JP5423035B2 - 情報提供装置及び方法 - Google Patents

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本発明は、情報提供装置及び方法に関し、例えば、商品の販売促進等を目的とした商品情報等の広告情報を提供する情報提供装置に適用し得るものであり、特に商品の来客状況に応じた省電力運転を可能とする装置に適用して好適なものである。
従来、商品の販売促進等を目的として商品情報等の広告情報を表示する店頭広告装置としては、例えばDVDプレーヤに商品説明用の映像データを格納し、これを繰り返し再生する形態が実用化されている。
このような店頭広告装置を店舗内の任意の売り場に設置して広告情報を再生する場合、従来は人手により電源入力や再生ボタンの押下などをする必要があり負担となっている。そのため、人手によらない電源入力や再生等の処理が求められている。
さらに、広告情報を店舗内の売り場で再生する場合、店頭広告装置を長時間運転することとなるため、店頭広告装置動作の省電力化が求められている。
上記のように省電化を解決する従来技術として、例えば特許文献1及び特許文献2に記載される技術がある。
特許文献1の記載技術は、放送受信装置の省電化を図る技術であり、放送受信装置に人が近づいてきたことを感知した場合に、装置の構成部品をあらかじめ起動して待機する技術が記載されている。これにより、無人環境では装置の電源を供給せず、人の近接時には装置の一部に電源を供給することができるというものである。
特許文献2の記載技術は、ショーケースの省電化を図る技術であり、照度センサ及び人感センサにより、周囲の照度及び人体の近接を感知することで、商品を照らす照明の照度調節を行なうことで、商品アピール効果の向上及び消費電力の削減を図る技術が記載されている。
特開2008−54085号公報 特開2006−266645号公報
しかしながら、上述した特許文献1及び2の記載技術を店頭広告装置に活用し、店頭広告装置の前に人の近接を検出した場合に店頭広告装置の動作を開始させると、人が店頭広告装置に近づくまで広告情報の提示ができないため、人を店頭広告装置に誘導できないという問題点がある。
また、その一方、上記の人の近接の検出範囲を広げた場合には、人が店頭広告装置を認知でき次第、広告情報の提示が可能となるが、店頭広告装置を長く動作させるため、装置動作の省電力化が図れないという問題点がある。
本発明は、上記のように、店舗内の広告視聴効果を維持しつつ省電力運転を実現できないという問題点を解消し、店舗内の来客状況に応じた省電力運転を可能とする情報提供装置及び方法を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するために、第1の本発明の情報提供装置は、(1)第1の範囲内で人体を検出する人体検出手段と、(2)第2の範囲内で人体属性を検出する人体属性検出手段と、(3)人体検出手段からの人体検出状況及び人体属性検出手段からの人体属性検出状況に応じて、広告データを選択制御する再生制御手段と、(4)再生制御手段の制御に従って広告データを出力する出力手段とを備え、再生制御手段は、広告データの選択ポリシーを有しており、この選択ポリシーに従って選択制御を行なうものであり、選択ポリシーは、人体検出手段が人体を検出した場合、及び又は、人体属性検出手段が人体属性を検出した場合、広告データを選択するものであり、選択ポリシーは、人体検出手段が人体を検出した場合には、広告誘導用の広告データを選択するものであることを特徴とする。
第2の本発明の情報提供装置は、(1)第1の範囲内で人体を検出する人体検出手段と、(2)第2の範囲内で人体属性を検出する人体属性検出手段と、(3)人体検出手段からの人体検出状況及び人体属性検出手段からの人体属性検出状況に応じて、広告データを選択制御する再生制御手段と、(4)再生制御手段の制御に従って広告データを出力する出力手段とを備え、再生制御手段は、広告データの選択ポリシーを有しており、この選択ポリシーに従って選択制御を行なうものであり、選択ポリシーは、人体検出手段が人体を検出した場合、及び又は、人体属性検出手段が人体属性を検出した場合、広告データを選択するものであり、選択ポリシーは、人体像検出手段が人体属性を検出した場合には、広告視聴用の広告データを選択するものであることを特徴とする。
の本発明の情報提供方法は、(1)人体検出手段が、第1の範囲内で人体を検出する人体検出工程と、(2)人体属性検出手段が、第2の範囲内で人体属性を検出する人体属性検出工程と、(3)再生制御手段が、人体検出手段からの人体検出状況及び人体属性検出手段からの人体属性検出状況に応じて、広告データを選択制御する再生制御工程と、(4)出力手段が、再生制御手段の制御に従って広告データを出力する出力工程とを有し、再生制御手段は、広告データの選択ポリシーを有しており、この選択ポリシーに従って選択制御を行ない、選択ポリシーは、人体検出手段が人体を検出した場合、及び又は、人体属性検出手段が人体属性を検出した場合、広告データを選択するものであり、選択ポリシーは、人体検出手段が人体を検出した場合には、広告誘導用の広告データを選択するものであることを特徴とする。
第4の本発明の情報提供方法は、(1)人体検出手段が、第1の範囲内で人体を検出する人体検出工程と、(2)人体属性検出手段が、第2の範囲内で人体属性を検出する人体属性検出工程と、(3)再生制御手段が、人体検出手段からの人体検出状況及び人体属性検出手段からの人体属性検出状況に応じて、広告データを選択制御する再生制御工程と、(4)出力手段が、再生制御手段の制御に従って広告データを出力する出力工程とを有し、再生制御手段は、広告データの選択ポリシーを有しており、この選択ポリシーに従って選択制御を行なうものであり、選択ポリシーは、人体検出手段が人体を検出した場合、及び又は、人体属性検出手段が人体属性を検出した場合、広告データを選択するものであり、選択ポリシーは、人体像検出手段が人体属性を検出した場合には、広告視聴用の広告データを選択するものであることを特徴とする。
本発明によれば、広告視聴効果を維持しながら、省電力運転を実現することができる。
第1の実施形態の店頭広告装置の内部構成を示す内部構成図である。 第1の実施形態の店頭広告装置を用いた広告動作のイメージさせる説明図である。 第1の実施形態の広告データの種別及び再生方法を説明する説明図である。 第1の実施形態の店頭広告装置における処理を示すフローチャートである。 変形例実施形態の広告データの種別及び再生方法を説明する説明図である。
(A)第1の実施形態
以下では、本発明の情報提供装置及び方法の第1の実施形態について図面を参照しながら説明する。
第1の実施形態では、店舗内の任意の売り場に商品情報等の広告情報を出力する店頭広告装置に本発明を適用した場合の実施形態を例示して説明する。
(A−1)第1の実施形態の構成
図1は、第1の実施形態の店頭広告装置の内部構成を示す内部構成図である。店頭広告装置10は、例えば、店舗内の陳列棚などに設置されて、その陳列棚の商品の商品情報等を流して広告を行なう電子POP(Point Of Purchase)広告装置に適用できる。
図1において、第1の実施形態の店頭広告装置10は、再生制御部1、人感センサ2、カメラ3、人体属性検出部4、出力制御部5、広告記憶部6、表示部7、音声出力手段8を少なくとも有する。
人感センサ2は、所定の広告誘導領域内に入ってきた人体を感知するセンサであり、そのセンサ信号を広範囲人体検出信号として再生制御部1に与えるものである。人感センサ2としては、種々のセンサを適用することができるが、例えば熱線式人感センサを適用することができる。
再生制御部1は、人感センサ2から広範囲人体検出信号を受け取ると、動作を開始し、それまでの間は動作を停止する(すなわち、省電力モードになっている)。
また、再生制御部1は、広範囲人体検出信号を受け取ると、出力制御部5及び広告記憶部6に対して広告誘導用の広告データを再生させる再生制御信号を与え、さらにカメラ3及び人体属性検出部4を起動させるためのカメラ制御信号を与えるものである。
なお、人感センサ2から広範囲人体検出信号が与えられなくなると、再生制御部1は、広告情報の再生を終了させる制御信号を出力制御部5及び広告記憶部6に与え、また撮像処理の動作を終了させる制御信号をカメラ3及び人体属性検出部4に与える。
このように、広告誘導領域内に人が入ってくるまでの間は、カメラ3の動作や広告データの出力を行なわず、広告誘導領域内で人の存在を検出すると、カメラ3の動作や広告データの出力を開始することで省電化を図ることができる。
さらに、再生制御部1は、人体属性検出部4から人体属性検出信号を受け取ると、広告視聴用の広告データを再生させる再生制御信号を出力制御部5に与えるものである。
カメラ3は、再生制御部1からのカメラ制御信号に基づいて、撮像処理を開始又は終了する撮像手段である。カメラ3は、所定範囲である広告視聴領域に向けて撮像し、その撮像データを人体属性検出部4に与えるものである。
人体属性検出部4は、カメラ3が撮像した撮像データをカメラ信号として受け取り、このカメラ信号に基づいて人体属性を検出するものであり、人体属性の検出が成功すると、検出できたことを示す人体属性検出信号を再生制御部1に与えるものである。
出力制御部5は、再生制御部1から再生制御信号を受け取ると、広告記憶部6に記憶される広告データを読み出し、その広告データに基づいて視聴信号にして表示部7や音声出力部8に与えるものである。
広告記憶部6は、広告誘導用の広告データや広告視聴用の広告データ等を記憶する装置であり、例えば、DVDなどの記録媒体や、USBメモリやSDメモリカード等のフラッシュメモリ等としてもよい。ここで、広告データは、例えば、音声データ、動画データ、静止画像データ、テキストデータを適用でき、デジタル化されたデータであれば、例えば、MP3、WMA、MPEG、JPEG、TXTなど種々の形式を適用することができる。
表示部7は、出力制御部5から視聴信号を受け取り、映像を表示する表示手段である。例えば、表示部7としては、液晶表示部、プラズマ表示部等のディスプレイや、半透明スクリーン等に映写する映写装置などを適用できる。
音声出力部8は、出力制御部5から視聴信号を受け取り、音声を出力する手段であり、例えばスピーカ等を適用できる。
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、第1の実施形態の店頭広告装置10における処理の動作について図面を参照しながら説明する。
(A−2−1)店頭広告装置10を用いた広告動作の全体動作
図2は、第1の実施形態の店頭広告装置10を用いた広告動作をイメージさせる説明図である。
図2において、広告誘導領域E1は、例えば買い物客等の人が店頭広告装置10を発見し、広告情報の視聴を促すことが可能な領域をいう。人感センサ2は、この広告誘導領域E1に近接する人を感知する。
また、広告視聴領域E2は、例えば買い物客等の人が店頭広告装置10を注目して、広告情報を視聴することが可能な領域をいう。カメラ3は、この広告視聴領域E2内を撮像対象とする。
また、図2では、説明便宜上、買い物客Aが広告視聴領域E2内に存在し、買い物客Bが広告誘導領域内E1に存在し、買い物客Cは広告誘導領域E1外に存在するものとする。
図4は、第1の実施形態の店頭広告装置10における処理を示すフローチャートである。
以下、店頭広告装置10における処理の動作を説明する。
店頭広告装置10は、初期状態において、人感センサ2のみが給電されており、他の構成要素は待機状態となっている(ステップS101)。
人感センサ2は、上述したように、店頭広告装置10から所定の距離と所定の角度の範囲(広告誘導領域E1に相当する範囲)に人が近接した場合に、人が発する熱放射を感知して、人の有無情報(センサ信号)を広範囲人体検出信号として再生制御部1に出力する(ステップS102)。
例えば、図2において、買い物客Cの例のように、広告誘導領域E1の外にしか人がいない場合には、人感センサ2は人を感知できないため、店頭広告装置10の他の構成要素は待機状態のままである。
しかし、買い物客Aや買い物客Bの例のように、広告誘導領域E1に人が立ち入ると、人感センサ2は人を感知し、広範囲人体検出信号を再生制御部1に出力する。
再生制御部1は、人感センサ2から広範囲人体検出信号を受け取ると、出力制御部5及び広告記憶部6に対して広告誘導用の広告情報を再生させる再生制御信号を与える(ステップS103)。
出力制御部5及び広告記憶部6は、この再生制御信号を受け取ると動作を開始し、広告記憶部6は、この再生制御信号に従って広告誘導用の広告データを出力制御部5に与える(ステップS104)。
そして、出力制御部5は、広告記憶部6からの広告データに基づいて視聴信号を形成し、その視聴信号を表示部7及び音声出力部8に出力する(ステップS105)。
また、再生制御部1は、人感センサ2から広範囲人体検出信号を受け取ると、カメラ3及び人体属性検出部4に対して起動するための信号として、カメラ制御信号を出力する(ステップS106)。これにより、カメラ3は起動し、設定された領域を撮像し、その撮像データをカメラ信号として人体属性検出部4に出力する(ステップS107)。
次いで、人体属性検出部4は、カメラ3からのカメラ信号を受け取ると、そのカメラ信号に基づいて人や動体の有無を検出し、人や動体の有無の検出に成功すると人体属性検出信号を再生制御部1に与える(ステップS108)。
ここで、人体属性検出部4は、例えば、カメラ信号から所定の大きさを超える顔もしくは動体の有無を検出する方法を適用することができる。この検出方法は、種々の方法を広く適用することができる。
顔検出方法としては、例えば、画像を格子ブロックに分割し、ブロック毎に顔らしさの特徴量を計測し、その値の大きさによって、顔を検出する方法を適用することができる。
また、動体検出方法としては、例えば、画像を直前時刻の画像と比較し、その差分から動体を検出する方法を適用することができる。
従って、図2の買い物客Aのように広告視聴領域E2内にいる場合、人体属性検出部4は、この買い物客Aを検出して人体属性検出信号を出力するが、図2の買い物客Bのように、広告視聴領域E2内にいない場合には検出されない。
再生制御部1は、人体属性検出部4から人体属性検出信号を受け取ると、広告視聴用の広告情報を再生するよう再生制御信号を、出力制御部5及び広告記憶部6に与える(ステップS109)。
広告記憶部6は、この再生制御信号に従って広告誘導用の広告データを出力制御部5に与え(ステップS110)、出力制御部5は、広告記憶部6からの広告データに基づいて視聴信号を形成し、その視聴信号を表示部7及び音声出力部8に出力する(ステップS111)。
(A−2−2)広告情報及び再生方法の選択制御
上述したように、再生制御部1は、出力制御部5及び広告記憶部6に対して再生制御信号を出力するが、この再生制御部1の制御の下、広告情報の再生処理の動作について図面を参照しながら説明する。
再生制御部1は、人感センサ2からの広範囲人体検出信号や、人体属性検出部4からの人体属性検出信号を受け取ると、再生制御信号を出力する。
このとき、再生制御部1は、図3に例示する広告データ種別及び再生方法の決定ポリシーに従って、広告情報の再生処理を指示する。
図3は、第1の実施形態における広告データの種別及び再生方法を説明する説明図である。図3では、買い物客の存在範囲に対応して、広告データの種別と再生方法の例を2つ示している。
図3(A)は、買い物客が広告視聴領域E2に存在する場合には、「動画、静止画、音声からなる広告データ」を選択し、広告データの再生方法としては「画面ON(高輝度)」及び「スピーカON」を適用する。また、買い物客が広告視聴領域E1に存在せず、広告誘導領域E2に存在する場合には、広告データとして「音声のみの広告データ」を選択し、広告データの再生方法としては、「画像OFF」及び「スピーカON」を適用する。
なお、広告誘導領域E1にも存在しない場合には、選択する広告データ及び再生方法はいずれもないこととする。
また、図3(B)は、図3(A)とは別の決定方法である。図3(B)は、買い物客が広告視聴領域E2に存在する場合には、「動画(高画質)、静止画、音声からなる広告データ」を選択し、広告データの再生方法としては「画面ON(高輝度)」及び「スピーカON」を適用する。また、買い物客が広告視聴領域E1に存在せず、広告誘導領域E2に存在する場合には、広告データとして「動画(低画質)、静止画、音声からなる広告データ」を選択し、広告データの再生方法としては、「画像ON(低輝度)」及び「スピーカON」を適用する。
なお、広告誘導領域E1にも存在しない場合には、選択する広告データ及び再生方法はいずれもないこととする。
再生制御部1は、広告データの種別及び再生方法を識別する識別情報を含む再生制御信号を出力制御部5及び広告記憶部6に与える。
広告記憶部6は、再生制御信号に含まれる広告データの種別を識別する識別情報に基づいて、これに該当するコンテンツを選択して広告データとして出力する。
また、出力制御部5は、再生制御信号に含まれる識別情報に従った再生方法を用いて広告データを再生し、視聴信号を形成して出力する。
以上の動作により、図2の買い物客A(広告視聴領域E2内の人)に対しては、高画質動画による広告を高輝度にて提示し、図2の買い物客B(広告誘導領域E1内の人)に対しては、音声や低画質動画による広告を低輝度にて提示し、図2の買い物客C(その他の領域)に対しては、広告を提示しないということができる。
(A−3)第1の実施形態の効果
以上のように、第1の実施形態によれば、広告誘導領域外では、店頭広告装置を待機状態にし、広告誘導領域では、人を店頭広告装置に誘導するに足る必要最小限の消費電力にて広告情報を提示し、広告視聴領域では広告情報の視聴に十分な消費電力にて広告情報を提示するので、従来、店舗内の広告視聴効果を維持しつつ省電力運転を実現できないという問題点を解消し、店舗内の来客状況に応じた省電力運転を可能とする店頭広告装置を提供することができる。
(B)他の実施形態
(B−1)第1の実施形態では、人体属性検出部にて所定の大きさを超える顔もしくは動体の有無を検出し、これに基づいて、再生制御部が広告データの種別や再生方法を決定する場合について説明した。
別の構成として、人体属性検出部にて所定の大きさを超える顔を検出し、さらに、その性別や年代の特徴を抽出して、これに基づいて、再生制御部が広告データの種別や再生方法を決定してもよい。
例えば、人体属性検出部は、女性を識別する女性特徴情報を保持する。この女性特徴情報としては、例えば、髪の毛の長さや化粧をしているか否か等の情報を適用できる。そして、所定の大きさを超える顔情報を検出すると、上記女性特徴情報を用いて、当該顔情報が女性であるか否かを判断する。このとき、複数の顔情報を検出できた場合、全ての顔情報についても女性であるか否かの判断を行なう。
そして、人体属性検出部4は、各顔情報を検出した旨及び各顔が女性であるか否かの情報を再生制御部1に与える。
再生制御部1は、例えば図5に示すポリシーを有する。図5に例示するポリシーは、図3に例示するポリシーと異なる点は、「客層」の項目を有する点である。
再生制御部1は、人体属性検出部4から、人体属性検出信号を受け取り、所定の大きさを超えた顔情報を検出することができ、かつ、すべて女性のみであることを検出すると、「動画(高画質)、静止画、音声からなる広告データ」を選択し、広告データの再生方法としては「画面ON(高輝度)」及び「スピーカON」を適用する。
一方、所定の大きさを超えた顔情報を検出することができたが、すべて女性のみでない場合、「動画(低画質)、静止画、音声からなる広告データ」を選択し、広告データの再生方法としては「画面ON(低輝度)」及び「スピーカON」を適用する。
なお、図5に示すポリシーは例示であり、これに限定されるものではない。例えば、女性のみでない場合には、広告誘導領域の場合と同様に音声のみの広告データを流すようにしても良い。
このようにすることで、例えば、店舗の化粧品売り場に設置される店頭広告装置が女性客のみに詳細な広告情報を提供し、その他の買い物客に対しては必要最小限の消費電力にて広告情報を提示するように構成できるので、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
また、人体属性検出部は、人の年代を識別する年代識別情報を保持して、上記ようにして、検出した人の年代を示す年代情報を再生制御部に与えるようにしても良い。
勿論、性別と年代のいずれかの情報を使用して広告情報及び再生方式の選択をするようにしても良いし、性別と年代の両方を用いて広告情報及び再生方式の選択をするようにしてもよい。
(B−2)再生制御部は、顔の大きさの違いにより広告データの種別及び広告データの再生方法を指示するようにしてもよい。
例えば、人体属性検出部が、顔の大きさについて複数の閾値を設けて、検出した顔の大きさを示す情報を人体属性検出信号として再生制御部に与える。再生制御部は、この顔の大きさ情報に基づいて、大きなサイズの顔を検出できた場合には、「動画(低画質)、静止画、音声からなる広告データ」を選択し、広告データの再生方法としては「画面ON(低輝度)」及び「スピーカON」を適用し、そうでない場合には、「動画(低画質)、静止画、音声からなる広告データ」を選択し、広告データの再生方法としては「画面ON(低輝度)」及び「スピーカON」を適用するようにしてもよい。
これにより、広告視聴領域内に人が存在する場合でも、例えば、商品棚に近い客には、より詳細な広告情報を提供し、そうでない客には、必要最小限の消費電力にて広告情報を提示するように構成できるので、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
(B−3)広告視聴領域を移動する客の移動速度が所定の速度を超える場合には、広告視聴領域用の広告データを流さないようすることができる。
例えば、人体属性検出部が、カメラ信号に基づいて人を検出した場合、その人の移動速度も検出する。この人の移動速度の求め方としては、例えば検出した人体情報の動きベクトルを求め、単位時間の動きベクトル大きさの変化を求める方法を適用できる。そして、所定速度を超える場合、人体属性検出部は、この検出した人体についての人体属性検出信号の出力を行なわない。
これにより、移動の速い客についての人体属性検出信号の出力を行なわないようにすることができる。
(B−4)第1の実施形態では、例えば店舗内での店頭広告装置に適用した場合を例示したが、これ以外にも広く適用できる。例えば、自動販売機が有する広告画面などに適用してもよい。
1…再生制御部、2…人感センサ、3…カメラ、4…人体属性検出部、5…出力制御部、6…広告記憶部、7…表示部、8…音声出力部、10…店頭広告装置。

Claims (15)

  1. 第1の範囲内で人体を検出する人体検出手段と、
    第2の範囲内で人体属性を検出する人体属性検出手段と、
    上記人体検出手段からの人体検出状況及び上記人体属性検出手段からの人体属性検出状況に応じて、広告データを選択制御する再生制御手段と、
    上記再生制御手段の制御に従って広告データを出力する出力手段と
    を備え
    上記再生制御手段は、上記広告データの選択ポリシーを有しており、この選択ポリシーに従って選択制御を行なうものであり、
    上記選択ポリシーは、上記人体検出手段が人体を検出した場合、及び又は、上記人体属性検出手段が人体属性を検出した場合、上記広告データを選択するものであり、
    上記選択ポリシーは、上記人体検出手段が人体を検出した場合には、広告誘導用の上記広告データを選択するものである
    ことを特徴とする情報提供装置。
  2. 第1の範囲内で人体を検出する人体検出手段と、
    第2の範囲内で人体属性を検出する人体属性検出手段と、
    上記人体検出手段からの人体検出状況及び上記人体属性検出手段からの人体属性検出状況に応じて、広告データを選択制御する再生制御手段と、
    上記再生制御手段の制御に従って広告データを出力する出力手段と
    を備え、
    上記再生制御手段は、上記広告データの選択ポリシーを有しており、この選択ポリシーに従って選択制御を行なうものであり、
    上記選択ポリシーは、上記人体検出手段が人体を検出した場合、及び又は、上記人体属性検出手段が人体属性を検出した場合、上記広告データを選択するものであり、
    上記選択ポリシーは、上記人体像検出手段が人体属性を検出した場合には、広告視聴用の上記広告データを選択するものである
    ことを特徴とする情報提供装置。
  3. 上記選択ポリシーは、
    上記人体検出手段が人体を検出しない場合には上記広告データの再生動作を停止し、
    上記人体検出手段が人体を検出し、かつ、上記人体属性検出手段が人体属性を検出しない場合には、広告誘導用の広告データを選択するものである
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報提供装置。
