JP5422980B2 - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents
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Description
無端ベルト状の中間転写媒体(中間転写ベルト)を採用した中間転写型の画像形成装置では、1次転写された中間転写ベルト上のトナー像を2次転写部で転写材に2次転写している。2次転写部(2次転写装置)としては、中間転写ベルトを張設している内周側の支持ローラ(駆動ローラであっても良い)と、これに対向配設される転写部材としての2次転写ローラにより構成したものが一般的である。また、転写部材として、支持ローラにより張設された無端ベルト状の2次転写ベルトを用いた構成も2次転写装置として汎く採用されている。
ところで、上述した如き2次転写ローラを用いた構成の2次転写装置においては、2次転写ローラと対向する駆動ローラの抵抗が経時、環境で変動する。特に経時では抵抗が上昇するため、2次転写ローラのバイアスクリーニングシーケンス時に印加するバイアスによって駆動ローラ表層が帯電し、2次転写ローラに印加するバイアス極性が切り替わるタイミングにて駆動ローラから2次転写側つまり高圧電源側に電流が流れ込むという問題がある。
経時や環境変動にて駆動ローラ21の抵抗が9乗程度まで上昇している場合、t2のタイミングで駆動ローラ21表層に電荷が蓄積し、アース経路に電荷が流れ込まずに、2次転写ローラ側、すなわち高圧電源側に流れ込み、高圧電源の不具合が生じる(図7の2次転写部等価回路図参照)。図7の2つの図は、駆動ローラ(2次転写ローラ)の抵抗の違いによる電流の違いを示している。なお、図7のでは後述する理由で転写ベルトの抵抗を無視してある。
この問題に対しての対策として、電流が流れ込むことを防止するようにした構成が既に知られている。例えば、特許文献1や特許文献2では、高圧側への流れ込み電流を防止するためにトランジスタやツェナーダイオードを用いている。しかしながら、このような電子部品を用いた構成を採用することはコスト高となる。その他の解決方法として、駆動ローラに直接除電部材を接触させることで駆動ローラそのものを除電する構成も提案されているが、除電部材を搭載するスペースが必要になり、またコストも高くなる難点がある。
また請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載の画像形成装置において、前記バイアスクリーニングシーケンスにおいて、前記2次転写部材は前記像担持体と当接していることを特徴とする。
また請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の画像形成装置において、前記1次転写部材から印加される1次転写バイアスを、正規の画像形成時の1次転写バイアスに対して一定の比率で高い電圧値に制御し、プロセスコントロールを行うことを特徴とする。
また請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の画像形成装置において、所定の制御バイアスの変更には、使用環境に応じた補正を可能としたことを特徴とする。
また請求項8に記載の発明は、請求項2乃至請求項7の何れか一項に記載の画像形成装置において、前記2次転写部の下流側かつ前記複数の感光体の上流側に、前記像担持体上の残トナーを回収するクリーニング部材を備えていることを特徴とする。
前記1次転写部材から前記バイアスを印加するタイミングをt1、前記2次転写部材のバイアスクリーニングシーケンスにおいてバイアス極性が反転するタイミングをt2、前記1次転写部材から前記2次転写部材と前記対向部材との2次転写部までの距離をL、前記像担持体の線速をvとしたときに、t2−t1>L/vが成り立つように設定されていることを特徴とする。
図1に本発明の実施形態である画像形成装置の概略を、また図2に要部を拡大して示す。図中10(10A〜10D)は感光体1、帯電器2、現像器3が一体化されたプロセスユニットである。図中符号1は例えば直径φ30の円筒形の感光体ドラムであり、例えば周速120mm/sで回転している。感光体1の表面には帯電手段であるローラ形状の帯電器2が圧接されており、感光体1の回転により従動回転しており、図示しない高圧電源によりDCあるいはDCにACが重畳されたバイアスが印加されることで感光体1は一様に表面電位−600Vに帯電されている。
続いて感光体1が潜像形成手段である露光手段3により画像情報が露光され、静電潜像が形成される。この露光工程はレーザーダイオードを用いたレーザービームスキャナやLEDなどでおこなわれる。
すなわち、感光体ドラム1には、図示しない潜像形成手段からの露光手段3により画像情報を露光させ、静電潜像を形成する。この露光工程を行うための露光装置には、レーザーダイオードを用いたレーザービームスキャナやLEDなどを用いたスキャナなどが採用される。こうした技術は周知であるので本明細書では、図示及び詳細な説明は省略する。
図中符号4は現像手段である1成分接触現像器であり、図示しない高圧電源から供給される所定の現像バイアスによって、前記感光体1の静電潜像をトナー像として顕像化する。トナー像はマイナスに帯電している。現像器4には1成分トナーが収納されている。
上述のプロセスユニット10A〜10Dは並列に4個配設され、フルカラー画像形成時はブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの順でそれぞれ色用のプロセスユニットごとに可視像を形成し、各色の可視像が、当接される中間転写ベルト15上に順次重ね転写されることでフルカラー画像が形成される。
中間転写ベルト15に用いる材質としては、PVDF(フッ化ビニルデン)、ETFE(エチレン−四フッ化エチレン共重合体)、PI(ポリイミド)、PC(ポリカーボネート)、TPE(熱可塑性エラストマー)等にカーボンブラック等の導電性材料を分散させ樹脂フィルム状のエンドレスベルトとしたものが用いられるが、本実施形態では引張弾性率1000〜2000MPaのTPEにカーボンブラックを添加した単層構造の構成で厚さ90〜160μm、幅250mmのベルトを用いている。
また、体積抵抗率および表面抵抗率が上記範囲を下回ると、帯電電位の減衰が早くなるため自己放電による除電には有利となるが、転写時の電流が面方向に流れるためトナー飛び散りが発生してしまう。従って、本発明における中間転写ベルト15の体積抵抗率および表面抵抗率は上記範囲内とした。
符号17はトナーマークセンサ(TMセンサ)であり、正反射型や拡散型センサが用いられ、これによってベルト15上のトナー像濃度、各色位置測定をおこない、測定結果に基づいて画像濃度や色合わせを最適状態に調整する(プロセス制御)。
また図中32は、中間転写ベルトクリーニングユニットであり、クリーニングブレード31により中間転写ベルト15上の転写残トナーを掻き取ることでクリーニングをおこなう。除去された転写残トナーは図示しないトナー搬送経路を通り中間転写材用廃トナー収納部33に収納される。ベルト15のクリーニングニップ部に該当する部分は、組み付け時に潤滑剤、トナー、ステアリン酸亜鉛等の塗布剤が塗布されており、クリーニングニップ部におけるブレード捲れ上がりを防止するとともに、クリーニングニップ部にダム層を形成しクリーニング性能を高めている。なお、中間転写ベルト15を張架している各ローラは、図示しない中間転写ベルトユニット側板によって中間転写ベルト15の両側より支持されている。
2次転写ローラ25はφ6のSUS等の金属芯金上に、導電性材料によって10^6〜10^10Ωの抵抗値に調整されたウレタン等の弾性体を被覆することでφ19、幅222mmに構成されている。その材料としては、イオン導電性ローラ(ウレタン+カーボン分散、NBR、ヒドリン)や電子導電タイプのローラ(EPDM)等が用いられるが、本実施形態ではΦ20、アスカーC硬度35〜50°のウレタンローラを用いた。なお、2次転写ローラ25の抵抗値測定には、導電性の金属製板に2次転写ローラ25を設置し、芯金両端部にそれぞれ片側4.9Nの荷重を掛けた状態にて、芯金と前記金属製板との間に1kVの電圧を印加した時に流れる電流値を得、これから抵抗値を算出すれば良い。
ここで、2次転写ローラ25の抵抗値が上記範囲を超えると電流が流れ難くなるため、必要な転写性を得る為にはより高電圧を印加しなければならなくなり、電源コストの増大を招く。また、高電圧を印加する必要生じるため転写部ニップ前後の空隙にて放電が起こり、ハーフトーン画像上に放電による白ポチ抜けが発生する。これは低温低湿環境(例えば10℃15%RH)で顕著である。
対向部材としての駆動ローラ(駆動兼2次転写対向ローラ)21は、ポリウレタンゴム(肉厚0.3〜1mm)、薄層コーティングローラ(肉厚0.03〜0.1mm)等が使用可能であるが、本実施形態としては温度による径変化が小さいウレタンコーティングローラ(肉厚0.05mm、Φ19mm)を使用している。この駆動ローラ21は、対向部材として電気的に実質的に接地されている。なお、本実施形態では、2次転写対向ローラ21が駆動ローラとしての機能を兼用しているが、兼用しなくても良い。すなわち、駆動ローラ21に替えて単なる支持ローラを2次転写対向ローラとして用い、これとは別に適宜の駆動ローラを設けるようにしても良い。あるいは、支持ローラ20を駆動ローラと兼用するようにしても良い。
2次転写動作時に際しては、2次転写ローラ25(の金属芯金)にバイアスが印加されると、2次転写ローラ25から、中間転写ベルト15そして、駆動ローラ21へと電流が流れる。
2次転写ローラ25のバイアスクリーニング動作時においては、−極性の電源26aからこれとは逆極性の電源26bへと切り替えが行われる。印加する電圧の切り替えは、図示を省略した本体制御板により、バイアス極性切替手段としての切替スイッチ26cを動作させることで行われる。バイアスクリーニング動作時には、クリーニングバイアス高電圧の印加箇所として2次転写ローラ25の同じく芯金に−バイアスが一定時間印加された後、極性が切り替えられて+バイアス高電圧が一定時間印加される。+バイアス高電圧が印加されると、2次転写ローラ25から、中間転写ベルト15そして、駆動ローラ21表層へと電流が流れる。
ところで、実施形態においても、2次転写ローラと対向する駆動ローラの抵抗が経時、環境で変動する。特に経時では抵抗が上昇する。既に述べたが、従前の装置にあっては、駆動ローラの抵抗上昇に起因した不都合、すなわち、2次転写ローラのバイアスクリーニングシーケンス時に印加するバイアスによって駆動ローラ表層が帯電し、2次転写ローラに印加するバイアス極性が切り替わるタイミングにて駆動ローラから2次転写側つまり高圧電源側に電流が流れ込んでしまうという不都合があった(既出の図6、図7参照)。
そこで、本実施形態では、t1タイミングで印加する1次転写バイアスを大きくすることで中間転写ベルト15をプラスに帯電させ、この帯電したベルト15の帯電部位(領域)が2次転写部に到達したときにマイナスに過度に帯電してしまった駆動ローラ21を除電させるようにしている。なお、大きくした1次転写バイアスによって形成されたパッチ画像を評価して得られた値が正規の1次転写バイアスにより得られる値と大きく異なる場合には、適宜変換して正規画像形成時用の各種制御値を導出してこの値を動作パラメータとして設定する。例えば、プロセスコントロール時に得られた値から、当該装置に適合する予め用意した適宜の対応テーブルを参照して(必要に応じては補間演算を行う)、正規の一次転写バイアス印加時に合わせた各種制御値を決定する。あるいは、適合する近似式を用いて設定値を演算しても良い。この種の処理回路は各種のものが周知であり、ここでは説明を省略する。
ちなみに、除電処理をプロセスコントロール処理と分けて連続して行うようにし、先ず正規の1次転写バイアスでプロセスコントロールを行い設定値を決定し後、続けて、より高い1次転写バイアスでのベルトの除電と既述のバイアスクリーニングを行うようにすれば、プロセスコントロールは従来と同等のままで良い。また、後述するように1次転写部とは別途に、TMセンサより下流側、且つ、2次転写部より上流側の適宜位置に帯電手段を設けた構成を採った場合にも、従来通りのプロセスコントロールと併行して、目的とするベルトの除電も同時に行うことができる。
図4に、1次転写バイアスの増加量と駆動ローラ21表層の電荷の相関をみるために、1次転写バイアスを振って駆動ローラ21表層の電荷をトレック社製の表面電位計を用いて測定した結果を示した。1次転写バイアスの増加とともに駆動ローラ21の表層の表面電位(絶対値)は小さくなっていくことがわかる。従って、今回評価した構成においては、駆動ローラ21表層の表面電位が−50V以下になれば、高圧側に電流が流れこまないことから、今回の構成(正規の1次転写バイアスは+750Vであった)では正規の1次転写バイアスに対して+200V増加させた+950Vの1次転写バイアスを設定すれば良いことがわかる。
t2とt1の時間間隔が3.5秒未満の場合(比較例1、2、3)は、表面電位が−120Vであり最初の周回動作のみでは除電効果はほとんど得られないことが判る。一方、上述実施形態の場合、t2とt1の時間間隔が3.5秒以上であるため駆動ローラ21の表面電位は−50V以下であり電流の流れ込みはない。上記の結果から、まずt2とt1の時間間隔は3.5秒以上なければ1次転写部で帯電したベルトが最初の周回動作時には2次転写部に到達しないため駆動ローラ21の除電はできていないことが確認された。更に、t3−t2の時間間隔が大きいほど除電時間が長くなるため除電の効果は若干増加傾向にあることが確認された。
上記結果を踏まえて、実施形態装置では、1次転写バイアス値、t1のタイミングとt2とt1の時間間隔が夫々に適切に設定されている。これにより本実施形態では、最初の周回動作時に帯電した転写ベルトが駆動ローラ(転写対向部材)を除電することが可能であり、従って、2次転写ローラ対向の駆動ローラ抵抗が環境や経時にて抵抗上昇している際、2次転写ローラのバイアスクリーニングのときにバイアス極性が反転するタイミングで、高圧電源側に電流が流れ込むことを防止することが可能になっており、特に、最初の周回動作で除電ができ短時間で処理が完了する。
今回例示した実施形態の構成においては、駆動ローラ21から電源側に電流が流れこまない1次転写バイアスは、HH環環境で+300V、NN環境で+200V、LL環境で+100Vとなった。以上の結果から、環境により、正規バイアスからのオフセット最適値は異なる。
従って、これまで説明した実施形態の構成において、更に、上述した所定の制御バイアスの変更(オフセット値の設定)に際して、使用環境に応じた補正を可能とする構成を付加すると、より適切な除電効果が得られ、環境変動により部材抵抗が変動しても常にこれに対応して高圧電源側に電流が流れ込むことを防止することができて好ましい。
なお、本発明は、実施形態のように中間転写型の画像形成装置に限定されない。無端ベルトにより搬送される転写材(用紙等)に対して、感光体ドラム(画像担持体)上に形成された画像形成されたトナー像を直接転写させる方式の画像形成装置においても適用できる。また、モノクロの画像形成装置の場合にも適用可能である。
Claims (9)
- 潜像およびこれを現像したトナー像を担持する少なくとも1つの感光体と、
前記感光体に接して配置されて所定の方向に回転するとともに所定極性に帯電したトナー像を担持する無端ベルト状の像担持体と、
前記像担持体に前記所定極性とは逆極性の1次転写バイアスを印加して前記感光体夫々からトナー画像を前記像担持体上に1次転写する1次転写部材と、
前記1次転写バイアスの極性とは逆極性のバイアスを印加して、前記像担持体上のトナー像を転写材に転写する2次転写部材と、
前記像担持体を挟んで前記2次転写部材に対向する位置に設けられる対向部材と、
前記2次転写部材に前記所定極性及びこれと逆極性のバイアスを印加することで、前記2次転写部材に付着した残トナーをクリーニングするバイアスクリーニング手段とを備えた画像形成装置において、
非画像形成時に、前記1次転写部材から、画像形成時の正規の1次転写バイアスよりも高いバイアスを前記像担持体に印加して、
前記1次転写部材から前記バイアスを印加するタイミングをt1、前記2次転写部材のバイアスクリーニングシーケンスにおいてバイアス極性が反転するタイミングをt2、前記1次転写部材から前記2次転写部材と前記対向部材との2次転写部までの距離をL、前記像担持体の線速をvとしたときに、t2−t1>L/vが成り立つように構成されたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記感光体を複数備え、前記像担持体の走行方向の上流から下流に順に並べて設け、前記2次転写部までの距離Lが、最下流に設けられた感光体位置での1次転写部材からの距離であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記バイアスクリーニング手段により、バイアス極性を反転させて前記2次転写部材の残トナーを除去するバイアスクリーニングシーケンスにおいて、
前記1次転写部材から、正規の画像形成時の1次転写バイアスよりも高いバイアスを前記像担持体に印加することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 前記バイアスクリーニングシーケンスにおいて、前記2次転写部材は前記像担持体と当接していることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の画像形成装置。
- 前記1次転写部材から印加される1次転写バイアスを、正規の画像形成時の1次転写バイアスに対して一定の比率で高い電圧値に制御し、プロセスコントロールを行うことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の画像形成装置。
- 所定の制御バイアスの変更には、使用環境に応じた補正を可能としたことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
- 使用環境に応じた補正は、使用環境が高湿度に向かうほど高い値に補正することを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
- 前記2次転写部の下流側かつ前記複数の感光体の上流側に、前記像担持体上の残トナーを回収するクリーニング部材を備えていることを特徴とする請求項2乃至請求項7の何れか一項に記載の画像形成装置。
- 複数の潜像およびこれを現像したトナー像を担持する少なくとも1つの感光体と、
前記感光体に接して配置されて所定の方向に回転するとともに所定極性に帯電したトナー像を担持する無端ベルト状の像担持体を有し、
前記像担持体に前記所定極性とは逆極性の1次転写バイアスを印加して前記感光体夫々からトナー画像を前記像担持体上に1次転写する1次転写部材と、
前記1次転写バイアスの極性とは逆極性のバイアスを印加して、前記像担持体上のトナー像を転写材に転写する2次転写部材と、
前記像担持体を挟んで前記2次転写部材に対向する位置に設けられる対向部材と、
前記2次転写部材に前記所定極性及びこれと逆極性のバイアスを印加することで、前記2次転写部材に付着した残トナーをクリーニングするバイアスクリーニング手段と、を用いる画像形成方法において、
非画像形成時に、前記1次転写部材から、画像形成時の正規の1次転写バイアスよりも高いバイアスを前記像担持体に印加して、
前記1次転写部材から前記バイアスを印加するタイミングをt1、前記2次転写部材のバイアスクリーニングシーケンスにおいてバイアス極性が反転するタイミングをt2、前記1次転写部材から前記2次転写部材と前記対向部材との2次転写部までの距離をL、前記像担持体の線速をvとしたときに、t2−t1>L/vが成り立つように設定されていることを特徴とする画像形成方法。
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