JP5422917B2 - 充電制御用半導体集積回路および充電装置 - Google Patents

充電制御用半導体集積回路および充電装置 Download PDF

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Description

本発明は、充電制御用半導体集積回路および二次電池の充電装置に関し、特に逆流防止機能を備えた充電制御用IC(半導体集積回路)およびその入力電圧を生成するAC−DCコンバータを備えた充電装置に利用して有効な技術に関する。
二次電池の充電装置には、ACアダプタなどからの直流電圧が入力される入力端子と二次電池が接続される出力端子との間に設けられたMOSFET(絶縁ゲート型電界効果トランジスタ;以下MOSトランジスタと称する)からなる電流制御用のトランジスタにより充電電流を制御する充電制御回路を搭載したICが使用されている。
このような充電制御用ICにおいては、充電中に入力電圧(ICの内部回路の電源電圧とされる)が下がることがあるが、入力電圧が充電電圧よりも低下すると充電制御用MOSトランジスタをオフしたとしても、ドレインとバックゲート(基板もしくはウェル領域)との間に存在する寄生ダイオードを通して入力端子側へ逆方向電流(逆流)が流れるおそれがある。
従来、逆流防止するための技術としては、入力端子と出力端子との間に電流制御用MOSトランジスタと直列をなすように逆流防止用のダイオードを設けたり、逆流防止用のトランジスタと逆流検出回路を設けて逆流を防止したりする技術がある。しかしながら、これらの技術にあっては、逆流防止用の素子が電流制御用MOSトランジスタと直列に設けられるため、これらの素子における損失が大きいという欠点がある。
そこで、図6に示すように、電流制御用MOSトランジスタQ1のソース・ドレインと基体(バックゲート)との間に、スイッチSW1,SW2を設けるとともに、入力電圧と出力電圧を比較するコンパレータCMPを設けて、出力電圧が入力電圧よりも高くなった場合に、電流制御用MOSトランジスタQ1をオフするとともに、SW1,SW2を切替え制御してQ1のバックゲートに高い方の電圧を印加することで、Q1の寄生ダイオードを通して入力端子側へ逆方向電流が流れるのを防止するようにした逆流防止技術がある。
なお、電流制御用MOSトランジスタのバックゲートに印加する電圧を切り替えることで逆流を防止するようにした発明としては、例えば特許文献1や特許文献2に開示されているものがある。
特開2004−213697号公報 特開2004−280704号公報
図6に示すようなバックゲート電圧を切り替える逆流防止技術にあっては、製造プロセスでコンパレータCMPに自然発生的に生じる入力オフセットによって次のような問題が発生する。先ず、入力オフセットVofがマイナス側に生じた場合には、図7(A)に示すように、出力電圧VBATが入力電圧VDDよりも入力オフセットVof分だけ低い電位(VDD−Vof)より高くなった時点で電流制御用MOSトランジスタQ1がオフされるため、二次電池がフル充電状態になる前に充電が停止されてしまうおそれがある。
一方、入力オフセットVofがプラス側に生じた場合には、図7(B)に示すように、入力電圧VDDが出力電圧VBATよりも入力オフセットVof分だけ低い電位(VBAT−Vof)より低くならないと電流制御用MOSトランジスタQ1がオフされない。そのため、例えば充電中にACアダプタが外れてしまったようなときに、オン状態のQ1を通して出力側の電圧が入力側に伝わり、入力側の電位が出力側の電位を下回らなくなって、コンパレータの出力が反転しないつまりQ1がオフしなくなる。
そして、充電制御用IC内の回路が入力電圧VDDにより動作するように構成されている場合、VDDがVBATとともに低下し、上記オン状態のQ1を通して二次電池側からICの内部回路に電流が供給され続けて電池が放電してしまうおそれがある。
この発明は上記のような課題に着目してなされたもので、その目的とするところは、電流制御用MOSトランジスタのバックゲート電圧を切り替えて逆流を防止するようにした充電制御用ICにおいて、コンパレータに製造プロセスで入力オフセットが生じた場合においても、フル充電状態になる前に充電が停止されたり、入力電圧が下がった際に二次電池側からICの内部回路に電流が供給され続けて電池が放電してしまうのを防止できるようにすることにある。
