JP5436551B2 - 飲料ディスペンサ用の投入装置 - Google Patents

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Description

本発明は、可溶性の食物原料を利用する飲料ディスペンサの分野に関する。より具体的には、本発明は、正確な用量の粉末を投入するための投入装置に関する。
本発明にかかる飲料ディスペンサは、1種類以上の飲料原料を液体と相互作用させることによって原料から飲料を調製する装置である。飲料ディスペンサの中には、飲料を調製するために、濃縮液および/または粉末を含んだ飲料源が、例えば水などの液体と混合されるものがある。それに関して、特にコーヒー、ティー、ココアなどの熱い飲料の分野では、飲料の調製のために粉末が使用されている。
したがって、周知の飲料ディスペンサは、貯蔵室に蓄えられた所定用量の可溶性粉末を混合室または専用容器中に投入する投入装置を備えている。混合室または専用容器中には、可溶性粉末と相互作用させ、したがって食品調合物を生成するために、液体を導入することができる。
そのような投入装置に関する周知の問題は、正確な用量の粉末を投入することであり、なぜなら貯蔵室内で粉末が緩い、および/または硬い塊、崖状構成物、橋状の、または三角形のもしくはピラミッド状の堆積物を形成して、装置の粉末供給および投入動作に重大な影響を及ぼすおそれがあるからである。この問題は、高湿度の地域では、水分が粉末の凝集を支援するためによりいっそう頻繁に発生する。したがって、粉末が貯蔵室内でつかえたままになる場合があり、その後も投入手段内に自由に流入しない。
そこで、供給源または貯蔵室からの粉末材料の投入動作を改善するための振動装置が開発されている。しかしながら、粉末は、粉末に加わる振動によって圧縮する傾向がある。
米国特許第5,381,967号は、飲料粉末を定量供給するために振動されるホッパを教示している。開示された装置は、弾性の本体と、非振動モードに対応するように十分低い周波数で弾性の本体に運動を付与するように弾性の本体と連結された作動機構とを備えている。
欧州特許第560064号は、投入装置の回転の間に、粉末貯蔵タンクの内部に配置されたバネが粉末貯蔵タンク内の粉末に往復運動を誘発させるようにバネと協働する投入装置を記載している。
米国特許第2,123,318号、米国特許第2,141,815号および米国特許第2007/0044665号も、張力がかかった状態に置かれた後、粉末に振動を付与するために突然解放されるバネ、弾性ヨークおよび振動アームとそれぞれ協働する投入装置を記載している。
上記従来技術では、粉末を振動させる手段が粉末タンクの内部に配置されている。それゆえ、これら粉末振動手段は、衛生上の問題を引き起こす可能性があり、特に投入装置が長時間作動していなかった場合には、洗浄する必要があるが、飲料ディスペンサのオペレータの手が容易には届かない。
従来技術に基づいて、専用の入れ物または貯蔵室からの粉末の排出を向上させる装置が望まれている。さらに、調製される食品の一貫性に関して、正確な用量の可溶性粉末の付与を向上させる装置が望まれている。
本発明のさらなる目的は、追加のモータを必要とすることなく、専用の入れ物から粉末を排出させることができる、複雑さが低く、コストを削減させる実施形態を提供することである。
さらに、装置の広い適用領域を実現するために、過度に騒音が出ない解決策が望まれている。
最後に、本発明の目的は、衛生上の問題を最小限に抑えて、オペレータに洗浄また修繕のための容易な取扱いを実現する装置を提供することである。
本発明は、上記の問題に対処しようとするものである。
第1の態様では、本発明は、食品調合物の調製用の投入装置であって、
可溶性粉末を供給する供給手段と、
回転可能に取り付けられ、第1の回転位置で供給手段によって供給された粉末を受け入れて第2の回転位置で粉末を放出する少なくとも1つの凹部を備える投入部材と、
投入部材の回転によって駆動され、供給手段に往復力を引き起こさせて、結果的に供給手段の往復(「振動(shaking)」)運動を生じさせるように設計されたタッピング手段と、
を備える投入装置に関する。
本発明にかかる装置の場合、飲料ディスペンサに可溶性粉末を供給することが可能である。その点において、可溶性粉末は、そのような装置の混合室内に放出されることが好ましく、それにより、例えばスープや飲料などの食品調合物を生成するために、水などの液体を粉末と相互作用させることができる。
供給手段は、本装置の投入部材に粉末を供給するのに適した入れ物、缶または他のいかなる手段であってもよい。また、供給手段は、例えば缶などの可溶性粉末が入った入れ物を受け入れるハウジングであってもよい。
投入部材は、好ましくは供給手段に接続された回転要素である。供給手段と投入部材との間の接続部分は、漏斗形であることが好ましい。したがって、供給手段によって供給される粉末を投入部材に効果的に案内することができる。
さらに、投入部材は、供給手段の下に配置されていることが好ましい。そのため、粉末を重力によって投入部材に供給することができる。したがって、投入装置のコストを削減させる配置が実現される。しかしながら、供給手段が、投入部材への粉末供給を支援する追加の手段、例えば、積極的に気流を生成する空気供給手段を備えていてもよい。
