JP3164686U - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】露光装置と感光体の位置関係を一定に保つことができる画像形成装置を提供する。【解決手段】感光ドラム53と、感光ドラム53に接して転がるガイドローラ44を有して、このガイドローラ44により感光ドラム53との位置関係が規定され、感光ドラム53を露光するLEDユニット40と、を備えた画像形成装置である。ガイドローラ44は、LEDユニット40を感光ドラム53の周面53Aの移動方向およびLEDユニット40が発する光の光軸方向のいずれにも直交する方向における一端側に付勢する力を発生するように、転がり方向を感光ドラム53の周面53Aの移動方向に対し傾けて配置される。LEDユニット40の一端側には、この一端側に当接してLEDユニット40の位置を規制する突当部161Bが設けられる。【選択図】図5
Description
本考案は、感光体と露光部材を近接配置した画像形成装置に関する。
従来、感光体と露光部材(例えば、LED(Light Emitting Diode)ヘッドなど)の光射出面とを近接配置して感光体を露光する方式の画像形成装置が知られている。このような画像形成装置では、感光体と露光部材の距離を一定に保つための機構が求められる。例えば、特許文献1に記載の画像形成装置では、LEDヘッドに設けたガイドローラを感光ドラムに当接させることで、この距離を一定に保つようにしている。
特開平1−279272号公報
ところで、ガイドローラが感光体の移動に伴い転がる方向、つまり、感光体に対する相対的な進行方向は、ガイドローラの向きにより定まる。しかし、ガイドローラが転がる向き、つまりガイドローラの向きを精度良く感光体の移動方向に合うように調整しても、調整誤差やローラとローラの支持軸との遊びにより、感光体の移動方向に対し斜めに転がろうとすることがある。このような、感光体の移動方向に対するガイドローラの斜めへの転がりは、LEDヘッドを感光体に対してふらつかせ、画像形成の精度を低下させる要因となる。
そこで、本考案は、LEDヘッドなどの露光装置と感光体の位置関係を一定に保つことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本考案は、感光体と、前記感光体に接して転がるガイドローラを有して当該ガイドローラにより前記感光体との位置関係が規定され、前記感光体を露光する露光部材と、を備えた画像形成装置であって、前記ガイドローラは、前記露光部材を前記感光体の移動方向および前記露光部材が発する光の光軸方向のいずれにも直交する方向における一端側に付勢する力を発生するように、転がり方向を前記感光体の移動方向に対し傾けて配置され、前記露光部材の前記一端側に当接して前記露光部材の位置を規制する規制部材を備えたことを特徴とする。
このように構成された画像形成装置によれば、ガイドローラは、露光部材を感光体の移動方向および露光部材が発する光の光軸方向のいずれにも直交する方向における一端側に付勢するように、転がり方向を感光体の移動方向に対し傾けて配置されているので、露光部材を常にこの一端側に付勢する。そして、露光部材の一端側には、規制部材が配置され、露光部材が一端側へ移動するのを規制している。そのため、ガイドローラが、露光部材を常に規制部材に当接させることで、ガイドローラの回転により露光部材がふらつくことがなく、感光体に対する露光部材の位置を安定させることができる。
なお、本明細書において、装置本体とは、画像形成装置のうち、露光部材および感光体などを除いた部分であり、金属のフレームや樹脂カバーなどを含む。
本考案の画像形成装置によれば、ガイドローラが、露光部材を一端側に付勢し、露光部材は、規制部材により一端側へ移動するのが規制される。その結果、露光部材は常に規制部材に当接されるので、感光体に対する露光部材の位置が安定し、画像形成の精度を向上させることができる。
次に、本考案の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。参照する図面において、図1は画像形成装置の一例としてのカラーレーザプリンタの全体構成を示す断面図であり、図2は、図1のLEDユニットおよびプロセスカートリッジの拡大図であり、図3(a)は、LEDユニットの分解斜視図であり、図3(b)は、ガイドローラの拡大斜視図であり、図4は、LEDユニットとサイドプレートの位置関係を示す側面図であり、図5(a)は、感光ドラムおよびLEDユニットを上から見た図であり、図5(b)は、後から見た図である。
