JP5347772B2 - 転送速度設定方法、データ転送装置及び情報処理システム - Google Patents

転送速度設定方法、データ転送装置及び情報処理システム Download PDF

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Description

本発明は、転送速度設定方法、データ転送装置及び情報処理システムに関する。
複数の演算処理装置としてのCPU(Central Processing Unit)がメモリ空間を共有する情報処理システムとしてのマルチプロセッサシステムでは、キャッシュコンシステンシ(Cache Consistency:キャッシュメモリが保持する内容の一貫性)を保つ必要がある。つまり、各瞬間にメモリ空間の各領域が保持する内容が、どのCPUから見ても同一である必要がある。各CPUがメモリ内容を必要に応じてキャッシュして保持しているので、キャッシュコンシステンシを保証するために各CPU間でデ−タ転送を行う際のコマンドパケットによる要求は、全てのCPUに対してブロ−ドキャスト転送を行う。このようにブロ−ドキャスト転送されたパケットの到着順を保証するためには、転送先である全タ−ゲットノードにパケットが同時に到着する必要がある。又、CPU間のデ−タ転送を中継する機能を有するデータ転送装置としてのクロスバ装置に対しては、効率の高いデ−タ転送を行う要望がある。
図1は、一般的なマルチプロセッサシステムの構成の一例を示すブロック図である。この例では、マルチプロセッサシステムは、複数のシステムボード(SB:System Board)1−00〜1−15(SB00〜SB15)と、システムボード1−00〜1−15間のデータ転送を中継する複数のクロスバ(XB:Crossbar)装置2−00,2−10,2−20,2−30(XB00,XB10,XB20,XB30)を有するサーバシステムを形成する。各システムボード1−00〜1−15は、CPU、メモリ及びシステムコントロ−ラ(SC:System Controller)を有するが、このような構成自体は周知であるため図1における図示は省略する。
この例では、システムボード1−00〜1−07及びクロスバ装置2−00,2−10は同じ筐体3−0内に搭載されている。又、システムボード1−08〜1−15及びクロスバ装置2−20,2−30は同じ筐体3−1内に搭載されている。筐体3−0内のクロスバ装置2−00,2−10は、筐体3−1内のクロスバ装置2−20,2−30とケーブル等の接続部4により接続されている。
図2は、従来のクロスバ装置の構成の一例を示すブロック図である。図2では説明の便宜上、クロスバ装置2−00の構成のみを示すが、図1のクロスバ装置2−10,2−20,2−30の構成もクロスバ装置2−00と同様で良い。クロスバ装置2−00は、図2に示す如く接続されたバッファ部21、出力パケット選択部22,27、時間差調整部23,25、及び同期分配部26を有する。
バッファ部21は、クロスバ装置2−00が接続されているシステムボード1−00〜1−03に対応させて4個設けられており、システムボード1−00〜1−03からのブロードキャスト(BC:BroadCast)コマンドを保持する。
出力パケット選択部22は、バッファ部21に保持されたBCコマンドを、運用管理部11、即ち、ファームウェアからのパーティション構成判定情報に基づいて転送が必要であると特定された同じ筐体3−0内のクロスバ装置2−10、及び/又は、異なる筐体3−1内のクロスバ装置2−20,2−30へ転送する。運用管理部11(即ち、ファ−ムウェア)は、サーバシステムを形成している装置に関する情報に基づいてパーティション構成を判定してパーティション構成判定情報を出力すると共に、パーティション構成判定情報に応じたレジスタ設定情報を出力する。クロスバ装置2−00は、この例では16個のシステムボード1−00〜1−15に対するパーティション構成、即ち、パーティションを識別する。パーティションIDに対するパーティション構成判定情報を運用管理部11から設定されて出力パケット選択部22内に保持しており、クロスバ装置2−00が接続されているシステムボード1−00〜1−03とパーティションIDが等しいシステムボードに接続されているクロスバ装置に対してBCコマンドを転送する。後述するように、クロスバ装置2−00は、BCコマンド送信元SBのパーティション情報を判定し、パーティションP2を示す場合はクロスバ装置2−10に対してBCコマンドを転送し、パーティションP3の場合はクロスバ装置2−10,2−20,2−30に対してBCコマンドを転送する。
時間差調整部23は、セレクタ230及びバッファ231を有し、バッファ部21に保持されたBCコマンド及び運用管理部11、即ち、ファームウェアからのレジスタ設定情報が入力される。時間差調整部23は、システムボード1−00〜1−03に対応させて4個設けられている。時間差調整部23は、バッファ部21からのBCコマンドを受け取り、BCコマンドを全てのターゲットノード、即ち、ターゲットシステムボードに同時に到着させるため、運用管理部11からのレジスタ設定情報に応じてセレクタ230を切り替えて予め設定された遅延時間だけ遅らせてからBCコマンドを後述する同期分配部26へ出力する。単一筐体内でクロスバ装置間の接続が無い場合には、時間差調整部23のバッファ231は運用管理部11からのレジスタ設定情報に応じてセレクタ230を切り替えることでバイパスされる。又、クロスバ装置2−00とクロスバ装置2−10との間の転送に合わせる場合は遅延時間が1τに設定され、クロスバ装置2−00とクロスバ装置2−20又はクロスバ装置2−30との間の転送に合わせる場合は遅延時間が2τに設定される。時間差調整部23のバッファ231がリングバッファで形成されている場合、前者の場合にはリングバッファのポインタを1τ毎にインクリメントし、後者の場合はリングバッファのポインタを2τ毎にインクリメントする。
バッファ部21、出力パケット選択部22及び時間差調整部23は、LBC(Local BroadCast)制御部28を形成する。
GBC(Global BroadCast)制御部29は、LBC制御部28及びクロスバ装置2−10,2−20,2−30から受け取ったBCコマンドをタ−ゲットシステムボ−ドに出力する。GBC制御部29は、時間差調整部25、同期分配部26及び出力パケット選択部27で形成される。
