JP5434697B2 - 画像処理方法、画像処理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理方法、画像処理装置及びプログラムに関する。
プリンタ等の画像形成装置が印刷する画像に対して施す中間調処理の一つとして、誤差拡散法が知られている。
誤差拡散処理は、出力画像に含まれる画素に1画素の孤立点を生じさせるので、画像形成装置の印刷解像度が高い場合、孤立点の再現性が不安定になることがある問題を生じさせる。そこで、当該問題解決のため、グリーンノイズを付加したりリング状の拡散マトリクスを用いたりすることにより、誤差拡散のパターンを複数画素の孤立点としたり当該孤立点を線上に繋げるようにすることができる方法が考え出されている。このような方法により、安定性の高いパターンを生成することができる。
また、カラー画像に対して施す中間調処理として、ベクター誤差拡散と呼ばれる処理方法が知られている。ベクター誤差拡散により、単色入力ではなく、複数チャンネルの入力値をベクトルとして扱うことで、特にハイライトにおけるCMYK単色のドットの重なりが起こりにくくするようにすることができる(例えば特許文献1等)。これによって、画像に含まれる低濃度の色再現部分をより鮮やかな色で再現することができる。
特開平07−264423号公報
ベクター誤差拡散と、グリーンノイズの付加やリング状の拡散マトリックス等とを組み合わせることにより、鮮やかで安定性の高いパターンを作らせようとすると、ストキャスティックモアレを生じることがある。ストキャスティックモアレは、組み合わされた技術のそれぞれが持つ2つの傾向を同時に満たそうとするために起こる。当該傾向の一方は、元の信号の色にある程度以上応じて、元の信号の色に最も近い色をCMYKRGBWの8色の中から選択する傾向である。当該傾向の他方は、大きなパターンを作らせようとする傾向である。
ベクター誤差拡散は、元の画像が同じ色の平網部を有する場合、平網部についてなるべく同じ出力をしようとする。
例えば、図14(A)に示すように、ベクター誤差拡散ではない通常の誤差拡散処理で、薄い青色を表現した場合、シアン(C)とマゼンタ(M)のドットを分散させたようなパターンが出力される。ここに見える色はホワイト(W)、ブルー(C+M)、シアン(C)及びマゼンタ(M)の4色となる。一方、図14(B)に示すように、ベクター誤差拡散で薄い青色を表現した場合、見える色はホワイト(W)、ブルー(C+M)及びマゼンタ(M)の3色となり、通常の誤差拡散処理で見えていたシアン(C)は現れなくなる。つまり、ベクター誤差拡散は、通常の誤差拡散処理に比して1色減ったドットパターンを出力する。
さらに、図15(B)に示すように、グリーンノイズを付加することによってドットパターンを大きくすることができる。ドットパターンが大きくなることで、画像形成における電子写真プロセス等でドットの再現性を安定させることができる。なお、図15(A)に示すように、グリーンノイズの付加は通常の誤差拡散処理でも可能であるが、鮮やかで安定性の高いパターンを作ることにおいてベクター誤差拡散に及ばない。
入力画像データとしてグレー付近の色が継続して入力されると、ベクター誤差拡散の領域判定はグレーバランスを維持するために様々な色(CMYKRGBWの8色のうちのいずれか)に切り替わる。このとき、グリーンノイズの付加が行われていると、色の切り替わりがゆっくりとなる。また、グリーンノイズのかけ方等、ベクター誤差拡散における色毎のパラメータがC、M、Yで同一であればC、M、Yはほとんど同じで僅かに異なるパターンを出しやすくなる。こうなると、たとえ線数や角度がAMスクリーンのように定められていない誤差拡散であっても、色間で干渉が生じる。結果として、図16(A)、(B)に示すように、同様の出力結果となる領域が続くようになる。このような同様の出力結果となる領域が続くことがストキャスティックモアレを出現させる。
ストキャスティックモアレは、グレーの平網のように、C=M=Yの状態が続く画像領域において生じやすい。また、前述のように、グリーンノイズのかけ方等、ベクター誤差拡散における色毎のパラメータがC、M、Yで同一であれば同じ出力パターンを出しやすくなり、結果としてストキャスティックモアレが顕在化し、画像劣化を引き起こす。
本発明の課題は、元の信号の色に応じて元の信号の色に近い色をCMYKRGBWの8色の中から選択する傾向と、大きなパターンを作らせようとする傾向と、を同時に満たし、かつ、ストキャスティックモアレを抑制することである。
請求項1に記載の発明は、ブラック以外の複数色の多値画素値二値化する画像処理方法であって、処理対象となる注目画素の各色の画素値の入力値に誤差値及びグリーンノイズ値を加算する加算ステップと、前記誤差値及びグリーンノイズ値が加算された各色の入力値及びその和に応じて、各色の二値の出力値の複数の組み合わせのなかから、各色の入力値及び出力値によりそれぞれ表される色が近付くように、1つの組み合わせを選択し、当該組み合わせの各色の二値の出力値を出力するベクター誤差拡散ステップと、各色の入力値のいずれもが、第一の閾値より大きい場合又は第二の閾値より小さい場合、各色の前記出力値を変更して出力する規制ステップと、前記誤差値及びグリーンノイズ値が加算された各色の入力値と前記出力値の差分を前記誤差値として算出する誤差生成ステップと、前記注目画素の周囲の処理済み画素の出力値を重み付けて、前記グリーンノイズを生成するグリーンノイズ生成ステップと、を含むことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像処理方法であって、各色の入力値の平均値を算出する第一の演算ステップと、前記平均値を閾値と比較して二値化処理二値の出力値を出力する単純誤差拡散ステップと、を更に有し、前記規制ステップは、各色の入力値のいずれもが前記第一の閾値より大きく、かつ前記単純誤差拡散ステップによる出力値がOFFである場合、各色の前記出力値をすべてONに変更し、各色の入力値のいずれもが前記第二の閾値より小さく、かつ前記単純誤差拡散ステップによる出力値がONである場合、各色の前記出力値をすべてOFFに変更することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の画像処理方法であって、各色の入力値の平均値を算出する第一の演算ステップと、前記平均値を閾値と比較して二値化処理し、二値の出力値を出力する単純誤差拡散ステップと、を更に有し、前記規制ステップは、各色の入力値のいずれもが前記第一の閾値より大きく、かつ前記単純誤差拡散ステップによる出力値がOFFである場合か、又は各色の入力値のいずれもが前記第二の閾値より小さく、かつ前記単純誤差拡散ステップによる出力値がONである場合、各色の前記出力値を、前記ベクター誤差拡散ステップにおいて選択された組み合わせとは異なる組み合わせの各色の出力値に変更することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像処理方法であって、前記規制ステップにより出力された出力値に解像度変換を施す解像度変換ステップを更に含むことを特徴とする。