ここで、以下の説明において、方向は、カラーレーザプリンタ使用時のユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1において、紙面に向かって左側を「前側」、紙面に向かって右側を「後側」とし、紙面に向かって奥側を「左側」、紙面に向かって手前側を「右側」とする。また、紙面に向かって上下方向を「上下方向」とする。
図1に示すように、カラーレーザプリンタ1は、本体筐体10内に、用紙Pを供給する給紙部20と、給紙された用紙Pに画像を形成する画像形成部30と、画像が形成された用紙Pを排出する排紙部90とを備えている。
本体筐体10の前側には開閉自在なフロントカバー11が下方を支点として前後に回動自在に設けられ、本体筐体10の上部には開閉自在なアッパーカバー12が、後側に設けられたヒンジ12Aを支点として上下に回動自在に設けられている。アッパーカバー12の上面は、本体筐体10から排出された用紙Pを蓄積する排紙トレイ13となっており、下面には後述する露光部材としてのLEDユニット40を保持する複数の保持部材14が設けられている。
また、本体筐体10内には、後述する各プロセスカートリッジ50を着脱自在に収容する装置本体の一部としての本体フレーム15が設けられている。本体フレーム15は、左右に一対設けられたサイドフレーム15A(片側のみ図示)と、一対のサイドフレーム15Aを連結するクロスメンバー15Bが前後に一対設けられている。この本体フレーム15は、本体筐体10などに固定されている。そして、サイドフレーム15Aは、感光ドラム53を直接的または間接的に支持する部材である。
給紙部20は、本体筐体10内の下部に設けられ、本体筐体10に着脱自在に装着される給紙トレイ21と、給紙トレイ21から用紙Pを画像形成部30へ搬送する用紙供給機構22を主に備えている。用紙供給機構22は、給紙トレイ21の手前側に設けられ、給紙ローラ23、分離ローラ24および分離パッド25を主に備えている。
このように構成される給紙部20では、給紙トレイ21内の用紙Pが、一枚ずつ分離されて上方へ送られ、紙粉取りローラ26とピンチローラ27の間を通過する過程で紙粉が除去された後、搬送経路28を通って後ろ向きに方向転換され、画像形成部30に供給される。
画像形成部30は、露光部材の一例としての4つのLEDユニット40と、4つのプロセスカートリッジ50と、転写ユニット70と、定着ユニット80とから主に構成されている。
プロセスカートリッジ50は、アッパーカバー12と給紙部20との間で前後方向に並んで配置され、図2に示すように、ドラムユニット51と、ドラムユニット51に対して着脱自在に装着される現像ユニット61とを備えている。プロセスカートリッジ50は、サイドフレーム15Aに支持されており、プロセスカートリッジ50には、感光ドラム53が支持されている。なお、各プロセスカートリッジ50は、現像ユニット61のトナー収容室66に収容されるトナーの色が相違するのみであり、構成は同一である。
ドラムユニット51は、ドラムフレーム52と、ドラムフレーム52に回転可能に支持される感光体の一例としての感光ドラム53と、スコロトロン型帯電器54とを主に備えている。
ドラムフレーム52は、感光ドラム53に対して上方から対向する面に、LEDユニット40が挿入される露光孔55が設けられている。
現像ユニット61は、現像フレーム62と、現像フレーム62に回転可能に支持される現像ローラ63および供給ローラ64と、層厚規制ブレード65とを備え、トナーを収容するトナー収容室66を有している。
転写ユニット70は、図1に示すように、給紙部20と各プロセスカートリッジ50との間に設けられ、駆動ローラ71、従動ローラ72、搬送ベルト73、転写ローラ74およびクリーニング部75を主に備えている。
駆動ローラ71および従動ローラ72は、前後方向に離間して平行に配置され、その間にエンドレスベルトからなる搬送ベルト73が張設されている。搬送ベルト73は、その外側の面が各感光ドラム53に接している。また、搬送ベルト73の内側には、各感光ドラム53との間で搬送ベルト73を挟持する転写ローラ74が、各感光ドラム53に対向して4つ配置されている。この転写ローラ74には、転写時に定電流制御によって転写バイアスが印加される。
クリーニング部75は、搬送ベルト73の下方に配置され、搬送ベルト73に付着したトナーを除去し、その下方に配置されたトナー貯留部76に除去したトナーを落下させるように構成されている。
