JP5421690B2 - パッケージの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、パッケージの製造方法、圧電振動子の製造方法、該製造方法によって製造される圧電振動子、該圧電振動子を有する発振器、電子機器及び電波時計に関するものである。
近年、携帯電話や携帯情報端末機器には、時刻源や制御信号等のタイミング源、リファレンス信号源等として、水晶等を利用した圧電振動子が用いられている。
この種の圧電振動子として、例えば下記特許文献1に示されるような表面実装型(SMD、Surface Mount Device)の圧電振動子が知られている。図21および図22に示すように、この圧電振動子200は、互いに接合されたベース基板201及びリッド基板202と、両基板201、202の間に形成されたキャビティC内に封止された圧電振動片203と、を備えている。
圧電振動片203は、例えば音叉型の振動片であって、キャビティC内においてベース基板201の上面にマウントされている。
ベース基板201及びリッド基板202は、例えばガラス基板とされ、両基板201、202のうちベース基板201には、該ベース基板201を貫通するスルーホール204が形成されている。そして、このスルーホール204内には、該スルーホール204を塞ぐように導電部材が埋め込まれて貫通電極205を形成している。この貫通電極205は、ベース基板201の外面(下面)に形成された外部電極206に電気的に接続されると共に、キャビティC内でマウントされている圧電振動片203に電気的に接続されている。また、リッド基板202においてベース基板201側を向く面には、全面にわたって接合膜207が形成されており、この接合膜207がベース基板201に陽極接合されている。
ところで、図23に示すように、このような圧電振動子200を製造する過程において、接合膜207とベース基板201とを陽極接合するときには、互いに重ね合わせたベース基板201およびリッド基板202を陽極接合用の電極台部208上にセットした後、接合温度に加熱しつつ接合膜207と電極台部208との間に接合電圧を印加する。これにより、接合温度で加熱されたベース基板201内のイオンが流動性を有した状態で、接合膜207と電極台部208との間に接合電圧が印加されることから、ベース基板201と接合膜207との間に電流が流れる。その結果、接合膜207とベース基板201との界面に電気化学的な反応を生じさせることが可能になり、両者を陽極接合することができる。
特開平6−283951号公報
しかしながら、前記従来の圧電振動子の製造方法では、陽極接合時に、貫通電極205が電極台部208に接触しているとともに、貫通電極205と電気的に接続された圧電振動片203が接合膜207と近接しているので、接合膜207と電極台部208との間に接合電圧を印加すると、接合膜207と圧電振動片203との間で放電現象(火花放電)が発生してしまう恐れがあった。
そして、このような放電現象が発生した場合、ベース基板201と接合膜207との間に電流が十分に流れずに、ベース基板201と接合膜207とが陽極接合されないという問題があった。しかも、一度でも放電現象が発生すると、例えば、接合膜207が剥離して飛散してしまい、飛散した接合膜207が圧電振動片203に付着すること等によって、接合膜207と圧電振動片203との間で放電パスが生成されるため、陽極接合に必要とされる電流をベース基板201と接合膜207との間に流すのは困難となった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、陽極接合時の放電現象の発生を抑制し、ベース基板と接合膜とを安定して陽極接合することができるパッケージの製造方法、および圧電振動子の製造方法を提供することである。また、該製造方法によって製造された圧電振動子、該圧電振動子を有する発振器、電子機器、電波時計を提供することである。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係るパッケージの製造方法は、ガラス材料からなり、間にキャビティを形成するように重ね合わせられたベース基板およびリッド基板と、前記キャビティ内に収容されるように前記ベース基板に形成された内部電極と、前記内部電極に電気的に接続されるように前記ベース基板を貫通して形成された貫通電極と、前記リッド基板において前記ベース基板側を向く面に全面にわたって形成され、前記ベース基板と接する部分で前記ベース基板と陽極接合された接合膜と、を備えるパッケージを製造するパッケージの製造方法であって、前記リッド基板の内面と前記ベース基板の内面とを重ね合わせ、前記ベース基板の外面を陽極接合用の電極台部上に配置する配置工程と、接合温度に加熱しつつ、前記接合膜と前記電極台部との間に接合電圧を印加して、前記接合膜と前記ベース基板とを陽極接合する陽極接合工程と、を備え、前記陽極接合工程は、前記電極台部に形成された空隙部に前記貫通電極が露出された状態で前記接合電圧を印加することを特徴とする。
