JP5436927B2 - 荷電粒子ビーム描画装置の基板搬送方法および荷電粒子ビーム描画装置 - Google Patents

荷電粒子ビーム描画装置の基板搬送方法および荷電粒子ビーム描画装置 Download PDF

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Description

本発明は、荷電粒子ビーム描画装置の基板搬送方法および荷電粒子ビーム描画装置に関する。
荷電粒子ビーム描画装置でマスク基板等の基板にパターンを描画する際、基板が帯電することにより荷電粒子ビームの軌道が曲げられてしまう。荷電粒子ビームの軌道が曲がると、基板の所望の位置にパターンを描画できないといった問題が生じる。この問題を解決するために、基板にアース端子を接触させて帯電を防止する方法がとられる(たとえば、特許文献1)。
もっとも、たとえば、荷電粒子ビーム描画装置のパーティクルテストや、同一基板への2度描画のように、同一基板の搬送を描画装置内で繰り返すような場合、基板の同一箇所にアース端子が接触し、基板表面が削れることでパーティクルが発生する。
特開2005−32963号公報
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、その目的とするところは、同一の基板に繰り返しアース端子を接触させる場合に、パーティクルの発生を抑制する荷電粒子ビーム描画装置の基板搬送方法および荷電粒子ビーム描画装置を提供することにある。
本発明の一態様の荷電粒子ビーム描画装置の基板搬送方法は、基板にアース端子を接触させる第1のアース端子接触ステップと、前記基板から前記アース端子を離間させる第1のアース端子離間ステップと、前記基板に、前記第1のアース端子接触ステップにおける接触位置とずらして前記アース端子を接触させる第2のアース端子接触ステップと、前記基板から前記アース端子を離間させる第2のアース端子離間ステップと、を備えることを特徴とする。
上記態様の荷電粒子ビーム描画装置の基板搬送方法において、前記アース端子が基板の外周部を覆うよう基板上に載置可能な基板カバーに設けられ、前記第1および第2のアース端子接触ステップにおいて、前記基板カバーを前記基板上に載置することが望ましい。
上記態様の荷電粒子ビーム描画装置の基板搬送方法において、描画用チャンバとは独立した基板カバーを収納する基板カバー収納チャンバにおいて、前記第1および第2のアース端子接触ステップおよび前記第1および第2のアース端子離間ステップが行われることが望ましい。
上記態様の荷電粒子ビーム描画装置の基板搬送方法において、前記アース端子の先端が半径Rの半球形状を有し、前記第2のアース端子接触ステップにおける接触位置のずらし量が2Rより大きいことが望ましい。
本発明の一態様の荷電粒子ビーム描画装置は、基板を載置する描画用ステージと、前記描画用ステージに載置される基板に接触可能なアース端子と、同一の基板と前記アース端子をn回(nは2以上の整数)繰り返して接触させる際に、基板とアース端子の接触位置をn回ともずらした状態で接触することを可能にするアース端子接触位置制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、同一の基板に繰り返しアース端子を接触させる場合に、パーティクルの発生を抑制する荷電粒子ビーム描画装置の基板搬送方法および荷電粒子ビーム描画装置を提供することが可能となる。
第1の実施の形態の基板搬送方法のフロー図である。 第1の実施の形態の荷電粒子ビーム描画装置の構成図である。 第1の実施の形態の荷電粒子ビーム描画装置の上面図である。 第1の実施の形態で用いられるマスクカバーの構造を説明する図である。 第1の実施の形態でアース端子の接触部の先端が接触する位置を模式的に示す上面図である。 第2の実施の形態の基板搬送方法のフロー図である。 第3の実施の形態で用いられるアース端子の構造を説明する図である。 第3の実施の形態の基板搬送方法のフロー図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態の荷電粒子ビーム描画装置は、基板を載置する描画用ステージと、ステージに載置される基板に接触可能なアース端子と、同一の基板とアース端子をn回(nは2以上の整数)繰り返して接触させる際に、基板とアース端子の接触位置をn回ともずらした状態で接触することを可能にする接触位置変更手段と、を備える。
