JP5438523B2 - 高周波増幅器 - Google Patents

高周波増幅器 Download PDF

Info

Publication number
JP5438523B2
JP5438523B2 JP2010004726A JP2010004726A JP5438523B2 JP 5438523 B2 JP5438523 B2 JP 5438523B2 JP 2010004726 A JP2010004726 A JP 2010004726A JP 2010004726 A JP2010004726 A JP 2010004726A JP 5438523 B2 JP5438523 B2 JP 5438523B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
field effect
effect transistor
circuit
voltage
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010004726A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011146843A (ja
Inventor
岳 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
New Japan Radio Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by New Japan Radio Co Ltd filed Critical New Japan Radio Co Ltd
Priority to JP2010004726A priority Critical patent/JP5438523B2/ja
Publication of JP2011146843A publication Critical patent/JP2011146843A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5438523B2 publication Critical patent/JP5438523B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Amplifiers (AREA)

Description

本発明は、高周波増幅器に係り、特に電源電圧を変更した場合でも動作電流が所望の値に設定され、所望の性能特性を得ることができる高周波増幅器に関する。
移動体通信機器等の無線通信に用いられる高周波増幅器は、それを構成する素子のしきい値電圧などの生産ばらつきにより動作電流ならびに性能特性に差が生じることを防ぐため、バイアス回路を搭載する場合がある。バイアス回路の一例として、増幅回路を構成する素子のしきい値電圧と同じしきい値電圧を持つ素子を用いて、カレントミラー方式の回路とする技術が公知となっている(非特許文献1)。
図6は、従来のこの種のバイアス回路を備えた高周波増幅器の説明図である。図6に示すように、増幅回路401は入力端子INから入力した高周波信号を増幅して出力端子OUTに出力する。バイパス回路403は、強電界の入力信号により増幅回路401で増幅された信号が歪むのを防ぐために、入力信号をバイパスする回路である。増幅回路401が高周波信号を増幅する際の動作電流は、バイアス回路402と制御回路404によって決定される。
図7は、図6に示す高周波増幅器の詳細な回路図である。図7に示すように、増幅回路501は入力端子INから入力した高周波信号を増幅して出力端子OUTに出力する。バイパス回路503は、強電界の入力信号により増幅回路501で増幅された信号が歪むのを防ぐために、入力信号をバイパスする回路である。増幅回路501が高周波信号を増幅する際の動作電流は、制御回路504から出力された電圧がバイアス回路502に印加され、バイアス回路502から出力された電圧が増幅回路501に印加されることによって決定される。
バイアス回路502は、電界効果型トランジスタ513と抵抗素子514〜516とから構成されている。制御回路504の出力端子は、抵抗素子514と抵抗素子515の一方の端子にそれぞれ接続し、抵抗素子514の他方の端子は、電界効果型トランジスタ513のドレインおよびゲートに接続し、電界効果型トランジスタ513のソースは接地している。電界効果型トランジスタ513のゲートは、抵抗素子516の一方の端子に接続し、抵抗素子516の他方の端子は、増幅回路501に接続している。また抵抗素子515の他方の端子も、増幅回路501に接続している。
増幅回路501は、電界効果型トランジスタ511、512が主な構成素子となっている。そして抵抗素子516の他方の端子は、電界効果型トランジスタ511のゲートと接続し、抵抗素子515の他方の端子は、電界効果型トランジスタ512のゲートと接続している。このような構成とすることで、電界効果型トランジスタ511と電界効果型トランジスタ513は、いわゆるカレントミラー型の構成となる。
