JP5439936B2 - 記録媒体搬送装置 - Google Patents
記録媒体搬送装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5439936B2 JP5439936B2 JP2009109461A JP2009109461A JP5439936B2 JP 5439936 B2 JP5439936 B2 JP 5439936B2 JP 2009109461 A JP2009109461 A JP 2009109461A JP 2009109461 A JP2009109461 A JP 2009109461A JP 5439936 B2 JP5439936 B2 JP 5439936B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- pressing member
- belt
- frame
- recording medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
Description
特許文献1に記載の転写材搬送手段では、駆動側ローラの回転によって、搬送ベルトが、駆動側ローラと従動側ローラとの間に巻回された状態で所定方向に周回移動し、その際、搬送ベルト上に載置された転写材を搬送する。搬送途中において、転写材には、トナー像が転写される。
そして、フレーム側には、押圧部材が支持されている。押圧部材は、載置面の前記所定方向上流側端部に対向している。ベルトに受け渡されようとする記録媒体は、押圧部材と載置面の前記所定方向上流側端部との間に進入し、その際、押圧部材が前記所定方向の直交方向(以下では、単に「直交方向」ということがある。)における記録媒体の全域を載置面へ向けて押圧するので、ベルトに対して記録媒体を吸着させることができる。
その結果、ベルトに対して記録媒体を吸着させる構成において、記録媒体を円滑に搬送することができる。
そして、ベルトは、無端状であり、第1ローラと第2ローラとの間に巻回されている。第1付勢部材が、第1ローラを第2ローラから離間する方向へ付勢するので、第1ローラと第2ローラとの間に巻回されたベルトに必要な張力を付与することができる。また、第2ローラが、第1ローラよりも前記所定方向下流側に配置されていることから、ベルトの載置面において第1ローラに一致している部分は、押圧部材に対向する前記所定方向上流側端部である。
また、第1付勢部材が第1ローラを付勢することから、押圧部材も付勢されることとなり、押圧部材は、第1付勢部材の付勢力を利用して、ベルトに対して記録媒体を確実に吸着させることができる。
また、第2付勢部材が押圧部材を載置面に向けて付勢するので、押圧部材は、ベルトに対して記録媒体を一層確実に吸着させることができる。
図1は、本発明の画像形成装置の一例としてのプリンタの一実施形態を示す模式的な右側断面図である。なお、方向について言及する場合には、図示した方向矢印を参照する(他の図についても同様)。ここで、左右方向と幅方向とは同じであり、上下方向と垂直方向とは同じである。そして、水平方向は、幅方向および前後方向を含んでいる。
本体ケーシング2内には、ドラムユニット4が備えられている。ドラムユニット4は、フロントカバー3が開かれた状態で、本体ケーシング2の前面に形成される着脱口2Aを介して、本体ケーシング2内に対して装着および離脱可能である。
2.用紙搬送装置
(1)全体構成
図2は、用紙搬送装置を右前上方から見た斜視図である。
また、駆動ローラ21と従動ローラ22とは、それぞれの中心軸が幅方向に延びた状態で、前後方向に間隔を隔てて対向配置されており、詳しくは、駆動ローラ21は、従動ローラ22に対して略水平方向に沿って後側から対向している。さらに詳しくは、駆動ローラ21は、最も後側の感光ドラム5より後側に位置し、従動ローラ22は、最も前側の感光ドラム5より前側に位置している。
左右の側枠部23L、23Rの前端部間には、把持部24が架設されている。把持部24は、幅方向において長手であり、ベルト11の前端部に対して、間隔を隔てて前から対向している(後述する図5も参照)。上述したように用紙搬送装置20が本体ケーシング2(図1参照)に対して着脱される際に、把持部24が把持される。
そして、側枠部23L、23Rのそれぞれの貫通穴26において、対応する中心軸22Aの幅方向端部および軸受部27より後側の領域には、第1付勢部材の一例としての第1ばね28(ここではコイルばねとする)が前後に圧縮された状態で配置されている。第1ばね28は、前側へ伸びようとしており、これにより、対応する軸受部27(中心軸22Aの幅方向端部)を前側へ付勢している。これに伴い、従動ローラ22全体が前側(駆動ローラ21から離間する方向)へ付勢されるので、駆動ローラ21と従動ローラ22との前後の間隔が広がり、駆動ローラ21と従動ローラ22との間に巻回されたベルト11に所定の張力が付与された状態が維持されている。
(2)押圧部材
図3は、押圧部材を左前下方から見た斜視図である。
引き続き図2を参照して、押圧部材30は、幅方向に長手の板状であり、ベルト11より幅広である。押圧部材30は、たとえば、樹脂または板金によって形成される。押圧部材30は、従動ローラ22の中心軸22Aの左端部を支持する左側の軸受部27(図2では図示されず)と中心軸22Aの右端部を支持する右側の軸受部27との間に上から架設され、ベルト11の載置面11Aの前端部に対して、所定の隙間を隔てて(非接触で)上から対向している。
各アーム部32は、ベース部31の幅方向端部から前側に延びるように形成されており、上下方向から見て、前側へ向かって幅方向外側へ寄りながら細くなる略三角形状である。各アーム部32の幅方向外側端面には、幅方向外側へ突出する2本のピンが、前後に並んで形成されている。これら2本のピンのうち、前側のピンを前ピン32A(回動軸)といい、後側のピンを後ピン32Bという。
図4は、用紙搬送装置の前端部の右側面図である。図5は、用紙搬送装置の前端部周辺におけるプリンタの要部右側断面図である。
