JPWO2009034994A1 - 負荷分散システム、サービス処理サーバ、負荷分散方法及び負荷分散プログラム - Google Patents

負荷分散システム、サービス処理サーバ、負荷分散方法及び負荷分散プログラム Download PDF

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Abstract

課題 ロードバランサ等の装置を設置することなく、サービス処理サーバが自律してリクエストを分散処理することを可能とする。解決手段 複数のサービス処理サーバをP2Pネットワークを用いてオーバーレイネットワークで接続し、あるサービス処理サーバへのサービスリクエストをP2Pアルゴリズムに従いサービス処理サーバ間でルーティングさせ、接続先のサービス処理サーバの負荷状態に応じて、ルーティング途中のサービス処理サーバが接続先のサービス処理サーバに代わってサービスリクエストの処理を実行する。

Description

本発明は、負荷分散システム、負荷分散方法及びそのプログラムに関し、特に、1箇所のサービス処理サーバに大量のクライアントからインタラクティブなリクエストが集中する場合にそのリクエストを分散処理する負荷分散システム、負荷分散方法及びプログラムに関する。
ある一箇所に存在するサービス処理サーバに対し複数のクライアントから大量のリクエストが集中する場合、これまではサービス処理サーバを複数台用意し、サービス処理サーバの手前にロードバランサを設置する手法が用いられている。
このような手法では、クライアントとサービス処理サーバの間にあるロードバランサに仮想アドレスを割り振る。サービス処理サーバは、ロードバランサの先に複数台用意される。クライアントは、仮想アドレスにリクエストを送信し、リクエストを受信したロードバランサは、あるアルゴリズムに従って、最適なサービス処理サーバに処理を転送する。この場合のアルゴリズムとしては、例えば、ラウンドロビン方式、最小接続方式、最速方式などがある。
ネットワークにおける負荷分散の技術としては、例えば、特許文献1に記載される技術がある。この特許文献1に開示される技術においては、ネットワーク上のノードが自律的に負荷を検出し、その負荷情報を他のノードと交換することにより、ネットワーク上で負荷が集中しているノードを判別し、判別結果に基づいてノード毎にリソースを割り当てることにより、効率的に負荷を分散させる。
また、特許文献2には、クライアント端末からの要求によってサービスを提供するサービス提供装置の負荷が高まった場合に、動作モードが変更になり、予め定められた処理の一部を、クライアント端末とサービス提供装置との通信を中継する中継機器が代行することにより、負荷分散を実現するシステムが提案されている。
特開2005−303828号 特開2006−157601号
サービス処理サーバを複数台用意しサービス処理サーバの手前にロードバランサを設置する上記の手法では、インタラクティブなリクエストを多数処理しなければならない場合に、処理可能なリクエスト数がロードバランサの能力で決定されてしまう、という問題がある。
その理由は、ロードバランサに接続されるサービス処理サーバが多数存在し、処理能力が十分であったとしても、ロードバランサが維持管理可能なセッション数が、インタラクティブなリクエストを処理するシステムとしての限界になってしまうためである。
また、特許文献1に記載の技術においては、ネットワーク上のノードが自律的に負荷を検出し、その負荷情報を他のノードと交換することにより、ネットワーク上で負荷が集中しているノードを判別するため、負荷情報を適宜交換する必要があるため、負荷情報の送信によって負荷が増大してしまい、効果的な負荷分散を実現できないという問題がある。
さらに、特許文献2に記載の技術においては、予め定められた処理の一部のみを中継機器が代行する方式であるので、代行できる処理に制限があり、十分効率的に負荷分散を実現できないという問題がある。
(目的)
本発明の目的は、ロードバランサを設置することなく、サービス処理サーバが自律してリクエストを分散処理することを可能とする負荷分散システム、サービス処理サーバ、負荷分散方法及び負荷分散プログラムを提供することにある。
本発明による負荷分散システムは、複数のサービス処理サーバをP2Pネットワークを用いてオーバーレイネットワークで接続し、あるサービス処理サーバへのサービスリクエストをP2Pアルゴリズムに従いサービス処理サーバ間でルーティングさせ、接続先のサービス処理サーバの負荷状態に応じて、ルーティング途中のサービス処理サーバが接続先のサービス処理サーバに代わってサービスリクエストの処理を実行する。
本発明による負荷分散方法は、複数のサービス処理サーバをP2Pネットワークを用いてオーバーレイネットワークで接続し、各サービス処理サーバが、クライアントからサービスリクエストメッセージを受信したときに、サービス処理サーバの負荷状況によりサービスリクエストを処理するサービス処理サーバを決定する第1のステップと、他のサービス処理サーバからサービスリクエストメッセージが転送されたときに、自サービス処理サーバの負荷状況によってサービスリクエストの処理を自サービス処理サーバが処理するか、処理の代行を依頼するか、さらに他のサービス処理サーバに転送するかを決定する第2のステップとを実行する。
本発明によるサービス処理サーバは、他のサービス処理サーバとP2Pネットワークを用いてオーバーレイネットワークで接続され、クライアントから受信したサービスリクエストを、接続先のサービス処理サーバの負荷状態に応じて、接続先のサービス処理サーバに代わってサービスリクエストの処理を実行する手段を含む。
本発明による負荷分散プログラムは、P2Pネットワークを用いてオーバーレイネットワークで接続したサービス処理サーバとして機能する複数のコンピュータに、クライアントからサービスリクエストメッセージを受信したときに、サービス処理サーバの負荷状況によりサービスリクエストを処理するサービス処理サーバを決定する第1の処理と、他のサービス処理サーバからサービスリクエストメッセージが転送されたときに、自サービス処理サーバの負荷状況によってサービスリクエストの処理を自サービス処理サーバが処理するか、処理の代行を依頼するか、さらに他のサービス処理サーバに転送するかを決定する第2の処理を実行させる。