定着ユニット80は、各プロセスカートリッジ50および転写ユニット70の奥側に配置され、加熱ローラ81と、加熱ローラ81と対向配置され加熱ローラ81を押圧する加圧ローラ82とを備えている。
このように構成される画像形成部30では、まず、各感光ドラム53の表面が、スコロトロン型帯電器54により一様に帯電された後、各LEDユニット40から照射されるLED光により露光される。これにより、露光された部分の電位が下がって、各感光ドラム53上に画像データに基づく静電潜像が形成される。
また、トナー収容室66内のトナーが、供給ローラ64の回転により現像ローラ63に供給され、現像ローラ63の回転により現像ローラ63と層厚規制ブレード65との間に進入して一定厚さの薄層として現像ローラ63上に担持される。
現像ローラ63上に担持されたトナーは、現像ローラ63が感光ドラム53に対向して接触するときに、感光ドラム53上に形成された静電潜像に供給される。これにより、感光ドラム53上でトナーが選択的に担持されて静電潜像が可視像化され、反転現像によりトナー像が形成される。
次に、搬送ベルト73上に供給された用紙Pが各感光ドラム53と搬送ベルト73の内側に配置される各転写ローラ74との間を通過することで、各感光ドラム53上に形成されたトナー像が用紙P上に転写される。
そして、用紙Pが加熱ローラ81と加圧ローラ82との間を通過することで、用紙P上に転写されたトナー像が熱定着される。
排紙部90は、定着ユニット80の出口から上方に向かって延び、手前側に反転するように形成された排紙側搬送経路91と、用紙Pを搬送する複数対の搬送ローラ92を主に備えている。トナー像が転写され、熱定着された用紙Pは、搬送ローラ92によって排紙側搬送経路91を搬送され、本体筐体10の外部に排出されて排紙トレイ13に蓄積される。
次に、本考案の特徴部分であるLEDユニット40およびその位置決めのための構成について詳細に説明する。
図3に示すように、LEDユニット40は、露光器の一例としてのLEDヘッド41と、露光器フレーム42と、ローラ支持部材43と、ガイドローラ44と、樹脂カバー45と、付勢部材の一例としてのスプリング46A,46Bと、サスペンダ48と、を備えてなる。
LEDヘッド41は、下側にLEDからなる複数の発光部が左右方向に配列されてなるものである。LEDヘッド41の外表面は、樹脂で形成されていて、スコロトロン型帯電器54などの高圧部品からの放電が抑制されている。各発光部は、形成すべき画像のデータに基づいて、図示しない制御装置により信号が入力されて発光し、感光ドラム53を露光する。
露光器フレーム42は、LEDヘッド41を支持するフレームである。露光器フレーム42は、金属板を略コ字型断面にプレス加工してなり、導電性を有する。具体的には、露光器フレーム42は、下板42Aと、側板42Bと、上板42Cとで、左右方向に延びるコ字型断面の部材を形成している。下板42Aの左右方向両端(以下、単に「両端」という。)には、端板42Dが、下板42Aの端部の折り曲げにより形成されている。上板42Cには、両端付近に、前側に開いた開口42Eが形成されている。この開口42Eの前側の開口端には、開口42Eを狭めるように開口42Eの左右方向内側に向けて延びる係合爪42Fが形成されている。前記したLEDヘッド41は、露光器フレーム42の下板42Aに対し、露光器フレーム42の下側から2つのクリップ41Aにより取り付けられ、固定されている。
ローラ支持部材43は、導電性の金属板をプレス加工してなるブラケットであり、露光器フレーム42の両端の端板42Dにネジ止めされている。ローラ支持部材43は、下端に、左右方向内側に向けて延びるローラシャフト43Aが設けられている。ローラシャフト43Aは、ガイドローラ44を回転可能に支持するシャフトであり、図3(b)に示すように周方向に係合溝43Bが形成されている。
ガイドローラ44は、略円筒形状のローラである。すなわち、転がり面44Aが円筒形状に形成されている。転がり面44Aの中心軸には、ローラシャフト43Aと嵌合する軸孔44Bが形成されている。ガイドローラ44は、ローラシャフト43Aに軸孔44Bが挿通され、さらにワッシャ44Cが挿入された上で、クリップ44Dを係合溝43Bに係合させることで、ローラシャフト43Aに取り付けられている。つまり、ローラシャフト43Aの伸びる方向は、ガイドローラ44の回転軸方向と一致している。
