JP5422039B1 - エンジン用燃料供給装置及びそれを用いたエンジン発電機 - Google Patents

エンジン用燃料供給装置及びそれを用いたエンジン発電機 Download PDF

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Abstract

【課題】 既存のエンジンの燃料供給装置を簡易に改造して液体燃料と複数種類の燃料ガスを使用可能にするエンジン用燃料供給装置及びそれを用いたエンジン発電装置を提供する。
【解決手段】エアクリーナからキャブレタに給気を導く給気通路に中空のスペーサを設け、前記スペーサの中空が前記給気通路に連通するようにし、燃料ガスを外部から導入する導入路には、燃料ガス圧を所定にするレギュレータを設け、前記スペーサには、該レギュレータを経由した燃料ガスを導き、前記スペーサの中空内に開口する連通路を形成し、
前記連通路の開口は複数あり、燃料ガスの種類によって燃料ガスを導く連通路を選択するための切換弁をスペーサに設けたエンジン用燃料供給装置。
【選択図】図1

Description

本発明はガソリン等の液体燃料とプロパンガス(LPG)や都市ガス(CNG)等の複数の燃料ガスとを併用可能にしたエンジン用燃料供給装置及びそれを用いたエンジン発電機に関する。
従来、エンジン発電装置において、液体燃料としてガソリンが一般的に使用されている。
ガソリン以外のガス燃料等燃料ガスが使用可能なエンジン発電装置であれば、ガス施設の有る建造物に隣接して燃料ガスによって継続使用できるので便利である。
特に家庭用の小型エンジン発電機においては、燃料タンクの容量が限られているので、燃料ガスを使用できると継続使用が可能で利便性が高い。
このような観点から、エンジン用燃料供給装置として、燃料ガス、ガソリン燃料の両方を使用可能とした燃料混合装置が提案されている(特開平9−32645号公報:特許文献1参照)。
この燃料混合装置においては、ガソリンエンジン用キャブレタのベンチェリ部に燃料ガスのガス噴出口を設けている。ガソリンと空気を混合する場合にメインノズルからベンチェリ部にガソリンを噴霧し、一方、燃料ガスを混合する場合はガス噴出口からベンチェリ部にガスを供給して空気と混合させる。
上記の燃料混合装置では、ガソリン供給用及び燃料ガス供給用の各電磁弁と、切換スイッチとが設けられて、切換スイッチの操作によってガソリン又は燃料ガスをキャブレタに供給するものである。
しかしながら、前述の燃料混合装置では、燃料供給用の電磁弁や、それを切換る切換スイッチ等装置構成が多く、エンジン発電機では装置構成の複雑化を招き、エンジン発電機を小型軽量で可搬性としたい場合に取り回しや経済性に劣る虞がある。
また、電磁弁や切換スイッチ等複雑で特別な装置構成とするため、既存のエンジン発電機を簡単に改造しにくく、燃料ガスを使用可能にするのが困難な装置構成のものである。
これに対して、ガソリンと気体燃料が併用できるように、既存のエンジンに装着できる燃料供給装置の技術がある(実用新案登録第3119870号公報:特許文献2参照)。
しかしながら、上記特許文献2の技術では、エンジン発電機の燃料ガスに、プロパンガス(LPG)が考えられているが、都市ガス(CNG)の使用まで考慮されていない。仮に、都市ガスが使用できれば、通常は都市ガスを使用し、災害時にプロパンガス又はガソリン等の液体燃料が使用でき災害時も電気が利用できるが、上記特許文献1や特許文献2の技術等では対応できず、従来は対応したものがなかった。
特開平9−32645号公報 実用新案登録第3119870号公報
本発明は、斯かる実情に鑑み、簡単な構成であって、既存のエンジンの燃料供給装置を簡易に改造して液体燃料と複数種類の燃料ガスを使用可能にするエンジン用燃料供給装置及びそれを用いたエンジン発電機を提供しようとするものである。
本発明は、燃料タンクからキャブレタに液体燃料を導く供給通路には開閉弁を設け、該液体燃料及びエアクリーナからの給気をキャブレタに導き、当該キャブレタからの混合気をエンジンに供給して当該エンジンを駆動するエンジン用燃料供給装置において、
エアクリーナからキャブレタに給気を導く給気通路に中空のスペーサを設け、
前記スペーサの中空が前記給気通路に連通するようにし、
燃料ガスを外部から導入する導入路には、燃料ガス圧を所定にするレギュレータを設け、
前記スペーサには、該レギュレータを経由した燃料ガスを導き、前記スペーサの中空内にそれぞれ開口する第1の連通路と第2の連通路とを形成すると共に、該第2の連通路を連通状態又は非連通状態に切換える切換弁を設け、