このように構成することによって、電界効果型トランジスタ511のドレイン・ソース間に流れる電流は、電界効果型トランジスタ513のドレイン・ソース間に流れる電流に応じた一定の電流となり、電界効果型トランジスタ511および電界効果型トランジスタ513のしきい値電圧が同じであれば、そのしきい値電圧の大きさによらず一定の電流となり、増幅回路501は、電界効果型トランジスタのしきい値電圧の生産ばらつきに関わらず一定の動作電流となる。
林浩二著、「携帯電話キーデバイスの開発と最新動向」、シーエムシー出版、平成19年、p.65−67
近年、このような高周波増幅器を用いた移動体通信機器では、低コスト化の要求に応えるため、一種類の高周波増幅器を、異なる電源電圧で動作させる移動体通信機器に用いるようになってきている。
しかしながら、従来例の高周波増幅器では、電源電圧が変わると、制御回路504、バイアス回路502を介して増幅回路501に印加される制御電圧が変化し、増幅回路の動作電流が変化してしまう。
図8は、従来の高周波増幅器に印加される電源電圧と電界効果型トランジスタの動作電流との関係を示すグラフである。図8に示すように、電源電圧が2.8Vのとき動作電流が3.5mAとなるように構成された高周波増幅器の場合、電源電圧が1.8Vとなると動作電流が1.5mAと大きく減少してしまう。このように動作電流が変化してしまうと、動作電流に応じて決定される性能特性が大きく変化する場合がある。
そのため従来は、所望の性能特性を得るためには、動作電流が同じになるような高周波増幅器を個別に用意したり、規模の大きい定電圧回路を構成する必要があり、低コスト化の要求に応えることができなかった。
本発明は上記問題を解消するため、電源電圧を変更した場合でも、動作電流を予め定めた値に設定することができる高周波増幅器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため本願請求項1に係る発明は、入力端子から入力した高周波信号を増幅し、出力端子から電源電圧が印加されるとともに、増幅した出力信号を出力する増幅用トランジスタからなる増幅回路と、前記増幅用トランジスタの制御電極に制御信号を出力するバイアス回路と、該バイアス回路の前記制御信号を調整する調整信号を出力する調整回路とを備えた高周波増幅器であって、前記調整回路は、一個または複数個を直列に接続したダイオード素子と第1および第2の電界効果型トランジスタと第1、第2、第3および第4の抵抗素子とを備え、前記出力端子に前記ダイオード素子のアノードと前記第1の抵抗素子の一端と前記第2の抵抗素子の一端が接続され、前記ダイオード素子のカソードは、前記第1の電界効果型トランジスタのゲートに接続されるとともに第3の抵抗素子を介して接地され、前記第1の抵抗素子の他端は、前記第2の電界効果型トランジスタのゲートと前記第1の電界効果型トランジスタのドレインに接続され、該第1の電界効果型トランジスタのソースは接地され、前記第2の抵抗素子の他端は、前記第2の電界効果型トランジスタのドレインと前記第4の抵抗素子の一端に接続され、前記バイアス回路に前記第2の電界効果型トランジスタのソースと前記第4の抵抗素子の他端が接続されてなり、前記出力端子に第1の電圧が印加されたときに、前記第2の電界効果型トランジスタが導通状態となり、前記調整回路から出力される信号と、前記出力端子に第2の電圧が印加されたときに、前記第2の電界効果型トランジスタが遮断状態となり、前記調整回路から出力される信号が同一であることを特徴とする。
本発明の高周波増幅器は、高周波増幅器に印加される電源電圧が異なる場合において、電界効果型トランジスタの動作電流をほぼ一定あるいは予め設定した任意の値にすることができる。このように動作電流をほぼ一定にすると、動作電流に応じて決定される性能特性、例えば高周波増幅器の利得や雑音指数をほぼ一定にすることができる。一方、動作電流を予め設定した任意の値にすると、動作電流と電源電圧の積であらわす消費電力に応じて決定される性能特性、例えば高周波増幅器の飽和特性をほぼ一定にすることができる。
このように動作させる電源電圧が異なる高周波増幅器について、それぞれの電源電圧で動作した場合の動作電流を、予め定めた値に設定することができるため、部品を共通化することができ、移動体通信機器の低コスト化を実現することができる。
本発明の高周波増幅器の説明図である。 本発明の高周波増幅器の電源電圧と増幅用トランジスタの動作電流との関係を表すグラフである。 本発明の高周波増幅器の別の電源電圧と増幅用トランジスタの動作電流の関係を表すグラフである。 本発明の第1の実施例の説明図である。 本発明の第2の実施例の回路図である。 従来のカレントミラー方式のバイアス回路を備えた高周波増幅器の説明図である。 図6に示す高周波増幅器の詳細な説明図である。 従来の高周波増幅器の電源電圧と電界効果型トランジスタの動作電流との関係を表すグラフである。
図1は本発明の高周波増幅器の説明図である。図1に示す高周波増幅器は、主に増幅回路101、バイアス回路102および調整回路105とで構成されている。なお本発明はバイパス回路は必須の構成要件ではないので、バイパス回路は省略し、入力端子INと出力端子OUTに、それぞれ整合回路を付加している。