投入部材に供給される粉末は、その凹部によって受け取られる。凹部は、好ましくは、急角度の縁がない細長いくぼみないしは凹部である。好ましくは、細長い凹部は、粉末が凹部でつかえる可能性を最小限に抑えて、粉末の受け入れと放出を支援するように、丸い縁を備えている。
投入部材、したがって、その凹部が供給手段に対して回転するので、投入部材によって、制御された量の粉末が定量供給される。それに関して、凹部には、投入部材の第1の回転位置において所定量の粉末が供給される。凹部に粉末が供給された後、投入部材は、投入部材の第2の回転位置まで回転させられる。投入部材の回転角度は変更可能であり、好ましくは、制御ユニットによって制御される。好ましくは第1の回転位置と異なる第2の回転位置において、投入部材から粉末が放出される。投入部材の第2の回転位置は、凹部内の粉末が重力によって放出されるように、凹部が下を向いている位置であることが好ましい。さらに、凹部からの粉末の放出を支援する追加の手段が設けられてもよい。例えば、積極的に気流を生成する空気供給手段や、凹部を放出する機械的手段が、投入部材や装置に設けられてもよい。
投入部材によって定量供給される量は、凹部の容積によって定めることができる。したがって、凹部の寸法と幾何学的形状を変えることによって、所望の量の粉末を定量供給することができる。
好ましい実施形態では、投入装置からの粉末のより迅速な定量供給プロセスを可能にするために、投入部材に多数の凹部が設けられている。その点において、凹部は、投入部材に周方向に配置されていることが好ましい。そのため、投入部材を回転させることによって、投入部材の所定の回転位置で、供給手段によって次々と凹部に粉末を供給することができる。その結果、投入部材を回転させることによって、投入部材の別の所定の回転位置では、次々と凹部から放出を行うことができる。凹部の寸法と幾何学的形状が凹部ごとに異なっていてもよいことは理解されたい。
投入装置によって定量供給される粉末の量を制御するために、投入装置にモータが接続されていることが好ましい。さらに、供給手段に対する投入部材の回転運動を制御するために、投入部材に制御ユニットが接続されていることが好ましい。したがって、空所が充填され、回転され、放出される回数を制御し、数えることによって、装置によって投入される粉末の用量を効果的に制御することができる。
投入部材の回転運動により、タッピング手段が駆動され、それにより、供給手段に往復力が引き起こされる。したがって、タッピング手段用の追加のモータを必要とすることなく、供給手段のタッピングが得られる。
投入部材は、好ましくは、円筒状であり、タッピング手段と相互作用する少なくとも1つの作動部材(activation member)を備えている。作動部材は、好ましくは、投入部材の軸方向に延在するピンまたはボルトである。さらに、ピンまたはボルトは、好ましくは、投入部材の軸に対して偏心した位置にある。
好ましい実施形態では、タッピング手段は、元の位置では力が印加されていないようにして供給手段に堅固に接続された弾性部材を備えている。したがって、元の位置では、弾性部材は無歪み状態である。弾性部材は、好ましくは、供給手段に強い力を引き起こすのに適した金属または別の材料からなるブレードである。
タッピング手段は、好ましくは、投入部材の作動部材をタッピング手段の少なくとも一端と接触させることができるように装置に取り付けられている。さらに、発明の好ましい実施形態によれば、弾性部材は、供給手段の外壁に取り付けられている。タッピング手段が供給手段の外側に配置されていると、タッピング手段と可溶性粉末との直接の接触がなく、投入装置の衛生が改善される。さらに、タッピング手段は、洗浄されたり、取り付けられたりする必要がある際に、容易にオペレータの手が届く。実際、タッピング手段に印加された繰返しの力のせいで、タッピング手段は、時として新品に交換されることがある。この実施形態は、供給手段が可溶性粉末が入った入れ物を受け入れるハウジングである場合や、投入手段が漏斗形要素によって供給手段に接続されている場合にも好ましい。その理由は、タッピング手段と供給手段内に蓄えられた粉末や供給手段中を流れる粉末との直接の相互作用がないために、入れ物または缶を容易に除去して再挿入することができるからである。
好ましい実施形態では、作動部材は、弾性部材を弾性部材の元の位置と比べて所定の程度に撓ませることができるように設計されている。したがって、弾性部材を撓ませることによって、作動部材から弾性部材に力を伝達させることができる。それに関して、作動部材は、投入部材の回転運動、したがって作動部材の回転運動によって弾性部材の撓みが引き起こされるように投入部材に配置されている。また、投入部材のさらなる回転運動、したがって作動部材のさらなる回転運動の結果、撓んだ弾性部材が突然に解放される。作動部材と撓んだ弾性部材との係合解除の後、弾性部材がその元の位置に対して振動する。
投入部材の連続回転のせいで、作動部材が連続的に弾性部材を撓ませ、したがって解放することになる。それに関して、作動部材と弾性部材との相互作用の頻度は、投入部材の回転速度に依存する。
