JP5423889B2 - 基地局、移動体通信システム、並びに基地局の呼受付制御方法及びプログラム - Google Patents

基地局、移動体通信システム、並びに基地局の呼受付制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、基地局、移動体通信システム、並びに基地局の呼受付制御方法及びプログラムに関し、特に移動局による無線基地局間ハンドオーバに際しての呼受付技術に関する。
次世代の移動体通信方式として、LTE(Long Term Evolution)の導入が検討され、その仕様化が進められている。LTEでは、現行の第3世代移動体通信方式(例えば、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access))と比較して、通信速度を向上させることが可能である。
具体的には、LTEでは、下り方向の無線アクセス方式にOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)が採用され、上り方向の無線アクセス方式にSC(Single Carrier)−FDMAが採用されている。
OFDMAは、周波数の直交性を利用して、複数の搬送波(一般に、サブキャリアと呼称される)を多重化するディジタル変調方式であり、その特徴として、フェージングやマルチパス干渉に対する耐性が高い点が挙げられる。
一方、SC−FDMAは、OFDMAに類似する特徴を有している。但し、SC−FDMAは、ユーザに対してサブキャリアを連続的に割り当てる点で、OFDMAと異なる。このため、OFDMAと比して、電力効率の改善が見込まれている。上り方向の無線リソースは、周波数成分及び時間成分に分割され、ユーザに割り当てられる。
また、LTEでは、システム全体での通信速度の向上を目的として、限られた無線リソースを有効活用するための種々の対策が検討されている。その1つとして、セル間における負荷分散機能が挙げられる。この機能は、大略、1つのセルに移動局(UE:User Equipment)が集中して存在する場合に、UEを隣接セルへハンドオーバさせ、以てセル間で負荷が偏らないようにするものである。これにより、セル境界に存在するUEのスループット、及びシステム全体のスループットの両者の改善が期待できる。
具体的には、LTEでのハンドオーバは、UEから無線基地局(eNB:enhanced Node B)への測定報告(Measurement Report)をトリガとして実施される。非特許文献1には、Measurement Reportの種別として、Event A1〜A5が定義されている。Event A1〜A5の内、特にハンドオーバのトリガとなるEvent A3は、下記の式(1)に示す条件が満たされた場合にUEから送出される。
Mn+Ofn+Ocn−Hys > Ms+Ofs+Ocs+Off …式(1)
ここで、上記の式(1)の左辺において、Mnは、隣接セル(neighbour cell)における受信品質である。Ofnは、隣接セルで使用される周波数帯に関するオフセットである。Ocnは、隣接セルに固有のオフセットである。Hysは、Event A3に関するヒステリシスパラメータである。一方、上記の式(1)の右辺において、Msは、通信中のセル(Serving Cell)における受信品質である。Ofsは、通信中のセルで使用される周波数帯に関するオフセットである。Ocsは、通信中のセルに固有のオフセットである。Offは、Event A3に関するオフセットパラメータである。
原則として、UEは、自身で測定した隣接セルにおける受信品質Mnが通信中のセルにおける受信品質Msを上回った場合に、Event A3をeNBへ送信し、以てハンドオーバを要求する。なお、Event A3には、受信品質Mn及びMsを含めることが可能である。
ところで、オフセットOcnの値が大きくなると、上記の式(1)に示した条件が満たされ易くなる。一方、オフセットOcnの値が小さくなると、上記の式(1)に示した条件が満たされ難くなる。すなわち、オフセットOcnを変更することにより、UEを特定の隣接セルへハンドオーバさせ易くする、或いはハンドオーバさせ難くすることができる。
このため、eNBは、自身のセル負荷が高い場合、オフセットOcnを変更すると共に、その変更を報知情報又は制御信号に含めてUEへ通知し、以てUEに、Event A3を送出させる。これにより、負荷分散機能によるハンドオーバが実施されることとなる。
また、一般に、eNBは、UEへの無線リソースの割当に際して、PF(Proportional Fair)スケジューリングを用いる。このPFスケジューリングにおいては、セル当たりのスループットと、UE間のスループットとの公平性が考慮される。換言すると、eNBは、自身のセル内に多くのUEが存在する場合、各UEが要求するサービス品質を保証できないことがある。
このため、UEのハンドオーバ先となるeNB(以下、ハンドオーバ先eNBと呼称することがある)は、自身のセル負荷を見積もると共に、下記の式(2)に従って、新たな呼(より詳細には、ベアラ)を受付可能か否か判定する。下記の式(2)に示す条件が満たされた場合、ハンドオーバ先eNBは、呼を受け付ける。なお、以降の説明においては、UEが通信していたeNBをハンドオーバ元eNBと呼称し、ハンドオーバ先eNBと区別することがある。
L_c+L_d < L_th …式(2)
ここで、上記の式(2)において、L_cは、ハンドオーバ先eNBにおける現在の負荷量である。また、L_thは、呼の受付可否を判定するための閾値(以下、呼受付閾値と呼称する)である。さらに、L_dは、新たに呼を受け付けることにより増加する負荷量(以下、負荷増加量と呼称する)であり、一般に固定値が用いられる。なお、固定値を用いる理由は、ハンドオーバ先eNBが、UEの無線状況に関する情報を有しておらず、負荷増加量L_dを正確に見積もることができないためである。
なお、参考技術として、特許文献1には、UEが要求するサービス品質が高い場合に、ハンドオーバ元eNB及びハンドオーバ先eNBに接続される上位ノードが、上記の呼受付制御と並行して、ハンドオーバ先eNBへのユーザデータの送信を開始し、以て両eNB同士間におけるユーザデータの転送処理に係る負荷を軽減する移動体通信システムが記載されている。
3GPP TS 36.331、"Radio Resource Control (RRC)"、V9.1.0、2009年12月、p.73
特開2008−103865号公報 特開2009−171477号公報
しかしながら、上記の非特許文献1及び特許文献1には、負荷分散機能によるハンドオーバの実施に伴って、ハンドオーバ先セルにおける通信品質が劣化する虞があるという課題があった。これは、オフセット(Ocn)を大きく変更した場合、一度に多くの移動局を隣接セルへ強制的にハンドオーバさせる結果となり、以てハンドオーバ先の基地局が輻輳してしまうためである。
これを回避するため、負荷分散機能によるハンドオーバの実施を抑制する対策が考えられる。しかしながら、この対策を講じた場合、ハンドオーバ元セルにおける負荷は何ら低減されず、以て、ハンドオーバできなかった移動局に呼損が発生してしまう。
なお、他の参考技術として、特許文献2には、移動局で測定された通信中のセルにおける受信品質と、隣接セルにおける受信品質との比が所定の閾値を超過する場合に、通信中のセルを経由する通信路に加えて、隣接セルを経由する通信路を確立するソフトハンドオフ制御技術が記載されている。しかしながら、この技術は、無線リソースの有効活用に逆行するため上記の課題に何ら対処できず、そもそも、LTEのようにハードハンドオーバを採用する移動体通信システムには不適である。
従って、本発明の目的は、ハンドオーバ先セルにおける通信品質の劣化を抑制しつつ、且つ移動局における呼損の発生を低減することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の第1の態様に係る基地局は、自局に隣接して設置される他の基地局との通信を行う通信手段と、移動局との無線通信に係る呼制御を行う制御手段とを備える。前記通信手段は、前記他の基地局と無線通信中の1以上の移動局により測定された、自局が形成するセルにおける第1の受信品質と前記他の基地局が形成するセルにおける第2の受信品質とを、前記他の基地局から受信する。前記制御手段は、前記第1の受信品質が前記第2の受信品質より高いという第1の条件を満たす移動局に係る呼を、前記第1の条件を満たさない移動局に係る呼よりも優先して受け付ける。
また、本発明の第2の態様に係る基地局は、移動局との無線通信を行う通信手段と、自局に隣接して設置される他の基地局に対し、前記移動局に係る呼の受付を要求する要求手段とを備える。前記通信手段は、無線通信中の1以上の移動局により測定された、前記他の基地局が形成するセルにおける第1の受信品質と自局が形成するセルにおける第2の受信品質とを受信する。前記要求手段は、前記他の基地局に対し、前記第1の受信品質が前記第2の受信品質より高いという第1の条件を満たす移動局に係る呼の受付を、前記第1の条件を満たさない移動局に係る呼の受付よりも優先して要求する。