第1の効果は、ロードバランサ等の装置を設置することなく、サービス処理サーバの負荷状態を踏まえたリクエストの分散ができることにある。
その理由は、サービス処理サーバをP2P技術を用いてオーバーレイネットワークで接続し、サービス処理サーバへのリクエストをP2Pアルゴリズムに従いサービス処理サーバ間でルーティングさせ、接続先のサービス処理サーバの負荷に応じて、サービス処理サーバが接続先のサービス処理サーバに代わってリクエストの処理をすることにより、リクエストが分散されるためである。
第2の効果は、可用性の高いサービスシステムを提供することができることにある。
その理由は、サービス処理サーバがP2P技術を用いてオーバーレイネットワークで接続されているため、メンテナンスのためにサービス処理サーバを停止しても他のサービス処理サーバに影響を与えず、サービス増強のためのサービス処理サーバを追加しても他のサービス処理サーバに影響を与えないためである。
本発明の第1の実施の形態による負荷分散システムのサービス処理サーバの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態による負荷分散システムの全体構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるクライアントからサービスリクエストを受信した場合の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における他のサービス処理サーバからサービスリクエストを受信した場合の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における他のサービス処理サーバからP2P管理メッセージを受信した場合の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における他のサービス処理サーバからP2P検索メッセージを受信した場合の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態による負荷分散システムのサービス処理サーバの構成を示すブロック図である。 サービス処理サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態について添付図を参照して説明する。
図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態による負荷分散システムを構成するサービス処理サーバ1は、送受信部10と、P2P機能部20と、サーバ機能部30と、負荷検知機能部40と、サービスデータベース50を有する構成である。
また、第1の実施の形態による負荷分散システムは、図2に示すように、複数のサービス処理サーバ1がP2Pネットワークにより互いに接続されている。
送受信部10は、外部ネットワークと接続されており、P2P機能部20から発信されるメッセージを、メッセージに記載の他のサービス処理サーバへ情報を送信する。また、他のサービス処理サーバからメッセージを受信した場合、P2P機能部20にそのメッセージを通知する。
P2P機能部20は、P2P管理機能部21と、P2P検索機能部22と、P2Pデータベース23を有する。
このP2P機能部20は、他のサービス処理サーバとP2P管理メッセージを送受信し合うことによりP2Pネットワークを構築し、P2Pネットワークを用いてP2P検索メッセージを送受信し合い、他のサービス処理サーバを検索する機能を有する。このときP2P機能部20による検索結果である一時的ルート情報をサーバ機能30に通知する。さらに、サービス処理に関するメッセージを受信した場合、サーバ機能部30に通知する。さらにサーバ機能部30からサービス処理に関するメッセージ送信依頼が通知された場合は、P2Pによる宛先解決を実施し、メッセージを所望の他のサービス処理サーバに送信する。
ここで、一時的ルート情報とは、サービスリクエストメッセージをどのサービス処理サーバに処理させるかをP2P機能部20を用いて検索した結果得られる所望の他のサービス処理サーバに辿り着くまでに通過するサービス処理サーバの履歴である。P2Pネットワークでは所望の他のサービス処理サーバへのルートは流動的であるため、一時的ルート情報は、長期間保存しない。例えば、サービスリクエストメッセージが処理完了した時点で消去可能である。
P2P管理機能部21は、他のサービス処理サーバと管理メッセージをやり取りすることで、P2Pネットワークを維持管理する機能を有する。
P2P検索機能部22は、P2Pネットワークに対し検索メッセージを送信することによって所望の他のサービス処理サーバを検索する。このとき得られる一時的ルート情報をサーバ機能部30に通知する。
P2Pデータベース23は、P2Pネットワークを維持し、P2Pネットワークを用いて検索可能にするための情報を保存するデータベースである。例えば、P2PアルゴリズムにChordを選んだ場合、分散ハッシュテーブル(DHT)に当たるフィンガーテーブルを保存する。
サーバ機能部30は、代行機能部31と、サービス送受信機能部32と、サービス処理機能部33とを有し、サービスデータベースからサービスを読み込み、クライアントから送信されるサービスリクエストメッセージを処理する。
ただし、サーバ機能部30は、負荷検知機能部40から通知される負荷が高い場合は、サービスリクエストメッセージを処理せず、一時的ルート情報を用いて自サービス処理サーバとクライアントの間のサービス処理サーバのうち、自サービス処理サーバ1より1ホップクライアント側のサービス処理サーバにサービスリクエストメッセージを送信し、サービス処理を代行させる機能も有する。あるいは、サーバ機能部30は、他のサービス処理サーバからサービス処理の代行を依頼された場合は、P2P機能部20を用いて送信されてきたサービスリクエストメッセージを受信し、サービス処理を代行する機能も有する。