この発明によれば、陽極接合工程時に、貫通電極が空隙部に露出されているので、電極台部から貫通電極に直接的に電流が流れることがない。つまり、陽極接合工程において、接合膜と電極台部との間に接合電圧を印加するときに、貫通電極に電流が流れるのを抑えることが可能になり、内部電極に電気的に接続されたキャビティ内の配線(例えば、圧電振動片など)と接合膜との間に大きな電位差は生じるのを抑制することができる。したがって、接合膜と前記キャビティ内の配線との間での放電現象(火花放電)の発生を抑制することができる。これにより、接合膜およびベース基板に流れる電流を確保することが可能になり、ベース基板と接合膜とを安定して陽極接合することができる。
また、前記電極台部は、電極台本体と、前記接合温度で内部のイオンが移動可能な材料からなり、前記空隙部が形成されるとともに前記電極台本体上に配設されたダミー材と、を備え、前記陽極接合工程は、前記接合温度に加熱しつつ前記電極台本体と前記接合膜との間に前記接合電圧を印加しても良い。
この場合、ダミー材が、接合温度で内部のイオンが移動可能な材料からなり、かつ陽極接合工程時に、接合温度まで加熱しつつ電極台本体と接合膜との間に接合電圧を印加する。したがって、ダミー材には、イオン(荷電粒子)の移動が生じ電流が流れることとなり、接合膜とベース基板との界面に電気化学的な反応を生じさせることが可能になる。これにより、ベース基板と接合膜とを陽極接合することができる。
しかも、電極台部が、電極台本体上に配設されたダミー材を備えているので、陽極接合工程時に、貫通電極と電極台本体との間の距離をダミー材分だけ離間させることが可能になり、貫通電極と電極台本体との間での放電現象の発生も抑制することができる。
また、前記ダミー材の熱膨張係数は、前記ベース基板の熱膨張係数と同等になっていても良い。
この場合、ダミー材の熱膨張係数が、ベース基板と熱膨張係数と同等になっているので、陽極接合工程において加熱するときに、ベース基板およびダミー材が同じように熱膨張する。したがって、熱膨張を起因として貫通電極と空隙部とが相対的に位置ずれするのを抑制することが可能になり、空隙部に貫通電極が露出された状態を安定して確保することができる。
また、本発明に係る圧電振動子の製造方法は、前記本発明に係るパッケージの製造方法における前記配置工程の前に、前記キャビティ内に圧電振動片が収容されるように前記圧電振動片を前記内部電極に電気的に接続する圧電振動片実装工程を行うことを特徴とする。
この発明によれば、圧電振動子を製造する過程において、前記本発明に係るパッケージに製造方法における配置工程および陽極接合工程を行うので、陽極接合時の放電現象の発生を抑制し、ベース基板と接合膜とを安定して陽極接合することができる。
また、本発明に係る圧電振動子は、前記本発明に係る圧電振動子の製造方法で製造されたことを特徴とする。
この発明によれば、上述した製造方法で製造されたので、ベース基板と接合膜とを安定して陽極接合することが可能になり、キャビティ内の気密を確保して当該圧電振動子の高品質化を図ることができる。
また、本発明に係る発振器は、前記本発明に係る圧電振動子が、発振子として集積回路に電気的に接続されていることを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器は、前記本発明に係る圧電振動子が、計時部に電気的に接続されていることを特徴とする。
また、本発明に係る電波時計は、前記本発明に係る圧電振動子が、フィルタ部に電気的に接続されていることを特徴とする。
この発明に係る発振器、電子機器及び電波時計においては、高品質化された圧電振動子を備えているので、同様に高品質化を図ることができる。
本発明に係るパッケージの製造方法および圧電振動子の製造方法によれば、陽極接合時の放電現象の発生を抑制し、ベース基板と接合膜とを安定して陽極接合することができる。
また、本発明に係る圧電振動子によれば、上述した方法で製造されているので、高品質化が図られた圧電振動子とすることができる。
