを立てることができる(以下の説明においてもこれに準じて理解されたい)。右辺の矢印三つに囲まれた"or"は、左辺の四つの変数(例えば、表1の一番上のカラムでは、 "XB00_SB00_ID_MCH", "XB00_SB01_ID_MCH", "XB00_SB02_ID_MCH", "XB00_SB03_ID_MCH" の四つのことである)のうちの少なくともひとつが真であるときに、右辺の変数 "XB00_SB0_ID_MCH" が真となる、ということを意味する。つまり、この右辺の変数 "XB00_SB0_ID_MCH" は、「XB#0に属するSB#{0,0}が、XB#0に属するいずれかのSBとパーティションが同一であるときに真である変数」である(この場合には、自身との比較であるので必ず真である)。一般の場合として上述の条件に適合するような整数 a, b, c を用いた例を挙げると、 "XBab_SBc_ID_MCH" は、「XB#aに属するSB#{a,c}の属するパーティションIDと、XB#bに属するいずれかのSBの属するパーティションIDとが一致するときに真である変数」のことである。
以上に述べたようなパーティションIDマッチングテーブルを例えば用いることによって、パーティションID一致検出手段 210 は、或るXBユニットに属するSBのうちのひとつのSBが属するパーティションと、それ以外のSBのそれぞれが属するパーティションとが一致しているかを、少なくとも一通りの組み合わせについて、それぞれ検出することができる。
クロスバユニット間競合パーティション検出手段 220 は、XBユニット間バスの使用を巡るパーティションの競合を検出し判定する。なお、パーティションが競合するのは、Broadcastによってパーティションを構成するすべてのSBに同期してパケット等による情報を送信する必要があるためであり、その詳細については後述する。
例えば、XBユニット間バスの使用を巡るパーティションの競合としては、「直接競合」と「間接競合」の二種類に大別することができる。
ここで、「直接競合」とは、或るひとつのXBユニット間バスを介して構成される複数のパーティションが存在し、そのひとつのXBユニット間バスの使用を巡ってその複数のパーティションが競合していることを意味する。図1の例を使って説明すると、パーティションIDがAであるSB#{0,0} 101 は、SB#{0,1} 102 、SB#{1,0} 111 およびSB#{1,1} 112 と同一のパーティションIDを有している。このうち、SB#{0,0} 101 とSB#{0,1} 102 について、とは同一XBユニットに属しているので、ここでの説明では一旦無視する(処理上は、XB#0とXB#0とが直接競合する扱いにはなるが、説明の上では混乱を避けるために無視するということである)。扨、SB#{0,0} 101 と、SB#{1,0} 111 およびSB#{1,1} 112 は同一パーティションであるので、XB#0とXB#1とを接続するバス装置 BUS#{0_1} 150 を介してパーティションを構成していることになる。次に、パーティションIDがBであるSB#{0,2} 103 は、SB#{1,2} 113 、SB#{1,0} 114 およびSB#{m-2,0} 121 と同一のパーティションIDを有しているので、BUS#{0_1} 150 およびBUS#{0_m-2} 151 を介してパーティションを構成していることになる。したがって、 PAR#A と PAR#B とは、BUS#{0_1} 150 を共有することになるため、このことを指して「 PAR#A と PAR#B とが(BUS#{0_1} 150 を介して)直接競合している」と判定されることになる。これを前述の変数式で表すと、例えば、 "((XB01_SB0_ID_MCH ・ XB01_SB1_ID_MCH) + (XB02_SB0_ID_MCH ・ XB02_SB1_ID_MCH) + (XB03_SB0_ID_MCH ・XB03_SB1_ID_MCH))" となる。これは、「SB#{0,0}とXB#1に属するいずれかのSBとが同一パーティションに属しており、且つ、SB#{0,1}とXB#1に属するいずれかのSBとが同一パーティションに属しているか、あるいは、SB#{0,0}とXB#2に属するいずれかのSBとが同一パーティションに属しており、且つ、SB#{0,1}とXB#2に属するいずれかのSBとが同一パーティションに属しているか、あるいは、SB#{0,0}とXB#3に属するいずれかのSBとが同一パーティションに属しており、且つ、SB#{0,1}とXB#3に属するいずれかのSBとが同一パーティションに属しているときに真」である(ここで、式中の + は論理式の "or" を、 ・ は論理式の "and" を意味している。以下の説明においてもこれに準じる)。