上記構成を備えることにより、本実施の形態の荷電粒子ビーム描画装置は、同一の基板を繰り返して荷電粒子ビーム描画装置内で搬送する際に、アース端子の基板への接触によるパーティクル発生を抑制することが可能となる。
図2は、本実施の形態の荷電粒子ビーム描画装置の構成図である。図3は、本実施の形態の荷電粒子ビーム描画装置の上面図である。ここでは、荷電粒子ビーム描画装置として電子ビーム描画装置を例に説明する。また、基板として半導体製造のリソグラフィー工程で用いられるマスク基板を例に説明する。そして、描画時の帯電防止のためマスク基板をカバーする基板カバーを、マスクカバーと称するものとする。
電子ビーム描画装置10は、描画用チャンバ12と、描画用チャンバ12に隣接する搬送室14と、搬送室14に隣接するロードロックチャンバ15、アライメントチャンバ16、マスクカバー収納チャンバ17を備えている。描画用チャンバ12の天井部には、描画用ステージ上の基板に電子ビームを照射するビーム照射手段として、電子鏡筒18が備えられている。
描画用チャンバ12には、互いに直交する水平なX方向およびY方向に移動自在な描画用ステージ20が設けられている。装置外からロードロックチャンバ15に搬入されたマスク基板Wが、搬送ロボット22によりアライメントチャンバ16に搬送され、アライメントチャンバ16で定位置に位置決めするよう構成されている。
また、アライメントチャンバ16で定位置に位置決めされたマスク基板Wが搬送ロボット22によりマスクカバー収納チャンバ17に搬送され、マスクカバー収納チャンバ17に格納されたマスクカバー50をマスク基板W上に載置するよう構成されている。そして、マスク基板W上にマスクカバー50を載置した状態で、搬送ロボット22により基板Wを描画用ステージ20上に搬送するよう構成されている。
マスク基板Wは、たとえば、ガラス基板上にクロム膜等の遮光膜とレジスト膜とが積層されたマスク基板である。また、マスクカバー50には、描画中にマスク基板Wの帯電を防止するためのアース端子が設けられている。
搬送ロボット22は、X方向およびY方向に直交するZ方向の軸線回りに回転自在な回転軸22aと、回転軸22aに固定された伸縮自在なロボットアーム22bと、ロボットアーム22bの先端に取り付けられた、基板Wを保持するロボットハンド22cとで構成されている。ロボットアーム22bの伸縮方向は、描画用ステージ20上に基板Wを載置する際に、Y方向と平行になる。また、ロボットハンド22cは、ロボットアーム22bの伸縮方向に一致する姿勢に常時維持される。なお、本実施の形態においては、ロボットアーム22bを一対のアームの屈伸動作で伸縮するもので構成しているが、テレスコピック型のアームでロボットアーム22bを構成しても構わない。
電子鏡筒18は、内蔵する電子銃から発せられた電子ビームを所要の断面形状に成形した後偏向させて基板Wに照射するよう構成されている。電子鏡筒18は照射制御部24により制御される。また、描画用ステージ20はステージ制御部26により制御される。また、搬送ロボット22はロボット制御部28により制御される。そして、これら照射制御部24、ステージ制御部26、およびロボット制御部28は全体制御部30で統括制御されるよう構成されている。
全体制御部30には、第1メモリ32と第2メモリ34が接続されている。第1メモリ32にはパターンデータが記憶されている。全体制御部30は、パターンデータに基づいて描画すべき図形の形状、位置を規定する描画データを作成し、これを第2メモリ34に記憶させる。
また、電子ビーム描画装置10は、ステージ20のX方向およびY方向の位置を測定するステージ位置測定手段としてステージ位置測定器36を備えている。
基板Wへのパターン描画に際しては、全体制御部30からステージ制御部26に動作指令が出され、ステージ20が移動する。また、照射制御部24では、全体制御部30から入力される描画データに基づき、ステージ位置測定器36で測定した描画用ステージ20の位置を確認しつつ、電子鏡筒18内の電子ビームの成形制御、偏向制御を行って、基板Wの所要の位置に電子ビームを照射する。