時間差調整部25は、セレクタ250、バッファ251を有し、クロスバ装置2−10,2−20,2−30から到来したBCコマンド及び運用管理部11、即ち、ファームウェアからのレジスタ設定情報が入力される。時間差調整部25は、BCコマンドを全タ−ゲットシステムボ−ドに同時に到着させるために、クロスバ装置2−10からのBCコマンドはレジスタ設定情報に応じてセレクタ250を切り替えることでバッファ251を経由させて同期分配部26へ出力し、クロスバ装置2−20,2−30からのBCコマンドは同期分配部26へ出力することで、異なる転送速度のパスを経由したBCコマンドの転送時間を合わせる。又、図1においてクロスバ装置間の接続が無いモデルM1の場合及びクロスバ装置2−20,2−30が無いモデルM2の場合には、時間差調整部25のバッファ251は運用管理部11からのレジスタ設定情報に応じてセレクタ250を切り替えることでバイパスされる。図1において、モデルM3の場合はクロスバ装置2−10,2−20,2−30,2−40間の接続が有る。
同期分配部26は、各クロスバ装置2−00,2−10,2−20,2−30のLBC部28から送られてくるBCコマンドを受信し、パ−ティション範囲内で同期させて各ターゲットシステムボードに分配する。同期分配部26は、BCコマンドを同期させて各システムボード1−00〜1−03に分配するために、システムボード1−00〜1−03に対応させて4個設けられている。
同期分配部26が出力するBCコマンドは、出力パケット選択部27により選択されて対応するシステムボード1−00〜1−03に入力される。出力パケット選択部27は、対応するシステムボード1−00〜1−03に対応させて4個設けられている。
尚、クロスバ装置が処理するコマンドはBCコマンドのみではない。ピアツーピア(PP:Peer-to-Peer)のパケットも同じクロスバ装置を通過させて良い。出力パケット選択部27はBCコマンドパケットとこれらピアツーピア等の他の種類のパケットから、出力するパケットを選択する機能を持つ。
図1及び図2において、クロスバ装置2−00,2−10間、及びクロスバ装置2−20,2−30間は、同一筺体内で接続されている(即ち、筐体内接続である)。一方、クロスバ装置2−00,2−20間、クロスバ装置2−00,2−30間、クロスバ装置2−10,2−20間、及びクロスバ装置2−10,2−30間は、異なる筐体3−0,3−1間の接続部4を介した接続(即ち、筐体間接続)であるため、接続に用いるバスの転送速度は筐体内接続に比べて遅い。つまり、例えば図1に示すクロスバ装置2−00が有する3つのインタフェースxb1,xb2,xb3のうち、インタフェースxb1は速い転送速度に設定可能であるが、インタフェースxb2,xb3は遅い転送速度にしか設定できない。又、同一筐体内に筐体内接続がある場合の転送速度は、筐体内接続が無い場合と比べて遅い。
このように、図1に示す如きサ−バシステムにおいて、一般的には筐体内接続に比べて筐体間接続の伝送性能は低い。この例では、筐体間接続に用いるバスの転送速度は、筐体内接続の半分の速度に設定されている。このため、BCコマンドを転送先である全タ−ゲットノードに同時に到着させるためには、ブロードキャスト転送速度は筐体内接続においても筐体間接続の場合と同じ遅い転送速度に設定する必要がある。
しかし、複数のパ−ティションを筐体内に閉じるように設定した場合、筐体間は接続されているものの、実際には筐体間のデ−タ転送が行われないパ−ティション構成もあり得る。1つの本体装置を複数の独立したシステムに分割して運用する機能(パ−ティショニング機能)により、本体装置内のリソ−スを業務負荷や処理量等に応じて任意に割り当てることができ、この分割した個々のシステムのことをパーティションと言う。例えば、図1に二点鎖線、破線及び一点鎖線で示すパーティションP1,P2,P3のようなパ−ティション構成のうち、パーティションP1,P2の場合は筐体間のBCコマンド転送が行われない。しかし、従来は、パーティションP1,P2,P3のようなパーティション構成にかかわらず、全てのクロスバ装置間のインタフェ−スに対して遅い転送速度が設定されている。このように、単体の筐体内の転送の場合と比較すると、複数の筐体を接続したパ−ティション構成もあり得る場合には、筐体間接続を想定して転送速度が設定されるため、ブロ−ドキャスト転送速度が筐体内の転送の場合の半分に低下してしまう。
サーバシステムの稼動中にブロードキャスト転送速度の設定変更を行うには、サーバシステムの各装置内の処理中のパケットを一度クリアして、何も処理が行われていない状態、即ち、サスペンド状態にしてからブロードキャスト転送速度の設定を変更する必要があり、制御が複雑になる。このため、従来は筐体間の転送時のブロードキャスト転送速度が固定的に設定されていた。
特開2000−259542号公報 特開平6−314255号公報
従来のサーバシステムでは、ブロードキャスト転送速度が筐体間の転送速度、即ち、サーバシステム内で最も遅い転送速度に固定的に設定されているため、ブロードキャスト転送速度を向上することが難しいという問題があった。
そこで、本発明は、ブロードキャスト転送速度を向上可能な転送速度設定方法、データ転送装置及び情報処理システムを提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、複数個の筐体を有し、各筐体内にはプロセッサを有する情報処理装置が1又は複数個のデータ転送装置を介して接続された情報処理システムにおける転送速度設定方法であって、前記情報処理システムを複数の独立したシステムに分割して運用するパーティションが筐体内のデータ転送装置間の接続が無く筐体間接続も無い第1の構成、筐体内のデータ転送装置間の接続が有り筐体間接続が無い第2の構成、或いは、筐体内のデータ転送装置間の接続が有り筐体間接続が有る第3の構成であるかを判定し、前記判定の結果、前記パーティションが前記第1の構成の場合、前記パーティションに含まれる各データ転送装置内ブロードキャスト転送速度を第1の速度に設定し、前記判定の結果、前記パーティションが前記第2の構成の場合、前記パーティションに含まれる各データ転送装置内のブロードキャスト転送速度を前記第1の速度より遅い第2の速度に設定し、前記判定の結果、前記パーティションが前記第3の構成の場合、前記パーティションに含まれる各データ転送装置内のブロードキャスト転送速度を前記第2の速度より遅い第3の速度に設定する転送速度設定方法が提供される。
