JP5423102B2 - 体力判定装置、体力判定方法、体力判定プログラム及び携帯端末装置 - Google Patents

体力判定装置、体力判定方法、体力判定プログラム及び携帯端末装置 Download PDF

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Description

本発明は、人の体力判定に関し、例えば、脈拍や酸素摂取量を用いて体力レベルや体力年齢を判定する体力判定装置、体力判定方法、体力判定プログラム及び携帯端末装置に関する。
人の体力レベルや体力年齢は、心肺機能の強さ等に起因すると言われている。継続的に運動を行っている人は、体力レベルが高く、体力年齢が低い傾向にあることが知られている。同じ運動負荷状態であっても、体力年齢が若い、又は体力レベルが高ければ、運動時の心拍数が低くなり、また、運動負荷の解除後、安静時の心拍数への復帰が早くなる。
体力年齢や体力レベルの判定では、実際に負荷をかけて運動を行い、その状態での心拍数等を測定することが行われている。
斯かる体力レベルや体力年齢に関し、最大心拍数を算出することや、酸素摂取量を用いて評価表から体力評価を行うこと(特許文献1)や、脈拍数や運動負荷値等を多変量モデル式を用いて推定値を算出すること(特許文献2)や、仕事率、酸素摂取量、脈拍数等の相関関係を表す回帰式を用いて算出すること(特許文献3)等が知られている。
特開平6−105830号公報 特開平6−245914号公報 特開昭63−132636号公報
ところで、体力年齢や体力レベルの判定では、実際に負荷運動を行って心拍数の変化等を計測し、より精密な限界体力を測定している。このような測定では、安定した結果を得るために、所定時間継続して運動を行う必要がある。一般の利用者が日常の健康管理の基準として体力年齢や体力レベルを測定する場合、限界負荷を運動によって実現することは困難である。
また、詳細な体力測定では、個人情報として、例えば年齢情報の他、体重や身長等の身体的な特徴データが考慮され、この特徴データも測定することは、気軽に体力年齢の算出を行うことの妨げとなる。
斯かる要求や課題について、特許文献1〜3にはその開示や示唆はなく、それを解決する構成等についての開示や示唆はない。
そこで、本開示の体力判定装置、体力判定方法、体力判定プログラム又は携帯端末装置の目的は、利用者が容易に取得できる情報を用いて体力を判定することにある。
また、本開示の体力判定装置、体力判定方法、体力判定プログラム又は携帯端末装置の他の目的は、判定された体力を利用者の健康増進に利用可能にすることにある。
上記課題を解決するため、本開示の体力判定装置では、酸素摂取量を用いて体力を判定する体力判定装置であって、最大酸素摂取量演算部と、換算手段と、判定部とで構成される。最大酸素摂取量演算部は、取得した脈拍数の最大脈拍数に対する脈拍数比率を求め、該脈拍数比率を酸素摂取量比率に換算し、該酸素摂取量比率を用いて安静時の酸素摂取量から最大酸素摂取量を演算する。換算手段は、最大酸素摂取量が体力レベルに関係付けられている。判定部は、前記最大酸素摂取量演算部の演算結果である前記最大酸素摂取量を用いて前記換算手段から体力レベルを判定する。
また、本開示の体力測定方法は、酸素摂取量を用いて体力を判定する体力判定方法であって、測定するステップと、演算するステップと、判定するステップとを含む。測定では、脈拍数の測定を行う。演算では、最大脈拍数に対する前記脈拍数の脈拍数比率を求め、該脈拍数比率を酸素摂取量比率に換算し、該酸素摂取量比率を用いて安静時の酸素摂取量から最大酸素摂取量の演算を行う。判定では、最大酸素摂取量が体力レベルに関係付けられた換算手段が用いられ、演算された前記最大酸素摂取量を用いて前記換算手段から体力レベルの判定を行う。
また、本開示の体力測定プログラムは、酸素摂取量を用いて体力を判定する体力判定プログラムであって、脈拍数を取り込む機能と、最大酸素摂取量を演算する機能と、体力レベルを判定する機能とを含む構成である。脈拍数を取り込む機能は、測定された脈拍数を取り込む。最大酸素摂取量を演算する機能は、最大脈拍数に対する前記脈拍数の脈拍数比率を求め、該脈拍数比率を酸素摂取量比率に換算し、該酸素摂取量比率を用いて安静時の酸素摂取量から最大酸素摂取量を演算する。体力レベルを判定する機能は、最大酸素摂取量が体力レベルに関係付けられた換算手段が用いられ、演算された前記最大酸素摂取量を用いて前記換算手段から体力レベルを判定する。
また、本開示の携帯端末装置は、酸素摂取量を用いて体力を判定する機能を備える携帯端末装置であって、脈拍測定手段と、最大酸素摂取量演算部と、換算手段と、判定部とを備える構成である。脈拍測定手段は、脈拍数を測定する。最大酸素摂取量演算部は、最大脈拍数に対する前記脈拍数の脈拍数比率を求め、該脈拍数比率を酸素摂取量比率に換算し、該酸素摂取量比率を用いて安静時の酸素摂取量から最大酸素摂取量を演算する。換算手段は、最大酸素摂取量が体力レベルに関係付けられている。判定部は、前記最大酸素摂取量演算部の演算結果である前記最大酸素摂取量を用いて前記換算手段から体力レベルを判定する。
本開示の体力判定装置、体力判定方法、体力判定プログラム又は携帯端末装置によれば、次のような効果が得られる。
(1) 取得した脈拍情報から最大酸素摂取量を算出し、換算手段を用いて簡易に体力年齢、体力レベルを算出することができる。
(2) 実際に負荷運動を行うことなく、利用者が容易に取得できる脈拍情報等を利用することで、利用者の体調等に影響を受けずに、体力年齢の測定を行うことができる。
(3) 簡易な構成で体力年齢や体力レベルの判定を行うことができる。
そして、本発明の他の目的、特徴及び利点は、添付図面及び各実施の形態を参照することにより、一層明確になるであろう。