さらに、電子ビーム描画装置10は、マスク基板Wに載置されるマスク基板カバー50に設けられたアース端子と、マスク基板表面との接触位置を制御するアース端子接触位置制御手段として、アース端子接触位置制御部70を備えている。アース端子接触位置制御部70も全体制御部30で統括制御されるよう構成されている。
また、このアース端子接触位置制御部70でロボット制御部28が制御され、同一のマスク基板Wをn回(nは2以上の整数)繰り返して搬送する際、すなわち、同一のマスク基板Wと同一のアース端子とをn回(nは2以上の整数)繰り返して接触させる際、マスク基板Wとアース端子の接触位置をn回ともずらした状態で接触することを可能にするよう構成されている。
アース端子接触位置制御部70は、ソフトウェアによって構成されるものであっても、ハードウェアによって構成されるものであっても、またその双方の組み合わせによって構成されるものであっても構わない。同一のマスク基板Wをn回(nは2以上の整数)繰り返して描画用ステージに載置する際に、接触位置を変更するか否か、あるいは、どの程度接触位置を変更するかが、入力端末(図示せず)を介した外部の指令により選択できるよう構成されていることが制御のフレキシビリティを向上させる観点から望ましい。
このように、本実施の形態の電子ビーム描画装置10では、同一のマスク基板Wと同一のアース端子をn回(nは2以上の整数)繰り返して接触させる際に、マスク基板Wとアース端子の接触位置をn回ともずらした状態で接触することを可能にするよう構成されている。このため、同一のマスク基板Wの同一箇所がアース端子と繰り返し接することにより削れて、パーティクルが発生することを抑制できる。このため、電子ビーム描画装置10内のパーティクルによる汚染を防止することができる。
さらに、本実施の形態の電子ビーム描画装置10は、マスクカバー収納チャンバにマスクカバーを収納する構成にすることにより、マスクカバーの交換が容易になるという利点がある。すなわち、マスクカバーを描画用チャンバ内に備え付けるのではなく、描画用チャンバと独立させることにより、マスクカバー交換時に電子ビーム描画装置10を真空状態から大気圧にもどすことを不要とし、交換作業を容易にしている。
次に、本実施の形態の荷電粒子ビーム描画装置の基板搬送方法について説明する。本実施の形態の荷電粒子ビーム描画装置の基板搬送方法は、基板にアース端子を接触させる第1のアース端子接触ステップと、基板からアース端子を離間させる第1のアース端子離間ステップと、基板に、第1のアース端子接触ステップにおける接触位置とずらしてアース端子を接触させる第2のアース端子接触ステップと、基板からアース端子を離間させる第2のアース端子離間ステップと、を備える。
ここでは、特に、図2、図3の電子ビーム描画装置10を用いる方法について説明する。また、電子ビーム描画装置10内のパーティクルテストを行うために、同一のマスク基板を繰り返し描画用ステージに搬送する場合を例に説明する。
図4は、本実施の形態で用いられるマスクカバーの構造を説明する図である。図4(a)が上面図、図4(b)が描画用ステージに載置した状態での図4(a)のA−A断面図である。
基板カバー50は、フレーム52、アース端子54を備えている。フレーム52は、板材により構成され、外周寸法がマスク基板の外周端よりも大きく、内側の中央部に形成された開口部の寸法がマスク基板Wの外周端よりも小さく形成されている。そして、1個以上、例えば3つのアース端子54がフレーム52に取り付けられている。
フレーム52は全体が導電性材料で形成されているもの、あるいは全体が絶縁材料で形成され、その表面に導電性材料がコーティングされているもの等が好適である。導電性材料としては、金属材料、たとえばチタン(Ti)およびその合金等が好適であり、絶縁材料としては、たとえばセラミック材料等が好適である。
このように、導電性のフレーム52を備えることで、描画中のマスク基板Wの帯電、特に、マスク基板Wの側面部に露出するガラス等の絶縁性材料部分への帯電を防止し、パターンの描画精度を向上することが可能となる。