代行機能部31は、負荷検知機能部40から通知される負荷情報を用い、送信されてくるサービスリクエストメッセージをどうするか判断する。
負荷が低いときに自サービス処理サーバ宛てのサービスリクエストメッセージを受信した場合、代行機能部31は、そのサービスリクエストメッセージをサービス処理機能部33に処理させる。
また、負荷が低いときに他サービス処理サーバ宛てのサービスリクエストメッセージを受信した場合、代行機能部31は、一時的ルート情報を用いて自サービス処理サーバと所望サービス処理サーバとの間のサービス処理サーバのうち、自サービス処理サーバ1より1ホップ所望サービス処理サーバ側のサービス処理サーバにそのサービスリクエストメッセージをP2P機能部20及び送受信部10を用いて送信する。
一方負荷が高いときに自サービス処理サーバ宛てのサービスリクエストメッセージを受信した場合、代行機能部31は、一時的ルート情報を用いて自サービス処理サーバとクライアントの間のサービス処理サーバのうち、自サービス処理サーバより1ホップクライアント側のサービス処理サーバに、サービス送受信機能部32を用いてサービスデータベース50に保存してあるサービスを読み出し、サービス送信メッセージに読み出したサービスを付加してP2P機能部20及び送受信部10を用いて送信する。
さらに、負荷が高いときに他サービス処理サーバ宛てのサービスリクエストメッセージを受信した場合、代行機能部31は、一時的ルート情報を用いて自サービス処理サーバとクライアントの間のサービス処理サーバのうち、自サービス処理サーバより1ホップクライアント側のサービス処理サーバに、負荷状態通知メッセージをP2P機能部20及び送受信部10を用いて送信する。
ここで、サービスとは、クライアントからのサービスリクエストメッセージにより要求されるプログラムであり、サービス処理機能部33に読み込まれることによりサービスが処理される。サービスには、有効期限が存在し、他のサービス処理サーバに代行を依頼した場合でも、有効期限の切れたサービスは実行されない。また、サービスは、1回または複数回のサービスリクエストメッセージにより処理が完了する。
また代行機能部31は、他サービス処理サーバから負荷状態通知メッセージを受信した場合、サービス要求メッセージを所望のサービス処理サーバに送信するようP2P機能部20に通知する。
さらに代行機能部31は、他サービス処理サーバからサービス要求メッセージを受信した場合、サービス送受信機能部32を用いてサービスデータベース50に保存してあるサービスを読み出し、サービス送信メッセージにそのサービスを付加してP2P機能部20及び送受信部10を用いて送信するよう通知する。
さらに代行機能部31は、他サービス処理サーバからサービス送信メッセージを受信した場合、サービス送信メッセージに付加されているサービスをサービスデータベース50に保存し、サービス処理機能部33にそのサービスを読み込ませるようサービス送受信機能部32に通知する。これにより、処理可能なサービスが増え、サービスリクエストメッセージの代行処理を行う。
サービス送受信機能部32は、代行機能部31からの指示によりサービスデータベースに保存してあるサービスを読み出し、その読み出したサービスを付加したサービス送信メッセージを他のサービス処理サーバにP2P機能部20及び送受信部10を用いて送信する。また、代行機能部31からの指示により他サービス処理サーバからサービス送信メッセージを受信した場合、サービス送信メッセージに付加されているサービスをサービスデータベース50に保存し、サービス処理機能部33にそのサービスを読み込ませる。
サービス処理機能部33は、サービスデータベース50からサービスを読み出し、サービスリクエストメッセージの処理を行う。
負荷検知機能部40は、サービス処理サーバ内のリソースを管理し、サービス処理サーバの負荷状態を検知し、サーバ機能部30に通知する。このとき、管理するリソースには、CPU使用率、メモリ使用率、ハードディスクドライブ使用率、ネットワーク使用率、などが含まれる。
サービスデータベース50は、サービスを保存する。また、サービスデータベース50は、サービスの有効期限を監視し、有効期限の切れたサービスを発見した場合は当該サービスを削除する。
次に、図3と、図4、図5と、図6とを参照して本発明の第1の実施の形態によるサービス処理サーバ1の動作について詳細に説明する。
クライアントからサービスリクエストを受信した場合の動作を図3のフローチャートに従って説明する。
(1)ステップS−A1
初期状態(ステップS−0)で、クライアントからサービスリクエストメッセージを受信する。
(2)ステップS−A2
サーバ機能部30は、ステップS−A1で受信したサービスリクエストのサービス要求先を確認する。サービス要求先が自サービス処理サーバであった場合は、ステップS−A3に移行する。サービス要求先が他サービス処理サーバであった場合は、ステップS−A4に移行する。
(3)ステップS−A3
サーバ機能部30は、ステップS−A1で受信したサービスリクエストを処理する。処理完了後は初期状態(ステップS−0)に移行する。
(4)ステップS−A4
他サービス処理サーバ宛のサービスリクエストであっても、すでにサービス処理を代行している可能性がある。そこで、他サービス処理サーバ宛で有効期限内のサービスを保持しているかを確認する。サービスを保持していた場合、ステップS−A3に移行する。サービスを保持していなかった場合、ステップS−A5に移行する。
(5)ステップS−A5
ステップS−A1で受信したサービスリクエストを所望のサービス処理サーバへ転送するための一時的ルート情報を入手するため、P2Pデータベース23を参照し他サービス処理サーバへ経路検索をする。
(6)ステップS−A6
ステップS−A5で入手した一時的ルート情報を用い、次のサービス処理サーバへサービスリクエストを送信する。
(7)ステップS−A7
ステップS−A6で転送したサービスリクエストが受理されたかを確認する。受理された場合は初期状態へ移行する。受理されず負荷状況通知を受信した場合は、ステップS−A8に移行する。