また、「間接競合」とは、或る二つのパーティションが、いずれかのひとつもしくは複数のXBユニットを間接的に介して競合することを意味する。以下、図1を例としてより具体的に説明する。まず、 PAR#A と PAR#C とは、直接競合をしていない組み合わせである。XB#0 100 について考えると、PAR#Aに属するSB#{0,0} 101 と、PAR#Cに属するSB#{0,3} 104 のいずれとも異なるパーティション PAR#B に属しているSB#{0,2} 103 がXB#0 100 には接続されている。先に述べたように、このPAR#BはPAR#Aと直接競合の関係にあり、且つ、PAR#BはPAR#Cとも直接競合の関係にある。したがって、このような場合、PAR#AとPAR#Cとは、PAR#Bを介して間接的に競合していることになる。さらに具体的に言えば、BUS#{0_1} 150 を介して直接競合するPAR#AとPAR#B、ならびにBUS#{0_m-2} 151 を介して直接競合するPAR#BとPAR#Cがあるために、PAR#AとPAR#Cとは、BUS#{0_1} 150 およびBUS#{0_m-2} 151 を介して間接競合の関係と判定される。これを上述の変数式で表すと、 "(((XB01_SB0_ID_MCH ・ XB01_SB2_ID_MCH) + (XB02_SB0_ID_MCH ・ XB02_SB2_ID_MCH) + (XB03_SB0_ID_MCH ・XB03_SB2_ID_MCH)) ・ ((XB01_SB3_ID_MCH ・ XB01_SB2_ID_MCH) + (XB02_SB3_ID_MCH ・ XB02_SB2_ID_MCH) + (XB03_SB3_ID_MCH ・XB03_SB2_ID_MCH)))" となる。これは、「SB#{0,0}とSB#{0,2}とが、XB#1〜3のいずれかを介して直接競合しており、且つ、SB#{0,3}とSB#{0,2}とが、XB#1〜3のいずれかを介して直接競合しているときに真」となる式である。これが真であるときを、「SB#{0,2}を通して間接的に競合」している状態であると言う。さらに、XB#0に属するこの他のSBについても、同様に判定を行うことが好ましい。さらに、本発明に係る装置および方法は、複数のSBを介して間接的に競合する場合についても検出・判定することができる。この詳細については後述する。
図3は、上述した直接競合についてさらに説明するための概念図である。図3には、例として二つのXBユニットである XB#0 300 、 XB#1 310 を示している。 XB#0 300 は例として二つのSB( SB#{0,0} 302 および SB#{0,1} 304 )を接続している。同様に、 XB#1 310 は二つのSB( SB#{1,0} 312 および SB#{1,1} 314 )を接続している。なお、図中ではわかりやすさを優先するためにXBユニットの中にSBを描いているが、これは本発明の実施の形態を限定するものではない。また、図中のSBの数も単なる例であって、本発明の実施の形態を限定するものではない。ここでは、 SB#{0,0} 302 と SB#{1,0} 312 とが同一パーティション PAR#A 322 に属しており、また同様に SB#{0,1} 304 と SB#{1,1} 314 とが同一パーティション PAR#B 324 に属している。ここでは、 PAR#A 322 と PAR#B 324 とは異なるパーティションであるとして考える。なお、ここではXBユニット間バス装置については省略して図示していない。
図3の構成では、Broadcastによって PAR#A 322 に属するSBすべてに同期した情報伝送が行われる動作と、 PAR#B 324 に属するSBすべてに同期した情報伝送が行われる動作とが、直接に競合することになる。即ち、 "(XB01_SB0_ID_MCH ・ XB01_SB1_ID_MCH)" が真になる。
図4は、上述した間接競合のうちの「一次的な間接競合(ひとつのSBのみを介した間接競合)」についてさらに説明するための概念図である。図4には、例として三つのXBユニットである XB#0 400 、 XB#1 410 、 XB#2 420 を示している。XB#0 400 には、三つのSB( SB#{0,0} 402 および SB#{0,1} 404 および SB#{0,2} 406 )が接続されている。また、同様に、XB#1 410 には二つのSB( SB#{1,0} 412 および SB#{1,1} 416 )が接続され、XB#2 420 には二つのSB( SB#{2,0} 424 および SB#{2,1} 426 )が接続されている。ここでは、 SB#{0,0} 402 と SB#{1,0} 412 とが同一パーティション PAR#A 442 に属しており、また同様に SB#{0,1} 404 と SB#{2,0} 424 とが同一パーティション PAR#B 444 に属しており、さらに、SB#{0,2} 406 と SB#{1,1} 416 と SB#{2,1} 426 とが同一パーティション PAR#C 446 に属している。ここでは、 PAR#A 442 と PAR#B 444 と PAR#C 446 とは異なるパーティションであるとして考える。なお、ここではXBユニット間バス装置については省略して図示していない。
図4の構成においては、 PAR#A 442 と PAR#B 444 とは直接競合をしていない。しかしながら、 PAR#A 442 と PAR#C 446 とが直接競合しており、且つ、 PAR#B 444 と PAR#C 446 とが直接競合している。すると、 PAR#C 446 のBroadcastは、 PAR#A 442 および PAR#B 444 の双方のBroadcastと競合することになる。したがってこの場合には、XB#0 400 に属するSB#{0,2} 406 を介して、 PAR#A 442 と PAR#B 444 とが間接競合をすることになる。つまり、 "((XB01_SB0_ID_MCH ・ XB01_SB2_ID_MCH) ・ (XB02_SB1_ID_MCH ・ XB02_SB2_ID_MCH))" が真になる、ということに相当する。
