JPH0916001A - 像形成装置 - Google Patents
像形成装置Info
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- JPH0916001A JPH0916001A JP7165185A JP16518595A JPH0916001A JP H0916001 A JPH0916001 A JP H0916001A JP 7165185 A JP7165185 A JP 7165185A JP 16518595 A JP16518595 A JP 16518595A JP H0916001 A JPH0916001 A JP H0916001A
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- JP
- Japan
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- power source
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- drum
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- Pending
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 像形成装置に関し、装置の小型化及び低価格
化を図ることができる像形成装置を提供する。 【構成】 トナー像が形成される像形成体1と、像形成
体1のトナー像が一次転写される中間転写体5と、中間
転写体5に一次転写したトナー像を印刷媒体8に二次転
写する転写手段9と、一次転写及び二次転写に共用され
る転写電源17と、転写電源17を、一次転写時には中間転
写体5に、二次転写時には転写手段9に切り換えて供給
する切り換え手段18とを備えた構成とする。
化を図ることができる像形成装置を提供する。 【構成】 トナー像が形成される像形成体1と、像形成
体1のトナー像が一次転写される中間転写体5と、中間
転写体5に一次転写したトナー像を印刷媒体8に二次転
写する転写手段9と、一次転写及び二次転写に共用され
る転写電源17と、転写電源17を、一次転写時には中間転
写体5に、二次転写時には転写手段9に切り換えて供給
する切り換え手段18とを備えた構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真プリンタ等の
像形成装置に係り、特に1つの転写電源を一次転写及び
二次転写に切り換えて使用することができる像形成装置
に関するものである。
像形成装置に係り、特に1つの転写電源を一次転写及び
二次転写に切り換えて使用することができる像形成装置
に関するものである。
【0002】近来、オフィスオートメーションの発達に
伴い、普通紙が使用でき、低騒音で、しかも高速で高品
質の印字が得られ、またカラー化が容易であるといった
利点を備えた文字画像情報出力装置への需要が高まって
きている。このため感光ドラムに静電潜像を形成して現
像剤で現像する電子写真プリンタや静電プリンタが提供
され、コンピュータ端末装置、複写機及びファクシミリ
装置等に使用されている。
伴い、普通紙が使用でき、低騒音で、しかも高速で高品
質の印字が得られ、またカラー化が容易であるといった
利点を備えた文字画像情報出力装置への需要が高まって
きている。このため感光ドラムに静電潜像を形成して現
像剤で現像する電子写真プリンタや静電プリンタが提供
され、コンピュータ端末装置、複写機及びファクシミリ
装置等に使用されている。
【0003】このようなプリンタにおいて、カラー印刷
をする装置の場合には、感光ドラム上のトナー像を中間
転写体に転写(一次転写)し、更に、中間転写体から記
録媒体に転写(二次転写)しており、一次転写電源と二
次転写電源の2つの電源を備える必要があり、モノクロ
印刷の装置に比べて装置が大型になり、しかもコストア
ップの要因になっている。そこで、装置の小型化及びコ
ストの改善ができる方法が望まれている。
をする装置の場合には、感光ドラム上のトナー像を中間
転写体に転写(一次転写)し、更に、中間転写体から記
録媒体に転写(二次転写)しており、一次転写電源と二
次転写電源の2つの電源を備える必要があり、モノクロ
印刷の装置に比べて装置が大型になり、しかもコストア
ップの要因になっている。そこで、装置の小型化及びコ
ストの改善ができる方法が望まれている。
【0004】
【従来の技術】図6に多色電子写真印刷装置の内部側面
図を例示している。図に示すように、矢印の方向に回転
する感光ドラム1aの周囲に、帯電器2、レーザ露光器
3、感光ドラム1aの静電潜像を各色(イェロー:Y、マ
ゼンタ:M、シアン:C、ブラック:K)のトナー7で
現像する4個の現像器4a〜4d、中間転写ドラム5a及びク
リーナ6が配置されている。
図を例示している。図に示すように、矢印の方向に回転
する感光ドラム1aの周囲に、帯電器2、レーザ露光器
3、感光ドラム1aの静電潜像を各色(イェロー:Y、マ
ゼンタ:M、シアン:C、ブラック:K)のトナー7で
現像する4個の現像器4a〜4d、中間転写ドラム5a及びク
リーナ6が配置されている。
【0005】現像器4a〜4dは、夫々異なる色のトナー7
を保有し、図示していない離接機構により、現像時には
4個の内の1個だけが感光ドラム1aに接触し他の3個は
離れている。
を保有し、図示していない離接機構により、現像時には
4個の内の1個だけが感光ドラム1aに接触し他の3個は
離れている。
【0006】中間転写ドラム5aは、金属材で形成されて
ゴムライニングしたドラムにポリカーボネート(或い
は、ETFE、ポリイミド等)で形成された導電性フィ
ルムが弛みなく巻付けられている。中間転写ドラム5aに
は感光ドラム1aで現像された各色毎のトナー像が重ね転
写(一次転写)される。
ゴムライニングしたドラムにポリカーボネート(或い
は、ETFE、ポリイミド等)で形成された導電性フィ
ルムが弛みなく巻付けられている。中間転写ドラム5aに
は感光ドラム1aで現像された各色毎のトナー像が重ね転
写(一次転写)される。
【0007】中間転写ドラム5aの周囲には、転写ローラ
9a、AC除電器10、転写後のトナー7を清掃するクリー
ナ11、ホッパー12から繰り出しローラRによって繰り出
された印刷用紙 (以下用紙という)8a を搬送する搬送ベ
ルト13、及び用紙8aに転写(二次転写)されたトナー像
を定着する定着器14が配置されている。また、感光ドラ
ム1a及び中間転写ドラム5aは図示省略したモータの駆動
によって連動して夫々矢印方向に回転する。
9a、AC除電器10、転写後のトナー7を清掃するクリー
ナ11、ホッパー12から繰り出しローラRによって繰り出
された印刷用紙 (以下用紙という)8a を搬送する搬送ベ
ルト13、及び用紙8aに転写(二次転写)されたトナー像
を定着する定着器14が配置されている。また、感光ドラ
ム1a及び中間転写ドラム5aは図示省略したモータの駆動
によって連動して夫々矢印方向に回転する。
【0008】図7に示すように、中間転写ドラム5aに
は、感光ドラム1aから中間転写ドラム5aへトナー像を一
次転写するための一次転写電源15が接続され、また、転
写ローラ9aには、中間転写ドラム5aから用紙8aへトナー
像を転写するための二次転写電源16が接続されている。
また、転写ローラ9aは、一次転写時には中間転写ドラム
5aから離れている。
は、感光ドラム1aから中間転写ドラム5aへトナー像を一
次転写するための一次転写電源15が接続され、また、転
写ローラ9aには、中間転写ドラム5aから用紙8aへトナー
像を転写するための二次転写電源16が接続されている。
また、転写ローラ9aは、一次転写時には中間転写ドラム
5aから離れている。
【0009】このような構成を有するので、次に作用を
説明すると、図6において、感光ドラム1a及び中間転写
ドラム5aが回転を開始し、帯電器2によってマイナス帯
電された感光ドラム1aの表面に対してレーザ露光器3か
ら所定の印刷パターンに応じた光が当てられると、露光
した部分の電荷が減少して静電潜像が形成される。
説明すると、図6において、感光ドラム1a及び中間転写
ドラム5aが回転を開始し、帯電器2によってマイナス帯
電された感光ドラム1aの表面に対してレーザ露光器3か
ら所定の印刷パターンに応じた光が当てられると、露光
した部分の電荷が減少して静電潜像が形成される。
【0010】更にこの潜像領域が第1色目の現像器4aを
通過すると、マイナスに帯電したトナー7が潜像領域に
付着してトナー像が形成される。感光ドラム1aに付着し
た第1色目のトナー像は、一次転写電源15から中間転写
ドラム5aへの電流 (或いは電圧) 供給により感光ドラム
1aに接触する中間転写ドラム5aに転写される。
通過すると、マイナスに帯電したトナー7が潜像領域に
付着してトナー像が形成される。感光ドラム1aに付着し
た第1色目のトナー像は、一次転写電源15から中間転写
ドラム5aへの電流 (或いは電圧) 供給により感光ドラム
1aに接触する中間転写ドラム5aに転写される。
【0011】感光ドラム1a上の転写されなかったトナー
7はクリーナ6で除去され、感光ドラム1aは第2色目の
露光、現像及び転写に備え、再び元のプロセス位置を回
る。かくて、タイミングを取って順次第2色〜第4色に
ついて位置決めされて、露光、現像及び転写が行われ、
4色のトナー像が中間転写ドラム5a上に重ねて転写され
る。
7はクリーナ6で除去され、感光ドラム1aは第2色目の
露光、現像及び転写に備え、再び元のプロセス位置を回
る。かくて、タイミングを取って順次第2色〜第4色に
ついて位置決めされて、露光、現像及び転写が行われ、
4色のトナー像が中間転写ドラム5a上に重ねて転写され
る。
【0012】一方、用紙8aがホッパー12より繰り出され
て、矢印A方向に中間転写ドラム5a上に転写されたトナ
ー像に接触する位置に搬送され、図8に示すように、二
次転写のために転写ローラ9aは用紙8aを介して中間転写
ドラム5aに接触する。
て、矢印A方向に中間転写ドラム5a上に転写されたトナ
ー像に接触する位置に搬送され、図8に示すように、二
次転写のために転写ローラ9aは用紙8aを介して中間転写
ドラム5aに接触する。
【0013】二次転写電源16からの電流 (或いは電圧)
供給により転写ローラ9aは用紙8aにプラスの電荷を与え
るように構成されている。従って、中間転写ドラム5aの
トナー像は用紙8aのプラス電荷に吸引されて転写され
る。中間転写ドラム5aはクリーナ11によって残留トナー
が清掃されて夫々初期状態に戻る。
供給により転写ローラ9aは用紙8aにプラスの電荷を与え
るように構成されている。従って、中間転写ドラム5aの
トナー像は用紙8aのプラス電荷に吸引されて転写され
る。中間転写ドラム5aはクリーナ11によって残留トナー
が清掃されて夫々初期状態に戻る。
【0014】4色のトナー像が転写された用紙8aは、A
C除電器10の除電で用紙8aが中間転写ドラム5aから分離
して、搬送ベルト13によって搬送され、定着器14で熱定
着されて図示していないスタッカへ排出される。
C除電器10の除電で用紙8aが中間転写ドラム5aから分離
して、搬送ベルト13によって搬送され、定着器14で熱定
着されて図示していないスタッカへ排出される。
【0015】なお、上記例ではマイナス帯電のプロセス
の場合を説明したが、プラス帯電でも同様のプロセスで
ある。このように、複数の現像器4a〜4dによって順次異
なる色のトナー像を感光ドラム1a上に形成し、一旦中間
転写ドラム5a上に重ねてカラーのトナー像を形成した
後、このトナー像を用紙8aに転写することにより、カラ
ー画像を出力している。
の場合を説明したが、プラス帯電でも同様のプロセスで
ある。このように、複数の現像器4a〜4dによって順次異
なる色のトナー像を感光ドラム1a上に形成し、一旦中間
転写ドラム5a上に重ねてカラーのトナー像を形成した
後、このトナー像を用紙8aに転写することにより、カラ
ー画像を出力している。
【0016】上記の中間転写ドラム5aに代えて中間転写
ベルトを使用した装置もある。
ベルトを使用した装置もある。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方法によれ
ば、カラー印刷の場合に、一次転写電源と二次転写電源
の2つの電源を設ける必要がある。即ち、中間転写方式
でないモノクロ印刷の装置に比べて、転写電源が1つ余
分に必要になり、装置の小型化の障害になっており、更
に、コストアップの要因になっているという問題点があ
る。
ば、カラー印刷の場合に、一次転写電源と二次転写電源
の2つの電源を設ける必要がある。即ち、中間転写方式
でないモノクロ印刷の装置に比べて、転写電源が1つ余
分に必要になり、装置の小型化の障害になっており、更
に、コストアップの要因になっているという問題点があ
る。
【0018】本発明は、装置の小型化及び低価格化を図
ることができ像形成装置を提供することを目的としてい
る。
ることができ像形成装置を提供することを目的としてい
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。図において、8は記録媒体、1はトナー像が形成
される像形成体、5は像形成体1のトナー像が一次転写
される中間転写体、9は中間転写体5に一次転写したト
ナー像を記録媒体8に二次転写する転写手段、17は一次
転写及び二次転写に共用される転写電源、18は転写電源
16を、一次転写時には中間転写体5に、二次転写時には
転写手段9に切り換えて供給する切り換え手段である。
ある。図において、8は記録媒体、1はトナー像が形成
される像形成体、5は像形成体1のトナー像が一次転写
される中間転写体、9は中間転写体5に一次転写したト
ナー像を記録媒体8に二次転写する転写手段、17は一次
転写及び二次転写に共用される転写電源、18は転写電源
16を、一次転写時には中間転写体5に、二次転写時には
転写手段9に切り換えて供給する切り換え手段である。
【0020】以下、請求項2及び請求項3に対応する手
段を説明する。請求項2では、請求項1において、転写
電源17は、電流源或いは電圧源であり、切り換え手段18
によって切り換えて供給される一次転写及び二次転写の
電流値或いは電圧値が異なる構成とする。
段を説明する。請求項2では、請求項1において、転写
電源17は、電流源或いは電圧源であり、切り換え手段18
によって切り換えて供給される一次転写及び二次転写の
電流値或いは電圧値が異なる構成とする。
【0021】請求項3では、請求項2において、転写電
源17は、切り換え手段18及び中間転写体5の間に分流回
路或いは分圧回路を設けた構成とする。
源17は、切り換え手段18及び中間転写体5の間に分流回
路或いは分圧回路を設けた構成とする。
【0022】
【作用】図1に示すように、切り換え手段18によって、
転写電源17を一次転写時には中間転写体5に、二次転写
時には転写手段9に切り換えて供給することにより、1
つの転写電源17を一次転写及び二次転写に共用すること
ができ、従来、一次転写用及び二次転写用の2つの電源
を必要していたが、電源を1つ減らすることができるの
で、装置の小型化及びコストの改善を図ることができ
る。
転写電源17を一次転写時には中間転写体5に、二次転写
時には転写手段9に切り換えて供給することにより、1
つの転写電源17を一次転写及び二次転写に共用すること
ができ、従来、一次転写用及び二次転写用の2つの電源
を必要していたが、電源を1つ減らすることができるの
で、装置の小型化及びコストの改善を図ることができ
る。
【0023】以下、請求項2及び請求項3に対応する作
用を説明する。請求項2及び請求項3では、切り換え手
段18によって切り換えて供給される一次転写及び二次転
写の転写電源17の電流値或いは電圧値が異なる(請求項
3では、切り換え手段18と中間転写体5の間に分流回路
或いは分圧回路を設けた)ようにしたことにより、一次
転写及び二次転写に必要な転写電圧或いは転写電流が異
なる場合にも共通の転写電源17で対応することができ
る。
用を説明する。請求項2及び請求項3では、切り換え手
段18によって切り換えて供給される一次転写及び二次転
写の転写電源17の電流値或いは電圧値が異なる(請求項
3では、切り換え手段18と中間転写体5の間に分流回路
或いは分圧回路を設けた)ようにしたことにより、一次
転写及び二次転写に必要な転写電圧或いは転写電流が異
なる場合にも共通の転写電源17で対応することができ
る。
【0024】
【実施例】以下、従来例で説明した多色電子写真装置に
本発明を適用した実施例1〜実施例3を図2〜図5を参
照して説明する。全図を通じて同一符号は同一対象物を
示す。
本発明を適用した実施例1〜実施例3を図2〜図5を参
照して説明する。全図を通じて同一符号は同一対象物を
示す。
【0025】1)実施例1 図2は本発明の実施例1(請求項1に対応している)を
示す側面図、図3は実施例1の説明図である。
示す側面図、図3は実施例1の説明図である。
【0026】図2の感光ドラム1a、中間転写ドラム5a、
用紙8a、転写ローラ9a、及び切り換えスイッチ18aは、
図1の像形成体1、中間転写体5、記録媒体8、転写手
段9、及び切り換え手段18に夫々対応している。
用紙8a、転写ローラ9a、及び切り換えスイッチ18aは、
図1の像形成体1、中間転写体5、記録媒体8、転写手
段9、及び切り換え手段18に夫々対応している。
【0027】図2に示すように、転写電源17aと感光ド
ラム1aの間、及び転写電源17aと転写ローラ9aの間に切
り換えスイッチ18aが設けられ、転写電源17aを感光ド
ラム1a或いは転写ローラ9aに切り換えて接続するように
構成されている。
ラム1aの間、及び転写電源17aと転写ローラ9aの間に切
り換えスイッチ18aが設けられ、転写電源17aを感光ド
ラム1a或いは転写ローラ9aに切り換えて接続するように
構成されている。
【0028】感光ドラム1aから中間転写ドラム5aへトナ
ー像を転写する一次転写時には、転写ローラ9aは中間転
写ドラム5aから離間されており、転写電源17aは切り換
えスイッチ18aによって中間転写ドラム5aに接続されて
いる。
ー像を転写する一次転写時には、転写ローラ9aは中間転
写ドラム5aから離間されており、転写電源17aは切り換
えスイッチ18aによって中間転写ドラム5aに接続されて
いる。
【0029】転写電源17aは、定電流源(或いは定電圧
源)である。切り換えスイッチ18aは、2個の連動スイ
ッチで構成され、回路の切り換えが同時に行えるもの
で、例えば、リレーやソリッドステートリレー等で構成
されている。
源)である。切り換えスイッチ18aは、2個の連動スイ
ッチで構成され、回路の切り換えが同時に行えるもの
で、例えば、リレーやソリッドステートリレー等で構成
されている。
【0030】このような構成を有するので、図示のよう
に、中間転写ドラム5aに電源を供給することにより、感
光ドラム1aから中間転写ドラム5aへトナー像が一次転写
される。多色印刷を行う時は、中間転写ドラム5a上に異
なる色のトナー像を重ね合わせる。
に、中間転写ドラム5aに電源を供給することにより、感
光ドラム1aから中間転写ドラム5aへトナー像が一次転写
される。多色印刷を行う時は、中間転写ドラム5a上に異
なる色のトナー像を重ね合わせる。
【0031】中間転写ドラム5a上に多色トナー像が転写
されたら、次に、図3に示すように、中間転写ドラム5a
から用紙8aに多色トナー像を一括して転写する二次転写
を行うため、中間転写ドラム5aと転写ローラ9aの間に用
紙8aが送られて、転写ローラ9aを中間転写ドラム5aへ押
圧したタイミングで、切り換えスイッチ18aを転写ロー
ラ9a側へ電源供給し、中間転写ドラム5aをアースする。
これにより中間転写ドラム5a上の多色トナー像が用紙8a
に転写される。
されたら、次に、図3に示すように、中間転写ドラム5a
から用紙8aに多色トナー像を一括して転写する二次転写
を行うため、中間転写ドラム5aと転写ローラ9aの間に用
紙8aが送られて、転写ローラ9aを中間転写ドラム5aへ押
圧したタイミングで、切り換えスイッチ18aを転写ロー
ラ9a側へ電源供給し、中間転写ドラム5aをアースする。
これにより中間転写ドラム5a上の多色トナー像が用紙8a
に転写される。
【0032】ここで、一次転写時と二次転写時で、最適
な転写電流(或いは転写電圧)が異なる場合がある。こ
の場合、転写電流(或いは転写電圧)の切り換え手段を
設けて、一次転写時と二次転写時で最適電流(或いは最
適電圧)を切り換えても良い。
な転写電流(或いは転写電圧)が異なる場合がある。こ
の場合、転写電流(或いは転写電圧)の切り換え手段を
設けて、一次転写時と二次転写時で最適電流(或いは最
適電圧)を切り換えても良い。
【0033】2)実施例2 図4は本発明の実施例2(請求項1、請求項2及び請求
項3に対応している)を示す側面図である。実施例2が
実施例1と異なるのは、中間転写ドラム5aと切り換えス
イッチ18aの間に分流回路を設けたことである。
項3に対応している)を示す側面図である。実施例2が
実施例1と異なるのは、中間転写ドラム5aと切り換えス
イッチ18aの間に分流回路を設けたことである。
【0034】即ち、図4に示すように、転写電源17bの
電流供給回路において、中間転写ドラム5aと切り換えス
イッチ18aの間に分流回路19が設けられている。R1は抵
抗器である。
電流供給回路において、中間転写ドラム5aと切り換えス
イッチ18aの間に分流回路19が設けられている。R1は抵
抗器である。
【0035】前記のごとく、一次転写時と二次転写時で
最適な転写電流が異なる場合がある。二次転写では中間
転写ドラム5a上のトナー像を一括して転写するので、一
次転写に比べて大電流を必要とする。また、二次転写に
おいては、用紙8aの紙質や厚さにより転写部の抵抗が変
化するのに対し、一次転写の転写部は感光ドラム1aから
中間転写ドラム5aへの転写であるので、抵抗の変化が少
ない。
最適な転写電流が異なる場合がある。二次転写では中間
転写ドラム5a上のトナー像を一括して転写するので、一
次転写に比べて大電流を必要とする。また、二次転写に
おいては、用紙8aの紙質や厚さにより転写部の抵抗が変
化するのに対し、一次転写の転写部は感光ドラム1aから
中間転写ドラム5aへの転写であるので、抵抗の変化が少
ない。
【0036】従って、一次転写時には、抵抗器R1を用い
て電流を分流しても安定した一次転写電流を中間転写ド
ラム5aに供給することができる。 例えば、一次転写の最適電流値=14μA 二次転写の最適電流値=22μA であり、また、一次転写部の抵抗は40MΩであったの
で、82MΩの抵抗器R1を用いた分流回路19を設けるこ
とにより、転写電源17bの電流値の切り換えをしなくて
も、一次転写と二次転写に夫々最適な電流を供給するこ
とができる。
て電流を分流しても安定した一次転写電流を中間転写ド
ラム5aに供給することができる。 例えば、一次転写の最適電流値=14μA 二次転写の最適電流値=22μA であり、また、一次転写部の抵抗は40MΩであったの
で、82MΩの抵抗器R1を用いた分流回路19を設けるこ
とにより、転写電源17bの電流値の切り換えをしなくて
も、一次転写と二次転写に夫々最適な電流を供給するこ
とができる。
【0037】3)実施例3 図5は本発明の実施例3(請求項1、請求項2及び請求
項3に対応している)を示す側面図である。実施例3が
実施例1及び実施例2と異なるのは、転写電源を電圧源
とし、中間転写ドラム5aと切り換えスイッチ18aの間に
分圧回路を設けたことである。
項3に対応している)を示す側面図である。実施例3が
実施例1及び実施例2と異なるのは、転写電源を電圧源
とし、中間転写ドラム5aと切り換えスイッチ18aの間に
分圧回路を設けたことである。
【0038】即ち、図5に示すように、転写電源17cを
電圧源とし、中間転写ドラム5aと切り換えスイッチ18a
の間に分圧回路20が設けられている。R2は抵抗器であ
る。前記のごとく、一次転写時と二次転写時で最適な転
写電圧が異なる場合がある。二次転写では中間転写ドラ
ム5a上のトナー像を一括して転写するので、一次転写に
比べて大電圧を必要とする。また、二次転写において
は、用紙8aの紙質や厚さにより転写部の抵抗が変化する
のに対し、一次転写の転写部は感光ドラム1aから中間転
写ドラム5aへの転写であるので、抵抗の変化が少ない。
電圧源とし、中間転写ドラム5aと切り換えスイッチ18a
の間に分圧回路20が設けられている。R2は抵抗器であ
る。前記のごとく、一次転写時と二次転写時で最適な転
写電圧が異なる場合がある。二次転写では中間転写ドラ
ム5a上のトナー像を一括して転写するので、一次転写に
比べて大電圧を必要とする。また、二次転写において
は、用紙8aの紙質や厚さにより転写部の抵抗が変化する
のに対し、一次転写の転写部は感光ドラム1aから中間転
写ドラム5aへの転写であるので、抵抗の変化が少ない。
【0039】従って、一次転写時には、抵抗器R2を用い
て電圧を分圧しても安定した一次転写電圧を中間転写ド
ラム5aに供給することができる。 例えば、一次転写の最適電圧値=600V 二次転写の最適電流値=900V であり、また、一次転写部の抵抗は40MΩであったの
で、22MΩの抵抗器R2を用いた分圧回路20を設けるこ
とにより、転写電源17cの電圧値の切り換えをしなくて
も、一次転写と二次転写に夫々最適な電圧を供給するこ
とができる。
て電圧を分圧しても安定した一次転写電圧を中間転写ド
ラム5aに供給することができる。 例えば、一次転写の最適電圧値=600V 二次転写の最適電流値=900V であり、また、一次転写部の抵抗は40MΩであったの
で、22MΩの抵抗器R2を用いた分圧回路20を設けるこ
とにより、転写電源17cの電圧値の切り換えをしなくて
も、一次転写と二次転写に夫々最適な電圧を供給するこ
とができる。
【0040】このようにして、一次転写時と二次転写時
に切り換えスイッチ18aの切り換えによって共通の転写
電源17a〜17cを中間転写ドラム5aと転写ローラ9aに切
り換えて使用することができ、従来方法のように、中間
転写ドラム5aと転写ローラ9aに夫々転写電源を必要した
場合に比較して、転写電源を1つ節約することができる
ので、装置の小型化及びコストの改善を図ることができ
る。
に切り換えスイッチ18aの切り換えによって共通の転写
電源17a〜17cを中間転写ドラム5aと転写ローラ9aに切
り換えて使用することができ、従来方法のように、中間
転写ドラム5aと転写ローラ9aに夫々転写電源を必要した
場合に比較して、転写電源を1つ節約することができる
ので、装置の小型化及びコストの改善を図ることができ
る。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、請
求項1では、1つの転写電源を一次転写及び二次転写に
共用することができ、従来、一次転写用及び二次転写用
の2つの電源を必要していたが、電源を1つ減らするこ
とができるので、装置の小型化及びコストの改善を図る
ことができる。
求項1では、1つの転写電源を一次転写及び二次転写に
共用することができ、従来、一次転写用及び二次転写用
の2つの電源を必要していたが、電源を1つ減らするこ
とができるので、装置の小型化及びコストの改善を図る
ことができる。
【0042】請求項2及び請求項3では、一次転写と二
次転写に必要な転写電圧或いは転写電流が異なる場合に
も共通の転写電源で対応することができる。という効果
がある。
次転写に必要な転写電圧或いは転写電流が異なる場合に
も共通の転写電源で対応することができる。という効果
がある。
【図1】 本発明の原理図
【図2】 本発明の実施例1を示す側面図
【図3】 実施例1の説明図
【図4】 本発明の実施例2を示す側面図
【図5】 本発明の実施例3を示す側面図
【図6】 多色電子写真印刷装置を示す内部側面図
【図7】 従来例を示す側面図
【図8】 従来例の説明図
1は像形成体、 1aは感光ドラム、 5
は中間転写体、5aは中間転写ドラム、 8は記録媒
体、 8aは用紙、9は転写手段、 9a
は転写ローラ、 17,17a〜17c は転写電源、18は切
り換え手段、18aは切り換えスイッチ、19は分流回路、
20は分圧回路、R1,R2 は抵抗器
は中間転写体、5aは中間転写ドラム、 8は記録媒
体、 8aは用紙、9は転写手段、 9a
は転写ローラ、 17,17a〜17c は転写電源、18は切
り換え手段、18aは切り換えスイッチ、19は分流回路、
20は分圧回路、R1,R2 は抵抗器
Claims (3)
- 【請求項1】 トナー像が形成される像形成体と、 該像形成体のトナー像が一次転写される中間転写体と、 該中間転写体に一次転写したトナー像を記録媒体に二次
転写する転写手段と、 一次転写及び二次転写に共用される転写電源と、 該転写電源を、一次転写時には中間転写体に、二次転写
時には転写手段に切り換えて供給する切り換え手段とを
備えたことを特徴とする像形成装置。 - 【請求項2】 前記転写電源は、電流源或いは電圧源で
あり、 前記切り換え手段によって、一次転写及び二次転写に切
り換えて供給される電流値或いは電圧値が異なることを
特徴とする請求項1の像形成装置。 - 【請求項3】 前記転写電源は、前記切り換え手段及び
前記中間転写体の間に分流回路或いは分圧回路を設けた
ことを特徴とする請求項2の像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7165185A JPH0916001A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7165185A JPH0916001A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0916001A true JPH0916001A (ja) | 1997-01-17 |
Family
ID=15807463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7165185A Pending JPH0916001A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0916001A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0919881A2 (en) * | 1997-11-28 | 1999-06-02 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
JP2008172996A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-07-24 | Canon Inc | 電源装置及び画像形成装置 |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP7165185A patent/JPH0916001A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0919881A2 (en) * | 1997-11-28 | 1999-06-02 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
EP0919881A3 (en) * | 1997-11-28 | 2000-09-06 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
US6219498B1 (en) | 1997-11-28 | 2001-04-17 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having improved image transfer characteristics |
EP1519244A2 (en) * | 1997-11-28 | 2005-03-30 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
EP1519244A3 (en) * | 1997-11-28 | 2006-05-10 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
JP2008172996A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-07-24 | Canon Inc | 電源装置及び画像形成装置 |
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