プロパンガスを燃料ガスとして使用する場合に、前記切換弁を第2の連通路が非連通状態になるようにして、前記レギュレータを経由した燃料ガスが第2の連通路を流れずに前記第1の連通路を流れてスペーサの中空内に供給し、
一方、都市ガスを燃料ガスとして使用する場合に、前記切換弁を第2に連通路を連通状態になるようにして、前記レギュレータを経由した燃料ガスが第1の連通路と第2の連通路と流れてスペーサの中空内に供給されるようにしたことを特徴とするエンジン用燃料供給装置である。
また、本発明においては、前記燃料タンクの開閉弁とスペーサの切換弁は、手動で操作する弁体であることが好適である。
本発明は、上記のエンジン用燃料供給装置を搭載し、エンジンで発電部を駆動して発電することを特徴とするエンジン発電機である。
本発明のエンジン用燃料供給装置及びこれを用いたエンジン発電機によれば、エアクリーナからキャブレタに給気を導く給気通路に中空のスペーサを設け、前記スペーサの中空が前記給気通路に連通するようにし、燃料ガスを外部から導入する導入路には、燃料ガス圧を所定にするレギュレータを設け、前記スペーサには、該レギュレータを経由した燃料ガスを導き、前記スペーサの中空内に開口する連通路を形成し、前記連通路の開口は複数あり、燃料ガスの種類によって燃料ガスを導く連通路を選択するための切換弁をスペーサに設けている。
したがって、給気通路にスペーサを取り付ける簡易な工程で、ガソリン等の液体燃料と複数の燃料ガスをキャブレタの経由でエンジンに投入して駆動できる。
よって、液体燃料と複数種類の燃料ガスと複数を燃料でエンジンを駆動可能にできる。
なお、本発明においては、前記燃料タンクの開閉弁とスペーサの切換弁は、手動で操作する弁体とすることによって、簡単な構成でできる。
本発明の実施形態に係る燃料供給装置が装着されるエンジン発電機の一側面側からの外観図である。 同エンジン発電機の他側面側からの外観図である。 同エンジン発電機の前方側からの外観図である。 同エンジン発電機の後方側からの外観図である。 同エンジン発電機のエンジンヘッド周辺を示す部分図である。 同エンジン発電機に備える燃料ガス用のレギュレータの説明図であり、(a)が蓋を外した状態図、(b)が蓋方向から見た図、(c)がスペーサの側面視図、(d)がスペーサの中空方向(キャブレタ側)から見た図である。 同エンジン発電機に備える燃料ガス用のレギュレータの説明図であり、(a)が図6(a)のA−A線断面図、(b)が図6(b)のB−B線断面図、(c)が図6(c)のC−C線断面図である。 同エンジン発電機の燃料ガス供給口からキャブレタへの供給通路の説明図である。 同エンジン発電機の電磁弁の回路図である。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
図1、図2、図3、図4は実施形態に係るエンジン用燃料供給装置が搭載されるエンジン発電機の一側面、他側面、前方視、後方視した説明図、図5は前記燃料供給装置の取り付け状態の説明図、図6〜図7はレギュレータの説明図、図8は前記燃料供給装置の配置説明図、図9は回路図である。
図1〜図4に示すように、実施形態に係るエンジン発電機は、全体が概略直方体状に形成されその外側角部を構成する箇所がフレーム10に囲まれている。フレーム10には、下部にタイヤ12と支持脚14が設けられ、フレーム10の前部に折りたたみ式のハンドル16が取り付けられている。このハンドル16においては、ユーザが当該ハンドル16を伸ばして持つことによって、支持脚14を路面から浮かせ、その状態で押し引きすればタイヤ12が転がるので、エンジン発電機を自由に引き回して、移動可能な構成になっている。
(エンジン発電機全体構造)
エンジン発電機には、フレーム10内に単気筒のエンジン部18とこのエンジン部18で駆動する発電機部20が前後に連結して(前側に発電機部20、後側にエンジン部18が配置)にフレーム10の下部に載った形で設置されている。また、フレーム10の上部には燃料タンク22がエンジン部18及び発電機部20を覆うように設けられ、その燃料タンク22を上面及び側面から覆うカバー部24がフレーム10に取り付けられる。
エンジン発電機の右側面部には、図2に示すように、カバー部24の下方に電源制御盤26が設けられる。電源制御盤26には、エンジン始動用のセルフスタータスイッチ28、交流(AC)100(v)のコンセント30aや交流200(v)のコンセント30b、電圧計30c、直流(DC)12(v)の端子30dが設けられる。