ガイドローラ44は、図2に示すように、感光ドラム53の周面53Aに接して転がることで、LEDユニット40と感光ドラム53の位置関係を規定、具体的にはLEDヘッド41の発光部と周面53Aの間隔を規定するものである。ガイドローラ44を構成する材料は特に問わないが、周面53Aとの間で適度な摩擦係数を有し、耐摩耗性に優れた材料を使用するのがよい。例えば、ポリアミド系の樹脂を用いることができる。
ガイドローラ44は、画像形成に影響を与えないようにするため、感光ドラム53の周面53Aのうち、トナーが供給される画像形成範囲(図5(a)において符号Wで示す)の外側に配置されている。
樹脂カバー45は、露光器フレーム42の両端の金属部分を覆う部材である。より具体的には、露光器フレーム42の、感光ドラム53の周面53Aの移動方向(図5(a),(b)の矢印A1参照)およびLEDユニット40が発する光の光軸方向(図5(b)の矢印A2参照)のいずれにも直交する方向の両端に設けられている。感光ドラム53の周面53Aの移動方向およびLEDユニット40が発する光の光軸方向の何れにも直交する方向は、感光ドラム53の回転軸方向に一致する。
左右に計2つ設けられる各樹脂カバー45は、互いに左右対称に形成されている。樹脂カバー45は、絶縁性の樹脂部材からなり、露光器フレーム42の両端面と、両端から所定範囲の部分を覆うように形成されている。樹脂カバー45の左右方向の両端には、上下方向に延びるガイドリブ45Aが突出して形成されている。ガイドリブ45Aの上端は、左右端側から見て三角形の輪郭を有し、この三角形部分の内側に貫通孔45Bが形成されている。貫通孔45Bは、スプリング46A,46Bが露出する部分である。
スプリング46A,46Bは、金属製の板バネから構成されて導電性を有し、露光器フレーム42の両端にネジ止めなどにより固定されている。スプリング46Aは、LEDユニット40の一端側に設けられた一端側バネの一例であり、スプリング46Bは、LEDユニット40の他端側に設けられた他端側バネの一例である。左側に配置されるスプリング46Bは、右側に配置されるスプリング46Aよりも板厚が厚い金属板で形成され、そのため、スプリング46Bは発生する荷重がスプリング46Aよりも大きくなっている。スプリング46A,46Bの両端部(左右方向の外側に向く端部)は、負荷が掛かっていない状態において樹脂カバー45の貫通孔45Bから、突出している。スプリング46A,46Bは、左右方向から見て同じ位置、言い方を換えれば感光ドラム53の周面53Aの移動方向およびLEDユニット40が発する光の光軸方向のいずれにも直交する方向に並んで配置されている。また、さらに別の言い方をすれば、スプリング46A,46Bは、左右方向へのそれぞれの投影が重なるように配置されている。このため、スプリング46A,46Bが発生する付勢力は、左右方向に沿って働き、LEDユニット40を回転させる力となることはなく、LEDユニット40の位置を安定させる。
サスペンダ48は、露光器フレーム42およびLEDヘッド41を吊り下げ状態に支持する部材である。サスペンダ48は、左右方向の長さが露光器フレーム42と同等に形成され、2つの開口42Eに対応した2カ所に係合部材48Aが設けられている。係合部材48Aは、それぞれ、下から見て左右方向外側に開口したコ字断面の部分が形成されており、このコ字断面の開口48Bが、前記した係合爪42Fと遊びを有しながら係合するようになっている。
各係合部材48Aと露光器フレーム42の間には、圧縮バネ49がそれぞれ配置されている。圧縮バネ49は、2つのガイドローラ44よりは、左右方向内側に配置されている。係合部材48Aと露光器フレーム42の開口42Eおよび係合爪42Fが遊びを有しながら係合された後、図示しない抜け止め部材により係止されると、露光器フレーム42およびLEDヘッド41は、圧縮バネ49により常時下向きに付勢されるようになる。
このようなLEDユニット40は、図2に示すように、接続リンク14Aを介して保持部材14、すなわちアッパーカバー12に取り付けられる。接続リンク14Aは、保持部材14との接続部分および各LEDユニット40との接続部分において、図2の側面視において回動可能であり、これにより、LEDユニット40の姿勢を自由に変えることができるので、サイドフレーム15AにLEDユニット40を係合させるのが容易になっている。
