JP5422950B2 - 電源装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電源装置および画像形成装置に関する。
プリンタ、複写機等の画像形成装置は、感光体を帯電装置で一様に帯電し、露光装置により静電潜像を形成し、トナー像を現像装置で形成し、転写装置でトナー像を用紙に転写する。さらに、用紙への転写後、剥離装置で用紙を感光体または、転写装置等から剥離し画像を出力する。
例えば、カラー印刷装置においては、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色ごとに、感光体、帯電装置、現像器、転写装置のいわゆる画像形成ユニットを構成し、これらの各々を動作させてカラー印刷を行う。
電子写真方式のプリンタ・複写機等は、帯電装置、現像器、転写装置等の負荷に対して規定電圧もしくは電流を与えるための高圧電源を備えている。電圧もしくは電流は、帯電、現像、転写、剥離、清掃等の処理のために供給される。昨今のプリンタ・複写機等は市場での高機能要求を背景に、カラー化、高速化が進んでいる。その要求に対応するべく、感光体、および、帯電、現像、転写機能を含むブロックを各色(例えばYMCK色)毎に用意し、ペーパーを1パスで印字するタンデム型エンジンが主流になりつつある。タンデム型の利点は一度に多色(例えばYMCK色の4色)を印字できるため、白黒機と同様のスピードパフォーマンスを実現できる。
転写装置として、例えば、−極性のトナー画像が形成された中間転写ベルトから用紙にトナー画像を転写する二次転写装置では、中間転写ベルトを挟んで接地された二次転写ロールと対向するバックアップロールにバイアスが高圧電源としての電源装置により印加される。―バイアスの場合には、マイナス極性であるトナーは反発し転写ロール側へすなわち用紙へ転写される。+バイアスの場合には、クリーニング(CLN)バイアスとなる。このクリーニングバイアスは、トナー画像間に形成された濃度制御用のパッチで二次転写ロールが汚れないように中間転写ベルトにバッチを残すようにするために印加される。
このように異なる極性の電圧を印加する電源装置には、正負出力用の2つのコンバータ(電源回路)を直列に接続するものと、正負出力用の2つのコンバータ(電源回路)を並列にスイッチを介して接続するものとがある。
正負出力用の第1の電源回路および第2の電源回路の出力にバイパス抵抗を設けて直列に接続し、異なる極性の第1および第2の電源回路を選択して出力するものとしては、例えば、特許文献1および特許文献2に開示されるものがある。
上述の転写装置は、高速極性切替応答性が特に要求されるタンデム構成の画像形成装置では、例えば、図2に示すように、一次転写器で形成された中間転写体上の画像などのトナー像を用紙等のシート状記録媒体に転写する二次転写器として使用される。
このような転写装置で、バックアップロールにバイアスを印加する場合、用紙などのシート状の記録媒体にトナーを転写する転写バイアス(−)と、非転写時に濃度制御用パッチが2次転写器としての転写ロールに付着しないようクリーニング(CLN)バイアス(+)との2つの電源回路出力にバイパス抵抗を設けて直列に接続し、極性の異なる出力を持つ第1および第2の電源回路を選択して切替えることにより、負荷としてのバックアップロールに供給している。
高速化に伴い、極性切替え時間の要求が厳しくなり、従来技術の装置では要求をみたすのが困難であることが分かった。−出力から+出力への極性切替えが遅れると、転写ロールにパッチを形成するトナーが付着し用紙の裏面が汚れる。転写ロールはクリーニング装置を具備しているが、付着したパッチ濃度が高いとクリーニングしきれない。すなわち、このような直列接続の構成だと、マイナス出力からプラス出力に切り替わる際特に出力側のインピーダンスが大きいと、マイナス出力の電荷放電とプラス出力の立上げに時間がかかりプラス出力に切り替わるまでの極性切替えに時間がかかる。特にプロセススピードが速いマシンの場合、プラス出力の立上り遅れによりパッチのトナーが転写ロールに付着し汚れがひどくなってコピー用紙の裏面が汚れ、ロールのインピーダンスが変わり転写不良を起こす可能性があった。+出力から−出力への極性切替えが遅れると用紙への転写不良による画質欠陥を引き起こしてしまう。
一方、正負コンバータを並列にスイッチを介して接続する構成の電源装置としては、特許文献3に開示されるものがある。この電源装置は、転写材を感光体から分離するためのマイナスの分離バイアスと、プラスの転写バイアスが、スイッチを介して転写手段に印加される。このような並列接続型では、スイッチによる出力切替え時にノイズが発生し、装置及び周辺装置への対策が必要となる。また、切替え装置とノイズ対策のため装置が大型化し、さらに切替えスピードが限定される。
特開2000−232729号公報 特公平02−016659号公報 特開平05−224541号公報