  4. 上記人体属性検出手段は、撮像手段からの撮像データを用いて人体属性を検出するものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の情報提供装置。
  5. 上記人体属性検出手段は、撮像手段からの撮像データを用いて人及び又は動体の有無に基づいて人体属性を検出するものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の情報提供装置。
  6. 上記人体属性検出手段は、更に人体特徴情報を用いて人体属性を検出するものであることを特徴とする請求項に記載の情報提供装置。
  7. 上記人体特徴情報は、顔若しくは動体の大きさであることを特徴とする請求項に記載の情報提供装置。
  8. 上記人体特徴情報は、動体の移動速度であることを特徴とする請求項に記載の情報提供装置。
  9. 上記動体の移動速度は、単位時間における動体の動きベクトルの大きさの変化によって求めるものであることを特徴とする請求項に記載の情報提供装置。
  10. 上記人体属性検出手段は、更に性別特徴情報及び又は年代特徴情報を用いて、人体属性を検出するものであることを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の情報提供装置。
  11. 上記選択ポリシーは、広告データの選択、及び又は、広告データの再生方法を選択するものであることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の情報提供装置。
  12. 上記人体検出手段が人体を検出しない場合には、上記人体属性検出手段及び又は上記再生制御手段の動作を停止することを特徴とする請求項1〜6、10のいずれかに記載の情報提供装置。
  13. 人体検出手段が、第1の範囲内で人体を検出する人体検出工程と、
    人体属性検出手段が、第2の範囲内で人体属性を検出する人体属性検出工程と、
    再生制御手段が、上記人体検出手段からの人体検出状況及び上記人体属性検出手段からの人体属性検出状況に応じて、広告データを選択制御する再生制御工程と、
    出力手段が、上記再生制御手段の制御に従って広告データを出力する出力工程と
    を有し、
    上記再生制御手段は、上記広告データの選択ポリシーを有しており、この選択ポリシーに従って選択制御を行ない、
    上記選択ポリシーは、上記人体検出手段が人体を検出した場合、及び又は、上記人体属性検出手段が人体属性を検出した場合、上記広告データを選択するものであり、
    上記選択ポリシーは、上記人体検出手段が人体を検出した場合には、広告誘導用の上記広告データを選択するものである
    ことを特徴とする情報提供方法。
  14. 人体検出手段が、第1の範囲内で人体を検出する人体検出工程と、
    人体属性検出手段が、第2の範囲内で人体属性を検出する人体属性検出工程と、
    再生制御手段が、上記人体検出手段からの人体検出状況及び上記人体属性検出手段からの人体属性検出状況に応じて、広告データを選択制御する再生制御工程と、
    出力手段が、上記再生制御手段の制御に従って広告データを出力する出力工程と
    を有し、
    上記再生制御手段は、上記広告データの選択ポリシーを有しており、この選択ポリシーに従って選択制御を行なうものであり、
    上記選択ポリシーは、上記人体検出手段が人体を検出した場合、及び又は、上記人体属性検出手段が人体属性を検出した場合、上記広告データを選択するものであり、
    上記選択ポリシーは、上記人体像検出手段が人体属性を検出した場合には、広告視聴用の上記広告データを選択するものである
    ことを特徴とする情報提供方法。
  15. 上記選択ポリシーは、
    上記人体検出手段が人体を検出しない場合には上記広告データの再生動作を停止し、
    上記人体検出手段が人体を検出し、かつ、上記人体属性検出手段が人体属性を検出しない場合には、広告誘導用の広告データを選択するものである
    ことを特徴とする請求項13又は14に記載の情報提供方法。
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