本発明の一観点によれば、複数の筐体を有する情報処理システム複数のノードを接続するデータ転送装置であって、前記データ転送装置は、複数のノードと共に1個の筐体内に設けられており、前記情報処理システムを複数の独立したシステムに分割して運用する前記データ転送装置が含まれるパーティションの構成を判定する判定手段と、前記判定手段により判定されたパーティションの構成に応じて前記データ転送装置内のブロードキャスト転送速度を設定する設定手段を備え、前記パーティションは、前記1個の筐体内で前記データ転送装置と他のデータ転送装置間の接続が無く前記1個の筐体と他の筐体間の接続も無い第1の構成、前記1個の筐体内で前記データ転送装置と前記他のデータ転送装置間の接続が有り前記1個の筐体と前記他の筐体間の接続が無い第2の構成、及び前記1個の筐体内で前記データ転送装置と前記他のデータ転送装置間の接続が有り前記1個の筐体と前記他の筐体間の接続が有る第3の構成を含み、前記設定手段は、前記判定手段の判定の結果、前記パーティションが前記第1の構成の場合は前記ブロードキャスト転送速度を第1の速度に設定し、前記第2の構成の場合は前記ブロードキャスト転送速度を前記第1の速度より遅い第2の速度に設定し、前記第3の構成の場合は前記ブロードキャスト転送速度を前記第2の速度より遅い第3の速度に設定するデータ転送装置が提供される。
本発明の一観点によれば、上記のデータ転送装置と、プロセッサを有する複数個の情報処理装置とを備え、前記複数個の情報処理装置は、前記データ転送装置に接続され前記ノードとして機能する情報処理システムが提供される。
開示の転送速度設定方法、データ転送装置及び情報処理システムによれば、ブロードキャスト転送速度を向上することが可能となる。
一般的なマルチプロセッサシステムの構成の一例を示すブロック図である。 従来のクロスバ装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の一実施例におけるマルチプロセッサシステムの構成の一例を示すブロック図である。 クロスバ装置の構成の一例を示すブロック図である。 出力パケット選択部の構成の一例を示すブロック図である。 静的設定変更処理を説明するフローチャートである。 パーティション構成制御レジスタに設定されるパーティション構成情報を説明する図である。 動的設定変更処理を説明するフローチャートである。 一実施例における各パ−ティション構成に応じたクロスバ装置の設定を説明する図である。 構成制御レジスタの設定内容を説明する図である。 本発明の他の実施例における筐体の構造を示すブロック図である。
開示の転送速度設定方法、データ転送装置及び情報処理システムでは、パーティション構成に基づいてブロードキャスト転送速度を設定する。このため、パーティション内に筐体間接続が無い場合には、パーティション内に筐体間接続がある場合と比べてブロードキャスト転送速度を速く設定することができ、ブロードキャスト転送速度を向上可能となる。
以下に、開示の転送速度設定方法、データ転送装置及び情報処理システムの各実施例を図面と共に説明する。
図3は、本発明の一実施例における情報処理システムとしてのマルチプロセッサシステムの構成の一例を示すブロック図である。図3中、図1と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図3に示すように、マルチプロセッサシステムは、複数のシステムボード(SB:System Board)1−00〜1−15(SB00〜SB15)と、システムボード1−00〜1−15間のデータ転送を中継するデータ転送装置としての複数のクロスバ(XB:Crossbar)装置32−00,32−10,32−20,32−30(XB00,XB10,XB20,XB30)を有するサーバシステムを形成する。各システムボード1−00〜1−15は、CPU、メモリ及びシステムコントロ−ラ(SC:System Controller)を有する情報処理装置であるが、このような構成自体は周知であるため図3における図示は省略する。
この例では、システムボード1−00〜1−07及びクロスバ装置32−00,32−10は同じ筐体33−0内に搭載されている。又、システムボード1−08〜1−15及びクロスバ装置32−20,32−30は同じ筐体33−1内に搭載されている。筐体33−0内のクロスバ装置32−00,32−10は、筐体33−1内のクロスバ装置32−20,32−30とケーブル等の接続部4により接続されている。
尚、説明の便宜上、筐体が2個の場合を例にとって説明するが、筐体の数は2個以上であれば良いことは言うまでもない。
図4は、クロスバ装置の構成の一例を示すブロック図である。図4中、図2と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。図4では説明の便宜上、クロスバ装置32−00の構成のみを示すが、図3のクロスバ装置32−10,32−20,32−30の構成もクロスバ装置32−00と同様で良い。クロスバ装置32−00は、図4に示す如く接続されたバッファ部21、出力パケット選択部42,27、時間差調整部23,25、及び同期分配部26を有する。
バッファ部21は、クロスバ装置32−00が接続されているシステムボード1−00〜1−03に対応させて4個設けられており、システムボード1−00〜1−03からのブロードキャスト(BC:BroadCast)コマンドを保持する。
出力パケット選択部42は、バッファ部21に保持されたBCコマンドを、運用管理部41、即ち、ファームウェアからのパーティション構成情報に基づいて転送が必要であると特定された同じ筐体33−0内のクロスバ装置32−10、及び/又は、異なる筐体33−1内のクロスバ装置32−20,32−30へ転送する。運用管理部41は、周知のプロセッサにより形成可能である。クロスバ装置32−00は、この例では16個のシステムボード1−00〜1−15に対するパーティション構成、即ち、パーティションを識別するパーティションIDを出力パケット選択部42内に保持しており、クロスバ装置32−00が接続されているシステムボード1−00〜1−03とパーティションIDが等しいシステムボードに接続されているクロスバ装置に対してBCコマンドを転送する。後述するように、クロスバ装置32−00は、パーティション構成情報がパーティションP2を示す場合はクロスバ装置32−10に対してBCコマンドを転送し、パーティションP3の場合はクロスバ装置32−10,32−20,32−30に対してBCコマンドを転送する。
