JP5437885B2 - 遊技機のためのボタン式演出操作装置 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ遊技機やスロットマシンなどの遊技機に係り、特に、当該遊技機において、遊技者等に対し、何らかの有利な遊技状態を期待させるために操作させるようにした遊技機のためのボタン式演出操作装置に関する。
従来、この種の遊技機のうち、例えば、パチンコ遊技機においては、下記特許文献1に記載のボタン式演出操作装置が提案されている。このボタン式演出操作装置は、操作手段、筒状の案内手段及び移動駆動手段を備えており、その操作手段にて、遊技機本体に設けた上皿カバーの開口孔から操作ボタンを遊技機本体の前側へ露出させるようにして、上皿カバーの内部に設けられている。
そして、操作手段は、操作ボタンを遊技機本体の内部方向に退去させる退去位置から操作ボタンを遊技機本体の外部方向に上皿カバーの開口孔から突出させる突出位置へ或いはこの突出位置から上記退去位置へ筒状の案内手段に沿い摺動自在となるように当該案内手段により保持されている。
ここで、操作手段の操作ボタンは、移動駆動手段の通電に伴う駆動軸の前方への進出により上記退去位置から上記突出位置へ筒状の案内手段に沿い摺動し、また、移動駆動手段の通電停止に伴う駆動軸の後方への退去に応じて筒状の案内手段に沿い摺動するようになっている。
これにより、操作ボタンが上記突出位置に位置する状態において、遊技者が、操作ボタンをその前方から叩くことで、操作ボタンが付勢手段の弾性力に抗して移動駆動手段側へ変位したことを検出したときに、遊技者に対し何らかの有利な遊技状態を期待させる演出表示を行う。
特許第3989287号公報
ところで、上記パチンコ遊技機においては、操作手段における操作ボタンの退去位置からの突出範囲が、案内手段により上記退去位置から上記突出位置までの範囲に規制されているため、操作ボタンの上皿カバーからの突出度合いが少ない。従って、操作ボタンがその突出により遊技者に訴える効果が低い。
このため、遊技者は、操作ボタンの突出を見逃しがちになったり、また、操作ボタンの突出に気がついても、突出した操作ボタンを叩こうとする意思を発揮させにくい。
これに対し、操作ボタンの上皿カバーからの突出度合いを増大させたとしても、当該操作ボタンの突出態様が、単調なものであれば、上述と同様に、操作ボタンがその突出により遊技者に訴える効果が低いことに変わりがない。
そこで、本発明は、以上のようなことに対処するため、ボタン部を2段階にて大きく突出させるように工夫を凝らし、ボタン部の突出を遊技者に対して強く認識させるようにした遊技機のためのボタン式演出操作装置を提供することを目的とする。
上記課題の解決にあたり、本発明は、請求項1の記載によれば、
遊技機の前面に設けられるボタン式演出操作装置において、
遊技機の上記前面から前方に延出する基準部位(33)より突出可能なボタン部(41)を有する操作体(40)と、
上記基準部位の上記ボタン部の突出側とは反対側にて操作体を進退可能に支持する駆動手段(50)とを備えて、
当該駆動手段は、
回動部材(54)と、操作体を進退可能に支持する従動部材であって幅広凹部及び幅狭凹部でもってL字状或いは逆L字状にくり抜き形成した凹所(57b)を有する従動部材(51)とを備えて、
操作体を、初期段階には、回動部材から延出する摺接部材(55)の回動部材(54)の回動に伴う上記凹所の上記幅狭部の内面から上記幅広凹部内への解離に基づき、バネ手段(52)により上記基準部位から瞬時に突出させ、ついで、後段階にて、回動部材のさらなる回動に伴い、摺接部材の上記凹所の内面との摺接のもと、当該摺接部材により、従動部材を介し、上記初期段階よりも遅い速度にて、大きく突出させるようにしたことを特徴とする遊技機のためのボタン式演出操作装置である。
このような構成によれば、演出操作装置が、上述のごとく、カム部材及び摺接部材を有する構成にて、操作体を、初期段階及び後段階という2段階に分けて大きく上動させるように構成されているので、遊技者は、上述のようなボタン部の突出を強く認識することができる。
また、本発明は、請求項2の記載によれば、遊技機の前面に設けられるボタン式演出操作装置において、
遊技機の上記前面から前方に延出する基準部位(33)より突出可能な筒状のボタン部(41)と、バネ(42)を介し上記ボタン部を摺動可能に嵌装してなる柱部(43)とを有する操作体(40)と、
上記基準部位の前記ボタン部の突出側とは反対側にて操作体を進退可能に支持する駆動手段(50)とを備え、
当該駆動手段は、
モータ(53)と、
このモータにより駆動されて回動する回動板(54)と、
この回動板から延出する摺接部材(55)と、
上記柱部から上記基準部位を介し同軸的に延出する従動部材(51)と、
上記基準部位と上記柱部との間に介装されて当該柱部を操作体の突出方向に向けて付勢するコイルスプリング(52)とを備えて、
従動部材は、