また、本発明の第3の態様に係る基地局は、自局に隣接して設置される他の基地局との通信を行う通信手段と、移動局との無線通信に係る呼制御を行う制御手段とを備える。前記通信手段は、前記他の基地局により測定された、前記他の基地局と、前記他の基地局と無線通信中の1以上の移動局との間の距離に関する情報を受信する。前記制御手段は、前記距離が閾値を超過するという条件を満たす移動局に係る呼を、前記条件を満たさない移動局に係る呼よりも優先して受け付ける。
また、本発明の第4の態様に係る基地局は、移動局との無線通信を行う通信手段と、自局に隣接して設置される他の基地局に対し、前記移動局に係る呼の受付を要求する要求手段とを備える。前記通信手段は、自局と、自局と無線通信中の1以上の移動局との間の距離を測定する。前記要求手段は、前記他の基地局に対し、前記距離が閾値を超過するという条件を満たす移動局に係る呼の受付を、前記条件を満たさない移動局に係る呼の受付よりも優先して要求する。
また、本発明の第5の態様に係る移動体通信システムは、第1の基地局と、前記第1の基地局に隣接して設置される第2の基地局とを備える。前記第1の基地局は、自局と無線通信中の1以上の移動局により測定された、前記第2の基地局が形成するセルにおける第1の受信品質と自局が形成するセルにおける第2の受信品質とを、前記第2の基地局へ通知する。前記第2の基地局は、前記第1の受信品質が前記第2の受信品質より高いという条件を満たす移動局に係る呼を、前記条件を満たさない移動局に係る呼よりも優先して受け付ける。
また、本発明の第6の態様に係る移動体通信システムは、第1の基地局と、前記第1の基地局に隣接して設置される第2の基地局とを備える。前記第1の基地局は、自局と無線通信中の1以上の移動局により測定された、前記第2の基地局が形成するセルにおける第1の受信品質と自局が形成するセルにおける第2の受信品質とを受信し、前記第2の基地局に対し、前記第1の受信品質が前記第2の受信品質より高いという条件を満たす移動局に係る呼の受付を、前記条件を満たさない移動局に係る呼の受付よりも優先して要求する。
また、本発明の第7の態様に係る移動体通信システムは、第1の基地局と、前記第1の基地局に隣接して設置される第2の基地局とを備える。前記第1の基地局は、自局と、自局と無線通信中の1以上の移動局との間の距離を測定すると共に、前記距離に関する情報を前記第2の基地局へ通知する。前記第2の基地局は、前記距離が閾値を超過するという条件を満たす移動局に係る呼を、前記条件を満たさない移動局に係る呼よりも優先して受け付ける。
また、本発明の第8の態様に係る移動体通信システムは、第1の基地局と、前記第1の基地局に隣接して設置される第2の基地局とを備える。前記第1の基地局は、自局と、自局と無線通信中の1以上の移動局との間の距離を測定し、前記第2の基地局に対し、前記距離が閾値を超過するという条件を満たす移動局に係る呼の受付を、前記条件を満たさない移動局に係る呼の受付よりも優先して要求する。
また、本発明の第9の態様に係る呼受付制御方法は、基地局における呼受付制御方法を提供する。この呼受付制御方法は、前記基地局に隣接して設置される他の基地局と無線通信中の1以上の移動局により測定された、前記基地局が形成するセルにおける第1の受信品質と前記他の基地局が形成するセルにおける第2の受信品質とを、前記他の基地局から受信し、前記第1の受信品質が前記第2の受信品質より高いという条件を満たす移動局に係る呼を、前記条件を満たさない移動局に係る呼よりも優先して受け付けることを含む。
また、本発明の第10の態様に係る呼受付制御方法は、基地局における呼受付制御方法を提供する。この呼受付制御方法は、前記基地局と無線通信中の1以上の移動局により測定された、前記基地局に隣接して設置される他の基地局が形成するセルにおける第1の受信品質と前記基地局が形成するセルにおける第2の受信品質とを受信し、前記他の基地局に対し、前記第1の受信品質が前記第2の受信品質より高いという条件を満たす移動局に係る呼の受付を、前記条件を満たさない移動局に係る呼の受付よりも優先して要求することを含む。
また、本発明の第11の態様に係る呼受付制御方法は、基地局における呼受付制御方法を提供する。この呼受付制御方法は、前記基地局に隣接して設置される他の基地局と、前記他の基地局と無線通信中の1以上の移動局との間の距離に関する情報を、前記他の基地局から受信し、前記距離が閾値を超過するという条件を満たす移動局に係る呼を、前記条件を満たさない移動局に係る呼よりも優先して受け付けることを含む。
また、本発明の第12の態様に係る呼受付制御方法は、基地局における呼受付制御方法を提供する。この呼受付制御方法は、前記基地局と、前記基地局と無線通信中の1以上の移動局との間の距離を測定し、前記基地局に隣接して設置される他の基地局に対し、前記距離が閾値を超過するという条件を満たす移動局に係る呼の受付を、前記条件を満たさない移動局に係る呼の受付よりも優先して要求することを含む。
また、本発明の第13の態様に係る呼受付制御プログラムは、基地局に、前記基地局に隣接して設置される他の基地局と無線通信中の1以上の移動局により測定された、前記基地局が形成するセルにおける第1の受信品質と前記他の基地局が形成するセルにおける第2の受信品質とを、前記他の基地局から受信する処理と、前記第1の受信品質が前記第2の受信品質より高いという条件を満たす移動局に係る呼を、前記条件を満たさない移動局に係る呼よりも優先して受け付ける処理とを実行させる。
また、本発明の第14の態様に係る呼受付制御プログラムは、基地局に、前記基地局と無線通信中の1以上の移動局により測定された、前記基地局に隣接して設置される他の基地局が形成するセルにおける第1の受信品質と前記基地局が形成するセルにおける第2の受信品質とを受信する処理と、前記他の基地局に対し、前記第1の受信品質が前記第2の受信品質より高いという条件を満たす移動局に係る呼の受付を、前記条件を満たさない移動局に係る呼の受付よりも優先して要求する処理とを実行させる。
また、本発明の第15の態様に係る呼受付制御プログラムは、基地局に、前記基地局に隣接して設置される他の基地局と、前記他の基地局と無線通信中の1以上の移動局との間の距離に関する情報を、前記他の基地局から受信する処理と、前記距離が閾値を超過するという条件を満たす移動局に係る呼を、前記条件を満たさない移動局に係る呼よりも優先して受け付ける処理とを実行させる。
さらに、本発明の第16の態様に係る呼受付制御プログラムは、基地局に、前記基地局と、前記基地局と無線通信中の1以上の移動局との間の距離を測定する処理と、前記基地局に隣接して設置される他の基地局に対し、前記距離が閾値を超過するという条件を満たす移動局に係る呼の受付を、前記条件を満たさない移動局に係る呼の受付よりも優先して要求する処理とを実行させる。
本発明によれば、ハンドオーバ先セルにおける通信品質の劣化を抑制しつつ、且つ移動局における呼損の発生を低減することが可能である。
その第1の理由は、複数の移動局が負荷分散機能によるハンドオーバを実施した場合、ハンドオーバの必要性が高い(負荷分散が実施されずとも、ハンドオーバを実施した方が好適である)移動局を優先してハンドオーバさせ、以てハンドオーバ先の基地局における輻輳の発生を回避できるためである。
また、第2の理由は、ハンドオーバの必要性が低い(本来、ハンドオーバを実施しない方が好適である)移動局を元のセルで継続して通信させ、以て呼損率の増大を回避できるためである。
本発明の実施の形態1に係る移動体通信システムの構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る基地局の構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る移動体通信システムにおける、X2ハンドオーバ手順を示したシーケンス図である。 本発明の実施の形態1に係る基地局における、呼受付制御の一例を示したフローチャート図である。 本発明の実施の形態1に係る基地局に用いる、負荷増加量見積テーブルの構成例を示した図である。 本発明の実施の形態1に係る基地局における、呼受付制御の他の例を示したフローチャート図である。 本発明の実施の形態1に係る移動体通信システムにおける、S1ハンドオーバ手順を示したシーケンス図である。 本発明の実施の形態2に係る基地局における、呼受付制御例を示したフローチャート図である。 本発明の実施の形態3に係る基地局の構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態3に係る移動体通信システムにおける、X2ハンドオーバ手順を示したシーケンス図である。 本発明の実施の形態3に係る基地局における、呼受付要求処理例を示したフローチャート図である。 本発明の実施の形態4に係る基地局における、呼受付制御例を示したフローチャート図である。 本発明の実施の形態5に係る基地局における、呼受付要求処理例を示したフローチャート図である。
