JP6783299B2 - 飲料調製マシン - Google Patents

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Description

本発明は、発泡飲料又は非発泡飲料を調製するための飲料マシンに関する。
国際公開第2009/144219号は、少なくとも、泡立て、白色化した飲料、すなわち、発泡乳成分、及び一般的にはコーヒー又はチョコレートなどである別の異なる飲料成分を含む飲料を製造するための、飲料調製法について記載している。マシンは、発泡したミルク、及び他の飲料成分を次の二段階で調製する。
まず、飲用カップにミルクを導入し、水噴流によって泡立て、
次に、混合チャンバ内で1回分の可溶性飲料成分(インスタントコーヒーなど)を水と混合することによって、他の飲料成分を調製する。1回分の可溶性原材料は、分量システムによって計量される。混合チャンバ内で調製され、生じる飲料成分が注出されて、飲用カップ内で既に泡立てられたミルクと混合される。
この種類の飲料調製マシンは、例えば、国際公開第2009/144239号に記載の分量システム及び混合チャンバを実現することができる。
このようなマシンは、マシンの異なる装置、特に、可溶性飲料原材料を計量するための分量装置、及び泡立てノズル又は混合チャンバのいずれかを通じて水を選択的に注出するための弁、を作動させるためにいくつかのモータを使用することを必要とする。更にモータは、マシンの費用にとって重要な要素となる。
本発明の別の目的は、製造費用の低い、飲料調製マシンを提供することである。
そのような、モータの数が少ない飲料製造マシンを提供することは有利である。
本発明の一態様において、
飲料原材料を保存するためのタンクと、
1回分の飲料原材料を分量しタンクから注出するように構成された回転分量装置と、
水及び1回分の飲料原材料を供給されるように構成された第1飲料生成装置と、
水を供給されるように構成された第2飲料生成装置と、
第1飲料生成装置に給水する第1チューブ及び第2飲料生成装置に給水する第2チューブを備える給水システムと、
給水システムから第1飲料生成装置又は第2飲料生成装置のいずれかに水を送るための1つの弁と、を備える飲料調製マシンであって、
第1チューブ及び第2チューブは可撓性であり、弁は、第1飲料生成装置に給水する第1チューブ又は第2飲料生成装置に給水する第2チューブのいずれかを選択的に挟み付けるピンチバルブであり、弁は、2つのチューブの一方を選択的に挟み付けるように動作可能であり、弁は、回転分量装置の少なくとも一部が第1方向又は反対の第2方向に回転することによって、機械的に動作可能である、飲料調製マシンが提示される。
飲料調製マシンは、飲料原材料をバルクで保存するためのタンクと、飲料を調製するために、1回分の飲料原材料を分量しタンクから注出するように構成された回転分量装置とを備える。
マシンは少なくとも2つの飲料生成装置を備え、この装置は、一般的には水である希釈液と、飲料原材料又は飲料成分を混合して最終的な飲料を調製するように構成されている。このような飲料生成装置は、
少なくとも1つの可溶性飲料原材料及び希釈液を受け取り、可溶性飲料原材料の溶解を促進するように設計された混合チャンバと、
少なくとも1つの浸出用飲料原材料、及び希釈液を受け取り、淹出した飲料の抽出を促進するように設計された淹出チャンバと、
飲料原材料を溶解させる、もしくは希釈するために容器内に希釈液を導入する、又は、例えば、噴射の力によって飲料成分に質感を付与するためのノズルと、を備える。
この第1飲料生成装置は、水及び1回分の飲料原材料を供給され、飲料原材料及び水を混合して飲料を調製するようにも構成されている。
この第1飲料生成装置は、インスタント可溶性コーヒー、又はミルク粉末などの1回分の可溶性飲料原材料が水に溶解することを可能にする、混合チャンバであり得る。
あるいは、この第1飲料生成装置は、ローストし挽いたコーヒーなどの1回分の浸出用飲料原材料を、水で淹出するのを可能にする、淹出チャンバであり得る。
飲料調製マシンは、水を供給されるように構成された第2飲料生成装置も備える。この第2飲料生成装置は、第1生成装置で製造された飲料とは別の飲料を調製すること、又は第1生成装置において調製された飲料に、飲料調製の更なるステップを行うことを、を可能にする。
好ましくは、第2飲料生成装置は、水噴流を吐出するように設計されたノズルである。この水噴流は、第1飲料生成装置により製造された飲料を泡立てるため、又は第1飲料生成装置により製造された飲料とは異なる追加の飲料を製造する、又はこれを泡立てるために、使用され得る。この追加の飲料は、最終的な飲料を製造するために、第1飲料生成装置により製造された飲料と混合することができる。
好ましい飲料調製マシンにおいて、
第1飲料生成装置は、水及び可溶性飲料原材料を供給されるように構成された混合チャンバであり、
回転分量装置は、1回分の飲料原材料を分量しタンクから混合チャンバ内に注出するように構成されており、
第2飲料生成装置は、水噴流を吐出するように構成されたノズルである。
混合チャンバは、可溶性飲料原材料、及び通常は水である希釈液の、混合を可能にするように設計されている。
混合チャンバは通常、頂部開口部を有する。可溶性飲料原材料は通常、この頂部開口部を通じて混合チャンバに導入される。原材料は一般的に、チャンバの上に状態する、分量回転装置から混合チャンバへと単純に自然落下する。
チャンバは一般的に、ロータ、回転刃、又はホイッパーなどの、作動される混合装置をいずれも含まない。
マシンの可撓性の第1チューブは、混合チャンバ内に水を導入する。通常、可撓性の第1チューブの端部は、チャンバの頂部開口部を通じて、又はチャンバの側壁の開口部を通じて、混合チャンバ内に延びるチューブに取り付けられている。
好ましくは、混合チャンバは、可溶性原材料と水の効果的な混合、及びしたがって、可溶性原材料の効果的な溶解を可能にするように、設計されている。例えば、国際公開第2008/071613号に記載されるチャンバが便利である。
マシンは、飲料原材料をバルクで保存するためのタンクと、1回分の飲料原材料を分量しタンクから混合チャンバ内に注出するように構成された回転分量装置とを備える。
一般的に、この回転分量装置は、飲料原材料タンクの底部に配置されている。
一般的にこの回転分量装置は、少なくとも、1回分の粉末をタンクから取り出し、この1回分を、第1飲料生成装置内に放出するための、開口部を有する回転ディスクを備える。好ましい実施形態により、この回転分量装置は、
単一の穿孔開口を有するディスクを少なくとも備える固定された本体と、
固定された本体の頂部上に配置され、取り出し用穿孔開口を有する回転上部ディスクと、
固定された本体の底部に配置され、及び放出用穿孔開口を有する回転下部ディスクと、
下部ディスク及び上部ディスクを接続する回転シャフトと、を備えている。このような実施形態において、好ましくは、装置のスタンバイ状態において、測定された穿孔開口は空であり、及び大気に対して閉じている。この実施形態は、国際公開第2009/144239号に記載されている。
一般的に回転分量装置は、モータによって作動する。
好ましくは、第2飲料生成装置は、マシンの飲料注出領域に配置された飲用容器に水噴流を吐出するように設計されたノズルである。一般的にノズルは、水噴流を形成するために十分に小さい、出口端部を有する単純な導管である。水は、出口端部を通じて流れている間に、飲料の表面に高い剪断力をもたらすために十分な速度に達し、したがって、十分な運動エネルギーに達する。導管の出口端部は、0.2〜1.0mm、好ましくは0.3〜0.9mm、更により好ましくは0.4〜0.6mmの直径の円の断面に相当する断面を有し得る。ノズルの設計は、水源からノズルに供給される水の流れによって、変えることができる。
特定の実施形態において、ノズルは、いくつかの導管を備えることができる。この後者の場合において、好ましくは、複数の外側端部の断面は、同一の値を有し、これらの断面積の合計は、0.2〜1mmの直径を有する1つの固有の導管出口端部の断面と同じ値を有する。
水は、通常は水タンクである水源と、水源からの水をポンピングし、これを飲料生成装置へと供給するためのポンプとを一般的に備える、給水システムによって供給される。給水システムは、第1飲料生成装置、好ましくは混合チャンバ、に給水する第1チューブ、及び第2飲料生成装置、好ましくはノズル、に給水する第2チューブを備える。一般的にこれらの2つのチューブは、第1飲料生成装置、又は第2飲料生成装置のいずれかに水を分配するために、給水システムの上流部分において、単一の主要チューブから分岐したものである。これらの第1及び第2チューブはピンチバルブによって挟み付けられるように、可撓性になっている。
飲料生成装置に給水するチューブは、特に液だれを防ぐために、ピンチバルブの下流に背圧弁を備えることができる。
給水システムは、給水システムの上流部分で水の温度を調節するために、加熱装置及び/又は冷却装置を備えてもよい。
マシンは、給水システムから第1飲料生成装置又は第2飲料生成装置のいずれかに水を送るための弁を備える。
この弁は、第1飲料生成装置に給水する可撓性の第1チューブ、又は第2飲料生成装置に給水する可撓性の第2チューブのいずれかを選択的に挟み付けるピンチバルブである。弁は2つのチューブの一方を選択的に挟み付けるために動作可能であり、弁は、以下のとおり、回転分量装置が、第1の方向、又は反対の第2の方向に回転することによって、機械的に動作可能である。
結果的に、マシンは、ピンチバルブを作動させるために、特定のモータを必要としない。この弁は、回転分量装置のモータによって、間接的に作動する。
好ましい実施形態により、
第1飲料生成装置、好ましくは混合チャンバ内に1回分の飲料原材料を分量し注出するために、回転分量装置が第1方向に回転するとき、第2飲料生成装置、好ましくはノズルに給水する可撓性の第2チューブは、弁によって挟み付けられるようになるか、又は挟み付けられた状態になる。
回転分量装置が反対の第2方向に回転すると、第1飲料生成装置、好ましくは混合チャンバに給水する可撓性の第1チューブは、弁によって挟み付けられるようになるか、又は挟み付けられた状態になる。
上記の好ましい実施形態により、1回分の飲料原材料を第1飲料生成装置に分量し注出するために回転分量装置が回転するとき、第1方向への回転が生じ、この運動の間、可撓性の第2チューブに給水する可撓性の第2チューブは、弁によって挟み付けられるようになるか、又は挟み付けられた状態になる。同時に、第1飲料生成装置に給水する可撓性の第1チューブは、それ以上挟み付けられないようになるか、又は挟み付けられない状態になる。