(8)ステップS−A8
一時的ルート情報を参照し、所望のサービス処理サーバに対しサービス要求を送信する。
(9)ステップS−A9
ステップS−A8で要求したサービスを受信する。サービス受信後はステップS−A3に移行し、受信したサービスを用いてサービスリクエストを処理する。
次に、他のサービス処理サーバからサービスリクエストを受信した場合の動作を図4のフローチャートに従って説明する。
(1)ステップS−B1
初期状態(ステップS−0)で、他のサービス処理サーバからサービスリクエストメッセージを受信する。
(2)ステップS−B2
自サービス処理サーバの負荷状況をチェックする。負荷が低い場合、ステップS−B3に移行する。負荷が高い場合、ステップS−B3に移行する。
(3)ステップS−B3
サービスリクエストメッセージのサービス要求先を確認する。ステップS−B2において低負荷かつサービス要求先が自サービス処理サーバであった場合、ステップS−A3に移行する。ステップS−B2において低負荷かつサービス要求先が他サービス処理サーバであった場合、ステップS−A6に移行する。ステップS−B2において高負荷かつサービス要求先が自サービス処理サーバであった場合、ステップS−B4に移行する。ステップS−B2において高負荷かつサービス要求先が他サービス処理サーバであった場合、ステップS−B7に移行する。
(4)ステップS−B4
ステップS−B1でサービスリクエストメッセージを転送してきた他サービス処理サーバに対し、負荷状況通知メッセージを送信する。
(5)ステップS−B5
ステップS−B4で負荷状況通知メッセージを送信した他サービス処理サーバよりサービス要求メッセージを受信する。
(6)ステップS−B6
ステップS−B5でサービス要求メッセージを送信してきた他サービス処理サーバに対し、サービスを送信する。
(7)ステップS−B7
ステップS−B1でサービスリクエストメッセージを転送してきた他サービス処理サーバに対し、負荷状況通知メッセージを送信する。その後初期状態に移行する。
他のサービス処理サーバからP2P管理メッセージを受信した場合の動作を図5のフローチャートに従って説明する。
(1)ステップS−C1
他サービス処理サーバよりP2P管理メッセージを受信する。
(2)ステップS−C2
ステップS−C1でP2P管理メッセージを送信してきた他サービス処理サーバに対し、P2Pデータベース内の情報を含めてP2P管理メッセージを送信する。
他のサービス処理サーバからP2P検索メッセージを受信した場合の動作を図6のフローチャートに従って説明する。
(1)ステップS−D1
他サービス処理サーバよりP2P検索メッセージを受信する。
(2)ステップS−D2
ステップS−C1でP2P検索メッセージを送信してきた他サービス処理サーバに対し、P2Pデータベース内の情報を参照しP2P検索メッセージを送信する。
(第1の実施の形態による効果)
次に、本発明の第1実施の形態の効果について説明する。
本実施の形態は、サービス処理サーバ群をP2P技術を用いてオーバーレイネットワークで接続し、あるサービス処理サーバへのリクエストをP2Pのアルゴリズムに従いサービス処理サーバ間でルーティングさせる。そして、接続先のサービス処理サーバの負荷が高い場合、ルーティング途中のサービス処理サーバが接続先のサービス処理サーバに代わってリクエストの処理を行う。このように、リクエストの発信場所によって、リクエストのルーティング経路が変化するため、ロードバランサを設置することなく、リクエストを分散させることができる。
さらに、本実施の形態は、サービス処理サーバ群がP2P技術を用いてオーバーレイネットワークで接続されているため、メンテナンスのためにサービス処理サーバを停止しても他のサービス処理サーバに影響を与えず、サービス増強のためのサービス処理サーバを追加しても他のサービス処理サーバに影響を与えない、可用性の高いサービスシステムを提供することができる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図7を参照すると、本発明の第2実施の形態は、本発明の第1の実施の形態と同様に、送受信部10と、P2P機能部20と、サーバ機能部30と、負荷検知機能部40と、サービスデータベース50を有する。なお、図7において、第1の実施の形態の各構成要素と同じ符号を付した部分は、第1の実施の形態と共通の構成であるので、説明は省略する。
この第2実施の形態においては、負荷分散プログラム60を有している点が、第1の実施の形態と相違している。
負荷分散プログラム60は、送受信部10と、P2P機能部20と、サーバ機能部30と、負荷検知機能部40と、サービスデータベース50と、に読み込まれ送受信部10と、P2P機能部20と、サーバ機能部30と、負荷検知機能部40と、サービスデータベース50の動作を制御するプログラムである。
そして、送受信部10と、P2P機能部20と、サーバ機能部30と、負荷検知機能部40と、サービスデータベース50は、負荷分散プログラム60の制御により第1の実施の形態における負荷分散システムによる処理と同一の処理を実行する。
ここで、本実施の形態によるサービス処理サーバ1のハードウェア構成を図8を参照して説明する。
図8は、本実施の形態によるサービス処理サーバ1のハードウェア構成を示すブロック図である。
図8を参照すると、本実施の形態によるサービス処理サーバ1は、一般的なコンピュータ装置と同様のハードウェア構成によって実現することができ、CPU(Central Processing Unit)301、RAM(Random Access Memory)等のメインメモリであり、データの作業領域やデータの一時退避領域に用いられる主記憶部302、ネットワークを介してデータの送受信を行う通信制御部(送受信部10)303、周辺機器と接続してデータの送受信を行うインタフェース部304、ROM(Read Only Memory)、磁気ディスク、半導体メモリ等の不揮発性メモリから構成されるハードディスク装置である補助記憶部305、本情報処理装置の上記各構成要素を相互に接続するシステムバス306等を備えている。