各LEDユニット40は、アッパーカバー12に取り付けられた状態において、アッパーカバー12から下方に伸びている。アッパーカバー12は、上述したように後側のヒンジ12Aを中心に回動して開閉可能であるので、感光ドラム53とLEDユニット40は、互いに近接した露光位置と、互いに離れた退避位置とに相対移動可能である。LEDユニット40は、露光位置において、下端に設けられたガイドローラ44が感光ドラム53の周面53Aの上端付近に当接しており、これにより、周面53AとLEDヘッド41との距離が一定に保たれるようになっている。
図4に示すように、サイドフレーム15Aには、4つのLEDユニット40が装着される箇所のLEDユニット40の両端部に対応して、前方ガイド161と、後方ガイド162がそれぞれ設けられている。
前方ガイド161には、略上下方向に延びるリブ161Aが左右方向内側に向けて突出して形成されている。リブ161Aは、LEDユニット40の装着時にガイドリブ45Aの前側に位置する。また、前方ガイド161の後側の縁には、リブ161Aに沿って規制部材の一例としての突当部161Bが設けられている。突当部161Bは、LEDユニット40の最も両端に相当するガイドリブ45Aが当接し得る面となり、右側の突当部161BはLEDユニット40の一端側に当接してLEDユニット40の左右方向の位置を規制するようになっている。
後方ガイド162には、下から上へ延びるアーム162Aが形成されている。アーム162Aは、LEDユニット40の装着時にガイドリブ45Aの後側に位置する。
前方ガイド161および後方ガイド162は、ともに樹脂からなり、これにより、LEDユニット40との摺接による摩耗が抑制されている。
サイドフレーム15Aには、突当部161Bの略上方にサイドフレーム15Aの一部を左右方向内側に曲げて立ち上げたバネ当接部151が形成されている。バネ当接部151は、LEDユニット40の装着時に、スプリング46Aまたはスプリング46Bが当接する位置に配置されている。そして、サイドフレーム15Aは、図4に示すように電気的に接地されている。
そのため、露光器フレーム42は、スプリング46A,46Bおよびサイドフレーム15Aを介して電気的に接地されている。図4に示したバネ当接部151は、他端側バネである左側のスプリング46Bに当接するので、他端側当接部の一例であり、図5(a)に示す右側(図5(a)の紙面において左側)のバネ当接部151は、一端側バネである右側のスプリング46Aに当接するので一端側当接部の一例である。サイドフレーム15Aには、このように他端側当接部および一端側当接部が設けられたので、LEDユニット40を感光ドラム53に対して精度よく位置決めすることができる。
このようなサイドフレーム15Aに対し、LEDユニット40は、退避位置から露光位置に接続される際に、ラインL1に沿ってガイドリブ45Aをリブ161Aとアーム162Aの間に挿入して装着される。なお、図4においては、装着位置を明確にするため、ラインL1を上方に直線状に延ばして示しているが、実際にLEDユニット40を装着する際には、LEDユニット40はアッパーカバー12の回動にしたがって降りてくるため、直線的に移動するわけではない。
図5(a)および(b)に示すように、ローラシャフト43Aは、左右方向に対して、別の言い方をすれば感光ドラム53の周面53Aの移動方向(矢印A1で示す)に直交する方向に対して左寄りに僅かに斜めになっている。より詳しく言えば、ローラシャフト43Aは、ローラシャフト43Aの左端部が右端部よりも、感光ドラム53の回転方向の上流側、つまり後側に位置するように、傾けられている。そのため、ガイドローラ44の転がり方向も、周面53Aの移動方向に対して僅かに左側に斜めに向いている。つまり、本実施形態でのガイドローラ44の転がり方向は、左側(他端側)を向く成分を有する。なお、転がり方向は、ガイドローラ44の周面のうち、感光ドラム53の周面に53Aに接触する部位の移動方向を指し、図5(a)に示す矢印A3で示す方向である。周面53Aの移動方向に対するガイドローラ44の転がり方向のなす角度θは、1〜5度であるのが望ましい。
このように、ガイドローラ44は、転がり方向を感光ドラム53の周面53Aの移動方向に対し傾けて配置されているので、LEDユニット40を感光ドラム53の周面53Aの移動方向およびLEDユニット40が発する光の光軸方向のいずれにも直交する方向における一端側(ここでは、右端側)に付勢する力を発生することができるようになっている。
以上のように構成されたカラーレーザプリンタ1の作用効果について説明する。
カラーレーザプリンタ1のプロセスカートリッジ50を交換またはメンテナンスするときには、まずアッパーカバー12を上に回動させて開き、LEDユニット40を露光位置から退避位置に移動させる。そして、必要に応じフロントカバー11を開いて、必要なメンテナンスなどをする。
本実施形態のカラーレーザプリンタ1においては、このようにLEDユニット40が感光ドラム53に対して露光位置と退避位置との間を移動可能であるので、LEDユニット40の感光ドラム53に対する位置決めの必要がある。
メンテナンスが終わったら、フロントカバー11を閉じ、アッパーカバー12を下げて閉じる。このとき、LEDユニット40の先端(下端)にあるガイドローラ44は、図2に示すように感光ドラム53の周面53Aに当接する。これにより、周面53AとLEDヘッド41の発光部との距離は一定に保たれる。
画像形成が開始すると、給紙部20により、用紙Pが一枚ずつ画像形成部30に供給される。画像形成部30では、公知のように感光ドラム53が回転駆動され、感光ドラム53と転写ローラ74の間において用紙Pにトナー像を転写する。このとき、感光ドラム53の回転に伴い、ガイドローラ44が感光ドラム53に接しながら転がる。図5(a)に示すように、ガイドローラ44の転がり方向(矢印A3)は、周面53Aの移動方向(矢印A1)に対して左に斜めに向いているので、一端側、すなわち右側へLEDユニット40を付勢する力F(図5(a)参照)を発生する。このため、一端側のガイドリブ45Aと突当部161Bが当接して、LEDユニット40の位置が確実に決まる。そのため、感光ドラム53とLEDユニット40の位置関係を一定にして、画像品質を向上することができる。
また、LEDユニット40は、他端側(左側)に強いスプリング46Bを備え、このスプリング46Bが他端側当接部である左側のバネ当接部151に当接し、右側への付勢力を発生する。同時に、一端側に備えられた弱いスプリング46Aは、一端側当接部である右側のバネ当接部151に当接し、左側への付勢力を発生するが、スプリング46Bよりも付勢力が弱いため、LEDユニット40は、全体として一端側(右側)に付勢され、一端側(右側)の樹脂カバー45の端部にあるガイドリブ45Aが一端側(右側)の突当部161Bに当接する。このガイドリブ45Aと突当部161Bの当接により、LEDユニット40の左右方向の位置が確実に決まる。
そして、本実施形態においては、スプリング46A,46BによるLEDユニット40の付勢方向と、ガイドローラ44が発生するLEDユニット40の左右方向への付勢方向とが必ず一致するので、一端側のガイドリブ45Aと突当部161Bとを確実に当接させることができる。このように、ガイドリブ45Aと突当部161Bとが確実に当接するので、ガイドローラ44が発生する付勢力とスプリング46A,46Bが発生する付勢力とが拮抗してLEDユニット40が左右方向にふらつくようなことがない。そのため、感光ドラム53とLEDユニット40の位置関係を一定にして、画像品質を向上することができる。
特に、本実施形態においては、ガイドローラ44が発生する付勢力だけにたよらず、スプリング46Bによっても右側へ付勢しているので、LEDユニット40を確実に右側へ寄せて位置決めできる。そのため、感光ドラム53とLEDユニット40の位置関係を一定にして、画像品質を向上することができる。
さらに、本実施形態においては、他端側のスプリング46Bだけでなく、一端側にもスプリング46Bよりも弱いスプリング46Aを配置して他端側への付勢力も発生しているので、LEDユニット40を安定して支持することができる。そのため、感光ドラム53とLEDユニット40の位置関係を一定にして、画像品質を向上することができる。
このような、LEDユニット40の左右方向の位置精度の向上により、本実施形態のカラーレーザプリンタ1によれば画像品質が向上する。
また、露光器フレーム42の両端は、絶縁性の樹脂カバー45により覆われているので、スコロトロン型帯電器54などの高圧部品から露光器フレーム42に放電する可能性を低くすることができる。この結果、LEDヘッド41への電気的なノイズの影響を抑制できるので、画像品質を向上させることができる。さらに、突当部161Bとガイドリブ45Aは、少なくとも一方が樹脂からなるので、互いの摺接による摩耗が抑制されている。特に、本実施形態では、突当部161Bとガイドリブ45Aの双方が樹脂からなるので、互いの摺接による摩耗がより一層抑制されている。
そして、露光器フレーム42およびスプリング46A,46Bは、サイドフレーム15Aを介して電気的に接地されているので、露光器フレーム42やスプリング46A,46Bの予期しない電気の流れをなくすことができる。
スプリング46A,46Bは、感光ドラム53の周面53Aの移動方向およびLEDユニット40が発する光の光軸方向のいずれにも直交する方向に並んで配置されているので、スプリング46A,46Bが発生する付勢力は、左右方向に沿って働き、LEDユニット40を回転させる力となることはなく、LEDユニット40の位置を安定させることができる。そのため、感光ドラム53とLEDユニット40の位置関係を一定にして、画像品質を向上することができる。
以上に、本考案の実施形態について説明したが、本考案は前記した実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、露光器の一例として、複数の発光部としてのLEDを複数有する形態を例示したが、この複数の発光部を形成するには、LEDのような発光素子は一つでもよい。例えば、蛍光灯などのバックライトを一つ用意し、バックライトの外側に、左右方向に一列に並んだ液晶またはPLZT素子の光学シャッタを設けてもよい。また、発光部は、左右方向に一列に並べる構成ではなく、複数列並べる構成としてもよい。さらに、発光素子は、LEDに限らず、EL(エレクトロ・ルミネッセンス)素子や蛍光体などであってもよい。
前記実施形態では、ガイドローラ44の転がり面44Aを円筒面状に形成したが、必ずしもこの形状に限らず、クラウン形のローラとしても構わない。また、図6(a)、(b)に示す変形例のように、左右のガイドローラ44′の転がり面44A′をともに一端側(右側)にいくにつれて細くなるテーパ状とし、この転がり面44A′が周面53Aに沿って接触するように、ローラシャフト43A′の一端を上または下に斜めにした構成とすることもできる。このとき、図6(a)に示すように、ローラシャフト43A′は、上から見て左右方向に沿った状態でよく、斜めにする必要はない。このように、ガイドローラ44′の転がり面44A′をテーパ状にすることによっても、ガイドローラ44′が感光ドラム53の回転に伴い従動するときに、ガイドローラ44′がテーパの細い側へ曲がりながら転がろうとすることによって、LEDユニット40を一端側へ付勢する。そのため、LEDユニット40を常時一端側の突当部161Bに突き当てて位置決めすることができる。そのため、感光ドラム53とLEDユニット40の位置関係を一定にして、画像品質を向上することができる。
前記実施形態においては、露光器フレーム42の両端に樹脂カバー45を設けたが、一端のみに樹脂カバー45を設ける場合でも、高圧部品からの放電を抑制することができる。また、突当部161BとLEDユニット40の摺接による摩耗を抑制する上でも、突当部161BとLEDユニット40の突当部161Bと当接する部分のいずれか一方が樹脂であればよい。
前記実施形態では、画像形成装置の一例として、カラーレーザプリンタを例示したが、本考案は、カラーレーザプリンタに限らず、モノクロのレーザプリンタや、コピー機または複合機にも適用することができる。
前記実施形態では、感光体の一例として感光ドラム53を挙げたが、感光体は、無端ベルト状または平面状のものであってもよい。
1 カラーレーザプリンタ
12 アッパーカバー
15A サイドフレーム
20 給紙部
30 画像形成部
40 LEDユニット
41 LEDヘッド
42 露光器フレーム
43 ローラ支持部材
43A ローラシャフト
43B 係合溝
43F 係合爪
44 ガイドローラ
44A 転がり面
45 樹脂カバー
45A ガイドリブ
46A,46B スプリング
48 サスペンダ
50 プロセスカートリッジ
53 感光ドラム
53A 周面
54 スコロトロン型帯電器
61 現像ユニット
62 現像フレーム
63 現像ローラ
64 供給ローラ
80 定着ユニット
90 排紙部
151 バネ当接部
161 前方ガイド
161A リブ
161B 突当部
162 後方ガイド
162A アーム
12 アッパーカバー
15A サイドフレーム
20 給紙部
30 画像形成部
40 LEDユニット
41 LEDヘッド
42 露光器フレーム
43 ローラ支持部材
43A ローラシャフト
43B 係合溝
43F 係合爪
44 ガイドローラ
44A 転がり面
45 樹脂カバー
45A ガイドリブ
46A,46B スプリング
48 サスペンダ
50 プロセスカートリッジ
53 感光ドラム
53A 周面
54 スコロトロン型帯電器
61 現像ユニット
62 現像フレーム
63 現像ローラ
64 供給ローラ
80 定着ユニット
90 排紙部
151 バネ当接部
161 前方ガイド
161A リブ
161B 突当部