以下、本発明に係る基地局及びこれを適用する移動体通信システムの実施の形態1〜5を、図1〜図13を参照して説明する。なお、各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
また、各実施の形態においては、LTEに則した移動体通信システムを一例として説明する。但し、各実施の形態で示される技術は、LTEに限らず、ハードハンドオーバを採用する他の通信規格に則した移動体通信システムに適用することもできる。
[実施の形態1]
図1に示すように、本実施の形態に係る移動体通信システム1は、隣接して設置される2つのeNB10_1及び10_2(以下、符号10で総称することがある)と、UE20と、MME(Mobility Management Entity)30と、S−GW(Serving Gateway)40とを含む。eNB10とMME30は、S1−MMEリンクにより接続される。また、eNB10とS−GW40は、S1−Uリンクにより接続される。また、eNB10_1とeNB10_2は、X2リンクにより接続される。さらに、eNB10とUE20との間の無線区間は、一般にUUリンクと呼ばれる。なお、以降の説明においては、S1−MMEリンク及びS1−Uリンクを、S1リンクと総称することがある。また、S1リンク及びX2リンクを、バックホール(Backhaul)リンクと総称することがある。
この内、UE20、MME30、及びS−GW40には、LTEに則した一般的なUE、MME、及びS−GWをそれぞれ用いることができるため、これらの具体的な説明を省略する。
一方、図2に示すように、eNB10は、Backhaulリンク通信部11と、呼制御部12とを含む。
Backhaulリンク通信部11は、X2リンクを介して、隣接eNBとの通信を行い、S1リンクを介して、MME30及びS−GW40の少なくとも一方との通信を行う。
また、呼制御部12は、大略、UE20との無線通信に係る呼制御を行う。具体的には、呼制御部12は、UUリンク通信部121と、コントローラ122とを含む。UUリンク通信部121は、UUリンクを介して、UE20との無線通信を行う。コントローラ122は、Backhaulリンク通信部11及びUUリンク通信部121を制御し、以てハンドオーバに係るシグナリングと呼受付制御とを行う。なお、eNB10は、LTEに則した一般的なeNBと同様、PFスケジューリングを用いてUE20への無線リソースの割当を行う機能も有する。
次に、本実施の形態の動作を説明するが、まず、X2リンクを用いる場合のハンドオーバ(以下、X2ハンドオーバと呼称する)の手順例を、図3〜図6を参照して詳細に説明する。そして、S1リンクを用いる場合のハンドオーバ(以下、S1ハンドオーバと呼称する)の手順例を、図7を参照して詳細に説明する。
なお、いずれのハンドオーバ手順の説明に際しても、図1に示したeNB10_1がハンドオーバ元eNB(eNB10_1により形成されるセル11_1がハンドオーバ元セル)であり、eNB10_2がハンドオーバ先eNB(eNB10_2により形成されるセル11_2がハンドオーバ先セル)である場合を例に取る。
[X2ハンドオーバ手順例]
図3に示すように、eNB10_1は、自局の負荷が高くなると(例えば、接続中のUE数が増大すると)、上記のオフセットOcnを変更すると共に、その変更を報知情報又は制御信号に含めてUE20へ通知する(ステップS101)。
この時、UE20は、隣接セル11_2における受信品質Mnと、通信中のセル11_1における受信品質Msとを測定する。そして、UE20は、上記の式(1)に示した条件が満たされた場合、受信品質Mn及びMsを含むEvent A3を、eNB10_1へ送信する(ステップS102)。すなわち、オフセットOcnの変更(負荷分散機能)に伴い、Event A3は、隣接セル11_2における受信品質Mnが通信中のセル11_1における受信品質Msを上回っていなくとも送出され得る。なお、以降の説明においては、Event A3のみを、Measurement Reportとして扱う。また、受信品質は、RSRP(Reference Signal Received Power)であっても、RSRQ(Reference Signal Received Quality)であっても良い。
ハンドオーバ元eNB10_1は、Measurement Reportを受信すると、ハンドオーバ先eNB10_2に対して、受信品質Mn及びMsを含むHandover Requestを送信する(ステップS103)。なお、ハンドオーバ元eNB10_1は、受信品質Mn及びMs間の差を、Handover Requestに含めてハンドオーバ先eNB10_2へ送信しても良い。
ハンドオーバ先eNB10_2は、Handover Requestを受信すると、図4に示す如く呼受付制御を行う(ステップS104)。
具体的には、ハンドオーバ先eNB10_2内のBackhaulリンク通信部11は、X2リンクを介して、Handover Requestを受信する。また、呼制御部12内のコントローラ122は、Handover Requestから、ハンドオーバ元セル11_1における受信品質Msと、ハンドオーバ先セル11_2における受信品質Mnとを抽出する(ステップS201)。
そして、コントローラ122は、両受信品質Ms及びMnを比較し、受信品質Mnが受信品質Msより高いか否かを判定する(ステップS202)。
この結果、Mn>Msが成立する場合、コントローラ122は、UE20が、ハンドオーバの必要性が高い(負荷分散が実施されずとも、ハンドオーバを実施した方が好適な)UEであると判断する。そして、コントローラ122は、UE20に係る呼を受け付けた場合における自eNB10_2の負荷増加量L_dを、通常に見積もる(ステップS203)。ここで、"通常に見積もる"とは、負荷分散に依らない通常のハンドオーバ時と同様にして、負荷増加量L_dを見積もることを意味する。例えば、コントローラ122は、図5に示す負荷増加量見積テーブル123を参照し、負荷増加量L_dを、UE20が要求するビットレートに応じて決定すると好適である。なお、テーブル123中、負荷増加量L_dは、eNB10_2の上限負荷量(換言すると、総リソース量)を"1"と定義した場合における相対的な負荷量であり、要求ビットレートが高い程、呼を受け付けた場合の負荷が増加することを示している。
一方、上記のステップS202でMn≦Msが成立する場合、コントローラ122は、UE20が、負荷分散の実施に伴って強制的にハンドオーバを実行させられたUE(換言すると、ハンドオーバ元セル10_1で良好に通信を行っており、ハンドオーバの必要性が低いUE)であると判断する。そして、コントローラ122は、負荷増加量L_dを、上記のステップS203と比較して高く見積もる(ステップS204)。具体的には、図5に示すように、コントローラ122は、通常ハンドオーバ時の負荷増加量に"1"を超える係数α(図示の例では"1.2")を乗じることにより、負荷増加量L_dを見積もる。
そして、コントローラ122は、上記の式(2)に従って、新たな呼を受付可能か否か判定する(ステップS205)。
上記の式(2)に示す条件が満たされた場合(eNB10_2における現在の負荷量L_cと、上記のステップS203又は204で見積もった負荷増加量L_dとの和が、呼受付閾値L_thを超過しない場合)、コントローラ122は、UE20に係る呼を受け付ける(ステップS206)。なお、UE20が複数のベアラを保持している場合、コントローラ122は、各ベアラに対して呼受付制御を行う。また、複数のUEからMeasurement Reportを受信した場合、コントローラ122は、各UEに対して呼受付制御を行う。
一方、上記の式(2)に示す条件が満たされない場合、コントローラ122は、UE20に係る呼を受け付けずに処理を終了する。
図3に戻って、ハンドオーバ先eNB10_2は、上記の呼受付制御の結果(呼受付の可否)を示すHandover Request Acknowledgeを、X2リンクを介してハンドオーバ元eNB10_1へ送信する(ステップS105)。
ハンドオーバ元eNB10_1は、Handover Request Acknowledgeが"呼受付可"を示す場合、UE20に対してRRC Connection Reconfigurationを送信し、以てUE20に、ハンドオーバの実行を要求する(ステップS106)。
これと並行して、ハンドオーバ元eNB10_1は、ハンドオーバ先eNB10_2に対してSN Status Transferを送信し、以てUE20との通信に際して用いていた、パケットのシーケンス番号を通知する(ステップS107)。これにより、ハンドオーバ先eNB10_2からのパケット送信に、欠落や重複が生じるのを回避する。