アース端子54は、導電性材料で形成される。そしてマスク基板表面に接触し導通をとる接触部54aは、たとえば、先端が半径20μm程度の半球状(SR=20μm)を呈する。接触部54aは、導電性と強度を両立させるため導電性ダイヤモンド等を用いることが好適である。
図4(b)に示すように、マスクカバー50を載せたマスク基板Wは、描画用チャンバ12内の描画用ステージ20上に支持ピン60で支持される。この時、アース端子54の接触部54aの先端がマスク基板Wの表面に突き刺さる。たとえば、ガラス基板の表面に形成されたクロム膜とレジスト膜に突き刺さり、場合によってはガラス基板まで到達する。このため、繰り返しマスク基板W表面の同一箇所に接触部54aが接触すると、たとえば、削れたクロム膜、レジスト膜あるいはガラス基板がはがれパーティクルとなる。
また、アース端子54は、図4(b)に示すようにたとえば、描画用ステージ20に設けられた導電性のばね状部材64によって、アース接地される。このアース端子54により、特にマスク基板W表面の帯電を防止し、パターンの描画精度を向上することが可能となる。
図1は、本実施の形態の基板搬送方法のフロー図である。パーティクルテスト用のマスク基板には、描画用に用いられるマスク基板と同様の構造、たとえばガラス基板表面にクロム膜とレジスト膜を形成した構造を有している。
まず、初期状態のマスク基板W上のパーティクル量を公知のパーティクルカウンタを用いてカウントする。(ステップS100)
次に、外部から電子ビーム描画装置10にマスク基板Wをロードロックチャンバ15へ搬入する。(ステップS101)
次に、搬送ロボット22によりマスク基板Wを、ロードロックチャンバ15からアライメントチャンバ16へ搬送し、マスク基板Wの位置決めを行う。その後、搬送ロボット22によりマスク基板Wをアライメントチャンバ16からマスクカバー収納チャンバ17に搬送し、マスク基板W上にマスクカバー50を載置する。これにより、マスクカバー50に取り付けられたアース端子54がマスク基板W表面に接触すると共に突き刺さる。(ステップS102)
図5は、マスク基板W上にマスクカバー50を載置した際に、アース端子54の接触部54aの先端が接触する位置を模式的に示す上面図である。ステップS102においては、たとえば、デフォルト位置(通常の描画時の位置)、すなわち、図5のP0に接触する。
次に、マスクカバー50を載置したマスク基板Wを搬送ロボット22によりマスクカバー収納チャンバ17から描画用ステージ20上に搬送し載置する。(ステップS103)
次に、マスクカバー50を載置したマスク基板Wを搬送ロボット22により描画用ステージ20上から離脱させる。(ステップS104)
マスク基板Wを描画用ステージ20上から離脱させる前に、描画用ステージ20の移動によるパーティクル発生を検証するために、描画用ステージ20を所望の方向に所望の量だけ移動させてもかまわない。
その後、マスク基板Wをマスクカバー収納チャンバ17に搬送し、マスク基板Wからマスクカバーを取り除く。これにより、アース端子54がマスク基板W表面から離間することになる。(ステップS105)
次に、マスクカバー50を取り除いたマスク基板Wを、搬送ロボット22によりマスクカバー収納チャンバ17からロードロックチャンバ15に搬送し、電子ビーム描画装置10外に搬出する。(S106)
次に、同一のマスク基板Wを再度、ロードロックチャンバ15へ搬入する。(ステップS107)
次に、搬送ロボット22によりマスク基板Wを、ロードロックチャンバ15からアライメントチャンバ16へ搬送し、マスク基板Wの位置決めを行う。その後、搬送ロボット22によりマスク基板Wをアライメントチャンバ16からマスクカバー収納チャンバ17に搬送し、マスク基板W上にマスクカバー50を再度載置する。これにより、マスクカバー50に取り付けられたアース端子54がマスク基板W表面に再度接触すると共に突き刺さる。(ステップS108)
ここで、アース端子接触位置制御部70によりロボット制御部28を制御し、最初のマスクカバー50載置時に、マスク基板Wにアース端子54が接触した位置とずらして、アース端子54が接触するようにする。たとえば、図5でP0から距離dyだけ図面下方にずれたP1にアース端子54が接触するようにする。