その延出端側部位(57)にて、回動板の回動に伴う摺接部材の回動板の軸を中心とする回動軌跡に応じて摺接部材と摺接しながら操作体の突出方向からその逆方向にかけて案内されるように、幅広凹部及び幅狭凹部でもってL字状或いは逆L字状に形成した凹所(57b)を形成されて、
この凹所の上記幅狭凹部の内面による摺接部材との当接のもとに、コイルスプリングを上記柱部により圧縮させるように、操作体とともに原位置に維持され、
初期段階には、回動板の一方向回動に伴う上記凹所の上記幅狭部の内面から上記幅広部内への解離に基づき、コイルスプリングの弾力のもと上記基準部位から操作体とともに瞬時に突出し、
ついで、後段階にて、回動板のさらなる一方向回動に伴い、摺接部材により上記凹所の上記幅広部の内面との摺接のもとに押動されて、上記初期段階よりも遅い速度にて、操作体とともに大きく突出するようにしたことを特徴とする遊技機のためのボタン式演出操作装置である。
これによれば、コイルスプリングを柱部により圧縮させるように操作体とともに原位置に維持されていた従動部材が、初期段階にて、回動板の一方向回動に伴う上記凹所の上記幅狭部の内面から上記幅広部内への解離に応じて、コイルスプリングの弾力のもと上記基準部位から操作体とともに瞬時に突出し、然る後、後段階にて、回動板のさらなる一方向回動に伴い摺接部材により上記凹所の上記幅広部の内面との摺接のもとに押動されて、上記初期段階よりも遅い速度にて、操作体とともに大きく突出する。
このため、ボタン部は2段階にて大きく突出するようになり、当該ボタン部の突出を遊技者に対して強く認識させることができる。
また、本発明は、請求項3の記載によれば、請求項2に記載の遊技機のためのボタン式演出操作装置において、
従動部材は、上記後段階にて大きく突出した後、摺接部材(55)により従動部材の上記凹所の上記幅狭部の内面との摺接のもとにさらに押動されて、上記柱部によりコイルスプリングを圧縮しながら操作体とともに上記原位置に戻るようにしたことを特徴とする。
これにより、従動部材は、操作体とともに原位置に確実に戻ることができる。このとき、コイルスプリングは、柱部により基準部位上に圧縮された状態にある。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す。
本発明に係るパチンコ遊技機の一実施形態を、ボタン式演出操作装置のボタンの原位置との関係にて示す斜視図である。 上記一実施形態を、ボタン式演出操作装置のボタンの上動最終位置との関係にて示す斜視図である。 上記一実施形態におけるボタン式演出操作装置の分解斜視図である。 上記一実施形態におけるボタン式演出操作装置の従動部材の斜視図である。 上記一実施形態においてボタンが原位置にあるときのボタン部式演出操作装置を前面側からみた斜視図である。 上記一実施形態においてボタン式演出操作装置を背面側からみた斜視図である。 図6のボタン式演出操作装置からL字状補助壁部材及びカム駆動用モータを取り除いた状態を示す斜視図である。 上記一実施形態におけるボタン式演出操作装置の電気回路構成を表すブロック図である。 上記一実施形態におけるボタン式演出操作装置の作動状態を、ボタン部を原位置に位置させた状態にて示す当該ボタン式演出操作装置の前面図である。 図9のボタン式演出操作装置の縦断面図である。 上記一実施形態におけるボタン式演出操作装置の作動状態を、ボタン部を上動初期位置まで上動させた状態にて示す当該ボタン式演出操作装置の前面図である。 図11のボタン式演出操作装置の縦断面図である。 上記一実施形態におけるボタン式演出操作装置の作動状態を、ボタン部に上動初期位置から更なる上動を開始させる直前の当該ボタン式演出操作装置の前面図である。 上記一実施形態におけるボタン式演出操作装置の作動状態を、ボタン部に上動初期位置から更なる上動を開始させた直後の当該ボタン式演出操作装置の前面図である。 上記一実施形態におけるボタン式演出操作装置の作動状態を、ボタン部を図14の位置から僅かに上動させたときの当該ボタン式演出操作装置の前面図である。 上記一実施形態におけるボタン式演出操作装置の作動状態を、ボタン部を図15の位置から僅かに上動させたときの当該ボタン式演出操作装置の前面図である。 図16のボタン式演出操作装置の縦断面図である。 上記一実施形態におけるボタン式演出操作装置の作動状態を、ボタン部を図16の位置から僅かに上動させたときの当該ボタン式演出操作装置の前面図である。 上記一実施形態におけるボタン式演出操作装置の作動状態を、ボタン部を上動終了位置まで上動させたときの当該ボタン式演出操作装置の前面図である。 図19のボタン式演出操作装置の縦断面図である。 上記一実施形態におけるボタン式演出操作装置の作動状態を、ボタン部を上動終了位置から下動させ始め、上動初期位置に対応する位置まで下動したときの当該ボタン式演出操作装置の前面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面により説明する。
図1は、本発明がパチンコ遊技機に適用されてなる一実施形態を示す。当該パチンコ遊技機は、パチンコホール内の設置島に立設されるものであり、このパチンコ遊技機は、図1に示すように、機枠F、遊技機本体B及び前扉Dにより構成されている。