一方、UE20は、ハンドオーバ先eNB10_2に対してRRC Connection Reconfiguration Completeを送信し、以てハンドオーバが完了した旨を通知する(ステップS108)。
そして、ハンドオーバ先eNB10_2は、MME30に対して(必要に応じて、図1に示したS−GW40を経由して)Path Switch Requestを送信し、以てUE20との間のパスを切り替えるよう要求する(ステップS109)。
MME30は、パス切替を実施すると共に、その完了を示すPath Switch Request Acknowledgeをハンドオーバ先eNB10_2へ送信する(ステップS110)。
そして、ハンドオーバ先eNB10_2は、ハンドオーバ元eNB10_1に対してUE Context Releaseを送信し、以てUE20に関する情報を削除するよう要求する(ステップS111)。
このように、本実施の形態においては、負荷分散の実施に伴って強制的にハンドオーバを実行させられたUEに係る呼は、ハンドオーバ先eNBで受け付けられる確率が低くなる。換言すると、ハンドオーバを実行するUE数が抑えられる。このため、ハンドオーバ先eNBにおける輻輳の発生を回避できる。
また、ハンドオーバ元セルにおける受信品質がハンドオーバ先セルにおける受信品質と同等或いはより良好なUEは、ハンドオーバ元セルで通信を継続することができる。このため、ハンドオーバ先eNBで呼の受付を拒否されても、UEに呼損が発生する確率が小さい(すなわち、呼損率の増大を回避できる)。
従って、ハンドオーバ先セルにおける通信品質の劣化を抑制しつつ、且つUEにおける呼損の発生を低減することができる。
さらに、本実施の形態においては、負荷分散の実施に伴って強制的にハンドオーバを実行させられたUEに係る呼を受け付けた場合における負荷増加量を高く見積もることにより、上記の式(2)に示した従来の判定処理を流用できる。このため、本実施の形態の適用に際しての既存のeNBに対する改修量(改修コスト)を抑えることができる。
また、ハンドオーバ先eNBは、図6に示す如く呼受付制御を行っても良い。この場合、ハンドオーバ先eNBは、ハンドオーバの必要性がより高いUEに係る呼を優先して受け付けることができる。
具体的には、ハンドオーバ先eNB内のコントローラ122は、図4に示した上記のステップS201〜S206に加えて、ステップS207を実行する。すなわち、コントローラ122は、上記のステップS202でMn>Msが成立した場合、受信品質Mn及びMs間の差を、所定の閾値Mthと比較する(ステップS207)。
この結果、|Mn−Ms|≧Mthが成立する場合、コントローラ122は、UE20がハンドオーバにより通信品質を十分に改善可能なUEであると判断し、上記のステップS203へ進んで、負荷増加量L_dを通常に見積もる。
一方、|Mn−Ms|<Mthが成立する場合、コントローラ122は、UE20が、ハンドオーバしても通信品質が余り変わらないUE(換言すると、ハンドオーバ元セルで通信を継続しても問題無いUE)であると判断し、上記のステップS204へ進んで、負荷増加量L_dを高く見積もる。
[S1ハンドオーバ手順例]
図7に示すように、eNB10_1は、自局の負荷が高くなると、オフセットOcnを変更すると共に、その変更を報知情報又は制御信号に含めてUE20へ通知する(ステップS301)。
この時、UE20は、隣接セル11_2における受信品質Mnと、通信中のセル11_1における受信品質Msとを測定する。そして、UE20は、上記の式(1)に示した条件が満たされた場合、受信品質Mn及びMsを含むMeasurement Reportを、eNB10_1へ送信する(ステップS302)。
S1リンクを使用する場合、ハンドオーバ元eNB10_1は、MME30に対して(必要に応じて、図1に示したS−GW40を経由して)、受信品質Mn及びMsを含むHandover Requiredを送信する(ステップS303)。
MME30は、ハンドオーバ先eNB10_2に対して、受信品質Mn及びMsを含むHandover Requestを送信する(ステップS304)。
ハンドオーバ先eNB10_2は、Handover Requestを受信すると、受信品質Mn及びMsを用いて、図4又は図6に示した呼受付制御を行う(ステップS305)。そして、ハンドオーバ先eNB10_2は、呼受付制御の結果を示すHandover Request AcknowledgeをMME30へ送信する(ステップS306)。
MME30は、ハンドオーバ元eNB10_1に対してHandover Commandを送信し、以てハンドオーバ先eNB10_2による呼受付制御の結果を通知する(ステップS307)。
ハンドオーバ元eNB10_1は、Handover Commandが"呼受付可"を示す場合、UE20に対してRRC Connection Reconfigurationを送信し、以てUE20に、ハンドオーバの実行を要求する(ステップS308)。
これと並行して、ハンドオーバ元eNB10_1は、MME30に対してeNB SN Status Transferを送信し、以てUE20との通信に際して用いていた、パケットのシーケンス番号を通知する(ステップS309)。
MME30は、ハンドオーバ先eNB10_2に対してMME Status Transferを送信し、以てハンドオーバ元eNB10_1から通知されたシーケンス番号を転送する(ステップS310)。これにより、ハンドオーバ先eNB10_2からのパケット送信に、欠落や重複が生じるのを回避する。
一方、UE20は、ハンドオーバ先eNB10_2に対してRRC Connection Reconfiguration Completeを送信し、以てハンドオーバが完了した旨を通知する(ステップS311)。
そして、ハンドオーバ先eNB10_2は、MME30に対してHandoverNotifyを送信し、以てUE20によるハンドオーバの完了を通知する(ステップS312)。
MME30は、ハンドオーバ元eNB10_1に対してUE Context Release Commandを送信し、以てUE20に関する情報を削除するよう要求する(ステップS313)。
これにより、X2ハンドオーバの場合と同様、ハンドオーバ先セルにおける通信品質の劣化を抑制しつつ、且つUEにおける呼損の発生を低減できるという効果が得られ、更には、ハンドオーバの必要性がより高いUEに係る呼を優先して受け付けできるという効果が得られる。
[実施の形態2]
本実施の形態に係る移動体通信システムは、図1と同様に構成できる。また、本実施の形態に係るeNBは、図2と同様に構成できる。但し、eNB10内のコントローラ122が、図8に示す如く呼受付制御を行う点で、上記の実施の形態1と異なる。
具体的には、コントローラ122は、図4又は図6に示した上記の呼受付制御と同様、Backhaulリンク通信部11を介して、ハンドオーバ元セルにおける受信品質Ms、及びハンドオーバ先セルにおける受信品質Mnを受信する(ステップS401)。
この時、コントローラ122は、上記の呼受付制御と異なり、負荷増加量L_dを通常に見積もる(ステップS402)。すなわち、コントローラ122は、各UEに対する負荷増加量を、区別すること無く同等に見積もる。なお、見積もりに際しては、図5に示したテーブル123を用いても良い。
そして、コントローラ122は、両受信品質Ms及びMnを比較し、受信品質Mnが受信品質Msよい高いか否かを判定する(ステップS403)。この結果、Mn>Msが成立する場合、コントローラ122は、受信品質Mn及びMs間の差|Mn−Ms|が閾値Mth以上否かを更に判定する(ステップS404)。
上記のステップS403でMn≦Msが成立する場合、又は上記のステップS404で|Mn−Ms|<Mthが成立する場合、コントローラ122は、自eNB10における現在の負荷量L_cと、上記のステップS402で見積もった負荷増加量L_dとの和が、負荷分散の実施に伴って強制的にハンドオーバを実行させられたUE用に定めた呼受付閾値L_th1を超過するか否かを判定する(ステップS405)。
この結果、L_c+L_d<L_th1が成立する場合、コントローラ122は、UE20に係る呼を受け付ける(ステップS406)。一方、L_c+L_d≧L_th1が成立する場合、コントローラ122は、UE20に係る呼を受け付けずに処理を終了する。
一方、上記のステップS403及びS404でMn>Ms及び|Mn−Ms|≧Mthが共に成立した場合、コントローラ122は、現在の負荷量L_cと負荷増加量L_dとの和が、負荷分散が実施されずともハンドオーバを実施した方が好適なUE用に定めた呼受付閾値L_th2(但し、L_th1<L_th2とする)を超過するか否かを判定する(ステップS407)。