図5は、上述した間接競合のうちの、「二次的な間接競合(二つのSBを介した間接競合)」についてさらに説明するための概念図である。図5には、例として四つのXBユニットである XB#0 500 、 XB#1 510 、 XB#2 520 、および XB#3 530 を示している。XB#0 500 には、四つのSB( SB#{0,0} 502 および SB#{0,1} 504 および SB#{0,2} 506 および SB#{0,3} 508 )が接続されている。また、同様に、XB#1 510 には二つのSB( SB#{1,0} 512 および SB#{1,1} 516 )が接続され、XB#2 520 には二つのSB( SB#{2,0} 524 および SB#{2,1} 528 )が接続され、さらにXB#3 530 には二つのSB( SB#{3,0} 536 および SB#{3,1} 538 )が接続されている。ここでは、 SB#{0,0} 502 と SB#{1,0} 512 とが同一パーティション PAR#A 552 に属しており、また同様に SB#{0,1} 504 と SB#{2,0} 524 とが同一パーティション PAR#B 554 に属しており、さらに、SB#{0,2} 506 と SB#{1,1} 516 と SB#{3,0} 536 とが同一パーティション PAR#C 556 に属しており、さらに、SB#{0,3} 508 と SB#{2,1} 528 と SB#{3,1} 538 とが同一パーティション PAR#D 558 に属している。ここでは、 PAR#A 552 と PAR#B 554 と PAR#C 556 と PAR#D 558 とはそれぞれ異なるパーティションであるとして考える。
図5の構成においては、 PAR#A 552 と PAR#B 554 とは直接競合をしていない。しかしながら、 PAR#A 552 と PAR#C 556 とが直接競合しており、且つ、 PAR#C 556 と PAR#D 558 とが直接競合しており、且つ、 PAR#D 558 と PAR#B 554 とが直接競合している。すると、 PAR#C 556 および PAR#D 558 のBroadcastは、 PAR#A 552 および PAR#B 554 の双方のBroadcastと競合することになる。したがってこの場合には、XB#0 500 に属するSB#{0,2} 506 および SB#{0,3} 508 を介して、 PAR#A 552 と PAR#B 554 とが間接競合をすることになる。つまり、これは "((XB01_SB0_ID_MCH ・ XB01_SB2_ID_MCH) ・ (XB03_SB2_ID_MCH ・XB03_SB3_ID_MCH) ・ (XB02_SB1_ID_MCH ・ XB02_SB3_ID_MCH))" が真になる、ということに相当する。
以上に述べたような競合判定について、表2にある程度まとめて例示した。なお、ここでは簡単のために、XB#0に属するSB#kについては略記して[k]と表している。
Figure 0005051121
表2は、SB#{0,0}とSB#{0,1}の競合について判定するための式の例を示している。ここでは、同パーティションである場合、直接競合である場合、ならびにSB#{0,2}とSB#{0,3}が関連する間接競合である場合のそれぞれを示している。ここで、 "SB0_PRI_ENB[1]" とは、[0]を主体として見たときの、[1]との競合関係を表す値を格納する変数である。また、「[2]を通して間接的に競合」とはSB#{0,2}を介した間接競合であり、また、「[3]を通して間接的に競合」とはSB#{0,3}を介した間接競合であり、「[2][3]を通して間接的に競合」とはSB#{0,2}およびSB#{0,3}を介した間接競合のことを示している。ここで、「[2][3]を通して間接的に競合」とは、「「XB#1〜3のいずれかを介して[0]と[2]とが直接競合」且つ「XB#1〜3のいずれかを介して[1]と[3]とが直接競合」且つ「XB#1〜3のいずれかを介して[2]と[3]とが直接競合」」する場合、あるいは、「「XB#1〜3のいずれかを介して[0]と[3]とが直接競合」且つ「XB#1〜3のいずれかを介して[1]と[2]とが直接競合」且つ「XB#1〜3のいずれかを介して[2]と[3]とが直接競合」」する場合を言う。
さらに、以下の表3に、 XB#0 を主体として見た場合の、表内に示した値で限定されるような [x,j,k,l] の組み合わせを例として用いる一般例を示した。この [x,j,k,l] の組み合わせは、 XB#0 が四個のSBに接続する場合の例を表している。
Figure 0005051121
なお、本発明に係る装置もしくは方法によって検出・判定をすることができる間接競合は、上述した一次的間接競合および二次的間接競合に加えて、さらに多くのXBユニットもしくはSBが関与するような間接競合を含めることが可能である。
[実施形態1]
図6は、本発明に係る実施形態1を示す概要図であって、3個のXBユニットが存在し、各XBユニットが3個ずつのSBに接続され、XBユニット間バス装置が 3C2 個のXBの組み合わせについて重複しないように接続をしているようなシステムにおける、本発明に係る装置を実施する場合の図である。ここでは、 XB#0 600 、 XB#1 610 、および XB#2 620 の三つのXBユニットが存在しているものとする。また、XB#0 600 には、 SB#{0,0} 601 、 SB#{0,1} 602 、 SB#{0,2} 603 が接続されている。同様に、 XB#1 610 にはSB#{1,0} 611 、 SB#{1,1} 612 、 SB#{1,2} 613 が、XB#2 620 には SB#{2,0} 621 、 SB#{2,1} 622 、 SB#{2,2} 623 が、それぞれ接続されている。また、XB#0 600 とXB#1 610 とはBUS#{0_1} 640 で接続され、同様に、XB#0 600 とXB#2 620 とはBUS#{0_2} 641 で、XB#1 610 とXB#2 620 とはBUS#{1_2} 642 で、それぞれ接続されている。図中の黒棒矢印は、XBユニット間バスの使用を巡って競合するSBの存在を示している。