また、電源制御盤26に並べてエンジン発電機の後部には、図2に示すに、スイッチ32がボックス32aにて配置されている。
図1、図5に示すように、エンジン部18は、給気系として箱型のエアクリーナ34が後部に設けられ、エアクリーナ34から給気通路34aを通ってキャブレタ36に給気される。
燃料タンク22の下面部には、燃料コック(手動で開閉可能な開閉弁に相当)22aを経由してキャブレタ36に液体燃料(実施形態ではガソリン)を導くホースやストレーナ等からなる液体燃料供給通路38が設けられる。該液体燃料供給通路38からの液体燃料及びエアクリーナ34からの給気をキャブレタ36に導き、当該キャブレタ36からの混合気をエンジン部18に供給して当該エンジン部18を駆動するエンジン用燃料供給装置をエンジン発電機に設けたものである。
エンジン部18の後部には排気パイプ18aが延びてマフラ18bが配置されている。マフラ18bには、排気口18cが後方に向いて開口している(図3参照)。
(燃料ガス導入構造)
この燃料供給装置では、プロパンガス又は都市ガス等の複数種類の燃料ガスを外部から導入してキャブレタ36に供給し、ガソリン等の液体燃料に代えてエンジン発電機を運転できようにしたものである。燃料ガスをキャブレタ36に導入するための導入路46に設けたガス導入構造について以下に説明する。
ガス導入構造において、燃料ガスを外部から導入する導入路46には、図1、図8に示すように、エンジン部18周辺に燃料ガス圧を所定にするレギュレータ42を設けている。スペーサ40及びレギュレータ42の配置はエアクリーナ34及びエンジン部18との間であって、後面視で図4に示すように、エアクリーナ34に隠れる配置になっている。
(スペーサ40とレギュレータ42)
ガス導入構造においては、図1、図8に示すように、エアクリーナ34からキャブレタ36に給気を導く給気通路34aに連通する中空40aが形成された平板状部材のスペーサ40がキャブレタ36と給気通路34aとの間に装着されている。外部から導入される燃料ガスを所定の圧力に調整するレギュレータ42が該スペーサ40の上方に位置して、該スペーサ40に一体構造で形成されている。
前記レギュレータ42は、図6〜図7に示すように前記スペーサ40の上部に、ねじ止めされたカバー42b内のダイヤフラム室にダイヤフラム42aが収容されている。ダイヤフラム42aの下方部は、ガス調圧室になっており、ホース用のジョイント44を介して導入路46からガスが導入される。ジョイント44から導入路46のダイヤフラム室の入側にバルブ42cが設けられ、該バルブ42cはダイヤフラム42aに一端が固定されたスプリング42dの弾性力でダイヤフラム室内が設定圧力になるように導入路46を開閉する。なお、カバー42bには、外気導入孔42b1が開けられてダイヤフラム上空間が大気圧になる構造である。
また、前記スペーサ40には、該レギュレータ42の導入路46と反対側には、ダイヤフラム室を経由した燃料ガスを導き、前記スペーサ40の中空40a内に開口する連通路48を複数(連通路48a、48b)形成している。
前記スペーサ40に形成される前記連通路48は複数(48a、48b)あるので中空40a内の開口は複数(48a1、48b1)あり、燃料ガスの種類によって燃料ガスを導く連通路を選択するための切換弁50をスペーサ40に設けている。
具体的には、スペーサ40の連通路48の一つ(連通路48a)は、ある程度厚さのあるスペーサ40の肉内にダイヤフラム室からまっすぐ下方に中空40aに向けて孔を開けて中空40a内に開口48a1を形成したプロパンガス用使用時に連通させる通路である。この連通路48a内には、メインジェットのノズルを装着している。
また、連通路48の他の一つ(連通路48b)は、スペーサ40の肉内にダイヤフラム室からクランク状に曲がり前記中空40aに開口(48b1)する孔を開けて繋ぎ、途中に切換弁50を設けて形成した、都市ガス使用時の増量用に連通させる通路である。この連通路48bは、スペーサ40の外側からドリリングした孔が内部で繋がるようにし、外側の開口に切換弁50やめくら蓋40cを設けたものである。なお、スペーサ40には、キャブレタ36や給気通路に固定するボルトを通す孔40bが穿設されている。