遊技機本体Bは、その枠体(図示せず)により、機枠fに対し、前後方向に開閉可能に支持されており、遊技機本体Bは、遊技盤(図示せず)及び操作ハンドル10を備えている。
上記遊技盤は、前扉Dのガラス板20(後述する)の裏面側に位置するように、遊技機本体Bに設けられており、当該遊技盤は、その遊技領域内に球発射装置(図示せず)からの遊技球を案内して上記遊技領域において下方に向けて転動させる。
操作ハンドル10は、上記球発射装置(図示せず)の一構成部材として、遊技機本体Bの右側下部にその前面側から支持されており、この操作ハンドル10は、遊技者による操作のもと、上記球発射装置に供給される遊技球を上記遊技盤の遊技領域内に向け発射するようになっている。なお、上記球発射装置は、遊技機本体Bの右側下部にその裏面側から取り付けられている。
前扉Dは、遊技機本体Bを介し機枠Fによって前後方向に開閉可能に支持されている。この前扉Dは、図1及び図2に示すように、矩形板状のガラス板20及び球受け皿30を備えている。ガラス板20は、前扉Dの閉成時に上記遊技盤に対しその前側から対向して位置するように、前扉Dの開口部にその裏面側から組み付けられている。
球受け皿30は、払い出されてきた賞球など遊技球を一旦貯留するように、前扉Dにおけるガラス板20の下側部位から前方へ受け皿状に延出されており、当該球受け皿30は、図1に示すように、外壁部材30aと、球収容部材30bとにより構成されている。
外壁部材30aは、U字状外壁31及び底壁32からなるもので、U字状外壁31は、前側壁部31a及び左右両側壁部31bでもってU字状に形成されている。底壁32は、U字状外壁31の下縁開口部を閉じるように、当該U字状外壁31と一体的に形成されている。
そして、当該外壁部材30aは、U字状外壁31の左右両側壁部31b及び底壁32により、前扉Dにおけるガラス板20の下側部位から前方へ延出するようにガラス板20の下側部位に取り付けられている。これにより、外壁部材30aは、下側に向けて凹状となるように形成されて、U字状外壁31の上縁部とガラス板20の下側部位との間にて、上方へ開口する開口部を形成する。
球収容部材30bは、環状上壁部33と、凹状球収容部34とを備えており、環状上壁部33は、外壁部材30aの上記開口部に組付けられている。凹状球収容部34は、周壁部34aと、この周壁部34aの下端開口部を閉じる底壁部34bとでもって、下方に向けて凹状となるように形成されており、この凹状球収容部34の周壁部34aは、環状上壁部33の中空内周部から下方へ延出するように、環状上壁部33と一体的に形成されている。
これにより、凹状球収容部34は、外壁部材30aの内側に位置するように、環状上壁部33により支持され、上方に向けて開口する。なお、球収容部材30bは、凹状球収容部34内に払い出される遊技球を当該凹状球収容部34内にて一時的に貯留するとともに、当該貯留遊技球を、例えば、操作ハンドル10の回動操作に伴い、上記発射装置に供給する。
また、前扉Dは、図3、図5及び図6に示すようなボタン式演出操作装置Gを備えており、この演出操作装置Gは、そのボタン部41を上下動可能に球受け皿30から上方へ突出させるように、球受け皿30内に支持されている。
演出操作装置Gは、図3、図5及び図6に示すように、操作体40及び駆動機構50を備えており、操作体40は、L字状補助壁部材30cに配設された駆動機構50により、L字状補助壁部材30cを介し、球受け皿30内において上下動可能に支持されている。
ここで、L字状補助壁部材30cは、球受け皿30内にてそのU字状外壁31の前側壁部31aと球収容部材30bの凹状球収容部34との間に形成される空所内に立設されているもので、このL字状補助壁部材30cは、外壁部材30aの底壁32から上方に向け立設される立壁部35と、この立壁部35の上端部から前側へL字状に延出する上壁部36とにより構成されている。なお、立壁部35は、その壁面がU字状外壁31の前側壁部31aに沿うように位置し、また、上壁部36は、その壁面が球収容部材30bの環状上壁部33に平行となるように位置している。
操作体40は、図3に示すように、ボタン部41と、コイルスプリング42と、円柱部43とによって構成されている。ボタン部41は、円筒状周壁部41aと、この周壁部41aと共に縦断面U字状となるように当該周壁部41aの上端開口部に一体的に形成した押打壁部41bとを有しており、当該ボタン部41は、押打壁部41bを上側に、円筒状周壁部41aを下側にして、球収容部材30bの環状上壁部33に形成した貫通穴部33aに下方から同軸的に上下動可能に挿通されている。なお、押打壁部41bは、上に凸な断面円弧壁状に形成されている。
また、ボタン部41は、環状鍔部41cを有しており、この環状鍔部41cは、環状上壁部33の貫通穴部33aの外周部に下方から当接するように、周壁部41aの下端開口部から半径方向へ外方に向け環状に突出形成されている。また、上述した貫通穴部33aは、図1及び図2に示すように、球収容部材30bの環状上壁部33の左右方向前側中間部位に形成されている。