このシステムにおいてパーティションのプライオリティを制御するために、競合を検出するにあたっては、パーティションID識別手段が、各SBのパーティションIDを識別する。次に、その識別結果に基づき、パーティションID一致検出手段が、前述した表1に倣って、 "XBab_SBcd_ID_MCH" (ここで、 a, b はそれぞれ独立に0もしくは1もしくは2であり、且つ、 c, d はそれぞれ独立に0もしくは1もしくは2である。)に格納する値(真偽)を、少なくとも一通りの a, b, c, d の組み合わせについて得る。以下の説明では、パーティションID一致検出手段が、すべての可能な組み合わせについてパーティションIDの一致を検出したものとして説明する。
さらに、前述で得た "XBab_SBcd_ID_MCH" を、それぞれの d ごとに分け、そのうちの少なくともひとつが真であれば、 "XBab_SBc_ID_MCH" を真とすることによって、以下に挙げるように変数に格納する値を決定する。なお、この実施の形態においては、真であるときを "1" 、偽であるときを "0" と表す。
XB00_SB0_ID_MCH = 1
XB01_SB0_ID_MCH = 1
XB02_SB0_ID_MCH = 0
XB00_SB1_ID_MCH = 1
XB01_SB1_ID_MCH = 1
XB02_SB1_ID_MCH = 1
XB00_SB2_ID_MCH = 1
XB01_SB2_ID_MCH = 0
XB02_SB2_ID_MCH = 1
XB10_SB0_ID_MCH = 1
XB11_SB0_ID_MCH = 1
XB12_SB0_ID_MCH = 0
XB10_SB1_ID_MCH = 1
XB11_SB1_ID_MCH = 1
XB12_SB1_ID_MCH = 0
XB10_SB2_ID_MCH = 1
XB11_SB2_ID_MCH = 1
XB12_SB2_ID_MCH = 1
XB20_SB0_ID_MCH = 1
XB21_SB0_ID_MCH = 1
XB22_SB0_ID_MCH = 1
XB20_SB1_ID_MCH = 1
XB21_SB1_ID_MCH = 0
XB22_SB1_ID_MCH = 1
XB20_SB2_ID_MCH = 1
XB21_SB2_ID_MCH = 0
XB22_SB2_ID_MCH = 1
この検出結果を承けて、クロスバユニット間競合パーティション検出手段が含むところの二クロスバユニット間直接競合パーティション検出手段が、同一XBユニットに接続する二つのSBの組み合わせのそれぞれから、直接競合をする組み合わせを検出することによって、直接競合パーティションを検出する。即ち、前述した [a,b] の組み合わせのそれぞれについて、
(XBab_SBc_ID_MCH ・ XBab_SBd_ID_MCH)
のうちのいずれかが真であるかどうかを判定する(ここでは、 c = d の場合は自明であるために除外されている)。具体的には、例えばSB#{0,0} 601 と SB#{0,1} 602 との組み合わせについて、
((XB01_SB0_ID_MCH ・ XB01_SB1_ID_MCH) + (XB02_SB0_ID_MCH ・ XB02_SB1_ID_MCH)) = 1
と計算される。したがって、SB#{0,0} 601 と SB#{0,1} 602 とは直接競合すると判定される。その他のSBの組み合わせについても同様に直接競合の有無が判定される。
それぞれの組み合わせについて、上記の手法によって直接競合が判定された結果、XB#0 600 から見た場合には、SB#{0,0} 601 と SB#{0,1} 602 、ならびに、SB#{0,1} 602 と SB#{0,2} 603 との組み合わせが直接競合であると判定される。すると、前述したようにそれぞれのSBの属するパーティションはパーティションID識別手段によって識別されているので、SB#{0,0} 601 は PAR#1 、SB#{0,1} 602 は PAR#2 、 SB#{0,2} 603 は PAR#3 に属していることが識別されているので、PAR#1 と PAR#2 とは同一のXBユニット間バス装置を使用する異なるパーティションであることがわかり、また同様にPAR#2 と PAR#3 とが同一のXBユニット間バス装置を使用する異なるパーティションであることも検出されることになる。
また、クロスバユニット間競合パーティション検出手段が含むところの多クロスバユニット間間接競合パーティション検出手段が、同一XBユニットに接続する三つ以上のSBの組み合わせのそれぞれについて、間接競合をしている組み合わせを検出することによって、間接競合パーティションを検出する。例えば、三つのSBの組み合わせについて間接競合を検出する場合には、前述した [a,b] の組み合わせのそれぞれについて、
(XBab_SBc_ID_MCH ・ XBab_SBe_ID_MCH)