請求項に記載の発明は、ブラック以外の複数色の多値画素値二値化する画像処理装置であって、処理対象となる注目画素の各色の画素値の入力値に誤差値及びグリーンノイズ値を加算する加算部と、前記誤差値及びグリーンノイズ値が加算された各色の入力値及びその和に応じて、各色の二値の出力値の複数の組み合わせのなかから、各色の入力値及び出力値によりそれぞれ表される色が近付くように、1つの組み合わせを選択し、当該組み合わせの各色の二値の出力値を出力するベクター誤差拡散部と、各色の入力値のいずれもが、第一の閾値より大きい場合又は第二の閾値より小さい場合、各色の前記出力値を変更して出力する規制部と、前記誤差値及びグリーンノイズ値が加算された各色の入力値と前記出力値の差分を前記誤差値として算出する誤差生成部と、前記注目画素の周囲の処理済み画素の出力値を重み付けて、前記グリーンノイズを生成するグリーンノイズ生成部と、を備えることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の画像処理装置であって、各色の入力値の平均値を算出する第一の演算部と、前記平均値を閾値と比較して二値化処理二値の出力値を出力する単純誤差拡散部と、を更に有し、前記規制部は、各色の入力値のいずれもが前記第一の閾値より大きく、かつ前記単純誤差拡散部からの出力値がOFFである場合、各色の前記出力値をすべてONに変更し、各色の入力値のいずれもが前記第二の閾値より小さく、かつ前記単純誤差拡散部からの出力値がONである場合、各色の前記出力値をすべてOFFに変更することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項5に記載の画像処理装置であって、各色の入力値の平均値を算出する第一の演算部と、前記平均値を閾値と比較して二値化処理し、二値の出力値を出力する単純誤差拡散部と、を更に有し、前記規制部は、各色の入力値のいずれもが前記第一の閾値より大きく、かつ前記単純誤差拡散部からの出力値がOFFである場合か、又は各色の入力値のいずれもが前記第二の閾値より小さく、かつ前記単純誤差拡散部からの出力値がONである場合、各色の前記出力値を、前記ベクター誤差拡散部により選択された組み合わせとは異なる組み合わせの各色の出力値に変更することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項5〜7のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、前記規制により出力された出力値に解像度変換を施す解像度変換部を更に備えることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、ブラック以外の複数色の多値画素値二値化する画像処理装置のコンピュータ、処理対象となる注目画素の各色の画素値の入力値に誤差値及びグリーンノイズ値を加算する加算ステップと前記誤差値及びグリーンノイズ値が加算された各色の入力値及びその和に応じて、各色の二値の出力値の複数の組み合わせのなかから、各色の入力値及び出力値によりそれぞれ表される色が近付くように、1つの組み合わせを選択し、当該組み合わせの各色の二値の出力値を出力するベクター誤差拡散ステップと各色の入力値のいずれもが、第一の閾値より大きい場合又は第二の閾値より小さい場合、各色の前記出力値を変更して出力する規制ステップと前記誤差値及びグリーンノイズ値が加算された各色の入力値と前記出力値の差分を前記誤差値として算出する誤差生成ステップと、前記注目画素の周囲の処理済み画素の出力値を重み付けて、前記グリーンノイズを生成するグリーンノイズ生成ステップとを実行させるためのプログラムである
請求項10に記載の発明は、請求項に記載のプログラムであって、前記コンピュータ、さらに、各色の入力値の平均値を算出する第一の演算ステップと、前記平均値を閾値と比較して二値化処理二値の出力値を出力する単純誤差拡散ステップと、を実行させ、前記規制ステップは、各色の入力値のいずれもが前記第一の閾値より大きく、かつ前記単純誤差拡散ステップによる出力値がOFFである場合、各色の前記出力値をすべてONに変更し、各色の入力値のいずれもが前記第二の閾値より小さく、かつ前記単純誤差拡散ステップによる出力値がONである場合、各色の前記出力値をすべてOFFに変更することを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項9に記載のプログラムであって、前記コンピュータに、さらに、各色の入力値の平均値を算出する第一の演算ステップと、前記平均値を閾値と比較して二値化処理し、二値の出力値を出力する単純誤差拡散ステップと、を実行させ、前記規制ステップは、各色の入力値のいずれもが前記第一の閾値より大きく、かつ前記単純誤差拡散ステップによる出力値がOFFである場合か、又は各色の入力値のいずれもが前記第二の閾値より小さく、かつ前記単純誤差拡散ステップによる出力値がONである場合、各色の前記出力値を、前記ベクター誤差拡散ステップにおいて選択された組み合わせとは異なる組み合わせの各色の出力値に変更することを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項9〜11のいずれか一項に記載のプログラムであって、前記コンピュータ、さらに、前記規制ステップにより出力された出力値に解像度変換を施す解像度変換ステップを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、元の信号の色に応じて元の信号の色に近い色をCMYKRGBWの8色の中から選択する傾向と、大きなパターンを作らせようとする傾向と、を同時に満たし、かつ、ストキャスティックモアレを抑制することができる。
本発明による画像処理方法を用いて処理を行う画像処理装置の一実施形態を示すブロック図である。 カラー誤差拡散部10の構成の一例を示すブロック図である。 ベクター誤差拡散の入力と出力との関係を示すイメージ図である。 ベクター誤差拡散の処理の流れを示すフローチャートである。 SED13の処理の流れを示すフローチャートである。 規制部15の処理の流れを示すフローチャートである。 拡散マトリックスの一例を示す図である。 グリーンノイズの生成処理の説明図である。 CED11の処理の流れを示すフローチャートである。 単色誤差拡散部30の構成の一例を示すブロック図である。 規制部15の他の判定内容の一例の処理の流れを示すフローチャートである。 解像度変換部25を加えた画像処理装置2の構成の一例を示すブロック図である。 ディザ処理により値L1を出力する場合のカラー誤差拡散部10Aの構成の一例を示すブロック図である。 通常の誤差拡散とベクター誤差拡散とを比較するための説明図である。図14(A)は、通常の誤差拡散処理で、薄い青色を表現した場合のドットの一例を示す。図14(B)は、ベクター誤差拡散で薄い青色を表現した場合のドットの一例を示す。 通常の誤差拡散とベクター誤差拡散とを比較するための説明図である。図15(A)は、通常の誤差拡散処理結果に対してグリーンノイズを付加した場合のドットの一例を示す。図15(B)は、ベクター誤差拡散処理結果に対してグリーンノイズを付加した場合のドットの一例を示す。 ストキャスティックモアレが出現したパターンの一例を示す。図16(A)は、ストキャスティックモアレが出現したパターンの一例を示す。図16(B)は、図16(A)の一部拡大図を示す。
以下、図を参照して本発明の実施の形態の例を詳細に説明する。
本発明に係る画像処理装置としては、例えばプリンタ、複写機、ファクシミリ装置又はこれらの複合機等が挙げられるが、画像を構成する各画素を二値化する処理を行う画像処理装置であればこれに限定されない。
図1に、本発明による画像処理方法を用いて処理を行う画像処理装置の一実施形態を示す。
本実施形態による画像処理装置1は、CMYK各色の多値画素値(8[bit])を含む入力値に基づいて二値化処理を行う。
画像処理装置1は、カラー誤差拡散部10及び単色誤差拡散部30を有する。
カラー誤差拡散部10は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)及びブラック(K)の値を含む入力値のうちシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の画素値に対してベクター誤差拡散処理による二値化処理を行う。カラー誤差拡散部10は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)を同時に二値化する。
単色誤差拡散部30は、ブラック(K)に対して通常の誤差拡散処理による二値化処理を行う。
カラー誤差拡散部10、単色誤差拡散部30による二値化処理は、各画素の画素値ごとに行われる。
図2に、カラー誤差拡散部10の構成の一例を示す。
カラー誤差拡散部10は、CED11、第一の演算部12、SED13、第二の演算部14、規制部15、誤差生成部16、17、重みづけ部18、19、グリーンノイズ生成部20、21及び加算部22、23を有する。
CED11は、ベクター誤差拡散処理を行う。具体的には、CED11は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の8[bit]信号の入力値(C0、M0、Y0)に基づいて、ベクター誤差拡散による二値化処理を行い、3色の1[bit]信号(C1、M1、Y1)を出力する。
ベクター誤差拡散について、図3及び図4を用いて説明する。
ベクター誤差拡散の出力結果は、CED11に対して入力されたシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の値の和(CMY0)に応じる。
図3は、ベクター誤差拡散の入力と出力との関係を示すイメージ図である。
例えば、CMY0≧510である場合、図3に示す上の三角錐の頂点のいずれかが出力結果となる。即ち、出力は、K(C1=255、M1=255、Y1=255)、R(C1=0、M1=255、Y1=255)、G(C1=255、M1=0、Y1=255)又はB(C1=255、M1=255、Y1=0)のいずれかとなる。言い換えれば、CMY0≧510である場合、出力が、W(C1=0、M1=0、Y1=0)、Y(C1=0、M1=0、Y1=255)、M(C1=0、M1=255、Y1=0)及びC(C1=255、M1=0、Y1=0)となることはない。つまり、ベクター誤差拡散は、CMY0が示す明るさになるべく近い色を選択する。
同様に、CMY0≦255である場合、図3に示す上の三角錐の頂点のいずれかが出力結果となる。即ち、出力は、W(C1=0、M1=0、Y1=0)、Y(C1=0、M1=0、Y1=255)、M(C1=0、M1=255、Y1=0)又はC(C1=255、M1=0、Y1=0)のいずれかとなる。また、255≦CMY0≦510である場合、出力は、K(C1=255、M1=255、Y1=255)、R(C1=0、M1=255、Y1=255)、G(C1=255、M1=0、Y1=255)、B(C1=255、M1=255、Y1=0)、W(C1=0、M1=0、Y1=0)、Y(C1=0、M1=0、Y1=255)、M(C1=0、M1=255、Y1=0)又はC(C1=255、M1=0、Y1=0)のいずれかとなる。
さらに、ベクター誤差拡散では、CMY0に含まれる各色の値を比較してその大小関係を取得し、当該大小関係に基づいて、出力される色(WCMYRGBKのいずれか)がCMY0によってあらわされる色となるべく近い色となる出力が行われる。
図4のフローチャートを用いて、ベクター誤差拡散の処理内容を示す。
まず、CMY0が255以下であるか否かの判定が行われる(ステップS1)。CMY0が255以下である場合(ステップS1:YES)、CMY0が180以下であるか否かの判定が行われる(ステップS2)。CMY0が180以下である場合(ステップS2:YES)、Wが出力される(ステップS10)。
ステップS2においてCMY0が180以下でない場合(ステップS2:NO)、Y0がM0以上であり、かつ、Y0がC0以上であるか否かの判定が行われる(ステップS3)。Y0がM0以上であり、かつ、Y0がC0以上である場合(ステップS3:YES)、Yが出力される(ステップS11)。
ステップS3においてY0がM0以上でない又はY0がC0以上でない場合(ステップS3:NO)、M0がC0以上であるか否かの判定が行われる(ステップS4)。M0がC0以上である場合(ステップS4:YES)、Mが出力される(ステップS12)。ステップS4において、M0がC0以上でない場合(ステップS4:NO)、Cが出力される(ステップS13)。
ステップS1においてCMY0が255以下でない場合(ステップS1:NO)、CMY0が510以上であるか否かの判定が行われる(ステップS5)。CMY0が510以下である場合(ステップS5:YES)、CMY0が585以下であるか否かの判定が行われる(ステップS6)。CMY0が585以下でない場合(ステップS6:NO)、Kが出力される(ステップS17)。
ステップS6において、CMY0が585以下である場合(ステップS6:YES)、M0がY0以上であり、かつ、C0がY0以上であるか否かの判定が行われる(ステップS7)。M0がY0以上であり、かつ、C0がY0以上である場合(ステップS7:YES)、Bが出力される(ステップS16)。
ステップS7において、M0がY0以上でない又はC0がY0以上でない場合(ステップS7:NO)、M0がC0以上であるか否かの判定が行われる(ステップS8)。M0がC0以上である場合(ステップS8:YES)、Rが出力される(ステップS15)。ステップS8において、M0がC0以上でない場合(ステップS8:NO)、Gが出力される(ステップS14)。
ステップS5において、CMY0が510以上でない場合(ステップS5:NO)、CMY0が383以下であるか否かの判定が行われる(ステップS9)。CMY0が383以下である場合(ステップS9:YES)、ステップS3の処理に移行する。ステップS9においてCMY0が383以下でない場合(ステップS9:NO)、ステップS7の処理に移行する。
図4に示すフローのように、ベクター誤差拡散では、元の信号の色に応じて元の信号の色に近い色をCMYKRGBWの8色の中から選択することができる。このため、ベクター誤差拡散ではざらつきの少ない誤差拡散出力を得ることができる。
CED11に対して入力されるC0、M0およびY0の値には、画像処理装置1に対して入力されたシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各画素値に対して、加算部22において、重みづけ部18によって重みづけがなされた誤差拡散値E3及びグリーンノイズ生成部20が生成したグリーンノイズ値GNcが加算される。つまり、加算部22において、処理対象となる注目画素の画素値の入力値に誤差拡散値E3及びグリーンノイズ値GNcに基づく補正が施され、CED11は、補正を施された入力値に基づいて二値化処理を行う。誤差拡散値E3、グリーンノイズ値GNcについては後述する。
第一の演算部12は、カラー誤差拡散部10に入力されたシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の画素値の和を3で除算した値を値Lとして出力する。
値Lは、加算部23において、重みづけ部19によって重みづけがなされた誤差拡散値E4及びグリーンノイズ生成部21が生成したグリーンノイズ値GNsが加算され、値l0としてSED13に入力される。誤差拡散値E4、グリーンノイズ値GNsについては後述する。
SED13は、値L0に基づいて二値化処理を行い、値L1を出力する。
SED13の処理について、図5のフローチャートを用いてを用いて説明する。
SED13は、入力値(値L0)が所定の閾値(閾値TH)より大きいか否かを判定し(ステップS21)、入力値(値L0)が所定の閾値(閾値TH)より大きい場合(ステップS21:YES)、出力値(値L1)=255(ON)とする(ステップS22)。ステップS21において、入力値(値L0)が所定の閾値(閾値TH)より大きくない場合(ステップS21:NO)、出力値(値L1)=0(OFF)とする(ステップS23)。
所定の閾値(閾値TH)は、SED13が予め保持していてもよいし、SED13が外部の記憶装置や媒体等(図示略)から所定の閾値(閾値TH)を読み出すようにしてもよい。
第二の演算部14は、カラー誤差拡散部10に入力されたシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各画素値のうち最小値を取る値をMinとして出力し、カラー誤差拡散部10に入力されたシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各画素値のうち最大値を取る値をMaxとして出力する。
規制部15は、CMY1、値L1、Min、Maxの入力に基づいて、CMY2を出力する。以下の説明において、CMY2を構成するC、M、Yの値をC2、M2、Y2と記載する。
規制部15の処理について、図6のフローチャートを用いて説明する。
まず、規制部15は、C2、M2、Y2の値をそれぞれC1、M1、Y1の値とする(ステップS31)。次に、規制部15は、値L1がOFFであり、かつ、Minが第一の閾値TH1よりも大きいか否かを判定する(ステップS32)。値L1がOFFであり、かつ、Minが第一の閾値TH1よりも大きい場合(ステップS32:YES)、規制部15はC2、M2、Y2の値を全てONとする(ステップS33)。ステップS32において値L1がON又はMinが第一の閾値TH1以下の場合(ステップS32:YES)、規制部15は、値L1がONであり、かつ、Maxが第二の閾値TH2よりも小さいか否かを判定する(ステップS34)。値L1がONであり、かつ、Maxが第二の閾値TH2よりも小さい場合(ステップS34:YES)、規制部15はC2、M2、Y2の値を全てOFFとする(ステップS35)。ステップS33又はステップS35の処理後あるいはステップS34において値L1がOFFである又はMaxが第二の閾値TH2以上の場合(ステップS34:NO)、規制部15はC2、M2、Y2の値を出力し(ステップS36)、処理を終了する。
つまり、規制部15は、補正を施される前の入力値であるカラー誤差拡散部10に入力されたシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各画素値に基づいて得られたMin及びMaxと、二値化処理後の出力値であるCMY1及び値L1に基づいて、CMY1の値を代入されたCMY2の値の変更を行うか否かを判定し、変更する場合にはC2、M2、Y2を全てON又はOFFとする。なお、変更しない場合には、CMY2の値はCMY1と同一となる。つまり、規制部15は、CMY1の値を変更するか否かを判定する。
ベクター誤差拡散処理は、鮮やかな2つの異なる色を交互に選んで出力する傾向がある。ここでいう鮮やかな2つの異なる色として、例えば、CとR(M+Y)、MとG(C+Y)、YとB(C+M)等の組み合わせが挙げられる。これは、例えば最初にCが出力された場合、MとYが出力されなかったことによりM及びYに対する誤差値が大きくなり、次回以降の出力において誤差の帰還によりM及びYが出力される確率が上がることによる。同様に、R(M+Y)が出力された後は、出力されなかったCの誤差値が大きくなるので、その後の出力においてCが出力される確率が上がる。ここではCとRについて記載しているが、他の色の組み合わせ(MとGや、YとBの組み合わせ等)についても同様である。
このような、ベクター誤差拡散処理において鮮やかな2つの異なる色を交互に選んで出力する傾向は、グリーンノイズの付加によりさらに顕著となり、視覚的に無視できない画素領域内に対して影響を及ぼすことがある。当該影響は、例えばストキャスティックモアレの顕在化としてあらわれる。そこで、本実施形態では、所定の条件を満たす場合に強制的にC2、M2、Y2の値を全てON又はOFFとすることにより当該傾向による影響を低減させ、ストキャスティックモアレを抑制する。つまり、規制部15の処理によって、ストキャスティックモアレを低減させることができる。
所定の条件の一つは、ステップS32の判定にあるように、値L1がOFFであり、かつ、Minが第一の閾値TH1よりも大きい場合である。この場合、ステップS33の処理にあるように、規制部15はC2、M2、Y2の値を全てONとする。C2、M2、Y2の値を全てONにするということは、強制的にK(C2=255、M2=255、Y2=255)を出力させるということである。ここで、第一の閾値TH1を大きくすることによって鮮やかではない暗い色を特定することができる。つまり、第一の閾値TH1を大きくすることによって、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のそれぞれがONになる確率が高くなる。なお、暗い色である場合に値L1がOFFとなる確率は、明るい色である場合に値L1がOFFとなる確率に比して低いため、ステップS32の判定において値L1がOFFであることを条件に加えることで、ステップS33の処理においてC2、M2、Y2をONとする頻度を低減させている。ステップS33の処理においてC2、M2、Y2をONとする処理はストキャスティックモアレの顕在化等の視覚的影響を低減させるための例外処理であるため、高頻度で生じさせることは必ずしも望ましくないためである。
所定の条件の他の一つは、ステップS34の判定にあるように、値L1がONであり、かつ、Maxが第二の閾値TH2よりも小さい場合である。この場合、ステップS34の処理にあるように、規制部15はC2、M2、Y2の値を全てOFFとする。C2、M2、Y2の値が全てOFFであるということは、強制的にW(C2=0、M2=0、Y2=0)を出力させるということであり、その画素にはシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の何れも打たれないことを示す。ここで、第二の閾値TH2を小さくすることによって鮮やかな明るい色を特定することができる。つまり、第二の閾値TH2を小さくすることによって、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のそれぞれがOFFになる確率が高くなる。なお、明るい色である場合に値L1がONとなる確率は、暗い色である場合に値L1がONとなる確率に比して低いため、ステップS34の判定において値L1がONであることを条件に加えることで、ステップS35の処理においてC2、M2、Y2をOFFとする頻度を低減させている。ステップS33の処理においてC2、M2、Y2をOFFとする処理はストキャスティックモアレの顕在化等の視覚的影響を低減させるための例外処理であるため、高頻度で生じさせることは必ずしも望ましくないためである。
本実施形態では、第一の閾値TH1を100、第二の閾値TH2を50としているが、これらの値に限られるものではない。
第一の閾値TH1及び第二の閾値TH2は、規制部15が予め保持していてもよいし、規制部15が外部の記憶装置や媒体等(図示略)から第一の閾値TH1及び第二の閾値TH2を読み出すようにしてもよい。
誤差生成部16は、CED11への入力値CMY0と、規制部15の出力値CMY2との差分を誤差値E1として出力する。
誤差生成部17は、SED13への入力値L0と出力値L1との差分を誤差値E2として出力する。
重みづけ部18、19は、それぞれ、誤差値E1、E2に対して重みづけ処理を行う。
重みづけ処理について、図7を用いて説明する。
図7に、拡散マトリックスの一例を示す。
重みづけ処理は、入力値に対して所定の拡散マトリックス値をかけあわせ、入力値である誤差値を、当該誤差値を算出した元となる入力値の画素(図7に示す注目画素D)の周辺の未処理画素に分散させて一又は複数の誤差値を出力する処理である。
重みづけ部18は、誤差値E1に基づいて、一又は複数の誤差値(誤差拡散値E3)を出力する。重みづけ部19は、誤差値E2に基づいて、一又は複数の誤差値(誤差拡散値E4)を出力する。誤差拡散値E3、E4は、誤差値E1、E2を算出する元となった注目画素より後に処理される画素の入力値に対して施される補正値となる。
拡散マトリックスは、重みづけ部18、19が予め保持していてもよいし、重みづけ部18、19が外部の記憶装置や媒体等(図示略)から拡散マトリックスを読み出すようにしてもよい。
なお、図7に示す拡散マトリックスはあくまで一例であり、図7に示す未処理画素の数より多い又は少ない未処理画素に対応する拡散マトリックスを用いてもよい。
誤差拡散のために用いる拡散マトリックスは、大きなサイズの拡散マトリックス、即ちより多くの画素に対して誤差を分散させる拡散マトリックスほど、グリーンノイズの付加に類似した効果(注目画素の出力が処理済み画素の出力に引きずられて注目画素と処理済み画素との間の変化が緩やかになり、出力値である画素の集合において大きなパターンを作らせることができる効果)を得ることができる。拡散マトリックスを形成するための係数として、例えばJarvisらの係数を用いることができる。
グリーンノイズ生成部20、21は、グリーンノイズを生成する。
グリーンノイズの生成処理について、図8を用いて説明する。
グリーンノイズは、注目画素の処理前に処理された処理済み画素に対して所定の係数をかけて足し合わせた値である。本実施形態では、注目画素(図8に示す注目画素D)の周辺の処理済み画素G1〜G4に対してそれぞれ個別の係数をかけて足し合わせた値をグリーンノイズ値として出力している。グリーンノイズによって、注目画素の出力が処理済み画素の出力に引きずられて注目画素と処理済み画素との間の変化が緩やかになり、出力値である画素の集合において大きなパターンを作らせることができる。
グリーンノイズ生成部20は、規制部15の出力値CMY2に基づき、所定の係数h1を用いてグリーンノイズ値GNcを出力する。グリーンノイズ生成部21は、SED13の出力値L1に基づき、所定の係数h2を用いてグリーンノイズ値GNsを出力する。グリーンノイズ値GNc、GNsは、当該グリーンノイズ値GNc、GNsを算出する元となった注目画素より後に処理される画素の入力値に対して施される補正値となる。
所定の係数h1、h2は、グリーンノイズ生成部20、21が予め保持していてもよいし、グリーンノイズ生成部が外部の記憶装置や媒体等(図示略)から所定の係数h1、h2を読み出すようにしてもよい。
なお、図8に示す処理済み画素の数はあくまで一例であり、図8に示す処理済み画素の数より多い又は少ない処理済み画素に基づいてグリーンノイズを生成してもよい。
図9のフローチャートを用いて、CED11の処理の流れを説明する。
まず、カラー誤差拡散部10に対してシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の画素値が入力される(ステップS51)。次に、加算部22において、ステップS51で入力された画素値より前に処理された画素に基づいて生成された誤差拡散値E3及びグリーンノイズ値GNcに基づく補正が施され(ステップS52)、CED11に入力される。次に、CED11が二値化処理を行い(ステップS53)、CMY1を出力する。
一方、第一の演算部12は、カラー誤差拡散部10に対して入力されたシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の画素値に基づいて所定の演算処理を行い、値Lを算出する(ステップS54)。そして、SED13は、値Lに対して誤差拡散値E4及びグリーンノイズ値GNsによる補正が施された値L0に対して二値化処理を行い、値L1を出力する(ステップS55)。
また一方で、第二の演算部14は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の画素値に基づいてMin及びMaxを得る(ステップS56)。
そして、規制部15が、CMY1、値L1、Min、Maxに基づいてCMY1の値を変更するか否かを判定し、必要に応じて判定する規制処理を行う(ステップS57)。ステップS57の規制処理の処理内容は、図6に示す規制部15の処理及びその説明と同様である。