円柱部43は、ボタン部41の周壁部41a内にその下端開口部から同軸的にかつ摺動可能に嵌装されており、円柱部43の上端部43aとボタン43の押打壁部41bとの間にコイルスプリング42が介装されている。
このように構成した操作体40によれば、ボタン部41が後述の下動端位置(原位置)にあるとき、当該ボタン11の押打壁部41bは、図1、図9及び図10に示すように、球収容部材30bの環状上壁部33の貫通穴部33aの内部から上方に臨むように位置する。
一方、ボタン部41が後述の上動端位置(上動終了位置)にあるとき、当該ボタン11の押打壁部41bは、図2、図19及び図20に示すように、環状上壁部33の貫通穴部33aから上方へ大きく突出して、環状鍔部41cが環状上壁部33の貫通穴部33aの外周部に下方から当接している。
駆動機構50は、操作体40を上動駆動或いは下動駆動すると共に、操作体40を下動端位置(原位置)或いは上動端位置(上動終了位置)に保つものであり、この駆動機構50は、L字状補助壁部材30cに組み付けられている。
駆動機構50は、従動部材51と、コイルスプリング52と、カム駆動用モータ53と、円板54と、ローラ55とを備えている。
従動部材51は、L字状補助壁部材30cの立壁部35に平行となるように、操作体40の円柱部43の下端部から、補助壁部材30cの上壁部36に形成した貫通穴部36a及びコイルスプリング52を順に通り、下方に向け延出されている。
この従動部材51は、四角柱部56と、四角板部57とを備えており、四角柱部56は、四角板部57の上縁中央部から上方へ延出されている。当該四角柱部56は、ボルト56aを有しており、このボルト56aは、四角柱部56の上端部から上方へ同軸的に延出されている。ここで、このボルト56aは、その上端部にて、円柱部43の下端部に形成した雌ねじ孔部に螺着されて、当該円柱部43に同軸的に連結されている。
四角板部57は、その板厚方向にて、L字状補助壁部材30cの立壁部35に直角となるように、四角板状にて、四角柱部56の下端部と一体的に形成されている。
当該四角板部57は、図4に示すように、その後面57a(図3にて補助壁部材30cの立壁部35側の面)に後方へ向けて開口する逆L字状凹所57bを有しており、この凹所57bは、補助壁部材30cの上壁部36に平行で左右方向に長く上下方向に狭い幅狭凹部57cと、この幅狭凹部57cの端部の図4にて図示右方向にて下方向に広い幅広凹部57dとを有するように、逆L字状に形成されている。
幅狭凹部57cは、補助壁部材30cの上壁部36にそれぞれ平行な上側内面部57e及び下側内面部57fを有している。ここで、上側内面部57eと下側内面部57fとの間隔は、ローラ55(後述する)を幅狭凹部57c内に進入可能とするように、ローラ55の外径寸法より僅かに大きく設定されている。
一方、幅広凹部57dは、幅狭凹部57cの上側内面部57eから図4にて図示右方へ延びる上側内面部(以下、この上側内面部をも含めて上側内面部57eという)と、幅狭凹部57cの下側内面部57fの右端部から下方向へ垂直に延びる垂直内面部57gと、この垂直内面部57gから補助壁部材30cの上壁部36に平行となるよう延びる下側内面部57hと、この下側内面部57hの右端部から上方向へ延びる右側内面部57iとを有している。
ここで、幅広凹部57dにおいては、図4にて示すごとく、その上側内面部57eから右側内面部57iにかけて、所定の曲率にて円弧面状に形成されている。なお、上記所定の曲率は、後述のごとく、円板54の回転或いは回動に伴い変位するローラ55により描かれる円の軌跡の曲率よりも大きく設定されている。これにより、ローラ55は、後述のごとく、四角板部57を、上側内面部57e及び右側内面部57iにて、押し上げながら転動するようになっている。
また、四角板部57は、円柱57kを有しており、この円柱57kは、補助壁部材30cの立壁部35に垂直となるように、幅広凹部57dの奥側内面部57jから突出形成されている。この円柱57kは、後述するごとく、操作体40が上動初期位置から更なる上動を開始した直後にローラ55と当接し、ローラ55から押上力を受けるようになっている。
従動部材51は、また、図4にて示すごとく、第1の案内ピン51c及び第2の案内ピン51dを、それぞれ2つずつ、上下に有しており、これら第1の案内ピン51cと、第2の案内ピン51dとは、互いに左右方向に間隔をおいて四角板部57の後面57aから突出されている。なお、以下、2つの第1の案内ピン51cのうち、上側に位置する第1の案内ピン51cを第1の上側案内ピン51cともいい、下側に位置する第1の案内ピン51cを第1の下側案内ピン51cともいう。また、2つの第2の案内ピン51dのうち、上側に位置する第2の案内ピン51dを第2の上側案内ピン51dともいい、下側に位置する第2の案内ピン51dを第2の下側案内ピン51dともいう。