のうちのいずれかが真であって、且つ
(XBab_SBd_ID_MCH ・ XBab_SBe_ID_MCH)
のうちのいずれかが真であるかどうかを判定する(ここで、 c, d は前述した数であって且つ c ≠ d であり、また、 e は、前述の c, d と同様に選ばれる数であり且つ e ≠ c 、 e ≠ d である)(ここでは、 c = d の場合は自明であるために除外されている)。具体的には、例えばXB#0 600 が含む SB#{0,0} 601 と SB#{0,1} 602 と SB#{0,2} 603 との組み合わせについて、「SB#{0,0} 601 と SB#{0,2} 603 とが、 SB#{0,1} 602 を介して間接競合する場合」を考えて判定することになる。即ち、
(
((XB01_SB0_ID_MCH ・ XB01_SB1_ID_MCH) + (XB02_SB0_ID_MCH ・ XB02_SB1_ID_MCH) + (XB03_SB0_ID_MCH ・ XB03_SB1_ID_MCH)) ・ ((XB01_SB2_ID_MCH ・ XB01_SB1_ID_MCH) + (XB02_SB2_ID_MCH ・ XB02_SB1_ID_MCH) + (XB03_SB2_ID_MCH ・ XB03_SB1_ID_MCH))
) = 1
であって、したがって SB#{0,0} 601 と SB#{0,2} 603 との組み合わせは(一次的に)間接競合すると判定されることになる。
同様に、他のSBの組み合わせについても判定することができる。
[実施形態2]
図7は、本発明に係る実施形態2を示す概要図であって、4個のXBユニットが存在し、各XBユニットが4個ずつのSBに接続され、XBユニット間バス装置が 4C2 個のXBの組み合わせについて重複しないように接続をしているようなシステムにおける、本発明に係る装置を実施する場合の図である。
ここでは、 XB#0 700 、 XB#1 710 、 XB#2 720 および XB#3 730 の四つのXBユニットが存在しているものとする。また、XB#0 700 には、 SB#{0,0} 701 、 SB#{0,1} 702 、 SB#{0,2} 703 、および SB#{0,3} 704 が接続されている。同様に、 XB#1 710 にはSB#{1,0} 711 、 SB#{1,1} 712 、 SB#{1,2} 713 および SB#{1,3} 714が、XB#2 720 には SB#{2,0} 721 、 SB#{2,1} 722 、 SB#{2,2} 723 および SB#{2,3} 724が、XB#3 730 には SB#{3,0} 731 、 SB#{3,1} 732 、 SB#{3,2} 733 および SB#{3,3} 734が、それぞれ接続されている。また、XB#0 700 とXB#1 710 とはBUS#{0_1} 750 で接続され、同様に、XB#0 700 とXB#2 720 とはBUS#{0_2} 751 で、XB#0 700 とXB#3 730 とはBUS#{0_3} 752 で、XB#1 710 とXB#2 720 とはBUS#{1_2} 753 で、XB#1 710 とXB#3 730 とはBUS#{1_3} 754 で、XB#2 720 とXB#3 730 とはBUS#{2_3} 755 で、それぞれ接続されている。図中の黒棒矢印は、XBユニット間バスの使用を巡って競合するSBの存在を示している。
このシステムにおいてパーティションのプライオリティを制御するために、競合を検出するにあたっては、パーティションID識別手段が、各SBのパーティションIDを識別する。次に、その識別結果に基づき、パーティションID一致検出手段が、前述した表1に倣って、 "XBab_SBcd_ID_MCH" (ここで、 a, b はそれぞれ独立に0もしくは1もしくは2もしくは3であり、且つ、 c, d はそれぞれ独立に0もしくは1もしくは2もしくは3である。)に格納する値(真偽)を、少なくとも一通りの a, b, c, d の組み合わせについて得る。以下の説明では、パーティションID一致検出手段が、すべての可能な組み合わせについてパーティションIDの一致を検出したものとして説明する。
さらに、前述で得た "XBab_SBcd_ID_MCH" を、それぞれの d ごとに分け、そのうちの少なくともひとつが真であれば、 "XBab_SBc_ID_MCH" を真とすることによって、以下に挙げるように変数に格納する値を決定する。なお、この実施の形態においては、真であるときを "1" 、偽であるときを "0" と表す。
XB00_SB0_ID_MCH = 1
XB01_SB0_ID_MCH = 1
XB02_SB0_ID_MCH = 0
XB03_SB0_ID_MCH = 0
XB00_SB1_ID_MCH = 1
XB01_SB1_ID_MCH = 1
XB02_SB1_ID_MCH = 0
XB03_SB1_ID_MCH = 0
XB00_SB2_ID_MCH = 1
XB01_SB2_ID_MCH = 1
XB02_SB2_ID_MCH = 1
XB03_SB2_ID_MCH = 0
XB00_SB3_ID_MCH = 1
XB01_SB3_ID_MCH = 0
XB02_SB3_ID_MCH = 1
XB03_SB3_ID_MCH = 0
XB10_SB0_ID_MCH = 1
XB11_SB0_ID_MCH = 1
XB12_SB0_ID_MCH = 0
XB13_SB0_ID_MCH = 0
XB10_SB1_ID_MCH = 1
