JP3222222B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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  • Color Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機やレーザビーム
プリンタの如き画像形成装置に関し、特に転写材上に多
色画像を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多色画像のカラー画像を転写紙上に形成
して出力する複写機等の画像形成装置においては、減法
混色の原理により、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、
シアン(C)及び黒(K)の各色のトナー像をそれぞれ
の現像器により現像して、感光ドラム等の像担持体上に
形成し、それらのトナー像を同一の転写紙上に多重転写
して、転写紙上にカラー画像を得ている。多重転写中、
転写紙は像担持体の運動と同期して運動を行なう転写ド
ラム等の転写材支持体上に支持されている。
【0003】画像形成を行なう順序(転写紙上にトナー
像を転写させる順序)としては、通常、印刷等で行なわ
れているのと同じように、最初に有彩色を複数回行な
い、最後に無彩色を行なう(つまり最上層に無彩色があ
るようにする)ことが一般的である。
【0004】これは、写真のような各色が重なって連続
的に色が変化するものを再現する場合、各有彩色、無彩
色が全て重なることがあり、そのとき最上層に無彩色が
位置していれば、無彩色が有彩色から受ける影響(有彩
色が無彩色の上層にあると、有彩色からの反射光が無彩
色に混じり、無彩色本来の色が出なくなる)を少なくす
ることができるためである。
【0005】多くの画像形成装置は、上述した写真等の
再現を主体に考えているので、有彩色、無彩色の順に画
像形成を行なうことになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像形成装置では、画像形成を有彩色から始め、最
後に無彩色を行なうようにした場合、次に述べるような
欠点があった。
【0007】第1色目の画像形成及び転写を行なうと
き、装置構成の関係から、転写紙は転写紙供給装置によ
り転写材支持体への給送中の状態にある。そのため、転
写紙に対する転写材支持体の保持力と、転写紙を転写材
支持体に吸着するときの転写材を転写材支持体に加圧す
る加圧手段の加圧力との差により転写紙が転写材支持体
上で移動してしまい、第1色目の転写画像は、転写紙全
域が転写材支持体上に支持された状態で転写された第2
色目以降の転写画像と、転写位置が異なることがあっ
た。
【0008】転写紙上においてこのような第1色目の画
像の他の2色目以降の画像との転写位置のズレが生じ
て、第1色目の画像に他の2色目以降の画像との色ズレ
が発生すると、その色ズレは、有彩色で且つ減法混色に
より他の有彩色と関連して多色画像を形成することと相
俟って、転写紙全域において非常に目立ったものにな
る。
【0009】又最終色の画像形成及び転写が行なわれる
ときにおいても、転写紙は転写材支持体から分離される
ために、量的には少ないが第1色目と同じような現象が
発生していた。
【0010】上記の色ズレの問題は、色文字や地図とい
った或る色が一定の濃度で続いているような多色画像を
再現する場合に発生し、その画像品位を著しく低下させ
る。又多色画像形成装置が再現する画像も、従来の写真
等から色文字原稿や地図へと需要が大きく変わりつつあ
り、その点からもこの問題を解決する必要性が高くなっ
ている。
【0011】本発明の目的は、転写材上に色文字、地図
と言った或る色が一定の濃度で続いているような多色画
像の色ズレを抑制して、高品位の多色画像を得ることが
できる画像形成装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば本発明は、転
写材を担持して搬送する転写材担持体と、転写材を前記
転写材担持体に吸着するとき転写材を前記転写材担持体
に対して加圧する加圧手段と、を有し、無彩色の現像剤
及び有彩色の現像剤による現像剤像を前記転写材担持体
上の転写材に順次重ねてフルカラー画像を形成する画像
形成装置において、前記加圧手段による加圧動作が行な
われているとき、転写材への無彩色の現像剤像の画像形
成が開始され、前記加圧手段による加圧動作が解除され
ているとき、転写材への有彩色の現像剤像の画像形成が
行われることを特徴とする画像形成装置である。本発明
の一実施態様によると、分離部材により転写材を前記転
写材担持体から分離開始するとき、転写材へのイエロー
の現像剤像の画像形成が行われている。
【0013】本発明によれば、第1色目に他の第2色目
以降の有彩色と関連のない無彩色を用いて画像形成を行
なうので、色ズレが大きく発生し易い第1色目に色ズレ
が生じても、転写材全域に亙り第2色目以降の色とのズ