この接触位置をずらす処理は、たとえば、搬送ロボット22によりマスク基板Wをマスクカバー収納チャンバ17に搬送する際に、マスクカバー収納チャンバ17内で位置が固定されたマスクカバー50に対するマスク基板Wの相対位置をずらして搬送することで実現可能である。
次に、マスクカバー50を載置したマスク基板Wを、搬送ロボット22によりマスクカバー収納チャンバ17から描画用ステージ20上に搬送し載置する。(ステップS109)
次に、マスクカバー50を載置したマスク基板Wを、搬送ロボット22により描画用ステージ20上から離脱させる。(ステップS110)
その後、マスク基板Wをマスクカバー収納チャンバ17に搬送し、マスク基板Wからマスクカバーを取り除く。これにより、アース端子54がマスク基板W表面から離間することになる。(ステップS111)
次に、マスクカバー50を取り除いたマスク基板Wを搬送ロボット22によりマスクカバー収納チャンバ17からロードロックチャンバ15に搬送し、電子ビーム描画装置10外に搬出する。(ステップS112)
その後、公知のパーティクルカウンタでマスク基板W上のパーティクル量をカウントし、ステップS100で測定した初期状態のパーティクル量と比較する。(ステップS113)
本実施の形態の基板搬送方法によれば、同一のマスク基板Wの同一の箇所にアース端子54が接触することを回避する。したがって、マスク基板W表面の削れによるパーティクルの発生を抑制する。よって、パーティクルテスト時に複数回、同一マスクの同一箇所にアース端子が接触することによるパーティクルの付加的な増加を防ぎ、精度の高いパーティクルテストを実現することが可能となる。
また、パーティクルテスト時に複数回、同一マスクの同一箇所にアース端子が接触することによるパーティクルの付加的な増加を防ぐために、毎回新しいマスク基板をテスト用に用いることも不要となる。このため、パーティクルテスト用のマスク基板枚数が削減でき、テストコストの削減も可能である。さらに、マスク基板交換作業も不要となりテスト時間が短縮されることからもテストコストが削減される。
さらに、本実施の形態では、電子ビーム描画装置がマスクカバー収納チャンバにマスクカバーを収納する構成にしている。そして、この構成にすることで、アース端子のマスク基板への接触が描画用チャンバではなく、マスクカバー収納チャンバで行われる。したがって、パーティクルテストの際にパーティクルが発生した場合に、アース端子起因でパーティクルが発生しているのか、それ以外の箇所でパーティクルが発生しているのかの切り分けを行うことが簡単である。
なお、ここではマスク基板Wの描画用ステージへの搬送を2回繰り返す場合を例に説明したが、3回以上搬送を繰り返すパーティクルテストであってもかまわない。その場合、マスク基板W表面とアース端子54との接触位置が、図5で、たとえば、順次、P0→P1→P2→P3→P4→P5→P6→P7→P8・・・と、毎回ずらした位置となるよう制御すればよい。
また、アース端子54の接触部分54aの先端が半径Rの半球形状を有する場合、アース端子の接触位置のずらし量が2Rより大きいことが望ましい。すなわち、図5の距離dxやdyが2Rより大きいことが望ましい。これは、ずらし量が2Rより大きければ、マスク表面の削れる位置が重複しにくいため、パーティクル発生量がより低減できるからである。
一方、ずらし量があまり大きいと、たとえば、アース端子54とばね状部材64との接触マージンの低下や、マスクカバー50の帯電防止効果の低減等が生ずる恐れがある。このため、ずらし量はマスクとマスクカバーの寸法関係等から一定量以上ずれないように制限することが望ましい。
(第2の実施の形態)
本実施の形態の荷電粒子ビーム描画装置の基板搬送方法は、第1の実施の形態がパーティクルテストにおける基板搬送方法であるの対し、同一基板に再描画(2度描画)する場合の基板搬送方法である点で異なっている。第1の実施の形態と重複する内容については記載を省略する。
なお、本実施の形態においても、図2、図3に示す荷電粒子ビーム描画装置10を用いるものとして説明する。
図6は、本実施の形態の基板搬送方法のフロー図である。マスク基板は、描画用の構造、たとえばガラス基板表面にクロム膜とレジスト膜を形成した構造を有している。