XB11_SB1_ID_MCH = 1
XB12_SB1_ID_MCH = 0
XB13_SB1_ID_MCH = 0
XB10_SB2_ID_MCH = 1
XB11_SB2_ID_MCH = 1
XB12_SB2_ID_MCH = 1
XB13_SB2_ID_MCH = 0
XB10_SB3_ID_MCH = 1
XB11_SB3_ID_MCH = 1
XB12_SB3_ID_MCH = 1
XB13_SB3_ID_MCH = 0
XB20_SB0_ID_MCH = 1
XB21_SB0_ID_MCH = 1
XB22_SB0_ID_MCH = 1
XB23_SB0_ID_MCH = 0
XB20_SB1_ID_MCH = 1
XB21_SB1_ID_MCH = 0
XB22_SB1_ID_MCH = 1
XB23_SB1_ID_MCH = 0
XB20_SB2_ID_MCH = 0
XB21_SB2_ID_MCH = 0
XB22_SB2_ID_MCH = 1
XB23_SB2_ID_MCH = 1
XB20_SB3_ID_MCH = 0
XB21_SB3_ID_MCH = 0
XB22_SB3_ID_MCH = 1
XB23_SB3_ID_MCH = 1
XB30_SB0_ID_MCH = 0
XB31_SB0_ID_MCH = 0
XB32_SB0_ID_MCH = 1
XB33_SB0_ID_MCH = 1
XB30_SB1_ID_MCH = 0
XB31_SB1_ID_MCH = 0
XB32_SB1_ID_MCH = 1
XB33_SB1_ID_MCH = 1
XB30_SB2_ID_MCH = 0
XB31_SB2_ID_MCH = 0
XB32_SB2_ID_MCH = 0
XB33_SB2_ID_MCH = 1
XB30_SB3_ID_MCH = 0
XB31_SB3_ID_MCH = 0
XB32_SB3_ID_MCH = 0
XB33_SB3_ID_MCH = 1
この検出結果を承けて、クロスバユニット間競合パーティション検出手段が含むところの二クロスバユニット間直接競合パーティション検出手段が、同一XBユニットに接続する二つのSBの組み合わせのそれぞれから、直接競合をする組み合わせを検出することによって、直接競合パーティションを検出する。即ち、前述した [a,b] の組み合わせのそれぞれについて、
(XBab_SBc_ID_MCH ・ XBab_SBd_ID_MCH)
のうちのいずれかが真であるかどうかを判定する(ここでは、 c = d の場合は自明であるために除外されている)。具体的には、例えばSB#{0,0} 701 と SB#{0,2} 703 との組み合わせについては、
((XB01_SB0_ID_MCH ・ XB01_SB2_ID_MCH) + (XB02_SB0_ID_MCH ・ XB02_SB2_ID_MCH) + (XB03_SB0_ID_MCH ・ XB03_SB2_ID_MCH)) = 1
と計算される。したがって、SB#{0,0} 701 と SB#{0,2} 703 とは直接競合すると判定される。その他のSBの組み合わせについても同様に直接競合の有無が判定される。
それぞれの組み合わせについて、上記の手法によって直接競合が判定された結果、XB#0 700 から見た場合には(同一パーティションに属するSB#{0,0} 701 と SB#{0,1} 702 との組み合わせを除き)、 SB#{0,0} 701 と SB#{0,2} 703 、ならびに、 SB#{0,2} 703 と SB#{0,3} 704 との組み合わせが直接競合であると判定される。すると、前述したようにそれぞれのSBの属するパーティションはパーティションID識別手段によって識別されているので、SB#{0,0} 701 と SB#{0,1} 702とは PAR#1 、SB#{0,2} 703 は PAR#2 、 SB#{0,3} 704 は PAR#3 に属していることが識別されているので、PAR#1 と PAR#2 とは同一のXBユニット間バス装置を使用する異なるパーティションであることがわかり、また同様にPAR#2 と PAR#3 とが同一のXBユニット間バス装置を使用する異なるパーティションであることも検出されることになる。
さらに、クロスバユニット間競合パーティション検出手段が含むところの多クロスバユニット間間接競合パーティション検出手段が、同一XBユニットに接続する三つ以上のSBの組み合わせのそれぞれについて、間接競合をしている組み合わせを検出することによって、間接競合パーティションを検出する。例えば、三つのSBの組み合わせについて間接競合を検出する場合には、前述した [a,b] の組み合わせのそれぞれについて、
(XBab_SBc_ID_MCH ・ XBab_SBe_ID_MCH)
のうちのいずれかが真であって、且つ
(XBab_SBd_ID_MCH ・ XBab_SBe_ID_MCH)
のうちのいずれかが真であるかどうかを判定することになる(ここで、 c, d は前述した数であって且つ c ≠ d であり、また、 e は、前述の c, d と同様に選ばれる数であり且つ e ≠ c 、 e ≠ d である)(ここでは、 c = d の場合は自明であるために除外されている)。具体的には、例えばSB#{0,0} 701 と SB#{0,3} 704 との組み合わせについては、「SB#{0,0} 701 と SB#{0,3} 704 とが、 SB#{0,2} 703 を介して間接競合する場合」と、「SB#{0,0} 701 と SB#{0,3} 704 とが、 SB#{0,1} 702 を介して間接競合する場合」とのそれぞれについて考えて判定することになる。即ち、
(
(((XB01_SB0_ID_MCH ・ XB01_SB2_ID_MCH) + (XB02_SB0_ID_MCH ・ XB02_SB2_ID_MCH) + (XB03_SB0_ID_MCH ・ XB03_SB2_ID_MCH)) ・ ((XB01_SB3_ID_MCH ・ XB01_SB2_ID_MCH) + (XB02_SB3_ID_MCH ・ XB02_SB2_ID_MCH) + (XB03_SB3_ID_MCH ・ XB03_SB2_ID_MCH)))
+ (((XB01_SB0_ID_MCH ・ XB01_SB1_ID_MCH) + (XB02_SB0_ID_MCH ・ XB02_SB1_ID_MCH) + (XB03_SB0_ID_MCH ・ XB03_SB1_ID_MCH)) ・ ((XB01_SB3_ID_MCH ・ XB01_SB1_ID_MCH) + (XB02_SB3_ID_MCH ・ XB02_SB1_ID_MCH) + (XB03_SB3_ID_MCH ・ XB03_SB1_ID_MCH)))
) = 1
であって、したがってこの場合、 SB#{0,0} 701 と SB#{0,3} 704 との組み合わせは(一次的に)間接競合すると判定されることになる。同様に他の三つのSBの組み合わせについても判定することができる。
さらに、この実施形態においてはXBユニットが四つ存在するので、多クロスバユニット間間接競合パーティション検出手段は四つのSBの組み合わせについての二次的間接競合についても検出することができる。この場合には、例えば、 SB#{0,0} 701 と SB#{0,1} 702 と SB#{0,2} 703 と SB#{0,3} 704 との組み合わせについては、このうちの二つのSBが、残りの二つのSBを介して間接競合している場合を検出することになる。一例として、 SB#{0,1} 702 および SB#{0,3} 704 を介した、 SB#{0,0} 701 と SB#{0,2} 703 との二次的間接競合については、
(
(((XB01_SB0_ID_MCH ・ XB01_SB1_ID_MCH) + (XB02_SB0_ID_MCH ・ XB02_SB1_ID_MCH) + (XB03_SB0_ID_MCH ・ XB03_SB1_ID_MCH)) ・ ((XB01_SB1_ID_MCH ・ XB01_SB3_ID_MCH) + (XB02_SB1_ID_MCH ・ XB02_SB3_ID_MCH) + (XB03_SB1_ID_MCH ・ XB03_SB3_ID_MCH)) ・ ((XB01_SB3_ID_MCH ・ XB01_SB2_ID_MCH) + (XB02_SB3_ID_MCH ・ XB02_SB2_ID_MCH) + (XB03_SB3_ID_MCH ・ XB03_SB2_ID_MCH)))
+ (((XB01_SB0_ID_MCH ・ XB01_SB3_ID_MCH) + (XB02_SB0_ID_MCH ・ XB02_SB3_ID_MCH) + (XB03_SB0_ID_MCH ・ XB03_SB3_ID_MCH)) ・ ((XB01_SB3_ID_MCH ・ XB01_SB1_ID_MCH) + (XB02_SB3_ID_MCH ・ XB02_SB1_ID_MCH) + (XB03_SB3_ID_MCH ・ XB03_SB1_ID_MCH)) ・ ((XB01_SB1_ID_MCH ・ XB01_SB2_ID_MCH) + (XB02_SB1_ID_MCH ・ XB02_SB2_ID_MCH) + (XB03_SB1_ID_MCH ・ XB03_SB2_ID_MCH)))
) = 0
となり、このSBの組み合わせにおいては二次的間接競合は無いことが判定される。
図8は、本発明の実施形態2に係る装置を構成するための回路図であって、前述の表3に示した内容を行うための回路を示している。図中の「パーティションIDマッチ制御部」は、パーティションID一致検出手段の一形態であり、また、「競合パーティション判定制御部」は、クロスバユニット間競合パーティション検出手段の一形態であるということを、当業者は正しく理解することができる。
本発明に係るパーティションプライオリティ制御装置および方法を使用することによって、XBユニット間バス装置の使用率を向上させることができ、且つ、XBユニット間バス装置にかけるコストを抑えつつ、極端な性能低下を招かないシステムが実現可能となるという効果が得られる。

Claims (6)

  1. 複数のパーティションに分割された複数のシステムボードモジュールと、複数のクロスバユニットと、前記複数のクロスバユニットのうちの二つの組み合わせを相互接続するバス装置とを含み、且つ、前記複数のクロスバユニットのそれぞれが前記複数のシステムボードモジュールのうちの少なくともひとつに接続しているようなコンピュータシステムにおいて、前記バス装置を使用する前記複数のパーティションのプライオリティを制御する、パーティションプライオリティ制御装置であって、
    前記複数のシステムボードモジュールのうちのひとつのシステムボードモジュールが属するパーティションと、それ以外のシステムボードモジュールのそれぞれが属するパーティションとが一致しているかを、検出するパーティション一致検出手段と、
    前記パーティション一致検出手段の検出結果に基づき、前記複数のクロスバユニットの間で競合するパーティションの組み合わせを、検出するクロスバユニット間競合パーティション検出手段と