更に、出力パケット選択部42は、運用管理部41からのパーティション構成情報に基づいて、時間差調整部23,25のレジスタ設定を行うレジスタ設定情報を生成出力する。出力パケット選択部42の動作の詳細については後述するが、出力パケット選択部42は、パーティション構成を識別するパーティション構成情報に基づいてブロードキャスト転送速度を設定する設定手段として機能する。
時間差調整部23は、セレクタ230及びバッファ231を有し、バッファ部21に保持されたBCコマンド及び出力パケット選択部42からのレジスタ設定情報が入力される。時間差調整部23は、システムボード1−00〜1−03に対応させて4個設けられている。時間差調整部23は、バッファ部21からのBCコマンドを受け取り、BCコマンドを全てのターゲットノード、即ち、ターゲットシステムボードに同時に到着させるため、出力パケット選択部42からのレジスタ設定情報に応じてセレクタ230を切り替えることで予め設定された遅延時間だけ遅らせてからBCコマンドを後述する同期分配部26へ出力する。図3においてクロスバ装置間の接続が無いモデルM1の場合及びクロスバ装置32−20,32−30が無いモデルM2の場合には、時間差調整部23のバッファ231は出力パケット選択部42からのレジスタ設定情報に応じてセレクタ230を切り替えることでバイパスされる。図3において、モデルM3の場合はクロスバ装置32−10,32−20,32−30,32−40間の接続が有る。又、クロスバ装置32−00とクロスバ装置32−10との間の転送に合わせる場合は遅延時間が1τに設定され、クロスバ装置32−00とクロスバ装置32−20又はクロスバ装置32−30との間の転送に合わせる場合は遅延時間が2τに設定される。時間差調整部23のバッファ231がリングバッファで形成されている場合、前者の場合にはリングバッファのポインタを1τ毎にインクリメントし、後者の場合はリングバッファのポインタを2τ毎にインクリメントする。
バッファ部21、出力パケット選択部42及び時間差調整部23は、LBC(Local BroadCast)制御部48を形成する。
GBC(Global BroadCast)制御部29は、LBC制御部28及びクロスバ装置32−10,32−20,32−30から受け取ったBCコマンドをタ−ゲットシステムボ−ドに出力する。GBC制御部29は、時間差調整部25、同期分配部26及び出力パケット選択部27で形成される。
時間差調整部25は、バッファ251を有し、クロスバ装置32−10〜32−30から到来したBCコマンド及び出力パケット選択部42からのレジスタ設定情報が入力される。時間差調整部25は、BCコマンドを全タ−ゲットシステムボ−ドに同時に到着させるために、クロスバ装置32−10からのBCコマンドはレジスタ設定情報に応じてセレクタ250を切り替えることでバッファ251を経由させて同期分配部26へ出力し、クロスバ装置32−20,32−30からのBCコマンドは同期分配部26へ出力することで、異なる転送速度のパスを経由したBCコマンドの転送時間を合わせる。又、クロスバ装置間の接続が無い場合には、時間差調整部25のバッファ251は出力パケット選択部42からのレジスタ設定情報に応じてセレクタ250を切り替えることでバイパスされる。時間差調整部25は、時間差調整部23と共に、レジスタ設定情報に基づいて各システムボード(即ち、ノード)からのコマンドの遅延時間を調整する時間差調整手段として機能する。
同期分配部26は、各クロスバ装置32−00,32−10,32−20,32−30のLBC部28から送られてくるBCコマンドを受信し、パ−ティション範囲内で同期させて各ターゲットシステムボードに分配する。同期分配部26は、BCコマンドを同期させて各システムボード1−00〜1−03に分配するために、システムボード1−00〜1−03に対応させて4個設けられている。
同期分配部26が出力するBCコマンドは、出力パケット選択部27により選択されて対応するシステムボード1−00〜1−03に入力される。出力パケット選択部27は、対応するシステムボード1−00〜1−03に対応させて4個設けられている。
尚、クロスバ装置が処理するコマンドはBCコマンドのみではない。ピアツーピア(PP:Peer-to-Peer)のパケットも同じクロスバ装置を通過させて良い。出力パケット選択部27はBCコマンドパケットとこれらピアツーピア等の他の種類のパケットから、出力するパケットを選択する機能を持つ。
図3及び図4において、クロスバ装置32−00,32−10間、及びクロスバ装置32−20,32−30間は、同一筺体内で接続されている(即ち、筐体内接続である)。一方、クロスバ装置32−00,32−20間、クロスバ装置32−00,32−30間、クロスバ装置32−10,32−20間、及びクロスバ装置32−10,32−30間は、異なる筐体33−0,33−1間の接続部4を介した接続(即ち、筐体間接続)であるため、接続に用いるバスの転送速度は筐体内接続に比べて遅い。つまり、例えば図3に示すクロスバ装置32−00が有する3つのインタフェースxb1,xb2,xb3のうち、インタフェースxb1は速い転送速度に設定可能であるが、インタフェースxb2,xb3は遅い転送速度にしか設定できない。又、同一筐体内に筐体内接続がある場合の転送速度は、筐体内接続が無い場合と比べて遅い。
このように、図3に示す如きサ−バシステムにおいて、筐体内接続に比べて筐体間接続の伝送性能は低い。この例では、筐体間接続に用いるバスの転送速度は、筐体内接続の半分の速度に設定されている。このため、BCコマンドを転送先である全タ−ゲットノードに同時に到着させるためには、ブロードキャスト転送速度は筐体内接続においても筐体間接続の場合と同じ遅い転送速度に設定する必要がある。しかし、複数のパ−ティションを筐体内に閉じるように設定した場合、筐体間は接続されているものの、実際には筐体間のデ−タ転送が行われないパ−ティション構成もあり得る。例えば、図3に一点鎖線、破線及び二点鎖線で示すパーティションP1,P2,P3のようなパ−ティション構成のうち、パーティションP1,P2の場合は筐体間のBCコマンド転送が行われない。
