JP5427431B2 - 車載用ナビゲーション装置及び車両案内方法 - Google Patents

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Description

本発明は、車載用ナビゲーション装置及び車両案内方法に関し、特に、スマートインターチェンジが併設されたエリア内における適切な案内を行えるように適応された車載用ナビゲーション装置及び車両案内方法に関する。
従来の典型的な車載用ナビゲーション装置は、ナビゲーションに係る一切の処理を制御するCPU等の制御装置、地図データを予め記憶させたDVD(Digital Versatile Disk)−ROMやICメモリカード等の記憶装置、表示装置、GPS(Global Positioning System)受信機、ジャイロや車速センサ等の車両の現在位置及び現在方位を検出する検出装置等を有している。そして、制御装置により、車両の現在位置を含む地図データを記憶装置から読み出し、該地図データに基づいて車両位置の周囲の地図画像を表示装置の画面に表示すると共に、自車の現在位置を指示する車両位置マークを地図画像に重ね合わせて表示し、車両の移動に応じて地図画像をスクロール表示したり、地図画像を画面に固定し車両位置マークを移動させたりして、車両が現在どこを走行しているのかを一目で判るようにしている。
また、車載用ナビゲーション装置には、通常、ユーザが目的地に向けて道路を間違うことなく容易に走行できるように案内する機能(経路案内機能)が搭載されている。この経路案内機能によれば、CPUにより、地図データを用いて出発地(典型的には自車の現在位置)から目的地までを結ぶ最適な経路を、横型探索法やダイクストラ法等のシミュレーション計算を行って探索し、その探索した経路を誘導経路として記憶しておき、走行中、地図画像上にその誘導経路を他の道路とは識別可能に(例えば、色を変えたり、線幅を太くして)表示したり、また、自車が案内経路上で進路を変更すべき交差点まで所定距離に近づいたときに地図画像上にその交差点の案内図(交差点拡大図、該交差点での進行方向を示す矢印、該交差点までの距離、交差点名など)を表示したりすることで、いずれの道路を走行すればよいか、また、交差点でどの方向に進んだらよいかをユーザが把握できるようになっている。
経路探索時には、予めユーザが目的地を設定し、必要に応じて目的地に至る途中の経由地を設定する。また、必要であれば、各種の条件(有料道路優先で行くのか又は一般道路優先で行くのか等)も併せて設定する。ナビゲーション装置では、これらの設定されたデータに基づいて、目的地までの複数の経路の探索を行い、探索された経路を例えば色分けして表示し、その中からユーザが選択した1つの経路に従って経路案内を行う。
このようなナビゲーション装置において、案内地点における進行方向や目的地までの経路の視認性を向上させるための方法が種々検討されている。例えば、特許文献1には、車両位置に応じた目的地又は経由地の方向を示す方向指示マーカを、地図中の車両位置付近に表示するナビゲーション装置が記載されている。
また、特許文献2には、車両が最適経路から外れ、最適経路が表示されていないときに、最適経路の存在する方向や目的地の方向を報知し、最適経路が表示されているときに、最適経路の進行方向を報知するナビゲーション装置が記載されている。
特開2001−159536号公報 特開2002−090164号公報
近年、高速自動車道路の料金所を簡易にし、ETCを搭載した車両が利用できる出入り口であるスマートインターチェンジ(スマートIC)が普及しはじめてきている。このスマートICは高速道路の本線やサービスエリア(SA)、パーキングエリア(PA)、バスストップに設置されている。
例えば、目的地までの誘導経路がSA又はPAに併設されたスマートICを通る場合、車両が案内に従って、誘導経路上を走行していれば特に問題なくスマートICを利用することが可能である。
しかし、通常は、SA又はPAでは休憩をとるために車両を駐車又は停車させる。その場合、高速道路の本線からSA又はPAに進入する道路を通りスマートICを通過する経路から外れて、SA又はPAの駐車場に移動することになる。SA又はPAの駐車場は、地図データとしての経路情報は存在していないため、経路から外れて駐車場に移動するとオフルート状態になり経路案内ができないことになる。
このような状況で車両を駐車場に駐車させた後、エンジンを再始動すると、経路案内がされず、スマートICがどこにあるかを把握していないユーザは誤って高速道路の本線に向かってしまうことが起こり得る。その場合、途中で誤りに気づき慌てて進行方向を変えるなど安全走行に支障をきたすおそれがある。
本発明は、かかる従来技術の課題に鑑みなされたものであり、スマートICが併設されたエリアにおいて経路から外れた場合でもスマートICの位置を容易に把握可能とする機能を備えた車載用ナビゲーション装置及び車両案内方法を提供することを目的とする。
上述した従来技術の課題を解決するため、本発明の基本形態によれば、表示手段と、地図情報が格納された地図データ記憶手段と、自車両の現在位置を検出する自車位置検出手段と、前記自車両の状態変化を検出する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記自車両の状態が変化したときの自車位置を前記自車位置検出手段により検出し、前記地図情報を参照して当該自車位置がサービスエリア又はパーキングエリア内にあり、且つ当該サービスエリア又はパーキングエリアに併設されているスマートインターチェンジを通る誘導経路が存在すると判定したとき、当該自車位置を基点として当該スマートインターチェンジの位置を示すマークとして前記自車両から当該スマートインターチェンジへの方向を示す一方向の矢印である方向指示マークを含む簡易図形のみを前記表示手段の画面に表示し、前記方向指示マークを含む簡易図形を所定の時間表示した後、前記スマートインターチェンジ及び前記自車位置が識別可能に表示されるように表示縮尺を調整した前記サービスエリア又はパーキングエリアの地図データを生成し、前記表示縮尺を調整したサービスエリア又はパーキングエリアの地図及び前記誘導経路を前記表示手段の画面に表示することを特徴とする車載用ナビゲーション装置が提供される。
この形態に係る車載用ナビゲーション装置において、前記制御手段は、前記スマートインターチェンジを通る誘導経路が存在するとき、前記簡易図形として、前記方向指示マークと共に、前記自車位置を基点として前記誘導経路の位置を示すマークを表示するようにしてもよく、前記制御手段は、前記スマートインターチェンジを通る誘導経路が存在しないとき、前記自車位置を基点として前記サービスエリア又はパーキングエリアから高速道路の本線へ向かう出口の位置を示すマークを表示するようにしてもよい
また、本発明の他の形態によれば、車載用ナビゲーション装置で実施される車両案内方法が提供される。その一形態に係る車両案内方法は、表示手段と、地図情報が格納された地図データ記憶手段と、自車両の現在位置を検出する自車位置検出手段とを備えた車載用ナビゲーション装置における車両案内方法であって、自車両の状態の変化を検出するステップと、前記自車両の状態が変化したときの自車両の自車位置を前記自車位置検出手段により検出するステップと、前記地図情報を参照して前記自車位置がサービスエリア又はパーキングエリア内にあるか否かを判定するステップと、前記サービスエリア又はパーキングエリアに併設されているスマートインターチェンジを通る誘導経路が存在するか否かを判定するステップと、前記自車位置が前記サービスエリア又はパーキングエリア内にあり、且つ前記スマートインターチェンジを通る誘導経路が存在すると判定したとき、当該自車位置を基点として当該スマートインターチェンジの位置を示すマークとして前記自車両から当該スマートインターチェンジへの方向を示す一方向の矢印である方向指示マークを含む簡易図形のみを前記表示手段の画面に表示するステップと、前記方向指示マークを含む簡易図形を所定の時間表示した後に、前記スマートインターチェンジ及び前記自車位置が識別可能に表示されるように表示縮尺を調整した前記サービスエリア又はパーキングエリアの地図データを生成するステップと、前記表示縮尺を調整したサービスエリア又はパーキングエリアの地図及び前記誘導経路を前記表示手段の画面に表示するステップと、を有する。
また、この形態に係る車両案内方法において、さらに、前記スマートインターチェンジを通る誘導経路が存在すると判定したとき、前記簡易図形として、前記方向指示マークと共に、前記自車位置を基点として前記誘導経路の位置を示すマークを表示するステップと、前記スマートインターチェンジを通る誘導経路が存在しないと判定したとき、前記自車位置を基点として前記サービスエリア又はパーキングエリアから高速道路の本線へ向かう出口の位置を示すマークを表示するステップと、を有するようにしてもよい。
本発明の車載用ナビゲーション装置及び車両案内方法によれば、スマートインターチェンジ(IC)が併設されたサービスエリア(SA)又はパーキングエリア(PA)内に進入して経路から外れて駐停車した後、再始動する際に、自車位置を基点としてスマートICの位置を示すマークを表示するようにしている。これにより、スマートICまでの誘導経路が探索できない場合であってもその方向が示されるため、間違った道路(例えば本線に向かう道路)を通ることを回避することができる。
本発明の一実施形態に係る車載用ナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 サービスエリア又はパーキングエリアの一例を示す模式図である。 サービスエリア又はパーキングエリア内の車両の走行例を示す模式図である。 スマートICが併設されたサービスエリア又はパーキングエリア内に駐車した後、エンジンを再始動したときの案内例を示す模式図である。 スマートIC併設エリアにおける案内処理の一例を示すフローチャート(その1)である。 スマートIC併設エリアにおける案内処理の一例を示すフローチャート(その2)である。
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照して説明する。
(車載用ナビゲーション装置の構成)
図1は本発明の実施形態に係る車載用ナビゲーション装置100の構成を示すブロック図である。
図中、1はDVD−ROMドライブであり、1aは地図データその他の案内データが記憶されている記憶媒体である。本実施形態では、このようなデータを記憶する記憶媒体としてDVD−ROM1aを使用しているが、ハードディスク又はその他の記憶媒体を使用してもよい。ここに格納されている地図は、1/12500、1/25000、1/50000、1/100000等の各縮尺レベルに応じて適当な大きさの経度幅及び緯度幅に区切られており、この地図に含まれる道路、建築物、施設その他の各種物件は、経度及び緯度で表現された点(ノード)の座標集合として記憶されている。地図データは、(1)道路リスト、ノードテーブル、交差点構成ノードリスト等からなる道路レイヤ、(2)地図画像上に道路、建築物、公園、河川等を表示するための背景レイヤ、(3)市町村名などの行政区画名、道路名、交差点名などを指示する文字や地図記号等を表示するための文字・記号レイヤなどから構成されている。
また、DVD‐ROM1aには、マップマッチングで使用される道路の形状を表現した道路データが記憶されている。この道路データは道路の形状に応じてノード間の距離が異なるシェープノードとシェープノード間のリンクで構成されている。
また、2はナビゲーション装置本体10を操作するための操作ボタン等が設けられた操作部である。本実施形態では、操作部2にリモコン送信機が含まれており、ユーザは手元のリモコン送信機でナビゲーション装置本体10を操作することもできる。
また、3は複数のGPS衛星から送られてくるGPS信号を受信して車両の現在位置の経度、緯度、PDOP(Position DOP)値及びHDOP(Horizontal DOP)値等のGPSデータを生成して出力するGPS受信機を示す。4は自立航法センサを示す。この自立航法センサ4は、車両回転角度を検出するジャイロ等の角度センサと、一定の走行距離毎にパルスを発生する走行距離センサとにより構成されている。
また、5は各種のサービスセンタと通信するための車載電話機等の通信機、6は電波ビーコン又は光ビーコンから送られてくるVICS(登録商標)(道路交通情報通信システム)情報を受信するVICS受信機を示す。これらのビーコンは路側に設置され、警察署、道路管理者及び統合センターに接続され、周辺の渋滞情報等を提供する。
また、7は液晶パネル等の表示部であり、ナビゲーション装置本体10は、この表示部7に車両の現在位置の周囲の地図を表示したり、出発地から目的地までの誘導経路や車両マーク及びその他の案内情報を表示する。表示部7はその画面上にタッチパネルが設けられ、表示画面の表示内容と対になった各種のボタンが構成される。また、タッチパネルはこれら各種のボタンで示されるメニュー等を選択するための入力装置となる。8は音声によりユーザに案内情報を提供するためのスピーカーである。
ナビゲーション装置本体10は以下のものから構成されている。11はDVD−ROMドライブ1を介してDVD−ROM1aから読み出された地図データを一時的に格納するバッファメモリを示す。
12はマイクロコンピュータにより構成される制御部を示す。制御部12は、ナビゲーション用のプログラムを内蔵しており、このプログラムに従い、GPS受信機3から出力される信号や、自立航法センサ4から出力される信号に基づいて自車の現在位置を算出したり、表示させたい地図のデータをDVD−ROMドライブ1を介してDVD−ROM1aからバッファメモリ11に読み出したり、バッファメモリ11に読み出された地図データを用いて設定された探索条件で出発地から目的地までの誘導径路を探索するなど、種々の処理を実行する。また、後述するように、車両を駐車させた後、エンジンを再始動したときの自車位置を検出し、自車両がスマートICの併設されたサービスエリア又はパーキングエリア(SA/PA)にあるとき、自車位置を基点としてスマートICの位置を示す簡易方向指示マークを表示したり、駐車時に自車位置とスマートICの位置を検出してそれらの位置情報を記憶部17に保存する処理を行う。
13はバッファメモリ11に読み出された地図データを用いて地図画像を生成する地図描画部、14は動作状況に応じた各種メニュー画面(操作画面)や車両位置マーク及びカーソル等の各種マークを生成する操作画面・マーク発生部である。
15は制御部12で探索した誘導経路を記憶する誘導経路記憶部、16は誘導経路を描画する誘導経路描画部を示す。誘導経路記憶部15には、制御部12によって探索された誘導経路の全ノードが出発地から目的地まで記憶される。誘導経路描画部16は、地図を表示する際に、誘導経路記憶部15から誘導経路情報を読み出して、誘導経路を他の道路とは異なる色及び線幅で描画する。
17はハードディスク等で構成される記憶部を示し、スマートICが併設されたSA/PAの駐車場に車両が駐車したときの車両及びスマートICの位置や、方向指示マークの表示データが格納されている。
18は音声出力部を示し、制御部12からの信号に基づいて音声信号をスピーカー8に供給する。19は画像合成部を示し、地図描画部13で描画された地図画像に、操作画面・マーク発生部14で生成した各種マークや操作画面、誘導経路描画部22で描画した誘導経路などを重ね合わせて表示部7に表示させる。
このように構成された車載用ナビゲーション装置100において、制御部12は、車両がスマートICの併設されているSA又はPAに駐停車したことを検出した後、再び車両が走行を開始する際に、その車両位置を基点としてスマートICの位置を容易に把握できるように表示や音声により案内を行う。
図2(a)は、一般的なSA/PAを模式的に示した図であり、図2(b)は、スマートICが併設されたSA/PAを模式的に示した図である。
図2(a)、(b)に示すように、SA/PA内には高速道路本線21から分かれた分岐経路22と、SA/PAの売店等の施設24、及び駐車スペース23が存在している。分岐経路22は高速道路本線21から分岐してSA/PA領域内を通り、再び高速道路本線21に合流している。図2(b)に示すように、スマートIC26はSA/PAに併設され、SA/PA内の分岐経路22から分岐した出口経路25上に設置されている。また、スマートICは1か所だけではなく、複数設置されるようにしてもよい。
図3は、図2(a)又は(b)に示したようなSA/PAをユーザが利用する場合の車両の走行例を示した図である。車両は自車位置マークCMで示すように、高速道路本線21からSA/PAを利用するため、分岐経路22に入り、さらに駐車スペース23に移動させる。そのため、分岐経路22に対応する道路リンクから外れ、ナビゲーション装置が走行案内をすることのできないオフルート状態となる。オフルート状態で休憩等のために車両のエンジンを停止後、再びエンジンを始動すると、自車位置からスマートICまでの経路案内がされないため、ユーザはどの方向に車両を進めればよいか判断が困難になる。
図3(b)は、スマートIC26が併設されたSA/PAの駐車場23に車両を駐車させた後の移動例を示した図である。図3(b)に示すように、エンジン再始動後、スマートIC26の位置を十分に把握していなければ、スマートIC26を通る誘導経路41上を走行せずに、誤って高速道路の本線21へ向かう経路を走行してしまうことがある。
そこで、スマートIC26が併設されたSA/PAの駐車場23に駐停車した後、エンジンを再始動するときに、自車位置CMを基点としてスマートIC26の位置が容易に分かるようにしている。
図4(a)は、スマートIC26が併設されたSA/PAの駐車場23に車両を駐車させた後に、自車位置CMを基点としてスマートIC26の位置を音声により案内する例を示している。図4(a)では、自車が駐車した状態(車両前方を図4(a)の上側に向けて駐車)において、スマートIC26の位置を地図データから検出して、「スマートIC料金所が、右前方にあります。経路上を走行すると、案内を開始します。」というメッセージを音声出力している。なお、誘導経路41が設定されていない場合には、エンジン始動の際に、「スマートIC料金所が、右前方にあります。」というメッセージを音声出力するようにしてもよい。
また、図4(b)では、自車位置CMとスマートIC26との位置関係を矢印(方向指示マーク)42で表示している。この場合、自車位置CMを中心に右斜め前方にスマートIC26を表示し、その間に方向指示マーク42を表示して方向を示している。このような簡易方向指示マークは、自車がSA/PAの駐車場23に駐車した際に作成し、記憶部17にそのデータを格納しておき、エンジンが再始動したときに、記憶部17からデータを抽出して表示するようにしてもよい。
さらに、図4(b)のような簡易方向指示マークを表示出力した後、図4(c)に示すような自車位置CMとスマートIC26の両方が把握容易な大きさで表示されるSA/PAの地図を表示する。このSA/PA地図は、自車位置CMとスマートIC26の位置を検出して、それらが含まれる範囲をバッファメモリ11に読み出した地図データから抽出し、さらに、地図の縮尺を自車位置CMとスマートIC26の位置とが把握できる値に調整される。
なお、自車位置CM及びスマートIC26の位置は、車両が駐車場23に駐車したときに取得して、エンジン再始動のときにそれらの情報を用いて地図を作成するようにしてもよい。また、駐車場23に駐車した時点で地図を作成し、その地図データを記憶部17に格納し、エンジン再始動のときに地図データを記憶部17から抽出して表示するようにしてもよい。この場合には、例えば画面を2画面表示にし、一方の画面に簡易方向指示マークを表示し、他方の画面に縮尺を調整したSA/PA地図を表示するようにしてもよい。
このようにオフルート状態でエンジンを再始動したときに、自車位置とスマートIC料金所との位置関係を音声又は表示により容易に把握できるようにしている。これにより、オフルート状態で経路案内がされない場合であっても、車両を誤った方向へ移動させてしまうことを回避することが可能となり、無駄な時間やコストをかけることを防止することが可能となる。
また、通常、ナビゲーション装置を起動して所要の地図情報が画面に表示されるまでには、20〜30秒程度の一定の時間がかかってしまうが、上記したような簡易方向表示を起動後数秒で表示することにより、誤った方向に車両を移動させることを防止することが可能になる。
以下に、車載用ナビゲーション装置におけるSA/PA内での車両案内方法について説明する。
図5は、SA/PA内におけるスマートICの位置を案内する車両案内処理の一例を示すフローチャートである。なお、本実施形態では、地図データには、SA/PAの位置情報とともに、SA/PA内に含まれる施設やSA/PAに併設されているスマートICの施設情報(位置情報を含む)も格納されているものとする。
まず、図5のステップS11において、車両状態に変化があったか否かを判定する。変化があるまで待機し、変化があったときはステップS12に移行する。車両状態に変化があったか否かは、エンジンが停止している状態からエンジンが始動したか否かによって判定する。また、ナビゲーション装置が動作を開始した状態、車速信号の変化がない状態から変化がある状態、自車位置の変化がない状態から変化がある状態、ACCがオフからオンになった状態を検出することによって車両状態の変化があったとするようにしてもよい。これらのいずれかの状態変化によって車両状態に変化があったものとみなしている。
次のステップS12において、自車位置を検出する。GPS受信機3を介して自車位置の経度及び緯度を取得する。
次のステップS13において、自車位置がSA/PA内にあるか否かを判定する。ステップS12において取得した自車位置に対応する地図情報を、バッファメモリ11に読み出した地図データを用いて検索し、自車位置がSA/PAの領域に含まれているか否かによって判定する。自車位置がSA/PA内にあればステップS14に移行し、なければ本処理は終了する。
次のステップS14において、自車両が駐車しているSA/PAに併設されたスマートICが存在するか否かを判定する。ステップS13において検索されたSA/PAに付随する施設情報にスマートICがあるか否かを検出することによって判定する。スマートICが存在する場合には、ステップS15に移行し、スマートICが存在しない場合には、本処理は終了する。
次のステップS15において、自車位置を基点にスマートICの位置を示すマークを表示する。ステップS12において取得した自車位置と、スマートICの位置情報を基に、その2地点を結ぶ直線の水平軸に対する傾き角から方向を求める。さらに、自車両の向きを考慮して、車両のフロント側が画面表示の際に上になるようにして自車位置を基点としたスマートICへの方向を調整する。記憶部17に格納してある方向を示す方向指示マークを調整された方向に回転させたデータを生成して、自車位置マーク、スマートICを示すマークとともに図4(b)に示すような簡易方向指示マークの表示データを生成して表示する。なお、この表示とともに、図4(a)に示すように、音声による案内をするようにしてもよい。
次のステップS16において、自車位置及びスマートICが表示される最適な縮尺のSA/PAの地図を表示する。ステップS12において取得した自車位置とスマートICの両方が含まれるSA/PAのデータを地図データベースから抽出し、自車位置とスマートICが識別可能な程度に縮尺を調整した地図データを生成して画面に表示する。
なお、ステップS12,ステップS14において、自車位置、スマートICの位置を検出していたが、これらの位置を車両が駐車したときに記憶部17に格納し、エンジンを再始動したときに記憶部17から抽出するようにしてもよい。
また、ステップS15で簡易方向指示マークを生成し、ステップS16で縮尺を調整したSA/PAの地図データを生成しているが、車両が駐車したときにこれらの簡易方向指示マーク、SA/PAの地図データを生成して記憶部17に格納しておき、エンジンが再始動されたときに記憶部17からこれらのデータを抽出して表示するようにしてもよい。
また、ステップS15においてスマートICの位置を示す簡易方向指示マークを表示した後、ステップS16においてSA/PAの地図表示をしているが、これらの表示を同時に表示するようにしてもよい。例えば、表示画面を2画面表示にして、一方にスマートICの位置を示す簡易方向指示マークを表示し、他方に縮尺を調整して自車位置とスマートICの両方が含まれる地図を表示するようにしてもよい。
また、ステップS14においてスマートICが存在しない場合には案内処理を終了していたが、その場合に「スマートICは併設されていません。」等の音声案内をするようにしてもよい。このとき、高速道路本線の方向を示す簡易方向指示マークや高速道路本線へ向かうSA/PAの出口と自車位置とを含む適切な縮尺の地図を表示するようにしてもよい。
次に、図6を参照しながら、スマートICを通る誘導経路の有無に応じた案内処理について説明する。
図6のステップS21において、車両状態に変化があったか否かを判定する。変化があるまで待機し、変化があったと判定されたときはステップS22に移行して自車位置の検出を行う。車両状態の変化については、図5のステップS11に記載したものと同様である。
次のステップS23において、自車位置がSA/PA内にあるか否かを判定する。自車位置がSA/PA内にあると判定されたときはステップS24に移行し、SA/PA内にないと判定されたときは、本処理は終了する。
次のステップS24において、自車両が駐車しているSA/PAに併設してスマートICが存在するか否かを判定し、さらに、スマートICを通る誘導経路が設定されているか否かを判定する。このような誘導経路が設定されているときは、ステップS25に移行し、設定されていないときは、ステップS27に移行する。スマートICを通る誘導経路が設定されているか否かは、誘導経路記憶部15に該当する経路が格納されているか否かによって判定する。
次のステップS25において、自車位置を基点に誘導経路の位置を示す簡易方向指示マークを表示する。例えば、自車両から誘導経路までの距離を算出し、最短距離の方向を示す簡易方向指示マークを表示する。誘導経路を逸脱した地点からスマートICまでの誘導経路を所定の距離毎に区切り、各地点と自車位置との距離を算出し、最短距離の2地点を結ぶ直線を求める。その直線の傾きを基に自車位置を基点として誘導経路の方向を求める。さらに、自車両の向きを考慮して、車両のフロント側が画面表示の際に上になるようにして自車位置を基点とした誘導経路への方向を調整する。そして、記憶部17に格納してある方向を示す方向指示マークを調整された方向に回転させたデータを生成して、自車位置マーク、誘導経路を示すマークとともに簡易方向指示マークの表示データを生成して表示する。
なお、自車位置から誘導経路の方向を示す表示とともに、スマートICの位置を示す簡易方向指示マークを識別可能にして同時に表示するようにしてもよい。
次のステップS26において、自車位置及びスマートICが表示される最適な縮尺のSA/PAの地図を表示する。この処理は、図5のステップS16と同様である。
一方、スマートICを通る誘導経路が存在しない場合に移行するステップS27において、自車位置を基点にSA/PAの高速道路本線へ向かう出口の位置を示す簡易方向指示マークを表示する。
ステップS22において取得した自車位置と、高速道路本線へ向かうSA/PAの出口の位置情報を基に、その2地点を結ぶ直線の水平軸に対する傾き角から方向を求める。さらに、自車両の向きを考慮して、車両のフロント側が画面表示の際に上になるようにして自車位置を基点とした出口への方向を調整する。記憶部17に格納してある方向を示す方向指示マークを調整された方向に回転させたデータを生成して、自車位置マーク、SA/PAの出口を示すマークとともに簡易方向指示マークの表示データを生成して表示する。
次のステップS28において、自車位置及びSA/PAの出口が表示される最適な縮尺のSA/PAの地図を表示する。
以上、図5、図6を参照して説明したように、スマートICが併設されたSA/PAに進入後、駐車場に車両を移動させてオフロード状態になった後、エンジンを再始動したとき、スマートICの料金所の方向を示すマークを表示するようにしている。また、スマートICを通る誘導経路が設定されている場合は、車両を駐車させた後エンジンを再始動したときに自車位置を基点として誘導経路の方向を示す表示をするようにしている。これにより、オフロード状態であっても自車両を移動させる方向を容易に把握することが可能になり、誤って高速道路本線へ向かう経路を走行することを防止することができる。
また、方向を示す簡易方向指示マークの表示の後、自車位置及びスマートICの位置を含んだ適切な縮尺のSA/PAの地図を表示するようにしている。これにより、自車両が移動する方向を誤ることを防止することが可能となる。
100…車載用ナビゲーション装置、
1a…DVD−ROM(地図データ記憶手段)、
2…操作部、
3…GPS受信機(自車位置検出手段)、
4…自立航法センサ、
7…表示部(表示手段)、
10…ナビゲーション装置本体、
11…バッファメモリ(地図データ記憶手段)、
12…制御部(制御手段)、
16…誘導経路描画部、
17…記憶部(記憶手段)、
26…スマートIC、
42…方向指示マーク、
CM…自車位置マーク。

Claims (7)

  1. 表示手段と、
    地図情報が格納された地図データ記憶手段と、
    自車両の現在位置を検出する自車位置検出手段と、
    前記自車両の状態変化を検出する制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、前記自車両の状態が変化したときの自車位置を前記自車位置検出手段により検出し、前記地図情報を参照して当該自車位置がサービスエリア又はパーキングエリア内にあり、且つ当該サービスエリア又はパーキングエリアに併設されているスマートインターチェンジを通る誘導経路が存在すると判定したとき、当該自車位置を基点として当該スマートインターチェンジの位置を示すマークとして前記自車両から当該スマートインターチェンジへの方向を示す一方向の矢印である方向指示マークを含む簡易図形のみを前記表示手段の画面に表示し、
    前記方向指示マークを含む簡易図形を所定の時間表示した後、前記スマートインターチェンジ及び前記自車位置が識別可能に表示されるように表示縮尺を調整した前記サービスエリア又はパーキングエリアの地図データを生成し、前記表示縮尺を調整したサービスエリア又はパーキングエリアの地図及び前記誘導経路を前記表示手段の画面に表示することを特徴とする車載用ナビゲーション装置。
  2. 前記制御手段は、前記スマートインターチェンジを通る誘導経路が存在するとき、前記簡易図形として、前記方向指示マークと共に、前記自車位置を基点として前記誘導経路の位置を示すマークを表示することを特徴とする請求項1に記載の車載用ナビゲーション装置。
  3. 前記制御手段は、前記スマートインターチェンジを通る誘導経路が存在しないとき、前記自車位置を基点として前記サービスエリア又はパーキングエリアから高速道路の本線へ向かう出口の位置を示すマークを表示することを特徴とする請求項2に記載の車載用ナビゲーション装置。
  4. さらに、音声出力手段を備え、
    前記制御手段は、前記方向指示マークの表示とともに、当該方向指示マークに対応する位置情報を音声出力させることを特徴とする請求項1に記載の車載用ナビゲーション装置。
  5. 前記制御手段は、前記自車両がエンジン停止状態からエンジン始動状態になったとき、前記自車両の位置が変化したとき、前記自車両の速度が検出されたとき、又はACCがオフからオンになったときに前記車両の状態が変化したと判定することを特徴とする請求項1に記載の車載用ナビゲーション装置。
  6. 表示手段と、地図情報が格納された地図データ記憶手段と、自車両の現在位置を検出する自車位置検出手段とを備えた車載用ナビゲーション装置における車両案内方法であって、
    自車両の状態の変化を検出するステップと、
    前記自車両の状態が変化したときの自車両の自車位置を前記自車位置検出手段により検出するステップと、
    前記地図情報を参照して前記自車位置がサービスエリア又はパーキングエリア内にあるか否かを判定するステップと、
    前記サービスエリア又はパーキングエリアに併設されているスマートインターチェンジを通る誘導経路が存在するか否かを判定するステップと、
    前記自車位置が前記サービスエリア又はパーキングエリア内にあり、且つ前記スマートインターチェンジを通る誘導経路が存在すると判定したとき、当該自車位置を基点として当該スマートインターチェンジの位置を示すマークとして前記自車両から当該スマートインターチェンジへの方向を示す一方向の矢印である方向指示マークを含む簡易図形のみを前記表示手段の画面に表示するステップと、
    前記方向指示マークを含む簡易図形を所定の時間表示した後に、前記スマートインターチェンジ及び前記自車位置が識別可能に表示されるように表示縮尺を調整した前記サービスエリア又はパーキングエリアの地図データを生成するステップと、
    前記表示縮尺を調整したサービスエリア又はパーキングエリアの地図及び前記誘導経路を前記表示手段の画面に表示するステップと、
    を有することを特徴とする車両案内方法。
  7. さらに、前記スマートインターチェンジを通る誘導経路が存在すると判定したとき、前記簡易図形として、前記方向指示マークと共に、前記自車位置を基点として前記誘導経路の位置を示すマークを表示するステップと、
    前記スマートインターチェンジを通る誘導経路が存在しないと判定したとき、前記自車位置を基点として前記サービスエリア又はパーキングエリアから高速道路の本線へ向かう出口の位置を示すマークを表示するステップと、
    を有することを特徴とする請求項6に記載の車両案内方法。
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