本実施の形態によるサービス処理サーバ1は、その動作を、サーバ内部に上述した負荷分散プログラム60を組み込んだ、LSI(Large Scale Integration)等のハードウェア部品である回路部品を実装することによりハードウェア的に実現することは勿論として、上記した各構成要素の各機能を提供する負荷分散プログラム60を、CPU301で実行することにより、ソフトウェア的に実現することも可能である。
ソフトウェア的に実現する場合、CPU301は、補助記憶部305に格納した負荷分散プログラム60を、主記憶部302にロードして実行することにより、上述したP2P機能部20とサーバ機能部30の機能を実行する。
(第2の実施の形態による効果)
第2実施の形態によれば、負荷分散システム用プログラムを用いることによりコンピュータを負荷分散システムとして動作させることができ、第1実施の形態の効果と同様の効果を得ることが可能である。
以上好ましい実施の形態と実施例をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも、上記実施の形態及び実施例に限定されるものでなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形して実施することができる。
この出願は、2007年9月13日に出願された日本出願特願2007−237779を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims (46)

  1. 複数のサービス処理サーバをP2Pネットワークを用いてオーバーレイネットワークで接続し、
    あるサービス処理サーバへのサービスリクエストをP2Pアルゴリズムに従いサービス処理サーバ間でルーティングさせ、接続先の前記サービス処理サーバの負荷状態に応じて、ルーティング途中のサービス処理サーバが接続先のサービス処理サーバに代わってサービスリクエストの処理を実行することを特徴とする負荷分散システム。
  2. ルーティング途中の前記サービス処理サーバが、接続先の前記サービス処理サーバの負荷が高い場合に、接続先のサービス処理サーバに代わって前記サービスリクエストの処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の負荷分散システム。
  3. 前記サービス処理サーバは、
    外部ネットワークと接続され、他のサービス処理サーバとメッセージを送受信する送受信部と、
    他のサービス処理サーバとP2P管理メッセージとP2P検索メッセージをやりとりすることでP2Pネットワークを構築し、当該P2Pネットワークを用いて他のサービス処理サーバを検索するP2P機能部と、
    前記サービスの処理及びサービスの代行の依頼と代行処理を実施するサーバ機能部と、
    自サービス処理サーバの負荷を検知する負荷検知機能部と、
    サービスを保存管理するサービスデータベースとを含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の負荷分散システム。
  4. 前記送受信部は、外部ネットワークと接続され、前記P2P機能部から発信されるP2P管理メッセージとP2P検索メッセージ、負荷状態通知メッセージと、サービス要求メッセージとサービス送信メッセージとを、当該メッセージに記載される他のサービス処理サーバへ送信する機能と、他のサービス処理サーバからP2P管理メッセージと、P2P検索メッセージと、負荷状態通知メッセージと、サービス要求メッセージとサービス送信メッセージとを受信した場合、P2P機能部に当該メッセージを通知する機能と、クライアントからサービスリクエストメッセージを受信した場合、P2P機能部に当該メッセージを送信する機能とを有することを特徴とする請求項3に記載の負荷分散システム。
  5. 前記P2P機能部は、他のサービス処理サーバとP2P管理メッセージを送受信し合いP2Pネットワークを構築するP2P管理機能部と、前記P2Pネットワークを用いてP2P検索メッセージを送受信し合い他のサービス処理サーバを検索するP2P検索機能部と、前記P2Pネットワークを用いて検索するための情報を保存するP2Pデータベースを有することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の負荷分散システム。
  6. 前記P2P管理機能部は、他のサービス処理サーバと管理メッセージをやり取りすることで、前記P2Pネットワークを維持管理する機能を有することを特徴とする請求項5に記載の負荷分散システム。
  7. 前記P2P検索機能部は、前記P2Pネットワークに対し検索メッセージを送信することによって所望の他のサービス処理サーバを検索する機能と、検索結果から得られる一時的ルート情報を前記サーバ機能部に通知する機能とを有することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の負荷分散システム。
  8. 前記P2Pデータベースは、前記P2Pネットワークを維持し、前記P2Pネットワークを用いて検索可能にするための情報を保存する機能を有することを特徴とする請求項5から請求項7の何れかに記載の負荷分散システム。
  9. 前記サーバ機能部は、サービス代行の依頼と受理を管理する代行機能部と、他のサービス処理サーバとサービスを送受信するサービス送受信機能部と、前記サービスデータベースに保存するサービスを処理するサービス処理機能部とを有することを特徴とする請求項3から請求項8に記載の負荷分散システム。
  10. 前記代行機能部は、
    前記負荷が低いときに自サービス処理サーバ宛てのサービスリクエストメッセージを受信した場合、前記サービスリクエストメッセージを前記サービス処理機能部に処理させる機能と、