増幅回路101は、入力端子INから入力された高周波信号を増幅する回路であり、電界効果型トランジスタ111で構成されている。増幅回路101が高周波信号を増幅する際の動作電流は、整合回路106oと出力端子OUTを介して安定化電源107から印加される電源電圧が調整回路103に印加され、調整回路103から出力された調整信号(電圧信号)がバイアス回路102の電源電圧として印加され、バイアス回路102から出力される制御信号(電圧信号)が電界効果型トランジスタ111(増幅用トランジスタ)のゲートに印加されることによって決定される。
調整回路103の内部には、印加される電源電圧に応じて複数の調整信号を切り替えて出力する調整信号生成部とスイッチング部とを備えている。そしてスイッチング部を制御することで選択された調整信号が出力される。
図2は高周波増幅器に印加される電源電圧と増幅用トランジスタの動作電流の関係を表すグラフである。例えば、調整信号生成部の1つを選択した場合、電源電圧が2.8Vのとき動作電流が3.5mAとなる。また、別の調整信号生成部に切り替えた場合には、電源電圧が1.8Vで動作電流が3.5mAとなる。このように電源電圧に対する動作電流が切替可能となることによって、電源電圧が2.8Vの移動体通信機器と電源電圧が1.8V移動体通信機器に、共通部品として使用することができる。これらは動作電流がほぼ一定となるため、動作電流に応じて決定される高周波増幅器の性能特性もほぼ一定とすることができる。
また、図3は別の高周波増幅器に印加される電源電圧と増幅用トランジスタの動作電流の関係を表すグラフである。例えば、調整信号生成部の1つを選択した場合、電源電圧が2.8Vのとき動作電流が3.5mAとなる。また、別の調整信号生成部に切り替えた場合には、電源電圧が1.8Vで動作電流が5.4mAとなる。このように電源電圧に対する動作電流が切替可能となることによって、電源電圧が2.8Vの移動体通信機器と電源電圧が1.8Vの移動体通信機器に、共通部品として使用することができる。本実施例では、動作電流の値を異なる電源電圧で任意に設定することもできるため、高周波増幅器の電源電圧と動作電流の積である消費電力を一定にすることができ、消費電力によって決定される性能特性を、異なる電源電圧間で一定とすることができる。
次に高周波増幅器の具体的な回路構成について説明する。図4は本発明の第1の実施例の説明図である。増幅回路201は、整合回路206i、入力端子INを介して入力される高周波信号を増幅する回路であり、電界効果型トランジスタ211で構成されている。増幅回路201が高周波信号を増幅する際の動作電流は、整合回路206oと出力端子OUTを介して安定化電源207から印加される電源電圧が調整回路203に印加され、調整回路203から出力される電圧(調整信号)がバイアス回路202の電源電圧として印加され、バイアス回路202から出力される電圧(制御信号)が電界効果型トランジスタ211(増幅用トランジスタ)のゲートに印加されることによって決定される。
調整回路203は、出力端子OUTに抵抗素子215の一端とインバーター回路213の一端が接続している。このインバーター回路213は、ある一定の電圧より高い入力電圧のとき、ほぼ0Vを出力し、ある一定の電圧より低い入力電圧のとき、予め設定された電圧を出力する、いわゆるNOT論理回路として機能する。また抵抗素子215の他端には抵抗素子216の一端とスイッチ素子214の一端が接続している。そして抵抗素子216の他端とスイッチ素子214の他端を互いに接続するとともにバイアス回路201に接続している。一方、インバーター回路213の他端はスイッチ素子214の制御端子に接続している。
調整回路203は、使用される電源電圧に応じて、スイッチ素子214の導通状態と遮断状態を切替えることで、抵抗素子216を短絡状態または導通状態となるように制御される。その結果、バイアス回路202に印加される電圧(調整信号)は、抵抗素子216が短絡状態の場合の電圧、抵抗素子216が導通状態の場合の電圧の2種類の切替えを行うことができる。
ここで、バイアス回路202に印加される電圧は、抵抗素子215および抵抗素子216の抵抗値を適宜設定するとともに、スイッチ素子214の導通状態、遮断状態を切替えることで、所望の値、即ち同一あるいは異なる値に設定することができる。
なお、調整回路203の出力電圧(調整信号)がバイアス回路202に印加され、バイアス回路202から電界効果型トランジスタ211の制御電圧が出力されるので、電界効果型トランジスタ211の動作電流が、例えば所望の値、前述の図2で説明したように異なる動作電圧で同一となるような値、あるいは図3で説明したように異なる動作電圧でそれぞれ異なる所望の値となるように、バイアス回路の出力電圧(制御信号)、調整回路の出力電圧(調整信号)が設定されることになる。
次に第2の実施例について説明する。図5は本発明の第2の実施例の説明図で、詳細な回路図を示している。増幅回路301は、調整回路306i、入力端子INを介して入力される高周波信号を増幅する回路であり、電界効果型トランジスタ311で構成されている。増幅回路301が高周波信号を増幅する際の動作電流は、整合回路306oと出力端子OUTを介して安定化電源307から印加される電源電圧が調整回路303に印加され、調整回路303から出力される電圧(調整信号)がバイアス回路303の電源電圧として印加され、バイアス回路303が出力される電圧(制御信号)が電界効果型トランジスタ311(増幅用トランジスタ)のゲートに印加されることによって決定される。