レが判別しずらい。又最終色目は有彩色のなかでも転写
材の色(通常、転写紙は白)に対して視認度の低い色と
するので、比較的大きな色ズレが発生し易い最終色目に
色ズレが生じても、その転写材上での色ズレは他の有彩
色を最終色とした場合に比べて目立ちずらいものにな
る。従って転写材上に色文字、地図と言った或る色が一
定の濃度で続いているような多色画像を、色ズレを抑制
して高品位に得ることができる。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の画像形成装置の一実施例を
示す断面図で、多色画像形成装置を示している。図1に
おいて、符号1は図の矢印方向に回転される像担持体と
しての感光ドラム(電子写真感光体)で、この感光ドラ
ム1の回りに一次帯電器2、現像装置3、転写装置4及
びクリーニング装置5が配設されており、転写装置4の
給紙側には大小2つの給紙カセット6、6′、給紙ロー
ラ7、7′及びレジストローラ8が配設され、転写装置
4の排紙側には搬送部9、定着器10及び排紙トレイ1
1が配設されている。又転写装置4の上方には画像読み
取り部12、及び該画像読み取り部12から信号を受け
て感光ドラム1に画像光Lを発するスキャナユニット1
3が配設されている。
【0015】現像装置3は、移動台30上にマゼンタト
ナー、シアントナー、イエロートナー、ブラックトナー
をそれぞれ有する4つの現像器31、即ちマゼンタ現像
器31M、シアン現像器31C、イエロー現像器31
Y、ブラック現像器31Kを支持してなっており、この
移動台30の感光ドラム1下方への移動により所望の色
の現像器31を感光ドラム1の直下に位置決めした後、
この現像器31を感光ドラム1に近接させて現像作業を
行なうものである。
【0016】転写装置4は転写紙P上に感光ドラム1上
に形成された各色のトナー像を重ね合わせて転写可能と
なっており、回転式転写材担持体である転写ドラム40
を備えている。転写ドラム40の給紙位置には、その外
周面上に静電吸着により転写紙Pを位置決め保持する静
電吸着手段として、内側及び外側にコロナ吸着帯電器4
1及び導電ローラ42とがそれぞれ設けられ、転写ドラ
ム40の感光ドラム1との対向位置の内側には転写帯電
器43が設けられている。更に感光ドラム40の排紙位
置の近くの内側及び外側には、転写紙Pを除電して転写
ドラム40からの分離を容易とする一対の内側、外側除
電帯電器44、44が、それに隣接して除電時に発生す
る剥離放電による画像の乱れを防止する帯電器45がそ
れぞれ配設され、更に除電後の転写紙Pを転写ドラム4
0から分離する分離爪46が設けられる。
【0017】上記静電吸着手段の導電ローラ42は転写
ドラム40の外周面を形成した誘電体シートを挟んで吸
着帯電器41と対向しており、接地して吸着帯電器41
の対向極となっている。導電ローラ42は吸着帯電器4
1によるコロナ放電に伴い転写紙Pに電荷を注入して、
転写紙Pを転写ドラム40外周面の誘電体シートに静電
吸着させる作用を為す。この導電ローラ42は転写ドラ
ム40に転写紙Pを吸着させる場合は、回転する転写ド
ラム40の外周面に当接して従動回転されるが、これ以
外の場合は転写ドラム40から離間して転写紙P上の画
像を乱さないようになっている。
【0018】上記の構成にて、先ず、一次帯電器2によ
り感光ドラム1が一様帯電され、その感光ドラム1上に
スキャナユニット13を介して第1色目の画像情報の画
像光Lが露光され、感光ドラム1上に第1色目の静電潜
像が形成される。本実施例では第1色目はブラックとす
る。この静電潜像は感光ドラム1の回転に伴い現像装置
3の方へ向けられ、ブラック現像器31Kによって現像
してブラックトナー像として可視化され、該ブラックト
ナー像は転写装置4の転写ドラム40側に向けられて、
その上に支持された転写紙P上に転写される。
【0019】転写の終了した感光ドラム1はクリーニン
グ装置5により残留トナーをクリーニングし、再び、一
次帯電器2により一様帯電したした後、感光ドラム1上
に第2色目としてシアン画像情報の画像光Lが露光さ
れ、第2色目の静電潜像が形成される。この静電潜像は
シアン現像器31Cによって現像して、得られたシアン
トナー像は転写ドラム40上の転写紙P上にブラックト
ナー像の上から重ね合わせて転写される。
【0020】以下、第3色目、第4色目のマゼンタ、イ
エローについても同様とされ、画像情報の露光Lによる
静電潜像の形成、マゼンタ現像器31M、イエロー現像
器31Yによる現像、得られたマゼンタトナー像、イエ
ロートナー像の転写紙P上への転写が行なわれて、転写
紙P上にブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色
のトナー像を多重転写してなるカラー画像が形成され
る。
【0021】転写ドラム40上の転写紙Pは4色のトナ
ー像の転写が終了した後、内側、外側の除電帯電器4
4、44により除電し、帯電器45により剥離放電を防
止した後、分離爪46により転写ドラム40から分離し
て、搬送部9を介して定着器10に送られる。定着器1