弾性部材が供給手段に堅固に接続されているので、振動する弾性部材が供給手段に往復力を引き起こす。引き起こされる往復力は、供給手段のタッピングを効果的に実現するために、横方向の往復力であることが好ましい。したがって、供給手段に収容された粉末、または供給手段に収容された缶の内部の粉末が、橋、ピラミッド状堆積物などを形成することを効果的に防止することができる。したがって、タッピング手段のせいで、重力による粉末の排出が強制的に行われる。供給手段に引き起こされる往復力は、供給手段内の粉末の圧縮を防止するように、高い往復振幅と比較的低い周波数を結果として生じることが好ましい。この実施形態によれば、投入部材の少なくとも1つの凹部に粉末を効果的に供給することができる。これにより、投入装置は、調製される生成物の一貫性を高めるために、正確な用量分を供給することができる。本発明の利点は、タッピング手段が、可溶性粉末に対して、従来技術の解決策に記載されたような直接的な作用ではなく、間接的な作用を及ぼすという点である。実際には、タッピング手段が供給手段に直接的な作用を及ぼし、供給手段が、印加された往復運動を粉末に伝達する。粉末中の橋やピラミッド状堆積物を壊すという同じ効果が、オペレータにとってより単純でより安全な実施法によって得られる。
弾性部材が、作動部材による解放後、次の撓みの前に自由に振動しているので、本発明による実施形態は、供給手段の往復運動を引き起こす比較的静粛な解決策を提供する。
弾性部材が供給手段に直接接続されることも、供給手段に接続された中間部材を用いて接続されることも可能であることは理解されたい。それに関して、中間部材は、弾性部材の往復力を供給手段に効果的に伝達するように設計されていてもよい。
別の好ましい実施形態では、第1のピンに平行して少なくとも1つの追加のピンが配置されている。好ましくは、第1および第2のピンは、投入部材の中心軸に対して180°の角度に配置されるようにして、投入部材の側部に配置されている。2つの作動部材が設けられているので、投入部材と弾性部材との相互作用の頻度を効果的に増大させることができる。また、2つのピン間の角度を変えることによって、第1および第2のピンによって引き起こされる弾性部材の撓みのタイミングを調整することができる。したがって、タッピング手段のタッピング頻度を特定の要求に合わせて効果的に調整することができる。好ましくは、凹部が受け入れ位置にあるときに1回分の粉末が投入部材の凹部に供給される必要がある毎に、供給手段のタッピングが得られるように、作動部材が配置されている。
好ましい実施形態では、投入部材は、少なくとも1つの凹部の両端にねじ山を備えている。それに関して、ねじ山は、投入部材に周方向に形成されていることが好ましい。また、ねじ山は、投入部材の取付け要素によって覆われていることが好ましい。それに関して、ねじ山は、投入部材の少なくとも1つの凹部に繋がっていることが好ましい。したがって、凹部から漏れて、投入部材とその取付け要素との間に滑り込むおそれがある小粒の粉末を捕捉することができる。
好ましくは、凹部の両側のねじ山は逆方向に向けられている。また、ねじ山の向きは、投入部材の回転の向きと反対になるように選択されていることが好ましい。したがって、両方のねじ山が、小粒の粉末を効果的に捕捉して、粒子を投入部材の凹部内に案内して戻すことができる。したがって、投入装置の衛生を維持することができるとともに、投入装置がつかえて動かなくなることを効果的に防止することができる。
第2の態様では、本発明は、食品調合物の調製用のシステムであって、システムに可溶性粉末を供給する供給手段と、所定用量の粉末を受け入れ、用意された容器の中へ放出する凹部を備える少なくとも1つの回転可能な投入部材と、粉末を混合するために容器に液体を供給する液体供給手段と、投入部材の回転角度および回転速度を制御する制御手段と、供給手段の外側に配置され、投入部材の回転によって駆動されて、供給手段に往復力を引き起こすように設計されたタッピング手段とを備えるシステムに関する。
本発明にかかるシステムの場合、例えばオペレータによって用意される専用の容器に正確な1回分の可溶性粉末を供給することが可能である。それに関して、制御手段は、供給手段によって投入部材の凹部に粉末を供給することが可能な第1の回転位置へ凹部を移動させるため、および凹部内の粉末を放出することが可能な第2の回転位置へ凹部を移動させるために、投入部材の回転角度および回転速度を制御する。好ましくは、制御手段は、投入部材を駆動するモータに接続されている。
さらに、供給手段内で粉末が橋、ピラミッド状堆積物などを形成することを防止するために、投入部材の回転は、供給手段に接続されたタッピング手段のせいで、供給手段に往復力を引き起こす。したがって、供給手段からの粉末の排出が強制的に行われる。
粉末が容器に供給された後、液体供給手段が、所定量の水などの液体を容器に選択的に供給する。したがって、飲料を生成するために、液体と可溶性粉末との相互作用が可能になる。それに関して、システムは、液体が所定の温度で容器に供給されるように、ヒータを備えていることが好ましい。さらに、システムは、液体が所定の圧力でカップに供給されるように、ポンプを備えていることが好ましい。それに関して、装置の制御手段は、液体の温度および/または圧力を制御するために、ポンプとヒータに接続されていることが好ましい。