本発明の他の目的は、複数の制御モードを備えた充電制御用ICにおいて、いずれの制御モードにおいても電流制御用MOSトランジスタのバックゲートを好ましい電圧に設定して逆流を防止することができるようにすることにある。
上記目的を達成するため、この発明は、電圧入力端子と出力端子との間に接続され前記電圧入力端子から出力端子へ流す電流を制御する電流制御用MOSトランジスタと、前記電圧入力端子および前記出力端子と前記電流制御用MOSトランジスタの基体との間に接続され入力電圧または出力電圧を前記基体に印加する基体電圧切替え回路と、前記入力電圧と前記出力電圧とを比較するための電圧比較回路と、を備え、前記電圧比較回路の出力に基いて前記基体電圧切替え回路を制御するように構成された充電制御用半導体集積回路において、前記電圧比較回路は第1の電位方向に意図的なオフセットを有するように構成するとともに、前記電圧比較回路の第1の入力端子の前段には前記出力電圧を前記第1の電位方向とは逆の電位方向へシフトするレベルシフト回路を設け、前記電圧比較回路の第2の入力端子に前記入力電圧が入力されるように構成したものである。
上記した手段によれば、入力電圧と出力電圧とを比較するための電圧比較回路がプロセスによって生じる自然発生的なオフセットを有していたとしても、そのオフセットが設計により付与される前記意図的なオフセットにより見えなくすることができ、それによって電流制御用MOSトランジスタのバックゲートを好ましい電圧に設定して寄生ダイオードを通して逆流が流れないようにしたり、フル充電状態になる前に電流制御用MOSトランジスタがオフにならないようにするとともに、電流制御用MOSトランジスタをオフさせるべき際に確実にオフさせることができるようになる。
ここで、前記意図的なオフセットは、前記電圧比較回路が有する自然発生的なオフセットよりも大きな値に設定する。意図的なオフセットの値が小さくとも多少は所望の効果が得られるが、大きな値に設定することでより有効な効果が得られる。また、前記レベルシフト回路によるレベルシフト量は、前記意図的なオフセットのおよそ2倍の大きさに設定する。これにより、電圧比較回路に、マイナス方向とプラス方向にそれぞれ見かけ上ほぼ同一の意図的なオフセットを持たせることができる。
さらに、望ましくは、前記電流制御用MOSトランジスタに流れる充電電流の大きさを検出する電流検出回路と、前記電流検出回路の検出信号に基づいて前記充電電流が第1の電流値となるように制御するための信号を生成する第1の充電電流制御回路と、前記電流検出回路の検出信号に基づいて前記充電電流が前記第1の電流値よりも小さな第2の電流値となるように制御するための信号を生成する第2の充電電流制御回路と、前記出力電圧に基づいて該出力電圧が所定の電圧になるように制御するための信号を生成する充電電圧制御回路と、前記第2の充電電流制御回路の出力に基づいて前記電流制御用MOSトランジスタのゲート制御電圧を生成するゲート電圧制御回路と、前記各制御回路の動作を制御するモード制御回路とを備え、前記レベルシフト回路は前記モード制御回路によってオン状態またはオフ状態に制御されるように構成する。これにより、充電制御用半導体集積回路に入力される入力電圧を制御して充電効率を向上させることができるとともに、充電段階に応じて適切なモードで充電を実行することができる。
また、望ましくは、前記モード制御回路は、前記入力電圧と前記出力電圧と前記電流検出回路の検出信号に応じて、前記各制御回路の動作を制御する信号を生成するように構成する。これにより、モード制御回路は、比較的少ない入力で各制御回路の動作を適切に制御する信号を生成することができる。
さらに、望ましくは、前記第1の充電電流制御回路の出力および前記充電電圧制御回路の出力に応じて、前記入力電圧を生成するコンバータへ供給されるフィードバック信号を生成するための電圧を外部へ出力する入力電圧制御回路をさらに備え、前記レベルシフト回路は、前記入力電圧制御回路が前記電圧を出力するモードにおいてオン状態にされ、それ以外のモードにおいてオフ状態に制御されるように構成する。これにより、モード制御回路の出力によってレベルシフト回路を有効に機能させ、基体電圧切替え回路の制御および電流制御用MOSトランジスタのオン・オフ制御を適切に行なわせることができる。つまり、レベルシフト回路を制御するためにモード制御回路以外の専用の制御回路を設ける必要がない。