    前記負荷が低いときに他サービス処理サーバ宛てのサービスリクエストメッセージを受信した場合、一時的ルート情報を用いて自サービス処理サーバと所望サービス処理サーバとの間のサービス処理サーバのうち、自サービス処理サーバより1ホップサービス処理サーバ側のサービス処理サーバに前記サービスリクエストメッセージを送信する機能と、
    前記負荷が高いときに自サービス処理サーバ宛てのサービスリクエストメッセージを受信した場合、一時的ルート情報を用いて自サービス処理サーバとクライアントの間のサービス処理サーバのうち、自サービス処理サーバより1ホップクライアント側のサービス処理サーバに、前記サービスデータベースに保存するサービスを読み出し、サービス送信メッセージに前記サービスを付加して送信する機能と、
    前記負荷が高いときに他サービス処理サーバ宛てのサービスリクエストメッセージを受信した場合、一時的ルート情報を用いて自サービス処理サーバとクライアントの間のサービス処理サーバのうち、自サービス処理サーバより1ホップクライアント側のサービス処理サーバに、負荷の状態通知メッセージを送信する機能とを有することを特徴とする請求項3から請求項9の何れかに記載の負荷分散システム。
  11. 前記代行機能部は、他サービス処理サーバから負荷状態通知メッセージを受信した場合、サービスリクエストメッセージを所望のサービス処理サーバに送信するようP2P機能部に通知する機能を有することを特徴とする請求項10に記載の負荷分散システム。
  12. 前記代行機能部は、他サービス処理サーバからサービスリクエストメッセージを受信した場合、前記サービス送受信機能部にサービスデータベースに保存したサービスを読み出し、サービス送信メッセージに前記サービスを付加して送信するよう通知する機能を有することを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の負荷分散システム。
  13. 前記代行機能部において、他サービス処理サーバからサービス送信メッセージを受信した場合、サービス送信メッセージに付加されているサービスを前記サービスデータベースに保存し、前記サービス処理機能部に前記サービスを読み込ませるよう前記送受信機能部に通知する機能を有することを特徴とする請求項10から請求項12の何れかに記載の負荷分散システム。
  14. 前記送受信機能部は、
    前記代行機能部からの指示により前記サービスデータベースに保存したサービスを読み出し、サービスを付加したサービス送信メッセージを他のサービス処理サーバに送信する機能と、
    前記代行機能部からの指示により他サービス処理サーバからサービス送信メッセージを受信した場合、サービス送信メッセージに付加されているサービスを前記サービスデータベースに保存し、前記サービス処理機能部に前記サービスを読み込ませる機能とを有することを特徴とする請求項10から請求項12の何れかに記載の負荷分散システム。
  15. 前記サービス処理機能部は、前記サービスデータベースからサービスを読み出し、サービスリクエストメッセージを処理する機能を有することを特徴とする請求項3から請求項14の何れかに記載の負荷分散システム。
  16. 負荷検知機能部は、前記サービス処理サーバ内のリソースを管理し、サービス処理サーバの負荷状態を検知し、前記サーバ機能部に通知する機能を有することを特徴とする請求項3から請求項15の何れかに記載の負荷分散システム。
  17. 前記サービスデータベースは、サービスを保存する機能と、サービスの有効期限を監視し、有効期限の切れたサービスを発見した場合に当該サービスを削除する機能を有することを特徴とする請求項3から請求項16の何れかに記載の負荷分散システム。
  18. 複数のサービス処理サーバをP2Pネットワークを用いてオーバーレイネットワークで接続し、各サービス処理サーバが、
    クライアントからサービスリクエストメッセージを受信したときに、前記サービス処理サーバの負荷状況によりサービスリクエストを処理するサービス処理サーバを決定する第1のステップと、
    他のサービス処理サーバからサービスリクエストメッセージが転送されたときに、自サービス処理サーバの負荷状況によってサービスリクエストの処理を自サービス処理サーバが処理するか、処理の代行を依頼するか、さらに他のサービス処理サーバに転送するかを決定する第2のステップとを実行することを特徴とする負荷分散方法。
  19. 前記サービス処理サーバが、
    他サービス処理サーバからP2P管理メッセージを受信したときに、P2P管理メッセージを返信する第3のステップと、
    他サービス処理サーバからP2P検索メッセージを受信したときに、P2P検索メッセージを返信する第4のステップとを有することを特徴とする請求項18に記載の負荷分散方法。
  20. 前記第1のステップは、クライアントからサービスリクエストメッセージを受信した場合、受信したサービスリクエストのサービス要求先を確認するステップと、受信したサービスリクエストを処理するステップと、他サービス処理サーバ宛で有効期限内のサービスを保持しているかを確認するステップと、受信したサービスリクエストを所定のサービス処理サーバへ転送するための一時的ルート情報を取得するため、P2Pデータベースを参照し他サービス処理サーバへ経路検索をするステップと、取得した一時的ルート情報を用い、次のサービス処理サーバへサービスリクエストを転送するステップと、転送したサービスリクエストが受理されたかを確認すると、一時的ルート情報を参照し、所定のサービス処理サーバに対しサービス要求を送信すると、要求したサービスを受信するとステップを含むことを特徴とする請求項18又は請求項19に記載の負荷分散方法。
  21. 前記第2のステップは、他のサービス処理サーバからサービスリクエストメッセージを受信した場合、自サービス処理サーバの負荷状況をチェックするステップと、サービスリクエストメッセージのサービス要求先を確認するステップと、サービスリクエストメッセージを転送してきた他サービス処理サーバに対し、負荷状況通知メッセージを送信するステップと、負荷状況通知メッセージを送信した他サービス処理サーバよりサービス要求メッセージを受信するステップと、サービス要求メッセージを送信してきた他サービス処理サーバに対し、サービスを送信するステップと、サービスリクエストメッセージを転送してきた他サービス処理サーバに対し、負荷状況通知メッセージを送信するステップとを含むことを特徴とする請求項18から請求項20の何れかに記載の負荷分散方法。