調整回路303は、出力端子OUTにダイオード素子316のアノードと抵抗素子317の一端と抵抗素子318の一端とが接続している。またダイオード素子316のカソードに電界効果型トランジスタ313のゲートが接続するとともに、抵抗素子320を介して接地している。一方抵抗素子317の他端と電界効果型トランジスタ314のゲートが接続するとともに電界効果型トランジスタ313のドレインが接続し、ソースは接地している。抵抗素子318の他端は、電界効果型トランジスタ314のドレインと抵抗素子319の一端に接続し、電界効果型トランジスタ315のソースと抵抗素子319の他端は互いに接続するとともに電圧出力端子324に接続している。
バイアス回路302は、電圧出力端子324に接続する電圧印加端子325に、電界効果型トランジスタ312のドレインとゲートが接続し、電界効果型トランジスタ312のソースは接地している。また電界効果型トランジスタ312のゲートは、抵抗素子315を介して電圧出力端子326に接続している。以上の構成とすることで、電界効果型トランジスタ311と電界効果型トランジスタ312は、いわゆるカレントミラー型の構成となる。
増幅回路301が高周波信号を増幅する際の動作電流は、整合回路306oと出力端子OUTを介して安定化電源307から印加された電源電圧が調整回路303の電圧印加端子323に印加され、調整回路303の電圧出力端子324から出力された電圧がバイアス回路302の電圧印加端子325に印加され、バイアス回路302の電圧出力端子326から出力された電圧が増幅回路301に印加されることによって決定される。
ここで調整回路303は、電圧印加端子323に印加される電源電圧に応じて電界効果型トランジスタ314の導通状態と遮断状態を切替ることで、抵抗素子319を短絡状態または導通状態とし、バイアス回路302に印加される電圧を調整することができる。その結果、バイアス回路202に印加される電圧は、抵抗素子318および抵抗素子319の抵抗値を適宜設定するとともに、電界効果型トランジスタ314の導通状態、遮断状態を切替えることで、所望の値、即ち同一あるいは異なる値に設定することができる。
この調整回路303の動作について、安定化電源307が2.8Vのときと、1.8Vのときを例に説明する。このときの電界効果型トランジスタ313、314のしきい値電圧は0.3Vとする。安定化電源307の電圧が2.8Vのとき、電圧印加端子323に印加される電圧が約2.8Vであり、ダイオード素子316と抵抗素子320で分圧された約0.8Vの電圧が電界効果型トランジスタ313のゲートに印加され、電界効果型トランジスタ313は導通状態となる。このとき、電界効果型トランジスタ313のドレインは略0Vとなり、電界効果型トランジスタ314のゲートには略0Vが印加され、電界効果型トランジスタ314は遮断状態となる。その結果、調整回路303の電圧出力端子324には、抵抗素子318と抵抗素子319の合成抵抗とバイアス回路302と増幅回路301の合成インピーダンスによって分圧された約0.4Vの電圧が出力されることになる。
安定化電源307の電圧が1.8Vのとき、電圧印加端子323に印加される電圧が約1.8Vであり、ダイオード素子316と抵抗素子320で分圧された約0.2Vの電圧が電界効果型トランジスタ313のゲートに印加され、電界効果型トランジスタ313は遮断状態となる。このとき、電界効果型トランジスタ313のドレインは約1.1Vとなり、電界効果型トランジスタ314のゲートには約1.1Vが印加され、電界効果型トランジスタ314は導通状態となる。その結果、調整回路303の電圧出力端子324には、抵抗素子318電界効果型トランジスタ314のドレイン・ソース間抵抗の合成抵抗とバイアス回路302によって分圧された約0.4Vの電圧が出力される。
以上説明したように、安定化電源307の電圧が2.8Vのときと1.8Vのときにおいて、調整回路303の電圧出力端子324から約0.4Vの電圧が出力され、バイアス回路302を介して電界効果型トランジスタ311のゲートに印加されることで、増幅回路301の動作電流を一定に保つことができることがわかる。また、抵抗素子318、抵抗素子319の大きさと、電界効果型トランジスタ314の導通状態と遮断状態を切替える電源電圧を適宜設定するとともに、ダイオード素子316と抵抗素子320の大きさを適宜設定することで、調整回路303の電圧出力端子324から出力される電圧を適宜設定することが可能となる。
以上、本発明の実施例について説明してきたが、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、例えば調整回路を多段に接続して構成することで、任意の電源電圧を2点以上切替可能とすることができる。また、バイアス回路はカレントミラー型に限定されるものではなく、任意のバイアス回路を形成してもよい。さらに調整回路を構成する電界効果型トランジスタは、いわゆるエンハンスメント型に限定されるものではなく、いわゆるディプレッション型としてもよい。また電界効果型トランジスタの代わりにバイポーラトランジスタを用いることができる。
101;増幅回路、102;バイアス回路、103;調整回路、106;整合回路、107;安定化電源、111;電界効果型トランジスタ