好ましい実施形態では、システムは、投入手段から容器への粉末の送出を支援する空気発生手段をさらに備えている。それに関して、空気発生手段は、投入手段の放出性が高められて、粉末が容器に効果的に供給されるように、システム内に気流を供給する。
第3の態様では、本発明は、供給手段によって供給される粉末を受け入れて放出する少なくとも1つの凹部を備える投入部材に可溶性粉末を供給するのに適した上記供給手段をタッピングする方法であって、投入部材の回転運動が、供給手段に往復力を引き起こさせて、結果的に供給手段の往復(「振動」)運動を発生させ、タッピング手段が供給手段の外側に配置されている方法に関する。
本発明にかかる方法によれば、粉末が粉末の投入に悪影響を及ぼすおそれのある堆積物、橋などを形成することを防止するために、供給手段のタッピングが可能になる。それに関して、供給手段に印加される往復力は、供給手段内の粉末の圧縮が効果的に防止されるように、高い振幅と低い周波数を有していることが好ましい。
好ましくは、この方法は、供給手段に接続されたタッピング手段を撓ませて解放するステップを備えている。したがって、タッピング手段と投入部材との間に恒久的な機械的接続が確立されない。タッピング手段がその解放の後に自由に振動させられるので、タッピング手段の比較的静粛な動作が可能である。
この方法は、好ましくは、可溶性食物粉末の用量が混合室内でまたは直接カップ内で希釈剤と混合されるように投入される飲料調製機に適用される。しかしながら、本発明にかかる方法の他の用途も可能である。
本発明のさらなる特徴、利点および目的は、本発明の実施形態の以下の詳細な説明を読み、同封図面の図と併用すると、当業者にとって明らかになるであろう。
本発明にかかる投入装置の好ましい実施形態の側面図を示す。 本発明にかかる投入装置の好ましい実施形態の上面図を示す。 本発明にかかる投入装置の好ましい実施形態の下面図を示す。 本発明にかかる投入部材の好ましい実施形態の透視側面図を示す。 本発明にかかる投入部材の別の好ましい実施形態の透視側面図を示す。 図5aにかかる投入部材の好ましい実施形態の切断側面図を示す。 本発明にかかるシステムの好ましい実施形態の切断側面図を示す。
図1は、本発明にかかる投入装置1の好ましい実施形態を側面図で示す。投入装置は、投入部材3に可溶性粉末を供給するのに適した供給手段2を備えている。供給手段2は、好ましくは、可溶性粉末が入った入れ物または缶11を受け入れ、および/または収容するように設計されている。それに関して、入れ物または缶11の開口は、缶または入れ物内に入っている粉末が重力によって排出されるように、下向きであることが好ましい。
図に見られるように、投入部材3は、供給手段2より下に配置されていることが好ましくい。したがって、可溶性粉末が、重力のせいで、供給手段2または供給手段に収容された入れ物もしくは缶によって投入部材3に供給される。供給手段2は、例えば射出成形によって、プラスチックから製造されることが好ましい。しかしながら、供給手段2は、金属などの他の材料から製造されていてもよい。
供給手段2は、好ましくは、漏斗形要素7によって投入部材3に接続されている。したがって、供給手段2によって供給される粉末を投入部材3に効果的に案内することができる。それに関して、漏斗形要素7と供給手段2は、一体の部分として形成されていることが好ましい。
投入部材3は、好ましくは、円筒状であり、取付け部17によって装置1に回転可能に取り付けられている。取付け部は、好ましくは、供給手段2および漏斗形要素7と一体の部分として形成されている。取付け部17は、好ましくは、円筒状の投入部材3を受け入れて取り付けるのに適した管状要素である。供給手段2または漏斗形要素7に接続された2つの円形の軸受など、投入部材3を取り付ける他の手段が設けられてもよい。
取付け部17は、好ましくは同じ大きさの少なくとも2つの開口18a、18bを備えている。開口18a、18bは、管状の取付け部17の側面に形成されている。それに関して、第1の開口18aは、漏斗形要素7に連通されている。したがって、供給手段2によって供給される粉末を漏斗形要素7によって第1の開口18aへ案内することができる。他方の開口18bは、好ましくは、管状取付け部17の側面の反対側に位置している。投入部材3が管状取付け部17に収容されているので、第1の開口18aに供給された粉末が第2の開口18bから排出されることが防止される。
投入部材3は、接続手段16、9によって取付け部17に取り外し可能に接続されている。それに関して、接続手段は、投入部材3の第1の前面3bのフランジ部分16と、投入部材3の対向する前面3aに配置されたラッチ部材9とを備えていることが好ましい。好ましくは、ラッチ部材9は、投入部材3と取付け部17との間の堅固な接続を可能にするために取付け部17と相互に作用する。投入部材3が取付け部17に取り外し可能に接続されているので、例えばメンテナンスの目的で、装置の分解を便利に行うことができる。
取付け部17は、回転可能な投入部材3と取付け部17との間の摩擦力を最小限に抑えるために、軸受を備えていてもよい。