第1の実施の形態に係る体力判定装置の機能構成例を示す図である。 体力年齢測定装置のハードウェア構成例を示す図である。 体力判定装置のメモリの構成例を示す図である。 カメラ型脈拍測定部による脈拍数測定の状態の例を示す図である。 脈拍数の測定処理を示すフローチャートである。 脈拍数算出処理の一例を示すフローチャートである。 体力判定処理を示すフローチャートである。 係数テーブルの例を示す図である。 体力レベルの判定処理を示すフローチャートである。 体力レベルの判定処理の例を示す図である。 体力年齢判定処理を示すフローチャートである。 体力年齢の判定処理の例を示す図である。 第2の実施の形態に係る表示処理部の処理を示すフローチャートである。 体力レベル及びアドバイスの表示例を示す図である。 体力年齢及びアドバイスの表示例を示す図である。 脈拍測定時のガイダンスの表示例を示す図である。 ガイダンスの表示例を示す図である。 第3の実施の形態に係る携帯端末装置のハードウェア構成例を示す図である。 開状態の携帯端末装置の外観構成例を示す図である。 閉状態の携帯端末装置の外観構成例を示す図である。 第4の実施の形態に係るイヤークリップ型脈拍測定部の構成例を示す図である。 イヤークリップ型脈拍測定部の装着状態を示す図である。 脈拍数算出処理を示すフローチャートである。 他の実施の形態に係るPDAを示す図である。 他の実施の形態に係るPCを示す図である。
〔第1の実施の形態〕
この第1の実施の形態は、体力判定装置、体力判定方法、体力判定プログラム又は携帯端末装置の一例であって、取得した脈拍数を利用して、最大酸素摂取量を算出し、この最大酸素摂取量から換算手段により体力年齢や体力レベルを判定する。
第1の実施の形態について、図1、図2及び図3を参照する。図1は、第1の実施の形態に係る体力判定装置の機能構成例を示す図、図2は、体力判定装置のハードウェア構成例を示す図、図3は、体力判定装置のメモリの構成例を示す図である。なお、図1、図2及び図3に示す構成や処理内容は一例であって、これに限定されない。
この体力判定装置1は、測定した脈拍数を利用し、後述する演算処理、換算処理により最大酸素摂取量を算出し、この算出した最大酸素摂取量に対し、換算手段を用いて体力年齢や体力レベルの判定を行う体力判定機能部2、脈拍測定部4、表示部6、データ格納部8を備える。
体力判定機能部2は、体力判定装置1の演算機能部、換算機能部、判定機能部を構成し、例えば、脈拍数測定処理部10、最大脈拍数算出処理部12、最大酸素摂取量算出処理部14、体力年齢/体力レベル判定処理部16、表示処理部18で構成されている。
脈拍数測定処理部10は、脈拍数の算出手段の一例であって、脈拍測定部4で取り込んだ透過光の光量の変化情報から脈拍数を算出する。そして、算出した脈拍数は、最大脈拍数算出処理部12やデータ格納部8等に送信する。また、この透過光量に変化がない場合等や脈拍測定が正常に行われていない場合には、その旨のアドバイス指示等を行う構成である。
最大脈拍数算出処理部12は、演算部の一例であって、利用者の年齢等に応じた最大脈拍数(PRmax)の算出を行うとともに、脈拍数測定処理部10から脈拍数を受け取り、この脈拍数の最大脈拍数に対する脈拍数比率を求める。そして、算出した最大脈拍数や脈拍数比率等を最大酸素摂取量算出処理部14側へと送信する。なお、算出した最大脈拍数(PRmax)について、データ格納部8側へと送信して、例えば、個人情報として記憶させてもよい。
最大酸素摂取量算出処理部14は、演算部の一例であって、測定した脈拍数(PR)、最大脈拍数算出処理部12から受け取った最大脈拍数(PRmax)、脈拍数の最大脈拍数に対する脈拍数比率(%PRmax)、安静時の酸素摂取量(Vo)等を利用し、後述の算出処理や換算処理によって最大酸素摂取量(Vo2max)を演算する。そして、この最大酸素摂取量(Vo2max)を体力年齢/体力レベル判定処理部16側へと送信する。なお、上記と同様に、算出した最大酸素摂取量(Vo2max)をデータ格納部8側へと送信し、例えば、個人情報として記憶させてもよい。
体力年齢/体力レベル判定処理部16は、算出された最大酸素摂取量(Vo2max)から利用者の体力年齢や体力レベルを判定する判定部の一例である。この判定処理では、最大酸素摂取量(Vo2max)が体力レベル又は体力年齢に関係付けられた換算手段として、例えば、換算テーブルを利用して判定を行う。即ち、最大酸素摂取量算出処理部14での算出結果である最大酸素摂取量を用いて、この換算手段から体力レベル又は体力年齢を判定する。なお、この換算手段には、換算テーブルの他、例えば最大酸素摂取量から体力レベル又は体力年齢を演算により求める演算手段を用いてもよい。
表示処理部18は、表示部6に対して表示指示を行う機能であって、例えば、体力年齢/体力レベル判定処理部16から判定結果情報を受け取り、その判定結果や、それに応じたアドバイス情報等を含む表示画面を作成して、表示部6側に送信する。また、例えば、利用者に対して、体力年齢や体力レベルの判定手順を指示する画面表示や、脈拍測定時のガイダンス表示等の指示を行ってもよい。
脈拍測定部4は、利用者の脈拍数(PR)等の情報を取得する脈拍測定手段の一例であって、例えば、指先や耳たぶの血流状態から脈拍数の測定を行う。この脈拍数の測定では、指先や耳に対して光を照射し、指先や耳を透過した光の取り込み等を行う。
表示部6は、判定した体力年齢や体力レベルを利用者に対して提示してする提示手段の一例である。なお、体力判定装置1の提示手段は、表示部6による提示の他、例えば音声等による提示を行ってもよい。
データ格納部8は、算出した脈拍数や最大脈拍数、最大酸素摂取量等を記録する記録部であるとともに、上記の演算処理を行うプログラムや判定処理を行うための換算テーブル等を記憶する記憶部の一例である。
また、この体力判定装置1のハードウェア構成は、図2に示すように、例えば、プロセッサ20、メモリ22、脈拍測定部4、表示部6、操作入力部28等で構成されている。
プロセッサ20は、例えば、CPU(Central Processing Unit )で構成され、メモリ22に記憶されているOS(Operating System)や各種プログラム等を実行するための演算手段である。
メモリ22は、既述のデータ格納部8を構成し、演算プログラムを記憶するための記憶手段、データ等を記録する記録手段であって、図3に示すように、プログラム記憶部220、データ記憶部222、RAM(Random Access Memory)224等で構成されている。プログラム記憶部220は、OSの他、例えば、脈拍数算出処理プログラム2201、最大酸素摂取量算出処理プログラム2202、体力年齢/体力レベル判定プログラム2203等を記憶する。データ記憶部222は、取得した脈拍情報や算出結果を記録するとともに、後述の換算処理に利用する係数テーブル2221、最大酸素摂取量−体力年齢/体力レベル換算テーブル2222、2223等が記憶されている。