Claims (1)

  1. 入力端子から入力した高周波信号を増幅し、出力端子から電源電圧が印加されるとともに、増幅した出力信号を出力する増幅用トランジスタからなる増幅回路と、前記増幅用トランジスタの制御電極に制御信号を出力するバイアス回路と、該バイアス回路の前記制御信号を調整する調整信号を出力する調整回路とを備えた高周波増幅器であって、
    前記調整回路は、一個または複数個を直列に接続したダイオード素子と第1および第2の電界効果型トランジスタと第1、第2、第3および第4の抵抗素子とを備え、前記出力端子に前記ダイオード素子のアノードと前記第1の抵抗素子の一端と前記第2の抵抗素子の一端が接続され、前記ダイオード素子のカソードは、前記第1の電界効果型トランジスタのゲートに接続されるとともに第3の抵抗素子を介して接地され、前記第1の抵抗素子の他端は、前記第2の電界効果型トランジスタのゲートと前記第1の電界効果型トランジスタのドレインに接続され、該第1の電界効果型トランジスタのソースは接地され、前記第2の抵抗素子の他端は、前記第2の電界効果型トランジスタのドレインと前記第4の抵抗素子の一端に接続され、前記バイアス回路に前記第2の電界効果型トランジスタのソースと前記第4の抵抗素子の他端が接続されてなり、
    前記出力端子に第1の電圧が印加されたときに、前記第2の電界効果型トランジスタが導通状態となり、前記調整回路から出力される信号と、前記出力端子に第2の電圧が印加されたときに、前記第2の電界効果型トランジスタが遮断状態となり、前記調整回路から出力される信号が同一であることを特徴とする高周波増幅器。
JP2010004726A 2010-01-13 2010-01-13 高周波増幅器 Expired - Fee Related JP5438523B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010004726A JP5438523B2 (ja) 2010-01-13 2010-01-13 高周波増幅器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010004726A JP5438523B2 (ja) 2010-01-13 2010-01-13 高周波増幅器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011146843A JP2011146843A (ja) 2011-07-28
JP5438523B2 true JP5438523B2 (ja) 2014-03-12

