JP5432325B2 - インバータ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、交流モータを負荷とする電圧型インバータ装置に関し、特に電源電流中の高調波成分を低減させると共に、非常停止、運転停止等によりインバータ装置がスイッチング動作を停止した時に平滑用コンデンサが破壊されないようにする技術に関する。
従来、入力交流電力を整流して得た直流電力をスイッチングして可変電圧、可変周波数の三相交流電力に変換し、その電力で三相交流モータを可変速制御するインバータ装置が広く利用されている。図11は、そのようなインバータ装置の構成例を示したものである。インバータ装置100は、商用電源101から供給を受けた三相交流電圧を全波整流して直流電圧に変換する整流回路102と、その直流電圧をスイッチングして三相交流電圧に変換して負荷である三相モータ107に供給するインバータ回路103から構成される。
インバータ回路103はインバータ主回路104とゲート駆動回路105とから構成され、ゲート駆動回路105はインバータ主回路104内の各スイッチング素子を制御してその出力端子106から指定された周波数の三相交流電圧を負荷モータ107に出力させる。
このインバータ装置100において、入力交流電圧を直流電圧に変換する整流回路102には、図に示したようなコンデンサ入力型の整流回路が最も多く採用される。このコンデンサ入力型の整流回路102の出力側に接続されたコンデンサ108は、整流回路102の出力電圧を平滑化させる。
従来、コンデンサ108の容量は、インバータ装置100に最大負荷をかけた場合における整流回路102の出力電圧リップルが10%以内に納まるようにするため、20000×10−6×Pm/Vac〜45000×10−6×Pm/Vac〔F〕(Pmはモータの消費電力、Vacは商用電源の電圧)の範囲の非常に大きな値にされてきた。これはコンデンサ108に使用する電解コンデンサのリップル電流耐量による制限や、モータ駆動性能の向上を図るためである。しかしながら、このような大容量のコンデンサの採用は、電源電流中の高調波成分の増大、力率の悪化、実効値電流及びピーク電流の上昇などの負の効果をもたらす。
その対策として、三相交流電圧を電源とするコンデンサレス・インバータ装置と呼ばれる装置が開発された(例えば、特許文献1参照)。このコンデンサレス・インバータ装置では、コンデンサ108として小容量のフィルムコンデンサを使用する。コンデンサ108の容量が小さいためインバータ主回路104には脈動を含む直流電圧が供給される。脈動を含む直流電圧をそのままスイッチングしては、負荷モータ107には脈動を含む三相交流電圧が出力されてしまう。
そこで、ゲート駆動回路105で脈動を含む直流電圧の値を検出し、その値を基にインバータ主回路104内のスイッチング素子に与えるPWM変調のためのタイミング信号に補正を加える。それにより、負荷モータ107には脈動の影響を受けない振幅一定の三相交流電圧を出力するようにしている。
コンデンサレス・インバータ装置には、このように平滑用コンデンサの容量を小さくできる利点がある。しかしながら、負荷である負荷モータ107や電源供給線はインダクタンスを有する。そのため平滑用コンデンサの容量を小さくし過ぎると、インバータ主回路104が停止した時に、そのインダクタンス蓄えられていたエネルギーにより平滑用コンデンサが過電圧となって破壊されることがある。
特開昭56−49693号公報
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、その課題は、従来のような大容量のコンデンサを使用することなく入力電源電流中の高調波成分を抑制し、且つ放電回路や過電圧抑制回路を設けることもなく整流回路の出力母線に接続した回路素子の過電圧による破損を防止できるインバータ装置を提供することにある。
前記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、三相交流電源から供給を受けた交流電圧を所定電圧、所定周波数の三相交流電圧に変換して負荷である三相交流モータに供給するインバータ装置であって、三相全波整流器と平滑用コンデンサで構成したコンデンサ入力型三相全波整流回路と、該整流回路の出力する直流電圧をスイッチングして前記三相交流電圧に変換するインバータ回路とを備えて構成され、前記三相交流電源の電源電圧をVac〔V〕、前記三相交流モータの消費電力をPm〔W〕としたとき、前記平滑用コンデンサの容量C〔F〕を、次式を満足する値としたことを特徴とするインバータ装置である。
443×10−6・Pm/Vac≦C≦1829×10−6・Pm/Vac
このような構成のインバータ装置によれば、平滑用コンデンサの容量が小さいにも関わらず入力電流中の高調波成分を少なくすることができる。且つ、インバータ回路の動作停止直後に直流母線間に発生する過電圧により直流母線間に接続した回路素子が破壊されることを防止することができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のインバータ装置において、前記三相全波整流器の入力側に抵抗を直列に接続したことを特徴とするインバータ装置である。
このような構成のインバータ装置によれば、コンデンサ入力型三相全波整流回路の出力電圧が不安定になることを防止することができる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のインバータ装置において、前記三相全波整流器と平滑用コンデンサとの間に抵抗を直列に接続したことを特徴とするインバータ装置である。
このような構成のインバータ装置によれば、コンデンサ入力型三相全波整流回路の出力電圧が不安定になることを防止することができる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のインバータ装置において、前記消費電力Pm〔W〕に代えて該インバータ装置の定格出力Pr〔W〕を使用したことを特徴とするインバータ装置である。
このような構成としても請求項1に記載の発明と同様の効果を奏する。
第1の実施形態に係るインバータ装置の回路構成である。 コンデンサ入力型三相全波整流回路2が出力する直流電圧Vdcの波形例である。 コンデンサCの平均エネルギーがモータ13の必要とするエネルギーより大きくなった場合の直流電圧Vdcの波形例である。 Kkの値を変化させた場合における電流ひずみ率THDの変化のシミュレーション結果である。 モータ電流Imのフェザー図である。 第2の実施形態に係るインバータ装置の回路構成である。 図6に示したインバータ回路の直流回路部の解析モデルである。 図6に示したインバータ回路の変形実施形態である。 第3の実施形態に係るインバータ装置の回路構成である。 第4の実施形態に係るインバータ装置の回路構成である。 従来技術に係る図1相当図である。
以下、本発明に係るインバータ装置の実施形態の例を形態別に図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るインバータ装置の回路構成をブロック図を交えて示したものである。本実施形態のインバータ装置1は、コンデンサ入力型整流回路2とインバータ回路3より構成される。そのインバータ回路3はインバータ主回路4とインバータ制御回路5より構成される。
コンデンサ入力型整流回路2は三相全波整流回路として構成してあり、6個のダイオードD1〜D6により構成した三相全波整流器7の出力側に平滑用のコンデンサCを接続して構成してある。整流器7は、三相交流電源9からインダクタンスLsをもつ系統を経て供給される入力電流Isを整流し、その出力に接続した直流母線10、11を介してコンデンサCに供給する。コンデンサCは整流された直流電流による充電を受け、平滑化した直流電圧Vdcをインバータ主回路4に供給する。
インバータ主回路4はフリーホィールダイオードを逆並列接続した6個のスイッチング素子Q1〜Q6により構成した周知のブリッジ回路であり、整流回路2より供給を受けた直流電圧Vdcをスイッチングして三相交流電圧に変換する。そして、出力端子8より負荷である三相交流モータ13に供給する。三相交流モータ13は等価回路で表わしてある。
インバータ制御回路5は、インバータ主回路4を構成するスイッチング素子Q1〜Q6のゲート駆動信号を生成するゲート駆動回路であり、インバータ主回路4からパルス幅変調された指定周波数の三相交流電圧が出力されるように制御する。
ところでこのような構成のインバータ装置1では、インバータ主回路4が供給を受ける直流電圧Vdcの値が変動すると出力の三相交流電圧の振幅も変動する。しかし、一般的にファンやポンプ等に使用するモータでは振幅が変動しても大きな問題は生じない。また、直流電圧Vdcの変動を検出して出力の三相交流電圧の振幅を補正する方法も考案されている。そこで、本実施形態のインバータ装置1では次のような考え方により、コンデンサCの容量を「背景技術」で述べたような種々の問題を引き起こすことの少ない小さな値に決定する。
図2は、コンデンサ入力型三相全波整流回路2が出力する直流電圧Vdcの波形の一部を描いたものである。三相交流電源9の周波数をfとすると、直流電圧Vdcには周波数6fの電圧リップルが含まれる。リップルの周期は図に示すように1/(6f)である。リップルの前半(図の期間T1)ではコンデンサCへの充電電流が放電電流を上回って直流電圧Vdcは上昇する。反対に後半(図の期間T2)では逆となって直流電圧Vdcは降下する。
図2においてリップルの後半半分の電圧減少期間T2におけるコンデンサCの平均エネルギーがモータ13の必要とするエネルギーより大きくなった場合、図3に示すように直流電圧Vdcが交流入力電圧を超える時間が延びる。そして、ダイオードD1〜D6の通流時間が短くなり、後述のように高調波電流成分が急激に増加する。
従って、コンデンサC内のエネルギーは、リップルの周期1/(6f)の半分の電圧減少期間T2において負荷であるモータ13が必要とするエネルギー以下となるようにコンデンサCの容量を決定する。
直流電圧Vdcの平均値VdcAVGは、三相交流電源9の線間実効値電圧をVacとすると次の式で表わされる。
VdcAVG=1.35・Vac
コンデンサCの平均蓄積エネルギーEcは次式で表わされる。
Ec=(1/2)・C・VdcAVG
リップルの周期1/(6f)の半分の電圧減少期間T2においてモータ13が必要とするエネルギーEpは、モータ13の消費電力をPmとして次のように表わされる。
Ep=Pm・(1/(6f))・(1/2)
従って、
Ec≦Ep
となるようにするには、
(1/2)・C・(1.35・Vac)≦Pm・(1/(6f))・(1/2)
これより、
C≦Pm/(10.935・f・Vac) (1)式
となる。即ち、コンデンサCの容量をこのように決定すれば高調波発生量を少なくすることができる。
次に、モータ13の運転中に過電圧や過電流等でインバータ装置1を非常停止、運転停止等により停止させた場合を検討する。その場合、モータ13、途中の配線などのインダクタンスに蓄えられていたエネルギーはコンデンサCに移り、その充電電圧である直流電圧Vdcを上昇させる。直流電圧Vdcが上昇し過ぎると、直流母線10、11間に接続した回路素子が損傷を起こす。従って、その電圧値が回路素子の定格電圧を超えないようにコンデンサCの容量を決めておく必要がある。
図1に示した本実施形態のインバータ装置1において、非常停止、運転停止等によりインバータ主回路4がスイッチング動作を停止する直前に電源インダクタンスLsに蓄えられているエネルギーをEs、平滑用のコンデンサCに蓄えられているエネルギーをEc、モータ13のインダクタンスに蓄えられているエネルギーをEmとする。すると、各エネルギーEs、Ec、Emは下記の式で表わされる。
ここで、整流回路2への入力電流Isは三相全波整流器7によって相電圧の最大電圧相と、最小電圧相の間のみに流れる。即ち、電源インダクタンスLsの2個分に電流が流れる。また、モータ13の等価回路におけるインダクタンス(L1+M)は1相分の値であり、電流は対称三相交流電流とする。
Es=(1/2)・(2・Ls)・Is (2)式
Ec=(1/2)・C・VdcSTA (3)式
Em=(1/2)・(3/2)・(L1+M)・Imo
+(1/2)・(3/2)・(L1+L2)・Iml (4)式
ここに、Lsは電源インダクタンス、Isは入力電流、L1はモータ13の一次漏れインダクタンス、L2はモータ13の二次漏れインダクタンス、Mはモータ13の励磁インダクタンス、Imoはモータ13の励磁電流、Imlはモータトルク発生に寄与するq軸電流、VdcSTAは動作停止させる前の直流母線10、11間の直流電圧Vdcのピーク値である。
これらのエネルギーは、インバータ主回路4が動作停止した後にすべてコンデンサCに移る。動作停止後にコンデンサCに蓄えられているエネルギーをEcp、その時のコンデンサCの充電電圧(直流母線10、11間の電圧)をVdcPEAKとすると、エネルギーEcpは次のように表わされる。
Ecp=(1/2)・C・VdcPEAK (5)式
この電圧VdcPEAKが直流母線10、11間に接続された回路素子の定格電圧を超えないようにしておく必要がある。従って、電圧VdcPEAKの値が回路素子の定格電圧に等しいとして(5)式により計算されるエネルギーEcpの値が、コンデンサCに蓄えられる最大許容エネルギーとなる。以後、電圧VdcPEAKは回路素子の定格電圧に等しいとして回路素子定格電圧と呼び、その値に基づき(5)式により計算されるエネルギーEcpを最大許容エネルギーと呼ぶことにする。
ここで、インバータ主回路4の動作停止時にモータ13のインダクタンスに蓄えられている(4)式のエネルギーEmのうち、右辺第2項のエネルギー(1/2)・(3/2)・(L1+L2)・Imlは、すべてモータ13内で消費されるエネルギーである。従って、上記の最大許容エネルギーEcpと、動作停止後にコンデンサCに移るエネルギーとの間には次の条件で成立している必要がある。
Ecp≧Es+Ec+Em (6)式
これに(2)〜(5)式を代入する。但し、EmについてはコンデンサCに移る分のみを考慮する。すると、次の関係が得られる。
(1/2)・C・VdcPEAK≧(1/2)・(2・Ls)・Is
+(1/2)・C・VdcSTA+(1/2)・(3/2)・(L1+M)・Imo
(7)式
更に、VdcSTA=Vac・√2の関係にあるので、これを(7)式に代入して整理するとコンデンサCの容量Cについて次の関係式が得られる。
C≧(2・Ls・Is+(3/2)・(L1+M)・Imo
/(VdcPEAK−2・Vac) (8)式
コンデンサCの容量Cが(8)式を満たせば、インバータ主回路4の動作停止後における直流母線10、11間の直流電圧Vdcが回路素子定格電圧VdcPEAKを超えることはない。即ち、右辺の値がインバータ主回路4の動作停止後に回路素子が過電圧とならないためのコンデンサCの最小値となる。
(1)式と(8)式とからコンデンサCの容量Cは次のようになる
(2・Ls・Is+(3/2)・(L1+M)・Imo)/(VdcPEAK−2・Vac) ≦C≦Pm/(10.935・f・Vac) (9)式
高調波が含まれる全体量を表わすファクターとしてひずみ率がある。電源高調波の一般的な定義は基本波に対して2倍以上、40倍程度までの整数倍の周波数を持つ正弦波であり、電流ひずみ率THDはそれらの成分に基づいて次式により定義される。
Figure 0005432325
ところで、前述の(1)式における1/(10.935・f)をKkとおくと、(1)式は次のようになる。
C≦(Pm/Vac)・Kk (11)式
この式によればコンデンサCの容量はモータ13の消費電力Pm〔W〕に比例し、電源電圧Vac〔V〕の2乗に反比例する。仮にKkを変化させ(10)式の定義による電流ひずみ率THDをシミュレーションした結果を図4に示す。
この結果によると、コンデンサCの平均蓄積エネルギーEcが直流電圧Vdcのリップル1周期(1/(6・f))の放電期間T2においてモータ13が必要とするエネルギーを上回ると電流ひずみ率THDは急に増加することがわかる。急増加する点は電源周波数f(Hz)が50Hzの場合でKk=1829×10−6、60Hzの場合でKk=1524×10−6となる。
以上のことから、本実施形態のインバータ装置1におけるコンデンサCの容量は(9)式を満足するように決めてある。コンデンサCの容量をこのような値にしておけば、高調波発生量を少なく、且つインバータ主回路4の動作停止による回路素子の破壊を防止することができる。
次に、(8)式を変形して一般的な値に置き換える。cosφmをモータ力率、ηmotをモータ効率、ηinvをインバータ効率とすると、それらの一般的数値は、それぞれcosφm=0.9、ηmot=0.9、ηinv=0.95である。
また、電源インダクタンスをLs、定格電流時の電源インダクタンスLsによる電圧降下率を%Vlとすると、
%Vl=√3・2・π・f・Ls・Is/Vac
であり、その電圧降下率%Vlの一般値は1%である。
一般的に電源電圧がAC200V系統に接続されるインバータ装置のスイッチング素子の耐圧はDC600V、AC400V系統に接続されるスイッチング素子の耐圧はDC1200Vとされる。従って、次式で計算される電圧裕度Mmは2.1とする。
Mm=VdcPEAK/(Vac・√2)
ここに、VdcPEAKは先に述べたように直流母線10、11に接続される回路素子の定格電圧、Vacは交流電源電圧である。
これらの一般値を用いて電源インダクタンスLsに蓄積されるエネルギーEsを算出するため(2)式を変形する。まず、入力電流Is、電源インダクタンスLsは次のように計算される。
Is=(Pm/Vac)/((1−%Vl)・√2・ηinv・ηmot)
Ls=(Vac/Pm)・((1−%Vl)・%Vl・√2・ηinv・ηmot)
/(√3・2・π・f)
ここで、コンデンサCの容量が十分に小さく、整流器7の出力電流Idcが連続であると入力電流Is≒Idcとなることから、電源インダクタンスLsに蓄積されるエネルギーEsはこれらの関係式を(2)式に代入して次のように求められる。
Es≒Pm・K1 (12)式
但し、
K1=%Vl/(2・√6・π・f・(1−%Vl)・ηinv・ηmot)
同様に、モータ13のインダクタンスに蓄えられていたエネルギーEmを算出するため(4)式を変形する。まず、モータ13の一次漏れインダクタンスをL1、励磁インダクタンスをMとしてLmo=L1+Mとする。そしてモータ電流をIm、モータ13の相電圧をVm、モータ励磁電流をImoとすると、モータ電流Imのフェザー図が図5に示すようになることから、
Im=(Pm/Vinv)・(1/(√3・cosφm・ηmot))
Vinv≒Vac・(1−%Vl)
従って、モータ13の励磁電流Imoは、
Imo=Im・(1−cosφm)1/2
=(Pm/Vac)・(1−cosφm)1/2
/(√3・cosφm・ηmot・(1−%Vl)) (13)式
また、
Lmo=(Vinv/√3)・1/(2・π・f)・1/Imo (14)式
ここで、Imoは正弦波実効値であるので、その最大値Impは、
Imp=√2・Imo (15)式
インバータ主回路4が動作停止する前にモータ13のインダクタンスに蓄えられていたエネルギーのうち、動作停止後にコンデンサCに移るエネルギーEmは(4)式の右辺第1項である。その右辺第1項に(13)、(14)、(15)式を代入して変形するとエネルギーEmが次のように求まる。
Em=Pm・K2 (15a)式
但し、
K2=(1−cosφm)1/2/(4・π・f・cosφm・ηmot)
以上より、(6)式の関係を使用してコンデンサCの容量を計算する。まず、(6)のEc、Ecpはそれぞれ(3)式、(5)式で表わされることから、
(1/2)・C・VdcPEAK≧Es+(1/2)・C・VdcSTA+Em
従って、コンデンサCの容量は次のようになる。
C≧2・(Es+Em)/(VdcPEAK−VdcSTA) (16)式
ここで、VdcPEAK、VdcSTAは次のように計算される。
VdcPEAK=Vac・√2・Mm・(1−%Vl)
VdcSTA=Vac・√2・(1−%Vl)
これらを(16)式に代入するとコンデンサCの容量は次のようになる。
C≧(Es+Em)/(Vac・K3) (17)式
但し、
K3=(Mm−1)・(1−%Vl)
Esは(12)式で計算され、Emは(15a)式で計算される。それらを(17)式に代入してコンデンサCの容量は次のようになる。
C≧(Pm・K1+Pm・K2)/(Vdc・K3)
≧(Pm/Vac)・Kn (18)式
但し、
Kn=(K1+K2)/K3
=(%Vl/(2・√6・π・f・(1−%Vl)・ηinv・ηmot)
+(1−cosφm)1/2/(8・π・f・cosφm・ηmot))
/((Mm−1)・(1−%Vl)
ここに、前記一般値を代入するとKnは次ようになる。
Kn=443×10−6 (19)式
従って、この(18)式と(11)式とからコンデンサCの容量C〔F〕は、
Kn・(Pm/Vac)≦C≦Kk・(Pm/Vac
となる。Knとして(19)式の数値を、Kkとして電源周波数f(Hz)が50Hzの場合の数値Kk=1829×10−6を用いると次のようになる。
443×10−6・Pm/Vac≦C≦1829・10−6・Pm/Vac (20)式
Kkとして電源周波数f(Hz)が60Hzの場合の数値Kk=1524×10−6を用いた場合は次のようになる。
443×10−6・Pm/Vac≦C≦1524・10−6・Pm/Vac
60Hzの場合のKkの数値に対応する電流ひずみ率THDの値と、50Hzの場合のKkの数値に対応する電流ひずみ率THDの値との差は図4に示したように大きくはない。従って、(20)式を満たすようにコンデンサCの容量C〔F〕を決めておけばよい。
コンデンサCの容量をこのように決めておけば、高調波発生量を少なく、且つインバータ主回路4が動作停止した際の回路素子の破壊を防止することができる。
(第2の実施形態)
次に、前述した第1の実施形態を変形した第2の実施形態について説明する。(9)式あるいは(20)式を満足するようにコンデンサCの容量を小さくした場合、電源インピーダンスや電源からインバータ装置1までの配線の条件によっては、整流回路2の出力直流電圧Vdcが多少、不安定になる心配がある。
図6は、そのような心配を解消したインバータ装置の構成例である。このインバータ装置1aは、図1に示したインバータ装置1の整流回路2に抵抗Rを追加したものである。抵抗Rは整流器7とコンデンサCとの間に直列に接続してある。
ここで、このような抵抗Rを追加することによって直流回路部の動作が安定化し、整流回路2の出力直流電圧Vdが安定化することを回路解析により説明する。電源及び配線インピーダンスの和を直流回路部に変換した定数として表わしたものが図7に示す直流回路部の解析モデルである。各部を流れる電流を図中に示すように定義すると、回路方程式は次のように表現できる。
vS=L・(d/dt)iS+R・iS+vdc (21)式
iS−ii=C・(d/dt)vdc (22)式
この回路方程式に基づいて入力電圧を表わすvSから直流回路部の出力としての電流iiまでの伝達関数を求め、その極を調べることで直流回路部の安定性を考察する。
このときモータ13へ電力を供給する電圧形インバータ回路3は、電力一定の負荷と近似して考えることができる。即ち、
ii・vdc=PO=一定
これは、インバータ制御回路5による出力電圧補正が動作している場合、直流電圧vdcが変化してもモータ13への出力電圧が変化しないように変調率あるいはパルス幅が調整されるからである。
このような前提で伝達関数を求めていく。ある動作点として以下の状態を考える。
ii=IO 、 vdc=VO
この動作点において、線形近似を行なうとvdcとiiには次の関係がある。
ii=(PO/VO)・(2VO−vdc) (23)式
まず、(22)式と(23)式とからvdcを消去して次の関係が導かれる。
ii=(PO/VO)・(2VO−(1/C)∫(iS−ii)dt)
両辺を時間微分すると、
(d/dt)ii=−(1/C)・(PO/VO)・(iS−ii)
これをラプラス変換すると以下の関係が得られる。IS、IiはそれぞれiS、iiをラプラス変換したものである。
(s−(1/C)・(PO/VO))・Ii=−(1/C)・(PO/VO)・IS
(24)式
また、(21)式と(22)式にてvdcを消去してラプラス変換すると次の関係が得られる。
VS=L・s・IS+R・IS+(1/(C・s))・(IS−Ii) (25)式
(24)式と(25)式からIiを消去して整理すると次のようになる。
VS=((C・(L・s+R)・(s−(1/C)・(PO/VO))+1)
/(C・(s−(1/C)・(PO/VO))))・Is (26)式
(24)式と(26)式にてIsをIiに置き換えると以下の関係が導かれる。
Ii/VS=((1/(L・C))・(PO/VO))
/(s+(1/L)・(R−(L/C)・(PO/VO))・s
+(1/(L・C))・(1−R・(PO/VO)))
以上により、vdcからiiへの伝達関数が導かれたことになる。
伝達関数の極が左半面に存在すれば安定であるので、そのための条件を求める。
+(1/L)・(R−(L/C)・(PO/VO))・s
+(1/(L・C))・(1−R・(PO/VO))=0
上記を満たすs(複素数)をαとβとしたとき、αとβの双方が複素平面の左半面、即ち、実数部がマイナスであれば安定であることは良く知られている。そのための条件は以下にように考えられる。
α+β≦0 かつ α・β≧0
これは等価的に次の(27)、(28)式を同時に満たせばよいことになる。
α+β=−(1/L)・(R−(L/C)・(PO/VO))≦0 (27)式
α・β=(1/(L・C))・(1−R・(PO/VO))≧0 (28)式
これを整理すると次のようになる。
1≧(L/(R・C))・(PO/VO) (29)式
1≧R・(PO/VO) (30)式
(30)式は、PO=IO・VOの関係を用いると以下のように変形できる。
VO≧IO・R (31)式
また、入力電圧の動作点をVsoとし、定常状態であると仮定すると以下の関係がある。
Vso=VO+IO・R (32)式
(31)、(32)式から以下の関係が導かれる。
Vso/2≧IO・R (33)式
以上、(33)式の結果から電源インピーダンスや電源からインバータ装置までの配線の条件に関わらず安定に運転できるためには、抵抗Rでの電圧低下が電源電圧の半分より小さいことが必要条件である。単相入力の場合などはコンデンサ容量を小さくして全波整流すると平均電圧が大きく減少するので(15)式が安定運転できるための条件となる。これに対し三相入力の場合は、電圧降下量という点からは(15)式はいつも満たされる。
(29)式を変形すると次のようになる。
R≧(L/C)・(PO/VO) (34)式
従って、図6に示した抵抗Rの値は(34)式を満たす値にしておけばよい。
図6では抵抗Rを整流器7とコンデンサCとの間に直列接続したが、抵抗は図8に示すように整流器7の入力側(交流回路部)に直列接続してもよい。この場合の抵抗は(34)で計算した値の1/2の抵抗値(R/2)を持つ抵抗を各相に接続すればよい。このようにすることで直流回路部を一層安定させることができる。
(第3の実施形態)
次に、前述した第1の実施形態を変形した第3の実施形態について、図9に示した構成図を参照して説明する。このインバータ装置1cは、図1に示したインバータ装置1とはコンデンサ入力型整流回路2の入力側に三相の交流リアクトル6を追加してある点が異なる。追加した交流リアクトル6のインダクタンスをLacとする。
この構成の場合には、インバータ装置1が停止した時には電源系統のインダクタンスLsに加えて交流リアクトル6のインダクタンスLacに蓄えられていたエネルギーもコンデンサCに移り、その充電電圧である直流電圧Vdcを上昇させる。インバータ装置1が停止する直前に交流リアクトル6に蓄えられているエネルギーをEacとすると、その値は次式で表わされる。
Eac=(1/2)・(2・Lac)・Is (35)式
第1の実施形態で述べたように、直流母線10、11間に接続した回路素子がインバータ装置1の停止直後に過電圧により損傷するのを防ぐには、停止直後の直流母線10、11間のピーク電圧値が回路素子の定格電圧を超えないようにコンデンサCの容量を決めておく必要がある。
第1の実施形態の場合と同様に、直流母線10、11間に接続された回路素子の定格電圧をVdcPEAKとする。この場合、直流母線10、11間電圧がVdcPEAKに等しい時にコンデンサCに蓄えられているエネルギーEcpは、前述の(6)式で表わされる。回路素子の破壊を防止するには、このエネルギーEcpの値が、インバータ主回路4の動作停止直後にコンデンサCに移るエネルギーより大きくしておく必要がある。そのための条件である前述の(7)に相当する式は、本実施形態では次式のようになる。
Ecp≧Es+Eac+Ec+Em (36)式
この(36)式に前述の(2)〜(5)式及び(35)式を代入する。但し、EmについてはコンデンサCに移る分のみを考慮する。すると、次の関係が得られる。
(1/2)・C・VdcPEAK≧(1/2)・(2・Ls+2・Lac)・Is
+(1/2)・C・VdcSTA+(1/2)・(3/2)・(L1+M)・Imo
(37)式
更に、VdcSTA=Vac・√2の関係にあるので、これを(37)式に代入して整理するとコンデンサCの容量Cについて次の関係式が得られる。
C≧(2・(Ls+Lac)・Is+(3/2)・(L1+M)・Imo
/(VdcPEAK−2・Vac) (38)式
コンデンサCの容量Cが(38)式を満たせば、インバータ主回路4の動作停止後における直流母線10、11間の直流電圧Vdcが回路素子定格電圧VdcPEAKを超えることはない。即ち、右辺の値がインバータ主回路4の動作停止後に回路素子が過電圧とならないためのコンデンサCの最小値となる。
(1)式と(38)式とからコンデンサCの容量Cは次のようになる
(2・(Ls+Lac)・Is+(3/2)・(L1+M)・Imo)/(VdcPEAK
−2・Vac)≦C≦Pm/(10.935・f・Vac) (39)式
以上のことから、本実施形態のインバータ装置1bにおけるコンデンサCの容量は(39)式を満足するように決めてある。コンデンサCの容量をこのような値にしておけば、高調波発生量を少なく、且つインバータ主回路4の動作停止による回路素子の破壊を防止することができる。
(第4の実施形態)
次に、前述した第3の実施形態を変形した第4の実施形態について、図10に示した構成図を参照して説明する。このインバータ装置1dが図9に示したインバータ装置1bと異なる点は、三相の交流リアクトル6に代えて直流リアクトル12を用いた点である。直流リアクトル12は、コンデンサ入力型整流回路2内の三相全波整流器7と平滑用のコンデンサCとの間に接続してある。
直流リアクトル12のインダクタンスをLdcとすると、インバータ主回路4がスイッチング動作を停止する直前に直流リアクトル12に蓄えられているエネルギーEdcは次式で表わされる。
Edc=(1/2)・Ldc・Is (40)式
この場合の平滑用コンデンサCの容量は、前記(35)式のEac代わりに(40)式のEdcを用いて計算すればよい。従って、(39)式に相当する式は次のようになる。
2・(Ls+Ldc/2)・Is+(3/2)・(L1+M)・Imo)/(VdcPEAK
−2・Vac)≦C≦Pm/(10.935・f・Vac) (41)式
コンデンサCの容量をこの(41)を満足する値に決めておけば、電源電流中の高調波成分を低減させると共に、インバータ主回路4の動作停止による回路素子の破壊を防止することができる。
ここで、図9の回路構成で用いる交流リアクトル6、図10の回路構成で用いる直流リアクトル12の取り付け方について説明する。それらのリアクトルは、インバータ装置1、1aをコンパクトに製作するためにコンデンサ入力型整流回路2やインバータ回路3と主に同じ筐体内に収納することが好ましい。
更に、それらの交流リアクトル6、直流リアクトル12は、専用に製作されたリアクトルを用いるのではなく、配線を利用して構成することもできる。図9の回路構成で用いる交流リアクトル6の場合には、三相交流電源の入力端子とコンデンサ入力型整流回路2の入力端子との間の配線をコイル状に巻いて構成する。交流リアクトル6のインダクタンスLacの値としては、それ程大きな値を必要としないのでそのようにしても構成することができる。そのような構成とすれば、特別の交流リアクトルを取り付ける必要がなくなり、装置の小型化、製造コスト低減に効果がある。
図10の回路構成で用いる直流リアクトル12の場合には、コンデンサ入力型整流回路2における三相全波整流器7と平滑用コンデンサとの間の配線をコイル状に巻いて構成する。そのような構成とすれば、特別の直流リアクトルを取り付ける必要がなくなり、装置の小型化、製造コスト低減に効果がある。
なお、通常のインバータ装置には、適用するモータに対する定格出力や定格入力電流が定められている。従って、前記第1〜第4の実施形態における消費電力Pm〔W〕としては、モータの消費電力の代わりにインバータ装置の定格出力Pr〔W〕を使用してもよい。同様に、三相交流電源からの入力電流Is〔A〕に代えてインバータ装置の定格入力電流Ir(A)を使用してもよい。
図面中、1、1a、1b、1c、1dはインバータ装置、2はコンデンサ入力型三相全波整流回路、3はインバータ回路、4はインバータ主回路、5はインバータ制御回路、6は交流リアクトル、7は三相全波整流器、9は三相交流電源、12は直流リアクトル、13は三相交流モータ、Cは平滑用コンデンサ、Rは抵抗を示す。

Claims (4)

  1. 三相交流電源から供給を受けた交流電圧を所定電圧、所定周波数の三相交流電圧に変換して負荷である三相交流モータに供給するインバータ装置であって、
    三相全波整流器と平滑用コンデンサで構成したコンデンサ入力型三相全波整流回路と、該整流回路の出力する直流電圧をスイッチングして前記三相交流電圧に変換するインバータ回路とを備えて構成され、
    前記三相交流電源の電源電圧をVac〔V〕、前記三相交流モータの消費電力をPm〔W〕としたとき、前記平滑用コンデンサの容量C〔F〕を、次式を満足する値としたことを特徴とするインバータ装置。
    443×10−6・Pm/Vac≦C≦1829×10−6・Pm/Vac
  2. 請求項1に記載のインバータ装置において、前記三相全波整流器の入力側に抵抗を直列に接続したことを特徴とするインバータ装置。
  3. 請求項1に記載のインバータ装置において、前記三相全波整流器と平滑用コンデンサとの間に抵抗を直列に接続したことを特徴とするインバータ装置。
  4. 請求項1に記載のインバータ装置において、前記消費電力Pm〔W〕に代えて該インバータ装置の定格出力Pr〔W〕を使用したことを特徴とするインバータ装置。
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