JP5422715B2 - 遊技機用の基板ケース - Google Patents
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Description
皿状部材(21)と、該皿状部材(21)の開口面側に合わせて着脱可能に組合わせセットされるカバー状部材(22)とを備え、皿状部材(21)およびカバー状部材(22)内に遊技機を制御する制御基板(16)が収容される遊技機用の基板ケースにおいて、
前記皿状部材(21)およびカバー状部材(22)の一方に一体成型された第1連結部(23)と、
前記皿状部材(21)およびカバー状部材(22)の他方に一体成型され、前記皿状部材(21)およびカバー状部材(22)を組合わせセットした際に前記第1連結部(23)に当接する第2連結部(28)と、
前記第2連結部(28)の外側に頭部(25b)を臨ませて両連結部(23,28)を連結固定する固定具(25)と、
前記固定具(25)の頭部(25b)を収容する状態で前記両連結部(23,28)を囲繞し、第2連結部(28)側が開口する有底筒体(52)と、
前記有底筒体(52)に嵌入される封印蓋(29)とを備え、
前記封印蓋(29)は、
前記有底筒体(52)に挿入される軸部(29a)の外周面に、突環部(30)が突出形成され、
前記突環部(30)に、前記有底筒体(52)の内周面に当接する周面部(30a)が形成されると共に、該突環部(30)における有底筒体(52)に対する嵌入方向の前側端縁に、前記周面部(30a)から嵌入方向の前側に向かうにつれて軸中心に向けて傾斜するテーパ面(30b)が形成され、
前記封印蓋(29)を有底筒体(52)に嵌入した際に、前記突環部(30)が有底筒体(52)の内周面に食い込んで抜け止めされることを特徴とする。
次に、前述した実施例に係るパチンコ機の基板ケースの作用につき説明する。
図12は、結合部の別実施例を示すものであって、基本的な構成は実施例と同一であるので、異なる部分についてのみ説明し、同一の部分には同じ符号を付すものとする。
本願は前述した実施例や別実施例の構成に限定されるものではなく、その他の構成を適宜に採用することができる。
(1) 実施例では、皿状部材とカバー状部材を固定する固定具として締付け専用の特殊なビスを用いた場合で説明したが、固定具としては、弛み外しも可能な普通の廉価なビスを使用してもよい。また封印蓋を、皿状部材とカバー状部材との固定具として利用することも可能である。
(2) 実施例では、皿状部材に連結部を設け、カバー状部材に有底円筒状部を設けた場合で説明したが、実施例とは逆に皿状部材に有底円筒状部を設け、カバー状部材に連結部を設けてもよい。
(3) 実施例では、封印蓋に3つの突環部を設けた場合で説明したが、突環部の数については、1つ、2つまたは4つ以上であってもよい。
(4) 実施例では、封印蓋における頭部の端面を湾曲状に形成した場合で説明したが、開口側に向けて突出する円錐や角錐形等、工具が滑り易い形状であればよい。
(5) 基板ケースに収納される制御基板は、実施例のメイン制御基板に限らず、サブ制御基板、その他の制御基板であってもよい。
(6) 実施例では、皿状部材に蓋部を設け、カバー状部材に収納部を設けた場合で説明したが、実施例とは逆に皿状部材に収納部を設け、カバー状部材に蓋部を設けてもよい。
(7) 実施例では、第1保持部材に設けた保持用通孔の拡開を許容するための拡開手段として凹部を設けた場合で説明したが、これに限定されるものでなく、径方向に延在する切込み等、保持用通孔の拡開を許容し得るものであればよい。
(8) 実施例では、第1保持部材として、本体部に当接片部を予め折曲形成した形態で説明したが、これに限定されるものでなく、本体部の長さ寸法を第1収納部より長く設定し、本体部を第1収納部に収納した際に一端部が折曲することで、側壁内面に当接する当接片部が形成される形態であってもよい。