まず、装置外部から電子ビーム描画装置10のロードロックチャンバ15に、マスク基板Wを搬入する。(ステップS200)
次に、搬送ロボット22によりマスク基板Wを、ロードロックチャンバ15からアライメントチャンバ16へ搬送し、マスク基板Wの位置決めを行う。その後、搬送ロボット22によりマスク基板Wをアライメントチャンバ16からマスクカバー収納チャンバ17に搬送し、マスク基板W上にマスクカバー50を載置する。これにより、マスクカバー50に取り付けられたアース端子54がマスク基板W表面に接触すると共に突き刺さる。(ステップS201)
ステップS101においては、デフォルト位置(通常の描画時の位置)、すなわち、図5のP0にアース端子54が接触する。
次に、マスクカバー50を載置したマスク基板Wを、搬送ロボット22によりマスクカバー収納チャンバ17から描画用ステージ20上に搬送し載置する。(ステップS202)
次に、電子鏡筒18から電子ビームを照射し、マスク基板Wに所望のパターンを描画する。(ステップS203)
次に、マスクカバー50を載置したマスク基板Wを搬送ロボット22により描画用ステージ20上から離脱させる。(ステップS204)
その後、マスク基板Wをマスクカバー収納チャンバ17に搬送し、マスク基板Wからマスクカバーを取り除く。これにより、アース端子54がマスク基板W表面から離間することになる。(ステップS205)
次に、マスクカバー50を取り除いたマスク基板Wを、搬送ロボット22によりマスクカバー収納チャンバ17からロードロックチャンバ15に搬送し、電子ビーム描画装置10外に搬出する。(ステップS206)
次に、レジスト現像、エッチング、レジスト除去を行い、所望のパターンが形成された同一のマスク基板Wを再度、ロードロックチャンバ15へ搬入する。(ステップS207)
次に、搬送ロボット22によりマスク基板Wを、ロードロックチャンバ15からアライメントチャンバ16へ搬送し、マスク基板Wの位置決めを行う。その後、搬送ロボット22によりマスク基板Wをアライメントチャンバ16からマスクカバー収納チャンバ17に搬送し、マスク基板W上にマスクカバー50を再度載置する。これにより、マスクカバー50に取り付けられたアース端子54がマスク基板W表面に再度接触すると共に突き刺さる。(ステップS208)
ここで、アース端子接触位置制御部70によりロボット制御部28を制御し、最初のマスクカバー50載置時に、マスク基板Wに、アース端子54が接触した位置とずらして、アース端子54が接触するようにする。たとえば、図5で、P0から距離dyだけ図面下方にずれたP1にアース端子54が接触するようにする。
次に、マスクカバー50を載置したマスク基板Wを搬送ロボット22によりマスクカバー収納チャンバ17から描画用ステージ20上に搬送し載置する。この時、マスク基板Wの描画用ステージ上の載置位置は、1回目に描画されたパターンとの合わせのため、1回目の載置位置と同じとなるよう搬送ロボット22を制御する(ステップS209)
次に、電子鏡筒18から電子ビームを照射し、マスク基板Wに所望のパターンを描画する。(ステップS210)
次に、マスクカバー50を載置したマスク基板Wを搬送ロボット22により描画用ステージ20上から離脱させる。(ステップS211)
その後、マスク基板Wをマスクカバー収納チャンバ17に搬送し、マスク基板Wからマスクカバーを取り除く。これにより、アース端子54がマスク基板W表面から離間することになる。この時、マスクカバーがマスクカバー収納チャンバ内の所定の位置に収まるよう搬送ロボット22を制御する。(ステップS212)
次に、マスクカバー50を取り除いたマスク基板Wを、搬送ロボット22によりマスクカバー収納チャンバ17からロードロックチャンバ15に搬送し、電子ビーム描画装置10外に搬出する。(S213)
その後、レジスト現像、エッチング、レジスト除去を行い所望のパターンを形成する。
本実施の形態の基板搬送方法によれば、同一マスクへの2度描画の際に、同一のマスク基板Wの同一の箇所にアース端子54が接触することを回避する。したがって、マスク基板表面の削れによるパーティクルの発生を抑制する。よって、描画時にパーティクルがマスク基板上にのり、パターン不良が生ずることを防止することができる。