この結果、L_c+L_d<L_th2が成立する場合、コントローラ122は、上記のステップS406へ進んで、UE20に係る呼を受け付ける(ステップS406)。一方、L_c+L_d≧L_th2が成立する場合、コントローラ122は、UE20に係る呼を受け付けずに処理を終了する。
このように、本実施の形態においては、負荷分散が実施された場合、ハンドオーバの必要性が高いUEに係る呼は、ハンドオーバ先eNBで受け付けられる確率が高くなる。一方、ハンドオーバの必要性が低いUEに係る呼は、ハンドオーバ先eNBで受け付けられる確率が低くなる。
従って、上記の実施の形態1と同様、ハンドオーバ先セルにおける通信品質の劣化を抑制しつつ、且つUEにおける呼損の発生を低減できるという効果が得られ、更には、ハンドオーバの必要性がより高いUEに係る呼を優先して受け付けできるという効果が得られる。
なお、上記のステップS404は必須で無く、コントローラ122は、上記のステップS403の判定結果のみに応じて、上記のステップS405又はS407を択一的に実行しても良い。この場合も、ハンドオーバ先セルにおける通信品質の劣化を抑制しつつ、且つUEにおける呼損の発生を低減できるという効果は得られる。
[実施の形態3]
本実施の形態に係る移動体通信システムは、図1と同様に構成できる。但し、本実施の形態に係るeNBは、図9に示す如く構成される点で、上記の実施の形態1と異なる。
具体的には、図9に示すeNB10aは、UUリンク通信部13と、呼受付要求部14とを含む。
UUリンク通信部13は、UUリンクを介して、UE20との無線通信を行う。
一方、呼受付要求部14は、大略、ハンドオーバ先eNBに代わって、UE20に係る呼の受付可否を判定すると共に、その判定結果に応じて当該呼の受付をハンドオーバ先eNBへ要求する(以下、この一連の処理を、"呼受付要求処理"と呼称する)。具体的には、呼受付要求部14は、Backhaulリンク通信部141と、コントローラ142とを含む。Backhaulリンク通信部141は、X2リンクを介して、ハンドオーバ先eNBとの通信を行い、S1リンクを介して、MME30及びS−GW40の少なくとも一方との通信を行う。コントローラ142は、UUリンク通信部13及びBackhaulリンク通信部141を制御し、以て後述する如く、呼受付要求処理を実行する。
次に、本実施の形態の動作例を、図10及び図11を参照して詳細に説明する。
図10に示すX2ハンドオーバ手順例においては、図3に示した上記のステップS104に代えて、ステップS112が実施される。
ハンドオーバ元eNB10a_1は、自局の負荷が高くなると、図3に示した上記のステップS101と同様、オフセットOcnを変更すると共に、その変更を報知情報又は制御信号に含めてUE20へ通知する。また、UE20は、上記のステップS102と同様、受信品質Mn及びMsを測定すると共に、測定した受信品質Mn及びMsを含むMeasurement Reportをハンドオーバ元eNB10a_1へ送信する。
ハンドオーバ元eNB10a_1は、Measurement Reportを受信すると、ハンドオーバ先eNB10a_2へのHandover Requestの送信に先立ち、図11に示す如く呼受付要求処理を実行する(ステップS112)。
具体的には、ハンドオーバ元eNB10_1内のUUリンク通信部13は、UUリンクを介して、Measurement Reportを受信する。また、呼受付要求部14内のコントローラ142は、Measurement Reportから、ハンドオーバ元セルにおける受信品質Msと、ハンドオーバ先セルにおける受信品質Mnとを抽出する(ステップS501)。
そして、コントローラ142は、両受信品質Ms及びMnを比較し、受信品質Mnが受信品質Msより高いか否かを判定する(ステップS502)。この結果、Mn>Msが成立する場合、コントローラ142は、受信品質Mn及びMs間の差|Mn−Ms|が閾値Mth以上か否かを更に判定する(ステップS503)。
上記のステップS503で|Mn−Ms|≧Mthが成立する場合、コントローラ142は、ハンドオーバ先eNB10a_2がUE20に係る呼を受け付けた場合における負荷増加量L_d_targetを、通常に見積もる(ステップS504)。例えば、コントローラ142は、図5に示した負荷増加量見積テーブル123を参照し、負荷増加量L_d_targetを見積もっても良い。
一方、上記のステップS503でMn≦Msが成立する場合、又は上記のステップS504で|Mn−Ms|<Mthが成立する場合、コントローラ142は、負荷増加量L_d_targetを、上記のステップS504と比較して高く見積もる(ステップS504)。例えば、コントローラ142は、通常ハンドオーバ時の負荷増加量に上述した係数αを乗じることにより、負荷増加量L_d_targetを見積もる。
そして、コントローラ142は、下記の式(3)に従って、ハンドオーバ先eNB10a_2が新たな呼を受付可能か否か判定する(ステップS506)。
L_c_target+L_d_target < L_th …式(3)
ここで、上記の式(3)において、L_c_targetは、ハンドオーバ先eNB10a_2における現在の負荷量である。この負荷量L_c_targetは、Backhaulリンク通信部141により、ハンドオーバ先eNB10a_2から定期的(例えば、サブフレーム毎)に受信される。
上記の式(3)に示す条件が満たされた場合、コントローラ142は、ハンドオーバ先eNB10a_2がUE20に係る呼を受付可能と判断し、UE20に係るHandover Requestを生成する(ステップS507)。なお、S1ハンドオーバの場合、コントローラ142は、図7に示した上記のHandover Requiredを生成する。
一方、上記の式(3)に示す条件が満たされない場合、コントローラ142は、ハンドオーバ先eNB10a_2がUE20に係る呼を受付不可と判断し、Handover Requestを生成せずに処理を終了する。
図10に戻って、ハンドオーバ元eNB10a_1は、上記の呼受付要求処理でHandover Requestを生成した場合、図3に示した上記のステップS103へ進み、以てHandover Requestをハンドオーバ先eNB10a_2へ送信する。なお、Handover Requiredを生成した場合、ハンドオーバ元eNB10a_1は、図7に示した上記のステップS303へ進み、以てHandover RequiredをMME30へ送信する。
ハンドオーバ先eNB10a_2は、呼受付制御を行うこと無く上記のステップS105へ進み、以てHandover Request Acknowledgeをハンドオーバ元eNB10a_1へ即座に送信する。なお、S1ハンドオーバの場合、ハンドオーバ先eNB10a_2は、MME30からHandover Requestを受信すると、呼受付制御を行うこと無く図7に示した上記のステップS306へ進み、以てHandover Request AcknowledgeをMME30へ即座に送信する。
これにより、図3と同様、以降のステップS106〜S111に係るシーケンスが実行され、以てUE20がeNB10a_2へハンドオーバすることとなる。なお、S1ハンドオーバの場合、図7と同様、以降のステップS307〜S313に係るシーケンスが実行され、やはりUE20がeNB10a_2へハンドオーバすることとなる。
このように、本実施の形態においては、負荷分散が実施された場合、ハンドオーバの必要性が高いUEに係る呼は、その受付がハンドオーバ先eNBへ要求される確率が高くなる。一方、ハンドオーバの必要性が低いUEに係る呼は、その受付がハンドオーバ先eNBへ要求される確率が低くなる。
従って、上記の実施の形態1及び2と同様、ハンドオーバ先セルにおける通信品質の劣化を抑制しつつ、且つUEにおける呼損の発生を低減できるという効果が得られ、更には、ハンドオーバの必要性がより高いUEに係る呼を優先して受け付けできるという効果が得られる。
加えて、ハンドオーバ元eNBで呼の受付可否を判定するため、呼受付制御に要する時間が、上記の実施の形態1及び2と比較して短いというメリットもある。このため、本実施の形態は、UEが高速で移動するようなケースに好適である。一方、上記の実施の形態1及び2には、X2リンク又はS1リンクのトラヒック負荷が、本実施の形態と比較して低いというメリットがある。
なお、上記のステップS503は必須で無く、コントローラ142は、上記のステップS502の判定結果のみに応じて、上記のステップS504又はS505を択一的に実行しても良い。この場合も、ハンドオーバ先セルにおける通信品質の劣化を抑制しつつ、且つUEにおける呼損の発生を低減できるという効果は得られる。
[実施の形態4]
本実施の形態に係る移動体通信システムは、図1と同様に構成できる。また、本実施の形態に係るeNBは、図2と同様に構成できる。但し、eNB10内のコントローラ122が、図12に示す如く呼受付制御を行う点で、上記の実施の形態1と異なる。