RAM224は、ワーキングエリアとして機能し、上記の各種プログラムを実行することで、上記の脈拍数測定処理部10、最大脈拍数算出処理部12、最大酸素摂取量算出処理部14、体力年齢/体力レベル判定処理部16等を構成する。
脈拍測定部4は、既述のように、指先や耳たぶの血流状態から脈拍情報の測定を行うものであって、例えば、指先や耳たぶ等を透過した光を取り込む受光手段等で構成されている。表示部6は、既述のように提示手段を構成し、算出した体力年齢や体力レベルの他、健康アドバイス等の情報表示等を行うものであって、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)で構成されている。
操作入力部28は、情報入力手段であって、キーパッド部を備え、文字等の記号入力キーや、表示情報を選択するカーソルキーや、選択された情報を決定する決定キー等を備える。この体力年齢/体力レベルの測定では、例えば、利用者の年齢情報等の入力、測定処理の開始指示入力等に利用する。
次に、脈拍測定部4における脈拍測定について、図4、図5及び図6を参照する。図4は、カメラ型脈拍測定部による脈拍測定状態の例を示す図、図5は、脈拍数の測定処理を示すフローチャート、図6は、脈拍数算出処理の一例を示すフローチャートである。なお、図4、図5及び図6に示す構成、及び処理手順等は一例であって、これに限定されない。
脈拍測定部4の一例として、図4に示すように、指の脈拍情報を取得するカメラ30を利用したカメラ型脈拍測定部32がある。このカメラ型脈拍測定部32は、カメラ30に対して利用者が脈拍測定対象である指34を置き、この指34に対して入射(照射)光36として、例えば蛍光灯や太陽光等を透過し、この透過光38の内、近赤外線の波長領域をカメラ30で撮像する。この透過光38の成分の内、近赤外線は血液内のヘモグロビンによって吸収される特性がある。血管内の血流は脈拍に応じて増減するので、血流量が多くなるタイミングでは近赤外線の透過光量が減る。逆に血流量が少なくなるタイミングでは透過光量が増える。この血流量の増減をカメラ30に備えられたフォトダイオード40による透過光量のセンシングや、カメラ画像が捕らえた輝度成分の変化等により脈拍数を測定する。
この脈拍数の測定処理では、図5に示すように、入射光36に対して、測定対象である指34を透過した近赤外線光(透過光38)をフォトダイオード40等でセンシングする(ステップS11)。そして、そのセンシングした透過光38の光量の変化情報を脈拍数測定処理部10に送信する(ステップS12)。脈拍数測定処理部10では、この変化情報に基づいて脈拍数の算出処理を行う。
そこで、この脈拍数の算出処理では、図6に示すように、透過光量に変化があるか否かの判断を行う(ステップS21)。即ち、透過光量に変化が無い場合には、正確に脈拍数の測定が行われておらず、例えば、カメラ30に指34が正確に置かれていない可能性を示している。
この判断において透過光量の変化がある場合(ステップS21のYES)、即ち、脈拍数を測定できる場合には、透過光量の変化の極大値及び極小値をカウントして脈拍数の算出を行う(ステップS22)。そして、算出した脈拍数を最大脈拍数算出処理部12やデータ格納部8等に通知する(ステップS23)。
また、透過光量の変化が検出できない場合(ステップS21のNO)には、脈拍数算出が不可状態であると判断する(ステップS24)。即ち、既述のカメラ型脈拍測定部32に対して、利用者による指34の置き方が悪い又は指が置かれていない等を判断することができる。そこで、その旨を表示処理部18に通知し、例えば、表示部6において、正しく測定を行うようにガイダンスを表示させる(ステップS25)。
なお、この指34の置き方に対するガイダンスの通知は、表示部6における表示に限られず、例えば、スピーカ等による音声通知としてもよい。また、脈拍測定において、指に対して入射する光は、光源を設置して赤外線を照射する場合に限られず、例えば、太陽光等による照射光であってもよい。また、脈拍数の測定は、上記のカメラ型脈拍測定に限られるものではない。
次に、体力判定方法、体力判定プログラムによる体力判定処理について、図7、図8、図9、図10、図11及び図12を参照する。図7は、体力判定処理を示すフローチャート、図8は、係数テーブルの例を示す図、図9は、体力レベルの判定処理を示すフローチャート、図10は、体力レベルの判定処理の例を示す図、図11は、体力年齢の判定処理を示すフローチャート、図12は、体力年齢の判定処理を示す図である。なお、図7〜図12に示す処理内容、処理手順や表示している値等は一例であって、これに限られない。
この体力年齢、体力レベルの算出処理では、利用者の年齢を利用して最大脈拍数等を算出し、取得した脈拍数の最大脈拍数に対する脈拍比率を求める。そして、この脈拍比率を酸素摂取比率に換算し、安静時の酸素摂取量を利用して最大酸素摂取量を演算する。この脈拍比率と酸素摂取比率との換算には、例えば、換算式を利用した演算を行う。そして、算出した最大酸素摂取量の値に対して、既述の換算テーブルを利用して体力年齢、体力レベルの判定を行う。
そこで、最大脈拍数(PRmax)の算出を行う(ステップS31)。この算出処理は、最大脈拍数算出処理部12において行う。最大脈拍数(PRmax)は、例えば、これ以上強い運動はできないという限界の脈拍数であり、以下の式で求める。
PRmax〔beats /min 〕=220−A ・・・(1)
ここで、Aは、測定を行う利用者の実年齢であり、例えば、利用者が入力してもよく、また、予めデータ格納部8等に記録しておいたデータを利用してもよい。この最大脈拍数は、この式(1)に示すように、年齢の増加によって減少する。なお、算出した最大脈拍数(PRmax)は、データ格納部8等に記録するようにしてもよい。
次に、脈拍数(PR〔beats /min 〕)の取得を行う(ステップS32)。脈拍数は、既述のように、脈拍測定部4において、指の血流等から測定する。この測定では、所定時間T1として、例えば1分間の脈拍数を測定する。
最大脈拍数(PRmax)の算出値と脈拍数(PR)の測定値とにより、最大脈拍数に対する現在の脈拍数の割合、即ち、取得した脈拍数の最大脈拍数に対する脈拍数比率(%PRmax)の算出を行う(ステップS33)。この算出は、以下の式で表す。
%PRmax=PR÷PRmax ×100 ・・・(2)
この算出は、例えば、最大脈拍数算出処理部12等において行われる。
次に、最大酸素摂取量(Vo2max〔ml/kg/min 〕)に対する安静時の酸素摂取量(Vo2〔ml/kg/min 〕)の割合、即ち、酸素摂取量比率(%Vo2max)を定義する(ステップS34)。この定義は、以下の式で表せる。
%Vo2max=Vo2÷Vo2max ×100 ・・・(3)
この処理は、例えば、最大酸素摂取量算出処理部14において行っており、上記の式(3)は、例えばデータ格納部8に記憶されているデータを読み出せばよい。この式(3)において、安静時の酸素摂取量Vo2は、所定値Xとして、例えば、3.5〔ml/kg/min 〕を利用する。
次に、上記の最大酸素摂取量に対する安静時の酸素摂取量の割合である酸素摂取量比率(%Vo2max)と、最大脈拍数に対する現在の脈拍数の割合である脈拍数比率(%PRmax)との相関式を定義し、換算する(ステップS35)。この相関式を以下に示す。
%Vo2max=%PRmax × a + b ・・・(4)
即ち、この相関式は、上記ステップS33で算出した脈拍数比率(%PRmax)を酸素摂取量比率(%Vo2max)に換算する手段である。式中のa、bは、脈拍数比率と酸素摂取量比率との相関係数であって、例えば、この相関関係について、酸素摂取量比率を縦軸に取り、脈拍数比率を横軸に取ったグラフにおける直線式を表し、aがその直線の傾きを表し、bが縦軸との切片を表す。斯かる係数a、bは、例えば、図8に示すように、性別及び年齢層毎に設定された係数テーブル2221により決定する。この係数テーブル2221は、例えば、データ記憶部222に記憶されている。この定義処理、及び換算処理は、例えば、最大酸素摂取量算出処理部14において行う。
なお、係数テーブル2221からの係数データの読み出しにおいて、利用者の年齢情報や性別情報が必要になるが、年齢情報は、上記ステップS31の処理において取り込めばよく、また、性別情報は、利用者の入力操作によって取得すればよい。また、予め体力判定装置1に登録しておいてもよい。
次に、換算した酸素摂取量比率(%Vo2max)を用いて、安静時の酸素摂取量(Vo2)から最大酸素摂取量(Vo2max)を算出する。この最大酸素摂取量の算出では、上記の式(3)を変形した以下の式を利用する。
そして、ステップS35において換算した酸素摂取量比率(%Vo2max)を利用して、式(5)から最大酸素摂取量Vo2maxを算出し、この最大酸素摂取量を用いて、換算手段である最大酸素摂取量−体力年齢/体力レベル換算テーブル2222、2223(図10、図12)のどのカテゴリーに適合するかにより、体力年齢、体力レベルを判定する(ステップS36)。
Vo2max=Vo2 ÷ %Vo2max × 100 ・・・(5)
なお、以上の体力年齢、体力レベルの算出処理では、上記フローチャートに示す手順に限定されるものではない。
次に、図7のステップS36に示した体力年齢、体力レベルの判定処理に関し、体力判定方法、体力判定プログラムによる具体的な判定処理方法を説明する。なお、ここで示す判定処理は、一例であって、これに限定されない。
体力レベルの判定処理では、図9に示すように、例えば、体力年齢/体力レベル判定処理部16において、最大酸素摂取量の算出結果を最大酸素摂取量算出処理部14やデータ格納部8等から読み出す(ステップS41)。また、利用者情報として、例えば、判定に利用する年齢情報や性別情報を読み出す(ステップS42)。この利用者情報は、既述の算出処理において取得した情報を利用してもよい。そして、例えば、データ格納部8から、利用者の性別情報に応じた最大酸素摂取量−体力年齢/体力レベル換算テーブル2222、2223を読み出す(ステップS43)。
図10に示すように、読み出した最大酸素摂取量−体力年齢/体力レベル換算テーブル2222に対し、利用者の年齢情報及び算出された最大酸素摂取量(Vo2max)が当てはまる体力レベルを判定する(ステップS44)。この最大酸素摂取量−体力年齢/体力レベル換算テーブル2222では、所定の年齢毎に区分けされた年齢情報50に対し、体力レベルの判定52に応じた最大酸素摂取量の値54が関係付けられている。体力レベルの判定では、例えば、利用者の実年齢に対し、算出した最大酸素摂取量の値が含まれる欄に割り当てられた体力レベルの判定をする。
ここで、体力レベルの判定処理について、具体的な例として、例えば、実年齢35歳の男性の算出値がVo2max=43.0の場合について説明する。
この例では、図10に示すように、最大酸素摂取量−体力年齢/体力レベル換算テーブル2222において、実線で示された「35−39」歳の年齢の欄56を参照する。この欄において、Vo2max=43.0が当てはまる欄を参照し、その欄に対する体力レベルを判定する。即ち、この例では、「35−39」歳の欄の「good」の欄58に当てはまることから、体力レベルは「good」と判定する。
判定結果を得たら、表示処理部18に対してその旨を通知し、表示部6に表示させる(ステップS45)。
次に、体力判定方法、体力判定プログラムによる体力年齢の判定処理の例について説明する。斯かる判定処理は、一例であって、これに限定されない。
体力年齢の判定処理においても、図11に示すように、体力年齢/体力レベル判定処理部16において、最大酸素摂取量の算出結果を最大酸素摂取量算出処理部14やデータ格納部8等から読み出す(ステップS51)とともに、利用者情報として、例えば、判定に利用する年齢情報や性別情報を読み出す(ステップS52)。そして、利用者の性別情報に応じた最大酸素摂取量−体力年齢/体力レベル換算テーブル2222、2223を読み出す。
そして、最大酸素摂取量−体力年齢/体力レベル換算テーブル2222、2223を利用して、体力年齢の判定処理に移行する。体力年齢の判定では、年齢に対する最大酸素摂取量の標準的な値を示す「average」の欄を基準に判定を行う。即ち、実年齢に対する「average」の欄のVo2maxの値と、算出したVo2maxの値とを比較して、体力年齢の判定を行う。
この判定処理の具体例として、例えば、実年齢35歳の女性がVo2max=33.0の場合について、図12を利用して説明する。
まず、「年齢」の欄60と、Vo2maxを示した「average」の欄62を参照する。そして、利用者の実年齢に対応する「average」の欄の値と、算出したVo2maxの値とを対比する(ステップS53)。即ち、利用者の年齢は35歳であるので、「35−39」歳に対応する「年齢」の欄64に対する「average」の欄66を特定する。そして、この「average」の欄66に示された値と算出したVo2max=33.0とを対比する。
算出したVo2maxの値は、特定した「average」の欄66の値に含まれるか否かの判定を行い(ステップS54)、含まれる場合(ステップS54のYES)には、この「average」の欄66に対応する「年齢」を体力年齢として判定し、その判定結果を表示処理部18側へと通知する(ステップS55)。
また、この「average」の欄66の値に含まれない場合(ステップS54のNO)、算出したVo2maxが、特定した「average」の欄66の値よりも大きいか否かの判断を行う(ステップS56)。実年齢に対する平均的な最大酸素摂取量を示した「average」の値に対し、算出したVo2maxが大きければ、体力年齢が実年齢よりも若いことを示し、逆に小さければ、体力年齢が実年齢よりも衰えていることを示している。
そこで、算出したVo2maxが大きい場合(ステップS56のYES)、特定した「average」の欄66よりも1段階年下の「average」の欄68を特定する(ステップS57)。また、算出したVo2maxが小さい場合(ステップS56のNO)、特定した「average」の欄66よりも1段階年上の「average」の欄70を特定する(ステップS58)。
この具体例では、算出したVo2max=33.0に対して、「35−39」歳に対応する「average」の欄66が「26.4〜31.9」であり、算出したVo2maxが特定した「average」の欄66の値よりも大きい(ステップS54のNO、ステップS56のYES)。そこで、1段階年下である「30−34」歳に対応する欄68を判定対象として特定する(ステップS57)。
そして、新たな判定対象を特定したら、再び、算出したVo2maxの値が、新たに特定した「average」の欄68の値に含まれるか否かの判定(ステップS54)に戻る。
上記例においては、新たに特定した「30−34」歳に対応する「average」の欄(1段階年下の「average」の欄68)の値が「28.1〜33.6」であり、算出したVo2max=33.0が含まれる(ステップS54のYES)。よって、この利用者の体力年齢は、例えば「30−34」歳であると判定して、表示部6等に表示する。
なお、上記の例では、体力レベルの判定を男性の例、体力年齢の判定を女性の例で説明したが、判定対象が性別に応じて決められるのではないことは言うまでもなく、男性においても体力年齢の判定を行い、また、女性においても体力レベルの判定を行うことができる。図9〜図12に示す判定処理において、上記の例では、体力年齢と体力レベルをそれぞれ別の判定処理フローチャートで表し、算出結果の読み出しや利用者の情報の読み出しを別個に行っているが、体力年齢と体力レベルの判定を連続の処理で行ってもよい。その他、図9及び図11に示す体力年齢、体力レベルの判定処理において、処理順序は限定されるものではない。
斯かる構成によれば、実際に負荷運動を行って、心拍数等の生理的な体の変化を計測することがないので、体調等に影響を受けることなく、体力年齢や体力レベルを測定することができる。また、簡易な構成、少ない情報で体力年齢や体力レベルを測定することができ、気軽に健康状態の確認を行えるので、健康管理意識の向上に貢献できる。また、体力年齢や体力レベルの測定に個人情報である、例えば年齢情報の他、体重や身長等の身体的な特徴データを入力する必要がないので、個人情報保護の観点からも実用性が高い。
上記した第1の実施の形態について、特徴事項、利点等を列挙する。
(1) 上記実施の形態によれば、測定に大掛かりな装置を要する「心電計」等を用いる必要がなく、簡易な構成で手軽に体力年齢や体力レベルを算出することができる。
(2) 上記実施の形態によれば、「最大酸素摂取量に対する割合(%Vo2max)」と「測定した脈拍数が最大脈拍数に占める割合(%PRmax)」の相関式と、年齢及び性別毎の係数表を用いることで、体力年齢や体力レベルを算出することができる。
(3) 上記実施の形態によれば、最大酸素摂取量を求めることで体力年齢や体力レベルを算出でき、体重や仕事率等の複雑な情報が不要である。
(4) 上記実施の形態によれば、最大酸素摂取量を求める過程で体重や仕事率等の情報が不要であり、大掛かりな機械を用いる必要がない。また、秘匿にしたい情報である体重等の身体的特徴を伴う個人情報の入力が不要であり、体力判定装置や体力判定プログラムを搭載した携帯端末装置を紛失した場合に、個人情報が流出するというおそれが無い。
〔第2の実施の形態〕
第2の実施の形態では、表示部を利用した通知処理に関する。
この第2の実施の形態について、図13、図14、図15、図16及び図17を参照する。図13は、第2の実施の形態に係る表示処理部の処理を示すフローチャート、図14は、体力レベル及びアドバイスの表示例を示す図、図15は、体力年齢及びアドバイスの表示例を示す図、図16は、脈拍測定時のガイダンスの表示例を示す図、図17は、ガイダンスの表示例を示す図である。なお、図13〜図17に示す構成処理内容、又は処理手順等は、一例であって、これに限定されない。
体力判定装置1の表示処理部18では、体力年齢、体力レベルの算出処理が行われると、その算出結果を表示部6等を利用して提示し、利用者への通知を行う。また、この算出結果の通知において、例えば、利用者に対して、健康管理等に関するアドバイス表示等を行う。その他、この通知処理では、体力判定処理に関し、利用者に対してガイダンスの通知を行ってもよく、また、体力判定処理が正常に行うことができない場合に、その旨を通知するようにしてもよい。
表示処理部18では、体力年齢/体力レベル判定処理部16から利用者の体力年齢、体力レベルの判定結果を受信する(ステップS61)。そして、その利用者の体力年齢、体力レベルや健康管理アドバイス等の情報について、例えば、図14、図15に示すように、表示部6に表示させる表示画面80、86を生成して、表示部6側へと送信する(ステップS62)。
体力レベルの表示画面80では、図14に示すように、体力レベルの通知82として、例えば、「あなたの体力レベルはgoodです」のように表示する。この体力レベルの通知82は、上記のように、最大酸素摂取量−体力年齢/体力レベル換算テーブル2222、2223にある体力レベルの判定52を表示する。また、この表示画面80には、健康管理に関するアドバイス情報84を表示している。このアドバイス情報84は、例えば、体力レベルの判定結果に応じた表示内容のテーブルを設定し、データ格納部8に記憶しておいてもよい。この場合、例えば、体力レベルが悪い判定の「Poor」、「Very poor」等の場合には、運動や食事管理の改善を促す等の内容を表示してもよい。
また、体力年齢の表示画面86では、図15に示すように、体力年齢の通知88として、例えば、「あなたの体力年齢は30歳台前半です」のように表示する。この場合、例えば、比較対象として、データ格納部8等に登録され、体力年齢の算出に利用した実年齢を併せて表示してもよい。また、健康管理に関するアドバイス情報90を表示している。このアドバイス表示90においても、上記と同様に、例えば、体力年齢の判定結果に応じた表示内容のテーブルを設定し、データ格納部8に記憶し、表示すればよい。
なお、体力年齢、体力レベル及びアドバイス表示を1つの画面上に併記して表示してもよい。
また、表示部6を利用した通知に関し、脈拍数の測定時に表示するガイダンスの表示例を図16及び図17に示す。
このガイダンス表示例では、既述のカメラ型脈拍測定部32におけるガイダンス表示例を示している。即ち、体力年齢、体力レベル算出処理の開始を契機に、表示部6において、例えば、カメラ30に指34を置くように促すガイダンス表示画面92を表示する。
また、脈拍数算出処理(図6)において、正しく脈拍の測定が行えない場合(ステップS21のNO:図6)に、例えば、カメラ30を指34で覆うように促すガイダンス表示画面94を表示する(ステップS25:図6)。その他、例えば、指34の位置を変えるように促す表示を行ってもよい。
なお、この体力年齢、体力レベル及びそれらに応じたアドバイス、また、脈拍数算出処理等におけるガイダンスにおいては、表示部6を利用した通知に限られず、例えば、音声等による通知を行ってもよい。
斯かる構成により、体力判定装置1において算出した体力年齢、体力レベルを利用者に通知し、また、この算出結果に基づくアドバイスを行うことで、利用者の健康管理意識の向上を図ることができる。また、脈拍数算出処理において、利用者に対し、脈拍測定を正しく行うように促すガイダンス表示を行うことで、脈拍測定が精度よく行え、実用性を高めることができる。
〔第3の実施の形態〕
この第3の実施の形態は、体力判定装置を実現する携帯端末装置の例に関する。
第3の実施の形態について、図18、図19及び図20を参照する。図18は、第3の実施の形態に係る携帯電話機のハードウェア構成例を示す図、図19は、開状態の携帯電話機の外観構成を示す図、図20は、閉状態の携帯電話機の外観構成を示す図である。図18、図19及び図20に示す構成は一例であって、斯かる構成に限定されない。
この携帯電話機100は体力判定装置、体力判定方法、体力判定プログラム又は携帯端末装置の一例であって、例えば、CPU(Central Processing Unit )102、メモリ104、表示部106、カメラ部108、通信部110、操作入力部112、音声出力部114等で構成されている。
このCPU102は、既述の体力判定装置1のプロセッサ20に対応し、携帯電話機100に機能させるプログラム等の演算処理手段の一例であって、OSや脈拍数算出処理プログラムや最大酸素摂取量算出プログラム等の実行処理を行う。
メモリ104は、既述のメモリ22に対応し、例えば、プログラム記憶部116、データ記憶部118、RAM120で構成されている。このプログラム記憶部116は、例えば、携帯電話機100のOSや体力年齢/体力レベル判定プログラムや、その他のプログラム等を記憶しているROM(Read Only Memory)等で構成されている。データ記憶部118は、既述のデータ格納部8を構成し、例えば、測定した脈拍数情報や算出した最大酸素摂取量等を記憶するとともに、係数テーブル2221や最大酸素摂取量−体力年齢/体力レベル換算テーブル2222、2223等を記憶している。
また、RAM120は、例えば、前記の演算処理等を実行するためのワークエリアであって、プログラム記憶部116に記憶されている既述のプログラムの実行処理により、脈拍数測定処理部10、最大脈拍数算出処理部12、最大酸素摂取量算出処理部14、体力年齢/体力レベル判定処理部16、表示処理部18等を構成する。
表示部106は、算出した体力年齢、体力レベルや、その体力年齢、体力レベルに基づいた健康アドバイス等の通知手段を構成し、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)で構成されたメイン表示部122やサブ表示部124を備えている。
カメラ部108は、脈拍数測定において指先や手のひら等を撮像する撮像手段の一例であって、ディジタルカメラ等で構成されており、指先等の血流状態を読み取る脈拍測定部4を構成する。
通信部110は、アンテナ126を備え、例えば、電話回線やネットワーク等の無線通信により、外部の基地局や他の携帯端末装置、又はサーバ等との間での通話制御や、データの送受信等の制御を行う。なお、体力年齢、体力レベルの算出において、例えば、既述の算出処理プログラム等を必要に応じて、外部のサーバ等からダウンロードするようにしてもよい。
操作入力部112は、情報入力手段であって、キーパッド部を備え、文字等の記号入力キーや表示情報を選択するカーソルキーや、選択された情報を決定する決定キー等を備える。音声出力部114は、例えば、スピーカ130R、130Lを備え、音声信号を音声として再生する。
なお、この操作入力部112は、例えば、表示部106の表示画面上に表示されたアイコンと入力キーとを対応させたソフトキー機能を利用してもよい。また、表示部106と一体に形成し、表示画面上の操作コマンド表示に対して、利用者の指が触れた位置を検知して画面上の位置を認識してコンピュータに指示を与える、所謂タッチパネル式のものであってもよい。
この携帯電話機100は、図19に示すように、第1の筐体132と、第2の筐体134とを備え、これら筐体132、134をヒンジ部136で連結して開閉可能に構成されている。筐体132には操作入力部112やスピーカ130L、130Rが搭載されている。操作入力部112はキーパッド部等を備えている。筐体134には、メイン表示部122やインカメラ138が搭載されている。
また、携帯電話機100には、図20に示すように、筐体134の外部側中央にサブ表示部124が搭載され、また、ヒンジ部136側には、アウトカメラ140が搭載されている。
斯かる構成によれば、利用者が日常的に携行し、利用する携帯電話機100を以て簡易な構成により体力判定を行い、利用者に通知することができる。従って、健康管理意識の向上を図る上で有益な情報を提示でき、この実施の形態においても、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
〔第4の実施の形態〕
この第4の実施の形態は、イヤークリップを利用した脈拍測定部の例に関する。
第4の実施の形態について、図21、図22及び図23を参照する。図21は、第4の実施の形態に係るイヤークリップ型脈拍測定部の構成例を示す図、図22は、イヤークリップ型脈拍測定部の装着状態を示す図、図23は、脈拍数算出処理を示すフローチャートである。なお、図21、図22及び図23に示す構成、処理内容は一例であって、これに限定されない。
この実施の形態に係るイヤークリップ型脈拍測定部150は、脈拍測定部4の一例であって、図21に示すように、2つの筐体部152、154をヒンジ部156で接続し、測定対象である耳たぶ158を挟めるクリップ状に構成されている。筐体部152、154が対向する面において、例えば筐体部152側には、光源である近赤外線LED160が備えられ、筐体部154側には、受光手段であるフォトダイオード162が備えられている。
イヤークリップ型脈拍測定部150では、図22に示すように、筐体部152、154で利用者の耳たぶ158を挟み、近赤外線LED160から発光した近赤外線を耳たぶ158に透過させ、その透過光164をフォトダイオード162でセンシングする。これにより、既述のカメラを利用した脈拍測定と同様に、透過光量の多少に基づいて血流量の変化によって脈拍を測定する。
イヤークリップ型脈拍測定部150による脈拍数算出処理は、図23に示すように、近赤外線LED160を発光させ、耳たぶ158を透過した光(透過光164)をフォトダイオード162でセンシングする(ステップS71)。そして、そのセンシングした透過光164の光量の変化情報を脈拍数測定処理部10に送信する(ステップS72)。脈拍数測定処理部10では、この変化情報に基づいて脈拍数の算出処理を行う。
なお、クリップ型の脈拍測定では、耳たぶ158の血流を利用するものに限られず、例えば、指先にクリップを挟んで脈拍を測定するようにしてもよい。
斯かる構成によっても、簡易な構成で脈拍数の測定が行え、体力判定に利用することができ、上記実施の形態と同様の効果が得られる。
〔他の実施の形態〕
(1) 上記実施の形態では、体力判定装置、体力判定方法、体力判定プログラム、又は携帯端末装置の一例として、携帯電話機100を例示して説明したが、これに限られず、例えば、図24に示すように、携帯情報端末機(PDA:Personal Digital Assistant)300を用いてもよい。このPDA300には、脈拍測定部4を構成するカメラ302、提示手段を構成する表示部304等が搭載されている。
(2) また、図25に示すように、パーソナルコンピュータ(PC)400を利用してもよい。このPC400には、脈拍測定部4を構成するカメラ402、判定結果を提示する提示手段を構成する表示部404等を備えている。斯かる構成によっても、上記実施の形態と同様の目的を達成することができる。
(3) 上記実施の形態では、体力年齢の判定において、図12に示すように、算出した最大酸素摂取量Vo2maxが実年齢に応じた「average」の欄(66)に含まれない場合には、直近の1段階上下の欄(68、70)を参照したが、これに限られない。例えば、「average」の欄62において、算出したVo2maxの値が複数の体力年齢の範囲に含まれる場合、その何れかに応じた年齢を体力年齢として判定してもよい。即ち、既述の例において、Vo2max=33.0は、「30−34」歳より若い体力年齢の「average」の欄62のいずれにも含まれる。従って、体力年齢の判定では、「35−39」よりも若い年齢を体力年齢として判定してもよい。
(4) また、体力年齢の判定において、上記のように、算出したVo2maxの値が複数の体力年齢の範囲に含まれる場合、例えば、体力年齢の算出回数等に応じて判定対象を変更してもよい。即ち、体力年齢の算出実績として、算出回数をカウントしておき、複数の体力年齢の範囲に含まれるVo2maxを多数回算出した場合には、体力年齢の判定対象の欄を例えば、1段階年下、又は1段階年上の欄に変更してもよい。斯かる構成によっても、上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。
(5) 上記実施の形態では、脈拍数測定に関し、指先や耳たぶの血流の多少を透過光量によって検出しているが、これに限られず、例えば、手首等に圧力を掛けて脈拍を測定する構成でもよく、また、利用者の心臓の鼓動音を音声センサ等で計測してもよい。
次に、以上述べた実施の形態から抽出される技術的思想を請求項の記載形式に準じて付記として列挙する。本発明に係る技術的思想は上位概念から下位概念まで、様々なレベルやバリエーションにより把握できるものであり、以下の付記に本発明が限定されるものではない。
(付記1) 酸素摂取量を用いて体力を判定する体力判定装置であって、
取得した脈拍数の最大脈拍数に対する脈拍数比率を求め、該脈拍数比率を酸素摂取量比率に換算し、該酸素摂取量比率を用いて安静時の酸素摂取量から最大酸素摂取量を演算する最大酸素摂取量演算部と、
最大酸素摂取量が体力レベルに関係付けられた換算手段と、
前記最大酸素摂取量演算部の演算結果である前記最大酸素摂取量を用いて前記換算手段から体力レベルを判定する判定部と、
を備えることを特徴とする体力判定装置。
(付記2) 前記換算手段は、最大酸素摂取量が年齢に関係付けられ、前記判定部は、前記最大酸素摂取量演算部で演算された前記最大酸素摂取量を用いて前記換算手段の最大酸素摂取量から年齢を求め、該年齢を体力年齢と判定することを特徴とする付記1記載の体力判定装置。
(付記3) 前記脈拍数を測定する脈拍測定手段を備えることを特徴とする付記1記載の体力判定装置。
(付記4) 前記換算手段は、最大酸素摂取量が年齢毎に体力レベルに関係付けられ、前記最大酸素摂取量から体力レベル又は体力年齢が求められる換算テーブル又は演算手段であることを特徴とする付記1又は付記2記載の体力判定装置。
