JP5428944B2 - 内燃機関の燃焼制御装置 - Google Patents
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Description
圧縮自着火式の内燃機関の燃焼制御装置であって、
前記内燃機関の筒内を加熱するためのグロープラグと、
吸気弁の閉じ時期を可変に設定するための動弁機構と、
前記内燃機関の筒内壁温を推定する推定手段と、
前記内燃機関の低温運転時に、前記グロープラグへの通電を行う制御手段と、
前記グロープラグへの通電中に、前記筒内壁温が第1の基準温度に達した場合に、前記吸気弁の閉じ時期を吸気BDCに向かって進角させる進角手段と、
を備えることを特徴とする。
前記制御手段は、前記筒内壁温が第2の基準温度に達した場合に、前記グロープラグへの通電量を制限する手段を含むことを特徴とする。
前記第2の基準温度は、前記進角手段によって前記吸気弁の閉じ時期が進角された状態、且つ前記グロープラグへの通電が停止された状態で自着火可能な限界温度であることを特徴とする。
前記進角手段によって進角された前記吸気弁の閉じ時期を、該筒内壁温の上昇に応じて遅角させる遅角手段を更に備えることを特徴とする。
前記推定手段は、
前記内燃機関の始動時の冷却水温を取得する手段と、
前記内燃機関の始動からの筒内への投入熱量積算値を取得する手段と、
前記内燃機関の始動からの排気熱量積算値を取得する手段と、
を含み、前記冷却水温、前記投入熱量積算値、および前記排気熱量積算値に基づいて、筒内壁温を推定することを特徴とする。
前記進角手段は、前記内燃機関の実圧縮比が最大となる閉じ時期に進角させることを特徴とする。
[実施の形態1の構成]
図1は、本発明の実施の形態1としてのシステム構成を説明するための概略構成図である。図1に示すとおり、本実施の形態のシステムは内燃機関10を備えている。内燃機関10は、軽油を燃料とする圧縮自着火式のディーゼルエンジンとして構成されている。内燃機関10の筒内には、その内部を往復運動するピストン12が設けられている。また、内燃機関10は、シリンダヘッド14を備えている。ピストン12とシリンダヘッド14との間には、燃焼室16が形成されている。燃焼室16には、吸気通路18および排気通路20の一端が連通している。吸気通路18および排気通路20には、それぞれ吸気弁22および排気弁24が配置されている。
次に、本実施の形態1の動作について説明する。ディーゼルエンジンは空気の圧縮熱によって燃料の着火を行う。このため、低温始動時においては、圧縮端の筒内温度が低く、また熱損失も大きいため、着火が困難となる場合がある。そこで、本実施の形態1の内燃機関10はグロープラグ34を備えることとしている。グロープラグ34は、通電をONにすることで約1500℃程度に発熱するエレメントである。これにより、燃焼室16内に噴射された燃料を直接加熱することができるので、低温時の始動性を有効に高めることができる。
次に、図2を参照して、本実施の形態の具体的処理について説明する。図2は、上述した低温始動を実現するために本実施形態においてECU40が実行するルーチンのフローチャートである。尚、本ルーチンは、内燃機関10の低温始動時に繰り返し実行されるものとする。図2に示すルーチンでは、先ず、完爆の判定が実行される(ステップ100)。ここでは、具体的には、スタータが駆動されて内燃機関10が所定の安定始動状態に移行したか否かが判定される。その結果、未だ完爆状態に移行していないと判定された場合には、本ルーチンは速やかに終了される。
[実施の形態2の特徴]
次に、図3乃至図6を参照して、実施の形態2の特徴について説明する。本実施の形態2は、図1に示すハードウェア構成を用いて、後述する図7に示すルーチンを実行することにより実現することができる。
次に、図7を参照して、本実施の形態の具体的処理について説明する。図7は、上述した低温始動を実現するために本実施形態においてECU40が実行するルーチンのフローチャートである。尚、本ルーチンは、内燃機関10の低温始動時に繰り返し実行されるものとする。図7に示すルーチンでは、先ず、完爆の判定が実行される(ステップ200)。ここでは、具体的には、上記ステップ100と同様の処理が実行される。その結果、未だ完爆状態に移行していないと判定された場合には、本ルーチンは速やかに終了される。
12 ピストン
14 シリンダヘッド
16 燃焼室
18 吸気通路
20 排気通路
22 吸気弁
24 排気弁
26 エアクリーナ
28 エアフローメータ
30 後処理装置
32 排気温度センサ
34 グロープラグ
36 燃料噴射弁
38 可変動弁装置
40 ECU(Electronic Control Unit)
42 クランク軸
44 クランク角センサ
46 水温センサ
Claims (6)
- 圧縮自着火式の内燃機関の燃焼制御装置であって、
前記内燃機関の筒内を加熱するためのグロープラグと、
吸気弁の閉じ時期を可変に設定するための動弁機構と、
前記内燃機関の筒内壁温を推定する推定手段と、
前記内燃機関の低温運転時に、前記グロープラグへの通電を行う制御手段と、
前記グロープラグへの通電中に、前記筒内壁温が第1の基準温度に達した場合に、前記吸気弁の閉じ時期を吸気BDCに向かって進角させる進角手段と、
を備えることを特徴とする内燃機関の燃焼制御装置。 - 前記制御手段は、前記筒内壁温が第2の基準温度に達した場合に、前記グロープラグへの通電量を制限する手段を含むことを特徴とする請求項1記載の内燃機関の燃焼制御装置。
- 前記第2の基準温度は、前記進角手段によって前記吸気弁の閉じ時期が進角された状態、且つ前記グロープラグへの通電が停止された状態で自着火可能な限界温度であることを特徴とする請求項2記載の内燃機関の燃焼制御装置。
- 前記進角手段によって進角された前記吸気弁の閉じ時期を、該筒内壁温の上昇に応じて遅角させる遅角手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の内燃機関の燃焼制御装置。
- 前記推定手段は、
前記内燃機関の始動時の冷却水温を取得する手段と、
前記内燃機関の始動からの筒内への投入熱量積算値を取得する手段と、
前記内燃機関の始動からの排気熱量積算値を取得する手段と、
を含み、前記冷却水温、前記投入熱量積算値、および前記排気熱量積算値に基づいて、筒内壁温を推定することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載の内燃機関の燃焼制御装置。 - 前記進角手段は、前記内燃機関の実圧縮比が最大となる閉じ時期に進角させることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載の内燃機関の燃焼制御装置。
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