本発明によると、電流制御用MOSトランジスタのバックゲート電圧を切り替えて逆流を防止するようにした充電制御用ICにおいて、コンパレータに製造プロセスで入力オフセットが生じた場合においても、フル充電状態になる前に充電が停止されたり、入力電圧が下がった際に二次電池側からICの内部回路に電流が供給され続けて電池が放電してしまうのを防止できる。また、複数の制御モードを備えた充電制御用ICにおいて、いずれの制御モードにおいても電流制御用MOSトランジスタのバックゲートを好ましい電圧に設定して逆流を防止することができるという効果がある。
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明を適用した二次電池の充電制御用ICの一実施形態およびそれを用いた充電装置の概略構成を示す。
図1に示されているように、この実施形態の充電装置は、交流電圧ACを例えば5Vのような直流電圧に変換するAC−DCコンバータ20と、該AC−DCコンバータ20により変換された直流電圧VDDによってリチウムイオン電池のような二次電池30を充電する充電制御用IC10とを備えている。AC−DCコンバータ20は、整流用のダイオードブリッジ回路と、トランスを有し該トランスの一次側コイルに接続されたスイッチング素子をPWMもしくはPFM方式でスイッチング駆動することにより所望の直流電圧を生成するDC−DCコンバータなどから構成されている。
充電制御用IC10には、AC−DCコンバータ20からの直流電圧VDDが入力される電圧入力端子VINと、充電対象の二次電池30が接続される出力端子としてのバッテリ端子BATと、前記電圧入力端子VINとバッテリ端子BATとの間に設けられたPチャネルMOSFETからなる電流制御用MOSトランジスタQ1と、Q1のゲート制御電圧を生成するゲート電圧制御回路11とを備えている。
また、充電制御用IC10は、入力電圧VDDとバッテリ端子BATの電圧VBATとを比較していずれの電圧が高いか検出する電圧比較回路12と、前記電流制御用MOSトランジスタQ1の1/Nの大きさを有しソース端子が前記電圧入力端子VINに接続されQ1と同一の電圧が制御端子(ゲート端子)に印加されたモニタ用MOSトランジスタQ2およびQ2のドレイン端子と接地点との間に接続され抵抗Rpからなる電流検出回路13とを備えている。
さらに、充電制御用IC10は、前記電流検出回路13の検出信号に基づいて急速充電のための電流制御を行う第1の電流制御回路14および予備充電のための電流制御を行う第2の電流制御回路15と、バッテリ電圧VBATに基づいて電圧制御を行う充電電圧制御回路16と、前記電流制御回路14と充電電圧制御回路16の出力に基づいて入力電圧VDDの制御のために前記AC−DCコンバータ20内のスイッチング制御回路に供給するフィードバック信号のための電圧を生成し外部端子CNTより出力する入力電圧制御回路17と、充電状態に応じてチップ内部の制御モードを決定し前記各制御回路11,14〜17の動作を制御するモード制御回路18とを備えている。
なお、AC−DCコンバータ20内のスイッチング制御回路に供給されるフィードバック信号は、AC−DCコンバータ20内のDC−DCコンバータが絶縁型コンバータであるため、フォトカプラを介してフィードバックする必要がある。そこで、この実施形態では、入力電圧VDDと接地点との間にフォトダイオードDpを設け、該フォトダイオードDpのカソード端子に前記入力電圧制御回路17から外部端子CNTへ出力される電圧を印加して発光させるように構成されている。
AC−DCコンバータ20内には、該フォトダイオードDpの発光を受信して光電変換する受光用ダイオードと、該受光用ダイオードの電流で充電されて受光時間(パルス幅)に応じた電圧を生成するコンデンサが設けられ、このコンデンサの電圧がフィードバック信号とされる。かかる構成の受光回路を備え、二次側コイル側からのフィードバック信号(電圧)に応じて一次側コイルに流す電流を制御するスイッチングレギュレータは公知である。AC−DCコンバータ20内のDC−DCコンバータは上記のような一般的なスイッチングレギュレータを使用することができるので、図示を省略する。
さらに、この実施形態の充電制御用IC10には、電流制御用MOSトランジスタQ1のソースまたはドレインと基体(バックゲート)との間に接続されて、Q1の基体に入力電圧VDDまたは出力電圧VBATを選択的に印加するためのスイッチMOSトランジスタM1,M2と、バッテリ電圧VBATをレベルシフトして前記電圧比較回路12に供給するレベルシフト回路19とが設けられており、M1,M2は電圧比較回路12の出力によって相補的にオンまたはオフ状態に制御されるように構成されている。