162 後方ガイド
162A アーム
Claims (9)
- 感光体と、前記感光体に接して転がるガイドローラを有して当該ガイドローラにより前記感光体との位置関係が規定され、前記感光体を露光する露光部材と、を備えた画像形成装置であって、
前記ガイドローラは、前記露光部材を前記感光体の移動方向および前記露光部材が発する光の光軸方向のいずれにも直交する方向における一端側に付勢する力を発生するように、転がり方向を前記感光体の移動方向に対し傾けて配置され、
前記露光部材の前記一端側に当接して前記露光部材の位置を規制する規制部材を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 感光体と、前記感光体に接して転がるガイドローラを有して当該ガイドローラにより前記感光体との位置関係が規定され、前記感光体を露光する露光部材と、を備えた画像形成装置であって、
前記ガイドローラは、前記露光部材を前記感光体の移動方向および前記露光部材が発する光の光軸方向のいずれにも直交する方向における一端側に付勢する力を発生するように、転がり面がテーパ状に形成され、
前記露光部材の前記一端側に当接して前記露光部材の位置を規制する規制部材を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記露光部材を前記一端側へ付勢する付勢部材を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記付勢部材は、前記露光部材の他端側に設けられた他端側バネであり、
装置本体には、前記他端側バネに当接する他端側当接部が設けられ、
前記他端側バネと前記他端側当接部とが当接することにより、前記露光部材は前記一端側へ付勢されることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。 - 前記露光部材の前記一端側には、前記他端側バネよりも付勢力が弱い一端側バネが設けられ、
装置本体には、前記一端側バネに当接する一端側当接部が設けられ、
前記露光部材は全体として前記一端側へ付勢されることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。 - 前記他端側当接部および前記一端側当接部は、装置本体のサイドフレームに設けられていることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
- 前記露光部材は、発光部を有する露光器と、前記露光器を支持する導電性の露光器フレームとを備え、
前記露光器フレームの前記規制部材に当接する端部および前記規制部材の少なくとも一方は、樹脂部材を有してなることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記露光器フレームの前記感光体の移動方向および前記露光部材が発する光の光軸方向のいずれにも直交する方向における両端部の少なくとも一方は、絶縁性の樹脂部材が設けられていることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
- 前記一端側バネおよび前記他端側バネは、前記感光体の移動方向および前記露光部材が発する光の光軸方向のいずれにも直交する方向に並んで配置されていることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010006495U JP3164686U (ja) | 2010-09-30 | 2010-09-30 | 画像形成装置 |
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JP (1) | JP3164686U (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015075497A (ja) * | 2013-10-04 | 2015-04-20 | キヤノン株式会社 | 連結装置およびシート搬送装置ならびに駆動伝達装置 |
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2010
- 2010-09-30 JP JP2010006495U patent/JP3164686U/ja not_active Expired - Fee Related
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