ステップS57を経て出力されたCMY2に基づいて、誤差生成部16は、誤差値E1を算出する(ステップS58)。そして、重みづけ部18が誤差値E1に基づいて誤差拡散値E3を生成する(ステップS59)。
一方で、グリーンノイズ生成部20が、CMY2に基づいて、グリーンノイズ値GNcを生成する(ステップS60)。
図9に示すフローチャートの処理は、画像を構成する全ての画素の画素値の処理が完了するまで画素単位で繰り返される。
なお、ステップS52〜ステップS53の処理、ステップS54〜ステップS55の処理及びステップS56の処理は互いに順不同である。これらの各処理は並行して行うこともできる。
同様に、ステップS58〜ステップS59の処理及びステップS60の処理は互いに順不同であり、並行して行うこともできる。
図10に、単色誤差拡散部30の構成の一例を示す。
単色誤差拡散部30は、ED31、誤差生成部32、重みづけ部33、グリーンノイズ生成部34及び加算部35を有する。
ED31は、通常の誤差拡散処理を行う。具体的には、ED31は、ブラック(K)の値K0に基づいて、通常の誤差拡散処理による二値化処理を行い、1[bit]の信号である値K1を出力する。CED11に対して入力されるC0、M0およびY0の値には、画像処理装置1に対して入力されたKの値に対して、加算部35において、重みづけ部33によって重みづけがなされた誤差拡散値E6及びグリーンノイズ生成部34が生成したグリーンノイズ値GNkが加算される。
誤差生成部32は、ED31への入力値K0と、ED31の出力値K1との差分を誤差値E5として出力する。
重みづけ部33は、誤差値E5に対して重みづけ処理を行う。重みづけ処理の内容は、前述の重みづけ部18、19と同様である。重みづけ部33は、誤差値E5に基づいて、一又は複数の誤差値(誤差拡散値E6)を出力する。
グリーンノイズ生成部34は、グリーンノイズを生成する。グリーンノイズの生成処理の内容は、前述のグリーンノイズ生成部20、21と同様である。グリーンノイズ生成部34は、ED31の出力値K1に基づき、所定の係数hkを用いてグリーンノイズ値GNkを出力する。
本実施形態では、ブラック(K)に対して単色誤差拡散部30による通常の誤差拡散処理を施しているが、ブラック(K)については他の処理を施してもよい。例えば、ディザ法に基づく処理でもよい。
本実施形態によれば、CED11がベクター誤差拡散処理を行う。ベクター誤差拡散により、元のカラー画素値(C,M、Y)に応じて元の色に近い色をCMYKRGBWの8色の中から選択することができる。このため、ざらつきの少ない誤差拡散出力を得ることができる。
また、グリーンノイズ生成部20がグリーンノイズを生成する。グリーンノイズによって、注目画素の出力が処理済み画素の出力に引きずられて注目画素と処理済み画素との間の変化が緩やかになり、出力値である画素の集合において大きなパターンを作らせることができる。
さらに、規制部15は、CMY2の値の変更を行うか否かを判定し、判定結果に基づいて必要に応じCMY2の値を変更する。これによってストキャスティックモアレを抑制することができる。
このように、画像処理装置1を用いることにより、元の信号の色に応じて元の信号の色に近い色をCMYKRGBWの8色の中から選択する傾向と、大きなパターンを作らせようとする傾向と、を同時に満たし、かつ、ストキャスティックモアレを抑制することができる。
なお、本発明の実施の形態は、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
例えば、規制部15の判定内容を他の判定内容に置き換えてもよい。他の判定内容として、例えば、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のそれぞれの多値画素値に含まれる画素値が所定の範囲内にあるか否かを判定した結果に基づいてCMY2の値を決定する判定内容が挙げられる。規制部15の他の判定内容の一例を、図11のフローチャートを用いて説明する。
まず、規制部15は、C2、M2、Y2の値をそれぞれC1、M1、Y1の値とする(ステップS41)。次に、規制部15は、カラー誤差拡散部10に入力されたC、M、Yの値の全てがそれぞれ、所定の閾値TH1以上であって、かつ、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各画素値が取りうる最大値(例えば、8[bit]信号ならば255)以下であるか否かを判定する(ステップS42)。カラー誤差拡散部10に入力されたC、M、Yの値の全てがそれぞれ、第一の閾値TH1以上であって、かつ、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各画素値が取りうる最大値以下である場合(ステップS42:YES)、規制部15はC2、M2、Y2の値を全てONとする(ステップS43)。ステップS42において、カラー誤差拡散部10に入力されたC、M、Yの値のいずれか一つ以上が、第一の閾値TH1より小さい又はシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各画素値が取りうる最大値より大きい場合(ステップS42:YES)、規制部15は、カラー誤差拡散部10に入力されたC、M、Yの値のいずれかが、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各画素値が取りうる最小値(例えば、8[bit]信号ならば0)以上であって、かつ、第二の閾値TH2以下であるか否かを判定する(ステップS44)。カラー誤差拡散部10に入力されたC、M、Yの値のいずれかが、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各画素値が取りうる最小値以上であって、かつ、第二の閾値TH2以下である場合(ステップS44:YES)、規制部15はC2、M2、Y2の値を全てOFFとする(ステップS45)。ステップS43又はステップS45の処理後あるいはステップS44において、カラー誤差拡散部10に入力されたC、M、Yの値のいずれも、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各画素値が取りうる最小値未満又は第二の閾値TH2より大きい場合(ステップS34:NO)、規制部15はC2、M2、Y2の値を出力し(ステップS46)、処理を終了する。
図11の判定内容をより一般的に記載すると、規制部15は、所定の閾値TH1、TH2を定め、画像処理装置1に入力された多値画素値に含まれるカラー画素の画素値(例えばC、M、Y)のそれぞれに対して所定の閾値TH1、TH2に基づく所定の範囲内にあるか否かを判定し、その判定結果に基づいてCMY2の値を変更する。これによって、前述の実施形態と同様の判定結果及び効果を得られる。
また、本発明の画像処理において、解像度変換工程を含めてもよい。
図12に、解像度変換部25を加えた画像処理装置2の構成の一例を示す。前述と同様の構成については、同じ符号を付して説明を省略する。
画像処理装置2は、パワー調整部24及び解像度変換部25を有する。
パワー調整部24は、二値化処理後のC2、M2、Y2を多値化する。具体的には、パワー調整部24は、以下の式(1)〜(3)に基づく演算を行う。
C3=C2×(αC+Ca)……(1)
M3=M2×(βM+Mb)……(2)
Y3=Y2×(γY+Yc)……(3)
α、β、γは0以上1以下の実数、Ca、Mb、Ycはそれぞれシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の画素値が取りうる値の範囲内(例えば8[bit]ならば0〜255)における所定の定数である。式(1)〜(3)におけるαC、βM、γYのC、M、Yは、画像処理装置2に入力された多値画素値C、M、Yの値である。
つまり、C3は、ON/OFF信号であるC2(255又は0の値を取る)に対して、元の画素値をα倍したαCに定数Caを加えた値(αC+Ca)を乗算した多値となる。α、Caの値として、例えばα=0.5、Ca=85等を定めることができるが、画像処理装置2への入力値であるCに応じてα、Caを変更するルックアップテーブル(Look Up Table、LUT)等を用いることもできる。M3、Y3についてもC3と同様である。
パワー調整部24による多値化処理によって、画像中の明るい部分で打たれるドットの強さを弱くすることができる。つまり、明るい部分では印刷時にドットが見えにくくなり、その分、粒状性、ざらつき感を抑制することができる。
解像度変換部25は、解像度変換処理を施す。具体的には、パワー調整部24から入力された多値画素値C3、Y3、Y3に基づいて、解像度変換処理後の画素値C4、M4、Y4を出力する。
例えば、600[dpi]の解像度の画像に含まれる画素値を1200[dpi]の解像度の画像の画素値として出力する場合、解像度変換部25は、入力された1画素の画素値に基づいて2×2の4画素分の画素値を出力する。解像度変換部25は、解像度変換処理に伴い、ディザ処理等の二値化処理を施すこともできる。この場合、C4、M4、Y4は二値画素値となる。
解像度変換部25により、より多くの解像度の画像処理に対応することができる。例えば、600[dpi]で処理された誤差拡散出力結果を1200[dpi]の解像度を有する画像形成装置で出力することができる。
また、解像度変換処理により、より多くの階調による色再現を行うことができる。例えば、1200[dpi]で二値表現のみを行うことができる画像形成装置に対して600[dpi]の二値化画素値による画像を入力した場合、解像度変換処理によって1200[dpi]の画像に変換することにより、もとの600[dpi]の1画素を1200[dpi]の4画素で表現することができるので、600[dpi]で二値であった画素を1200[dpi]では5値で表現することができる。同様に、画像形成装置の表現力が4値であった場合には解像度変換により13値を表現でき、画像形成装置の表現力が16値であった場合には解像度変換により61値を表現できる等、解像度変換前の画像より多くの階調による色再現を行うことができる。このように、解像度変換処理によってより多くの階調表現を行うことができ、また、より多くの画像形成装置への応用を行うことができる。
なお、図12に示す画像処理装置2の記載ではブラック(K)に関する処理の構成を省略しているが、ブラック(K)の誤差拡散処理結果についてもパワー調整部24及び解像度変換部25による処理を加えてもよい。
また、補正を施される前の入力値に基づく演算処理は、前述の実施形態に示すSED13等による処理以外を用いることができる。
図13に、ディザ処理により値L1を出力する場合のカラー誤差拡散部10Aの構成の一例を示す。
図13に示すように、ディザ処理部26により値Lに対してディザ処理を施して値L1を出力するようにしてもよい。
カラー誤差拡散部10Aの出力結果に対して、前述の解像度変換処理(工程)を加えてもよい。
また、本実施形態では、規制部15がCMY2の値を変更する場合、C2、M2、Y2を全てON又はOFFとする変更のみを行っているが、特にこれに限定されるものではなく、他の変更パターン(例えばCMYKRGBWのいずれかの色に変更する等)を用いてもよい。
また、画像処理装置を構成する各部における処理は、専用のハードウェアにより行われることとしてもよいし、各処理をプログラム化し、このプログラムとCPU(Central Processing Unit)との協働によるソフトウェア処理によって実現されることとしてもよい。プログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体としては、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することができる。
本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体としては、ROM、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD-ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。
また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も本発明に適用される。
10 カラー誤差拡散部
11 CED
12 第一の演算部
13 SED
14 第二の演算部
15 規制部
16、17 誤差生成部
18、19、33 重みづけ部
20、21、34 グリーンノイズ生成部
22、23、35 加算部
30 単色誤差拡散部
31 ED

Claims (12)

  1. ブラック以外の複数色の多値画素値二値化する画像処理方法であって、
    処理対象となる注目画素の各色の画素値の入力値に誤差値及びグリーンノイズ値を加算する加算ステップと、
    前記誤差値及びグリーンノイズ値が加算された各色の入力値及びその和に応じて、各色の二値の出力値の複数の組み合わせのなかから、各色の入力値及び出力値によりそれぞれ表される色が近付くように、1つの組み合わせを選択し、当該組み合わせの各色の二値の出力値を出力するベクター誤差拡散ステップと、
    各色の入力値のいずれもが、第一の閾値より大きい場合又は第二の閾値より小さい場合、各色の前記出力値を変更して出力する規制ステップと、
    前記誤差値及びグリーンノイズ値が加算された各色の入力値と前記出力値の差分を前記誤差値として算出する誤差生成ステップと、
    前記注目画素の周囲の処理済み画素の出力値を重み付けて、前記グリーンノイズを生成するグリーンノイズ生成ステップと、
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  2. 各色の入力値の平均値を算出する第一の演算ステップと、
    前記平均値を閾値と比較して二値化処理二値の出力値を出力する単純誤差拡散ステップと、を更に有し、
    前記規制ステップは、各色の入力値のいずれもが前記第一の閾値より大きく、かつ前記単純誤差拡散ステップによる出力値がOFFである場合、各色の前記出力値をすべてONに変更し、各色の入力値のいずれもが前記第二の閾値より小さく、かつ前記単純誤差拡散ステップによる出力値がONである場合、各色の前記出力値をすべてOFFに変更することを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
  3. 各色の入力値の平均値を算出する第一の演算ステップと、
    前記平均値を閾値と比較して二値化処理し、二値の出力値を出力する単純誤差拡散ステップと、を更に有し、
    前記規制ステップは、各色の入力値のいずれもが前記第一の閾値より大きく、かつ前記単純誤差拡散ステップによる出力値がOFFである場合か、又は各色の入力値のいずれもが前記第二の閾値より小さく、かつ前記単純誤差拡散ステップによる出力値がONである場合、各色の前記出力値を、前記ベクター誤差拡散ステップにおいて選択された組み合わせとは異なる組み合わせの各色の出力値に変更することを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
  4. 前記規制ステップにより出力された出力値に解像度変換を施す解像度変換ステップを更に含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像処理方法。
  5. ブラック以外の複数色の多値画素値二値化する画像処理装置であって、
    処理対象となる注目画素の各色の画素値の入力値に誤差値及びグリーンノイズ値を加算する加算部と、
    前記誤差値及びグリーンノイズ値が加算された各色の入力値及びその和に応じて、各色の二値の出力値の複数の組み合わせのなかから、各色の入力値及び出力値によりそれぞれ表される色が近付くように、1つの組み合わせを選択し、当該組み合わせの各色の二値の出力値を出力するベクター誤差拡散部と、
    各色の入力値のいずれもが、第一の閾値より大きい場合又は第二の閾値より小さい場合、各色の前記出力値を変更して出力する規制部と、
    前記誤差値及びグリーンノイズ値が加算された各色の入力値と前記出力値の差分を前記誤差値として算出する誤差生成部と、
    前記注目画素の周囲の処理済み画素の出力値を重み付けて、前記グリーンノイズを生成するグリーンノイズ生成部と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  6. 各色の入力値の平均値を算出する第一の演算部と、
    前記平均値を閾値と比較して二値化処理二値の出力値を出力する単純誤差拡散部と、を更に有し、
    前記規制部は、各色の入力値のいずれもが前記第一の閾値より大きく、かつ前記単純誤差拡散部からの出力値がOFFである場合、各色の前記出力値をすべてONに変更し、各色の入力値のいずれもが前記第二の閾値より小さく、かつ前記単純誤差拡散部からの出力値がONである場合、各色の前記出力値をすべてOFFに変更することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  7. 各色の入力値の平均値を算出する第一の演算部と、
    前記平均値を閾値と比較して二値化処理し、二値の出力値を出力する単純誤差拡散部と、を更に有し、
    前記規制部は、各色の入力値のいずれもが前記第一の閾値より大きく、かつ前記単純誤差拡散部からの出力値がOFFである場合か、又は各色の入力値のいずれもが前記第二の閾値より小さく、かつ前記単純誤差拡散部からの出力値がONである場合、各色の前記出力値を、前記ベクター誤差拡散部により選択された組み合わせとは異なる組み合わせの各色の出力値に変更することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  8. 前記規制により出力された出力値に解像度変換を施す解像度変換部を更に備えることを特徴とする請求項5〜7のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  9. ブラック以外の複数色の多値画素値二値化する画像処理装置のコンピュータ
    処理対象となる注目画素の各色の画素値の入力値に誤差値及びグリーンノイズ値を加算する加算ステップと
    前記誤差値及びグリーンノイズ値が加算された各色の入力値及びその和に応じて、各色の二値の出力値の複数の組み合わせのなかから、各色の入力値及び出力値によりそれぞれ表される色が近付くように、1つの組み合わせを選択し、当該組み合わせの各色の二値の出力値を出力するベクター誤差拡散ステップと
    各色の入力値のいずれもが、第一の閾値より大きい場合又は第二の閾値より小さい場合、各色の前記出力値を変更して出力する規制ステップと
    前記誤差値及びグリーンノイズ値が加算された各色の入力値と前記出力値の差分を前記誤差値として算出する誤差生成ステップと
    前記注目画素の周囲の処理済み画素の出力値を重み付けて、前記グリーンノイズを生成するグリーンノイズ生成ステップと
    を実行させるためのプログラム。
  10. 前記コンピュータ、さらに、
    各色の入力値の平均値を算出する第一の演算ステップと
    前記平均値を閾値と比較して二値化処理二値の出力値を出力する単純誤差拡散ステップと、を実行させ
    前記規制ステップは、各色の入力値のいずれもが前記第一の閾値より大きく、かつ前記単純誤差拡散ステップによる出力値がOFFである場合、各色の前記出力値をすべてONに変更し、各色の入力値のいずれもが前記第二の閾値より小さく、かつ前記単純誤差拡散ステップによる出力値がONである場合、各色の前記出力値をすべてOFFに変更することを特徴とする請求項に記載のプログラム。
  11. 前記コンピュータに、さらに、
    各色の入力値の平均値を算出する第一の演算ステップと、
    前記平均値を閾値と比較して二値化処理し、二値の出力値を出力する単純誤差拡散ステップと、を実行させ、
    前記規制ステップは、各色の入力値のいずれもが前記第一の閾値より大きく、かつ前記単純誤差拡散ステップによる出力値がOFFである場合か、又は各色の入力値のいずれもが前記第二の閾値より小さく、かつ前記単純誤差拡散ステップによる出力値がONである場合、各色の前記出力値を、前記ベクター誤差拡散ステップにおいて選択された組み合わせとは異なる組み合わせの各色の出力値に変更することを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
  12. 前記コンピュータ、さらに、
    前記規制ステップにより出力された出力値に解像度変換を施す解像度変換ステップを実行させることを特徴とする請求項9〜11のいずれか一項に記載のプログラム。
JP2010051222A 2010-03-09 2010-03-09 画像処理方法、画像処理装置及びプログラム Active JP5434697B2 (ja)

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