  22. 前記第3のステップは、他のサービス処理サーバよりP2P管理メッセージを受信するステップと、前記P2P管理メッセージを送信した他の前記サービス処理サーバに対し、P2Pデータベース内の情報を含めてP2P管理メッセージを送信するステップとを含むことを特徴とする請求項19から請求項21の何れかに記載の負荷分散方法。
  23. 前記第4のステップは、他のサービス処理サーバよりP2P検索メッセージを受信するステップと、P2P検索メッセージを送信した他のサービス処理サーバに対し、P2Pデータベース内の情報を参照しP2P検索メッセージを送信するステップとを含むことを特徴とする請求項19から請求項22の何れかに記載の負荷分散方法。
  24. 他のサービス処理サーバとP2Pネットワークを用いてオーバーレイネットワークで接続され、
    クライアントから受信したサービスリクエストを、接続先のサービス処理サーバの負荷状態に応じて、接続先のサービス処理サーバに代わってサービスリクエストの処理を実行する手段を備えることを特徴とするサービス処理サーバ。
  25. 接続先の前記サービス処理サーバの負荷が高い場合に、接続先のサービス処理サーバに代わって前記サービスリクエストの処理を実行することを特徴とする請求項24に記載のサービス処理サーバ。
  26. 外部ネットワークと接続され、他のサービス処理サーバとメッセージを送受信する送受信部と、
    他のサービス処理サーバとP2P管理メッセージとP2P検索メッセージをやりとりすることでP2Pネットワークを構築し、当該P2Pネットワークを用いて他のサービス処理サーバを検索するP2P機能部と、
    前記サービスの処理及びサービスの代行の依頼と代行処理を実施するサーバ機能部と、
    自サービス処理サーバの負荷を検知する負荷検知機能部と、
    サービスを保存管理するサービスデータベースとを含むことを特徴とする請求項24又は請求項25に記載のサービス処理サーバ。
  27. 前記送受信部は、外部ネットワークと接続され、前記P2P機能部から発信されるP2P管理メッセージとP2P検索メッセージ、負荷状態通知メッセージと、サービス要求メッセージとサービス送信メッセージとを、当該メッセージに示される他のサービス処理サーバへ送信する機能と、他のサービス処理サーバからP2P管理メッセージと、P2P検索メッセージと、負荷状態通知メッセージと、サービス要求メッセージとサービス送信メッセージとを受信した場合、P2P機能部に当該メッセージを通知する機能と、クライアントからサービスリクエストメッセージを受信した場合、P2P機能部に当該メッセージを送信する機能とを有することを特徴とする請求項26に記載のサービス処理サーバ。
  28. 前記P2P機能部は、他のサービス処理サーバとP2P管理メッセージを送受信し合いP2Pネットワークを構築するP2P管理機能部と、前記P2Pネットワークを用いてP2P検索メッセージを送受信し合い他のサービス処理サーバを検索するP2P検索機能部と、前記P2Pネットワークを用いて検索するための情報を保存するP2Pデータベースを有することを特徴とする請求項26又は請求項27に記載のサービス処理サーバ。
  29. 前記P2P管理機能部は、他のサービス処理サーバと管理メッセージをやり取りすることで、前記P2Pネットワークを維持管理する機能を有することを特徴とする請求項28に記載のサービス処理サーバ。
  30. 前記P2P検索機能部は、前記P2Pネットワークに対し検索メッセージを送信することによって所望の他のサービス処理サーバを検索する機能と、検索結果から得られる一時的ルート情報を前記サーバ機能部に通知する機能とを有することを特徴とする請求項28又は請求項29に記載のサービス処理サーバ。
  31. 前記P2Pデータベースは、前記P2Pネットワークを維持し、前記P2Pネットワークを用いて検索可能にするための情報を保存する機能を有することを特徴とする請求項28から請求項30の何れかに記載のサービス処理サーバ。
  32. 前記サーバ機能部は、サービス代行の依頼と受理を管理する代行機能部と、他のサービス処理サーバとサービスを送受信するサービス送受信機能部と、前記サービスデータベースに保存するサービスを処理するサービス処理機能部とを有することを特徴とする請求項26から請求項31に記載のサービス処理サーバ。
  33. 前記代行機能部は、
    前記負荷が低いときに自サービス処理サーバ宛てのサービスリクエストメッセージを受信した場合、前記サービスリクエストメッセージを前記サービス処理機能部に処理させる機能と、
    前記負荷が低いときに他サービス処理サーバ宛てのサービスリクエストメッセージを受信した場合、一時的ルート情報を用いて自サービス処理サーバと所望サービス処理サーバとの間のサービス処理サーバのうち、自サービス処理サーバより1ホップサービス処理サーバ側のサービス処理サーバに前記サービスリクエストメッセージを送信する機能と、
    前記負荷が高いときに自サービス処理サーバ宛てのサービスリクエストメッセージを受信した場合、一時的ルート情報を用いて自サービス処理サーバとクライアントの間のサービス処理サーバのうち、自サービス処理サーバより1ホップクライアント側のサービス処理サーバに、前記サービスデータベースに保存するサービスを読み出し、サービス送信メッセージに前記サービスを付加して送信する機能と、
    前記負荷が高いときに他サービス処理サーバ宛てのサービスリクエストメッセージを受信した場合、一時的ルート情報を用いて自サービス処理サーバとクライアントの間のサービス処理サーバのうち、自サービス処理サーバより1ホップクライアント側のサービス処理サーバに、負荷の状態通知メッセージを送信する機能とを有することを特徴とする請求項26から請求項32の何れかに記載のサービス処理サーバ。