本発明は、極性切替えを行う電源装置において、バイパス抵抗を介することなく、極性切替の応答性を高めた電源装置およびそれを適用した画像形成装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、請求項1記載の発明は、互いに並列に設けられ、異なる極性の出力電圧を共通の出力端子から出力する第1の電源回路および第2の電源回路と、前記第1の電源回路の出力側に設けられ前記第1の電源回路の出力を導通・非導通する第1のスイッチと、前記第2の電源回路の出力側に設けられ前記第2の電源回路の出力を導通・非導通する第2のスイッチと、入力切替信号に基づいて前記第1および第2の電源回路の出力を切替えて駆動する制御を行う第1の制御手段と、前記第1の電源回路の出力時に前記第1のスイッチを導通とすると共に前記第2のスイッチを非導通とし、前記第2の電源回路の出力時に前記第1のスイッチを非導通とすると共に前記第2のスイッチを導通とする制御を行う第2の制御手段とを備え、前記第1及び第2のスイッチのうち少なくとも一つが、直列接続された複数のスイッチからなり、前記第2の制御手段が、前記複数のスイッチを同一のタイミングで導通・非導通を制御することを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、前記複数のスイッチの駆動手段として、前記第2の制御手段の出力信号に基づいて駆動されるスイッチング手段と、該スイッチング手段が1次側巻線に接続され同一タイミングで駆動される1以上のトランスと、前記複数のスイッチに対応して設けられ該トランスの二次側巻線に接続される整流平滑回路とを含み、前記整流平滑回路の出力で前記複数のスイッチが駆動される。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、前記複数のスイッチが、トランジスタである。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、前記トランジスタが電界効果トランジスタである。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、前記第1及び第2のスイッチの一方が、前記直列接続された複数のスイッチからなり、他方が当該電源回路の出力の低圧側に設けられる。
請求項記載の発明は、互いに並列に設けられ、異なる極性の出力電圧を共通の出力端子から出力する第1の電源回路および第2の電源回路と、前記第1の電源回路の出力側に設けられ前記第1の電源回路の出力を導通・非導通する第1のスイッチと、前記第2の電源回路の出力側に設けられ前記第2の電源回路の出力を導通・非導通する第2のスイッチと、入力切替信号に基づいて前記第1および前記第2の電源回路の出力を切替えて駆動する制御を行う第1の制御手段と、前記第1の電源回路の出力時に前記第1のスイッチを導通とすると共に前記第2のスイッチを非導通とし、前記第2の電源回路の出力時に前記第1のスイッチを非導通とすると共に前記第2のスイッチを導通とする制御を行う第2の制御手段と、画像を形成する画像形成手段と、前記第1及び第2の電源回路から出力される電源出力に基づいて、前記画像形成手段が形成した画像を記録媒体に転写する転写手段とを備え、前記第1及び第2のスイッチのうち少なくとも一つが、直列接続された複数のスイッチからなり、前記第2の制御手段が、前記複数のスイッチを同一のタイミングで導通・非導通を制御する
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、前記画像形成手段は、画像を中間転写体に形成する画像形成手段であり、前記転写手段は、前記中間転写体に形成された画像を記録媒体に転写する2次転写手段である。
請求項1記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、極性切替時の応答性高めることができる。また、本構成を有していない場合に比較して、高速極性切替応答性が高められ、複数のスイッチの合計分の耐圧で電源回路の出力を導通・非導通することができる。
請求項記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、高速極性切替応答性が高められ、低電圧入力で高耐圧のスイッチを駆動することができる。
請求項記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、高速極性切替応答性が高められ、電源回路の出力に高耐圧で小型なスイッチが可能となる。
請求項記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して高速極性切替応答性が高められ、電源回路の出力に高耐圧で小型なスイッチが可能となる。
請求項記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、高速極性切替応答性が高められ、当該スイッチを低電圧入力で駆動でき、回路構成の簡単化が可能である。