(付記5) 前記体力レベルを提示する提示手段を備えることを特徴とする付記1記載の体力判定装置。
(付記6) 前記体力年齢を提示する提示手段を備えることを特徴とする付記2記載の体力判定装置。
(付記7) 前記年齢を求める際の最大酸素摂取量は、標準値である体力レベルに関係付けられた最大酸素摂取量であることを特徴とする付記2記載の体力判定装置。
(付記8) 酸素摂取量を用いて体力を判定する体力判定方法であって、
脈拍数を測定するステップと、
最大脈拍数に対する前記脈拍数の脈拍数比率を求め、該脈拍数比率を酸素摂取量比率に換算し、該酸素摂取量比率を用いて安静時の酸素摂取量から最大酸素摂取量を演算するステップと、
最大酸素摂取量が体力レベルに関係付けられた換算手段が用いられ、演算された前記最大酸素摂取量を用いて前記換算手段から体力レベルを判定するステップと、
を含むことを特徴とする体力判定方法。
(付記9) 酸素摂取量を用いて体力を判定する体力判定プログラムであって、
測定された脈拍数を取り込む機能と、
最大脈拍数に対する前記脈拍数の脈拍数比率を求め、該脈拍数比率を酸素摂取量比率に換算し、該酸素摂取量比率を用いて安静時の酸素摂取量から最大酸素摂取量を演算する機能と、
最大酸素摂取量が体力レベルに関係付けられた換算手段が用いられ、演算された前記最大酸素摂取量を用いて前記換算手段から年齢に応じた体力レベルを判定する機能と、
をコンピュータによって実現することを特徴とする体力判定プログラム。
(付記10) 酸素摂取量を用いて体力を判定する機能を備える携帯端末装置であって、
脈拍数を測定する脈拍測定手段と、
取得した脈拍数の最大脈拍数に対する脈拍数比率を求め、該脈拍数比率を酸素摂取量比率に換算し、該酸素摂取量比率を用いて安静時の酸素摂取量から最大酸素摂取量を演算する最大酸素摂取量演算部と、
最大酸素摂取量が体力レベルに関係付けられた換算手段と、
前記最大酸素摂取量演算部の演算結果である前記最大酸素摂取量を用いて前記換算手段から体力レベルを判定する判定部と、
を備えることを特徴とする携帯端末装置。
以上説明したように、体力判定装置、体力判定方法、体力判定プログラム及び携帯端末装置の好ましい実施の形態について説明したが、本発明は、上記記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載され、又は発明を実施するための形態に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能であることは勿論であり、斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本開示の体力判定装置、体力判定方法、体力判定プログラム及び携帯端末装置は、脈拍や酸素摂取量等、利用者が容易に取得できる情報を用いて、簡易な構成で体力を判定し、通知することで、利用者の健康増進を図ることができ、有用である。
1 体力判定装置
2 体力判定機能部
4 脈拍測定部
6 表示部
8 データ格納部
10 脈拍数測定処理部
12 最大脈拍数算出処理部
14 最大酸素摂取量算出処理部
16 体力年齢/体力レベル判定処理部
18 表示処理部
20 プロセッサ
22 メモリ
220 プログラム記憶部
222 データ記憶部
2221 係数テーブル
2222、2223 最大酸素摂取量−体力年齢/体力レベル換算テーブル
224 RAM
28 操作入力部
30 カメラ
32 カメラ型脈拍測定部
80、86 表示画面
82 体力レベルの通知
84 アドバイス情報
88 体力年齢の通知
90 アドバイス情報
100 携帯電話機
150 イヤークリップ型脈拍測定部
300 PDA
400 PC

Claims (5)

  1. 酸素摂取量を用いて体力を判定する体力判定装置であって、
    取得した脈拍数の最大脈拍数に対する脈拍数比率を求め、該脈拍数比率を酸素摂取量比率に換算し、該酸素摂取量比率を用いて安静時の酸素摂取量から最大酸素摂取量を演算する最大酸素摂取量演算部と、
    最大酸素摂取量が体力レベルに関係付けられた換算手段と、
    前記最大酸素摂取量演算部の演算結果である前記最大酸素摂取量を用いて前記換算手段から体力レベルを判定する判定部と、
    を備えることを特徴とする体力判定装置。
  2. 前記換算手段は、最大酸素摂取量が年齢に関係付けられ、前記判定部は、前記最大酸素摂取量演算部で演算された前記最大酸素摂取量を用いて前記換算手段の最大酸素摂取量から年齢を求め、該年齢を体力年齢と判定することを特徴とする請求項1記載の体力判定装置。
  3. 酸素摂取量を用いて体力を判定する体力判定方法であって、
    脈拍数を測定するステップと、
    最大脈拍数に対する前記脈拍数の脈拍数比率を求め、該脈拍数比率を酸素摂取量比率に換算し、該酸素摂取量比率を用いて安静時の酸素摂取量から最大酸素摂取量を演算するステップと、
    最大酸素摂取量が体力レベルに関係付けられた換算手段が用いられ、演算された前記最大酸素摂取量を用いて前記換算手段から体力レベルを判定するステップと、
    を含むことを特徴とする体力判定方法。
  4. 酸素摂取量を用いて体力を判定する体力判定プログラムであって、
    測定された脈拍数を取り込む機能と、
    最大脈拍数に対する前記脈拍数の脈拍数比率を求め、該脈拍数比率を酸素摂取量比率に換算し、該酸素摂取量比率を用いて安静時の酸素摂取量から最大酸素摂取量を演算する機能と、
    最大酸素摂取量が体力レベルに関係付けられた換算手段が用いられ、演算された前記最大酸素摂取量を用いて前記換算手段から体力レベルを判定する機能と、
    をコンピュータによって実現することを特徴とする体力判定プログラム。
  5. 酸素摂取量を用いて体力を判定する機能を備える携帯端末装置であって、
    脈拍数を測定する脈拍測定手段と、
    最大脈拍数に対する前記脈拍数の脈拍数比率を求め、該脈拍数比率を酸素摂取量比率に換算し、該酸素摂取量比率を用いて安静時の酸素摂取量から最大酸素摂取量を演算する最大酸素摂取量演算部と、
    最大酸素摂取量が体力レベルに関係付けられた換算手段と、
    前記最大酸素摂取量演算部の演算結果である前記最大酸素摂取量を用いて前記換算手段から体力レベルを判定する判定部と、
    を備えることを特徴とする携帯端末装置。
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