Family

ID=44461324

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010004726A Expired - Fee Related JP5438523B2 (ja) 2010-01-13 2010-01-13 高周波増幅器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5438523B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020191551A (ja) 2019-05-22 2020-11-26 株式会社村田製作所 増幅回路、高周波フロントエンド回路および通信装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10290129A (ja) * 1997-04-11 1998-10-27 Sony Corp 高周波増幅器
JP3259703B2 (ja) * 1998-12-28 2002-02-25 日本電気株式会社 マイクロ波増幅回路
JP2007074039A (ja) * 2005-09-02 2007-03-22 Kenwood Corp 電力増幅回路、電力増幅回路のバイアス制御方法、電力増幅回路のバイアス制御プログラム及び記録媒体
JP5158425B2 (ja) * 2008-03-12 2013-03-06 株式会社村田製作所 Rf電力増幅装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011146843A (ja) 2011-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7271663B2 (en) Operational amplifier output stage and method
CN106817091B (zh) 功率放大电路
JP2019192987A (ja) 電力増幅器の制御回路
KR102133926B1 (ko) 낮은 위상 변화를 갖는 광대역 가변 이득 증폭기
US9722546B2 (en) Bias circuit for low quiescent current amplifier
US8963612B1 (en) Multiple mode RF circuit
US9917549B1 (en) Dynamically configurable bias circuit for controlling gain expansion of multi-mode single chain linear power amplifiers
US10910999B2 (en) Bias circuit
US9041473B2 (en) Power amplifier
US11290060B2 (en) Bias circuit
CN108900167B (zh) 阻抗补偿电路及功率放大补偿电路
KR20060112539A (ko) 자동 스위칭 기능을 갖는 전력증폭기
JP5833938B2 (ja) ボルテージレギュレータ
JP5438523B2 (ja) 高周波増幅器
KR102304514B1 (ko) 증폭 회로
KR101618971B1 (ko) 인버터 형태의 전력 증폭기
CN114884491A (zh) 一种比较器电路、芯片和电子设备
US8044720B2 (en) Amplification circuit
US20160036396A1 (en) Power Amplifier, and Method of the Same
JP2012004777A (ja) 高周波増幅器
JP2010109710A (ja) 利得可変型増幅器
JP2016116022A (ja) 高出力増幅器
JP6336775B2 (ja) 利得可変型増幅器
JP2015019328A (ja) 増幅回路
JP5596451B2 (ja) 利得可変型増幅器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130618

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130625

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130805

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5438523

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees