JP5436393B2 - 地図表示装置 - Google Patents

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本発明は、地図表示装置に関し、特に、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯端末装置に用いて好適な地図表示装置に関する。
インターネットを利用した携帯端末装置に対するサービスの一つとして、サーバから携帯端末装置へ地図情報を配信するサービスがある。地図情報を配信するサーバは地図データを蓄積しており、携帯端末装置から目的地の指定を受けると、その指定場所を中心とする所定範囲の地図情報を携帯電話機へ送信する。また、携帯端末装置が自己位置の測定データをサーバへ送信することで、自己位置を中心とする所定範囲の地図情報を携帯電話機へ送信するサービスもある。携帯端末装置では、指定場所や自己位置を中心に地図を表示する。
この種の地図表示を行っている装置において、表示画面の所定の位置(例.中心)に、地図上の任意の地点を選択するためのポインタを表示しておき、十字キーなどを操作することで、表示画面上の地図をスクロールさせ、目的としている地点をこのポインタに重ねることで当該地点を選択できるように構成されたものがある(特許文献1)。
このスクロールを行い、地図上に表示されている特定の対象物(POI:Point of Interest)を選択する際には、十字キーの操作で目的の対象物をポインタの位置に正確に移動させるための細かい操作が必要である。このとき、十字キーを長く押下したり、何度も連打するなどの操作が必要となることで、対象物の選択に困難を伴うことがある。
こうした状況を回避するために、表示画面上の地図を変更したとき、表示画面上のポインタの位置と対象物の位置とが所定の距離以内の場合(ただし距離が0の場合を除く。以下同じ)、例えば、ポインタの中心から縦、横20ピクセル以内(ただし0ピクセルを除く。以下同じ)に対象物の中心が存在する場合に、自動的に対象物の表示位置をポインタの方向にずらして対象物の中心の位置をポインタの中心の位置に合わせ、選択状態にするという引き込み処理が考えられる。この引き込み処理によって、目的の対象物をポインタの位置に正確に移動させるための細かい操作が不要となるため、ユーザにとって対象物の選択が容易になる。
しかし、地図を縮小することにより引き込み処理を実行すると、縮小した後に元の縮尺に戻すために拡大したとき、縮小する前とは中心位置が異なる地図を表示する場合がある。図9を参照して説明する。ここで、図9Aは縮小前の地図、図9Bは縮小後の地図、図9Cは拡大後の地図を示す。
図9Aでは、表示画面101の中心にポインタ102が表示され、対象物であるそば屋a、b、c、dの位置を示す吹き出し形のアイコン103〜106が表示されている。この地図は、場所を指定した地図が表示されている状態で周辺検索を指示したときに表示される。
図9Aの表示状態で縮小操作を行うと、地図の中心、即ちポインタ102の中心位置を中心に地図が縮小する。この時、ポインタ102の中心からのピクセル数が所定数以内の地図上に対象物の中心があるか否かを判定し、ある場合は、その対象物のアイコンの下端がポインタ102の中心に表示されるように引き込み処理を行う。図9Bでは、ポインタ102の中心に最も近いそば屋cのアイコン105がポインタ102の中心に表示されるように引き込みが行われている。この結果、図9Bにおける地図の中心位置は、引き込み処理により移動した距離だけ図9Aにおける地図の中心位置からずれる。
図9Bの表示状態で拡大操作を行うと、地図の中心、即ちポインタ102の中心位置(=そば屋cのアイコン105の下端の位置)を中心に地図が拡大される。この結果、図9Cに示すように、拡大後の地図の中心は、そば屋cのアイコン105の下端の位置を中心とするものとなり、図9Aとは異なるものとなる。
特開2006−139387号公報
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、その目的は、引き込み処理機能を持つ地図表示装置において、縮小後に拡大を行った場合のポインタと地図の位置関係の変化を防止することである。
本発明の地図表示装置は、表示画面に表示されている地図のスクロール、回転、拡大、及び縮小が可能な地図変更手段と、表示画面上の地図を変更したとき、表示画面上のポインタの位置と対象物の中心の位置とが所定の距離以内の場合に、当該対象物の表示位置をポインタの中心位置に合わせる引き込み処理手段とを備え、前記引き込み処理手段は、前記地図変更手段が地図をスクロールさせたときのみ動作する地図表示装置である。
また、本発明の地図表示装置は、表示画面に表示されている地図のスクロール、回転、拡大、及び縮小が可能な地図変更手段と、表示画面上の地図を変更したとき、表示画面上のポインタの位置と対象物の中心の位置とが所定の距離以内の場合に、当該対象物の表示位置をポインタの中心位置に合わせる引き込み処理手段と、ポインタと地図との位置関係情報を保存するポインタ情報保存手段と、前記地図変更手段が地図を縮小して引き込み処理を行った場合において、次いで拡大したときに、前記対象物の中心が縮小前の位置関係情報が保存されたポインタから所定距離内にないことを条件に、当該縮小前の前記位置関係情報に基づいて、当該縮小前のポインタと地図の位置関係を有する地図を前記表示画面に表示させる表示制御手段とを有する地図表示装置である。
[作用]
本発明によれば、引き込み処理機能を持つ地図表示装置において、地図をスクロールさせたときのみ、引き込み処理を行う。
また、本発明によれば、引き込み処理機能を持つ地図表示装置において、ポインタの表示位置を中心に地図を縮小し、次いで拡大する際、縮小直前のポインタと地図との位置関係情報を保存しておき、拡大後に、保存しておいた位置関係情報を用いて、縮小直前のポインタと地図の位置関係を有する地図を表示する。
本発明によれば、引き込み処理機能を持つ地図表示装置において、縮小後に拡大を行った場合のポインタと地図の位置関係の変化を防止することができる。
本発明の実施形態の地図情報提供システムを示す図である。 本発明の実施形態の地図情報提供システムにおいて地図表示装置となる携帯端末装置のブロック図である。 本発明の実施形態の地図情報提供システムにおける地図情報提供装置のブロック図である。 本発明の実施形態の地図表示装置の第1の動作モードを示すフローチャートである。 図4に示すフローチャートの実行により表示される地図の変化を示す図である。 本発明の実施形態の地図表示装置の第2の動作モードを示すフローチャートである。 本発明の実施形態の地図表示装置の第3の動作モードを示すフローチャートである。 本発明の実施形態の地図表示装置の第4の動作モードを示すフローチャートである。 地図を縮小した後に拡大した場合に、地図の中心が変化する様子を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
〈システム構成〉
図1に本発明の実施形態の地図情報提供システムを示す。この地図情報提供システムは、インターネットなどのネットワーク1、ネットワーク1に接続される地図情報提供装置2、及び基地局3経由でネットワーク1に接続される携帯端末装置4からなる。携帯端末装置4は携帯電話機、PDA、PND(Personal Navigation Device)等であり、本発明の地図表示装置に対応する。
〈携帯端末装置の構成〉
図2は携帯端末装置4のブロック図である。この携帯端末装置4は、制御部41、操作部42、表示部43、及び無線通信部44を備えている。
制御部41は携帯端末装置4の各部を制御するためのコントローラであり、CPU(Central Processing Unit)411と、ROM(Read Only Memory)412と、RAM(Random Access Memory)413とを備えている。CPU411はROM412に記憶されたプログラムをRAM413にロードして実行することで、地図情報提供装置2に対する地図情報の要求、地図情報のダウンロード、地図の表示等を行う。
操作部42は、この携帯端末装置4をユーザが操作するための各種ボタンからなる。表示部43は、この携帯端末装置4の動作状態や、操作部42からユーザが入力した情報などを表示するための液晶表示装置などからなる。無線通信部44は基地局3との間で無線通信を行うための回路である。
〈地図情報提供装置の構成〉
地図情報提供装置2は、図3に示すように、制御部21、通信部22、及び記憶部23を備えている。
制御部21はCPU211、ROM212、及びRAM213を含み、この地図情報提供装置全体の制御などを行う。CPU211は、ROM212に記憶されたプログラムをRAM213にロードして実行することで、地図情報の配信などを行う。
通信部22はネットワーク1及び基地局3を介して携帯端末装置4と通信を行う。記憶部23はHDD(Hard Disk Drive)からなり、地図情報DB231が設けられている。地図情報DB231には、地図情報が縮尺毎に設けられている。ここで、地図情報には、全国図、都道府県図、市区町村図、市街図等のように、縮尺サイズを変えた多数のメッシュデータを階層化して構成したメッシュファイル、店舗などの対象物の名称、ジャンル、及び所在地などを示す対象物ファイル、対象物の位置及び名称を表すアイコンの表示位置を示すアイコン制御ファイルなどがある。
〈携帯端末装置の第1の動作モード〉
図4は携帯端末装置4の第1の動作モードを示すフローチャートであり、図5はこのフローの実行により携帯端末装置4の表示部43に表示される地図を示す図である。携帯端末装置4のユーザが操作部42を用いて、地図表示アプリを立ち上げ、所定の操作(住所入力など)を行うことで、地図情報提供装置2から所定の範囲の地図情報をダウンロードして地図を表示し、さらに周辺検索を指示することにより、この図のフローがスタートする。
まず、周辺検索指示に応じて、制御部41が描画処理を行い、描画データを表示部43に表示させる(ステップS1)。ここでは、図5Aに示すように、図9Aと同じ地図が表示されたものとする。なお、図示を省略したが、図5Aの表示画面101には、操作部42に設けられているボタンと表示されている地図を変更するためのボタン(左右、上下のスクロールボタン、回転ボタン、拡大ボタン、縮小ボタン)との対応関係を示す画像が表示されている。
次に、操作部42に対する入力操作があったとき、それがスクロール操作であるか否かを判断し(ステップS2)、スクロール操作である場合は(ステップS2:Yes)、スクロール操作に応じた地図の描画を行う(ステップS3)。また、スクロール操作でない場合は(ステップS2:No)、回転操作であるか否かを判断し(ステップS4)、回転操作である場合は(ステップS4:Yes)、回転操作に応じた地図の描画を行う(ステップS5)。また、回転操作でない場合は(ステップS4:No)、縮小操作であるか否かを判断し(ステップS6)、縮小操作である場合は(ステップS6:Yes)、縮小操作に応じた地図の描画を行う(ステップS7)。また、縮小操作でない場合は(ステップS6:No)、拡大操作であるか否かを判断し(ステップS8)、拡大操作である場合は(ステップS8:Yes)、拡大操作に応じた地図の描画を行う(ステップS9)。拡大操作でない場合は(ステップS8:No)、この図のフローを抜けてその他の操作(終了操作など)に応じた処理を行う。
スクロール操作に応じた地図描画(ステップS3)を行ったときは、次にポインタ102の中心から所定距離内(例.縦、横20ピクセル以内)にPOIの中心があるか否かを判断し(ステップS10)、ない場合は(ステップS10:No)、そのままステップS2に移行する。また、回転操作に応じた地図描画(ステップS5)を行ったときは、そのままステップS2に移行する。
一方、ポインタ102の中心から所定距離内にPOIの中心がある場合は(ステップS10:Yes)、引き込み処理を行うことで、そのPOIの中心がポインタの中心と一致するように地図の中心を移動させ(ステップS11)、そのPOI情報、即ちそのPOIが選択されていることを示す情報を記憶し(ステップS12)、そのPOIのアイコンの色を変えるなどにより、そのアイコンが選択状態であることを表示し(ステップS13)、ステップS2に移行する。
縮小操作に応じた地図描画(ステップS7)を行ったときは、ポインタ102の中心の位置とPOIの中心の位置が一致するか否か、即ちポインタ102とPOIの中心との距離が0ピクセルであるか否かを判断し(ステップS14)、一致しない場合は(ステップS14:No)、そのままステップS2に移行する。
一方、ポインタ102の中心の位置とPOIの中心の位置が一致する場合は(ステップS14:Yes)、そのPOI情報を記憶し(ステップS15)、そのPOIのアイコンが選択状態であることを表示し(ステップS16)、ステップS2に移行する。
図5Bの表示画面101は、図5Aの表示画面101に対して縮小操作を指示した結果、描画されたものである。ここでは、ポインタ102の中心と、POIであるそば屋a〜dのいずれの中心も一致していないので、アイコン103〜106はどれも選択状態にならない。また、図9Bとは異なり、引き込み処理を行わないので、表示画面上のポインタの位置と対象物の位置とが所定の距離まで近づいたとしても、選択状態にならない。ただし、この図の状態からさらに縮小操作を行うと、ポインタ102の中心に最も近いPOIであるそば屋cが最初にポインタ102の中心と一致し、選択状態になる。
拡大操作に応じた地図描画(ステップS9)を行ったときも、縮小操作に応じた地図描画を行ったときと同様、ポインタ102の中心の位置とPOIの中心の位置が一致するか否かを判断し(ステップS17)、一致する場合は(ステップS17:Yes)、そのままステップS2に移行する。
一方、ポインタ102の中心の位置とPOIの中心の位置が一致しない場合は(ステップS17:No)、POI情報が記憶されているか否かを判断する(ステップS18)。ポインタ102の中心の位置とPOIの中心の位置が一致せず(ステップS17:No)、かつPOI情報が記憶されている(ステップS18:Yes)ということは、拡大操作に応じた地図描画(ステップS9)の直前に表示されていた地図では、そのPOIが選択状態であったが、拡大操作に応じた地図描画により、そのPOIの中心の位置がポインタ102の中心の位置と一致しなくなったことを意味する。そこで、そのPOIのアイコンを非選択状態の表示とし(ステップS19)、記憶されているPOI情報をクリアしてから(ステップS20)、ステップS2に移行する。POI情報が記憶されていない場合は(ステップS18:No)、そのままステップS2に移行する。
図5Cは、ポインタ102の中心の位置とPOIの中心の位置が一致しない場合(ステップS17:No)の地図を示す図である。この地図の直前の地図が図5Bに示す地図の場合、POI情報は記憶されていない(ステップS18:No)ので、そのままステップS2に移行する。
以上のように、携帯端末装置4の第1の動作モードにおいては、スクロール操作に応じた地図描画(ステップS3)を行ったとき、引き込み処理(ステップS11)を行い、回転操作に応じた地図描画(ステップS5)を行ったとき、縮小操作に応じた地図描画(ステップS7)を行ったとき、及び拡大操作に応じた地図描画(ステップS9)を行ったときは、引き込み処理を行わないので、回転操作、縮小操作の後に拡大操作を行った場合の地図の中心の移動を防止することができる。
〈携帯端末装置の第2の動作モード〉
図6は携帯端末装置4の第2の動作モードを示すフローチャートである。この図のフローも、図4に示すフローと同様、周辺検索の指示に応じてスタートする。
まず、周辺検索指示に応じて、制御部41が描画処理を行い、描画データを表示部43に表示させ(ステップS101)、ポインタの位置情報、即ち描画された地図の中心の緯度情報及び経度情報を記憶する(ステップS102)。
次に、操作部42に対する入力操作があったとき、それが拡大操作であるか否かを判断し(ステップS103)、拡大操作である場合は(ステップS103:Yes)、拡大操作に応じた地図の描画を行う(ステップS104)。また、拡大操作でない場合は(ステップS103:No)、縮小操作であるか否かを判断し(ステップS105)、縮小操作である場合は(ステップS105:Yes)、縮小操作に応じた地図の描画を行う(ステップS106)。また、縮小操作でない場合は(ステップS105:No)、スクロール操作であるか否かを判断し(ステップS107)、スクロール操作である場合は(ステップS107:Yes)、スクロール操作に応じた地図の描画を行う(ステップS108)。スクロール操作でない場合は(ステップS107:No)、回転操作であるか否かを判断し(ステップS120)、回転操作である場合は(ステップS120:Yes)、回転操作に応じた地図の描画を行う(ステップS121)。回転操作でない場合は(ステップS120:No)、この図のフローを抜けてその他の操作(終了操作など)に応じた処理を行う。
拡大操作に応じた地図描画(ステップS104)を行ったときは、次にステップS102で記憶されたポインタの中心から所定距離内にPOIの中心があるか否かを判断し(ステップS109)、ある場合は(ステップS109:Yes)、そのままステップS103に移行する。
一方、ポインタの中心から所定距離内にPOIの中心がない場合は(ステップS109:No)、POI情報が記憶されているか否かを判断する(ステップS110)。POI情報が記憶されていない場合は(ステップS110:No)、そのままステップS103に移行する。
ポインタの中心から所定距離内にPOIの中心がなく(ステップS109:No)、かつPOI情報が記憶されている(ステップS110:Yes)ということは、拡大操作に応じた地図描画(ステップS104)の直前に表示されていた地図では、そのPOIが選択状態であったが、拡大操作に応じた地図描画により、そのPOIの中心がポインタ102の中心から所定距離外に出たことを意味する。そこで、そのPOIのアイコンを非選択状態の表示とし(ステップS111)、記憶されているPOI情報をクリアし(ステップS112)、ポインタの位置が記憶されている位置に戻るように地図描画を行い(ステップS113)、ステップS103に移行する。
ここで、ステップS113を実行する理由は、第2の動作では、後述するように、第1の動作と異なり、縮小操作に応じた地図描画に伴って引き込み処理を行う(ステップS116)ため、引き込み処理により移動した地図の中心を縮小処理の前の位置に戻すためである。
縮小操作に応じた地図描画(ステップS106)を行ったときも、拡大操作に応じた地図描画を行ったときと同様、ポインタの中心から所定距離内にPOIの中心があるか否かを判断する(ステップS114)。そして、ない場合は(ステップS114:No)、そのままステップS103に移行する。
一方、ポインタの中心から所定距離内にPOIの中心がある場合は(ステップS114:Yes)、ポインタの中心の位置とPOIの中心の位置とが一致するか否かを判断する(ステップS115)。そして、一致する場合は(ステップS115:Yes)はそのまま、一致しない場合は(ステップS115:No)、引き込み処理を行って一致させてから(ステップS116)、そのPOI情報を記憶する(ステップS117)。次いで、そのPOIのアイコンが選択状態であることを表示し(ステップS118)、ステップS103に移行する。
スクロール操作に応じた地図描画(ステップS108)を行ったときは、その操作により変化したポインタの位置情報を記憶し、ステップS114に移行する。以後の処理は、縮小操作に応じた地図描画を行ったときと同じである。回転操作に応じた地図描画(ステップS121)を行ったときは、そのままステップS103に移行する。
以上のように、携帯端末装置4の第2の動作モードにおいては、地図描画を行ったときにポインタの位置情報を記憶しておき、縮小操作に応じた地図描画に伴う引き込み処理の結果、ポインタの位置が変化したとしても、拡大操作に応じた地図描画を行ったときに、記憶しておいたポインタ位置情報に基づいて、地図の中心を変化前の位置に戻すことができる。
〈携帯端末装置の第3の動作モード〉
図7は携帯端末装置4の第3の動作モードを示すフローチャートである。この図のフローは、図4のフローの変形例であり、周辺検索の指示に応じた地図描画処理に続く地図変更指示に応じてスタートする。
まず、地図変更指示に応じて、制御部41が描画処理を行い、描画データを表示部43に表示させる(ステップS201)。次いで、地図上のポインタの位置とPOIの位置が一致するか否かを判断し(ステップS202)、一致する場合は(ステップS202:Yes)、地図変更がスクロールであるか否かを判断する(ステップS203)。そして、スクロールでない場合は(ステップS203:No)、縮小か否かを判断する(ステップS204)。
スクロールである場合(ステップS203:Yes)、及び縮小である場合は(ステップS204:Yes)は、POI情報を記憶し(ステップS205)、そのPOIのアイコンが選択状態であることを表示し(ステップS206)、この図のフローを終える。縮小でない場合は(ステップS204:No)、そのままこの図のフローを終える。
地図上のポインタの位置とPOIの位置が一致していない場合は(ステップS202:No)、ポインタから所定距離内にPOIの中心がある場合か否かを判断し(ステップS207)、ある場合は(ステップS207:Yes)、地図変更がスクロールであるか否かを判断する(ステップS208)。
そして、スクロールである場合は(ステップS208:Yes)、引き込み処理を行って、POIの中心がポインタの中心と一致するように地図の中心を移動させ(ステップS209)、POI情報を記憶し(ステップS210)、POIのアイコンが選択状態であることを表示し(ステップS211)、この図のフローを終える。
スクロールでない場合は(ステップS208:No)、拡大であるか否かを判断する(ステップS212)。そして、拡大である場合は(ステップS212:Yes)、POI情報が記憶されているか否かを判断する(ステップS213)。
POI情報が記憶されている場合は(ステップS213:Yes)、図4のステップS19、S20と同様、そのPOIのアイコンを非選択状態の表示とし(ステップS214)、記憶されているPOI情報をクリアして(ステップS215)、この図のフローを終える。POI情報が記憶されていない場合は(ステップS213:No)、そのままこの図のフローを終える。
ポインタから所定距離内にPOIの中心がない場合は(ステップS207:No)、ポインタから所定距離外にPOIの中心があるか否かを判断する(ステップS216)。そして、あると判断した場合は(ステップS216:Yes)、ステップS217に進み、ないと判断した場合は(ステップS216:No)は、そのままこの図のフローを終える。ステップS217、及びそれに続くステップS218〜S220は、前述したステップS212〜S215と同じである。
〈携帯端末装置の第4の動作モード〉
図8は携帯端末装置4の第4の動作モードを示すフローチャートである。この図のフローは、図6のフローの変形例であり、図7のフローと同様、周辺検索の指示に応じた地図描画処理に続く地図変更指示に応じてスタートする。
まず、地図変更指示に応じて、制御部41が描画処理を行い、描画データを表示部43に表示させる(ステップS301)。次いで、ポインタの位置情報を記憶する(ステップS302)。
次に、ポインタの位置とPOIの位置が一致するか否かを判断し(ステップS303)、一致する場合は(ステップS303:Yes)、ステップS304に進み、一致しない場合は(ステップS303:No)、ステップS308に進む。
ステップS304、及びそれに続くステップS305〜S307は、前述した図7におけるステップS203〜S206と同じである。
ステップS308では、ポインタから所定距離内にPOIの中心があるか否かを判断する。そして、あると判断した場合は(ステップS308:Yes)、次に地図変更がスクロールであるか否かを判断する(ステップS309)。ここでスクロールでないと判断した場合は(ステップS309:No)、次に縮小であるか否かを判断する(ステップS310)。
スクロールであると判断した場合(ステップS309:Yes)、及び縮小であると判断した場合は(ステップS310:Yes)、引き込み処理を行って、POIの中心がポインタの中心と一致するように地図の中心を移動させ(ステップS311)、POI情報を記憶し(ステップS312)、POIのアイコンが選択状態であることを表示し(ステップS313)、この図のフローを終える。縮小ではないと判断した場合は(ステップS310:No)、そのままこの図のフローを終える。
ポインタから所定距離内にPOIの中心がない場合は(ステップS308:No)、ポインタから所定距離外にPOIの中心があるか否かを判断する(ステップS314)。そして、あると判断した場合は(ステップS314:Yes)、次に地図変更が拡大であるか否かを判断する(ステップS315)。そして、拡大である場合は(ステップS315:Yes)、次にPOI情報が記憶されているか否かを判断する(ステップS316)。
POI情報が記憶されている場合は(ステップS316:Yes)、図6のステップS111〜S113と同様、そのPOIのアイコンを非選択状態の表示とし(ステップS317)、記憶されているPOI情報をクリアし(ステップS318)、地図描画を行い(ステップS319)、この図のフローを終える。
ポインタから所定距離外にPOIの中心がない場合は(ステップS314:No)、地図変更が拡大でない場合(ステップS315:No)、及びPOI情報が記憶されていない場合は(ステップS316:No)、そのままこの図のフローを終える。
携帯端末装置4が上述した第1〜第4の動作モードのうちの1つのみを有する構成にすることもできるし、複数の動作モードを有する構成にすることもできる。
2…地図情報提供装置、4…携帯端末装置、41…制御部、42…操作部、43…表示部。

Claims (2)

  1. 表示画面に表示されている地図のスクロール、回転、拡大、及び縮小が可能な地図変更手段と、表示画面上の地図を変更したとき、表示画面上のポインタの位置と対象物の中心の位置とが所定の距離以内の場合に、当該対象物の表示位置をポインタの中心位置に合わせる引き込み処理手段とを備え、
    前記引き込み処理手段は、前記地図変更手段が地図をスクロールさせたときのみ動作する地図表示装置。
  2. 表示画面に表示されている地図のスクロール、回転、拡大、及び縮小が可能な地図変更手段と、
    表示画面上の地図を変更したとき、表示画面上のポインタの位置と対象物の中心の位置とが所定の距離以内の場合に、当該対象物の表示位置をポインタの中心位置に合わせる引き込み処理手段と、
    ポインタと地図との位置関係情報を保存するポインタ情報保存手段と、
    前記地図変更手段が地図を縮小して引き込み処理を行った場合において、次いで拡大したときに、前記対象物の中心が縮小前の位置関係情報が保存されたポインタから所定距離内にないことを条件に、当該縮小前の前記位置関係情報に基づいて、当該縮小前のポインタと地図の位置関係を有する地図を前記表示画面に表示させる表示制御手段と
    を有する地図表示装置。
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