2つの第1の案内ピン51cは、四角板部57の後面57aから上下に間隔をおいて突出されている。そして、各々の第1の案内ピン51cは、補助壁部材30cの立壁部35に形成された縦長の第1の案内溝35aであって、上壁部36に対して垂直となる方向に長い第1の案内溝35aに立壁部35の前面35b側から挿通され、立壁部35の前面35a側及び後面35b側から第1の案内ピン51cの先端部に対してそれぞれ装着される2つの止め輪51eによって軸方向の移動が規制され、第1の案内溝35a内に、上動及び下動可能な係止状態で保持されている。
一方、2つの第2の案内ピン51dは、2つの第1の案内ピン51cと同様、補助壁部材30cの上壁部36に対して垂直となる方向に間隔を置いて設けられている。そして、各々の第2の案内ピン51dは、立壁部35に第1の案内溝35aに平行となるよう形成された縦長の第2の案内溝35dに立壁部35の前面35b側から挿通され、第2の案内溝35dに挿通された第2の案内ピン51dは、立壁部35の前面35b側及び後面35c側から第2の案内ピン51dの先端部に対してそれぞれ装着される他の2つの止め輪51fによって軸方向の移動が規制され、第2の案内溝35d内に、上動及び下動可能な係止状態で保持されている。
コイルスプリング52は、補助壁部材30cの上壁部36の貫通孔部36aを通した従動部材51の四角柱部56に上壁部36の上面36b側から装着され、上壁部36の上面36bに載置されている。コイルスプリング52の外径寸法は操作体40の円柱部43の外径寸法以下に設定してあり、このため、コイルスプリング52は、上壁部36の上面36bと円柱部43の下端面43bとの間に挟持されて、弾力により操作体40を上方に向け付勢するようになっている。
カム駆動用モータ53は、補助壁部材30cの立壁部35に形成された貫通穴部35eに当該カム駆動用モータ53の出力軸53aを立壁部35の後面35c側から通し、出力軸53aの先端が立壁部35の前面35bから突出した状態で立壁部35の後面35cに取り付けられる。このカム駆動用モータ53は、ステップモータにより構成されている。
円板54は、カム駆動用モータ53の出力軸53aの先端部に貫通穴部54aを介して支持されている。ここで、この円板54は、補助壁部材30cの立壁部35と従動部材51の本体51aとの間に形成される空間内に配置されている。
また、円板54は、保持ピン54cを有しており、この保持ピン54cは、円板54の前面54bの外周部から延出されている。
ローラ55は、保持ピン54cに回動自在に同軸的に支持されて、従動部材51の四角板部57の凹所57b内に進入している。なお、当該ローラ55は、2つの止め輪54dによって保持ピン54cに抜け止めされている。
次に、当該ボタン式演出操作装置の電気回路構成である制御回路60について図8に基づき説明すると、この制御回路60は、原位置センサS1、上動終了位置センサS2及び感圧センサS3と、マイクロコンピュータ60aと、駆動回路60bとを備えている。
原位置センサS1及び上動終了位置センサS2は、それぞれ、フォトインタラプタからなるもので、原位置センサS1の発光部及び受光部は、補助壁部材30cの立壁部35の第1の案内溝35aの下端両側部(又は第2の案内溝35dの下端両側部)に互いに対向して設けられている。これにより、従動部材51の第1の下側案内ピン51c(又は第2の下側案内ピン51d)が立壁部35の第1の案内溝35aの下端部(又は第2の案内溝35dの下端部)に到達したとき、当該原位置センサS1は、その発光部からの光に対する受光部の受光を第1の下側案内ピン51c(又は第2の下側案内ピン51d)により遮断することにより、従動部材51の下動端位置(原位置)への到達を検出する。このことは、操作体40の原位置への到達が検出されることを意味する。
また、上動終了位置センサS2の発光部及び受光部は、立壁部35の第1の案内溝35aの上端部(又は第2の案内溝35dの上端部)に互いに対向して設けられている。これにより、従動部材51の第1の上側案内ピン51c(又は第2の上側案内ピン51d)が立壁部35の第1の案内溝35aの上端部(又は第2の案内溝35dの上端部)に到達したとき、当該上動終了位置センサS2は、その発光部からの光に対する受光部の受光を第1の上側案内ピン51c(又は第2の上側案内ピン51d)により遮断することにより、従動部材51の上動端位置(上動終了位置)への到達を検出する。このことは、操作体40の上動終了位置への到達が検出されることを意味する。
感圧センサS3は、操作体40の円柱部43の突起部43c上に設けられている。ここで、突起部43cは、ボタン部41の環状鍔部41cに対向するように、円柱部43の下端部からその径方向へ外方に向け突出している。
これにより、この感圧センサS3は、ボタン部41の押打操作による下動に伴い環状鍔部41cにより押圧されて、ボタン部41に対する押打操作を検出する。
マイクロコンピュータ60aは、コンピュータプログラムを実行し、この実行中において、原位置センサS1或いは上動終了位置センサS2の検出出力に基づき駆動回路60bを介しカム駆動用モータ53を駆動制御するに要する処理を行うとともに、感圧センサS3の検出出力に基づき、遊技者にとり有利な演出をするに要する処理を行う。