ここで、切換弁50は、図6(c)、(d)に示すように、ダイヤフラム室とスペーサ40との間に設置され、使用者が外部からレバーを回転させて切換できるようになっている。プロパンガス使用時には、切換弁50のレバーを90度ひねって連通路48bを閉じて、連通路48aのみを中空40a内に燃料ガスを供給し、一方、都市ガス使用時には、連通路48bを開けて、連通路48aと連通路48bとから中空40a内に燃料ガスを供給するようにしている。
なお、燃料ガスで運転する場合は、燃料タンク22の下部の燃料コック22aを閉じて、後述する電磁弁54(図1、図8等参照)を開けて導入路46に燃料ガスを導入する。
一方、ガソリン等の液体燃料で運転する場合は、電磁弁54を閉じて燃料ガスの供給を停止すれば、レギュレータ42が閉じるので連通路に空気が導入されず、かつ、燃料コック22aを空けることにより、燃料タンクのガソリン等の液体燃料が液体燃料供給通路38からキャブレタ36に供給されるため、液体燃料のみでエンジンを運転することができる。
燃料ガスの導入路46は、図1、図5、図8に示すように、プロパンガス(LPG)又は都市ガス(CNG)の供給元からのホースを接続するガス供給口52と電磁弁54が設けられ、電磁弁54から先はホースによって、レギュレータ42のジョイント44に接続されているものである。
ガス供給口52と電磁弁54はタイヤ12の内側に配置されていて、障害物が当たりにくくし、破損を防止している。
電磁弁54の制御は、前述した図2に示したボックス32aに設置のスイッチ32の操作によって制御可能である。
スイッチ32を含む回路構成は、図9に示すように、電磁弁スイッチ32−1とイグニッションスイッチ32−2を有し、エンジン発電機のエンジン点火用のイグニッションコイル56と、イグニッションチャージングコイル56aと、バッテリ充電用のチャージングコイル58と、電磁弁54作動表示用のインディケーションランプ60と、バッテリ62と、エンジン始動用のセルフスタータスイッチ28と、エンジンを回すためのセルモータ64が設けられる。電磁弁スイッチとして接点32−1を、イグニッションスイッチとして他接点32−2をそれぞれ設けている。
また、セルモータ64の駆動のためにリレー回路66が設けられている。バッテリ62がセルフスタータスイッチ28を介して、リレー回路66のコイル66aに接続され、また、該バッテリ62が該リレー回路66の接点66bを経由してセルモータ64に接続している。したがって、セルフスタータスイッチ28のオン操作によってリレー回路66コイル66aに作動電源が供給されて接点66bが作動し、これによって、セルモータ64に電源が供給されるので、エンジン部18が始動回転する。
電磁弁54と、バッテリ62と、電磁弁スイッチ32の他接点32−2の一端とが接地(アース)されている。電磁弁スイッチ32の他接点32−2の他端がイグニッションコイル56の接地側に接続されている。
エンジン始動時には、スイッチ32をオンし、一接点32−1を接、他接点32−2を断にして、電磁弁54に駆動電源を供給して開状態にし、燃料ガスをレギュレータ42に供給する。同時にインディケーションランプ60が点灯する。そして、他接点32−2も断の状態なので、イグニッションコイル56が点火可能になる。この状態で、使用者が、セルフスタータスイッチ28をONにして、エンジン部18を始動させるようになっている。
以上説明した実施形態エンジン用燃料供給装置によれば、エアクリーナ34からキャブレタ36に給気を導く給気通路34aに中空40aのあるスペーサ40を設け、前記スペーサ40の中空40aが前記給気通路34aに連通するようにし、燃料ガスを外部から導入する導入路46には、燃料ガス圧を所定にするレギュレータ42を設け、前記スペーサ40には、該レギュレータ42を経由した燃料ガスを導き、前記スペーサ40の中空内に開口する連通路48(48a、48b)を形成し、前記連通路48a、48bの開口(48a1、48b1)は複数あり、燃料ガスの種類によって燃料ガスを導く連通路を選択するための切換弁50をスペーサ40に設けている。
したがって、給気通路34aにスペーサ40を取り付ける簡易な工程で、ガソリン等の液体燃料と複数種類の燃料ガスをキャブレタ36の経由でエンジンに投入して駆動できる。
よって、実施形態の燃料供給装置を備えたエンジン発電機によれば、液体燃料と複数種類の燃料ガスと複数を燃料でエンジンを駆動可能にでき、3種類の燃料(液体燃料例えばガソリン、複数種類ガス例えばプロパンガス(LPG)、都市ガス(CNG))によってエンジンを動かすことができる。