(9) 第1保持部材および第1収納部に、係脱可能な係合部と被係合部を設け、該係合部および被係合部によって第1収納部に第1保持部材を保持する構成を採用することができる。
(10) 第2保持部材および第2収納部に関しては、第1保持部材や第1収納部と同じ構成とすることができ、また前記(7)〜(9)の変更例を採用可能し得る。
(11) 実施例では、封印蓋とビスとを別々に保持部材に装着する場合で説明したが、同じ保持部材に封印蓋とビスを装着してもよく、また1つの収納部に封印蓋とビスを保管するようにしてもよい。
(12) 基板ケースに対して結合部、第1保管部および第2保管部を形成する位置は、実施例の位置に限定されるものではなく、基板ケースの側縁部であればどの位置であってもよい。
(13) 第2蓋部に、第2保持部材に保持されている各ビスと対応する位置に通孔を穿設し、第2保持部材を収納した第2収納部を第2蓋部で閉鎖したときに、各通孔に対応するビスのねじ軸部が夫々挿通される構成を採用し得る。この構成では、第2収納部に第2保持部材を収納した状態で、各ビスは安定して保持される。
〔付記〕
(A) 皿状部材(21)と、該皿状部材(21)の開口面側に合わせて着脱可能に組合わせセットされるカバー状部材(22)とを備え、皿状部材(21)およびカバー状部材(22)内に遊技機を制御する制御基板(16)が収容される遊技機用の基板ケースにおいて、
前記皿状部材(21)およびカバー状部材(22)の一方に一体成型された連結部(23)と、
前記皿状部材(21)およびカバー状部材(22)の他方に一体成型され、前記皿状部材(21)およびカバー状部材(22)を組合わせセットした際に前記連結部(23)に底面側を臨ませた有底円筒状部(24)と、
前記有底円筒状部(24)内に頭部(25b)を臨ませて該有底円筒状部(24)と前記連結部(23)とを連結固定する固定具(25)と、
前記有底円筒状部(24)に嵌入される封印蓋(29)とを備え、
前記封印蓋(29)は、
前記有底円筒状部(24)に挿入される軸部(29a)の外周面に、突環部(30)が突出形成され、
前記突環部(30)に、前記有底円筒状部(24)の内周面に当接する周面部(30a)が形成されると共に、該突環部(30)における有底円筒状部(24)に対する嵌入方向の前側端縁に、前記周面部(30a)から嵌入方向の前側に向かうにつれて軸中心に向けて傾斜するテーパ面(30b)が形成され、
前記封印蓋(29)を有底円筒状部(24)に嵌入した際に、前記突環部(30)が有底円筒状部(24)の内周面に食い込んで抜け止めされることを特徴とする。
この構成によれば、封印蓋の軸部に形成した突環部を、有底円筒状部の内周面に食い込ませて抜け止めを図るよう構成したから、封印蓋が容易に取外されるのを簡単な構成で防止することができる。しかも、突環部は軸部の全周に亘って形成されているから、有底円筒状部の内周面に食い込む面積が増え、有底円筒状部からの封印蓋の取外しをより困難とし得る。また、有底円筒状部に突環部を食い込ませる構成であるから、該有底円筒状部を単純な形状とすることができ、成型が容易で製作コストを低廉にすることができる。更に、突環部における有底円筒状部への嵌入方向の前側端縁にテーパ面を形成したから、封印蓋の有底円筒状部への嵌入は容易となる。更にまた、封印蓋を有底円筒状部に嵌入する際に、突環部のテーパ面によって有底円筒状部の内周面を弾性変形して広げることができるから、突環部で内周面が削られるのを抑制し得る。
(B) 前記(A)記載の遊技機用の基板ケースに関して、
前記突環部(30)の周面部(30a)は、前記有底円筒状部(24)の内周面と平行に形成されることを要旨とする。
この構成によれば、突環部の周面部を有底円筒状部の内周面と平行に形成したので、有底円筒状部と突環部との接触面積が増え、有底円筒状部からの封印蓋の取外しをより抑制することができる。