そこで、本実施例では、出力パケット選択部42が運用管理部41からのパーティション構成情報に基づいて各時間差調整部23,25にレジスタ設定情報を出力することにより、パーティション構成に基づいてブロードキャスト転送速度を設定する。このため、パーティション内に筐体間接続が無い場合には、パーティション内に筐体間接続がある場合と比べてブロードキャスト転送速度を速く設定することができ、ブロードキャスト転送速度を向上可能となる。この結果、パーティション構成によっては、従来と比べてブロ−ドキャスト転送のスル−プットが改善できる。又、筐体間を跨がない構成でクロスバ装置間の接続があるパーティション構成の場合も、本実施例によればサーバシステムのブロ−ドキャスト転送性能が改善できる。更に、ブロ−ドキャスト転送速度は、従来のように固定的に設定されるのではなく、パ−ティション構成に基づいて設定されるので、ブロ−ドキャスト転送速度の変更は、サーバシステムが稼働中のパ−ティション変更時であっても可能である。
図5は、出力パケット選択部42の構成の一例を示すブロック図である。出力パケット選択部42は、図5に示す如く接続されたレジスタ設定インタフェース421、パーティション構成制御レジスタ422、パーティション構成判定部423、時間差調整制御部424、及び構成制御レジスタ425を有する。出力パケット選択部42は、以下に説明する手順で運用管理部41から通知されるパーティション構成情報に応じて時間差調整部23,25に対してバッファ231,251による待ち合わせの要否を指示することで、クロスバ装置間のブロードキャスト転送速度を変更する。
パ−ティション構成の判定は、出力パケット選択部42内のパ−ティション構成判定部423で行われる。パーティション構成の判定自体は、図1に示す従来のサーバシステムの運用管理部11が実行するパーティション構成の判定と同様に行うことができる。パ−ティション構成判定部423は、16個のシステムボ−ド(SB)のパ−ティションIDを比較することにより、サーバシステムのパ−ティション構成を把握し、本実施例では、サーバシステムのパワーオン(Power On)前のパワーオフ(Power Off)状態でパ−ティション構成に応じてブロードキャスト転送速度の変更を行う静的設定変更、或いは、サーバシステムのパワーオン時に動的再構成(DR:Dynamic Reconfiguration)のタイミングでパ−ティション構成に応じてブロードキャスト転送速度の変更を行う動的設定変更を実行する。DRとは、サーバシステムのオペレ−ティングシステム(OS:Operating System)を停止することなく、プロセッサ、メモリ、入出力(I/O:Input and Output)デバイス等のハ−ドウェアリソ−スを追加したり削除できる周知の技術である。DRによる構成変更を行う際、クロスバ装置はサーバシステムをサスペンド状態にする。
図6は、静的設定変更処理を説明するフローチャートである。先ず、ステップS1では、出力パケット選択部42が属するクロスバ装置(この例ではクロスバ装置32−00)を、このクロスバ装置を介したパケット通信が行われていない状態にする。具体的には、運用管理部41がサーバシステムを電源オフ(Power Off)状態に設定する。次に、ステップS2では、運用管理部41からのパーティション構成情報をレジスタ設定インタフェース421を介してパーティション構成制御レジスタ422に設定する。
図7は、パーティション構成制御レジスタ422に設定されるパ−ティション構成情報を説明する図である。各クロスバ装置32−00,32−10,32−20,32−30のパーティション構成制御レジスタ422には、運用管理部41からのパーティション構成情報が設定される。この例では、パーティション構成制御レジスタ422には16個のシステムボ−ド(SB)、即ち、SBxx(xx=00〜15)のパ−ティションID(SBxx_PAR_ID)がパーティション構成情報として保持される。
ステップS3では、パーティション構成判定部423がパーティション構成制御レジスタ422の設定内容から筐体内接続や筐体を跨ぐ筐体間接続を含むパーティションの有無を判定する。ステップS3の判定の結果、筐体内のクロスバ装置間の接続が無く筐体間接続も無い場合には処理がステップS4へ進み、筐体内のクロスバ装置間の接続が有り筐体間接続が無い場合には処理がステップS5へ進み、筐体内のクロスバ装置間の接続が有り筐体間接続が有る場合には処理がステップS6へ進む。ステップS4,S5,S6では、パーティション構成判定部423が判定結果を時間差調整制御部424へ通知する。
時間差調整制御部424は、パーティション構成判定部423からの通知を受けて現在のパーティション構成と使用するバッファ231,251を構成制御レジスタ425に設定する。この例では、時間差調整制御部424は、パーティション構成判定部423からの選択指示XBy_SEL_ENBが有効であると、ステップS6でモデルM3相当の設定MODEL[1:0]="1x", BUF1=1, BUF2=1を出力する(y=2,3)。そうではなく選択指示XB1_SEL_ENBが有効であると、ステップS5でモデルM2相当の設定MODEL[1:0]="01", BUF1=1, BUF2=0を出力する。前者、後者のどちらでもなく、選択指示XB0_SEL_ENBが有効であると、ステップS4でモデルM1相当の設定MODEL[1:0]="00", BUF1=0, BUF2=0を出力する。ここで、BUF1は時間差調整部23のバッファ231の設定であり、例えばBUF1=0はバッファ231を経由しないバイパス設定を示し、BUF1=1はバッファ231を経由する設定を示す。又、BUF2は時間差調整部25のバッファ251の設定であり、例えばBUF2=0はバッファ251を経由しないバイパス設定を示し、BUF2=1はバッファ251を経由する設定を示す。