0に送られた転写紙Pはそこで4色のトナー像の定着を
して、トナー像の溶融混色及び転写紙Pへの固定により
フルカラーの永久像とされた後、排紙トレイ11上に排
出され、これにより画像形成が終了する。
【0022】第1色目及び最終色目の画像の色ズレにつ
いて説明する。図2は第1色目のトナー像を転写紙P上
に転写しているときの様子を示した説明図である。図の
状態では、転写紙Pの先端は転写帯電器43の箇所を通
過しているが、後端部はレジストローラ8を通過中であ
る。従って転写紙Pは転写ドラム4、導電ローラ42及
びレジストローラ8からの搬送力を受けている。これら
各部材が転写紙Pに加える力のバランスが取れていれば
問題はないが、転写紙Pに対する転写ドラム40の保持
力、導電ローラ42の加圧力等の差によりアンバランス
が生じると、転写紙Pは画像の転写中にも拘わらず転写
ドラム40上で動いてしまい、第1色目のトナー像は本
来あるべき位置からずれて転写紙P上に転写されてしま
う。
【0023】このようなトナー像の転写位置のズレは後
述する最終色の第4色目のトナー像についても起こる
が、特に第1色目においては転写紙に対して加わる力が
大きく、転写紙Pの全域に亘って直接接触して外力を加
える加圧手段としても機能する導電ローラ42のような
部材があるため顕著であり、そのズレ量は大きく且つ転
写紙Pの全域に亙ることがある。
【0024】上記の第1色目のトナー像の転写位置のズ
レを抑制するためには、転写ドラム40に転写紙Pの巻
き付け用の回転を行なわせて転写ドラム40上に転写紙
Pを完全に巻き付けた後、転写紙P上への第1色目のト
ナー像の転写を行なうか、転写帯電器43と導電ローラ
42或いはレジストローラ8との間の距離を使用する転
写紙Pの長さよりも長くすることが考えられる。しか
し、これらの方法では転写紙Pの移動時間が長くなり、
図1の画像形成装置を起動させて画像形成を始めてか
ら、画像の定着が終了した転写紙Pが排紙トレイ11上
に排出されるまでの間の画像形成終了時間が長くなって
実用的でない。
【0025】図3は最終色目のトナー像を転写紙P上へ
転写しているときの様子を示した説明図である。図の状
態では、転写紙Pの先端は転写ドラム40から既に分離
されて搬送部9上に至っており、分離爪46の上で転写
紙Pはその移動方向が変位させられている。つまり転写
紙Pは分離される際に力を受けている。分離の際に転写
紙Pに変位力が働いても、転写ドラム40が転写紙Pを
確実に保持している限りはどういうこともないが、使用
環境の湿度変化等により保持力が弱くなった場合は、第
1色目のときと同様、転写ドラム40上での転写紙Pの
移動によるトナー像の転写位置のズレの問題が起こる。
【0026】この最終色目のトナー像の転写位置のズレ
は、第1色目のときに準じ、転写終了後に転写ドラム4
0を回転させるか、転写帯電器43と分離爪46の間の
距離を転写紙Pよりも長くすることにより抑制すること
ができると考えられるが、同様に実用的でないのは同じ
である。
【0027】従来の画像形成装置では、第1色目を有彩
色、例えばマゼンタ、イエローとして画像形成を行なっ
ていることが多く、得られるカラー画像は時として色ズ
レの目立つことが多々あった。有彩色の重ね合わせによ
り各種の色を再現しているので、第1色目のズレが転写
紙全域における重ね合わせの有彩色全てに影響するから
である。
【0028】表1は第1色目と最終色の第4色目のトナ
ー像の転写位置のズレ量を一定として4色の重ね合わせ
の色順を変えた条件下で各種の色を再現したときの再現
色別の色ずれ量を示したものである。表1において記号
は、M:マゼンタ、C:シアン、Y:イエロー、K:ブ
ラック、B:ブルー、G:グリーン、R:レッドを表
す。
【0029】
【表1】
【0030】表1に示されるように、有彩色を第1色目
としたNo.1(M→C→Y→K)及びNo.2(Y→
M→C→K)は、本発明に係る無彩色を第1色目とした
No.3(K→C→M→Y)に比べ色ズレ量が多く出て
いる。又No.2とNo.3とにおいては色ズレの発生
箇所が同じであるが(Y+C、Y+M、Y+C+M、
K)、No.3の方が色ズレ量が少ないので色ズレは目
立ちにくくなっている。無彩色のブラックKに関しては
色ズレ量はNo.3の方が大きくなっているが、通常、
色文字、地図等の再現時にはブラックKは他の有彩色
(Y、M、C)と重なる場合がほとんどないため、得ら
れた画像において色ズレとして見られることはない。
【0031】表1においては、本発明での画像形成の色
順としてNo.3の如くK→C→M→Yの場合を示した
が、K→M→C→Yの色順で画像形成を行なってもよ
く、表2と同等の結果が得られる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、転写
材を担持して搬送する転写材担持体と、転写材を転写材
担持体に吸着するとき転写材を転写材担持体に対して加
圧する加圧手段と、を有し、無彩色の現像剤及び有彩色
の現像剤による現像剤像を転写材担持体上の転写材に順