好ましい実施形態では、投入部材3の回転を可能にするために、投入部材3に駆動手段10が接続されている。駆動手段が、電動モータなどのモータと、取付け部17および供給手段2に対する投入部材3の回転速度および回転角度を調整する制御ユニット14(図6参照)とを備えていてもよい。そのため、投入部材3の回転変位を測定する手段が設けられ、制御ユニット14に接続されていてもよい。駆動手段10は、好ましくは、投入部材3のフランジ部分16に接続されている。
投入部材3は、その前面3aに位置する作動要素6をさらに備えている。作動要素は、好ましくは、投入部材3の軸方向に突出するピンである。それに関して、ピン6は、投入部材3の回転軸に対して偏心して配置されていることが好ましい。ピン6の長さLは、ピン6と装置1のタッピング手段5との相互作用が可能になるように、5mmと20mmの間であることが好ましい。
装置1のタッピング手段5は、供給手段2の外壁に接続されている。それに関して、タッピング手段5は、供給手段2の外側に取り付けられた接続要素5bを備えている。好ましくは、接続要素5bは、供給手段2と一体の部分である。したがって、接続要素5bに伝達された力を供給手段2に、さらにその後、供給手段2内に存在する粉末に効果的に誘発させることができる。タッピング手段5は、接続要素5bに堅固に接続された弾性部材5aをさらに備えている。弾性部材5aは、好ましくは、所定の幅Lを有する弾性の金属ブレードである。
弾性部材5aと接続要素5bとの接続は、好ましくは、クランプ、ねじ装着19またはボルト結合によって確立されている。したがって、接続は、メンテナンスまたは交換の目的で弾性部材5aが交換可能になるように解除可能に設計されている。
図1に示すように、接続要素5bは、タッピングが供給手段2に対して、または供給手段2に収容された入れ物または缶11(図6参照)に対して効果的に向けられるように、供給手段2の上部に設けられていることが好ましい。タッピング手段5の弾性部材5aは、好ましくは、供給手段2の上部から、投入部材3が取り付けられた供給手段2の下部に向かって延在している。また、弾性部材5aは、投入部材3の作動要素6が投入部材3の回転運動によって弾性部材5aと選択的に相互作用させられるように配置されている。
弾性部材5aは、接続要素5bに取り付けられた時は無歪み状態である。しかしながら、投入部材3を回転させることによって、ピン6が弾性部材5aと接触状態にされ、投入部材3のさらなる回転運動によって、ピン6と弾性部材3との相互作用のせいで、弾性部材5aの撓みが得られる。投入部材3がさらなる回転運動を受けると、弾性部材が突然解放されて振動する。これにより、振動する弾性部材によって往復力が伝達され、接続要素5bによって供給手段2に往復力が引き起こされる。したがって、周知の振動手段に比べて高い振幅と低い周波数を有するタッピングを供給手段2に印加することができ、供給手段2または供給手段2に収容された入れ物もしくは缶11から投入部材3への適切な粉末の流れが保証される。
投入部材3の回転速度を用いて、モータ10に接続された制御ユニット14によって、撓みの頻度も、弾性部材を自由に振動させる時間も所与の要求に合わせて調整することができる。
投入部材3の動作を図2および図3に基づいてさらに説明する。
図2は、本発明にかかる投入装置1の好ましい実施形態の上面図を示す。図からわかるように、投入部材3は、供給手段2によって供給される所定量の粉末を受け入れる少なくとも1つの凹部4を備えている。凹部は、好ましくは、円筒状の投入部材3の側面に形成された細長い凹部である。好ましくは、凹部は、約0.1gから10gの粉末を入れることができる。円筒状投入部材3の側面における凹部4の幾何学的寸法は、取付け部17の開口18aの幾何学的寸法に対応している。
凹部4が開口18aに向けられた投入部材3の第1の回転位置では、供給手段2によって、所定量の粉末を投入部材3の凹部4に供給することができる。それに関して、凹部4に受け入れられる粉末の量は、凹部4の容積によって定められている。粉末の供給性を高めて、粉末を凹部4内に強制的に流入させるために、作動要素6は、凹部が上述の受け入れ位置にあるときにタッピング手段の作動が得られるように、投入部材に配置されている。
粉末が凹部4に供給された後、投入部材3を供給手段2に対して、したがって取付け部17の開口18aに対して回転させるために、モータ10が作動される。したがって、開口18aの周縁で粉末のせん断が発生する。投入部材3のさらなる回転運動により、開口18aが、円筒状投入部材3の側面によって完全に覆われる。
図3は、本発明にかかる投入装置1の好ましい実施形態の下面図を示す。すでに述べたように、取付け部17は、第1の開口18aに対応し、好ましくは取付け部17の側面において下方に面した位置に位置する第2の開口18bを備えている。
投入部材3の第2の回転位置では、凹部4が第2の開口18bに面している。したがって、投入部材3に接続されたモータが投入部材3を第2の回転位置まで移動させると、開口18bにより、凹部4に供給された粉末用量を効果的に放出することができる。
凹部4の放出は、好ましくは、重力によって得られる。したがって、凹部4に入っている粉末は、専用の混合室または容器12(図6参照)の中へ落下し、これにより、例えば液体と相互に作用させることができる。この実施形態によれば、所定用量の粉末を供給手段2から投入することができる。
投入部材3の回転運動は、連続的であっても段階的であってもよい。好ましい実施形態では、投入部材3の回転運動は連続的である。それに関して、投入部材3の回転運動は、投入部材3の少なくとも1つの凹部4が完全に粉末で満たされるように十分に遅いことが好ましい。投入部材3に2つ以上の凹部4が設けられている場合は、それに応じて、複数の凹部4を完全に粉末で満たすことができる。また、投入部材3の回転運動が中断されてもよい。すなわち、投入部材3は、その第1の受け入れ位置と第2の放出位置で停止される。この中断は、投入部材3の連続回転運動では凹部4を完全に粉末で満たすことができない場合に特に有用である。したがって、受け入れ部分において凹部に最大限に粉末を注入することが可能になる。また、粉末を凹部の中に留まらせたままにすることなく、放出位置において凹部から全用量の粉末の放出を行うことが可能になる。したがって、正確で一貫した投入プロセスが可能になる。
図4は、投入部材3の好ましい実施形態の透視側面図を示す。図4に見られるように、投入部材3は、円筒状の投入部材3の側面3cに、円周方向に配置された好ましくは1つから5つの凹部4を備えている。しかしながら、投入部材3および凹部4の寸法次第で、投入部材3にさらにより多数の凹部4を設けることができる。それに関して、側面3cにおいて所定の幅Lを有するバー3dが凹部4を互いに分離している。凹部4は、好ましくは同一形状のものである。しかしながら、凹部4の形状は、投入部材3によって放出される粉末用量を変えるために異なっていてもよい。さらに、凹部4は、丸い縁4aを備えていることが好ましい。それゆえ、凹部4には、急角度の縁がない。したがって、粉末が縁の内側でつかえることがなく、凹部の受け入れおよび放出プロセスが向上する。
図4からわかるように、作動部材6は、投入部材3の側部3aに配置されている。側部3aは、好ましくは、ラッチ部材9の動きを可能にするために中空の設計を有している。作動部材6は、好ましくは、タッピング手段5と相互作用するのに適した長さLのピンである。作動部材6は、好ましくは、投入部材3の軸方向に対して偏心して配置された少なくとも1つのピンである。さらに、投入部材3の側部3aに、同じ形状の少なくとも1つの第2のピン6aが接続されていてもよい。第2のピン6aと第1のピン6は、ピン6、6aを支持するために、接続部分6bによって接続されていることが好ましい。それに関して、ピン6、6aは、投入部材3の中心軸に対して180°の角度に配置されていることが好ましい。しかしながら、第1および第2のピン6、6aは、別の角度に配置されていてもよい。したがって、ピン6、6aによるタッピング手段の作動に影響を及ぼすことができ、それにより、タッピング手段5の作動の頻度を所与の要求に合わせて調整することができる。
好ましい実施形態では、ピン6、6aは、凹部4に対して所定の角度に配置されている。それゆえ、ピン6、6aは、投入部材3の回転の間にタッピング手段5と相互作用するとき、凹部4のうちの1つが受け入れ位置に来る少し前に弾性部材5aを解放していることが好ましい。したがって、弾性部材5aが自由に振動しているので、粉末を供給手段2または供給手段2に収容された入れ物もしくは缶11から投入部材3の凹部4のうちの1つに強制的に放出させるために、供給手段2に往復力が引き起こされる。したがって、投入部材3の回転運動に対してタッピング手段5の作動を調整することが可能になる。
図示の実施形態によれば、モータ10と制御ユニット14が、投入部材3の連続または段階的回転運動を可能にするように設計されていることが好ましいことは理解されたい。したがって、次々と凹部4が投入部材3の第1の受け入れ位置および第2の放出位置に移動させられる。それにより、投入部材3の回転運動のせいで、作動手段6、6aとタッピング手段5の相互作用によって、タッピング手段5の連続的作動が得られる。したがって、粉末を供給手段2から供給手段と接触している凹部4の中に強制的に落下させるために、供給手段2の効果的なタッピングが得られる。したがって、装置1によって投入される粉末用量の精度と一貫性が向上する。
好ましい実施形態では、投入部材3は、凹部4の両側に位置するねじ山8を備えている。ねじ山8は、好ましくは、別々の方向に向けられている。また、ねじ山8は、投入部材3の回転運動と比べて反対方向に向けられている。それに関して、ねじ山8は、凹部4の少なくとも1つと接触していることが好ましい。したがって、小粒の粉末が凹部4から漏れ出て、投入部材3と取付け部17との間に滑り込んだ場合に、投入部材3の回転方向と比べたねじ山の向きのために、これらの粒子をねじ山8で捕捉して、ねじ山8に繋がっている少なくとも1つの凹部4まで案内して戻すことができる。したがって、投入部材3がつかえて動かなくなることを効果的に防止することができるとともに、投入装置の衛生が向上する。
図5aおよび図5bは、本発明にかかる投入装置の別の実施形態を示す。この実施形態において、タッピングは、投入部材3に組み込まれたラチェット機構によって達成される。したがって、非常に省スペースのタッピング手段の実施形態が得られる。それに関して、タッパ20が、投入部材3の円形の穴24の内部で案内されるバネ22によって投入部材3に接続されている。円形の穴24は、好ましくは、投入部材3の回転軸と同軸である。
タッパ20は、好ましくは、射出成形によってプラスチックから製造されており、少なくとも1つの突出する作動部材20bが接続された円形部材20aを備えている。作動部材20bは、好ましくは、タッパが投入部材3に取り付けられているときに作動部材20bが投入部材の方向に突出するように、円形部材20aの回転軸に対して偏心した位置にある。
投入部材3を収容する管状の取付け部17は、タッパ20が位置する側部21に周方向歯23を備えている。歯23は、次第に傾斜し、周方向に均一に配分されている。したがって、投入部材3に取り付けられているとき、タッパ20の作動部材20bは、バネ22によって側部21に押し付けられている。それに関して、投入部材3は、バネ22の張力を調整する緊張装置25を備えていることが好ましい。
投入部材3が回転されると、取付け部17の側部21に形成された次第に傾斜する歯23に起因するラチェット効果によって、タッパ20が、次第に外側へ、すなわち、投入部材3から遠ざかる方向に引き出される。作動部材20bが各歯23の突出する頂部を通過した後、作動部材20b、したがってタッパ20が突然解放され、その結果、突然にタッピングを起こす。投入部材3が供給手段2に接続されているので、供給手段2にタッピング力が引き起こされる。
歯23の量は、好ましくは、投入部材3に設けられた凹部4の量に従っている。それに関して、歯23と作動部材21は、凹部4が装置1の供給手段2に対して受け入れ位置にあるときは常に1回のタッピングが発生するように、凹部4に対して配置されている。したがって、タッピングにより、粉末を供給手段2から凹部4の中へ強制的に放出させることができる。
さらに、投入部材3に対するタッパ20のねじれを防ぐ噛み合い機構が設けられてもよい。噛み合い機構は、タッパ20に設けられた専用のバーまたは溝と噛み合う、投入部材3に設けられた溝または突出したバーであってもよい。したがって、装置1の運転中に、投入部材3に対するタッパ20の向きを効果的に維持することができる。
図6は、本発明にかかる飲料調製装置30の切断側面図を示す。装置30は、少なくともヒータ31、ポンプ32および制御手段14を内蔵するハウジング30aを備えている。さらに、装置は、装置に接続された液体タンク(図示せず)と、抽出室33と、装置30を安定して立たせるために、好ましくは足35を備えたベース34とを備えている。装置は、上面36aにカップ12などの容器12が置かれるグリッド36bが設けられた、容器用のスタンド36をさらに備えている。
液体タンクは、水などの液体をヒータ31およびポンプ32に対して、したがって抽出室33に対して、抽出要素13、例えばノズルで供給するために設けられている。抽出要素13は、抽出室33内に配置されている。さらに、抽出室33には、容器12への粉末の供給を可能にする粉末供給手段39が設置されていることが好ましい。供給手段39は、例えばボルテックスノズルであってもよい。
装置の抽出室33は、抽出室33内の容器12を選択的に囲い込むカバー部材37をさらに備えている。したがって、オペレータは、カバー部材37を開けて、抽出室33の中に容器を置き、カバー部材37を再び閉じてもよい。したがって、抽出室33内での飲料の安全な調製が可能になる。
好ましい実施形態では、装置30は、2個の可溶性粉末のブリキ缶11を収容する2つの供給手段2をさらに備えている。ブリキ缶11からの粉末の供給を可能にするために、ブリキ缶11は、下向きの開口11aを備えている。各供給手段2は、供給手段2に接続された投入部材3に粉末を供給する少なくとも1つの開口2aを備えている。各投入部材3には、投入部材3の回転、したがって供給手段2からの粉末の放出を可能にするために、モータ10が接続されている。
2つの供給手段が装置に設けられているので、異なる飲料を調製するために、少なくとも2種類の異なる粉末を供給することができる。もちろん、装置30内の投入部材3および供給手段2の数は異なっていてもよい。
投入部材30によって放出された粉末は、投入部材3から抽出室33の供給手段39まで粉末を案内するホッパ40によって受け取られる。好ましくは、ホッパ40内の粉末の輸送を向上させる輸送手段41が設けられている。輸送手段41は、好ましくは、投入部材3によって供給された1回分の粉末を供給手段39に積極的に案内する空気発生手段15を備えている。供給手段39は、好ましくは、容器12中への粉末の輸送をさらに支援するために、空気発生手段15に接続されている。
装置30は、好ましくは、飲料調製プロセスを開始させる1つのボタン38を備えている。加えて、装置30は、抽出室33に冷たい、または熱い水を選択的に供給する追加のボタンを備えていてもよい。
装置は、メインスイッチ(図示せず)と、装置30の運転状態を使用者に知らせる複数の制御表示器(図示せず)とをさらに備えている。
運転中、投入部材3、ホッパ40、輸送手段41および供給手段39により、容器12に所定用量の可溶性粉末を供給することが可能になる。粉末が容器12に供給された後、容器に入っている粉末用量と相互作用させるために、容器12に所定量の水などの液体が供給される。したがって、装置30によって、飲料生成物の便利で迅速な調製が可能になる。
ブリキ缶11によって様々な種類の可溶性粉末を装置30に供給することができるので、装置30によって多数の種類の飲料を調製することができる。
本発明をその好ましい実施形態に基づいて説明してきたが、多くの変更および変化が添付の請求項によって定義されるこの発明の範囲から逸脱することなく当分野の通常の技術者によってなされてもよい。
例えば、ピン6、6aは、投入部材に着脱可能に接続されていてもよい。さらに、追加のピンまたは他の作動部材が設けられてもよい。したがって、ピンの数と相対的位置が変更されてもよい。この態様は、装置が様々な濃度の様々な粉末のために使用される場合に特に有利である。したがって、タッピング頻度を容易かつ便利な方法で所与の要求に合わせて調整することができる。

Claims (12)

  1. 食品調合物の調製用の投入装置(1)であって、
    可溶性粉末を供給する供給手段(2)と、
    回転可能に取り付けられ、第1の回転位置で前記供給手段(2)によって供給された粉末を受け入れて第2の回転位置で前記粉末を放出する少なくとも1つの凹部(4)を備える、投入部材(3)と、
    前記投入部材(3)の回転によって駆動され、前記供給手段(2)の往復運動を引き起こすように設計されたタッピング手段(5)であり、前記供給手段(2)の外側に配置されているタッピング手段(5)と、
    を備え、
    前記投入部材(3)は前記タッピング手段(5)と相互作用する少なくとも1つの作動部材(6)を備え、
    前記作動部材(6)が前記投入部材(3)の回転軸方向に延びるピンであり、前記投入部材(3)の回転軸に対して偏心した位置にある、投入装置。
  2. 前記投入部材(3)が円筒状である、請求項1に記載の投入装置。
  3. 前記タッピング手段(5)が、ニュートラル位置では弾性部材(5a)に力が加えられていないようにして、前記供給手段(2)に堅固に接続された弾性部材(5a)を備える、請求項1〜のいずれか一項に記載の投入装置。
  4. 前記作動部材(6)が、前記弾性部材(5a)を該弾性部材の元の位置と比べて所定の程度に撓ませるとともに、前記供給手段(2)に往復力が引き起こされるように、前記撓んだ弾性部材を突然解放するように設計されている、請求項に記載の投入装置。
  5. 前記投入部材(3)の前記少なくとも1つの凹部(4)を前記供給手段(2)に選択的に連通させるために、前記投入部材(3)がモータ(10)によって駆動される、請求項1〜のいずれか一項に記載の投入装置。
  6. 前記ピンに平行して少なくとも1つの追加のピン(6a)が配置されている、請求項のいずれか一項に記載の投入装置。
  7. 前記供給手段(2)が、可溶性粉末が入った入れ物(11)を受け入れるハウジングである、請求項1〜のいずれか一項に記載の投入装置。
  8. 前記投入部材(3)が、前記可溶性粉末を前記投入部材(3)に向かって案内する漏斗形要素(7)によって前記供給手段(2)に接続されている、請求項1〜のいずれか一項に記載の投入装置。
  9. 前記投入部材(3)が、前記凹部(4)の両端のそれぞれにねじ山(8)を備える、請求項1〜のいずれか一項に記載の投入装置。
  10. 前記ねじ山(8)がそれぞれ互いに逆向きとされている、請求項に記載の投入装置。
  11. 食品調合物の調製用のシステムであって、
    前記システムに可溶性粉末を供給する供給手段(2)と、
    所定用量の粉末を受け入れ、用意された容器(12)の中へ放出する凹部(4)を備える、少なくとも1つの回転可能な投入部材(3)と、
    前記粉末を混合するために前記容器(12)に液体を供給する液体供給手段(13)と、
    前記投入部材(3)の回転角度および回転速度を制御する制御手段(14)と、
    前記投入部材(3)の回転によって駆動されて、前記供給手段(2)に往復力を引き起こすように設計されたタッピング手段(5)であり、前記供給手段(2)の外側に配置されているタッピング手段(5)と、
    を備え、
    前記投入部材(3)は前記タッピング手段(5)と相互作用する少なくとも1つの作動部材(6)を備え、
    前記作動部材(6)が前記投入部材(3)の回転軸方向に延びるピンであり、前記投入部材(3)の回転軸に対して偏心した位置にある、システム。
  12. 供給手段(2)をタッピングする方法であって、
    前記供給手段は、該供給手段(2)によって供給される粉末を受け入れて放出する少なくとも1つの凹部(4)を備える投入部材(3)に可溶性粉末を供給するよう構成されており、前記投入部材(3)の回転運動が、前記供給手段(2)に力を引き起こさせて、結果的に前記供給手段(2)の往復運動を発生させ、
    当該方法は、前記供給手段(2)に接続されたタッピング手段(5)を撓ませて解放するステップを備え、前記タッピング手段(5)は前記供給手段(2)の外側に配置され、
    前記投入部材(3)は前記タッピング手段(5)と相互作用する少なくとも1つの作動部材(6)を備え、
    前記作動部材(6)は、前記投入部材(3)の回転軸方向に延びるピンであり、前記投入部材(3)の回転軸に対して偏心した位置にある、方法。
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