(C) 前記(A)または(B)記載の遊技機用の基板ケースに関して、
前記封印蓋(29)は金属製であり、前記有底円筒状部(24)は合成樹脂製であることを要旨とする。
この構成によれば、合成樹脂製の有底円筒状部に対して金属製の封印蓋を嵌入することで、前記突環部が有底円筒状部の内周面に強固に食い込み、有底円筒状部からの封印蓋の取外しをより抑制することができる。
(D) 前記(A)〜(C)の何れか一項に記載の遊技機用の基板ケースに関して、
前記軸部(29a)には、前記突環部(30)が軸方向に離間して複数形成され、これら複数の突環部(30)の径寸法は、軸部(29a)の有底円筒状部(24)に対する嵌入方向の前側から後側に向けて順に大きくなるよう設定されることを要旨とする。
この構成によれば、突環部を複数設けたから、有底円筒状部から封印蓋の取外しをより確実に抑制することができる。また、軸方向に離間する突環部と突環部との間に、封印蓋を有底円筒状部に嵌入する際に変形する有底円筒状部の対応部分が入り込むことで、嵌入が容易となる。更に、複数の突環部の径寸法を、有底円筒状部に対する嵌入方向の前側から後側に向けて順に大きくなるよう設定することで、有底円筒状部に対する嵌入が容易になると共に、各突環部に設けられたテーパ面で有底円筒状部の内周面を弾性変形して広げつつ嵌入されるから、突環部で内周面が削られるのを抑制して、後側の突環部を内周面に確実に食い込ませることができる。
(E) 前記(A)〜(D)の何れか一項に記載の遊技機用の基板ケースに関して、
前記封印蓋(29)は、前記有底円筒状部(24)の内部に没入するよう構成されると共に、該封印蓋(29)における有底円筒状部(24)の開口側に臨む端面(29c)は、開口側に向けて突出した形状に形成されることを要旨とする。
この構成によれば、有底円筒状部内に封印蓋を没入することで、ペンチ等の工具を用いて封印蓋を把持して取外す不正行為を防止し得る。また、封印蓋における有底円筒状部の開口側に臨む端面を、開口側に突出するよう形成することで、該端面にドライバー等を叩き込む不正行為を行なう際に、該ドライバー等が滑り易くなって端面に叩き込まれるのを防止することができる。
21 皿状部材
22 カバー状部材
23 第1連結部
28 第2連結部
25 ビス(固定具)
25b 頭部
29 封印蓋
29a 軸部
30 突環部
30a 周面部
30b テーパ面
52 有底筒体
Claims (1)
- 皿状部材と、該皿状部材の開口面側に合わせて着脱可能に組合わせセットされるカバー状部材とを備え、皿状部材およびカバー状部材内に遊技機を制御する制御基板が収容される遊技機用の基板ケースにおいて、
前記皿状部材およびカバー状部材の一方に一体成型された第1連結部と、
前記皿状部材およびカバー状部材の他方に一体成型され、前記皿状部材およびカバー状部材を組合わせセットした際に前記第1連結部に当接する第2連結部と、
前記第2連結部の外側に頭部を臨ませて両連結部を連結固定する固定具と、
前記固定具の頭部を収容する状態で前記両連結部を囲繞し、第2連結部側が開口する有底筒体と、
前記有底筒体に嵌入される封印蓋とを備え、
前記封印蓋は、
前記有底筒体に挿入される軸部の外周面に、突環部が突出形成され、
前記突環部に、前記有底筒体の内周面に当接する周面部が形成されると共に、該突環部における有底筒体に対する嵌入方向の前側端縁に、前記周面部から嵌入方向の前側に向かうにつれて軸中心に向けて傾斜するテーパ面が形成され、
前記封印蓋を有底筒体に嵌入した際に、前記突環部が有底筒体の内周面に食い込んで抜け止めされる
ことを特徴とする遊技機用の基板ケース。
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