以上のように構成した本実施形態において、遊技者が当該パチンコ遊技機にて遊技を行っているものとする。現時点において、演出操作装置Gでは、駆動機構50の従動部材51が、図1、図5〜図7、図9及び図10のいずれかにて示すように、原位置に維持された状態にあるものとする。従って、この状態においては、操作体40のボタン部41は、球受け皿30の環状上壁部33の貫通穴部33aから上方を臨む位置にある(図1参照)。
また、上述のように従動部材51が原位置に維持された状態にあるとき、ローラ55は、図9及び図10にて示すように、モータ53の出力軸53aの直下に位置し、従動部51の四角板部57における幅狭凹部57cの下側内面部57fにその図示左端部に当接した状態に維持されている。これに伴い、コイルスプリング52は、操作体40の円柱部43の下端面43bと補助壁部材30cの上壁部36の上面36bとの間に圧縮されている。
このような状態において、当該パチンコ遊技機の副制御装置から単打指令又は連打指令が出力されると、マイクロコンピュータ60aは、上記コンピュータプログラムの実行を開始し、カム駆動用モータ53を回転させる処理を行う。このカム駆動用モータ回転処理では、カム駆動用モータ53を一回転方向へ回転させるための信号を駆動回路60cに出力する。このため、カム駆動用モータ53は、駆動回路60bにより駆動されて一回転方向へ回転する。
このようにカム駆動用モータ53が回転すると、円板54は、カム駆動用モータ53の出力軸53aを介して図9及び図10にて図示時計方向へ回転し、ローラ55は、幅狭凹部57cの下側内面部57fの左端部から離れる。これに伴い、従動部材51は上動可能な自由状態となる。このため、コイルスプリング52がその弾力により操作体40の円柱部43を上方に向け付勢する。従って、従動部材51が、操作体40とともに、瞬時に上動初期位置に向けて上動する。
このような従動部材51及び操作体40の上動に伴い、従動部材51の幅広凹部57dの垂直内面部57gがローラ55の右側にて上動し、幅広凹部57dの下側内面部57hがローラ55に当接したとき、操作体40の上動は一時的に停止する。なお、上述のように従動部材51及び操作体40が瞬時に上動することから、当該従動部材51及び操作体40の上動開始から上動一時停止までの時間は極めて短い。
図11及び図12は、ローラ55と幅広凹部57dの下側内面部57hとの当接状態を示している。このとき、コイルスプリング52は伸長しており、また、ボタン部41は、その上部にて、球受け皿30の環状上壁部33の貫通穴部33aから上方へ突出して、上動初期位置に位置する。
なお、操作体40が原位置から上動初期位置まで上動する間の初期段階にて、従動部材51は、第1の各案内ピン51c及び第2の各案内ピン51dによりそれぞれ補助壁部材30cの立壁部35の第1の案内溝35a及び第2の案内溝35dに沿い案内されて上動するので、従動部材51は、前後左右方向へガタツクことなく安定して上動することができる。
上述のように操作体40の上動の一時停止は極めて瞬間的であることから、ローラ55は、上記一時停止の直後における円板54の回転により、図13にて示すように、四角板部57の円柱57kにその下側から当接して摺接しながら、この円柱57kを押し上げる。このため、従動部材51は、操作体40とともに、上動初期位置からさらに上動する。しかして、ローラ55は、図14〜図17にて順に示すような円柱57kとの摺接状態を経た後、図18及び図19にて順に示すように、円柱57kから離れて、幅広凹部57dの右側内面部57iから上側内面部57eにかけて摺接していく。
このようにして、ローラ55は、幅広凹部57dの右側内面部57iから上側内面部57eにかけて転動しつつ、幅広凹部57dを介し従動部材51を押し上げていく。このため、従動部材51は、操作体40とともに、図18〜図20にて示すごとく、上動端位置(上動終了位置)まで上動する。
なお、このように従動部材51が上動初期位置から上動端位置まで上動する後段階にて、当該従動部材51は、第1の各案内ピン51c及び第2の各案内ピン51dにより第1の案内溝35a及び第2の案内溝35dに沿い案内されるので、従動部材51は、ガタツくことなく、安定して上動することができる。
このようにして従動部材51が操作体40とともに上動端位置まで上動したとき、従動部材51の第1の上側案内ピン51c(又は第2の上側案内ピン51d)が、立壁部35の第1の案内溝35aの上端部(又は第2の案内溝35dの上端部)に達しているため、上動終了位置センサS2が検出信号を出力し、マイクロコンピュータ60aは、この検出出力に基づきカム駆動用モータ53の回転を停止させるための信号を駆動回路60bに出力する。これにより、カム駆動用モータ53は回転を停止する。