具体的には、コントローラ122は、図4に示した上記の呼受付制御と異なり、Backhaulリンク通信部11を介して、ハンドオーバ元eNBにより測定された、UE20とハンドオーバ元eNBとの間の距離Dsに関する情報を受信する(ステップS601)。ここで、ハンドオーバ元eNBは、距離Dsを、例えばUE20の送信電力に基づき簡易に算出できる。或いは、UE20がGPS(GLOBAL Positioning System)受信機を備えている場合、ハンドオーバ元eNBは、距離Dsを、GPS受信機で取得された位置情報に基づき算出しても良い。
そして、コントローラ122は、距離Dsを所定の閾値Dthと比較する(ステップS602)。この結果、Ds>Dthが成立する場合、コントローラ122は、UE20が、負荷分散が実施されずともハンドオーバを実施した方が好適なUEであると判断し(すなわち、Mn>Msが成立していると擬制し)、上記のステップS203と同様、自eNBの負荷増加量L_dを通常に見積もる(ステップS603)。
一方、上記のステップS602でDs≦Dthが成立する場合、コントローラ122は、UE20が、負荷分散の実施に伴って強制的にハンドオーバを実行させられたUEであると判断し(すなわち、Mn≦Msが成立していると擬制し)、上記のステップS204と同様、負荷増加量L_dを高く見積もる(ステップS604)。
そして、コントローラ122は、上記のステップS205と同様、上記の式(2)に従って、新たな呼を受付可能か否か判定する(ステップS505)。
上記の式(2)に示す条件が満たされた場合、コントローラ122は、上記のステップS206と同様、UE20に係る呼を受け付ける(ステップS506)。一方、上記の式(2)に示す条件が満たされない場合、コントローラ122は、UE20に係る呼を受け付けずに処理を終了する。
このように、本実施の形態においては、負荷分散が実施された場合、ハンドオーバの必要性が高いUEに係る呼は、ハンドオーバ先eNBで受け付けられる確率が高くなる。一方、ハンドオーバの必要性が低いUEに係る呼は、ハンドオーバ先eNBで受け付けられる確率が低くなる。
従って、上記の実施の形態1と同様、ハンドオーバ先セルにおける通信品質の劣化を抑制しつつ、且つUEにおける呼損の発生を低減できるという効果が得られる。
[実施の形態5]
本実施の形態に係る移動体通信システムは、図1と同様に構成できる。また、本実施の形態に係るeNBは、図9と同様に構成できる。但し、eNB10a内のコントローラ142が、図13に示す如く呼受付要求処理を実行する点で、上記の実施の形態3と異なる。
具体的には、コントローラ142は、図11に示した上記の呼受付要求処理と異なり、UUリンク通信部13を制御して、UE20と自eNB10aとの間の距離Dsを測定する(ステップS701)。ここで、コントローラ142は、上記の実施の形態4に示した通り、距離Dsを、UE20の送信電力やGPS受信機で取得された位置情報等に基づき算出することができる。
そして、コントローラ142は、距離Dsを所定の閾値Dthと比較する(ステップS702)。この結果、Ds>Dthが成立する場合、コントローラ142は、上記のステップS504と同様、ハンドオーバ先eNBがUE20に係る呼を受け付けた場合における負荷増加量L_d_targetを通常に見積もる(ステップS703)。
一方、上記のステップS602でDs≦Dthが成立する場合、コントローラ142は、上記のステップS505と同様、負荷増加量L_d_targetを高く見積もる(ステップS704)。
そして、コントローラ142は、上記のステップS506と同様、上記の式(3)に従って、ハンドオーバ先eNBが新たな呼を受付可能か否か判定する(ステップS705)。
上記の式(3)に示す条件が満たされた場合、コントローラ142は、上記のステップS507と同様、UE20に係るHandover Request(或いはHandover Required)を生成する(ステップS706)。一方、上記の式(3)に示す条件が満たされない場合、コントローラ142は、ハンドオーバ先eNBがUE20に係る呼を受付不可と判断し、Handover Request(或いはHandover Required)を生成せずに処理を終了する。
このように、本実施の形態においては、負荷分散が実施された場合、ハンドオーバの必要性が高いUEに係る呼は、その受付がハンドオーバ先eNBへ要求される確率が高くなる。一方、ハンドオーバの必要性が低いUEに係る呼は、その受付がハンドオーバ先eNBへ要求される確率が低くなる。
従って、上記の実施の形態1と同様、ハンドオーバ先セルにおける通信品質の劣化を抑制しつつ、且つUEにおける呼損の発生を低減できるという効果が得られる。
加えて、ハンドオーバ元eNBで呼の受付可否を判定するため、上記の実施の形態3と同様、呼受付制御に要する時間が上記の実施の形態1と比較して短いというメリットもある。
なお、上記の実施の形態によって本発明は限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づき、当業者によって種々の変更が可能なことは明らかである。
例えば、上記の実施の形態に示したeNB10及び10a各々の処理を、コンピュータに実行させるためのプログラムとして提供することもできる。この場合、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non−transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。ここで、非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えば、フレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば、光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されても良い。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
この出願は、2010年6月1日に出願された日本出願特願2010−125867を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明は、基地局、移動体通信システム、並びに基地局の呼受付制御方法及びプログラムに適用され、特に移動局による無線基地局間ハンドオーバに際しての呼受付を行う用途に適用される。
上記の実施の形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
自局に隣接して設置される他の基地局との通信を行う通信手段と、
移動局との無線通信に係る呼制御を行う制御手段と、を備え、
前記通信手段は、前記他の基地局と無線通信中の1以上の移動局により測定された、自局が形成するセルにおける第1の受信品質と前記他の基地局が形成するセルにおける第2の受信品質とを、前記他の基地局から受信し、
前記制御手段は、前記第1の受信品質が前記第2の受信品質より高いという第1の条件を満たす移動局に係る呼を、前記第1の条件を満たさない移動局に係る呼よりも優先して受け付ける、
基地局。
(付記2)付記1において、
前記制御手段は、前記第1の条件と、前記第1及び第2の受信品質同士間の差が第1の閾値以上であるという第2の条件とを満たす移動局に係る呼を、前記第1又は第2の条件を満たさない移動局に係る呼よりも優先して受け付ける、
ことを特徴とした基地局。
(付記3)付記2において、
前記制御手段は、
前記第1又は第2の条件を満たさない移動局に係る呼を受け付けた場合に増加する第1の負荷量を、前記第1及び第2の条件を満たす移動局に係る呼を受け付けた場合に増加する第2の負荷量よりも高く見積もり、
前記第1及び第2の受信品質が受信される度毎に、自局における現在の負荷量と、前記第1又は第2の負荷量との和が第2の閾値を超過するか否かを判定し、前記和が前記第2の閾値を超過しない場合に、各呼を受け付ける、
ことを特徴とした基地局。
(付記4)付記1において、
前記制御手段は、
前記第1の条件を満たさない移動局に係る呼を受け付けた場合に増加する第1の負荷量を、前記第1の条件を満たす移動局に係る呼を受け付けた場合に増加する第2の負荷量よりも高く見積もり、
前記第1及び第2の受信品質が受信される度毎に、自局における現在の負荷量と、前記第1又は第2の負荷量との和が閾値を超過するか否かを判定し、前記和が前記閾値を超過しない場合に、各呼を受け付ける、
ことを特徴とした基地局。
(付記5)付記3又は4において、
前記制御手段は、前記第2の負荷量を、各移動局が要求するビットレートに応じて決定する、
ことを特徴とした基地局。
(付記6)付記1において、
前記制御手段は、
各呼を受け付けた場合に増加する負荷量を、各移動局に共通のアルゴリズムを用いて見積もり、