レベルシフト回路19は、モード制御回路18からの制御信号によってレベルシフトの機能が有効または無効に切替え可能に構成されており、機能が有効にされるとバッテリ電圧VBATをΔVBだけ低い方へシフトして前記電圧比較回路12に供給し、機能が無効にされるとバッテリ電圧VBATをシフトせずにそのまま電圧比較回路12に供給するように動作する。一方、電圧比較回路12は、上記レベルシフト回路19によるバッテリ電圧のシフト方向とは逆向きの意図的なオフセットΔV2を有するように構成される。
これにより、レベルシフト回路19と電圧比較回路12とをひとつのコンパレータとみなした場合、電圧比較回路12からは入力電圧VDDとバッテリ電圧VBAT−ΔVB+ΔV2とを比較した結果(レベルシフト有効時)または入力電圧VDDとバッテリ電圧VBAT+ΔV2とを比較した結果(レベルシフト無効時)が出力される。
ここでは、ΔVBはオフセットΔV2よりも大きい値に設定する。これにより、ΔVB=ΔV1+ΔV2とおくと、レベルシフト有効時には電圧比較回路12からVDDとVBAT−ΔV1とを比較した結果が出力される。ΔV1とΔV2は同一でなくてもよいがΔV1≒ΔV2とし、コンパレータを構成する差動増幅回路の持つオフセット(プロセスによって生じる固有オフセット)Vofの最大値よりもΔV1,ΔV2をそれぞれ大きな値に設定することにより、固有オフセットの影響を受けない電圧比較結果が得られる。本実施形態では、固有オフセットVofの最大値が30mVであったので、ΔVB=100mV、ΔV2=50mVとしている。
なお、特に限定されるものではないが、上記第1の電流制御回路14、第2の電流制御回路15および充電電圧制御回路16は、それぞれの入力電圧と所定の参照電圧との電位差に応じた電圧を生成する誤差アンプなどから構成することができる。
次に、モード制御回路18によるモード制御について説明する。なお、図4には、各制御モードにおけるVDDと(VBAT−ΔV1)または(VBAT+ΔV2)の電位の大小と、電流制御用トランジスタのバックゲート電位およびオン/オフ状態、レベルシフト回路の状態、コンパレータ(レベルシフトおよび電圧比較回路)のしきい値との関係を、図表に整理して示してある。
モード制御回路18の入力は、入力電圧VDDと出力電圧VBATと電流検出回路13の検出信号VDETであり、これらの入力に基づいて制御モードを決定し、決定したモードに応じて上記レベルシフト回路19のオン/オフやゲート電圧制御回路11、第1の電流制御回路14、第2の電流制御回路15、充電電圧制御回路16の動作を制御する信号を生成して供給する。
モード制御回路18による制御モードには少なくとも次の4つが含まれる。第1のモード#1は、充電開始直後の予備充電を行なうためのもので、電流制御回路15の出力により電流制御用MOSトランジスタQ1を制御するモードである。モード制御回路18によりこのモードが選択されると、電流制御回路15とゲート電圧制御回路11が電流検出回路13の検出信号に基づいて、電流制御用MOSトランジスタQ1が例えば70mAのような比較的小さな充電電流(定電流)を流すようにQ1のゲート電圧を制御する。
この予備充電は、リチウムイオン電池では、電池電圧を3V程度に回復させるために行なうもので、充電電流が大きいと電池が劣化しやすくなるため、電流を抑えて充電を行ない電池電圧が3V程度に回復した時点でこのモードが終了する。例えば、リチウムイオン電池で予備充電時間を20分以内に制限する為に、タイマを内蔵し、充電時間の制御することも可能である。なお、この電流制御モードでは、AC−DCコンバータ20から例えば5V(一定)のような比較的高い直流電圧VDDが入力される。
また、この予備充電モードでは、モード制御回路18からレベルシフト回路19に対してオフ(無効)を示す制御信号が供給され、レベルシフト回路19はバッテリ端子BATの電圧VBATをそのまま電圧比較回路12へ伝達するように動作する。そのため、電圧比較回路12は入力電圧VDDとVBAT+ΔV2とを比較しており、通常はVDDの方が高いため電圧比較回路12の出力はハイレベルとなり、バックゲート切替え用スイッチMOSトランジスタM1,M2はM1がオン、M2がオフされ、Q1のバックゲートにはVDDが印加される。従って、VDDがVBATよりも0.7V以上高くても、Q1の寄生ダイオードを通して入力端子VINからバッテリ端子BATへ向かって電流が流れるのが防止される。
また、仮に何らかの原因で入力電圧VDDが下がってVBAT+ΔV2を下回った場合には、電圧比較回路12の出力はロウレベルとなり、バックゲート切替え用スイッチMOSトランジスタM1,M2はM2がオン、M1がオフされ、Q1のバックゲートにはVBATが印加される。そのため、VBATがVDDよりも0.7V以上高くても、Q1の寄生ダイオードを通してバッテリ端子BATから入力端子VINへ向かって電流が流れるのが防止される。
さらに、このとき、電圧比較回路12は入力電圧VDDとVBAT+ΔV2とを比較しているため、電圧比較回路12内の差動増幅回路にプロセスに起因する固有オフセットがあり、アダプタが外れてAC−DCコンバータ20が停止してVDD=VBATとなったとしても確実にVDD<VBAT+ΔV2の状態を検出することができ、それによってQ1をオフ状態に移行させることで、二次電池からQ1を通して充電制御用IC10内の各回路に電流が流れ続けて電池が放電してしまうのを回避することができる。
第2のモード#2は、上記予備充電によって二次電池が3V程度まで回復した後に急速充電を行なうためのもので、電流制御回路14の出力によりAC−DCコンバータ20の出力電圧すなわち入力電圧VDDを制御するモードである。モード制御回路18によりこのモードが選択されると、電流制御回路14と入力電圧制御回路17が電流検出回路13の検出信号に基づいて外部端子CNTへ出力する電圧(例えばパルス)を制御し、AC−DCコンバータ20が電流制御用MOSトランジスタQ1が例えば700mAのような比較的大きな充電電流(定電流)を流すように入力電圧VDDを制御する。
従来の一般的な定電流制御による急速充電は、AC−DCコンバータ20からの入力電圧VDDを一定(例えば5V)にして行なわれており、その場合、入力電圧VDDとバッテリ電圧VBATは1V以上の電位差があるため電力効率が良好でなかった。これに対し、本実施形態のように、入力電圧VDDを制御することでQ1に流れる充電電流が一定となるように制御する急速充電を実施すると、図5に示す#2の期間のように、入力電圧VDDがバッテリ電圧VBATよりも若干高い電位差を保持したまま電池の充電の進行に従って徐々に高くなるようにされるため、電力効率が向上されるようになる。
また、このモードでは、モード制御回路18からレベルシフト回路19に対してオン(有効)を示す制御信号が供給され、レベルシフト回路19はバッテリ端子BATの電圧VBATをΔVBだけ低い方へシフトして電圧比較回路12へ供給するように動作する。そのため、電圧比較回路12は入力電圧VDDとVBAT−ΔV1とを比較することとなる。この場合、通常はVDDの方が高いため電圧比較回路12の出力はハイレベルとなり、バックゲート切替え用スイッチMOSトランジスタM1,M2はM1がオン、M2がオフされ、Q1のバックゲートにはVDDが印加される。
従って、VDDとVBATの電位差が0.7V以上あっても、Q1の寄生ダイオードを通して入力端子VINからバッテリ端子BATへ向かって電流が流れるのが防止される。また、仮に何らかの原因で入力電圧VDDが下がってVBAT−ΔV1を下回った場合には、電圧比較回路12の出力はロウレベルとなり、バックゲート切替え用スイッチMOSトランジスタM1,M2はM2がオン、M1がオフされ、Q1のバックゲートにはVBATが印加される。そのため、VDDとVBATの電位差が0.7V以上あっても、Q1の寄生ダイオードを通してバッテリ端子BATから入力端子VINへ向かって電流が流れるのが防止される。
なお、このとき、電圧比較回路12は入力電圧VDDとVBAT−ΔV1とを比較しているため、電圧比較回路12内の差動増幅回路のプロセスに起因する固有オフセットがあったとすると、第1制御モードと異なり一見するとVDD<VBATの状態を速やかに検出することができないように見える。しかし、例えばアダプタが外れてAC−DCコンバータ20が停止してVDD=VBATとなったとすると、その場合には電流制御用MOSトランジスタQ1に700mAのような電流は流れず、その状態はセンス用MOSトランジスタQ2を有する電流検出回路13によって検出することができる。
従って、そのような場合には、モード制御回路18がゲート電圧制御回路11に制御信号を送ってQ1をオフ状態に移行させることで、二次電池からQ1を通して充電制御用IC10内の各回路に電流が流れ続けて電池が放電してしまうのを回避することができる。上記検出時には、適切なディレイ時間Tdetを設け、Tdetの間電流が逆流していた場合にQ1をオフ状態に移行させることも可能である。それにより、VDD<VBATの原因がAC−DCコンバータ20の停止によるものでなく一時的なものである場合には、Q1をオフさせるまでもなくオン状態の継続させるようにすることができる。
第3のモード#3は、上記急速充電によって二次電池が4.2V程度まで達した後に電池がフル充電状態になるまで充電を行なうためのもので、充電電圧制御回路16の出力によりAC−DCコンバータ20の出力電圧すなわち入力電圧VDDを制御するモードである。モード制御回路18によりこのモードが選択されると、充電電圧制御回路16と入力電圧制御回路17がバッテリ電圧VBATに基づいて外部端子CNTへ出力する電圧を制御し、AC−DCコンバータ20が、バッテリ電圧VBAT一定(例えば4.2V)でQ1が電流を流すように入力電圧VDDを制御する。
従来の一般的な急速充電は、AC−DCコンバータ20からの入力電圧VDDを一定(例えば5V)にして行なわれており、その場合、入力電圧VDDとバッテリ電圧VBATは0.8V以上の電位差があるため電力効率が良好でなかった。これに対し、本実施形態のように、Q1オンのまま入力電圧VDDを制御することで充電を実施すると、入力電圧VDDがバッテリ電圧VBATよりも若干高い電位差を保持したまま電池の充電の進行に従って充電電流が徐々に減少して二次電池がフル充電状態に至るので、電力効率が向上されるようになる。この定電圧充電モードは充電電流が例えば70mAのような電流に下がるまで実行され、その後トランジスタQ1をオフして充電完了とされる。
また、このモードでも、モード制御回路18からレベルシフト回路19に対してオンを示す制御信号が供給され、レベルシフト回路19はバッテリ端子BATの電圧VBATをΔVBだけ低い方へシフトして電圧比較回路12へ供給するように動作する。そのため、電圧比較回路12は入力電圧VDDとVBAT−ΔV1とを比較することとなる。この場合、通常はVDDの方が高いため電圧比較回路12の出力はハイレベルとなり、バックゲート切替え用スイッチMOSトランジスタM1,M2はM1がオン、M2がオフされ、Q1のバックゲートにはVDDが印加される。
従って、VDDとVBATの電位差が0.7V以上あっても、Q1の寄生ダイオードを通して入力端子VINからバッテリ端子BATへ向かって電流が流れるのが防止される。また、仮に何らかの原因で入力電圧VDDが下がってVBAT−ΔV1を下回った場合には、電圧比較回路12の出力はロウレベルとなり、バックゲート切替え用スイッチMOSトランジスタM1,M2はM2がオン、M1がオフされ、Q1のバックゲートにはVBATが印加される。そのため、VDDとVBATの電位差が0.7V以上あっても、Q1の寄生ダイオードを通してバッテリ端子BATから入力端子VINへ向かって電流が流れるのが防止される。
なお、急速充電に入るとモード制御回路18は、電流制御回路14と充電電圧制御回路16を並行して動作させることで、前記第2のモードから第3のモードへ自動的に移行するように制御することができる。
第4のモード#4は、電流制御用MOSトランジスタQ1をオフ状態として充電制御を停止しているモードである。モード制御回路18によりこのモードが選択されると、モード制御回路18からレベルシフト回路19に対してオフ(無効)を示す制御信号が供給され、レベルシフト回路19はバッテリ端子BATの電圧VBATをそのまま電圧比較回路12へ伝達するように動作する。
そのため、電圧比較回路12は入力電圧VDDとVBAT+ΔV2とを比較することになり、VDDの方が高い場合には電圧比較回路12の出力はハイレベルとなり、バックゲート切替え用スイッチMOSトランジスタM1,M2はM1がオン、M2がオフされ、Q1のバックゲートにはVDDが印加される。従って、VDDがVBATよりも0.7V以上高くても、Q1の寄生ダイオードを通して入力端子VINからバッテリ端子BATへ向かって電流が流れるのが防止される。
一方、入力電圧VDDがVBAT+ΔV2よりも低い場合には、電圧比較回路12の出力はロウレベルとなり、バックゲート切替え用スイッチMOSトランジスタM1,M2はM2がオン、M1がオフされ、Q1のバックゲートにはVBATが印加される。そのため、VBATがVDDよりも0.7V以上高くても、Q1の寄生ダイオードを通してバッテリ端子BATから入力端子VINへ向かって電流が流れるのが防止される。
なお、このモードでは、もともと電流制御用MOSトランジスタQ1がオフ状態にされているため、第1のモードのように、途中でアダプタが外れることによって、二次電池からQ1を通して充電制御用IC10内の各回路に電流が流れ続けて電池が放電してしまう現象が生じることもない。
図2には、前記レベルシフト回路19の具体的な回路構成例が示されている。
この実施例のレベルシフト回路19は、バッテリ端子BATの電圧VBATが入力される入力端子INと後段のオフセットを有する電圧比較回路12の反転入力端子との間に直列に接続された抵抗R1,R2と、R1,R2の接続ノードと接地点との間に接続された定電流源CS1とを備え、定電流源CS1がモード制御回路18からの制御信号on/offによってオン・オフ制御されるように構成されている。定電流源CS1は、1個のMOSトランジスタまたはバイポーラ・トランジスタあるいはこれらのトランジスタおよびそれと直列に接続された抵抗とにより構成することができる。
後段の電圧比較回路12は、入力段にソース端子が共通接続された一対の差動トランジスタを備えた差動増幅回路で構成されている。そのため、定電流源CS1がオフ状態にされるとバッテリ端子BATの電圧VBATをレベルシフトせずにそのまま電圧比較回路12へ伝達する。一方、定電流源CS1がオン状態にされると抵抗R1においてその抵抗値r1と定電流源CS1の電流値I1とで決まる電圧降下が生じ、VBATよりもΔVB(=r1・I1)分だけ低い電圧が電圧比較回路12へ供給される。この実施例では、ΔVB=100mVとなるように、r1とI1の値が設定されている。
電圧比較回路12は、入力段の差動トランジスタ対を例えば3:4のようなサイズ比(反転入力端子側のトランジスタのサイズ大)となるように設計することでマイナス方向に50mVの入力オフセットが生じるようにされている。また、電圧比較回路12は、ノイズによって誤動作しないようにヒステリシス特性を有するように構成されている。
なお、入力段の差動トランジスタ対を3:4のようなサイズ比に設計することで入力オフセットが与える代わりに、差動トランジスタ対のサイズは1:1とし、非反転入力端子側に、図3(A)のように抵抗R3と定電流源CS2とからなるレベルシフト回路、あるいは図3(B)のように定電流源の代わりに抵抗R4とMOSFETなどのスイッチ素子SW1とからなるレベルシフト回路を設け、抵抗R3で例えば50mVのような電圧降下が生じるようにしてマイナス方向の入力オフセットを与えるように構成しても良い。
以上本発明の一実施形態について述べたが、本発明は上記実施形態に限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。例えば、図1の実施形態では、電流制御用MOSトランジスタQ1とカレントミラーを構成する電流検出用MOSトランジスタQ2と抵抗Rpを設けて充電電流を検出しているが、RpをICの外付け部品としても良い。また、電流制御用MOSトランジスタQ1と直列にセンス抵抗を設けて充電電流を検出するように構成してもよい。
また、図1の実施形態の電流検出回路13において、電流検出用MOSトランジスタQ2と直列にさらにトランジスタ(仮にQ3とする)を接続するとともに、Q1とQ2のドレイン電圧を入力とするオペアンプを設けて該オペアンプによりQ2と直列の上記トランジスタQ3を制御するようにして、カレントミラー比を向上させた回路を使用するようにしても良い。
以上の説明では、本発明を二次電池の充電制御用ICに適用した例を説明したが、本発明にそれに限定されるものではなく、シリーズレギュレータのような直流電源回路の電源制御用ICにも利用することができる。
本発明を適用した充電制御用ICおよびそれを用いた充電装置の一例を示す概略構成図である。 本発明におけるレベルシフト回路の実施例を示す回路構成図である。 オフセットを有する電圧比較回路の他の構成例を示す回路構成図である。 実施例の充電制御用ICの各制御モードにおけるVDDと(VBAT−ΔV1)または(VBAT+ΔV2)の電位の大小と、電流制御用トランジスタのバックゲート電位およびオン/オフ状態、レベルシフト回路の状態、コンパレータ(レベルシフトおよび電圧比較回路)のしきい値との関係を示す図表である。 実施例の充電制御用ICにおける急速充電の際の入力電圧VDDと出力バッテリ電圧VBATとの関係を示すタイムチャートである。 従来の充電制御用ICにおける逆流防止回路の例を示す回路構成図である。 (A)は従来の逆流防止回路においてコンパレータにマイナス方向のオフセットが生じた場合の動作を示すタイムチャート、(B)はコンパレータにプラス方向のオフセットが生じた場合の動作を示すタイムチャートである。