カム駆動用モータ53が回転を停止したとき、ローラ55は、図19及び図20にて示すように、カム駆動用モータ53の出力軸53aの直上に位置するとともに、四角板部57の凹所57bの幅狭凹部57cと幅広凹部57dとの境界部位に位置している。また、操作体40のボタン部41は、その環状鍔部41cにて、環状上壁部33の貫通穴部33aの外周部に下方から当接することで、環状上壁部33の貫通穴部33aから上方へ大きく突出して上動端位置に位置する。
操作体40が上動端位置にあるとき、遊技者がボタン部41を押打すると、ボタン部41が、コイルスプリング42の弾力に抗して下動し、環状鍔部41cにて、感圧センサS3を押圧する。このため、感圧センサS3がこの押圧に基づき検出信号をマイクロコンピュータ60aに出力する。これに伴い、マイクロコンピュータ60aは、当該検出信号に基づき、副制御装置に遊技者にとり有利な演出を行わせるように所定の処理を実行する。
その後、副制御装置から単打終了指令又は連打終了指令が出力されると、マイクロコンピュータ60aは、カム駆動用モータ53を回転させる処理を行う。このカム駆動用モータ回転処理では、カム駆動用モータ53を一回転方向(上述した単打指令又は連打指令が出力されたときの回転方向と同一方向)へ回転させるための信号を駆動回路60cに出力する。このため、カム駆動用モータ53は、駆動回路60bにより駆動されて一回転方向へ回転する。
このようにカム駆動用モータ53が回転すると、円板54は、カム駆動用モータ53の出力軸53aを介して図19及び図20にて図示時計方向へ回転し、ローラ55は、従動部材51における四角板部57の幅狭凹部57cの下側内面部57fに沿い転動しつつ、四角板部57を介し従動部材15を押し下げるようになる。これに伴い、従動部材51は下動し、操作体40は、図21にて示すように、円柱部43の下端面43bにて、伸長状態にあるコイルスプリング52に接触する位置まで下動する。
しかして、操作体40の円柱部43がその下端面43bにてコイルスプリング52に接触すると、操作体40の円柱部43は、従動部材51とともに、コイルスプリング52の弾力により上方に向けて付勢される。このため、従動部材51は、コイルスプリング52の弾力に抗してさらに下動し、操作体40が、その円柱部43によりコイルスプリング52を圧縮していく。
然る後、ローラ55が、モータ53の出力軸53aの直下に位置するようになったとき、コイルスプリング52は完全な圧縮状態となり、また、従動部材51は原位置に位置するようになり、操作体40は、そのボタン部41にて、球受け皿30の環状上壁部33の貫通穴部33aから上方を臨むように位置する。なお、ローラ55がカム駆動用モータ53の出力軸53aの直下に位置するとき、ローラ55は従動部材51における四角板部57の幅狭凹部57cの下側内面部57fにその左端部(図9参照)にて当接する。
従動部材51が原位置まで下動したとき、当該従動部材51の第1の下側案内ピン51c(又は第2の下側案内ピン51d)は立壁部35の第1の案内溝35aの下端部(又は第2の案内溝35dの下端部)に達している。このため、原位置センサS1が検出信号をマイクロコンピュータ60aに出力し、マイクロコンピュータ60aは、当該検出信号に基づき、カム駆動用モータ53の回転を停止させるための信号を駆動回路60bに出力する。これにより、カム駆動用モータ53は回転を停止し、従動部材51は、操作体40とともに、、図9及び図10にて示すように原位置に戻る。
以上説明したように、本実施形態によれば、ボタン式演出操作装置Gは、遊技機の球受け皿30の環状上壁部33に設けられた貫通穴部33aの内部から上方を臨む原位置に位置する操作体40と、球受け皿30の内部に組み付けられて原位置にある操作体40を貫通穴部33aから上方へ上動終了位置まで突出させるとともに、この上動終了位置にある操作体40を原位置まで下動させる駆動機構50とを備える。
また、上述のように、球受け皿30の内部に配置されるL字状補助壁部材30cに組み付けられた駆動機構50は、円板54と、この円板54を一回転方向へ回転させるカム駆動用モータ53と、円板54に回転自在に支持されるローラ55と、操作体40の円柱部から下方へ延出されてローラ55により押し上げ或いは押し下げられる従動部材51と、この従動部材51に外方から嵌装されて操作体40の円柱部43と遊技機の上壁部36との間に介装されるコイルスプリング52とを備える。
そして、従動部材51が操作体40とともに原位置にあるとき、ローラ55は、上述のごとく、従動部材51を押し下げる状態に維持してコイルスプリング52を圧縮状態に維持している。
このように従動部材51が操作体40とともに原位置にあるときに、円板54がカム駆動用モータ53により一回転方向へ回転されると、ローラ55が従動部材51を上動可能な自由状態に解放し、コイルスプリング52が圧縮状態から解放され、従動部材51が、操作体40とともに上動初期位置まで瞬時に上動し、ついで、ローラ55により押し上げられて、操作体40とともに上動終了位置まで上動する。
