JP5428684B2 - 半導体発光素子 - Google Patents

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本発明は、n型層、発光層及びp型層を下側からこの順で有する半導体積層体を備えた半導体発光素子に関する。
従来、この種の半導体発光素子として、サファイア基板上にn型GaN層、i型GaN層が順に積層され、n型GaN層上の電極がi型GaN層上の電極により取り囲まれた青色発光デバイスが提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、GaAs基板上にInGaAlPからなるn型クラッド層、InGaAlPからなる活性層、InGaAlPからなるp型クラッド層を順に積層し、n型InGaAlP層上のAuGe/Auからなるn側電極が、p型InGaAlP層上のAuZn/Auからなるp側電極により囲まれてなる発光ダイオードも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
実開平4−103666号公報 特開平7−254732号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載の半導体発光素子では、i型GaN層上あるいはp型クラッド層上の電極が金属からなることから、当該電極による遮光作用により、光取り出し効率が悪いという問題点がある。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、半導体積層体における電流の拡散性を損なうことなく、素子の光取り出し効率を向上させることのできる半導体発光素子を提供することにある。
本発明によれば、第1導電型層、発光層及び第2導電型層を下側からこの順で有する半導体積層体と、前記第1導電型層上に形成される第1電極と、前記第2導電型層上に形成され酸化物からなり当該第2導電型層よりもシート抵抗が小さい透明電極、及び、当該透明電極上に形成され金属からなり当該透明電極よりもシート抵抗が小さい補助電極を有する第2電極と、を備え、前記補助電極は、平面視にて素子の中央側の領域に形成される前記第1電極の本体を半分以上包囲し前記第1電極の前記本体との平面視の距離が最小となる最小距離部を延在方向について複数有する線状の包囲部と、平面視にて前記包囲部の外側であって前記素子の1つの隅部に形成されワイヤを接続するためのパッド部と、を含み、前記第1電極は、平面視にて、前記本体から前記包囲部の両端の間から前記素子の1つの隅部と反対側の隅部の方向へ延びる線状の突出部を有し、
前記第1電極の前記突出部は、前記包囲部の前記両端との平面視の距離が前記最小距離部と等しい半導体発光素子が提供される。
この半導体発光素子によれば、第1電極及び第2電極に電圧を印加すると、第1導電型層、発光層及び第2導電型層に電流が流れ、電子と正孔の再結合により発光層から光が放射される。ここで、第2電極において、補助電極が透明電極よりもシート抵抗が小さいことから、透明電極における補助電極との接触部分に優先的に電流が流れる。補助電極は、平面視にて、第1電極の本体を半分以上包囲する包囲部を有し、しかも包囲部が第1電極との距離が最小となる最小距離部を複数箇所有することから、補助電極と第1電極の本体との間で電流は均一に拡散する。また、第1電極は包囲部の両端の間へ延びる突出部を有することから、包囲部の両端と突出部の間でも電流が流れる。これにより、電圧印加時、発光層にて比較的大きな面積で発光させることができる。また、第2導電型層上の透明電極により光の取り出しが阻害されることはないし、透明電極上の補助電極は線状であることから補助電極による光取り出し効率の低下を最小限に抑制することができる。
この半導体発光素子によれば、第1電極の突出部と補助電極との間で電流が集中するようなことはない。
上記半導体発光素子において、前記第1導電型層と前記透明電極とのシート抵抗の比は、前記第1電極と前記補助電極の前記包囲部との平面視における互いの対向部分の長さの比と、略等しいことが好ましい。
この半導体発光素子によれば、第1導電型層と透明電極のうち、シート抵抗の高い方の電極の近傍に発光が集中することとなる。ここで、第1電極と補助電極の包囲部との対向部分の長さの比は、第1導電型層と透明電極のシート抵抗の比と略等しいことから、電流が集中するエリアが比較的広くなり、過度の電流集中を防止して電流を拡散させることができる。
上記半導体発光素子において、前記第1導電型層及び前記透明電極は、前記シート抵抗が略等しく、前記補助電極の前記包囲部及び前記第1電極は、前記対向部分の長さが略等しいことが好ましい。
この半導体発光素子によれば、第1導電型層のシート抵抗と透明電極のシート抵抗とが略等しいことから、第1電極と補助電極の包囲部の対向部分の長さが略等しいことと相俟って、発光層をさらに効率良く発光させることができる。
上記半導体発光素子において、前記第1電極の前記本体は、平面視にて円形に形成される構成としてもよい。
上記半導体発光素子において、前記包囲部は、平面視にて、前記パッド部の前記第1電極側端部と一体的に形成され、前記第1電極の前記本体と同心の円弧状の円弧状区間を有する構成としてもよい。
本発明によれば、半導体積層体における電流の拡散性を損なうことなく、素子の光取り出し効率を向上させることができる。
図1は、本発明の一実施形態を示すLED素子の模式平面図である。 図2は、図1のA−A断面図である。 図3は、図1のB−B断面図である。 図4は、変形例を示すLED素子の模式平面図である。
図1及び図2は本発明の一実施形態を示すものであって、図1は本発明の一実施形態を示すLED素子の模式平面図、図2は図1のA−A断面図、図3は図1のB−B断面図である。
図1に示すように、このLED素子1は、上面側にn側電極10及びp側電極20が形成されるフェイスアップ型である。平面視にて、n側電極10はLED素子1の上面の中央に形成され、p側電極20がn側電極10を取り囲むよう形成されている。本実施形態においては、平面視にて、LED素子1は略正方形状を呈している。また、n側電極10は、LED素子1の中央側の領域に円形に形成される本体11と、本体11からLED素子1の1つの隅部(図1においては左上の隅部)へ向かって突出する線状の突出部12と、を有している。また、p側電極20は、LED素子1の外縁側の領域に形成されている。
図2に示すように、LED素子1は、サファイアからなる基板30と、基板30上に形成されInAlGa1−x−yN(0≦x≦1,0≦y≦1,0≦x+y≦1)の式で表されるGaN系半導体40と、を備えている。半導体積層体としてのGaN系半導体40は、基板30上に成膜されるバッファ層41と、バッファ層41上に形成される第1導電型層としてのn型層42と、n型層42上に形成される多重量子井戸構造の発光層43と、発光層43上に形成される第2導電型層としてのp型層44と、を下側からこの順で有している。
バッファ層41は、例えばAlNにより形成される。また、n型層42は、例えば、SiドープのGaNからなるn型コンタクト層と、SiドープのAlGaNからなるn型クラッド層と、から構成することができる。また、バッファ層41とn型層42の間にノンドープのGaN層を形成してもよい。
発光層43は、例えば、InGaNからなる井戸層とノンドープのGaNからなる障壁層を所定のペア数積層して構成することができる。また、p型層44は、MgドープのAlGaNからなるp型クラッド層と、MgドープのGaNからなるp型コンタクト層と、から構成することができる。
図3に示すように、GaN系半導体40の平面視中央部は、n型層42が露出するまで例えばエッチングにより掘削され、露出したn型層42上に第1電極としてのn側電極10が形成される。本実施形態においては、GaN系半導体40は、n側電極10の形状に応じて掘削される。また、第2電極としてのp側電極20は、p型層44上に形成される透明電極21と、透明電極21上に形成される金属製の補助電極22と、を有している。
n側電極10は、例えば、Vからなる第1層と、Alからなる第2層とから構成することができる。透明電極21は、酸化物からなり、例えば、インジウム−スズ酸化物(ITO)により形成することができる。尚、透明電極21は、インジウム−ガリウム酸化物(IGO)、インジウム−酸化亜鉛(IZO)、インジウム−セリウム酸化物(ICO)、酸化錫(ネサ)、酸化亜鉛等に形成することもできる。また、補助電極22は、金属からなり、例えば、Niからなる第1層と、Auからなる第2層とから構成することができる。
図1に示すように、本実施形態においては、透明電極21は、p型層44上の外縁部分を除いてp型層44上のほぼ全面に形成されている。また、補助電極22は、平面視にて、LED素子1における1つの隅部(図1においては右下の隅部)の近傍に形成されるパッド部23と、パッド部23と連続的に形成されn側電極10の本体11を半分以上取り囲む線状の包囲部24と、を有している。本実施形態においては、パッド部23は、n側電極10の突出部12と反対側の隅部に形成される。
また、本実施形態においては、パッド部23は円形に形成され、包囲部24はn側電極10の本体と同心の円弧状に形成される。包囲部24は、平面視にて、パッド部23のn側電極10側端部と一体的に形成されており、n側電極10と同心の円弧状の円弧状区間を有するといえる。パッド部23は包囲部24の外側に形成され、ワイヤが接続されて外部からの電力供給部位として機能し、包囲部24はGaN系半導体40へ流れる電流を拡散させる機能を有している。
包囲部24は、電流拡散を考慮すると、n側電極10の本体11との平面視の距離が最小となる最小距離部25を、周方向について複数箇所有する必要がある。本実施形態においては、図1に示すように、包囲部24は、延在方向にわたってn側電極10との距離aが一定となっており、最小距離部25を延在方向にわたって複数箇所有しているといえる。線状の包囲部24の幅寸法は任意であるが、本実施形態においては10μmである。また、包囲部24の延在方向長さも任意であるが、本実施形態においては、n側電極10の本体11を、平面視にて270°包囲している。
図1に示すように、本実施形態においては、n側電極10の突出部12と包囲部24の両端との最短距離は、n側電極10の本体11と包囲部24との距離aと等しくなっている。尚、突出部12と包囲部24の両端との最短距離は、n本体11と包囲部24との距離aよりも大きくてもよいが、距離aに対して1.2倍以内とすることが望ましい。これにより、n側電極10の突出部12と補助電極22との間で電流が集中するようなことがなくなる。また、線状の突出部12の幅寸法は任意であるが、本実施形態においては10μmである。また、突出部12の突出方向長さも任意であるが、本実施形態においては、包囲部24の両端における接線の交点付近まで延びている。
また、n型層42と透明電極21のシート抵抗の比が、n側電極10と補助電極22の包囲部24との平面視における互いの対向部分の長さの比と、略等しくなっている。これらの比が略等しいとは、これらの比の差がシート抵抗の比又は長さの比に対して25%以内のことをいう。
本実施形態においては、図1に示すように、n側電極10とp側電極20の包囲部24は、互いの対向部分の長さb,cが略等しくなっている。本実施形態においては、包囲部24の対向部分の長さbは包囲部24の内周部分の長さであり、n側電極10の対向部分の長さcは本体11の外周部分と突出部12の幅方向外縁部分とを足し合わせた長さである。これらの長さが略等しいとは、例えば、これらの長さの差がn側電極10の対向部分の長さc又は包囲部24の対向部分の長さbに対して10%以内であることをいう。
また、本実施形態においては、透明電極21は、n型層42とシート抵抗が略等しくなっている。ここで、シート抵抗が略等しいとは、例えば、これらの抵抗値の差がn型層42のシート抵抗又は透明電極21のシート抵抗に対して10%以内の範囲であることをいう。尚、透明電極21は、p型層44よりもシート抵抗が小さくなっている。そして、補助電極22は、透明電極21よりもシート抵抗が小さくなっている。
以上のように構成されたLED素子1は、n側電極10及びp側電極20に電圧を印加すると、n型層42、発光層43及びp型層44に電流が流れ、電子と正孔の再結合により発光層43から所定波長の光が放射される。本実施形態においては、発光層43から青色光が放射される。
ここで、p側電極20において、補助電極22が透明電極21よりもシート抵抗が小さいことから、透明電極21における補助電極22との接触部分に優先的に電流が流れる。補助電極22は、平面視にて、n側電極10の本体11を半分以上包囲する包囲部24を有し、しかも包囲部24がn側電極10との距離が最小となる最小距離部25を複数箇所有することから、補助電極22とn側電極10との間で電流は均一に拡散する。また、n側電極10は包囲部24の両端の間へ延びる突出部12を有することから、包囲部24の両端と突出部12の間でも電流が流れる。これにより、電圧印加時、発光層43にて比較的大きな面積で発光させることができる。
発光層43から放射される光のうち、p側電極20へ向かう成分については、透明電極21を透過して素子外部へ出射される。ここで、補助電極22の包囲部24は、線状に形成されているので、当該包囲部24により外部への光の出射が阻害されることはなく、補助電極22による光取り出し効率の低下を最小限に抑制することができる。
本実施形態においては、n側電極10の本体11が円形であり、包囲部24がこれと同心の円弧状であることから、包囲部24は延在方向にわたってn側電極10の本体11との距離が等しく、包囲部24とn側電極10で電流をより均一に拡散することができる。これに加え、n側電極10の突出部12と包囲部24の両端との最短距離が、本体11と包囲部24の距離aと等しいことから、n側電極10の本体11及び突出部12と補助電極22との間でも電流を均一に拡散させることができ、実用に際して極めて有利である。
また、本実施形態においては、補助電極22の包囲部24を、隅部に形成されるパッド部23のn側電極10側端部から、n側電極10の本体11と同心の円弧状としたので、包囲部24とn側電極10との距離を比較的大きくとることができる。これにより、包囲部24をn側電極10から比較的離隔して形成することができ、発光層43をより効果的に発光させることができる。さらに、n側電極10の突出部12を、補助電極22のパッド部23と反対の隅部に配置するようにしたので、パッド部23と反対の隅部にも電流が流れ、発光層43を無駄なく発光させることができる。
また、n側電極10と補助電極22の間に流れる電流は、主としてn側電極10と補助電極22の包囲部24の対向部分の間で流れることとなるが、これらの対向部分の寸法が略等しいことから、n側電極10と補助電極22との間で電流をより拡散することができる。さらに、p側電極20の透明電極21のシート抵抗と、n型層42のシート抵抗を略等しくしたので、n側電極10と補助電極22のいずれかの側に発光が偏るようなことはなく、n側電極10と補助電極22の間で発光層43を均一に発光させることができる。そして、n側電極10の対向部分と補助電極22の包囲部24の対向部分の長さが等しいことと、p側電極20の透明電極21とn型層42のシート抵抗が等しい異が相俟って、発光層43を効率良く発光させることができる。また、装置内の過度の電流集中を防止することができ、信頼性を確保しやすく、かつ、静電耐圧性能も比較的高くすることができる。
尚、前記実施形態においては、n型層42と透明電極21のシート抵抗が略等しいものを示したが、これらのシート抵抗が略等しくなくとも、補助電極22が平面視にてn側電極10の本体11を半分以上包囲しn側電極10の本体11との平面視の距離が最小となる最小距離部25を延在方向について複数有する線状の包囲部24を含み、n側電極10が平面視にて本体11から包囲部24の両端の間へ延びる線状の突出部12を有していればよい。n型層42と透明電極21のシート抵抗が異なる場合、n型層42と透明電極21のシート抵抗の比が、n側電極10と補助電極22の包囲部24との平面視における互いの対向部分の長さの比と、略等しいことが好ましい。これにより、n型層42と透明電極21のうち、シート抵抗の高い方の電極の近傍に発光が集中することとなるところ、n側電極10と補助電極22の包囲部24との対向部分の長さの比は、n型層42と透明電極21のシート抵抗の比と略等しいことから、電流が集中するエリアが比較的広くなり、過度の電流集中を防止して電流を拡散させることができる。
また、前記実施形態においては、補助電極22の包囲部24が円弧状であるものを示したが、延在方向について最短距離部25を複数箇所有していれば包囲部24の形状は任意である。例えば図4に示すように、包囲部24につき、パッド部23の近傍をパッド部23のn側電極10側端部と一体的に形成される円弧状区間24aとし、パッド部23と離隔した部分をLED素子2の外縁に沿った外縁区間24bとしてもよい。
この場合、外縁区間24bにn側電極10との距離が最短となる最短距離部25を形成することが好ましい。図4においては、外縁区間24bは、LED素子2の辺縁に沿った直線状の辺縁区間24b1と、各辺縁区間24b1を接続する円弧状の接続区間24b2と、を有している。図4においても、包囲部24は、n側電極10の本体11を270°包囲している。図4においては、突出部12は、包囲部24の両端側に位置する辺縁区間24b1の延長線上の交点付近まで延びている。
また、前記実施形態においては、包囲部24がn側電極10の本体11を270°包囲するものを示したが、本体11を半分以上(180°以上)包囲するものであれば、本体11の包囲角度は適宜変更することができる。本体11が半分以上包囲されていれば、n側電極10の突出部12を包囲部24の両端の間に突出させることが可能となる。
また、前記実施形態においては、n側電極10の本体11が平面視にて円形に形成されるものを示したが、n側電極10の本体11が多角形に形成されるものであってもよい。また、LED素子1が平面視にて略正方形状に形成されるものを示したが、例えば略長方形状であったり、他の形状であってもよいことは勿論である。
また、前記実施形態においては、半導体積層体としてGaN系半導体層40を用いたものを示したが、AlGaAs系、GaAsP系、GaP系、ZnSe系、AlGaInP系等の半導体材料を用いることもできる。また、半導体積層体の第1導電型層としてn型層42、第2導電型層としてp型層44が形成されるものを示したが、第1導電型層をp型層とし、第2導電型層をn型層としたり、n型、p型以外の導電型の層を利用するようにしてもよい。
また、前記実施形態においては、基板30にサファイアを用いたが、GaN等から構成することもできるし、n側電極10、補助電極22等の材質も任意に変更することができ、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である
1 LED素子
10 n側電極
11 本体
12 突出部
20 p側電極
21 透明電極
22 補助電極
23 パッド部
24 包囲部
24a 円弧状区間
24b 外縁区間
24b1 辺縁区間
24b2 接続区間
25 最短距離部
30 基板
40 GaN系半導体層
41 バッファ層
42 n型層
43 発光層
44 p型層

Claims (6)

  1. 第1導電型層、発光層及び第2導電型層を下側からこの順で有する半導体積層体と、
    前記第1導電型層上に形成される第1電極と、
    前記第2導電型層上に形成され酸化物からなり当該第2導電型層よりもシート抵抗が小さい透明電極、及び、当該透明電極上に形成され金属からなり当該透明電極よりもシート抵抗が小さい補助電極を有する第2電極と、を備え、
    前記補助電極は、平面視にて素子の中央側の領域に形成される前記第1電極の本体を半分以上包囲し前記第1電極の前記本体との平面視の距離が最小となる最小距離部を延在方向について複数有する線状の包囲部と、平面視にて前記包囲部の外側であって前記素子の1つの隅部に形成されワイヤを接続するためのパッド部と、を含み、
    前記第1電極は、平面視にて、前記本体から前記包囲部の両端の間から前記素子の1つの隅部と反対側の隅部の方向へ延びる線状の突出部を有し、
    前記第1電極の前記突出部は、前記包囲部の前記両端との平面視の距離が前記最小距離部と等しい半導体発光素子
  2. 前記第1導電型層と前記透明電極とのシート抵抗の比は、前記第1電極と前記補助電極の前記包囲部との平面視における互いの対向部分の長さの比と、略等しい請求項に記載の半導体発光素子。
  3. 前記第1導電型層及び前記透明電極は、前記シート抵抗が略等しく、
    前記補助電極の前記包囲部及び前記第1電極は、前記対向部分の長さが略等しい請求項に記載の半導体発光素子。
  4. 前記包囲部は、平面視にて、延在方向にわたって前記第1電極の前記本体との距離が前記最小距離部で一定となっている請求項1〜3のいずれかに記載の半導体発光素子。
  5. 前記第1電極の前記本体は、平面視にて円形に形成される請求項に記載の半導体発光素子。
  6. 前記包囲部は、平面視にて、前記パッド部の前記第1電極側端部と一体的に形成され、前記第1電極の前記本体と同心の円弧状の円弧状区間を有する請求項1〜4のいずれかに記載の半導体発光素子。
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