これにより、構成制御レジスタ425は、時間差調整部23,25に対してバッファ(例えば、リングバッファ)231,251等の待ち合わせ回路の選択をセレクタ230,250に指示することで、クロスバ装置間のブロードキャスト転送速度を変更する。筐体内のクロスバ装置間の接続が無く、且つ、筐体間接続が無いと判定されたパ−ティションに対しては、モデルM2の場合であっても、モデルM3の場合であってもモデルM1相当の設定を行う。又、筐体内のクロスバ装置間の接続が有り、且つ、筐体間接続が無いと判定されたパ−ティションに対しては、モデルM2相当の設定を行う。更に、筐体内のクロスバ装置間の接続が有り、且つ、筐体間接続が有りと判定されたパ−ティションに対しては、モデルM3相当の設定を行う。
ステップS7では、サーバシステムを電源オン状態に設定し、静的設定変更処理は終了する。
尚、構成制御レジスタ425への設定は、時間差調整制御部424を経由せずに、図5において破線で示すように運用管理部41からレジスタ設定インタフェース421を経由して設定しても良い。
サーバシステムの制御上、システムボード側にもパーティション構成情報が必要になる場合は、運用管理部41からシステムボード内のシステムコントローラへ設定を行えば良い。又、時間差調整制御部424へ入力される選択指示XBx_SEL_ENBが複数出力される場合には、その中で最も規模の大きいパーティション相当に対する設定を行えば良い。
例えば図3に示す筐体間接続構成でクロスバ装置32−00,32−10が第1のパ−ティション、クロスバ装置32−20,32−30が第2のパ−ティションに設定されている時は、筐体間(XB00とXB20又はXB30の間、XB10とXB20又はXB30の間)の通信は行われない。このように、本実施例では、パ−ティション構成判定部423で筺体間接続が無いと判断された場合はブロードキャスト転送速度を高速に設定することが可能になる。
図4に示すクロスバ装置32−00は、クロスバ装置32−00が接続されている各システムボ−ド(SB00〜SB03)とパ−ティションIDが等しいシステムボ−ド(SB)に接続されているクロスバ装置のインタフェ−スに対してBCコマンドを転送する。図5において、選択指示XB2_SEL_ENB[i]又はXB3_SEL_ENB[i](i=0,1,2,3)が有効な時は筐体間を跨るパ−ティション構成となるため、全クロスバ装置間を遅い速度に設定する。
図8は、動的設定変更処理を説明するフローチャートである。先ず、ステップS11では、サーバシステムを電源オン状態に設定する。次に、ステップS12では、運用管理部41からのパーティション構成情報をレジスタ設定インタフェース421を介してパーティション構成制御レジスタ422に設定する。ステップS13では、サーバシステムが稼働中の動作を実行し、ステップS14では、動的再構成(DR)を開始すると共にクロスバ装置32−00がサーバシステムをサスペンド状態にする。即ち、BCコマンドに対するサスペンドコマンドがクロスバ装置32−00からシステムボードの全システムコントロ−ラに送信され、システムコントロ−ラは実行中の処理が完了した時点でサスペンド解除待ち状態になる。
次に、システムボ−ドの増減設等の操作に伴いパ−ティション構成を変更し、ステップS15では運用管理部41から変更後のパーティション構成情報を出力パケット選択部42内のパーティション構成制御レジスタ422に設定する。尚、サスペンド前に構成情報を予め送っておき、クロスバ装置内部での更新だけがサスペンド中に行われるような実装も可能である。パ−ティション構成変更後、サーバシステムの動作を再開する前に、ステップS16では、パーティション構成判定部423がパーティション構成制御レジスタ422の設定内容から筐体内接続や筐体を跨ぐ筐体間接続を含むパーティションの有無を判定する。ステップS16の判定の結果、筐体内のクロスバ装置間の接続が無く筐体間接続も無い場合には処理がステップS17へ進み、筐体内のクロスバ装置間の接続が有り筐体間接続が無い場合には処理がステップS18へ進み、筐体内のクロスバ装置間の接続が有り筐体間接続が有る場合には処理がステップS19へ進む。ステップS17,S18,S19では、パーティション構成判定部423が判定結果を時間差調整制御部424へ通知する。ステップS17,S18,S19の処理は、図6に示すステップS4,S5,S6の処理と同様である。
これにより、構成制御レジスタ425は、時間差調整部23,25に対してバッファ(例えば、リングバッファ)231,251等の待ち合わせ回路の選択をセレクタ230,250に指示することで、クロスバ装置間のブロードキャスト転送速度を変更する。筐体内のクロスバ装置間の接続が無く、且つ、筐体間接続が無いと判定されたパ−ティションに対しては、モデルM2の場合であっても、モデルM3の場合であってもモデルM1相当の設定を行う。又、筐体内のクロスバ装置間の接続が有り、且つ、筐体間接続が無いと判定されたパ−ティションに対しては、モデルM2相当の設定を行う。更に、筐体内のクロスバ装置間の接続が有り、且つ、筐体間接続が有りと判定されたパ−ティションに対しては、モデルM3相当の設定を行う。
ステップS20では、サーバシステムのサスペンド状態を解除してDRを完了させ、動的設定変更処理は終了する。
図9は、本実施例における各パ−ティション構成に応じたクロスバ装置の設定を説明する図である。パ−ティション構成判定部423は、この例では一番大きいモデル3のパ−ティション構成の判定結果から以下の如き設定を行う。図9中、「XB2/3」とは、XB2又はXB3を意味する。
モデルM1相当の場合、パ−ティション構成がクロスバ装置32−00内に閉じると判定し、時間差調整部23のバッファ231をレイテンシ(Latency)向上のためバイパス設定にする。その結果、SB→XB(→XB)→SBの合計レイテンシはブロードキャスト転送速度が最高速の場合の設定となる。
モデルM2相当の場合、パ−ティション構成が筐体33−0内のクロスバ装置32−00,32−10間に跨ると判定し、時間差調整部23のバッファ231をクロスバ装置32−00,32−10間の時間分調整のため経由する設定にすると共に、時間差調整部25のバッファ251をバイパス設定にする。その結果、SB→XB(→XB)→SBの合計レイテンシはブロードキャスト転送速度が高速の場合の設定となる。
モデルM3相当の場合、パ−ティション構成が筐体33−0,33−1間に跨ると判定し、時間差調整部23のバッファ231をクロスバ装置32−00,32−20間、或いは、クロスバ装置32−00,32−30間の時間分調整のため経由する設定にすると共に、時間差調整部25のバッファ251をクロスバ装置32−00,32−20間、或いは、クロスバ装置32−00,32−30間の時間分からクロスバ装置32−00,32−10間の時間分を引いた時間分の時間調整のため経由する設定にする。その結果、SB→XB(→XB)→SBの合計レイテンシはブロードキャスト転送速度が低速の場合の設定となる。