また、市販のガソリンエンジン(4サイクルエンジン)を安価に比較的簡単に改造して3種類の燃料で動かすことができるトリ・フューエル化できる。
また、トリ・フューエル専用エンジンを開発する必要がない。すなわち、この燃料供給装置を取り付ければ市販品のエンジンをトリ・フューエル化できる。
また、都市ガスによって運転できるようにすれば、都市ガス供給エリアでも台風等による停電時に発電機を使用できる(地震災害時はプロパンガスが主になる。
実施形態のエンジン発電機では、電源制御盤26に100(v)と200(v)のコンセントがある他、図1〜図4に示すように、電源接続プラグ30eによって発電電力を外部に出力することができる構造を有して、発電機本体をタイヤ12及びハンドル16で容易に移動させることができるので、簡易型発電システムとして活用できる。その活用例には以下のものが考えられる。
(1)例えば4〜5階建てのビルの1階に分電盤がある場合に、1階や2階等が水害等で水につかってしまうと、ビル全体の電気が使えなくたってしまう。そのような場合に、各階に実施形態のエンジン発電機と切換分電盤を設置して、エンジン発電機から電気を建物内に供給できるようにしておけば、その階の電気は(発電容量内で)使えるようになる。
(2)複数の拠点がある場合、予め全拠点に、エンジン発電機を繋ぐことができるように電気工事をしておけば、実際に停電が起こった場合、その拠点にエンジン発電機を運び繋げば、停電中でもその拠点や照明やコンセント等が(発電容量内で)使えるようになる。
なお、本発明は、実施形態に限定されず他の態様を取り得る。例えば、燃料ガスとしてプロパンガス、都市ガスが一般的であり有用性が高いが他の種類の燃料ガスを使用することができる。また、液体燃料もガソリンが入手しやすいものであるが、その他の燃料としてアルコール燃料、アルコール・ガソリン混合燃料等の液体燃料を使用したエンジンであっても、適用可能である。
また、燃料供給装置を搭載するエンジンは、エンジン発電機であれば使用範囲が広いが、それだけではなく他の種のエンジン利用機器としてもよい。
本発明のエンジン用燃料供給装置は、エンジン発電装置の他、汎用エンジン等に搭載する燃料供給装置としても利用することができる。
10 フレーム
12 タイヤ
14 支持脚
16 ハンドル
18 エンジン部
20 発電機部
22 燃料タンク
22a 燃料コック
24 カバー部
26 電源制御盤
30e 電源接続プラグ
32 電磁弁スイッチ
34 エアクリーナ
34a 給気通路
36 キャブレタ
38 液体燃料供給通路
40 スペーサ
40a 中空
42 レギュレータ
44 ジョイント
46 導入路
48(48a,48b) 連通路
48b 連通路
50 切換弁
52 ガス供給口
54 電磁弁

Claims (3)

  1. 燃料タンクからキャブレタに液体燃料を導く供給通路には開閉弁を設け、該液体燃料及びエアクリーナからの給気をキャブレタに導き、当該キャブレタからの混合気をエンジンに供給して当該エンジンを駆動するエンジン用燃料供給装置において、
    エアクリーナからキャブレタに給気を導く給気通路に中空のスペーサを設け、
    前記スペーサの中空が前記給気通路に連通するようにし、
    燃料ガスを外部から導入する導入路には、燃料ガス圧を所定にするレギュレータを設け、
    前記スペーサには、該レギュレータを経由した燃料ガスを導き、前記スペーサの中空内にそれぞれ開口する第1の連通路と第2の連通路とを形成すると共に、該第2の連通路を連通状態又は非連通状態に切換える切換弁を設け、
    プロパンガスを燃料ガスとして使用する場合に、前記切換弁を第2の連通路が非連通状態になるようにして、前記レギュレータを経由した燃料ガスが第2の連通路を流れずに前記第1の連通路を流れてスペーサの中空内に供給し、
    一方、都市ガスを燃料ガスとして使用する場合に、前記切換弁を第2に連通路を連通状態になるようにして、前記レギュレータを経由した燃料ガスが第1の連通路と第2の連通路と流れてスペーサの中空内に供給されるようにしたことを特徴とするエンジン用燃料供給装置。
  2. 前記燃料タンクの開閉弁とスペーサの切換弁は、手動で操作する弁体であることを特徴とする請求項1に記載のエンジン用燃料供給装置。
  3. 請求項1又は2に記載のエンジン用燃料供給装置を搭載し、エンジンで発電部を駆動して発電することを特徴とするエンジン発電機。
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