換言すれば、従動部材51を操作部40とともに原位置から上動終了位置へ上動させる際、まず、ローラ55が従動部材51を上動可能な自由状態に解放し、圧縮状態にあったコイルスプリング52が、解放されてその弾力に基づき瞬時に伸長して、従動部材51を操作体40とともに瞬時に原位置から上動初期位置へ上動し、然る後、従動部材51は、ローラ55により押し上げられて操作体40とともに上動初期位置から上動終了位置まで上動する。このため、操作体40は、そのボタン部41にて、2段階にて大きく突出させるようになる。その結果、操作体40におけるボタン部41の突出を遊技者に対して強く認識させることができる。
また、操作体40が上動終了位置にあるときに円板54がカム駆動用モータ53により一回転方向へ回転されると、従動部材51がローラ55により上述のごとく押し下げられ、操作体40が上動初期位置に対応する位置まで下動する。然る後、従動部材51は、コイルスプリング52の弾力に抗してローラ55により押し下げられて下動し、操作体40は原位置まで下動するため、操作体40を上動終了位置から原位置へ下動させる過程でコイルスプリング52を圧縮状態にすることができる。従って、コイルスプリング52を別途の手段によって圧縮状態にする必要がなく、構成の簡素化を図ることができる。
なお、本発明の実施にあたり、上記実施形態にて述べたローラ55は、摺接部材であってもよい。
また、本発明の実施にあたり、四角板部57の凹所57bは、逆L字状ではなく、L字状凹所であってもよい。この場合、このL字状凹所においては、幅広凹部57dが、例えば、幅狭凹部57cの端部にて上方向に広くなるように形成される。
33…環状上壁部、40…操作体、41…ボタン部、43…円柱部、50…駆動機構、
51…従動部材、52…コイルスプリング、53…カム駆動用モータ、54…円板、
55…ローラ、57…四角板部、57b…凹所、57c…幅狭凹部、57d…幅広凹部。

Claims (3)

  1. 遊技機の前面に設けられるボタン式演出操作装置において、
    前記遊技機の前記前面から前方に延出する基準部位より突出可能なボタン部を有する操作体と、
    前記基準部位の前記ボタン部の突出側とは反対側にて前記操作体を進退可能に支持する駆動手段とを備えて、
    当該駆動手段は、
    回動部材と、前記操作体を進退可能に支持する従動部材であって幅広凹部及び幅狭凹部でもってL字状或いは逆L字状にくり抜き形成した凹所を有する従動部材とを備えて、
    前記操作体を、初期段階には、前記回動部材から延出する摺接部材の前記回動部材の回動に伴う前記凹所の前記幅狭部の内面から前記幅広凹部内への解離に基づき、バネ手段により前記基準部位から瞬時に突出させ、ついで、後段階にて、前記回動部材のさらなる回動に伴い、前記摺接部材の前記凹所の内面との摺接のもと、当該摺接部材により、前記従動部材を介し、前記初期段階よりも遅い速度にて、大きく突出させるようにしたことを特徴とする遊技機のためのボタン式演出操作装置。
  2. 遊技機の前面に設けられるボタン式演出操作装置において、
    前記遊技機の前記前面から前方に延出する基準部位より突出可能な筒状のボタン部と、バネを介し前記ボタン部を摺動可能に嵌装してなる柱部とを有する操作体と、
    前記基準部位の前記ボタン部の突出側とは反対側にて前記操作体を進退可能に支持する駆動手段とを備え、
    当該駆動手段は、
    モータと、
    このモータにより駆動されて回動する回動板と、
    この回動板から延出する摺接部材と、
    前記柱部から前記基準部位を介し同軸的に延出する従動部材と、
    前記基準部位と前記柱部との間に介装されて当該柱部を前記操作体の突出方向に向けて付勢するコイルスプリングとを備えて、
    前記従動部材は、
    その延出端側部位にて、前記回動板の回動に伴う前記摺接部材の前記回動板の軸を中心とする回動軌跡に応じて前記摺接部材と摺接しながら前記操作体の突出方向からその逆方向にかけて案内されるように、幅広凹部及び幅狭凹部でもってL字状或いは逆L字状に形成した凹所を形成されて、
    この凹所の前記幅狭凹部の内面による前記摺接部材との当接のもとに、前記コイルスプリングを前記柱部により圧縮させるように、前記操作体とともに原位置に維持され、
    初期段階には、前記回動板の一方向回動に伴う前記凹所の前記幅狭部の内面から前記幅広部内への解離に基づき、前記コイルスプリングの弾力のもと前記基準部位から前記操作体とともに瞬時に突出し、
    ついで、後段階にて、前記回動板のさらなる一方向回動に伴い、前記摺接部材により前記凹所の前記幅広部の内面との摺接のもとに押動されて、前記初期段階よりも遅い速度にて、前記操作体とともに大きく突出するようにしたことを特徴とする遊技機のためのボタン式演出操作装置。
  3. 前記従動部材は、前記後段階にて大きく突出した後、前記摺接部材により前記従動部材の前記凹所の前記幅狭部の内面との摺接のもとにさらに押動されて、前記柱部により前記コイルスプリングを圧縮しながら前記操作体とともに前記原位置に戻るようにしたことを特徴とする請求項2に記載の遊技機のためのボタン式演出操作装置。
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