なお、望ましい接触位置ずらし量等は、第1の実施の形態と同様である。
(第3の実施の形態)
本実施の形態の荷電粒子ビーム描画装置およびその基板搬送方法は、あらかじめ描画用チャンバ内に設けられたアース端子により基板の帯電を防止する機構を備えた電子ビーム描画装置を用いる点で、第1の実施の形態と異なっている。なお、第1の実施の形態と重複する内容については記載を省略する。
図7は、本実施の形態で用いられるアース端子の構造を説明する図である。図7は、マスク基板を描画用ステージに載置した状態での断面図である。
アース端子74は、描画用ステージのある描画用チャンバ内に設けられている。
図7に示すように、マスク基板Wは、描画用チャンバ内の描画用ステージ20上に支持ピン60で支持される。マスク基板Wを載置後、アース端子74が下方に移動し、アース端子74の接触部74aの先端がマスク基板Wの表面につきささるよう構成されている。
また、アース端子74は、たとえば、描画用ステージ20に設けられた導電性のばね状部材64によって、アース接地されている。
図8は、本実施の形態の基板搬送方法のフロー図である。マスク基板は、描画用の構造、たとえばガラス基板表面にクロム膜とレジスト膜を形成した構造を有している。
まず、初期状態のマスク基板W上のパーティクル量を、公知のパーティクルカウンタを用いてカウントする。(ステップS300)
次に、外部からマスク基板Wをロードロックチャンバへ搬入する。(ステップS301)
次に、搬送ロボットによりマスク基板Wを、ロードロックチャンバからアライメントチャンバへ搬送し、マスク基板Wの位置決めを行う。その後、搬送ロボットによりマスク基板Wをアライメントチャンバから描画用ステージ上に搬送し載置する。(ステップS302)
この時、マスク基板Wが描画用ステージ上のデフォルト位置(通常の描画時の位置)へ載置されるよう搬送ロボットを制御する。その後、アース端子74を下方に移動させ、アース端子74の接触部74aの先端が、マスク基板Wの表面に接触するようにする。(ステップS303)
次に、アース端子74を上方に移動させ、アース端子74の接触部74aの先端がマスク基板Wの表面から離間するようにする。(ステップS304)
次に、マスク基板Wを搬送ロボットにより描画用ステージ上から離脱させロードロックチャンバに搬送する。(ステップS305)
次に、マスク基板Wをロードロックチャンバから電子ビーム描画装置外に搬出する。(S306)
次に、同一のマスク基板Wを再度、ロードロックチャンバへ搬入する。(ステップS307)
次に、搬送ロボットによりマスク基板Wを、ロードロックチャンバからアライメントチャンバへ搬送し、マスク基板Wの位置決めを行う。その後、搬送ロボットによりマスク基板Wをアライメントチャンバから描画用ステージ上に搬送し載置する。(ステップS308)
この時、マスク基板Wが描画用ステージ上のデフォルト位置(通常の描画時の位置)から所定の距離ずれた位置に載置されるよう搬送ロボットを制御する。その後、アース端子74を下方に移動させ、アース端子74の接触部74aの先端がマスク基板Wの表面に再度接触するようにする。(ステップS309)
このように、マスク基板Wを描画用ステージ上のデフォルト位置(通常の描画時の位置)から所定の距離ずれた位置に載置することで、最初に、マスク基板Wにアース端子74が接触した位置とずらして、アース端子74が接触するようにする。
次に、アース端子74を上方に移動させ、アース端子74の接触部74aの先端がマスク基板Wの表面から離間するようにする。(ステップS310)
次に、マスク基板Wを搬送ロボットにより描画用ステージ上から離脱させロードロックチャンバに搬送する。(ステップS311)
次に、マスク基板Wをロードロックチャンバから電子ビーム描画装置外に搬出する。(ステップS312)
その後、公知のパーティクルカウンタでマスク基板W上のパーティクル量をカウントし、ステップS300で測定した初期状態のパーティクル量と比較する。(ステップS313)