このように、本実施例によれば、出力パケット選択部42内のパ−ティション構成判定部423にあるパ−ティション構成情報から、そのパーティションを実現しうる最小規模のモデル相当の設定を実現することができる。転送能力の低い筐体間接続を含む構成を有するサーバシステムにおいてクロスバ装置間の接続を含まないパ−ティション構成に設定した場合でも、転送速度を落とさずにブロ−ドキャスト転送が可能になる。
尚、時間差調整部23のバッファ231は、受信側のシステムボ−ドに対応して4個設けられるので、個別にバッファ231を設定することで、クロスバ装置間を跨らないパ−ティションを常に最小レイテンシに設定することもできる。
図10は、出力パケット選択部42の構成制御レジスタ425の設定内容を説明する図である。構成制御レジスタ425には、パーティション構成MODEL[1:0]及びバッファ設定BUF1, BUF2が設定される。例えば、モデルM1相当の設定例は「hX0000000」であり、モデルM2相当の設定例は「hX0000001」であり、モデルM3相当の設定例は「hX0000003」である。
図11は、本発明の他の実施例における筐体の構造を示すブロック図である。図11中、図3と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図11では、筐体33−0内に運用管理部41が設けられており、筐体33−0内の1又は複数のクロスバ装置32は筐体33−1内の1又は複数のクロスバ装置32とケーブル等の接続部4を介して接続されている。筐体33−1内にも運用管理部41が設けられている。例えば、筐体33−0が基本筐体であり、筐体33−1が拡張筐体であっても良い。
尚、運用管理部41は、筐体33−0又は筐体33−1の外部に設けられていても良いことは言うまでもない。
以上の実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
プロセッサを有する情報処理装置が複数個1又は複数個のデータ転送装置を介して接続された情報処理システムにおける転送速度設定方法であって、
前記情報処理システムを複数の独立したシステムに分割して運用するパーティションに応じて、前記パーティションに含まれる各データ転送装置内でブロードキャスト転送速度を設定する、転送速度設定方法。
(付記2)
前記複数個の情報処理装置及び前記1又は複数個のデータ転送装置は、複数個の筐体内に設けられており、
前記パーティションが1個の筐体内で閉じているか、或いは、2個以上の筐体間に跨っているかに応じて、前記パーティションに含まれる各データ転送装置内でブロードキャスト転送速度を設定する、付記1記載の転送速度設定方法。
(付記3)
前記ブロードキャスト転送速度の設定を、前記情報処理システムのパワーオン前のパワーオフ状態でパ−ティション構成に応じて行う、付記1又は2記載の転送速度設定方法。
(付記4)
前記ブロードキャスト転送速度の設定を、前記情報処理システムのパワーオン時に、前記情報処理システムのオペレ−ティングシステムを停止することなくハ−ドウェアリソ−スを前記情報処理システムに追加又は削除する動的再構成のタイミングで行う、付記1又は2記載の転送速度設定方法。
(付記5)
前記ブロードキャスト転送速度の設定を、前記情報処理システムのサスペンド状態で行う、付記4記載の転送速度設定方法。
(付記6)
情報処理システムが有する複数のノードを接続するデータ転送装置であって、
前記情報処理システムを複数の独立したシステムに分割して運用する前記データ転送装置が含まれるパーティションに応じてブロードキャスト転送速度を設定する設定手段を備えた、データ転送装置。
(付記7)
前記データ転送装置が含まれるパーティションは、外部から前記設定手段に設定されるパーティション構成情報により識別される、付記6記載のデータ転送装置。
(付記8)
前記データ転送装置は、複数のノードと共に1個の筐体内に設けられており、
前記設定手段は、前記パーティションが前記1個の筐体内で閉じているか、或いは、2個以上の筐体間に跨っているかに応じて前記ブロードキャスト転送速度を設定する、付記6又は7記載のデータ転送装置。
(付記9)
前記設定手段は、前記情報処理システムのパワーオン前のパワーオフ状態で前記ブロードキャスト転送速度の設定を行う、付記6乃至8のいずれか1項記載のデータ転送装置。
(付記10)
前記設定手段は、前記情報処理システムのパワーオン時に、前記情報処理システムのオペレ−ティングシステムを停止することなくハ−ドウェアリソ−スを前記情報処理システムに追加又は削除する動的再構成のタイミングで前記ブロードキャスト転送速度の設定を行う、付記6又は7記載のデータ転送装置。
(付記11)
前記設定手段は、前記情報処理システムのサスペンド状態で行う、付記10記載のデータ転送装置。
(付記12)
前記設定手段は、設定する前記ブロードキャスト転送速度を示す設定情報を出力し、
前記データ転送装置は、前記設定情報に基づいて各ノードからのコマンドの遅延時間を調整する時間差調整手段を更に備えた、付記6乃至11のいずれか1項記載のデータ転送装置。
(付記13)
前記時間差調整手段はセレクタ及びバッファを有し、
前記セレクタは前記設定情報に基づいて、各ノードからのコマンドを前記バッファを介して出力するか、或いは、前記バッファをバイパスして出力する、付記12記載のデータ転送装置。
(付記14)
付記6乃至13のいずれか1項記載のデータ転送装置と、
プロセッサを有する複数個の情報処理装置とを備え、
前記複数個の情報処理装置は、前記データ転送装置に接続され前記ノードとして機能する、情報処理システム。
(付記15)
2個以上のデータ転送装置と複数個の情報処理装置が搭載された筐体を複数個備えた、付記14記載の情報処理システム。
(付記16)
異なる筐体内のデータ転送装置を接続するケーブルを更に備え、
同じ筐体内のデータ転送装置を接続するインタフェースの転送速度は、前記ケーブルの転送速度より高速に設定可能である、付記14又は15記載の情報処理システム。
以上、開示の転送速度設定方法、データ転送装置及び情報処理システムを実施例により説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能であることは言うまでもない。
1−00〜1−15 システムボード
4 接続部
32−00,32−10,32−20,32−30 クロスバ装置
33−0,33−1 筐体
21 バッファ部
23,25 時間差調整部
26 同期分配部
27,42 出力パケット選択部
41 運用管理部
230,250 セレクタ
231,251 バッファ

Claims (12)

  1. 複数個の筐体を有し、各筐体内にはプロセッサを有する情報処理装置が1又は複数個のデータ転送装置を介して接続された情報処理システムにおける転送速度設定方法であって、
    前記情報処理システムを複数の独立したシステムに分割して運用するパーティションが筐体内のデータ転送装置間の接続が無く筐体間接続も無い第1の構成、筐体内のデータ転送装置間の接続が有り筐体間接続が無い第2の構成、或いは、筐体内のデータ転送装置間の接続が有り筐体間接続が有る第3の構成であるかを判定し、
    前記判定の結果、前記パーティションが前記第1の構成の場合、前記パーティションに含まれる各データ転送装置内ブロードキャスト転送速度を第1の速度に設定し、
    前記判定の結果、前記パーティションが前記第2の構成の場合、前記パーティションに含まれる各データ転送装置内のブロードキャスト転送速度を前記第1の速度より遅い第2の速度に設定し、
    前記判定の結果、前記パーティションが前記第3の構成の場合、前記パーティションに含まれる各データ転送装置内のブロードキャスト転送速度を前記第2の速度より遅い第3の速度に設定する、転送速度設定方法。
  2. ファームウェアからの、前記パーティションの構成を識別するパーティション構成情報に基づいて、前記パーティションの構成を判定して各データ転送装置内のブロードキャスト転送速度を設定する、請求項1記載の転送速度設定方法。
  3. 設定する前記ブロードキャスト転送速度を示す設定情報を出力し、
    前記設定情報に基づいて、前記情報処理装置からのコマンドの遅延時間を、セレクタ及びバッファを有する時間差調整手段により調整し、
    前記パーティション構成情報が前記第1の構成または前記第2の構成を示す場合、前記パーティション構成情報に基づいて前記バッファをバイパスして前記コマンドを出力するように前記セレクタを切り替え、
    前記パーティション構成情報が前記第3の構成を示す場合、前記パーティション構成情報に基づいて前記バッファを経由して前記コマンドを出力するように前記セレクタを切り替える、請求項2記載の転送速度設定方法。
  4. 複数の筐体を有する情報処理システム複数のノードを接続するデータ転送装置であって、
    前記データ転送装置は、複数のノードと共に1個の筐体内に設けられており、
    前記情報処理システムを複数の独立したシステムに分割して運用する前記データ転送装置が含まれるパーティションの構成を判定する判定手段と、
    前記判定手段により判定されたパーティションの構成に応じて前記データ転送装置内のブロードキャスト転送速度を設定する設定手段を備え
    前記パーティションは、前記1個の筐体内で前記データ転送装置と他のデータ転送装置間の接続が無く前記1個の筐体と他の筐体間の接続も無い第1の構成、前記1個の筐体内で前記データ転送装置と前記他のデータ転送装置間の接続が有り前記1個の筐体と前記他の筐体間の接続が無い第2の構成、及び前記1個の筐体内で前記データ転送装置と前記他のデータ転送装置間の接続が有り前記1個の筐体と前記他の筐体間の接続が有る第3の構成を含み、
    前記設定手段は、前記判定手段の判定の結果、前記パーティションが前記第1の構成の場合は前記ブロードキャスト転送速度を第1の速度に設定し、前記第2の構成の場合は前記ブロードキャスト転送速度を前記第1の速度より遅い第2の速度に設定し、前記第3の構成の場合は前記ブロードキャスト転送速度を前記第2の速度より遅い第3の速度に設定する、データ転送装置。
  5. 前記設定手段は、前記情報処理システムのパワーオン前のパワーオフ状態で前記ブロードキャスト転送速度の設定を行う、請求項記載のデータ転送装置。
  6. 前記設定手段は、前記情報処理システムのパワーオン時に、前記情報処理システムのオペレ−ティングシステムを停止することなくハ−ドウェアリソ−スを前記情報処理システムに追加又は削除する動的再構成のタイミングで前記ブロードキャスト転送速度の設定を行う、請求項記載のデータ転送装置。
  7. 前記設定手段は、前記情報処理システムのサスペンド状態で行う、請求項6記載のデータ転送装置。
  8. 前記設定手段は、設定する前記ブロードキャスト転送速度を示す設定情報を出力し、
    前記設定情報に基づいて各ノードからのコマンドの遅延時間を調整する時間差調整手段を更に備えた、請求項乃至7のいずれか1項記載のデータ転送装置。
  9. 前記時間差調整手段はセレクタ及びバッファを有し、
    前記セレクタは前記設定情報に基づいて、各ノードからのコマンドを前記バッファを介して出力するか、或いは、前記バッファをバイパスして出力する、請求項8記載のデータ転送装置。
  10. 前記設定手段は、ファームウェアからの、前記パーティションの構成を識別するパーティション構成情報に基づいて、前記パーティションの構成を判定して前記ブロードキャスト転送速度を設定する、請求項9記載のデータ転送装置。
  11. 前記パーティション構成情報が前記第1の構成または前記第2の構成を示す場合、前記セレクタは前記パーティション構成情報に基づいて前記バッファをバイパスして前記コマンドを出力するように切り替えられ、
    前記パーティション構成情報が前記第3の構成を示す場合、前記セレクタは前記パーティション構成情報に基づいて前記バッファを経由して前記コマンドを出力するように切り替えられる、請求項10記載のデータ転送装置。
  12. 請求項4乃至11のいずれか1項記載のデータ転送装置と、
    プロセッサを有する複数個の情報処理装置とを備え、
    前記複数個の情報処理装置は、前記データ転送装置に接続され前記ノードとして機能する、情報処理システム。
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