JP5439101B2 - 放電装置及びこれを備えた静電霧化装置 - Google Patents
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Description
〔2〕前記放電装置に従属する一形態は、複数の前記放電電極を含む。
〔3〕本静電霧化装置の独立した一形態は、前記放電装置と、前記放電電極に液体を供給する液体供給手段とを含む。
〔4〕前記静電霧化装置に従属する一形態は、次の事項を含む。すなわち、前記液体供給手段としての熱交換器が、前記放電電極を冷却することにより空気中の水分を結露させる。
〔5〕前記静電霧化装置に従属する一形態は、次の事項を含む。すなわち、前記放電電極に液体を供給する状態、および、前記放電電極に液体を供給しない状態を選択できる。
本放電装置によれば、圧電振動子が放電電極と対向電極との間に電圧を印加する。このため、巻線および鉄心を含む高圧トランスを用いなくとも、電極間に高電圧が印加される。このため、小型化しやすく、かつ、放電生成物を効率よく発生させることができる。また、放電電極が出力側電極と接続される場合と比較して、放電生成物が安定して発生しにくい状況が生じにくくなる。また、圧電振動子の出力側電極が対向電極を兼ねているため、放電装置の部品点数が少なくなる。
〔2〕の放電装置によれば、以下の効果が得られる。
本放電装置によれば、多量の放電生成物を発生させることができる。
〔3〕の静電霧化装置によれば、以下の効果が得られる。
本静電霧化装置によれば、放電電極に供給された液体が放電により霧化されることにより、帯電微粒子ミストが発生する。
〔4〕の静電霧化装置によれば、以下の効果が得られる。
本静電霧化装置によれば、液体を貯留するタンクを省略できる。
〔5〕の静電霧化装置によれば、以下の効果が得られる。
本静電霧化装置によれば、静電霧化装置に帯電微粒子ミストを発生させるか否かをユーザが選択できる。
図1に示すように、静電霧化装置1は、電力供給部21や放電部3等から構成される放電装置2と、放電部3に対して液体である水を供給する液体供給装置5と、放電装置2及び液体供給装置5を制御する制御部9とを備えている。
(1)放電装置2は、電力供給部21から電力として供給される電圧を振動により昇圧させる圧電振動子4を備えているため、電圧を昇圧させるために巻線や鉄心を要する高圧トランスを不要としながらも、放電電極31と対向電極32の電極間に高電圧を印加させることができる。よって、小型化を図ることができ、かつ、放電生成物を効率良く発生させることができる。
次に、上記第1の実施形態における放電部3の構成を変更した第2の実施形態について説明する。なお、上記第1の実施形態と同様の構成部分については、同一の符号を付して、その説明を省略又は簡略化する。また、液体供給手段と制御部9については、図示を省略する。
(7)放電装置2は複数の放電電極31を備えているため、1つの放電電極31のみを備える場合に比し、大量の放電生成物を発生させることができる。
次に、圧電振動子4の出力側電極43を対向電極32として構成した第3の実施形態について説明する。なお、上記第1の実施形態と同様の構成部分については、同一の符号を付して、その説明を省略又は簡略化する。また、液体供給手段と制御部9については、図示を省略する。
(8)圧電振動子4の出力側電極43が対向電極を兼ねているため、対向電極を圧電振動子4とは別体として構成する場合に比し、放電装置2の部品点数を削減することができる。その結果、小型化及びコストダウンを図ることができる。
次に、放電部3に対して液体を供給する液体供給手段として、液体供給装置5に代えて熱交換器であるペルチェユニット6を用いた第4の実施形態について説明する。なお、上記第1の実施形態と同様の構成部分については、同一の符号を付して、その説明を省略又は簡略化する。
(9)放電装置2は、液体供給手段として、放電電極31を冷却することにより空気中の水分を結露させて放電電極31に対して液体を供給するペルチェユニット6を備えるため、液体を貯留するタンク51や、このタンク51に液体を補給する手間を不要とすることができる。
具体的には、図10(a)に示すように、対向電極32が、板状であっても、矩形状であってもよい。また、図10(b)に示すように、対向電極32が、棒状であってもよい。また、図10(c)に示すように、対向電極32が、放電電極31の先端を覆う半球形をなし、その中心に貫通孔32aが形成されたドーム型の電極であってもよい。また、図10(d)に示すように、1つの放電電極31に対して、複数の対向電極32が設けられていてもよく、これら複数の対向電極32が、それぞれ異なった形状であってもよい。また、図10(e)に示すように、環状に形成された対向電極32の内側に放電電極31が設けられるように、対向電極32を配設してもよい。
Claims (5)
- 放電生成物を発生させる放電装置であって、
前記放電装置は、電力供給部、放電電極、対向電極、および、圧電振動子を含み、
前記放電電極の形状が、前記放電生成物が拡散する方向に向かうにつれて細くなる先細り形状であり、
前記電力供給部が、前記放電電極と前記対向電極との間に電圧を印加するための電力を前記圧電振動子に供給し、
前記圧電振動子が、入力側電極、圧電体、および、前記対向電極としての役割を持つ出力側電極を含み、
前記入力側電極が、前記電力供給部と電気的に接続され、
前記圧電体が、前記入力側電極に供給された電圧に応じて振動し、
前記出力側電極が、空間を介して前記放電電極と対向し、前記入力側電極に入力された電力を前記圧電体の振動に応じて昇圧し、
前記圧電振動子により出力される高電圧が、前記放電電極と前記対向電極である前記出力側電極との間に印加される
放電装置。 - 複数の前記放電電極を含む
請求項1に記載の放電装置。 - 請求項1または2に記載の放電装置と、
前記放電電極に液体を供給する液体供給手段と
を含む静電霧化装置。 - 前記液体供給手段としての熱交換器が、前記放電電極を冷却することにより空気中の水分を結露させる
請求項3に記載の静電霧化装置。 - 前記放電電極に液体を供給する状態、および、前記放電電極に液体を供給しない状態を選択できる
請求項3または4の記載の静電霧化装置。
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