次重ねてフルカラー画像を形成する画像形成装置におい
て、加圧手段による加圧動作が行なわれているとき、転
写材への無彩色の現像剤像の画像形成が開始され、加圧
手段による加圧動作が解除されているとき、転写材への
有彩色の現像剤像の画像形成が行われる構成とされるの
で、転写材上において第1色目の現像剤像と第2色目以
降の現像剤像との間にズレが生じたとしても、第1色目
に他の第2色目以降の有彩色と関連のない無彩色を用い
て画像形成を行なうので、転写材全域に亙り第2色目以
降の色とのズレが判別しずらく、従って色文字、地図の
ような多色画像を高品位に得ることができる。
【0033】表2は地と形を或る色の組合せにしてその
形が判別できる地からの最大距離を示したものである
(塚田敢 「色彩の美学」 ( 紀伊国屋書店 1966 ) から転
載)。数値が大きければ形は遠くから判別できる。つま
り視認し易い。
【0034】
【表2】
【0035】表2に示されるように、地が白の場合、イ
エロー(黄)の値が格段に低く、視認しくにくいことが
分る。従って他の有彩色を最終色とした場合に比べて目
立ちずらい。
【0036】このように本実施例では、地が白の転写紙
を用いたのでイエローを最終色目に使用したが、使用す
る転写材の地の色により視認度の低い色を具体的に選択
して、最終色に使用すればよい。
【0037】以上では、有彩色の現像剤はトナーとキャ
リアからなる二成分現像剤を用いたが、無彩色K(黒)
の現像剤は、二成分現像剤でも磁性一成分現像剤でも、
どちらを用いてもよい。
【0038】又本発明では、色文字或いは地図の再現を
考慮して画像形成の色順を決めたが、原稿画像を読み取
る際に印刷等で行なわれている下色除去(U.C.
R.)の手法、即ちY、M、C、Kがそれぞれ或る量で
重なっているときに共通部分をKの量とし、他の色はそ
れぞれの量からKの量を差し引いた量とする手法を用い
て、各色の画像を決めると、Kが他の色と重なる場合が
少なくなるので、例え最下層にKがあっても、写真等の
再現においてK(無彩色)が有彩色の影響を受けずらく
なり、全ての多色画像(地図、色文字、写真)の再現を
忠実に行なうことができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、転写
材上に色文字、地図と言った或る色が一定の濃度で続い
ているような多色画像を再現するに際し、第1色目に他
の第2色目以降の有彩色と関連のない無彩色を用いて画
像形成を行なうので、色ズレが大きく発生し易い第1色
目に色ズレが生じても、転写材全域に亙り第2色目以降
の色とのズレが判別しずらく、又色ズレが比較的大きく
発生し易い最終色目は有彩色のなかでも転写材の色に対
して視認度の低い色とするので、最終色目に色ズレが生
じても、その転写材上での色ズレは他の有彩色を最終色
とした場合に比べて目立ちずらいものにでき、従って上
記の色文字、地図のような多色画像を高品位に得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施例を示す断面図
である。
【図2】図1の画像形成装置において第1色目のトナー
像を転写紙P上に転写しているときの様子を示した説明
図である。
【図3】同じく最終色目のトナー像を転写紙P上に転写
しているときの様子を示した説明図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム 3 現像装置 8 レジストローラ 9 搬送部 31C シアン現像器 31K ブラック現像器 31M マゼンタ現像器 31Y イエロー現像器 40 転写ドラム 42 導電ローラ 46 分離爪 P 転写紙
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/01 G03G 15/01 - 15/01 117 G03G 15/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写材を担持して搬送する転写材担持体
    と、転写材を前記転写材担持体に吸着するとき転写材を
    前記転写材担持体に対して加圧する加圧手段と、を有
    し、無彩色の現像剤及び有彩色の現像剤による現像剤像
    を前記転写材担持体上の転写材に順次重ねてフルカラー
    画像を形成する画像形成装置において、 前記加圧手段による加圧動作が行なわれているとき、転
    写材への無彩色の現像剤像の画像形成が開始され、前記
    加圧手段による加圧動作が解除されているとき、転写材
    への有彩色の現像剤像の画像形成が行われることを特徴
    とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 分離部材により転写材を前記転写材担持
    体から分離開始するとき、転写材へのイエローの現像剤
    像の画像形成が行われていることを特徴とする請求項1
    の画像形成装置。
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