上記好ましい実施形態において、回転分量装置が反対の第2方向に回転すると、第1飲料生成装置に給水する可撓性の第1チューブは、弁によって挟み付けられるようになるか、又は挟み付けられた状態になる。同時に、第2飲料生成装置に給水する可撓性の第2チューブは、弁によってそれ以上挟み付けられないようになるか、又は挟み付けられない状態になる。
一般的に、マシンが静止しているとき、第1飲料生成装置に給水する可撓性の第1チューブは、弁によって挟み付けられず、第2飲料生成装置に給水する可撓性の第2チューブは、挟み付けられる。
1つの好ましい実施形態によれば、弁は、
支持体と、
支持体に取り付けられた圧迫手段であって、この圧迫手段は、支持体の支持表面に対して、可撓性の第1チューブ又は可撓性の第2チューブのいずれかを挟み付けるように、動作可能になっている、圧迫手段と、
上記チューブの圧迫手段を動作させるための作動装置であって、上記作動装置は第1状態と、第2状態との間で移行可能であり、作動装置は、回転分量装置が第1方向、又は反対の第2方向のいずれかに回転するのに応じて、上記2つの状態の間で移行可能である、作動装置と、を備える。
好ましくは、弁は、支持体に取り付けられた2つの圧迫手段を備え、各圧迫手段は、支持体の支持面に対して専用の可撓性チューブを挟み付けるように動作可能である。
2つのチューブ圧迫手段は、好ましくは共通の枢動点で枢動する、2つのピンチアームであり得る。各チューブ圧迫アームは好ましくは、弾性戻り手段に逆らって動く。弾性戻り手段は、圧迫アームと作動装置との間に設けられた、少なくとも1つの戻りばねによって形成され得る。
好ましくは、作動装置は、弁の支持体に取り付けられる。
好ましくは、回転分量装置は回転ディスクを備え、上記回転ディスクは回転ディスクの表面から延びるピンを備え、ピンチバルブの作動装置は、回転ディスクの回転方向に従って、上記ピンと協働するように構成されている。
作動装置は、それぞれが、回転ディスクのピンと協働するように設計されている、2つの作動アームを備えてもよく、これにより、
作動装置が第1状態にあるとき、ディスクが回転すると、第1アームのみが回転ディスクのピンと接触し、
作動装置が第2状態にあるときに、ディスクが回転すると、第2アームのみが回転ディスクのピンと接触する。
作動装置が第1状態にあるときに、ディスクが回転すると、第2作動アームが回転ディスクのピンと接触しない。第2作動アームは、ピンの回転経路からはオフセットしている。
同様に、作動装置が第2状態にあるときに、ディスクが回転すると、第1作動アームが、回転ディスクのピンと接触しない。第1作動アームは、ピンの回転経路からはオフセットしている。
好ましくは、作動装置が第1状態にあるとき、第1作動アームは、回転ディスクのピンと協働し、これにより、
1回分の飲料原材料を分量し第1飲料生成装置内に注出するために、回転分量装置が第1方向に回転するとき、ピンは、第1作動アームに沿って摺動することができるようになっており、
回転分量装置が、反対の第2方向に回転するときに、ピンは作動装置の第1作動アームと係合することができ、作動装置は、第2状態へと移行するようになっている。
したがって、第1作動アームは、ディスクの回転を阻止、又は阻害しない。特に、分量のステップが、ディスクが何回か回転することを必要とする場合、ピンが第1作動アームと接触しているときに、この何回かの回転が阻止されないようになっている。
好ましくは、作動装置が第2状態にあるとき、第2アームが回転ディスクのピンと協働することにより、回転分量装置が第1方向に回転するときに、ピンが作動装置の第2アームと係合して、作動装置が第1状態へと移行するようになっている。
ディスクが第1方向に回転する間に、ピンが上記第1作動アームに沿って摺動できるように、第1作動アームは可撓性であり得る。
好ましくはマシンは、ピンチバルブの作動装置の状態を検出するための電気スイッチを備えている。
好ましくは、マシンにおいて、
回転分量装置は、底部放出開口部を通じて1回分の飲料原材料を注出し、
第1飲料生成装置は、混合チャンバであって、
回転分量装置の底部放出開口が、混合チャンバの頂部開口部に現れている、計量状態と、
回転分量装置の底部放出開口が、混合チャンバの頂部開口部に現れていない、混合状態と、の間で移行可能である。
好ましくは、回転分量装置は、
単一の穿孔開口を有するディスクを少なくとも備える固定された本体と、
固定された本体の頂部上に配置され、取り出し用穿孔開口を有する回転上部ディスクと、
固定された本体の底部に配置され、及び放出用穿孔開口を有する回転下部ディスクと、
下部ディスク及び上部ディスクを接続する回転シャフトと、を備え、
装置のスタンバイ状態において、測定された穿孔開口は空であり、及び大気に対して閉じている。
この種類の回転分量装置、及びこれが、動作可能混合チャンバと協働することが、国際公開第2009/144239号に記載されている。
したがって、回転分量装置、ピンチバルブ、及び混合チャンバの運動を生じさせるために、同じモータを使用することができる。
有利なことに、混合チャンバを動かし、回転下部ディスク及び回転上部ディスクを回転させるために、同じモータを使用することができる。
好ましい実施形態において、回転下部ディスクは、分量装置の回転シャフトと協働し、これを駆動させることができる中央ピンと、回転下部ディスクの放出用穿孔開口に面する供給孔とを有する、主要ノッチ付き歯車と協働する。ノッチ付き歯車の歯は、ノッチ付き歯車が、モータによって、例えば、モータによって回転する中間的な第2のノッチ付き歯車を介して、駆動することを可能にする。主要ノッチ付き歯車は、分量装置のシャフトと協働し得る中央ピン、又はシャフトを有し、ひいてはモータは、分量装置、回転ディスクを回転させることができる。回転下部ディスクの放出開口部を妨害しないようにするため、ノッチ付き歯車は、回転下部ディスクの放出開口部と面する供給孔を有する。ノッチ付き歯車の上面、及び回転下部ディスクの下面は、ノッチ付き歯車によるディスクの駆動を改善するために、対応する接続手段を有し得る。分量装置が、洗浄のために分量装置をノッチ付き歯車から容易に分離することができるように、この接続手段は容易に取り外すことができるべきである。
好ましい実施形態により、混合チャンバは好ましくは、接続ロッドによって主要ノッチ付き歯車に接続されており、回転軸を備える上記接続ロッドの端部は、計量状態において混合チャンバの入口がノッチ付き歯車の供給孔に面するような場所において、ノッチ付き歯車に接続されている。接続ロッドを使用することにより、混合チャンバは、計量装置から離れた混合状態から、混合チャンバの入口がノッチ付き歯車の供給孔、及び更に回転下部ディスクの放出開口部と面する計量状態へと直線的に移行することが可能となる。混合状態において、混合チャンバ入口に希釈液が導入され得、このステップにおいて、混合チャンバは離れた状態にあるため、希釈液により生じる湿分が、分量装置内へと上昇することがない。更に、混合チャンバの混合状態において、ノッチ付き歯車は、分量装置において、固定本体の穿刺開口が、上部回転ディスク及び下部回転ディスクによって、上方及び下方で閉止されるような、角度を有する状態にある。
好ましい実施形態において、回転分量装置の少なくとも一部は、
1回分の飲料原材料を分量し混合チャンバ内に注出するために、第1方向へと360°又は360°の倍数だけ回転し、
混合チャンバに給水する可撓性の第1チューブが、弁によって挟み付けられるように、又は挟み付けられた状態になるように、第2方向へと90°未満だけ回転する。
したがって、ディスクの完全な回転によって、チャンバが計量状態と混合状態との間で移行する場合、ノズルを通じた給水を可能にするための第2方向への小さな回転は、混合チャンバへの1回分の粉末の分量及び注出を、同時に有効化させることはない。
第2の態様において、混合チャンバ及びノズルを備える、上記のようなマシンで飲料を泡立てる方法が提示され、飲料調製マシンのノズル出口の下に配置された容器内に泡立てる飲料が入っており、上記方法は、
a)分量装置を反対の第2方向に回転させて、混合チャンバに給水する可撓性の第1チューブを弁が挟み付けるようにするステップと、
b)水源を作動させて、泡立て期間にわたり、ノズルに給水する可撓性の第2チューブを通じて水を注出するステップと、
c)ノズルに給水する可撓性の第2チューブを弁が挟み付けるまで、分量装置を第1方向に回転させるステップと、を含む。
一実施形態により、方法は、分量装置を第1方向に回転させるステップc)を継続して、混合チャンバに、1回分の可溶性飲料原材料を供給し、これと同時に水源を作動させて、混合期間にわたり、混合チャンバに給水する可撓性の第1チューブを通じて水を注出する、後続するステップを含む場合がある。
この実施形態により、ステップa)〜c)において、容器に導入されたフレッシュミルクを泡立てて、更なるステップにおいて、コーヒーを調製して、この泡立てたミルクへと注出することによって、カプチーノを調製することができる。
別の実施形態により、方法は、分量装置を第1方向に回転させて、混合チャンバに、1回分の可溶性飲料原材料を供給し、これと同時に水源を作動させて、混合期間にわたり、混合チャンバに給水する可撓性の第1チューブを通じて水を注出する、先行するステップを含む場合がある。
この実施形態によって、前のステップにおいて、ミルク粉末、又はミルク濃縮物からミルクを調製し、かつこれを注出し、その後、ステップa)〜c)において、容器内に存在する、この戻されたミルクを泡立てることによって、ミルク粉末又はミルク濃縮物から泡立てたミルクを調製することができる。
本出願において、
用語「可溶性飲料原材料」とは、飲料を調製するために溶解又は希釈される、粉末又は液体濃縮物を意味する。
用語「可溶性」とは、水溶性を意味する。
用語「浸出用飲料原材料」とは、そこから熱湯によって風味を抽出することができる原材料を意味する。浸出用飲料原材料は、ローストし、挽いたコーヒー、茶葉、ハーブ、植物、並びに他の物質であり得る。
用語「飲料成分」とは、カプチーノを生成するための、泡立てたミルク及びコーヒーなど、最終的な飲料を生成するために、別の飲料成分と混合された飲料を意味する。
本発明の上記の諸態様は、任意の好適な組み合わせで組み合わせることができる。更には、本明細書における様々な特徴を、上記の諸態様のうちの1つ以上と組み合わせることにより、具体的に図示及び説明されたもの以外の組み合わせを提供することができる。本発明の更なる目的及び有利な特徴は、「特許請求の範囲」、「発明を実施するための形態」、及び添付図面から明らかとなるであろう。
本発明の特徴及び利点は、以下の図との関連で、より良好に理解されるであろう。
先行技術による、飲料調製マシンの概略図である。 本発明の原理の概略図である。 本発明による飲料調製マシンのいくつかの要素の斜視図である。 図3のいくつかの要素の斜視平面図である。 図4aの斜視底面図である。 作動装置64の2つの状態における、回転ディスクと、ピンチバルブの作動装置の協働を例示している。 作動装置64の2つの状態における、回転ディスクと、ピンチバルブの作動装置の協働を例示している。 作動装置64の2つの状態における、回転ディスクと、ピンチバルブの作動装置の協働を例示している。 ピンチバルブの様々な要素を示している。 図5bの状態におけるピンチバルブ要素の拡大図である。 図5aの状態におけるピンチバルブ要素の拡大図である。 図6aのピンチバルブ要素の水平断面図である。 図6bのピンチバルブ要素の水平断面図である。
図1は先行技術による、飲料調製マシンの概略図である。マシンは、第1飲料生成装置である、混合チャンバ2内の1回分の可溶性飲料原材料を溶解させることによって、飲料を調製する。飲料原材料は、タンク1に保存されている。これは、好ましくはインスタント可溶性コーヒーである。1回分の飲料原材料は、回転分量装置3によって計量され、注出される。この分量装置は、好ましくは、例えば、国際公開第2009/144239号に記載され、
単一の穿孔開口を少なくとも有するディスクにより構成される固定された本体と、
固定された本体の頂部上に配置され、取り出し用穿孔開口を有する回転上部ディスクと、
固定された本体の底部に配置され、及び放出用穿孔開口を有する回転下部ディスクと、
下部ディスク及び上部ディスクを接続する回転シャフトと、を備えている。
分量装置は、飲料粉末の投与量を、一般的にチャンバの上部開口部に自然落下させることによって、混合チャンバ2へと注出する。この分量装置は、モータによって作動する。
混合チャンバは、
水を導入し、飲料粉末を溶解させるための水入口と、
マシンの飲料注出領域8に配置された飲用容器9に飲料を注出するための、飲料出口とを備える。一般的に飲料出口は、チャンバの底部にある。
マシンはノズル4を含み、これは、飲料12を含みかつ注出領域8に配置された、飲用容器9に水噴流を吐出するための、第2飲料生成装置である。
ノズル4、又は混合チャンバ2に、水、より具体的には熱湯を供給することができるように、マシンに給水システム5が設けられる。
給水システムは、
新しい水を補給することができる、又は、ひいては水道水に接続され得る、タンク56と、
タンク56から水をポンピングするための、送水ポンプ55と、を備える。ポンプは、ピストンポンプ、ダイヤフラムポンプ又は蠕動ポンプなどの任意のタイプのポンプであってもよい。
ポンピングされる水を加熱するために、サーモブロック又はカートリッジタイプの加熱器などの、水加熱器54と(あるいは、又はこれに加えて、マシンは、加熱器を迂回するライン上に水冷却器を備えてもよい)、
逆止弁53と、
混合チャンバ2の水入口と接続されたチューブ51、又はノズル4に接続されたチューブ52のいずれかに水を送るためのソレノイドバルブ11とを備える。このソレノイドバルブは、モータによって作動する。
コントローラ13は、ユーザが、マシンのコマンド14を起動するか、これを押すように促された際に、飲料を制御するために設けられる。
結果として、先行技術の飲料調製マシンは、マシンの2つの異なる装置、分量装置及び弁を作動させるための、2つのモータを備える。
このマシンは一方において、混合チャンバによって可溶性飲料原材料を溶解させることによって飲料の製造を可能にし、他方において、ノズルによって、飲用容器9内における飲料の製造、又は飲用容器9内にある飲料の泡立てを可能にする。
このマシンは例えば、以下の飲料の製造を可能にする:
混合チャンバ内において可溶性コーヒー、又はミルク粉末を溶解させ、飲用容器9に飲料を注出し、その後ノズルにより容器内の上記飲料を泡立てることによる、泡立てたコーヒー、又は泡立てたミルクなどの、泡立てた単一成分飲料。
ユーザが飲用容器内にミルクを導入すること、ノズルでミルクを泡立てること、混合チャンバ内で可溶性コーヒーを溶解させること、及び泡立てたミルクに上記コーヒーを注出すること、による、カプチーノなどの泡立てた二成分飲料。
図2は、本発明の原理を例示する概略図である。本発明は、図1のマシンに相当する飲料調製マシンにおいて実現されるがただし、ソレノイドバルブは、第1飲料生成装置、すなわち混合チャンバ2に給水する可撓性チューブ51、又は第2飲料生成装置、すなわちノズル4に給水する可撓性チューブ52のいずれかを挟み付けるように構成された、ピンチバルブ6と交換される。
回転分量装置3の少なくとも一部が、第1の方向又は反対の第2方向へとそれぞれ回転することにより、2つのチューブのうちの一方を選択的に挟み付けるために、ピンチバルブ6は動作可能になっている。結果的に、分量装置を一方向に回転させると、ピンチバルブが動いて、一方の可撓性チューブを挟み付け、分量装置を反対方向に回転させると、ピンチバルブが動いて、もう一方の可撓性チューブを挟み付ける。モータ7が回転分量装置3を作動させ、同時にピンチバルブ6を作動させるように、ピンチバルブ6及び回転分量装置3は、直接的に、又は間接的に、すなわち、中間的機械的要素を介して、互いに機械的に連結されている。
モータ7は、回転分量装置3のみを作動させるように設計されている。ピンチバルブは機械的に設計されており、かつ、回転分量装置の移動に従って、一方の可撓性チューブ、又は他方の可撓性チューブを挟み付けるように、回転分量装置3に対して配置されている。
図3は、本発明による、飲料調製マシンのいくつかの要素の斜視図である。特にこの図は、
底部において、回転分量装置3と接続された、飲料粉末のタンク1と、
混合チャンバ2及びノズル4と、
モータ7と、
2つの可撓性チューブ51、52がそこから下方に延びている、ピンチバルブ6と、を示している。
点線は、可撓性チューブ51、及び52が、それぞれ、混合チャンバ2の入口21、及びノズル4と接続するのを例示している。
図4aは、図3の平面図と対応しており、タンク1が除去され、回転ディスク31を除く、回転分量装置3の全ての要素が除去されている。この回転ディスクは、放出用開口部32を有し、これを通じて、分量装置の他の要素によって計量した1回分の粉末の投与量が自由に流れることができる。この回転ディスクはその周辺部に、歯車71の歯と協働するように設計された、歯を有する。この歯車は、モータ7のシャフトによって回転する。例えば、国際公開第2009/144239号に記載されているように、回転ディスク31は、分量装置の他の要素と協働し、1回分の粉末を計量するためにこれらを回転させるように設計された、中央シャフト35を有する。ピン34が、ディスク31の表面から延びている。このピンは、ピンチバルブ6の一部と協働して、チューブ51、52の一方を挟み付けることができる。
回転ディスクのピン34は、ピンチバルブの作動装置64と協働するように構成されている。
図4bは、図4aの要素の底面図と対応する。この図では、混合チャンバ2に取り付けられた接続ロッド22、及び回転ディスク31が見やすくなっている。国際公開第2009/144239号に記載されるように、この接続ロッドは、回転ディスク31の回転中に、混合チャンバが前後方向に並進するのを可能にしている。結果として、チャンバの頂部開口部は、計量された1回分の飲料粉末がこの開口部を通じて注出されるときに、放出開口部32の下に配置される。
図5a及び図5bは、回転ディスク31と、ピンチバルブの作動装置64との協働を例示している。これらの図は、作動装置64の2つの状態を例示している。
作動装置は、2つの作動アーム641、642を備える。
図5aにおいて、作動装置64は、ディスクが回転する際に、第1作動アーム641のみが回転ディスク31のピン34と協働し得るような状態にある。第2作動アーム342は、ピン34の経路からは外れている。
矢印A及び矢印Bは、ディスクの2つの回転方向を例示している。図5aは、回転ディスクが静止している状態を例示している。
1回分の可溶性飲料原材料を分量し混合チャンバ内に注出するために、回転ディスク31が第1方向Aに回転するとき、ピン34は、図5aに例示されるように、係合しないか、又は図5cに例示されるように、第1作動アーム641に沿って摺動することができる。第1作動アーム641の可撓性は、ばね643によってもたらされる。
ディスク31は、作動装置64を動かすことなく、何回転か回転することができる。
回転ディスク31が、矢印Bに従う、反対の第2方向に回転するとき、第1作動アームはピン34と係合し、これに引っ張られ、作動装置を図5bに例示される第2状態へと移行する。
図5dは、作動装置の裏側644が、点645において、ピンチバルブの支持体63に枢動可能に取り付けられる様子を示している。したがって、回転ディスク31と係合した作動アーム641、642が動いている間、作動装置の裏側644はこの枢動点を中心に回転する。図5a及び図5bは、作動装置の2つの状態を明確に示している。作動装置64の一部、例えば、作動装置の底部は、作動装置の状態によって、マシンのセンサ、又は制御回路と電気的接触を形成することができる。したがって、バルブの状態は、マシンのコントローラ13によって点検され、把握することができる。
作動装置64が、図5bに例示される第2状態にあるとき、ディスクが回転すると、第2作動アーム642のみが回転ディスクのピン34と協働する。第1作動アーム341は、ピン34の経路からは外れている。回転ディスク31が第1方向Aに回転すると、ピン34が第2作動アーム642と係合することができ、作動装置はこの状態から、図5aの第1状態へと戻ることができる。
マシンの注出領域の飲用容器内に存在する飲料(好ましくは、フレッシュミルク)を泡立てるプロセスは、装置が図5aに例示される状態にある状態から開始して、以下のように実施することができる:
第1ステップa)において、回転ディスク31は、第2方向Bに回転して作動装置64を第2状態へと動かし、これによってバルブが混合チャンバ2に給水する可撓性の第1チューブ51を挟み付け、ノズル4に給水する可撓性の第2チューブ52を開放させる。
更なるステップb)において、水源が作動して、可撓性の第2チューブ52を通じて水を注出し、飲用容器内の飲料を泡立てる。
更なるステップc)において、回転ディスク31は、第1方向Aに回転して作動装置64を第1状態へと動かし、これによってバルブがノズル4に給水する可撓性の第2チューブ52を挟み付け、混合チャンバに給水する可撓性の第1チューブ51を開放させる。
これらのステップは、泡立てたミルクの製造を可能にする。カプチーノ飲料を調製する場合、プロセスは、既に泡立てたミルクにコーヒーを抽出する、追加的な後続のステップを含む場合がある。この更なるステップにおいて、上記のステップc)が継続されて、回転ディスク31が第1方向Aに回転して、混合チャンバに1回分の可溶性飲料原材料、好ましくはインスタントコーヒーを供給し、水源が作動して混合チャンバ2に給水する可撓性の第1チューブ51を通じて水を抽出する。生じた飲料は、混合チャンバの出口を通じて、泡立てたミルクへと抽出される。
図6a、及び図6bは、それぞれ、図5a及び図5bの状態におけるピンチバルブ要素の拡大図である。
バルブの支持体63は、作動装置の裏側644を支持し、支持体上に2つの圧迫手段61、62を備えている。これらの手段61、62は、2つのピンチアームである。各アームは、支持体の枢動点にて枢動する。各圧迫アーム61、62は、圧迫アーム及び作動装置64に取り付けられた戻りばね647、646に抗して動かされる。
図7a及び図7bは、それぞれ、図6a及び図6bのピンチバルブ要素のAAに沿った水平断面図である。これらの図面において、可撓性チューブ51、52が示されている。
図7aは、例えば、図3、4a、4b、5bなどにおけるように、その第2状態にあるピンチバルブと対応している。ここで混合チャンバの可撓性チューブ51は挟み付けられ、閉じており、一方でノズルの可撓性チューブ52は開いている。この状態において、ノズルを通じて水が注出され得る。
図7aは、例えば、図5a、図5bなどにおけるように、その第1状態にあるピンチバルブと対応している。ノズルの可撓性チューブ52は挟み付けられ、閉じており、一方で混合チャンバの可撓性チューブ51は開いている。この状態において、混合チャンバへと水が注出され得る。
本発明は、上記で例示された実施形態を参照して説明されているが、特許請求される本発明は、決してこれらの例示された実施形態によって限定されるものではないことが理解されるであろう。
「特許請求の範囲」で定義されるような、本発明の範囲を逸脱することなく、変形及び修正を実施可能である。更には、特定の特徴に対して、既知の均等物が存在する場合、そのような均等物は、本明細書で具体的に言及されているかのごとく組み込まれる。
本明細書で使用するとき、用語「備える」、「備えている」、及び同様の語は、排他的又は包括的な意味で解釈されるべきではない。換言すれば、これらは、「〜を含むが、それらに限定されない」ことを意味するものとする。
1 タンク
2 混合チャンバ
21 水入口
22 接続ロッド
23 頂部開口部
3 回転分量装置
31 回転ディスク
32 放出開口部
33 歯
34 ピン
35 シャフト
4 ノズル
5 給水システム
51 第1チューブ
52 第2チューブ
53 逆止弁
54 加熱器
55 ポンプ
56 水タンク
57 上流水ライン
6 ピンチバルブ
61、62 圧迫手段
63 サポート
64 作動装置
641、642 作動アーム
643、645、646 ばね
644 裏側
7 モータ
71 歯車
72 モータ
8 注出区域
9 飲用容器
10 飲料調製マシン
11 ソレノイドバルブ
12 飲料
13 コントローラ
14 コマンド

Claims (15)

  1. 飲料原材料を保存するためのタンク(1)と、
    1回分の飲料原材料を分量し前記タンクから注出するように構成された回転分量装置(3)と、
    水及び1回分の飲料原材料を供給されるように構成された第1飲料生成装置(2)と、
    水を供給されるように構成された第2飲料生成装置(4)と、
    前記第1飲料生成装置(2)に給水する第1チューブ(51)及び前記第2飲料生成装置(4)に給水する第2チューブ(52)を備える給水システムと、
    前記給水システムから前記第1飲料生成装置(2)又は前記第2飲料生成装置(4)のいずれかに水を送るための1つの弁(6)と、を備える飲料調製マシンであって、
    前記第1チューブ及び前記第2チューブは可撓性であり、前記弁は、前記第1飲料生成装置に給水する前記第1チューブ(51)又は前記第2飲料生成装置に給水する前記第2チューブ(52)のいずれかを選択的に挟み付けるピンチバルブであり、前記弁は、前記2つのチューブの一方を選択的に挟み付けるように動作可能であり、前記弁は、前記回転分量装置(3)の少なくとも一部が第1方向又は反対の第2方向に回転することによって、機械的に動作可能である、飲料調製マシン。
  2. 前記第1飲料生成装置(2)は、水及び可溶性飲料原材料を供給されるように構成された混合チャンバであり、
    前記回転分量装置(3)は、1回分の飲料原材料を分量し前記タンクから前記混合チャンバ内に注出するように構成されており、
    前記第2飲料生成装置(4)は、水噴流を吐出するように構成されたノズルである、請求項1に記載の飲料調製マシン。
  3. 1回分の飲料原材料を分量し前記第1飲料生成装置(2)内に注出するために、前記回転分量装置の前記少なくとも一部が前記第1方向に回転するとき、前記第2飲料生成装置(4)に給水する可撓性の前記第2チューブ(52)は、前記弁(6)によって挟み付けられるか、又は挟み付けられた状態になり、
    前記回転分量装置が前記反対の第2方向に回転すると、前記第1飲料生成装置に給水する可撓性の前記第1チューブ(51)は、前記弁(6)によって挟み付けられるか、又は挟み付けられた状態になる、請求項1又は2に記載の飲料調製マシン。
  4. 前記弁(6)は、
    支持体(63)と、
    前記支持体に取り付けられた圧迫手段(61、62)であって、前記支持体の支持表面に対して1つの専用の可撓性チューブを挟み付けるように動作可能になっている圧迫手段(61、62)と、
    チューブの前記圧迫手段を動作させるための作動装置(64、641、642、643)であって、第1状態と第2状態との間で移行可能であり、前記回転分量装置の前記少なくとも一部が前記第1方向又は前記反対の第2方向のいずれかに回転するのに応じて、前記2つの状態の間で移行可能である作動装置(64、641、642、643)と、を備える、請求項1〜3のいずれか一項に記載の飲料調製マシン。
  5. 前記回転分量装置(3)は回転ディスク(31)を備え、前記回転ディスクは前記回転ディスクの表面から延びるピン(34)を備え、前記ピンチバルブの前記作動装置(64)は、前記回転ディスクの前記回転の方向に応じて、前記ピンと協働するように構成されている、請求項4に記載の飲料調製マシン。
  6. 前記作動装置(64)は、それぞれが前記回転ディスクの前記ピン(34)と協働するように設計された2つの作動アーム(641、642)を備え、これによって、
    前記作動装置(64)が前記第1状態にあるとき、前記回転ディスクが回転すると、第1作動アーム(641)のみが前記回転ディスクの前記ピン(34)と協働するようになっており、
    前記作動装置(64)が前記第2状態にあるとき、前記回転ディスクが回転すると、第2作動アーム(642)のみが前記回転ディスクの前記ピン(34)と協働するようになっている、請求項5に記載の飲料調製マシン。
  7. 前記作動装置(64)が前記第1状態にあるとき、前記第1作動アーム(641)は、前記回転ディスクの前記ピン(34)と協働し、これにより、
    1回分の可溶性飲料原材料を分量し前記第1飲料生成装置(2)内に注出するために、前記回転ディスク(31)が前記第1方向に回転するとき、前記ピン(34)は前記第1作動アームに沿って摺動することができるようになっており、
    前記回転ディスク(31)が前記反対の第2方向に回転するときに、前記ピン(34)は前記作動装置の前記第1作動アームと係合することができ、前記作動装置は前記第2状態へと移行するようになっている、請求項6に記載の飲料調製マシン。
  8. 前記作動装置(64)が前記第2状態にあるとき、前記第2作動アーム(642)は、前記回転ディスクの前記ピン(34)と協働し、これにより、
    前記回転ディスク(31)が前記第1方向に回転するときに、前記ピン(34)は前記作動装置の前記第2作動アーム(642)と係合、前記作動装置は前記第1状態へと移行するようになっている、請求項6又は7に記載の飲料調製マシン。
  9. 前記回転ディスクが前記第1方向に回転する間に、前記ピン(34)が前記第1作動アームに沿って摺動できるように、前記第1作動アーム(641)は可撓性である、請求項7又は8に記載の飲料調製マシン。
  10. 前記飲料調製マシンは、前記ピンチバルブの前記作動装置(64)の状態を検出するための電気スイッチを備える、請求項4〜9のいずれか一項に記載の飲料調製マシン。
  11. 前記回転分量装置は、放出開口部(32)を通じて1回分の飲料原材料を注出し、
    前記第1飲料生成装置は、混合チャンバ(2)であって、前記混合チャンバ(2)は、
    前記回転分量装置の前記放出開口部(32)が、前記混合チャンバの頂部開口部に現れている、計量状態と、
    前記回転分量装置の前記放出開口部(32)が、前記混合チャンバの前記頂部開口部に現れていない、混合状態と、
    の間で移行可能である、請求項1〜10のいずれか一項に記載の飲料調製マシン。
  12. 前記回転分量装置の前記少なくとも一部が、
    1回分の飲料原材料を分量し前記第1飲料生成装置内に注出するために、前記第1方向へと360°又は360°の倍数だけ回転し、
    前記第1飲料生成装置に給水する可撓性の前記第1チューブが、前記弁によって挟み付けられるように、又は挟み付けられた状態になるように、前記第2方向へと45°未満だけ回転する、請求項1〜11のいずれか一項に記載の飲料調製マシン。
  13. 請求項2に記載の飲料調製マシンにより飲料を泡立てる方法であって、
    前記飲料調製マシンの前記混合チャンバの出口の下に配置された容器内に前記飲料が入っており、
    a)前記回転分量装置を前記反対の第2方向に回転させて、前記混合チャンバに給水する可撓性の前記第1チューブを前記弁が挟み付けるようにするステップと、
    b)前記給水システムを作動させて、泡立て期間にわたり、前記ノズルに給水する可撓性の前記第2チューブを通じて水を注出するステップと、
    c)前記ノズルに給水する可撓性の前記第2チューブを前記弁が挟み付けるまで、前記回転分量装置を前記第1方向に回転させるステップと、を含む、方法。
  14. 前記回転分量装置を前記第1方向に回転させるステップc)を継続して、前記混合チャンバに1回分の可溶性飲料原材料を供給し、前記給水システムを作動させて、混合期間にわたり、前記混合チャンバに給水する可撓性の前記第1チューブを通じて水を注出する、後続するステップを含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記回転分量装置を前記第1方向に回転させて、前記混合チャンバに1回分の可溶性飲料原材料を供給し、前記給水システムを作動させて、混合期間にわたり、前記混合チャンバに給水する可撓性の前記第1チューブを通じて水を注出する、先行するステップを含む、請求項13に記載の方法。
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