請求項記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、極性切替え時の応答性が高めることができる。高速極性切替応答性が要求される画像形成の場合にも、記録媒体の汚れや画質欠陥を低減させることができる。また、本構成を有していない場合に比較して、高速極性切替応答性が高められ、複数のスイッチの合計分の耐圧で電源回路の出力を導通・非導通することができる。
請求項記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、極性切替え時の応答性が高めることができる。高速性極性切替応答性や厳格な濃度管理が要求される画像形成の場合にも、記録媒体の汚れや画質欠陥を低減させることができる。
以下、本発明の最良の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施例に係る電源装置100の構成例を示す回路図である。図2は図1の電源装置100を備えた本発明の実施例に係る画像形成装置の構成図である。
図2の画像形成装置は、タンデム型プリンタの構成例を示す。本実施例では、高圧電源を各色YMCKの画像形成ユニット個々に対応して設定した構成例であるが、高圧電源は各画像形成ユニットに対して共通化して設ける構成も可能である。
図2のタンデム型プリンタの構成および動作について説明する。各感光体ドラム2101の周囲には、帯電ロールを備えた帯電器2102が備えられ、帯電器2102により感光体ドラム2101が一様に帯電された後、感光体ドラム2101上に図示しない露光装置により露光され、静電潜像が形成される。静電潜像が現像器2103により現像され、感光体ドラム2101上のトナー像は、一次転写器2104により中間転写体(例えば、中間転写ベルト)2107上に転写される。これらの処理をYMCKそれぞれ連続して行った後、二次転写器2106により用紙(ペーパー)などのシート状の記録媒体上に転写され、剥離器2105で用紙を剥離し出力する。
ここで、二次転写器2106は、接地される転写ロール2106aと、中間転写体2107を挟んで対向するバックアップロール2106bを含んで構成される。負荷としてのバックアップロール2106bにバイアスが印加される。図2では、省略されているが、二次転写器2106の転写ロール2106aには、転写ロール2106aに付着したトナーを回収するクリーニング装置が設けられ、二次転写位置より下流には、中間転写体2107に付着したトナーを回収するクリーニング装置が設けられる。
次に、このようなタンデム型の画像形成装置の二次転写器2106に対応して設けられる高圧電源としての電源装置100の基本構成について、図1を参照して説明する。
本実施例の電源装置100は、図1に示すように、負荷に対して転写バイアスを与えるマイナス出力の第1の電源回路10と、負荷に対して非転写バイアス、すなわちクリーニング(CLN)バイアスを与えるプラス出力の第2の電源回路20を備える。入力電源電圧Vcc(例えば24V)は、共通に電源回路10、20に与えられる。
マイナス出力の第1の電源回路10は、制御部11、トランジスタ12、トランス13、および整流平滑回路14を備えて構成される。また、整流平滑回路14と、共通の出力端50との間の出力ラインには、スイッチ(1)30が挿入される。
プラス出力の第2の電源回路20は、第1の電源回路10に対して並列に設けられ、制御部21、トランジスタ22、トランス23、および整流平滑回路24を備えて構成される。また、整流平滑回路24と、共通の出力端50との間の出力ラインには、スイッチ(2)40が挿入される。共通の出力端50は、負荷に接続され、第1および第2の電源回路の出力が、スイッチ(1)30、スイッチ(2)40の切替えにより選択的に負荷に供給される。
第1の電源回路10の制御部11は、トランジスタ12をスイッチングして駆動するものであり、−出力電圧検出回路(図示せず)で検出された−出力電圧により定電圧制御する。また、−出力電流検出回路(図示せず)で検出された−出力電流により定電流制御する。これらの制御は、外部制御部から入力される定電圧/定電流選択入力信号(図示せず)により選択される。
トランジスタ12は電界効果トランジスタで、そのドレインには、トランス13の一次巻線を介して入力電源電源Vccに直列接続されると共に、そのソースが接地される。さらに、そのゲートには、制御部11の出力が接続される。なおトランジスタ12は、バイポーラトランジスタで構成してもよい。
整流平滑回路14は、トランス13の2次巻線と並列に接続されるコンデンサ14aと、カソードが2次巻線の一端(高圧側)に接続されアノードが整流平滑回路14の出力点に接続されるダイオード14bと、一端がダイオードのアノードに接続され他端が2次巻線の他端(低圧側)に接続される抵抗14cとを含んで構成される。