本実施の形態の基板搬送方法によれば、第1の実施の形態同様、同一のマスク基板Wの同一の箇所にアース端子74が接触することを回避する。したがって、マスク基板表面の削れによるパーティクルの発生を抑制する。よって、パーティクルテスト時に複数回、同一マスクの同一箇所にアース端子が接触することによるパーティクルの付加的な増加を防ぎ、精度の高いパーティクルテストを実現することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、移動式のアース端子を用いないため、装置構成や装置制御が簡便となるという利点がある。
また、ここでは描画用チャンバ内にアース端子のみが設けられる場合を例に説明したが、アース端子と独立して別途基板カバーが設けられる構成であっても構わない。また、第1の実施の形態のようにアース端子が取り付けられた基板カバーが描画用チャンバ内に設けられる構成であってもかまわない。
また、ここでは2度目の搬送時は、描画用ステージにマスク基板を載置する際に、搬送ロボットにより載置位置をずらす場合を説明した。しかし、アース端子の移動機構に水平移動機能を儲け、アース端子自体をずらす構成をとることも可能である。
以上、具体例を参照しつつ実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。たとえば、各実施の形態の要素を選択して適宜組み合わせることも可能である。
また、たとえば、荷電粒子ビーム描画装置について電子ビーム描画装置を例に説明したが、たとえば、プロトンなどを用いるイオンビーム描画装置についても、本発明は適用可能である。
また、基板としてマスク基板を例に説明したが、半導体ウェハを基板とし、ウェハ上に電子ビームで直接パターンを描画する場合にも本発明を適用することが可能である。
また、装置構成や制御手法等、本発明の説明に直接必要しない部分等については記載を省略したが、必要とされる装置構成や制御手法を適宜選択して用いることができる。その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全ての荷電粒子ビーム描画装置の基板搬送方法、荷電粒子ビーム描画装置は、本発明の範囲に包含される。
10 電子ビーム描画装置
18 電子鏡筒
20 描画用ステージ
50 基板カバー
52 フレーム
54 アース端子
54a アース端子接触部
70 アース端子接触位置制御部

Claims (5)

  1. 基板にアース端子を接触させる第1のアース端子接触ステップと、
    前記基板から前記アース端子を離間させる第1のアース端子離間ステップと、
    前記基板に、前記第1のアース端子接触ステップにおける接触位置とずらして前記アース端子を接触させる第2のアース端子接触ステップと、
    前記基板から前記アース端子を離間させる第2のアース端子離間ステップと、
    を備えることを特徴とする荷電粒子ビーム描画装置の基板搬送方法。
  2. 前記アース端子が基板の外周部を覆うよう基板上に載置可能な基板カバーに設けられ、
    前記第1および第2のアース端子接触ステップにおいて、前記基板カバーを前記基板上に載置することを特徴とする請求項1記載の荷電粒子ビーム描画装置の基板搬送方法。
  3. 描画用チャンバとは独立した基板カバーを収納する基板カバー収納チャンバにおいて、前記第1および第2のアース端子接触ステップおよび前記第1および第2のアース端子離間ステップが行われることを特徴とする請求項2記載の荷電粒子ビーム描画装置の基板搬送方法。
  4. 前記アース端子の先端が半径Rの半球形状を有し、前記第2のアース端子接触ステップにおける接触位置のずらし量が2Rより大きいことを特徴とする請求項1ないし請求項3いずれか一項記載の荷電粒子ビーム描画装置の基板搬送方法。
  5. 基板を載置する描画用ステージと、
    前記描画用ステージに載置される基板に接触可能なアース端子と、
    同一の基板と前記アース端子をn回(nは2以上の整数)繰り返して接触させる際に、前記基板と前記アース端子の接触位置をn回ともずらした状態で接触することを可能にするアース端子接触位置制御手段と、
    を備えることを特徴とする荷電粒子ビーム描画装置。
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