  34. 前記代行機能部は、他サービス処理サーバから負荷状態通知メッセージを受信した場合、サービスリクエストメッセージを所望のサービス処理サーバに送信するようP2P機能部に通知する機能を有することを特徴とする請求項33に記載のサービス処理サーバ。
  35. 前記代行機能部は、他サービス処理サーバからサービスリクエストメッセージを受信した場合、前記サービス送受信機能部にサービスデータベースに保存したサービスを読み出し、サービス送信メッセージに前記サービスを付加して送信するよう通知する機能を有することを特徴とする請求項33又は請求項34に記載のサービス処理サーバ。
  36. 前記代行機能部において、他サービス処理サーバからサービス送信メッセージを受信した場合、サービス送信メッセージに付加されているサービスを前記サービスデータベースに保存し、前記サービス処理機能部に前記サービスを読み込ませるよう前記送受信機能部に通知する機能を有することを特徴とする請求項33から請求項35の何れかに記載のサービス処理サーバ。
  37. 前記送受信機能部は、
    前記代行機能部からの指示により前記サービスデータベースに保存したサービスを読み出し、サービスを付加したサービス送信メッセージを他のサービス処理サーバに送信する機能と、
    前記代行機能部からの指示により他サービス処理サーバからサービス送信メッセージを受信した場合、サービス送信メッセージに付加されているサービスを前記サービスデータベースに保存し、前記サービス処理機能部に前記サービスを読み込ませる機能とを有することを特徴とする請求項33から請求項35の何れかに記載のサービス処理サーバ。
  38. 前記サービス処理機能部は、前記サービスデータベースからサービスを読み出し、サービスリクエストメッセージを処理する機能を有することを特徴とする請求項26から請求項37の何れかに記載のサービス処理サーバ。
  39. 負荷検知機能部は、前記サービス処理サーバ内のリソースを管理し、サービス処理サーバの負荷状態を検知し、前記サーバ機能部に通知する機能を有することを特徴とする請求項26から請求項38の何れかに記載のサービス処理サーバ。
  40. 前記サービスデータベースは、サービスを保存する機能と、サービスの有効期限を監視し、有効期限の切れたサービスを発見した場合に当該サービスを削除する機能を有することを特徴とする請求項26から請求項39の何れかに記載のサービス処理サーバ。
  41. P2Pネットワークを用いてオーバーレイネットワークで接続したサービス処理サーバとして機能する複数のコンピュータに、
    クライアントからサービスリクエストメッセージを受信したときに、前記サービス処理サーバの負荷状況によりサービスリクエストを処理するサービス処理サーバを決定する第1の処理と、
    他のサービス処理サーバからサービスリクエストメッセージが転送されたときに、自サービス処理サーバの負荷状況によってサービスリクエストの処理を自サービス処理サーバが処理するか、処理の代行を依頼するか、さらに他のサービス処理サーバに転送するかを決定する第2の処理を実行させることを特徴とする負荷分散プログラム。
  42. 前記コンピュータに、
    他サービス処理サーバからP2P管理メッセージを受信したときに、P2P管理メッセージを返信する第3の処理と、
    他サービス処理サーバからP2P検索メッセージを受信したときに、P2P検索メッセージを返信する第4の処理を実行させることを特徴とする請求項41に記載の負荷分散プログラム。
  43. 前記第1の処理が、クライアントからサービスリクエストメッセージを受信した場合、受信したサービスリクエストのサービス要求先を確認する処理と、受信したサービスリクエストを処理する処理と、他サービス処理サーバ宛で有効期限内のサービスを保持しているかを確認する処理と、受信したサービスリクエストを所定のサービス処理サーバへ転送するための一時的ルート情報を取得するため、P2Pデータベースを参照し他サービス処理サーバへ経路検索をする処理と、入手した一時的ルート情報を用い、次のサービス処理サーバへサービスリクエストを転送する処理と、転送したサービスリクエストが受理されたかを確認すると、一時的ルート情報を参照し、所定のサービス処理サーバに対しサービス要求を送信すると、要求したサービスを受信すると処理を含むことを特徴とする請求項41又は請求項42に記載の負荷分散プログラム。
  44. 前記第2の処理は、他のサービス処理サーバからサービスリクエストメッセージを受信した場合、自サービス処理サーバの負荷状況をチェックする処理と、サービスリクエストメッセージのサービス要求先を確認する処理と、サービスリクエストメッセージを転送してきた他サービス処理サーバに対し、負荷状況通知メッセージを送信する処理と、負荷状況通知メッセージを送信した他サービス処理サーバよりサービス要求メッセージを受信する処理と、サービス要求メッセージを送信してきた他サービス処理サーバに対し、サービスを送信する処理と、サービスリクエストメッセージを転送してきた他サービス処理サーバに対し、負荷状況通知メッセージを送信する処理とを含むことを特徴とする請求項41から請求項43の何れかに記載の負荷分散プログラム。
  45. 前記第3の処理は、他のサービス処理サーバよりP2P管理メッセージを受信する処理と、前記P2P管理メッセージを送信した他の前記サービス処理サーバに対し、P2Pデータベース内の情報を含めてP2P管理メッセージを送信する処理とを含むことを特徴とする請求項42から請求項44の何れかに記載の負荷分散プログラム。
  46. 前記第4の処理は、他のサービス処理サーバよりP2P検索メッセージを受信する処理と、P2P検索メッセージを送信した他のサービス処理サーバに対し、P2Pデータベース内の情報を参照しP2P検索メッセージを送信する処理とを含むことを特徴とする請求項42から請求項45の何れかに記載の負荷分散プログラム。
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