前記第1の条件を満たさない移動局からの前記第1及び第2の受信品質が受信された場合、前記負荷量と自局における現在の負荷量との和が第1の閾値を超過しなければ、前記第1の条件を満たさない移動局に係る呼を受け付け、
前記第1の条件を満たす移動局からの前記第1及び第2の受信品質が受信された場合、前記和が、前記第1の閾値より高く設定した第2の閾値を超過しなければ、前記第1の条件を満たす移動局に係る呼を受け付ける、
ことを特徴とした基地局。
(付記7)付記2において、
前記制御手段は、
各呼を受け付けた場合に増加する負荷量を、各移動局に共通のアルゴリズムを用いて見積もり、
前記第1又は第2の条件を満たさない移動局からの前記第1及び第2の受信品質が受信された場合、前記負荷量と自局における現在の負荷量との和が第1の閾値を超過しなければ、前記第1又は第2の条件を満たさない移動局に係る呼を受け付け、
前記第1及び第2の条件を満たす移動局からの前記第1及び第2の受信品質が受信された場合、前記和が、前記第1の閾値より高く設定した第2の閾値を超過しなければ、前記第1及び第2の条件を満たす移動局に係る呼を受け付ける、
ことを特徴とした基地局。
(付記8)付記6又は7において、
前記制御手段は、前記負荷量を、各移動局が要求するビットレートに応じて決定する、
ことを特徴とした基地局。
(付記9)
移動局との無線通信を行う通信手段と、
自局に隣接して設置される他の基地局に対し、前記移動局に係る呼の受付を要求する要求手段と、を備え、
前記通信手段は、無線通信中の1以上の移動局により測定された、前記他の基地局が形成するセルにおける第1の受信品質と自局が形成するセルにおける第2の受信品質とを受信し、
前記要求手段は、前記他の基地局に対し、前記第1の受信品質が前記第2の受信品質より高いという第1の条件を満たす移動局に係る呼の受付を、前記第1の条件を満たさない移動局に係る呼の受付よりも優先して要求する、
基地局。
(付記10)付記9において、
前記要求手段は、前記他の基地局に対し、前記第1の条件と、前記第1及び第2の受信品質同士間の差が第1の閾値以上であるという第2の条件とを満たす移動局に係る呼の受付を、前記第1又は第2の条件を満たさない移動局に係る呼の受付よりも優先して要求する、
ことを特徴とした基地局。
(付記11)付記10において、
前記要求手段は、
前記他の基地局から、前記他の基地局における現在の負荷量を定期的に受信し、
前記第1又は第2の条件を満たさない移動局に係る呼を受け付けた場合に増加する第1の負荷量を、前記第1及び第2の条件を満たす移動局に係る呼を受け付けた場合に増加する第2の負荷量よりも高く見積もり、
前記第1及び第2の受信品質が受信される度毎に、前記現在の負荷量と、前記第1又は第2の負荷量との和が第2の閾値を超過するか否かを判定し、前記和が前記第2の閾値を超過しない場合に、前記他の基地局に対し各呼の受付を要求する、
ことを特徴とした基地局。
(付記12)付記9において、
前記要求手段は、
前記他の基地局から、前記他の基地局における現在の負荷量を定期的に受信し、
前記第1の条件を満たさない移動局に係る呼を受け付けた場合に増加する第1の負荷量を、前記第1の条件を満たす移動局に係る呼を受け付けた場合に増加する第2の負荷量よりも高く見積もり、
前記第1及び第2の受信品質が受信される度毎に、前記現在の負荷量と、前記第1又は第2の負荷量との和が閾値を超過するか否かを判定し、前記和が前記閾値を超過しない場合に、前記他の基地局に対し各呼の受付を要求する、
ことを特徴とした基地局。
(付記13)付記11又は12において、
前記要求手段は、前記第2の負荷量を、各移動局が要求するビットレートに応じて決定する、
ことを特徴とした基地局。
(付記14)
自局に隣接して設置される他の基地局との通信を行う通信手段と、
移動局との無線通信に係る呼制御を行う制御手段と、を備え、
前記通信手段は、前記他の基地局により測定された、前記他の基地局と、前記他の基地局と無線通信中の1以上の移動局との間の距離に関する情報を受信し、
前記制御手段は、前記距離が閾値を超過するという条件を満たす移動局に係る呼を、前記条件を満たさない移動局に係る呼よりも優先して受け付ける、
基地局。
(付記15)付記14において、
前記制御手段は、
前記条件を満たさない移動局に係る呼を受け付けた場合に増加する第1の負荷量を、前記条件を満たす移動局に係る呼を受け付けた場合に増加する第2の負荷量よりも高く見積もり、
前記情報が受信される度毎に、自局における現在の負荷量と、前記第1又は第2の負荷量との和が閾値を超過するか否かを判定し、前記和が前記閾値を超過しない場合に、各呼を受け付ける、
ことを特徴とした基地局。
(付記16)付記15において、
前記制御手段は、前記第2の負荷量を、各移動局が要求するビットレートに応じて決定する、
ことを特徴とした基地局。
(付記17)
移動局との無線通信を行う通信手段と、
自局に隣接して設置される他の基地局に対し、前記移動局に係る呼の受付を要求する要求手段と、を備え、
前記通信手段は、自局と、自局と無線通信中の1以上の移動局との間の距離を測定し、
前記要求手段は、前記他の基地局に対し、前記距離が閾値を超過するという条件を満たす移動局に係る呼の受付を、前記条件を満たさない移動局に係る呼の受付よりも優先して要求する、
基地局。
(付記18)付記17において、
前記要求手段は、
前記他の基地局から、前記他の基地局における現在の負荷量を定期的に受信し、
前記条件を満たさない移動局に係る呼を受け付けた場合に増加する第1の負荷量を、前記条件を満たす移動局に係る呼を受け付けた場合に増加する第2の負荷量よりも高く見積もり、
前記距離が測定される度毎に、前記現在の負荷量と、前記第1又は第2の負荷量との和が閾値を超過するか否かを判定し、前記和が前記閾値を超過しない場合に、前記他の基地局に対し各呼の受付を要求する、
ことを特徴とした基地局。
(付記19)付記18において、
前記要求手段は、前記第2の負荷量を、各移動局が要求するビットレートに応じて決定する、
ことを特徴とした基地局。
(付記20)
第1の基地局と、
前記第1の基地局に隣接して設置される第2の基地局と、を備え、
前記第1の基地局は、自局と無線通信中の1以上の移動局により測定された、前記第2の基地局が形成するセルにおける第1の受信品質と自局が形成するセルにおける第2の受信品質とを、前記第2の基地局へ通知し、
前記第2の基地局は、前記第1の受信品質が前記第2の受信品質より高いという条件を満たす移動局に係る呼を、前記条件を満たさない移動局に係る呼よりも優先して受け付ける、
移動体通信システム。
(付記21)
第1の基地局と、
前記第1の基地局に隣接して設置される第2の基地局と、を備え、
前記第1の基地局は、
自局と無線通信中の1以上の移動局により測定された、前記第2の基地局が形成するセルにおける第1の受信品質と自局が形成するセルにおける第2の受信品質とを受信し、
前記第2の基地局に対し、前記第1の受信品質が前記第2の受信品質より高いという条件を満たす移動局に係る呼の受付を、前記条件を満たさない移動局に係る呼の受付よりも優先して要求する、
移動体通信システム。
(付記22)
第1の基地局と、
前記第1の基地局に隣接して設置される第2の基地局と、を備え、
前記第1の基地局は、自局と、自局と無線通信中の1以上の移動局との間の距離を測定すると共に、前記距離に関する情報を前記第2の基地局へ通知し、
前記第2の基地局は、前記距離が閾値を超過するという条件を満たす移動局に係る呼を、前記条件を満たさない移動局に係る呼よりも優先して受け付ける、
移動体通信システム。
(付記23)
第1の基地局と、
前記第1の基地局に隣接して設置される第2の基地局と、を備え、
前記第1の基地局は、
自局と、自局と無線通信中の1以上の移動局との間の距離を測定し、
前記第2の基地局に対し、前記距離が閾値を超過するという条件を満たす移動局に係る呼の受付を、前記条件を満たさない移動局に係る呼の受付よりも優先して要求する、
移動体通信システム。
(付記24)
基地局における呼受付制御方法であって、
前記基地局に隣接して設置される他の基地局と無線通信中の1以上の移動局により測定された、前記基地局が形成するセルにおける第1の受信品質と前記他の基地局が形成するセルにおける第2の受信品質とを、前記他の基地局から受信し、
前記第1の受信品質が前記第2の受信品質より高いという条件を満たす移動局に係る呼を、前記条件を満たさない移動局に係る呼よりも優先して受け付ける、
ことを含む呼受付制御方法。
(付記25)
基地局における呼受付制御方法であって、
前記基地局と無線通信中の1以上の移動局により測定された、前記基地局に隣接して設置される他の基地局が形成するセルにおける第1の受信品質と前記基地局が形成するセルにおける第2の受信品質とを受信し、
前記他の基地局に対し、前記第1の受信品質が前記第2の受信品質より高いという条件を満たす移動局に係る呼の受付を、前記条件を満たさない移動局に係る呼の受付よりも優先して要求する、