まず、用紙Sは、その下面が用紙搬送装置20の把持部24の上面のリブ25(詳しくは、リブ25の上端縁において後上側へ延びている前側部分)に案内されることによって、後上側へ向かおうとするが、用紙Sの先端部が自重で垂れ下がろうとすることにより、結果として、しばらく上昇した後に下降する滑らかな曲線を描きながら、後側へ搬送される。
次いで、傾斜面41を通過した用紙Sの先端(厳密には、幅方向中央部分)は、押圧部材30において前上側へ延びる(換言すれば後下側へ延びる)ガイド部34に前側から当接し、ガイド部34に沿って後下側へ進む。これにより、用紙Sの先端は、押圧部材30とベルト11の載置面11Aとの間を後側へ進む。ここで、ガイド部34が後下側へ延びていることから、ガイド部34と載置面11Aとの間隔は、後側へ向かうに従って小さくなっており、用紙Sの先端は、後側へ進むに従って、載置面11Aへ接近する。
そして、用紙Sが、押圧部33の押圧面33Aと載置面11Aとの間を通過し終えると、用紙S全体が載置面11Aに吸着し、この状態で、用紙Sがベルト11によって後側へ搬送される。
3.作用効果
(1)以上のように、用紙搬送装置20では、フレーム23側に支持されたベルト11が、載置面11Aに載置された用紙Sを所定方向(後側へ向かう方向)へ搬送する。
その結果、ベルト11に対して用紙Sを吸着させる構成において、用紙Sを円滑に搬送することができる。
(2)用紙搬送装置20では、フレーム23によって、従動ローラ22と駆動ローラ21とが支持されている(図2参照)。この状態で、従動ローラ22は、前後方向に沿ってスライド自在である(図4参照)。
(3)押圧部材30は、従動ローラ22を回転自在に支持する軸受部27に設けられた支持部29に支持されているので、確実に、従動ローラ22に対する相対位置を保ちつつ、従動ローラ22と一体的に移動可能である(図4参照)。
(4)第2ばね35が押圧部材30を載置面11Aに向けて付勢するので、押圧部材30は、ベルト11に対して用紙Sを一層確実に吸着させることができ(図4参照)、さらに、用紙Sを、その厚みを問わず、確実にベルト11に吸着させることができる。
(5)押圧部材30において載置面11Aに対向する部分(押圧部33の押圧面33A)は、載置面11Aに沿う平面であるので、押圧部材30は、押圧面33Aで用紙Sに面接触することにより、幅方向における用紙Sの全域を載置面11Aへ向けて均一に押圧することができる。
4.変形例
図6は、図2に変形例を適用した図である。
上記実施例では、押圧部材30は、左右の軸受部27の間に上から架設され、この状態で揺動自在であるが(図2参照)、これに代え、図6に示すように、フレーム23の左右の側枠部23L、R間に架設されてもよい。この場合、押圧部材30は、フレーム23に対して直接組み付けられる。
また、押圧部材30は、載置面11Aを幅方向において挟んだ状態でフレーム23の幅両端部間(左側の側枠部23Lと右側の側枠部23Rとの間)に架設されているので、このような簡単な構成で、幅方向における用紙Sの全域を載置面11Aへ向けて押圧することができる。
11A 載置面
20 用紙搬送装置
21 駆動ローラ
22 従動ローラ
23 フレーム
23L 側枠部
23R 側枠部
27 軸受部
28 第1ばね
29 支持部
30 押圧部材
33A 押圧面
35 第2ばね
S 用紙
X 隙間
Claims (1)
- フレームと、
前記フレーム側に支持され、記録媒体が載置される載置面を有し、前記載置面に載置された記録媒体を所定方向へ搬送するベルトと、
前記フレーム側に支持され、前記載置面の前記所定方向上流側端部に対して隙間を隔てて対向し、前記載置面に対向する部分は、前記載置面に沿う平面であって、前記所定方向の直交方向における記録媒体の全域を前記載置面へ向けて押圧する押圧部材と、
前記フレームによって前記所定方向に沿ってスライド自在に支持された第1ローラと、
前記フレームによって支持され、前記第1ローラよりも前記所定方向下流側に配置された第2ローラとを備え、
前記ベルトは、無端状であり、前記第1ローラと前記第2ローラとの間に巻回され、
前記第1ローラを前記第2ローラから離間する方向へ付勢する第1付勢部材と、
前記第1ローラを回転自在に支持する軸受部と、
前記軸受部に設けられ、前記第1ローラと一体的に移動可能に前記押圧部材を支持する支持部と、
前記押圧部材を前記載置面に向けて付勢する第2付勢部材とを備え、
前記押圧部材は、前記支持部に回動軸を中心に揺動自在に支持され、
前記第2付勢部材は、前記回動軸の前記所定方向下流側に設けられ、
前記フレームは、前記第2付勢部材に対応する位置において、前記押圧部材に前記載置面側から当接するストッパを備え、
前記ストッパは、前記押圧部材を前記載置面に対して隙間を隔てて対向するように位置させることを特徴とする、記録媒体搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009109461A JP5439936B2 (ja) | 2009-04-28 | 2009-04-28 | 記録媒体搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009109461A JP5439936B2 (ja) | 2009-04-28 | 2009-04-28 | 記録媒体搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010254460A JP2010254460A (ja) | 2010-11-11 |
JP5439936B2 true JP5439936B2 (ja) | 2014-03-12 |
Family
ID=43315855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009109461A Active JP5439936B2 (ja) | 2009-04-28 | 2009-04-28 | 記録媒体搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5439936B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2851928B2 (ja) * | 1990-06-25 | 1999-01-27 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JPH05229686A (ja) * | 1992-02-24 | 1993-09-07 | Fuji Xerox Co Ltd | 用紙搬送システム |
