JP5434029B2 - ロールコーター装置及びロールコーター装置における薬液切り替え方法 - Google Patents

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本発明は、鋼帯などの帯状の長尺物を長手方向に搬送しながらその表面に薬液、塗料など(以下、単に「薬液」という)を連続的に塗布するロールコーター装置及びロールコーター装置における薬液の切り替え方法に関し、詳しくは使用する薬液の切り替えを短時間で行うことのできるロールコーター装置及び薬液の切り替え方法に関するものである。
鋼帯などの帯状の長尺物の連続塗装には、ロールコーター装置が広く用いられている。ロールコーター装置の例として、特許文献1に開示されたロールコーター装置を図3に示す。図3は、帯状の長尺物の片側表面に薬液を塗布する2本ロール方式のロールコーター装置の全体構成を示す概略図である。図3において、符号1は塗装ロール、4は薬液槽、20はバックアップロールであり、塗装ロール1は、ピックアップロール2とアプリケーターロール3との合計2つのロールで構成され、それぞれのロールは接触して設置されており、個別の駆動力を受けてそれぞれ矢印方向に回転する。尚、17は鋼帯などの長尺物の帯状被塗装物、18は塗布される薬液である。
薬液槽4に薬液18を満たし、この薬液18の中にピックアップロール2の一部を浸漬させて矢印方向(時計回り方向)に回転させることにより、ピックアップロール2に薬液18を付着させ、ピックアップロール2に付着した薬液18を当接して回転するアプリケーターロール3に転着させ、更に、この薬液18をアプリケーターロール3とバックアップロール20との間隙を通って搬送される帯状被塗装物17に転写する。
薬液18は、循環タンク6から塗料供給ポンプ7により薬液供給管10を介して薬液槽4に送り込まれ、薬液18が一定量以上のときは薬液槽4からオーバーフローして薬液排出管12を通って再び循環タンク6へ戻るようになっている。符号5は、薬液槽4に設けられたオーバーフロー壁である。
図3は、2本ロール方式のロールコーター装置であるが、3本ロール方式のロールコーター装置(例えば前記特許文献1を参照)や、長尺物の帯状被塗装物の両側表面に同時に薬液を塗布することの可能な、一対のアプリケーターロールを備えたロールコーター装置(例えば特許文献2を参照)も開示されている。
ところで、一般的に、帯状被塗装物表面に塗付する薬液は、1種類だけではなく数種類におよぶ。この薬液の切り替えの際には、上記特許文献1に開示されるロールコーター装置であっても、また、特許文献2に開示されるロールコーター装置であっても、何れもロールコーター装置を清掃しなければならない。即ち、塗装ロール1であるピックアップロール2やアプリケーターロール3を清掃したり、薬液槽4や循環タンク6の中の薬液18の残液を回収したり、薬液槽4、循環タンク6、薬液供給管10及び薬液排出管12などを清掃したりする必要がある。この切り替え作業には5〜8時間程度を費やし、しかも、この作業中はロールコーター装置を使用することができず、ロールコーター装置の生産性を低下させる大きな要因となっていた。
特開2000−262957号公報 特開2007−313482号公報
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、鋼帯などの帯状被塗装物の連続塗装に用いられるロールコーター装置において、塗布する薬液を切り替えるにあたり、切り替え時間を従来に比較して大幅に短縮することのできるロールコーター装置を提供すると同時に、このロールコーター装置を用いた薬液切り替え方法を提供することである。
上記課題を解決するための第1の発明に係るロールコーター装置は、薬液を貯留する循環タンクと、該循環タンクから供給される薬液を溜める薬液槽と、前記循環タンク内の薬液を前記薬液槽に供給する薬液供給経路と、前記薬液槽からオーバーフローした薬液を前記循環タンクに回収する薬液回収経路と、前記薬液槽内の薬液を搬送される帯状被塗装物に塗布する塗装ロールと、を備えたロールコーター装置であって、前記薬液槽は取り替え可能に配置され、且つ、前記循環タンク、前記薬液供給経路及び前記薬液回収経路は、1つの塗装ロールに対して2系統以上配置されていることを特徴とするものである。
また、第2の発明に係るロールコーター装置における薬液切り替え方法は、第1の発明に記載のロールコーター装置を用いて帯状被塗装物に薬液を塗布するにあたり、使用する薬液の種類を切り替えるときには、前記薬液槽を取り替えるとともに、それまで使用していた、循環タンク、薬液供給経路、薬液回収経路からなる系統とは別の系統を用いて新たな薬液を供給し且つ回収することを特徴とするものである。
本発明に係るロールコーター装置によれば、薬液の供給経路及び回収経路を2系統以上備えているので、使用する薬液を切り替える際には、それまで使用していた経路とは異なる経路を介して薬液の供給及び回収が可能であり、従来の切り替え時には薬液を貯留する循環タンクや供給経路及び回収経路などの清掃に費やしていた時間を短縮でき、短時間に薬液を切り替えることが実現され、ロールコーター装置の生産性を大幅に向上させることが可能となる。
以下、添付図面を参照して本発明を具体的に説明する。図1は、本発明に係るロールコーター装置の全体構成を示す概略図、図2は、図1に示すロールコーター装置の塗装ロール及び薬液槽の部位の概略拡大図である。
尚、本発明に係るロールコーター装置は、1つの塗装ロールに対して循環タンク、薬液供給経路、薬液回収経路からなる薬液の供給・回収経路が複数配置されるが、複雑で分かり難くなることを防止するために、図1に示すロールコーター装置では、循環タンク、薬液供給経路、薬液回収経路からなる供給・回収経路が2つの例を示している。また、図1に示すロールコーター装置は、帯状被塗装物の両側表面に同時に薬液を塗布することの可能なロールコーター装置の例である。また、図2中の矢印aは帯状被塗装物の搬送方向、矢印bはアプリケーターロールの回転方向,矢印cはピックアップロールの回転方向を示している。
図1及び図2に示すように、本発明に係るロールコーター装置には、その長手方向を鉛直方向としてほぼ鉛直方向に向いて搬送される鋼帯などの帯状被塗装物17を鋏んで設置される一対の薬液槽4と、それぞれの薬液槽4に滞留する薬液18にその一部が浸漬する一対のピックアップロール2と、このピックアップロール2と当接すると同時に鉛直方向に向いて搬送される帯状被塗装物17のそれぞれの表面に当接するアプリケーターロール3と、を備えている。
ピックアップロール2が、図2に示す矢印cの方向に回転することによって、ピックアップロール2の表面に付着した薬液18が薬液槽4から引き上げられ、次いで、ピックアップロール2とアプリケーターロール3とが当接する部位で薬液18がアプリケーターロール3の表面へ移動し、更に、アプリケーターロール3と帯状被塗装物17とが当接する部位で、アプリケーターロール3に付着した薬液18が帯状被塗装物17のそれぞれの表面へ移動する。かくして、帯状被塗装物17の両側表面に薬液膜19が連続的に形成される。この方式のロールコーター装置においては、一対のピックアップロール2と一対のアプリケーターロール3との合計4つのロールによって1つの塗装ロール1が構成されている。
薬液槽4の下方には、薬液槽4に供給するための薬液18を貯留する循環タンク6が設置され、循環タンク6には薬液供給管10が連結されている。薬液供給管10には薬液供給ポンプ7が設けられ、また、薬液供給管10の下流側は2つの薬液供給枝管11に分岐し、分岐した薬液供給枝管11がそれぞれの薬液槽4に接続されている。つまり、薬液供給管10、薬液供給ポンプ7及び薬液供給枝管11により、循環タンク6から薬液槽4への薬液供給経路が構成され、循環タンク6に貯留された薬液18が、このように構成される薬液供給経路によってそれぞれの薬液槽4に供給されるようになっている。
薬液槽4には、オーバーフロー壁5が設けられ、供給された薬液18が薬液槽4に常に所定量滞留するようになっている。所定量を滞留させるために塗布量よりも多くの薬液18を供給することから、当然、過剰な薬液18はオーバーフロー壁5から溢れる。
それぞれの薬液槽4には、バッファータンク8と連結する薬液排出管12が設けられ、オーバーフロー壁5から溢れた薬液18は、薬液排出管12を介してバッファータンク8に流入する。バッファータンク8と循環タンク6とは薬液回収管13によって接続されており、また、薬液回収管13には薬液回収ポンプ9が設置されており、バッファータンク8に流入した薬液18は、薬液回収管13に設置された薬液回収ポンプ9によって循環タンク6に回収されるようになっている。つまり、薬液排出管12、バッファータンク8、薬液回収管13及び薬液回収ポンプ9により、薬液槽4から循環タンク6への薬液回収経路が構成され、薬液槽4をオーバーフローした薬液18が、このように構成される薬液回収経路によって循環タンク6に回収されるようになっている。尚、薬液回収ポンプ9は、バッファータンク8内の薬液18のレベルが所定値以上に上がったときに運転を開始し、所定レベルまで下がったときに運転を停止するように、所定レベル範囲を設けて間欠運転して使用することが好ましい。また、薬液回収ポンプ9は、バッファータンク8と循環タンク6との高さ位置の差が十分大きく採れるときは、重力を利用して回収できるので使用しなくてもよいが、バッファータンク8と循環タンク6との高さ位置の差が少ないときに強制的に薬液18を圧送するための装置として用いることが好ましい。
循環タンク6には、廃棄タンク14とつながる廃棄管15が設けられ、同様に、バッファータンク8には、廃棄タンク14とつながる廃棄管16が設けられている。廃棄管15及び廃棄管16は、循環タンク6から供給する薬液18を切り替えるときに、配管、タンクを清掃後の廃液を廃棄する場合に使用する経路である。
本発明に係るロールコーター装置には、上記の循環タンク6と、薬液供給管10−薬液供給ポンプ7−薬液供給枝管11により構成される薬液供給経路と、薬液排出管12−バッファータンク8−薬液回収管13−薬液回収ポンプ9により構成される薬液回収経路と、からなる薬液18の供給・回収経路と全く同様に、循環タンク6Aと、薬液供給管10A−薬液供給ポンプ7A−薬液供給枝管11Aにより構成される薬液供給経路と、薬液排出管12A−バッファータンク8A−薬液回収管13A−薬液回収ポンプ9Aにより構成される薬液回収経路と、からなる薬液18の供給・回収経路が設置されている。つまり、1つの塗装ロール1に対して薬液の供給経路及び回収経路がそれぞれ2系統設置されている。ここで、循環タンク6Aとつながる薬液の供給経路及び回収経路は、上記に説明した循環タンク6とつながる薬液の供給経路及び回収経路と同一構成であるので、その説明は省略する。尚、図1では、供給経路及び回収経路がそれぞれ2つ薬液槽4と接続しているが、これは接続可能であることを示すもので、薬液18を塗布する際には、何れか一方の供給経路及び回収経路が薬液槽4と接続しており、他方の供給経路及び回収経路は薬液槽4とは分離され、各経路に設置された遮断弁(図示せず)で密封されている。
また、本発明に係るロールコーター装置では、薬液槽4が薬液槽4Aと交換可能となっている。塗装ロール1は、故障や破損した場合或いは塗りムラが生じた場合は、その部位を取り替えることができるが、特段の支障のない場合は、同一のものを使用する。
このようにして本発明に係るロールコーター装置が構成されている。以下、このように構成されるロールコーター装置を用いて種類の異なる薬液18を塗布する例を説明する。ここでは、使用する薬液18を薬液Aから薬液Bに切り替える場合について説明する。
循環タンク6に薬液Aを注入し、薬液供給管10−薬液供給ポンプ7−薬液供給枝管11により構成される薬液供給経路により薬液Aを薬液槽4に供給し、同時に、薬液排出管12−バッファータンク8−薬液回収管13−薬液回収ポンプ9により構成される薬液回収経路により薬液槽4からオーバーフローする薬液Aを循環タンク6に回収する。
この状態で、帯状被塗装物17をロールコーター装置内を通過させ、搬送される帯状被塗装物17の両表面に一対のアプリケーターロール3によって薬液Aの薬液膜19を形成させる。このようにして所定量の帯状被塗装物17に薬液Aを塗布する。
薬液Aの塗布が完了したなら、それぞれの薬液槽4と薬液供給枝管11とを分離するとともに、それぞれの薬液槽4と薬液排出管12とを分離し、分離後、薬液Aを滞留する薬液槽4を取り外して撤去する。その後、薬液Aの付着したピックアップロール2及びアプリケーターロール3を清掃する。また、薬液18が替わることから、必要に応じてアプリケーターロール3を交換する。次いで、予め清掃済みの空の薬液槽4Aを薬液槽4に替わって取り付ける。その後、薬液槽4Aに薬液供給枝管11A及び薬液排出管12Aを取り付ける。尚、薬液供給枝管11及び薬液供給枝管11Aが薬液槽4,4Aと直結する方式でない場合(例えば薬液供給枝管11及び薬液供給枝管11Aが架台に取り付けられているような場合)には、薬液供給枝管11及び薬液供給枝管11Aの着脱は必要としない。
薬液槽4Aに薬液供給枝管11A及び薬液排出管12Aが接続されたなら、予め循環タンク6Aに注入された薬液Bを、薬液供給管10A−薬液供給ポンプ7A−薬液供給枝管11Aにより構成される薬液供給経路により薬液槽4Aに供給し、同時に、薬液排出管12A−バッファータンク8A−薬液回収管13A−薬液回収ポンプ9Aにより構成される薬液回収経路により薬液槽4Aからオーバーフローする薬液Bを循環タンク6Aに回収する。この状態で、帯状被塗装物17をロールコーター装置内を通過させ、搬送される帯状被塗装物17の両側表面に一対のアプリケーターロール3によって薬液Bの薬液膜19を形成する。
循環タンク6から次回も薬液Aを供給する場合も、供給経路、回収経路及びポンプ内で残薬液が乾燥するなどして故障の原因となる可能性があるため、循環タンク6とつながる薬液の供給経路及び回収経路の清掃をすることが好ましい。清掃を行わない場合は、次回使用するときまで使用していない系統で薬液槽4をバイパスして薬液を循環させておくことが好ましい。更に、次回に薬液Cを供給する場合には、循環タンク6自体、並びに循環タンク6とつながる薬液の供給経路及び回収経路の清掃が必要であり、この清掃は薬液Bの塗装中に行うものとする。
このようにして使用する薬液18を切り替えることにより、切り替え時間を大幅に短縮することが可能となる。表1は、薬液の供給経路及び回収経路が1経路のみのロールコーター装置の場合(従来例)と、本発明に係るロールコーター装置の場合(本発明例)とで、切り替え時間を比較して示すものである。
Figure 0005434029
表1に示すように、従来、約5時間費やしていた切り替え作業を約2時間で完了することができ、作業時間の大幅な短縮が可能となる。
このように、本発明に係るロールコーター装置によれば、1つの塗装ロール1に対して薬液の供給経路及び回収経路を2系統以上備えているので、使用する薬液18を切り替える際には、それまで使用していた経路とは異なる経路を介して薬液18の供給及び回収が可能であり、従来、薬液18を貯留する循環タンク6や、供給経路及び回収経路などの清掃に費やしていた時間を短縮でき、短時間に薬液を切り替えることが実現され、ロールコーター装置の生産性を大幅に向上させることが可能となる。
尚、本発明は上記説明の範囲に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。例えば、上記説明では、塗装ロールが一対のピックアップロールと一対のアプリケーターロールとの合計4つのロールによって構成されているが、前述の図3に示すように、1つのピックアップロールと1つのアプリケーターロールとの合計2つのロールによって構成される塗装ロールでもあってもよく、また、ピックアップロール及びアプリケーターロールの他にメタリングロールを備えた塗装ロールでもあってもよい。また、薬液の供給系統及び回収系統も上記説明の範囲に限るものではなく、例えば、バッファータンク8,8Aを設置せず、薬液槽4,4Aから直接循環タンク6,6Aに回収するようにしてもよい。要は、1つの塗装ロールに対して複数の薬液供給経路及び薬液回収経路が設置されているということである。
本発明に係るロールコーター装置の全体構成を示す概略図である。 図1に示すロールコーター装置の部分概略拡大図である。 従来のロールコーター装置の全体構成図である。
符号の説明
1 塗装ロール
2 ピックアップロール
3 アプリケーターロール
4 薬液槽
5 オーバーフロー壁
6 循環タンク
7 薬液供給ポンプ
8 バッファータンク
9 薬液回収ポンプ
10 薬液供給管
11 薬液供給枝管
12 薬液排出管
13 薬液回収管
14 廃棄タンク
15 廃棄管
16 廃棄管
17 帯状被塗装物
18 薬液
19 薬液膜
20 バックアップロール

Claims (2)

  1. 薬液を貯留する循環タンクと、該循環タンクから供給される薬液を溜める薬液槽と、前記循環タンク内の薬液を前記薬液槽に供給する薬液供給経路と、前記薬液槽からオーバーフローした薬液を前記循環タンクに回収する薬液回収経路と、前記薬液槽内の薬液を搬送される帯状被塗装物に塗布する塗装ロールと、を備えたロールコーター装置であって、前記薬液槽は、前記薬液回収経路の一部分を構成する薬液排出管と着脱可能であって、前記循環タンク、前記薬液供給経路及び前記薬液回収経路からなる系統に対して取り替え可能に配置され、且つ、前記循環タンク、前記薬液供給経路及び前記薬液回収経路は、1つの塗装ロールに対して2系統以上配置されていることを特徴とするロールコーター装置。
  2. 請求項1に記載のロールコーター装置を用いて帯状被塗装物に薬液を塗布するにあたり、使用する薬液の種類を切り替えるときには、前記薬液槽を取り替えるとともに、それまで使用していた、循環タンク、薬液供給経路、薬液回収経路からなる系統とは別の系統を用いて新たな薬液を供給し且つ回収することを特徴とする、ロールコーター装置における薬液切り替え方法。
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