ことを含む呼受付制御方法。
(付記26)
基地局における呼受付制御方法であって、
前記基地局に隣接して設置される他の基地局と、前記他の基地局と無線通信中の1以上の移動局との間の距離に関する情報を、前記他の基地局から受信し、
前記距離が閾値を超過するという条件を満たす移動局に係る呼を、前記条件を満たさない移動局に係る呼よりも優先して受け付ける、
ことを含む呼受付制御方法。
(付記27)
基地局における呼受付制御方法であって、
前記基地局と、前記基地局と無線通信中の1以上の移動局との間の距離を測定し、
前記基地局に隣接して設置される他の基地局に対し、前記距離が閾値を超過するという条件を満たす移動局に係る呼の受付を、前記条件を満たさない移動局に係る呼の受付よりも優先して要求する、
ことを含む呼受付制御方法。
(付記28)
基地局に、
前記基地局に隣接して設置される他の基地局と無線通信中の1以上の移動局により測定された、前記基地局が形成するセルにおける第1の受信品質と前記他の基地局が形成するセルにおける第2の受信品質とを、前記他の基地局から受信する処理と、
前記第1の受信品質が前記第2の受信品質より高いという条件を満たす移動局に係る呼を、前記条件を満たさない移動局に係る呼よりも優先して受け付ける処理と、
を実行させるための呼受付制御プログラム。
(付記29)
基地局に、
前記基地局と無線通信中の1以上の移動局により測定された、前記基地局に隣接して設置される他の基地局が形成するセルにおける第1の受信品質と前記基地局が形成するセルにおける第2の受信品質とを受信する処理と、
前記他の基地局に対し、前記第1の受信品質が前記第2の受信品質より高いという条件を満たす移動局に係る呼の受付を、前記条件を満たさない移動局に係る呼の受付よりも優先して要求する処理と、
を実行させるための呼受付制御プログラム。
(付記30)
基地局に、
前記基地局に隣接して設置される他の基地局と、前記他の基地局と無線通信中の1以上の移動局との間の距離に関する情報を、前記他の基地局から受信する処理と、
前記距離が閾値を超過するという条件を満たす移動局に係る呼を、前記条件を満たさない移動局に係る呼よりも優先して受け付ける処理と、
を実行させるための呼受付制御プログラム。
(付記31)
基地局に、
前記基地局と、前記基地局と無線通信中の1以上の移動局との間の距離を測定する処理と、
前記基地局に隣接して設置される他の基地局に対し、前記距離が閾値を超過するという条件を満たす移動局に係る呼の受付を、前記条件を満たさない移動局に係る呼の受付よりも優先して要求する処理と、
を実行させるための呼受付制御プログラム。
1 移動体通信システム
10, 10_1, 10_2, 10a, 10a_1, 10a_2 eNB
11_1, 11_2 セル
11, 141 Backhaul通信部
12 呼制御部
13, 121 UUリンク通信部
14 呼受付要求部
20 UE
30 MME
40 S−GW
122, 142 コントローラ
123 負荷増加量見積テーブル
Ds 距離
L_c, L_c_target 現在の負荷量
L_d, L_d_target 負荷増加量
Dth, L_th, L_th1, L_th2, Mth 閾値
Mn, Ms 受信品質
α 係数

Claims (10)

  1. 自局に隣接して設置される他の基地局との通信を行う通信手段と、
    移動局との無線通信に係る呼制御を行う制御手段と、を備え、
    前記通信手段は、前記他の基地局と無線通信中の1以上の移動局により測定された、自局が形成するセルにおける第1の受信品質と前記他の基地局が形成するセルにおける第2の受信品質とを、前記他の基地局から受信し、
    前記制御手段は、前記第1の受信品質が前記第2の受信品質より高いという第1の条件を満たす移動局に係る呼を、前記第1の条件を満たさない移動局に係る呼よりも優先して受け付ける、
    基地局。
  2. 請求項1において、
    前記制御手段は、前記第1の条件と、前記第1及び第2の受信品質同士間の差が第1の閾値以上であるという第2の条件とを満たす移動局に係る呼を、前記第1又は第2の条件を満たさない移動局に係る呼よりも優先して受け付ける、
    ことを特徴とした基地局。
  3. 請求項2において、
    前記制御手段は、
    前記第1又は第2の条件を満たさない移動局に係る呼を受け付けた場合に増加する第1の負荷量を、前記第1及び第2の条件を満たす移動局に係る呼を受け付けた場合に増加する第2の負荷量よりも高く見積もり、
    前記第1及び第2の受信品質が受信される度毎に、自局における現在の負荷量と、前記第1又は第2の負荷量との和が第2の閾値を超過するか否かを判定し、前記和が前記第2の閾値を超過しない場合に、各呼を受け付ける、
    ことを特徴とした基地局。
  4. 請求項1において、
    前記制御手段は、
    各呼を受け付けた場合に増加する負荷量を、各移動局に共通のアルゴリズムを用いて見積もり、
    前記第1の条件を満たさない移動局からの前記第1及び第2の受信品質が受信された場合、前記負荷量と自局における現在の負荷量との和が第1の閾値を超過しなければ、前記第1の条件を満たさない移動局に係る呼を受け付け、
    前記第1の条件を満たす移動局からの前記第1及び第2の受信品質が受信された場合、前記和が、前記第1の閾値より高く設定した第2の閾値を超過しなければ、前記第1の条件を満たす移動局に係る呼を受け付ける、
    ことを特徴とした基地局。
  5. 移動局との無線通信を行う通信手段と、
    自局に隣接して設置される他の基地局に対し、前記移動局に係る呼の受付を要求する要求手段と、を備え、
    前記通信手段は、無線通信中の1以上の移動局により測定された、前記他の基地局が形成するセルにおける第1の受信品質と自局が形成するセルにおける第2の受信品質とを受信し、
    前記要求手段は、前記他の基地局に対し、前記第1の受信品質が前記第2の受信品質より高いという第1の条件を満たす移動局に係る呼の受付を、前記第1の条件を満たさない移動局に係る呼の受付よりも優先して要求する、
    基地局。
  6. 自局に隣接して設置される他の基地局との通信を行う通信手段と、
    移動局との無線通信に係る呼制御を行う制御手段と、を備え、
    前記通信手段は、前記他の基地局により測定された、前記他の基地局と、前記他の基地局と無線通信中の1以上の移動局との間の距離に関する情報を受信し、
    前記制御手段は、前記距離が閾値を超過するという条件を満たす移動局に係る呼を、前記条件を満たさない移動局に係る呼よりも優先して受け付ける、
    基地局。
  7. 移動局との無線通信を行う通信手段と、
    自局に隣接して設置される他の基地局に対し、前記移動局に係る呼の受付を要求する要求手段と、を備え、
    前記通信手段は、自局と、自局と無線通信中の1以上の移動局との間の距離を測定し、
    前記要求手段は、前記他の基地局に対し、前記距離が閾値を超過するという条件を満たす移動局に係る呼の受付を、前記条件を満たさない移動局に係る呼の受付よりも優先して要求する、
    基地局。
  8. 第1の基地局と、
    前記第1の基地局に隣接して設置される第2の基地局と、を備え、
    前記第1の基地局は、自局と無線通信中の1以上の移動局により測定された、前記第2の基地局が形成するセルにおける第1の受信品質と自局が形成するセルにおける第2の受信品質とを、前記第2の基地局へ通知し、
    前記第2の基地局は、前記第1の受信品質が前記第2の受信品質より高いという条件を満たす移動局に係る呼を、前記条件を満たさない移動局に係る呼よりも優先して受け付ける、
    移動体通信システム。
  9. 基地局における呼受付制御方法であって、
    前記基地局に隣接して設置される他の基地局と無線通信中の1以上の移動局により測定された、前記基地局が形成するセルにおける第1の受信品質と前記他の基地局が形成するセルにおける第2の受信品質とを、前記他の基地局から受信し、
    前記第1の受信品質が前記第2の受信品質より高いという条件を満たす移動局に係る呼を、前記条件を満たさない移動局に係る呼よりも優先して受け付ける、
    ことを含む呼受付制御方法。
  10. 基地局に、
    前記基地局に隣接して設置される他の基地局と無線通信中の1以上の移動局により測定された、前記基地局が形成するセルにおける第1の受信品質と前記他の基地局が形成するセルにおける第2の受信品質とを、前記他の基地局から受信する処理と、
    前記第1の受信品質が前記第2の受信品質より高いという条件を満たす移動局に係る呼を、前記条件を満たさない移動局に係る呼よりも優先して受け付ける処理と、
    を実行させるための呼受付制御プログラム。

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