    を含むことを特徴とする、パーティションプライオリティ制御装置。
  2. 前記クロスバユニット間競合パーティション検出手段が、
    前記バス装置で接続された二つのクロスバユニット間で、前記同一パーティションに属していない二つのシステムボードモジュールの組み合わせを競合であると判定する、二クロスバユニット間競合パーティション検出手段
    を含むことを特徴とする、請求項記載のパーティションプライオリティ制御装置。
  3. 前記クロスバユニット間競合パーティション検出手段が、
    三つ以上のクロスバユニットが存在しているときに、第1と第2のクロスバユニット間で第1と第2のパーティションが競合し、第1と第3のクロスバユニット間で第2と第3のパーティションが競合する時、第1と第3のパーティションを競合すると判断する多クロスバユニット間競合パーティション検出手段
    を含むことを特徴とする、請求項1あるいは2記載のパーティションプライオリティ制御装置。
  4. 複数のパーティションに分割された複数のシステムボードモジュールと、複数のクロスバユニットと、前記複数のクロスバユニットのうちの二つの組み合わせを相互接続するバス装置とを含み、且つ、前記複数のクロスバユニットのそれぞれが前記複数のシステムボードモジュールのうちの少なくともひとつに接続しているようなコンピュータシステムにおいて、前記バス装置を使用する前記複数のパーティションのプライオリティを制御する、パーティションプライオリティ制御装置であって、
    前記複数のシステムボードモジュールのそれぞれがどのパーティションに属するかを判別する、パーティションID識別手段と、
    前記パーティションID識別手段に接続されており、前記パーティションID識別手段の判別結果に基づき、前記複数のシステムボードモジュールのうちのひとつのシステムボードモジュールが属するパーティションと、それ以外のシステムボードモジュールのそれぞれが属するパーティションとが一致しているかを、少なくとも一通りの前記システムボードモジュールの組み合わせについてそれぞれ検出する、パーティションID一致検出手段と
    前記パーティションID一致検出手段に接続されており、前記パーティションID識別手段の判別結果と、前記パーティションID一致検出手段の検出結果とに基づき、前記複数のクロスバユニットのうちの二つのクロスバユニットとの間で競合するパーティションの組み合わせを、少なくとも一通りの前記二つのクロスバユニットの組み合わせについて検出する、クロスバユニット間競合パーティション検出手段と
    を含むことを特徴とする、パーティションプライオリティ制御装置。
  5. 前記クロスバユニット間競合パーティション検出手段が、
    前記複数のクロスバユニットのうち、複数のシステムボードモジュールに接続しているクロスバユニットが存在しているときに、前記複数のシステムボードモジュールに接続しているクロスバユニットに、接続されているシステムボードモジュールのうちの、前記パーティションID識別手段の判別結果に鑑みて同一パーティションに属していない二つのシステムボードモジュールの少なくとも一通りの組み合わせについて、前記同一パーティションに属していない二つのシステムボードモジュールのそれぞれが、前記複数のシステムボードモジュールに接続しているクロスバユニットとは異なるクロスバユニットに接続されたシステムボードモジュールと同一パーティションに属するとき、前記同一パーティションに属していない二つのシステムボードモジュールの組み合わせを直接競合であると判定する、二クロスバユニット間直接競合パーティション検出手段
    を含むことを特徴とする、請求項4記載のパーティションプライオリティ制御装置。
  6. 前記クロスバユニット間競合パーティション検出手段が、
    前記複数のクロスバユニットのうち、三つ以上のシステムボードモジュールに接続されているクロスバユニットが存在しているときに、前記三つ以上のシステムボードモジュールに接続されているクロスバユニットに接続されたシステムボードモジュールのうちの、前記パーティションID識別手段の判別結果に鑑みて同一パーティションに属していない少なくとも三つのシステムボードモジュールの少なくとも一通りの組み合わせについて、前記同一パーティションに属していない少なくとも三つのシステムボードモジュールのうちの二つのシステムボードモジュールが前記二クロスバユニット間直接競合パーティション検出手段によってひとつのクロスバユニットを介して直接競合していると判定された場合に、前記同一パーティションに属していない少なくとも三つのシステムボードモジュールのうちの前記二つのシステムボードモジュールのうちの少なくとも一方が、前記同一パーティションに属していない少なくとも三つのシステムボードモジュールのうちの前記二つのシステムボードモジュール以外のいずれかのシステムボードモジュールと、前記ひとつのクロスバユニットとは別のクロスバユニットを介して直接競合であると前記二クロスバユニット間直接競合パーティション検出手段によって判定されたときに、前記同一パーティションに属していない少なくとも三つのシステムボードモジュールの組み合わせを間接競合であると判定する、多クロスバユニット間間接競合パーティション検出手段
    をさらに含むことを特徴とする、請求項4記載のパーティションプライオリティ制御装置。
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