第2の電源回路20の制御部21は、トランジスタ22をスイッチングして駆動するものであり、+出力電圧検出回路(図示せず)で検出された+出力電圧により定電圧制御する。例えば、+出力電圧検出回路は、整流平滑回路24の出力で検出してもよいし、トランス23の検出巻線(図示せず)に励起する電圧を+出力電圧に対応した電圧として検出してもよい。
トランジスタ22は、電界効果トランジスタで、そのドレインには、トランス23の一次巻線を介して入力電源電源Vccに直列接続されると共に、そのソースが接地される。さらに、そのゲートには、制御部21の出力が接続される。なおトランジスタ22は、バイポーラトランジスタで構成してもよい。
整流平滑回路24は、トランス23の2次巻線と並列に接続されたコンデンサ24a、アノードが2次巻線の一端(高圧側)に接続され、カソードが整流平滑回路24の出力点に接続されるダイオード24bと、一端がアノードに接続され、他端がトランス23の2次巻線に接続された抵抗24cとを含んで構成される。
スイッチ(1)30、スイッチ(2)40は、小型化のため本実施例では、トランジスタで構成される。トランジスタとして、例えば、高耐圧が比較的得やすい電界効果トランジスタが使用されるが、バイポーラトランジスタで構成してもよい。
スイッチ(1)30は、整流平滑回路14の出力点側にソース、出力端50側にドレインが接続され、スイッチ(2)40は、整流平滑回路24の出力点側にドレイン出力端50側にソースが接続される。
スイッチオン/オフ制御部31、41は、スイッチ(1)30、スイッチ(2)40のオン・オフ(導通・非導通ともいう)制御をする。第1および第2の電源回路10、20の動作状態の検出に基づいてオン・オフ制御をする。第1および第2の電源回路10、20の動作状態が検出できれば、どこで検出してもよい。例えば、第1および第2の電源回路10、20の出力動作を切替えるための外部制御部からの入力切替信号に基づいて制御してもよいし、-出力電圧検出回路、-出力電流検出回路、および+出力電圧検出回路などで検出して制御してもよい。
次に、以上のように構成された本実施例に係る電源装置の動作を説明する。
まず、転写バイアス(−)を与える転写時の動作について説明する。転写時は、図3に示すように画像区間が転写バイアス(−)を与え、用紙などのシート状の記録媒体上に画像を転写する区間である。転写時には、転写信号(−出力選択信号)を選択する選択信号が外部制御部から−+出力切替制御部(図示せず)に入力される。転写信号の選択信号を入力した−+出力切替制御部は、定電圧/定電流選択信号(図示せず)に基づいて、駆動信号を、第1の電源回路10の制御部11に入力して、制御部11が、定電圧制御及び定電流制御のいずれか一方の制御をする。例えば、定電圧制御する場合には、この際、外部制御部から入力された−出力PWM信号が制御部11に入力される。制御部11は、入力された−出力PWM信号の示すデューティに対応した−出力電圧になるように、−出力電圧検出回路で検出された電圧をモニタし、トランジスタ12を駆動する。これにより、−出力電圧がデューティ値の示す目標値となるように定電圧制御され、トランス13及び整流平滑回路14を介して、マイナス出力が2次側に発生する。
一方、−+出力切替制御部は、転写時には、第2の電源回路20の制御部21に対する駆動信号を無効として、非駆動となるように制御し、第2の電源回路20は非動作となる。
このとき、第1の電源回路10が動作し、その出力がオン状態であり、第2の電源回路20が停止し、その出力がオフ状態であることを示す信号をスイッチオン/オフ制御部31、41が受け取ると、スイッチオン/オフ制御部31によりスイッチ(1)30がオン(導通)状態に制御され、スイッチオン/オフ制御部41によりスイッチ(2)40がオフ(非導通)状態に制御される。この結果、第1の電源回路10の−出力がスイッチ(1)30を介して負荷に供給される。
次に、クリーニング(CLN)バイアスを与える非転写時(クリーニング時)の動作について説明する。図3に示すように、大雑把に言うと、画像と画像の間の濃度調整用パッチが形成された区間がクリーニング(CLN)バイアスを与える非転写時(クリーニング時)である。正確に言うと、画像の終端からパッチの先端までの間で−出力から+出力に切替えを終了すべき切替区間であり、パッチ区間がクリーニング(CLN)バイアスを確実に供給すべき期間である。パッチの終端から次の画像までが+出力から−出力に切替えを終了すべき切替区間である。非転写時には、クリーニング信号(+出力選択信号)が出力されるように、−+出力切替制御部(図示せず)に、非転写(クリーニング信号)の選択信号が入力される。この結果、−+出力切替制御部はクリーニング信号として駆動信号を第2の電源回路20の制御部21に入力する。なお、この場合、−+出力切替制御部は、第1の電源回路10の制御部11には、駆動信号を出力しない。よって、制御部11は第1の電源回路10を駆動せず、停止状態とする。一方、クリーニング信号が入力された制御部21は、定電圧制御を開始する。この際、外部制御部から+出力PWM信号が制御部21に入力される。制御部21は、入力された+出力PWM信号の示すデューティ値に対応した+出力電圧になるように、+出力電圧検出回路(図示せず)で検出された電圧をモニタし、トランジスタ22を駆動する。これにより、トランス23および整流平滑回路24は、2次側にプラス出力を発生させる。
一方、−+出力切替制御部は、転写時には、第1の電源回路10の制御部11に対する駆動信号を無効として、非駆動となるように制御し、第1の電源回路10は非動作となる。
このとき、第2の電源回路20が動作し、その出力がオン状態であり、第1の電源回路10が停止し、その出力がオフ状態であることを示す信号をスイッチオン/オフ制御部31、41が受け取ると、スイッチオン/オフ制御部31によりスイッチ(1)30がオフ(非導通)状態に制御され、スイッチオン/オフ制御部41によりスイッチ(2)40がオン(導通)状態に制御される。この結果、第2の電源回路20の+出力がスイッチ(2)40を介して負荷に供給される。
次に、スイッチ(2)40側が、トランジスタ1個の耐圧では不足する場合について説明する。本発明による複数のトランジスタとして、複数の電荷効果トランジスタ(FET)を同一タイミングでオン・オフ動作させるために複数の絶縁トランスを設け、これらのトランスは1次側のスイッチング手段によりスイッチング動作に伴い2次側に出力を発生させ、これを整流する事で各々のトランジスタ(FET)を同時に駆動させる。このようなスイッチ2(高耐圧スイッチ回路)を設けた電源装置101の詳細構成を図4に示す。
図4に示すように、スイッチ(2)40は、スイッチオン/オフ制御部41a、トランジスタ42、トランス43、駆動回路44、直列に接続された複数のトランジスタ45、バランス抵抗46、および定電圧素子47を含んで構成される。
スイッチオン/オフ制御部41aは、図1のスイッチオン/オフ制御部41の機能に加えて、トランジスタ42を介してトランス43を駆動するために、所定の周波数でスイッチングする機能を有する。なお、このスイッチオン/オフ制御部41aは、トランジスタ42を介してスイッチングを制御することによりトランスを駆動して複数のトランジスタ45をオン・オフ駆動できればよい。通常の電源におけるスイッチング制御部のように、例えば、目標値として、PWM信号と、出力検出により正確に2次側出力を制御してもよいし、PWM信号を与えず、2次側出力を所定の範囲で固定的に制御してもよい。
トランジスタ42は、図4に示すように、そのゲートがスイッチオン/オフ制御部41に接続され、そのドレインが入力電源電圧(例えば24V)に1以上のトランス43の1次巻線を介して接続され、そのソースが接地される。
トランス43は、複数のトランジスタ45を駆動するために1以上で構成される。図4の例では、トランス1個当たり2個のトランジスタ45を駆動するため、2つの2次巻線を持つ。同図では、2個以上のトランス43を使用して4個以上のスイッチ45を駆動する回路を示す。即ち、トランス43として、トランス43a、43b・・・を示し、複数のトランジスタ45として、4個以上のトランジスタ451、452、453、454・・・に対応して4個以上の2次巻線431、432、433、434・・・が設けられ、2次巻線431、432、433、434・・・に対応して駆動回路44として、2次側の駆動回路441、442、443、444・・・が設けられる。
駆動回路441、442、443、444・・・は、同一の回路構成を持ち、ダイオード44a、コンデンサ44b、抵抗44c、ゲート抵抗44d、およびバイアス抵抗44eを含んで構成される。ダイオード44aは、アノードが2次巻線の一端に接続されカソードがゲート抵抗44dの一端に接続される。コンデンサ44bは、一端がダイオード44aのカソードに接続され、他端が2次巻線の他端に接続され、抵抗44cはその両端がコンデンサ44bの両端に並行に接続される。ゲート抵抗44dは、その他端がトランジスタ45(451、452、453、454・・・)のゲートと接続される。バイアス抵抗44eは、トランジスタ45のゲートとソース間に接続される。
トランジスタ45(451、452、453、454・・・)は、+側端子、すなわち第2の電源回路20の出力点と、−端子側、即ち共通の出力端50との間で直列に接続される。
バランス抵抗46(461、462、463、464・・・)は、トランジスタ45(451、452、453、454・・・)のドレインとソースの間には、+側端子と−側端子の間にかかる電圧が各トランジスタに均等に分圧してかかるようにするものである。
定電圧素子47(471、472、473、474・・・)は、各トランジスタの耐圧以上の電圧がかかって故障しないように、ドレイン−ソース間の電圧を耐圧以下の定電圧に制御する。
この場合のスイッチ(2)40aの内部動作は、次のようである。スイッチ(2)をオンさせるときには、スイッチオン/オフ制御部41aは、トランジスタ42を所定の周波数でスイッチングさせ、トランス43(43a、43b・・・)を駆動し、1次側入力電圧を昇圧して2次側(2次巻線)に電圧を生じさせる。この電圧が、各駆動回路で整流平滑化され、トランジスタ45(451、452、453、454・・・)のゲートに印加され、各トランジスタが同一タイミングでオンする。
一方、スイッチ(2)をオフさせるときは、スイッチオン/オフ制御部41aよりトランジスタ42をオフする信号が出力されるので、トランジスタ42がオフし、トランス43の2次巻線には出力されない。したがって、2次側に電圧が現れないので、駆動回路44は複数のトランジスタ45を同一タイミングでオフする。
このように、第1および第2の電源回路10、20のオン・オフ状態(動作状態)を検出した低電圧のトリガー信号(検出信号)で、第1の電源回路10での最大出力電圧以上の出力をオン・オフ制御する事が可能となる。すなわち、このようなスイッチの構成とする事でトランジスタ(FET)1個の耐圧以上の出力電圧がスイッチ2の両端にかかった場合でも問題なく出力をオン・オフ制御する事が可能となる。
次に、スイッチ1にも上記スイッチ2と同様に、複数のトランジスタ(FET)を同一タイミングでオン・オフ動作させるために複数の絶縁トランスを設け該トランスは1次側のスイッチング手段によりスイッチング動作に伴い2次側に出力を発生させ、これを整流する事で各々のトランジスタ(FET)を同時に駆動させる場合を説明する。このようなスイッチ1、2とも高耐圧スイッチ回路で構成した電源装置102の詳細な構成図を図5に示す。
図5に示すように、スイッチ(1)30aは、スイッチ(2)40aと同様に、スイッチオン/オフ制御部31a、トランジスタ32、トランス33、駆動回路34、直列に接続された複数のトランジスタ35、バランス抵抗36、および定電圧素子37を含んで構成される。
トランジスタ32は、トランジスタ42と同様に、図5に示すように、そのゲートがスイッチオン/オフ制御部31aに接続され、そのドレインが入力電源電圧(例えば24V)に1以上のトランス33の1次巻線を介して接続され、そのソースが接地される。
トランス33は、トランス43と同様に、複数のトランジスタ35を駆動するために1以上で構成される。図5の例では、トランス1個当たり2個のトランジスタ35を駆動するため、2つの2次巻線を持つ。同図では、2個以上のトランス33を使用して4個以上のスイッチ35を駆動する回路を示す。即ち、トランス33として、トランス33a、33b・・・を示し、複数のトランジスタ35として、4個以上のトランジスタ351、352、353、354・・・に対応して4個以上の2次巻線331、332、333、334・・・が設けられ、2次巻線331、332、333、334・・・に対応して駆動回路34として、2次側の駆動回路341、342、343、344・・・が設けられる。
駆動回路34(341、342、343、344・・・)は、駆動回路44と同様に、同一の回路構成を持ち、ダイオード34a、コンデンサ34b、抵抗34c、ゲート抵抗34d、およびバイアス抵抗34eを含んで構成される。ダイオード34aは、アノードが2次巻線の一端に接続されカソードがゲート抵抗34dの一端に接続される。コンデンサ34bは、一端がダイオード34aのカソードに接続され、他端が2次巻線の他端に接続され、抵抗34cはその両端がコンデンサ34bの両端に並行に接続される。ゲート抵抗34dは、その他端がトランジスタ35(351、352、353、354・・・)のゲートと接続される。バイアス抵抗34eは、トランジスタ35のゲートとソース間に接続される。
トランジスタ35(351、352、353、354・・・)は、第1の電源回路10は−出力なので、トランジスタ45の場合と異なり、向きが逆となり、+側端子(ドレイン側)、すなわち共通の出力端50と、−端子側(ソース側)、すなわち第1の電源回路10の出力点との間で直列に接続される。
バランス抵抗36(361、362、363、364・・・)は、バランス抵抗46と同様に、トランジスタ35(351、352、353、354・・・)のドレインとソースの間には、+側端子と−側端子の間にかかる電圧が各トランジスタに均等に分圧してかかるようにするものである。
定電圧素子37(371、372、373、374・・・)は、定電圧素子47と同様に、各トランジスタの耐圧以上の電圧がかかって故障しないように、ドレイン−ソース間の電圧を耐圧以下の定電圧に制御する。
この場合のスイッチ(1)30aの内部動作は、次のようである。スイッチ(1)をオンさせるときには、スイッチオン/オフ制御部31aは、トランジスタ32を所定の周波数でスイッチングさせ、トランス33(33a、33b・・・)を駆動し、1次側入力電圧を昇圧して2次側(2次巻線)に電圧を生じさせる。この電圧が、各駆動回路で整流平滑化され、トランジスタ35(351、352、353、354・・・)のゲートに印加され、各トランジスタが同一タイミングでオンする。
一方、スイッチ(1)30aをオフさせるときは、スイッチオン/オフ制御部31aよりトランジスタ32をオフする信号が出力されるので、トランジスタ32がオフし、トランス33の2次巻線には出力されず、電圧が現れないので、駆動回路34は複数のトランジスタ35を同一タイミングでオフする。
このように、スイッチ1、2とも高耐圧スイッチ回路にしたので、第1および第2の電源回路10、20のオン・オフ状態(動作状態)を検出した低電圧のトリガー信号(検出信号)で、第1および第2の電源回路10、20での最大出力電圧以上の出力をオン・オフ制御することが可能となる。すなわち、このようなスイッチの構成とする事でトランジスタ(FET)1個の耐圧以上の出力電圧がスイッチ1、2の両端にかかった場合でも問題なく出力をオン・オフ制御する事が可能となる。このような構成にすれば第1の電源回路10の出力電圧及び第2の電源回路20の出力電圧が、高電圧になってもオン/オフ制御が可能となる。
次に、第2の実施例を図6に示す。第2の電源回路20の出力電圧が低く1個のトランジスタ(FET)でスイッチのオン・オフ制御が可能な場合には第1の
電源回路10の出力段の低圧側にスイッチ1を設けた電源装置103について図6を参照して説明する。
図6に示すように、スイッチ(1)30は、今まで述べてきた図1などのように、第1の電源回路10でのトランス13の2次巻線のダイオード14bが挿入された出力点側(高圧側)ではなく、接地側である低電圧側に設けている。その他は図4の電源装置101と同様である。
このように構成すれば、第1および第2の電源回路10、20のオン・オフ状態(動作状態)を検出した低電圧のトリガー信号(検出信号)を、そのままスイッチ1に入力しオン・オフ制御するこができるため、回路構成が簡単で動作も速やかに行うことが可能となる。
図7は、スイッチ1、2で説明した高耐圧スイッチ回路の構成を示し、10個のトランジスタ85を直列に接続した場合の一例である。トランジスタ82でスイッチングされるトランス83は、5個のトランス83a〜83eから成り、各1次巻線は入力電源電圧(例えば24V)と、トランジスタ82の出力点の間に直列に接続される。トランス83の2次巻線は、10個のトランジスタ85(850〜859)に対応して一つのトランスに2個づつ有し、2次巻線830〜839から成る。各トランジスタに対応した駆動回路84(840〜849)は、バランス抵抗86(860〜869)、定電圧素子87(870〜879)は、第1および第2の実施例で説明した対応した素子と実質的に同一である。なお、定電圧素子87(870〜879)は、1個のトランジスタ85当たり、直列接続された4個の定電圧素子で実現している。
1個のトランジスタの耐圧が1500Vとすると、+側端子と、−側端子との間では、論理的には15KVの耐圧が得られることになる。図8に示すトランス83(83a〜83e)の各トランスの1次巻線と2次巻線との間の耐圧は、Aでは、約3KV、Bでは、約5KV、Cでは、約7KV、Dでは、約9KV、Eでは、約11KVの耐圧構造が必要となる。
以上説明したように、本実施例によればマイナス出力からプラス出力に切り替わる際 出力側のインピーダンスが大きくてもバイパス抵抗を介することが無くなるのでマイナス出力の電荷放電とプラス出力の立上りが速やかに行われるため、プラス出力に切り替わるまでの極性切替応答時間が大幅に改善される。逆にプラス出力からマイナス出力に切り替わる際も同様にマイナス出力に切り替わる極性切替応答時間が大幅に改善される。 これによりプロセススピードが速いマシンでも転写ロールへのトナー付着を防止する事が出来るため、シート状記録媒体としてのコピー用紙の汚れを防止したり転写不良を防止する事が可能となる。
以上述べた実施例では、スイッチオン/オフ制御部を2つのスイッチに分けて説明したが、スイッチオン/オフ制御部を1つで構成して2つのスイッチのオン・オフ制御をしてもよい。
以上述べた本発明の実施例では、電子写真などのカラーの画像を形成するタンデム型の画像形成装置で使用される高圧電源およびそのような画像形成装置で説明したが、カラーのタンデム型に限らず、白黒の画像形成装置においても、高速極性切替応答性が要求される画像形成装置で使用される高圧電源およびそのような画像形成装置などにおいて有効に利用され得る。さらに、タンデムエンジンなどエンジンの個数に限定されず、白黒機でも4サイクル機など、特に中間転写体上の転写すべき画像間に濃度制御用パッチを書く場合に本発明は有効に適用できる。
上述した実施例は本発明の好適な実施の例である。但しこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。例えば本発明は、電子写真などの高速極性切替応答性が要求される画像形成装置で使用される高圧電源およびそのような画像形成装置などにおいて利用可能である。
本発明の第1の実施例に係る電源装置100の基本構成例を示す回路図である。 図1の電源装置が適用される本実施例に係る画像形成装置の構成例を示すブロック図である。 中間転写体上に形成された画像とパッチに対する転写バイアスとクリーニンバイアスの切替関係を示す説明図である。 一方のスイッチを高耐圧スイッチ回路とした電源装置101の構成例を示す回路図である。 2つのスイッチを高耐圧スイッチ回路とした電源装置102の構成例を示す回路図である。 本発明の第2の実施例に係る電源装置103の構成例を示す回路図である。 本発明に係る実施例における高耐圧スイッチ回路の構成例を示す回路図である。
符号の説明
10、10a:第1の電源回路
20、20a:第2の電源回路
11、21:制御部
12、22、32、35、42、45、82、85:トランジスタ
13、23、33、43、83:トランス
14、14−1、24、24−1:整流平滑回路
11、21:制御部
30、30a:スイッチ1
31、31a、41、41a:スイッチオン/オフ制御部
40、40a:スイッチ2
34、44、84:駆動回路
50:出力端
51:−+出力切替制御部

Claims (7)

  1. 互いに並列に設けられ、異なる極性の出力電圧を共通の出力端子から出力する第1の電源回路および第2の電源回路と、
    前記第1の電源回路の出力側に設けられ前記第1の電源回路の出力を導通・非導通する第1のスイッチと、
    前記第2の電源回路の出力側に設けられ前記第2の電源回路の出力を導通・非導通する第2のスイッチと、
    入力切替信号に基づいて前記第1および第2の電源回路の出力を切替えて駆動する制御を行う第1の制御手段と、
    前記第1の電源回路の出力時に前記第1のスイッチを導通とすると共に前記第2のスイッチを非導通とし、前記第2の電源回路の出力時に前記第1のスイッチを非導通とすると共に前記第2のスイッチを導通とする制御を行う第2の制御手段とを備え、
    前記第1及び第2のスイッチのうち少なくとも一つが、直列接続された複数のスイッチからなり、前記第2の制御手段が、前記複数のスイッチを同一のタイミングで導通・非導通を制御することを特徴とする電源装置。
  2. 前記複数のスイッチの駆動手段として、前記第2の制御手段の出力信号に基づいて駆動されるスイッチング手段と、該スイッチング手段が1次側巻線に接続され同一タイミングで駆動される1以上のトランスと、前記複数のスイッチに対応して設けられ該トランスの二次側巻線に接続される整流平滑回路とを含み、前記整流平滑回路の出力で前記複数のスイッチが駆動されることを特徴とする請求項に記載の電源装置。
  3. 前記複数のスイッチが、トランジスタであることを特徴とする請求項に記載の電源装置。
  4. 前記トランジスタが電界効果トランジスタであることを特徴とする請求項に記載の電源装置。
  5. 前記第1及び第2のスイッチの一方が、前記直列接続された複数のスイッチからなり、他方が当該電源回路の出力の低圧側に設けられることを特徴とする請求項に記載の電源装置。
  6. 互いに並列に設けられ、異なる極性の出力電圧を共通の出力端子から出力する第1の電源回路および第2の電源回路と、
    前記第1の電源回路の出力側に設けられ前記第1の電源回路の出力を導通・非導通する第1のスイッチと、
    前記第2の電源回路の出力側に設けられ前記第2の電源回路の出力を導通・非導通する第2のスイッチと、
    入力切替信号に基づいて前記第1および前記第2の電源回路の出力を切替えて駆動する制御を行う第1の制御手段と、
    前記第1の電源回路の出力時に前記第1のスイッチを導通とすると共に前記第2のスイッチを非導通とし、前記第2の電源回路の出力時に前記第1のスイッチを非導通とすると共に前記第2のスイッチを導通とする制御を行う第2の制御手段と、
    画像を形成する画像形成手段と、
    前記第1及び第2の電源回路から出力される電源出力に基づいて、前記画像形成手段が形成した画像を記録媒体に転写する転写手段とを備え、
    前記第1及び第2のスイッチのうち少なくとも一つが、直列接続された複数のスイッチからなり、前記第2の制御手段が、前記複数のスイッチを同一のタイミングで導通・非導通を制御することを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記画像形成手段は、画像を中間転写体に形成する画像形成手段であり、前記転写手段は、前記中間転写体に形成された画像を記録媒体に転写する2次転写手段であることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
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