符号の説明
10 充電制御用IC
11 ゲート電圧制御回路
12 電圧比較回路
13 電流検出回路
14 充電電流制御回路1(急速充電用)
15 充電電流制御回路2(予備充電用)
16 充電電圧制御回路
17 入力電圧制御回路
18 モード制御回路
19 レベルシフト回路
20 直流電源
30 二次電池
Q1 電流制御用MOSトランジスタ
Q2 電流検出用MOSトランジスタ
M1,M2 バックゲート電圧切替え用スイッチMOSトランジスタ

Claims (6)

  1. 電圧入力端子と出力端子との間に接続され前記電圧入力端子から出力端子へ流す電流を制御する電流制御用MOSトランジスタと、
    前記電圧入力端子および前記出力端子と前記電流制御用MOSトランジスタの基体との間に接続され入力電圧または出力電圧を前記基体に印加する基体電圧切替え回路と、
    前記入力電圧と前記出力電圧とを比較するための電圧比較回路と、
    前記電流制御用MOSトランジスタに流れる充電電流の大きさを検出する電流検出回路と、
    前記電流検出回路の検出信号に基づいて前記充電電流が第1の電流値となるように制御するための信号を生成する第1の充電電流制御回路と、
    前記電流検出回路の検出信号に基づいて前記充電電流が前記第1の電流値よりも小さな第2の電流値となるように制御するための信号を生成する第2の充電電流制御回路と、
    前記出力電圧に基づいて該出力電圧が所定の電圧になるように制御するための信号を生成する充電電圧制御回路と、
    前記第2の充電電流制御回路の出力に基づいて前記電流制御用MOSトランジスタのゲート制御電圧を生成するゲート電圧制御回路と、
    前記各制御回路の動作を制御するモード制御回路と、を備え、
    前記電圧比較回路の出力に基いて前記基体電圧切替え回路を制御するように構成された充電制御用半導体集積回路であって、
    前記電圧比較回路は第1の電位方向に意図的なオフセットを有するように構成されるとともに、
    前記電圧比較回路の第1の入力端子の前段には前記出力電圧を前記第1の電位方向とは逆の電位方向へシフトするレベルシフト回路が設けられ、前記電圧比較回路の第2の入力端子に前記入力電圧が入力され、
    前記レベルシフト回路は、前記モード制御回路によってオン状態またはオフ状態に制御されるように構成されていることを特徴とする充電制御用半導体集積回路。
  2. 前記意図的なオフセットは、前記電圧比較回路が有する自然発生的なオフセットよりも大きな値に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の充電制御用半導体集積回路。
  3. 前記レベルシフト回路によるレベルシフト量は、前記意図的なオフセットのおよそ2倍の大きさに設定されていることを特徴とする請求項2に記載の充電制御用半導体集積回路。
  4. 前記モード制御回路は、前記入力電圧と前記出力電圧と前記電流検出回路の検出信号に応じて、前記各制御回路の動作を制御する信号を生成するように構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の充電制御用半導体集積回路。
  5. 前記第1の充電電流制御回路の出力および前記充電電圧制御回路の出力に応じて、前記入力電圧を生成するコンバータへ供給されるフィードバック信号を生成するための電圧を外部へ出力する入力電圧制御回路をさらに備え、
    前記レベルシフト回路は、前記入力電圧制御回路が前記電圧を出力するモードにおいてオン状態にされ、それ以外のモードにおいてオフ状態に制御されるように構成されていることを特徴とする請求項に記載の充電制御用半導体集積回路。
  6. 請求項に記載の充電制御用半導体集積回路と、交流電圧を変換して前記入力電圧を生成するコンバータとを備え、前記コンバータは、前記入力電圧制御回路から出力される前記電圧に応じて前記入力電圧を制御するように構成されていることを特徴とする充電装置。
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