JPH0764362A (ja) * | 1993-08-27 | 1995-03-10 | Toshiba Corp | 画像形成装置 |
JPH11349182A (ja) * | 1998-06-09 | 1999-12-21 | Casio Electronics Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2007130975A (ja) * | 2005-11-14 | 2007-05-31 | Fuji Xerox Co Ltd | 液滴吐出装置 |
JP4452309B2 (ja) * | 2008-03-12 | 2010-04-21 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
-
2009
- 2009-04-28 JP JP2009109461A patent/JP5439936B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010254460A (ja) | 2010-11-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4805296B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6056258B2 (ja) | シート状体搬送装置、画像形成装置及び画像読取装置 | |
JP5265509B2 (ja) | 画像形成装置及び紙送り装置 | |
JP2010032649A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6206014B2 (ja) | 画像形成装置および画像形成システム | |
JP2009086507A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4715929B2 (ja) | 画像形成装置および用紙搬送装置 | |
JP5163712B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5974736B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5321629B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4702438B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4918128B2 (ja) | 用紙ガイドおよび用紙搬送装置、並びにその用紙搬送装置を備えた画像形成装置 | |
JP4645700B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5206781B2 (ja) | プロセスユニットおよび現像ユニット | |
JP5417991B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5439936B2 (ja) | 記録媒体搬送装置 | |
JP5488498B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US9411302B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP5024214B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4793416B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5811687B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6127461B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3164686U (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010054585A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010008930A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120305 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130220 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130305 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130424 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130723 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130906 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131119 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131202 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5439936 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |