JPH0990868A - 地図表示装置およびそれを用いたナビゲーション装置 - Google Patents
地図表示装置およびそれを用いたナビゲーション装置Info
- Publication number
- JPH0990868A JPH0990868A JP24432995A JP24432995A JPH0990868A JP H0990868 A JPH0990868 A JP H0990868A JP 24432995 A JP24432995 A JP 24432995A JP 24432995 A JP24432995 A JP 24432995A JP H0990868 A JPH0990868 A JP H0990868A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- map
- point
- points
- recommended route
- display device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
- Instructional Devices (AREA)
- Navigation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 たとえば出発地点と推奨ルート上の点などの
2点間の位置関係をユーザが容易に把握することのでき
るナビゲーション装置を提供する。 【解決手段】 車両の現在地点から目的地点までの推奨
ルートが計算される(S1)。現在地点と現在地点から
最も近い推奨ルート上の点との間の距離Aが計算される
(S2)。現在の地図が表示されている縮尺に基づき、
現在地点を中心とした地図の表示可能な範囲(距離B)
が計算される(S3)。AとBとが比較され(S4)、
現在地点から最も近い推奨ルート上の点と現在地点とが
同時に画面に表示されないと判定されたとき(S5でA
>B)には、2つの点が同時に表示される縮尺が算出さ
れ(S6)、その縮尺により地図が表示される(S
7)。
2点間の位置関係をユーザが容易に把握することのでき
るナビゲーション装置を提供する。 【解決手段】 車両の現在地点から目的地点までの推奨
ルートが計算される(S1)。現在地点と現在地点から
最も近い推奨ルート上の点との間の距離Aが計算される
(S2)。現在の地図が表示されている縮尺に基づき、
現在地点を中心とした地図の表示可能な範囲(距離B)
が計算される(S3)。AとBとが比較され(S4)、
現在地点から最も近い推奨ルート上の点と現在地点とが
同時に画面に表示されないと判定されたとき(S5でA
>B)には、2つの点が同時に表示される縮尺が算出さ
れ(S6)、その縮尺により地図が表示される(S
7)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は地図表示装置およ
びそれを用いたナビゲーション装置に関し、特に地図上
に設定された2点の位置関係を利用者にわかるように表
示することのできる地図表示装置およびそれを用いたナ
ビゲーション装置に関する。
びそれを用いたナビゲーション装置に関し、特に地図上
に設定された2点の位置関係を利用者にわかるように表
示することのできる地図表示装置およびそれを用いたナ
ビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、地図上の2点間を移動するた
めの最適な経路である推奨ルートを計算し、ディスプレ
イに表示する地図表示装置が知られている。これらの地
図表示装置においては推奨ルートの計算対象である道路
地図データはCD−ROMなどのメモリに記憶されてい
る。道路地図データは道路をリンクとし、交差点をノー
ドとするリンクのネットワークデータにより構成され
る。
めの最適な経路である推奨ルートを計算し、ディスプレ
イに表示する地図表示装置が知られている。これらの地
図表示装置においては推奨ルートの計算対象である道路
地図データはCD−ROMなどのメモリに記憶されてい
る。道路地図データは道路をリンクとし、交差点をノー
ドとするリンクのネットワークデータにより構成され
る。
【0003】推奨ルートの計算のための地図上の2点が
設定されると、その2点の各々に最も近い位置にある2
つのリンクが選択される。選択された2つのリンクを結
ぶリンクの集合であって、最もそのリンクの集合の長さ
の合計が短いリンク列が推奨ルートとして計算され表示
される。
設定されると、その2点の各々に最も近い位置にある2
つのリンクが選択される。選択された2つのリンクを結
ぶリンクの集合であって、最もそのリンクの集合の長さ
の合計が短いリンク列が推奨ルートとして計算され表示
される。
【0004】また道路地図とともに車両の現在位置から
目的地までの推奨ルートを表示するナビゲーション装置
が知られている。
目的地までの推奨ルートを表示するナビゲーション装置
が知られている。
【0005】これらのナビゲーション装置においては、
GPS(Global Positioning System )により、ナビゲ
ーション装置が搭載されている車両の現在位置が識別さ
れる。GPSにより得られた車両の現在位置の誤差を補
正するため、車両の進行方向および走行距離が測定さ
れ、メモリに記録された地図データと照合される。これ
により、正確な車両の位置が算出される(このように車
両の現在位置を求める方法を「自立航法」という)。
GPS(Global Positioning System )により、ナビゲ
ーション装置が搭載されている車両の現在位置が識別さ
れる。GPSにより得られた車両の現在位置の誤差を補
正するため、車両の進行方向および走行距離が測定さ
れ、メモリに記録された地図データと照合される。これ
により、正確な車両の位置が算出される(このように車
両の現在位置を求める方法を「自立航法」という)。
【0006】ナビゲーション装置に接続されたリモコン
やタッチパネルなどを介して車両の目的地が設定される
と、現在位置から最も近いリンクと、目的地から最も近
いリンクとの間のリンクの集合である推奨ルートが計算
される。
やタッチパネルなどを介して車両の目的地が設定される
と、現在位置から最も近いリンクと、目的地から最も近
いリンクとの間のリンクの集合である推奨ルートが計算
される。
【0007】計算前に表示されていた地図縮尺と同じ縮
尺により推奨ルートは地図上に表示される。
尺により推奨ルートは地図上に表示される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
地図表示装置やナビゲーション装置は以下の問題点を有
していた。
地図表示装置やナビゲーション装置は以下の問題点を有
していた。
【0009】図21を参照して、画面の表示範囲22の
中央部分に車両の現在位置20が表示されているときを
想定する。推奨ルートの演算が行なわれると、車両の現
在位置から最も近いリンク24上の点31が識別され
る。そのリンクは推奨ルートの始端のリンクとなる。推
奨ルートはリンクの配列として表示されることとなる
が、図21に示されるように推奨ルートの始端のリンク
が画面に表示される範囲22の外にある場合には、ユー
ザは画面を見るだけでは、推奨ルートがどの位置にある
のか知ることができない。
中央部分に車両の現在位置20が表示されているときを
想定する。推奨ルートの演算が行なわれると、車両の現
在位置から最も近いリンク24上の点31が識別され
る。そのリンクは推奨ルートの始端のリンクとなる。推
奨ルートはリンクの配列として表示されることとなる
が、図21に示されるように推奨ルートの始端のリンク
が画面に表示される範囲22の外にある場合には、ユー
ザは画面を見るだけでは、推奨ルートがどの位置にある
のか知ることができない。
【0010】つまり図21の状態にあっては、推奨ルー
トに到達するために車両は図面に対して左上の方向に移
動する必要があるが、画面に表示される範囲22内に表
示される地図だけでは、ユーザは移動すべき方向を判断
することができない。
トに到達するために車両は図面に対して左上の方向に移
動する必要があるが、画面に表示される範囲22内に表
示される地図だけでは、ユーザは移動すべき方向を判断
することができない。
【0011】これは、推奨ルートの演算を高速に行なう
ため、また記録される道路地図データを少なくするため
に、推奨ルートの演算の対象とする道路を、高速道路、
国道、主要地方道路、都道府県道などの主要な道路のみ
に限っていることから生じている。すなわち、幅員の狭
い道路などは推奨ルートの計算の対象外とされているの
である。
ため、また記録される道路地図データを少なくするため
に、推奨ルートの演算の対象とする道路を、高速道路、
国道、主要地方道路、都道府県道などの主要な道路のみ
に限っていることから生じている。すなわち、幅員の狭
い道路などは推奨ルートの計算の対象外とされているの
である。
【0012】同様な理由から、推奨ルートから車両の経
由地までの道のり、経由地から推奨ルートまでの道の
り、および推奨ルートから目的地への道のりにおいて
も、画面に表示される範囲内にその道のりが表示されな
い場合には、運転者は進むべき方向を知ることができ
ず、独自にその道のりを判断する必要があった。
由地までの道のり、経由地から推奨ルートまでの道の
り、および推奨ルートから目的地への道のりにおいて
も、画面に表示される範囲内にその道のりが表示されな
い場合には、運転者は進むべき方向を知ることができ
ず、独自にその道のりを判断する必要があった。
【0013】この発明はこのような問題を解決するため
になされたもので、その目的は、地図上の2点間の位置
関係をユーザが容易に知ることのできる地図表示装置お
よびナビゲーション装置を提供することである。
になされたもので、その目的は、地図上の2点間の位置
関係をユーザが容易に知ることのできる地図表示装置お
よびナビゲーション装置を提供することである。
【0014】この発明の他の目的は、リンク上に設定さ
れた点と、他の点との間の位置関係をユーザが容易に知
ることのできる、地図表示装置およびナビゲーション装
置を提供することである。
れた点と、他の点との間の位置関係をユーザが容易に知
ることのできる、地図表示装置およびナビゲーション装
置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
従うと、地図表示装置は地図の表示を行なう表示手段
と、地図上の2点を設定する設定手段と、地図上に設定
された2点を表示手段に同時に表示させることができる
地図の縮尺を算出する算出手段と、算出された縮尺によ
り、表示手段に地図が表示されるように表示手段を制御
する制御手段とを備える。
従うと、地図表示装置は地図の表示を行なう表示手段
と、地図上の2点を設定する設定手段と、地図上に設定
された2点を表示手段に同時に表示させることができる
地図の縮尺を算出する算出手段と、算出された縮尺によ
り、表示手段に地図が表示されるように表示手段を制御
する制御手段とを備える。
【0016】すなわち請求項1に記載の地図表示装置に
あっては、地図上に設定された2点を表示手段に同時に
表示させることができる地図の縮尺が算出され、算出さ
れた縮尺により表示手段に地図が表示されるように表示
手段が制御される。
あっては、地図上に設定された2点を表示手段に同時に
表示させることができる地図の縮尺が算出され、算出さ
れた縮尺により表示手段に地図が表示されるように表示
手段が制御される。
【0017】これにより表示手段には地図上の2点が同
時に表示されるため、ユーザはその2点間の位置関係を
容易に把握することが可能となる。
時に表示されるため、ユーザはその2点間の位置関係を
容易に把握することが可能となる。
【0018】請求項2に記載の発明によると、地図表示
装置は、地図上の2点を設定する設定手段と、地図上に
設定された2点のうち一方の点を含む地図の表示を行な
う第1の表示手段と、地図上に設定された2点のうち、
他方の点の位置を示す情報を表示する第2の表示手段と
を備える。
装置は、地図上の2点を設定する設定手段と、地図上に
設定された2点のうち一方の点を含む地図の表示を行な
う第1の表示手段と、地図上に設定された2点のうち、
他方の点の位置を示す情報を表示する第2の表示手段と
を備える。
【0019】すなわち請求項2に記載の発明によると、
地図上に設定された2点のうち一方の点を含む地図の表
示が行なわれ、地図上に設定された2点のうち他方の点
の位置を示す情報が表示される。
地図上に設定された2点のうち一方の点を含む地図の表
示が行なわれ、地図上に設定された2点のうち他方の点
の位置を示す情報が表示される。
【0020】これにより、ユーザは地図上に設定された
2点の位置関係を容易に把握することができる。
2点の位置関係を容易に把握することができる。
【0021】請求項3に記載の発明によると、請求項2
に記載の地図表示装置において、位置を示す情報は一方
の点から他方の点への方向と、一方の点と他方の点との
間の距離を含む。
に記載の地図表示装置において、位置を示す情報は一方
の点から他方の点への方向と、一方の点と他方の点との
間の距離を含む。
【0022】すなわち請求項3に記載の発明によると、
さらにユーザは一方の点から他方の点への方向と、一方
の点と他方の点との間の距離を把握することができる。
さらにユーザは一方の点から他方の点への方向と、一方
の点と他方の点との間の距離を把握することができる。
【0023】請求項4に記載の発明によると、請求項1
から3のいずれかに記載の地図表示装置において、地図
は推奨ルートを構成するリンクを含み、設定された2点
のうちの一方の点は現在位置であり、設定された2点の
うちの他方の点はリンク上の点である。
から3のいずれかに記載の地図表示装置において、地図
は推奨ルートを構成するリンクを含み、設定された2点
のうちの一方の点は現在位置であり、設定された2点の
うちの他方の点はリンク上の点である。
【0024】請求項5に記載の発明によると、請求項1
から3に記載の地図表示装置において、地図は推奨ルー
トを構成するリンクを含み、設定された2点のうちの一
方の点はリンク上の点である現在位置であり、設定され
た2点のうちの他方の点は、経由地である。
から3に記載の地図表示装置において、地図は推奨ルー
トを構成するリンクを含み、設定された2点のうちの一
方の点はリンク上の点である現在位置であり、設定され
た2点のうちの他方の点は、経由地である。
【0025】請求項6に記載の発明によると、請求項1
から3のいずれかに記載の地図表示装置において、地図
は推奨ルートを構成するリンクを含み、設定された2点
のうちの一方の点はリンク上の点である現在位置であ
り、設定された2点のうちの他方の点は目的地である。
から3のいずれかに記載の地図表示装置において、地図
は推奨ルートを構成するリンクを含み、設定された2点
のうちの一方の点はリンク上の点である現在位置であ
り、設定された2点のうちの他方の点は目的地である。
【0026】請求項7に記載の発明によると、請求項1
から3のいずれかに記載の地図表示装置において、地図
は推奨ルートを構成するリンクを含み、設定された2点
のうちの一方の点は現在位置である経由地であり、設定
された2点のうちの他方の点はリンク上の点である。
から3のいずれかに記載の地図表示装置において、地図
は推奨ルートを構成するリンクを含み、設定された2点
のうちの一方の点は現在位置である経由地であり、設定
された2点のうちの他方の点はリンク上の点である。
【0027】請求項8に記載の発明によると、請求項1
から7のいずれかに記載の地図表示装置において、表示
手段は地図上の2点のうちの1点を表示範囲の中央に表
示する。
から7のいずれかに記載の地図表示装置において、表示
手段は地図上の2点のうちの1点を表示範囲の中央に表
示する。
【0028】すなわち請求項8に記載の発明によると、
請求項1から7に記載の発明の効果に加え、地図上の2
点のうち1点は表示範囲の中央に表示されるため、ユー
ザはその1点を迅速に識別することが可能となる。
請求項1から7に記載の発明の効果に加え、地図上の2
点のうち1点は表示範囲の中央に表示されるため、ユー
ザはその1点を迅速に識別することが可能となる。
【0029】請求項9記載の発明によると、ナビゲーシ
ョン装置は、請求項1から8のいずれかに記載の地図表
示装置と、地図データを記憶する記憶手段と、現在位置
を入力する入力手段と、目的地を設定する設定手段と、
現在位置と目的地との間の推奨ルートを探索する探索手
段とをさらに備える。
ョン装置は、請求項1から8のいずれかに記載の地図表
示装置と、地図データを記憶する記憶手段と、現在位置
を入力する入力手段と、目的地を設定する設定手段と、
現在位置と目的地との間の推奨ルートを探索する探索手
段とをさらに備える。
【0030】すなわち請求項9に記載の発明によると、
請求項1から8のいずれかに記載の発明の効果に加え、
入力された現在位置と設定された目的地とに基づいて推
奨ルートが探索されるため、ナビゲーション装置の使い
勝手がさらに向上する。
請求項1から8のいずれかに記載の発明の効果に加え、
入力された現在位置と設定された目的地とに基づいて推
奨ルートが探索されるため、ナビゲーション装置の使い
勝手がさらに向上する。
【0031】
【発明の実施の形態】次にこの発明の実施の形態を図面
を参照して詳しく説明する。図中、同一符号は同一また
は相当部分を示す。
を参照して詳しく説明する。図中、同一符号は同一また
は相当部分を示す。
【0032】(第1の実施の形態)図2は本発明の第1
の実施の形態におけるナビゲーション装置の装置構成を
示すブロック図である。
の実施の形態におけるナビゲーション装置の装置構成を
示すブロック図である。
【0033】図を参照して、ナビゲーション装置は、推
奨ルートの演算などの各種処理を行なうナビゲーション
ユニット1と、GPS衛星からの電波を受信することに
より、車両の現在の緯度および経度の情報を取得するG
PS受信機2と、スピードメータケーブルの回転などを
検出することにより車両の現在の速度(車速)を検出す
る車速検出器3と、車両の進行方向を検出する方位セン
サ4と、道路地図および推奨ルートを表示する液晶ディ
スプレイなどから構成される表示装置5と、道路リンク
のネットワークにより構成される地図データおよび地図
データに含まれるリンクのそれぞれに対応した、推奨ル
ート計算のための走行コストデータを記録するCD−R
OM6と、目的地などの情報を入力するための操作部7
とから構成される。
奨ルートの演算などの各種処理を行なうナビゲーション
ユニット1と、GPS衛星からの電波を受信することに
より、車両の現在の緯度および経度の情報を取得するG
PS受信機2と、スピードメータケーブルの回転などを
検出することにより車両の現在の速度(車速)を検出す
る車速検出器3と、車両の進行方向を検出する方位セン
サ4と、道路地図および推奨ルートを表示する液晶ディ
スプレイなどから構成される表示装置5と、道路リンク
のネットワークにより構成される地図データおよび地図
データに含まれるリンクのそれぞれに対応した、推奨ル
ート計算のための走行コストデータを記録するCD−R
OM6と、目的地などの情報を入力するための操作部7
とから構成される。
【0034】次に、図2のナビゲーション装置の動作に
ついて説明する。図3を参照して、CD−ROM6に記
憶されたリンク28のネットワークのデータ29が存在
する場合を想定する。図において、リンク28の各々は
その両端がノード26に接続されている。リンク28の
各々は推奨ルートの演算対象となる道路を示しており、
ノード26は推奨ルートの演算対象となる道路の交差点
を示している。
ついて説明する。図3を参照して、CD−ROM6に記
憶されたリンク28のネットワークのデータ29が存在
する場合を想定する。図において、リンク28の各々は
その両端がノード26に接続されている。リンク28の
各々は推奨ルートの演算対象となる道路を示しており、
ノード26は推奨ルートの演算対象となる道路の交差点
を示している。
【0035】GPS受信機2、車速検出器3および方位
センサ4により車両の現在位置Sが識別される。ここで
は車両の現在位置Sは推奨ルートの演算の対象となるリ
ンクから離れた位置にあると想定する。次に操作部7に
よるユーザからの入力により、車両の目的地Gと車両の
経由地Wとが入力される。目的地Gおよび経由地Wのそ
れぞれは推奨ルート演算用のリンク上の点ではないもの
とする。なお経由する地点がない場合は、目的地Gのみ
が入力される。
センサ4により車両の現在位置Sが識別される。ここで
は車両の現在位置Sは推奨ルートの演算の対象となるリ
ンクから離れた位置にあると想定する。次に操作部7に
よるユーザからの入力により、車両の目的地Gと車両の
経由地Wとが入力される。目的地Gおよび経由地Wのそ
れぞれは推奨ルート演算用のリンク上の点ではないもの
とする。なお経由する地点がない場合は、目的地Gのみ
が入力される。
【0036】次にナビゲーションユニット1により現在
位置Sから最も近いリンク上の点31と、経由地Wから
最も近いリンク上の点33と、目的地Gから最も近いリ
ンク上の点35とが識別される。
位置Sから最も近いリンク上の点31と、経由地Wから
最も近いリンク上の点33と、目的地Gから最も近いリ
ンク上の点35とが識別される。
【0037】次にリンクの各々に対応して記憶された推
奨ルート演算のための走行コストデータに基づいて、上
述の点31と点33、および点33と点35を結ぶリン
ク列の中から、最もリンク列の走行コストデータの合計
が短くなるリンク列24(太線で示される部分)が推奨
ルートとして算出される。
奨ルート演算のための走行コストデータに基づいて、上
述の点31と点33、および点33と点35を結ぶリン
ク列の中から、最もリンク列の走行コストデータの合計
が短くなるリンク列24(太線で示される部分)が推奨
ルートとして算出される。
【0038】すなわち運転者は推奨ルート24を走行す
るために、車両の現在位置Sから出発点に最も高いリン
ク上の点31まで移動する必要がある。
るために、車両の現在位置Sから出発点に最も高いリン
ク上の点31まで移動する必要がある。
【0039】ここで図4に示されるように、推奨ルート
24上の出発点に最も近いリンク上の点31が画面に表
示される範囲22の外に存在していたとする。このと
き、本実施の形態におけるナビゲーション装置において
は、自動的に地図の縮尺が変更され、図5に示されるよ
うに画面に表示される範囲22内に車両の現在位置20
と、出発点に最も近いリンク上の点31とがともに表示
される。
24上の出発点に最も近いリンク上の点31が画面に表
示される範囲22の外に存在していたとする。このと
き、本実施の形態におけるナビゲーション装置において
は、自動的に地図の縮尺が変更され、図5に示されるよ
うに画面に表示される範囲22内に車両の現在位置20
と、出発点に最も近いリンク上の点31とがともに表示
される。
【0040】以上の処理を行なうためにナビゲーション
ユニット1の行なう処理を以下に説明する。
ユニット1の行なう処理を以下に説明する。
【0041】図1を参照して、ステップS1において、
入力された現在位置と目的地との位置データから推奨ル
ートが計算される。
入力された現在位置と目的地との位置データから推奨ル
ートが計算される。
【0042】ステップS2において現在位置Sから推奨
ルートの最寄りの点(図3における点31)までの距離
Aが算出される。ここに距離Aは現在位置から推奨ルー
ト上の最寄りの地点までのX軸方向の距離と、Y軸方向
の距離とから構成される。
ルートの最寄りの点(図3における点31)までの距離
Aが算出される。ここに距離Aは現在位置から推奨ルー
ト上の最寄りの地点までのX軸方向の距離と、Y軸方向
の距離とから構成される。
【0043】より具体的には、図17を参照して、車両
の現在位置の絶対座標をQ(X0,Y0)とし、出発点
に最も近いリンク上の点の絶対座標をP(X1,Y1)
とすると、点Qと点PとのX軸方向の距離xと、Y軸方
向の距離yとは以下の式(1)および(2)により算出
される。
の現在位置の絶対座標をQ(X0,Y0)とし、出発点
に最も近いリンク上の点の絶対座標をP(X1,Y1)
とすると、点Qと点PとのX軸方向の距離xと、Y軸方
向の距離yとは以下の式(1)および(2)により算出
される。
【0044】 x=|X1−X0| …(1) y=|Y1−Y0| …(2) 次にステップS3において現在の表示縮尺から、表示可
能な範囲(距離B)が計算される。ここに距離Bのデー
タは、現在の縮尺で車両の現在地点を中心として、表示
画面に表示することができるX方向の最大限の距離a
と、表示することの可能なY方向の最大限の距離bとか
ら構成される。
能な範囲(距離B)が計算される。ここに距離Bのデー
タは、現在の縮尺で車両の現在地点を中心として、表示
画面に表示することができるX方向の最大限の距離a
と、表示することの可能なY方向の最大限の距離bとか
ら構成される。
【0045】より具体的には、図16を参照して、車両
の現在地点Qを画面に表示される範囲22の中心位置と
したときに、距離aは点Qから画面に表示される範囲2
2の端部までのX座標方向の距離であり、距離bは点Q
から画面に表示される範囲22の端部までのY方向にお
ける距離である。
の現在地点Qを画面に表示される範囲22の中心位置と
したときに、距離aは点Qから画面に表示される範囲2
2の端部までのX座標方向の距離であり、距離bは点Q
から画面に表示される範囲22の端部までのY方向にお
ける距離である。
【0046】ステップS4において以上の距離Aと距離
Bとのデータが比較される。ステップS5においてAと
Bとの比較結果が判定され、A>Bであれば、ステップ
S6において推奨ルートの最寄りの地点が画面に表示さ
れる最小の縮尺が求められる。
Bとのデータが比較される。ステップS5においてAと
Bとの比較結果が判定され、A>Bであれば、ステップ
S6において推奨ルートの最寄りの地点が画面に表示さ
れる最小の縮尺が求められる。
【0047】次にステップS7において求められた縮尺
により現在位置と推奨ルートの最寄りの地点が含まれる
地図が表示される。
により現在位置と推奨ルートの最寄りの地点が含まれる
地図が表示される。
【0048】その後ここでの処理は終了する。なおステ
ップS5においてA≦Bであると判定された場合は、縮
尺の変更がなくとも現在位置と出発点に最も近いリンク
上の点とが同時に表示されるので、ステップS8におい
てここでの処理を終了する。
ップS5においてA≦Bであると判定された場合は、縮
尺の変更がなくとも現在位置と出発点に最も近いリンク
上の点とが同時に表示されるので、ステップS8におい
てここでの処理を終了する。
【0049】図18は図1のステップS2からS5にお
いて行なわれる処理の具体例を示すフローチャートであ
る。
いて行なわれる処理の具体例を示すフローチャートであ
る。
【0050】図を参照して、ステップS20において、
図17の|X1−X0|と|Y1−Y0|との距離の計
算が行なわれる。
図17の|X1−X0|と|Y1−Y0|との距離の計
算が行なわれる。
【0051】ステップS21において、図16における
距離a,bが算出される。ステップS22においてa≧
|X1−X0|であるか判定される。
距離a,bが算出される。ステップS22においてa≧
|X1−X0|であるか判定される。
【0052】ステップS22でYESであると判定され
たのであれば、ステップS23においてb≧|Y1−Y
0|であるか否かの判定が行なわれる。
たのであれば、ステップS23においてb≧|Y1−Y
0|であるか否かの判定が行なわれる。
【0053】ステップS23においてYESであれば、
地図の縮尺を変更しなくても現在位置と出発点に最も近
いリンク上の点とは画面に表示される範囲内に表示され
ることができるため、ここでの処理を終了する。
地図の縮尺を変更しなくても現在位置と出発点に最も近
いリンク上の点とは画面に表示される範囲内に表示され
ることができるため、ここでの処理を終了する。
【0054】一方、ステップS22またはS23のいず
れかにおいてNOであると判定されたときは、出発点に
最も近いリンク上の点を表示するための縮尺の変更を行
なう処理であるステップS6からの処理が実行される。
れかにおいてNOであると判定されたときは、出発点に
最も近いリンク上の点を表示するための縮尺の変更を行
なう処理であるステップS6からの処理が実行される。
【0055】図19はステップS6における具体的な処
理を説明するためのフローチャートである。
理を説明するためのフローチャートである。
【0056】図を参照して、ステップS10において変
数dに現在表示されている地図の縮尺が代入される。
数dに現在表示されている地図の縮尺が代入される。
【0057】ステップS11において縮尺dは1段階上
の縮尺(より広い範囲を表示させることのできる縮尺)
に変更される。
の縮尺(より広い範囲を表示させることのできる縮尺)
に変更される。
【0058】ステップS12において、縮尺dにおける
表示範囲である図16の距離aおよび距離bの各々が算
出される。
表示範囲である図16の距離aおよび距離bの各々が算
出される。
【0059】ステップS13において、a≧|X1−X
0|であるか否か判定される。ステップS13において
YESであれば、ステップS14でb≧|Y1−Y0|
であるか否か判定される。
0|であるか否か判定される。ステップS13において
YESであれば、ステップS14でb≧|Y1−Y0|
であるか否か判定される。
【0060】ステップS14においてYESであると判
定されたのであれば、ステップS15で縮尺dが地図表
示のための縮尺とされ、ここでの処理を終了する。
定されたのであれば、ステップS15で縮尺dが地図表
示のための縮尺とされ、ここでの処理を終了する。
【0061】一方ステップS13またはステップS14
のいずれかでNOであると判定されたのであれば、ステ
ップS11からの処理が繰返し行なわれる。
のいずれかでNOであると判定されたのであれば、ステ
ップS11からの処理が繰返し行なわれる。
【0062】すなわち以上の処理により推奨ルートの演
算が行なわれた後は、常に図5に示されるように車両の
現在位置と現在位置から最も近いリンク上の点とは画面
に表示される範囲22内に同時に表示される。これによ
り運転者(ユーザ)は車両の現在位置から推奨ルート上
の点までの方向を容易に把握することができる。これに
よりナビゲーション装置の使い勝手が向上する。
算が行なわれた後は、常に図5に示されるように車両の
現在位置と現在位置から最も近いリンク上の点とは画面
に表示される範囲22内に同時に表示される。これによ
り運転者(ユーザ)は車両の現在位置から推奨ルート上
の点までの方向を容易に把握することができる。これに
よりナビゲーション装置の使い勝手が向上する。
【0063】同様に、本実施の形態においては、車両が
推奨ルート24上を走行中に、経由地点Wに最も近いリ
ンク上の点33付近に到達したのであれば、画面に表示
される範囲内に車両の現在地点と車両の経由地点Wが同
時に表示されるか否かが判定される。同時に表示されな
いのであれば、縮尺を変更する処理が行なわれる。
推奨ルート24上を走行中に、経由地点Wに最も近いリ
ンク上の点33付近に到達したのであれば、画面に表示
される範囲内に車両の現在地点と車両の経由地点Wが同
時に表示されるか否かが判定される。同時に表示されな
いのであれば、縮尺を変更する処理が行なわれる。
【0064】すなわち図6を参照して、車両の現在位置
20が画面に表示される範囲22の中央位置に表示さ
れ、車両の経由地Wが画面に表示される範囲22の外に
あるのであれば、図1に示される処理と同様の処理が行
なわれ、縮尺の変更が行なわれる。これにより図7に示
されるように、車両の現在位置20と車両の経由地Wと
は画面に同時に表示される。これによりユーザは車両の
経由地までの方向を容易に把握することが可能となる。
20が画面に表示される範囲22の中央位置に表示さ
れ、車両の経由地Wが画面に表示される範囲22の外に
あるのであれば、図1に示される処理と同様の処理が行
なわれ、縮尺の変更が行なわれる。これにより図7に示
されるように、車両の現在位置20と車両の経由地Wと
は画面に同時に表示される。これによりユーザは車両の
経由地までの方向を容易に把握することが可能となる。
【0065】また図8に示されるように、車両が経由地
Wの付近から推奨ルート24に戻るときには、以下の処
理が行なわれる。
Wの付近から推奨ルート24に戻るときには、以下の処
理が行なわれる。
【0066】すなわち図8に示されるように、車両の現
在位置20と経由地点Wに最も近いリンク上の点33と
が画面上に同時に表示されていないときには、図9に示
されるように縮尺の変更が行なわれる。これにより車両
の現在位置20と経由地点Wに最も近いリンク上の点3
3とは画面内に同時に表示される。これにより運転者は
車両の現在地点から経由地点Wに最も近いリンク上の点
までの方向や距離を容易に把握することが可能となる。
在位置20と経由地点Wに最も近いリンク上の点33と
が画面上に同時に表示されていないときには、図9に示
されるように縮尺の変更が行なわれる。これにより車両
の現在位置20と経由地点Wに最も近いリンク上の点3
3とは画面内に同時に表示される。これにより運転者は
車両の現在地点から経由地点Wに最も近いリンク上の点
までの方向や距離を容易に把握することが可能となる。
【0067】さらに車両が推奨ルート24上を走行し、
目的地点Gの付近まで近づいたときに、図10に示され
るように目的地点Gが画面に表示される範囲22の外に
あるときには、同様に縮尺の変更が行なわれる。このと
き図11に示されるように、車両の現在地点20と目的
地点Gとが同時に表示されるように表示装置が制御され
る。これにより運転者は推奨ルートを走行中に、目的地
Gに近づいたときに、目的地Gの方向や距離などを容易
に把握することが可能となる。
目的地点Gの付近まで近づいたときに、図10に示され
るように目的地点Gが画面に表示される範囲22の外に
あるときには、同様に縮尺の変更が行なわれる。このと
き図11に示されるように、車両の現在地点20と目的
地点Gとが同時に表示されるように表示装置が制御され
る。これにより運転者は推奨ルートを走行中に、目的地
Gに近づいたときに、目的地Gの方向や距離などを容易
に把握することが可能となる。
【0068】(第2の実施の形態)図20は本発明の第
2の実施の形態におけるナビゲーション装置により行な
われる推奨ルート表示処理を示すフローチャートであ
る。
2の実施の形態におけるナビゲーション装置により行な
われる推奨ルート表示処理を示すフローチャートであ
る。
【0069】本実施の形態におけるナビゲーション装置
の具体的構成は図2に示される第1の実施の形態と実質
的に同一であるのでここでの説明は繰返さない。
の具体的構成は図2に示される第1の実施の形態と実質
的に同一であるのでここでの説明は繰返さない。
【0070】また図20においてステップS1からS5
およびステップS8における処理は、図1に示されるフ
ローチャートと実質的に同一であるのでここでの説明を
繰返さない。
およびステップS8における処理は、図1に示されるフ
ローチャートと実質的に同一であるのでここでの説明を
繰返さない。
【0071】図20を参照して、本実施の形態における
ナビゲーション装置においては、ステップS5におい
て、現在の表示倍率では、推奨ルート上の最寄りの地点
が表示されないと判定されたときに、ステップS6での
処理が行なわれる。
ナビゲーション装置においては、ステップS5におい
て、現在の表示倍率では、推奨ルート上の最寄りの地点
が表示されないと判定されたときに、ステップS6での
処理が行なわれる。
【0072】ステップS6においては、現在の車両の位
置から推奨ルートの最寄りの地点までの方向と距離とが
表示画面に設けられたウィンドウ上に表示される。
置から推奨ルートの最寄りの地点までの方向と距離とが
表示画面に設けられたウィンドウ上に表示される。
【0073】より具体的には、図12を参照して、車両
の現在位置20が表示範囲22内に表示され、車両の現
在位置から最も近い推奨ルート上の点31が表示範囲2
2の外にあるとき、ウィンドウ37が表示される。ウィ
ンドウ37には車両の現在位置から、リンク上の点31
までの方向を示す矢印と、車両の現在位置20とリンク
上の点31との間の距離(図12においては500m)
が表示される。これにより表示範囲22内に推奨ルート
上の点31が表示されていないときでも、運転者は容易
にその方向と距離とを知ることができる。これによりナ
ビゲーション装置の使い勝手が向上する。
の現在位置20が表示範囲22内に表示され、車両の現
在位置から最も近い推奨ルート上の点31が表示範囲2
2の外にあるとき、ウィンドウ37が表示される。ウィ
ンドウ37には車両の現在位置から、リンク上の点31
までの方向を示す矢印と、車両の現在位置20とリンク
上の点31との間の距離(図12においては500m)
が表示される。これにより表示範囲22内に推奨ルート
上の点31が表示されていないときでも、運転者は容易
にその方向と距離とを知ることができる。これによりナ
ビゲーション装置の使い勝手が向上する。
【0074】なお図13から図15を参照して、経由地
Wが表示範囲外にある場合(図13)、車両が経由地W
の付近に存在する場合であって経由地Wから最も近い推
奨ルート上の点33が表示範囲22の外にある場合(図
14)、および目的地点Gが表示範囲22の外にある場
合(図15)にも、同様にウィンドウ37が表示され
る。
Wが表示範囲外にある場合(図13)、車両が経由地W
の付近に存在する場合であって経由地Wから最も近い推
奨ルート上の点33が表示範囲22の外にある場合(図
14)、および目的地点Gが表示範囲22の外にある場
合(図15)にも、同様にウィンドウ37が表示され
る。
【0075】なお第1および第2の実施の形態におい
て、車両の現在地点を表示範囲の中央地点に表示させる
ようにしたが、車両の現在位置は表示範囲内のいずれの
位置に表示させてもよい。
て、車両の現在地点を表示範囲の中央地点に表示させる
ようにしたが、車両の現在位置は表示範囲内のいずれの
位置に表示させてもよい。
【0076】また第1および第2の実施の形態におい
て、車両の現在位置はGPSを含む受信機により入力す
るようにし、目的地は操作部を介してユーザが入力する
こととしたが、たとえば出発地および目的地をともにユ
ーザが設定するようにしてもよい。これによりGPS受
信機、車速検出器、および方位センサを持たずに、ユー
ザにより入力された目的地と現在位置との間の推奨ルー
トを算出し表示する地図表示装置としての本発明の実施
が可能となる。
て、車両の現在位置はGPSを含む受信機により入力す
るようにし、目的地は操作部を介してユーザが入力する
こととしたが、たとえば出発地および目的地をともにユ
ーザが設定するようにしてもよい。これによりGPS受
信機、車速検出器、および方位センサを持たずに、ユー
ザにより入力された目的地と現在位置との間の推奨ルー
トを算出し表示する地図表示装置としての本発明の実施
が可能となる。
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるナビゲーシ
ョン装置での推奨ルートの表示処理を示すフローチャー
トである。
ョン装置での推奨ルートの表示処理を示すフローチャー
トである。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるナビゲーシ
ョン装置の装置構成を示したブロック図である。
ョン装置の装置構成を示したブロック図である。
【図3】図2のナビゲーション装置で行なわれる推奨ル
ートの演算の具体例を説明するための図である。
ートの演算の具体例を説明するための図である。
【図4】車両の現在位置20と推奨ルート上の点31と
の位置関係を説明するための図である。
の位置関係を説明するための図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態におけるナビゲーシ
ョン装置の効果を説明するための第1の図である。
ョン装置の効果を説明するための第1の図である。
【図6】車両の現在位置20と経由地Wとの位置関係を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態におけるナビゲーシ
ョン装置の効果を説明するための第2の図である。
ョン装置の効果を説明するための第2の図である。
【図8】車両の現在位置20と、経由地Wから最も近い
推奨ルート上の点33との位置関係を説明するための図
である。
推奨ルート上の点33との位置関係を説明するための図
である。
【図9】本発明の第1の実施の形態におけるナビゲーシ
ョン装置の効果を説明するための第3の図である。
ョン装置の効果を説明するための第3の図である。
【図10】車両の現在位置20と車両の目的地点Gとの
位置関係を説明するための図である。
位置関係を説明するための図である。
【図11】本発明の第1の実施の形態におけるナビゲー
ション装置の効果を説明するための第4の図である。
ション装置の効果を説明するための第4の図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態におけるナビゲー
ション装置の効果を説明するための第1の図である。
ション装置の効果を説明するための第1の図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態におけるナビゲー
ション装置の効果を説明するための第2の図である。
ション装置の効果を説明するための第2の図である。
【図14】本発明の第2の実施の形態におけるナビゲー
ション装置の効果を説明するための第3の図である。
ション装置の効果を説明するための第3の図である。
【図15】本発明の第2の実施の形態におけるナビゲー
ション装置の効果を説明するための第4の図である。
ション装置の効果を説明するための第4の図である。
【図16】図1のステップS3における処理を説明する
ための図である。
ための図である。
【図17】図1のステップS2における処理を説明する
ための図である。
ための図である。
【図18】図1のステップS2からS5までで行なわれ
る処理の具体例を示したフローチャートである。
る処理の具体例を示したフローチャートである。
【図19】図1のステップS6で行なわれる処理の具体
例を示したフローチャートである。
例を示したフローチャートである。
【図20】本発明の第2の実施の形態における推奨ルー
トの表示処理を示したフローチャートである。
トの表示処理を示したフローチャートである。
【図21】従来のナビゲーション装置の問題点を説明す
るための図である。
るための図である。
1 ナビゲーションユニット 2 GPS受信機 3 車速検出器 4 方位センサ 5 表示装置 6 CD−ROM 7 操作部 20 車両の現在位置 22 表示装置に表示される範囲 24 推奨ルート 26 ノード 28 リンク 31 出発点に最も近いリンク上の点 33 経由地点に最も近いリンク上の点 35 目的地点に最も近いリンク上の点 37 ウィンドウ
Claims (9)
- 【請求項1】 地図の表示を行なう地図表示装置であっ
て、 地図の表示を行なう表示手段と、 前記地図上の2点を設定する設定手段と、 前記地図上に設定された2点を前記表示手段に同時に表
示させることができる地図の縮尺を算出する算出手段
と、 前記算出された縮尺により、前記表示手段に地図が表示
されるように、前記表示手段を制御する制御手段とを備
えた、地図表示装置。 - 【請求項2】 地図の表示を行なう地図表示装置であっ
て、 前記地図上の2点を設定する設定手段と、 前記地図上に設定された2点のうちの一方の点を含む地
図の表示を行なう第1の表示手段と、 前記地図上に設定された2点のうちの他方の点の位置を
示す情報を表示する第2の表示手段とを備えた、地図表
示装置。 - 【請求項3】 前記位置を示す情報は、前記一方の点か
ら前記他方の点への方向と、前記一方の点と前記他方の
点との間の距離を含む、請求項2に記載の地図表示装
置。 - 【請求項4】 前記地図は推奨ルートを構成するリンク
を含み、 前記設定された2点のうちの一方の点は現在位置であ
り、 前記設定された2点のうちの他方の点は、前記リンク上
の点である請求項1から3のいずれかに記載の地図表示
装置。 - 【請求項5】 前記地図は推奨ルートを構成するリンク
を含み、 前記設定された2点のうちの一方の点は、前記リンク上
の点である現在位置であり、 前記設定された2点のうちの他方の点は、経由地であ
る、請求項1から3のいずれかに記載の地図表示装置。 - 【請求項6】 前記地図は推奨ルートを構成するリンク
を含み、 前記設定された2点のうちの一方の点は前記リンク上の
点である現在位置であり、 前記設定された2点のうちの他方の点は、目的地であ
る、請求項1から3のいずれかに記載の地図表示装置。 - 【請求項7】 前記地図は推奨ルートを構成するリンク
を含み、 前記設定された2点のうちの一方の点は、現在位置であ
る経由地であり、 前記設定された2点のうちの他方の点は、前記リンク上
の点である、請求項1から3のいずれかに記載の地図表
示装置。 - 【請求項8】 前記表示手段は、前記地図上の2点のう
ちの1点を表示範囲の中央に表示する、請求項1から7
のいずれかに記載の地図表示装置。 - 【請求項9】 請求項1から8のいずれかに記載の地図
表示装置と、 地図データを記憶する記憶手段と、 現在位置を入力する入力手段と、 目的地を設定する設定手段と、 前記現在位置と前記目的地との間の推奨ルートを探索す
る探索手段とを備えた、ナビゲーション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24432995A JPH0990868A (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 地図表示装置およびそれを用いたナビゲーション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24432995A JPH0990868A (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 地図表示装置およびそれを用いたナビゲーション装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0990868A true JPH0990868A (ja) | 1997-04-04 |
Family
ID=17117099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24432995A Withdrawn JPH0990868A (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 地図表示装置およびそれを用いたナビゲーション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0990868A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998051995A1 (fr) * | 1997-05-15 | 1998-11-19 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Navigateur |
JP2001116560A (ja) * | 1999-10-19 | 2001-04-27 | Fujitsu Ten Ltd | ナビゲーション装置 |
US7440851B2 (en) | 2001-10-30 | 2008-10-21 | Robert Bosch Gmbh | Method for providing navigation instructions |
JP2010190822A (ja) * | 2009-02-20 | 2010-09-02 | Alpine Electronics Inc | 車載用ナビゲーション装置及び車両案内方法 |
CN109141397A (zh) * | 2018-07-20 | 2019-01-04 | 上海斐讯数据通信技术有限公司 | 可穿戴设备的多航迹显示方法及应用该方法的可穿戴设备 |
-
1995
- 1995-09-22 JP JP24432995A patent/JPH0990868A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998051995A1 (fr) * | 1997-05-15 | 1998-11-19 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Navigateur |
US6219614B1 (en) | 1997-05-15 | 2001-04-17 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Navigation system providing simplified navigation instructions using graphics and voice guidance to preferred routes and using landmarks |
JP2001116560A (ja) * | 1999-10-19 | 2001-04-27 | Fujitsu Ten Ltd | ナビゲーション装置 |
US7440851B2 (en) | 2001-10-30 | 2008-10-21 | Robert Bosch Gmbh | Method for providing navigation instructions |
JP2010190822A (ja) * | 2009-02-20 | 2010-09-02 | Alpine Electronics Inc | 車載用ナビゲーション装置及び車両案内方法 |
CN109141397A (zh) * | 2018-07-20 | 2019-01-04 | 上海斐讯数据通信技术有限公司 | 可穿戴设备的多航迹显示方法及应用该方法的可穿戴设备 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3321536B2 (ja) | 情報提供システム、情報表示装置及び情報提供装置 | |
US20070021909A1 (en) | Navigation system | |
JPH06309595A (ja) | ナビゲーション装置 | |
JPH10274544A (ja) | 経路案内装置 | |
US8494769B2 (en) | Information system, terminal device, and information center device | |
JP2000146604A (ja) | 車両用ナビゲ―ション・システム及び方法 | |
JP3355852B2 (ja) | ナビゲーション装置 | |
JP3769817B2 (ja) | 経路探索表示装置 | |
JPH1137778A (ja) | リンク旅行時間補間方法 | |
JP3590437B2 (ja) | 経路探索装置 | |
JPH0990868A (ja) | 地図表示装置およびそれを用いたナビゲーション装置 | |
JP2002310696A (ja) | ナビゲーション装置 | |
JP3237454B2 (ja) | 車載用経路算出装置 | |
JP4345255B2 (ja) | ナビゲーションセンタ装置及びナビゲーション装置 | |
WO2003074971A1 (en) | Navigation apparatus and navigation method | |
JP3319084B2 (ja) | 走行経路案内装置 | |
JP2964832B2 (ja) | 道路地図表示装置 | |
JP4112352B2 (ja) | 車載用ナビゲーション装置 | |
JP2002156238A (ja) | ナビゲーション装置 | |
JP2001343248A (ja) | ナビゲーション装置 | |
JPH04251284A (ja) | 車載ナビゲーション装置に用いる地図選択表示装置 | |
JP2001349738A (ja) | ナビゲーション装置 | |
JPH07103777A (ja) | 走行位置表示装置 | |
JPH0567295A (ja) | ビーコンから取得した道路情報の選別表示方法 | |
JPH07103773A (ja) | 経路計算方法及び装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021203 |