また、本発明に係る発振器、電子機器及び電波時計によれば、上述した圧電振動子を備えているので、同様に高品質化を図ることができる。
本発明に係る圧電振動子の一実施形態を示す外観斜視図である。 図1に示す圧電振動子の内部構成図であって、リッド基板を取り外した状態で圧電振動片を上方から見た図である。 図2に示すA−A線に沿った圧電振動子の断面図である。 図1に示す圧電振動子の分解斜視図である。 図1に示す圧電振動子を構成する圧電振動片の上面図である。 図5に示す圧電振動片の下面図である。 図5に示す断面矢視B−B図である。 図1に示す圧電振動子を製造する際の流れを示すフローチャートである。 図8に示すフローチャートに沿って圧電振動子を製造する際の一工程を示す図であって、リッド基板の元となるリッド基板用ウエハに複数の凹部及び接合膜を形成した状態を示す図である。 図8に示すフローチャートに沿って圧電振動子を製造する際の一工程を示す図であって、ベース基板の元となるベース基板用ウエハに凹部、貫通電極及び引き回し電極を形成した状態を示す図である。 図10に示す状態のベース基板用ウエハの全体図である。 図8に示すフローチャートに沿って圧電振動子を製造する際の一工程を示す図であって、陽極接合工程を説明する図である。 図8に示すフローチャートに沿って圧電振動子を製造する際の一工程を示す図であって、圧電振動片をキャビティ内に収容した状態でベース基板用ウエハと接合膜とが陽極接合されたウエハ体の分解斜視図である。 図12に示す状態のベース基板及びダミー材内でのイオン移動の様子を説明するための図である。 本発明に係る圧電振動子の製造方法の一実施形態の変形例を示す図であって、陽極接合工程を説明する図である。 本発明に係る圧電振動子の製造方法の一実施形態の変形例を示す図であって、陽極接合工程を説明する図である。 本発明に係る圧電振動子の製造方法の一実施形態の変形例を示す図であって、陽極接合工程を説明する図である。 本発明に係る発振器の一実施形態を示す構成図である。 本発明に係る電子機器の一実施形態を示す構成図である。 本発明に係る電波時計の一実施形態を示す構成図である。 従来の圧電振動子の内部構造図であって、リッド基板を取り外した状態で圧電振動片を上方から見た図である。 図21に示す圧電振動子の断面図である。 図21に示す圧電振動子を製造する際の一工程を示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態に係る圧電振動子を説明する。
図1〜図4に示すように、本実施形態の圧電振動子1は、間にキャビティCを形成するように重ね合わせられたベース基板2およびリッド基板3を備えるパッケージ9と、キャビティC内に収容され後述する引き回し電極(内部電極)36,37に電気的に接続された圧電振動片4と、を備えた表面実装型のものである。
なお図3および図4においては、図面を見易くするために、圧電振動片4の励振電極15、引き出し電極19,20、マウント電極16,17及び重り金属膜21の図示を省略している。
(圧電振動片)
図5〜図7に示すように、圧電振動片4は、水晶やタンタル酸リチウム、ニオブ酸リチウム等の圧電材料から形成された音叉型の振動片であり、所定の電圧が印加されたときに振動する。この圧電振動片4は、平行に配置された一対の振動腕部10、11と、該一対の振動腕部10、11の基端側を一体的に固定する基部12と、一対の振動腕部10、11の基端部の外表面上に形成されて一対の振動腕部10、11を振動させる第1の励振電極13と第2の励振電極14とからなる励振電極15と、第1の励振電極13及び第2の励振電極14に電気的に接続されたマウント電極16,17とを有している。また圧電振動片4は、一対の振動腕部10、11の両主面上に、該振動腕部10、11の長手方向に沿ってそれぞれ形成された溝部18を備えている。この溝部18は、振動腕部10、11の基端側から略中間付近まで形成されている。
第1の励振電極13と第2の励振電極14とからなる励振電極15は、一対の振動腕部10、11を互いに接近又は離間する方向に所定の共振周波数で振動させる電極であり、一対の振動腕部10、11の外表面に、それぞれ電気的に切り離された状態でパターニングされている。具体的には、第1の励振電極13が、一方の振動腕部10の溝部18上と他方の振動腕部11の両側面上とに主に形成され、第2の励振電極14が、一方の振動腕部10の両側面上と他方の振動腕部11の溝部18上とに主に形成されている。
また、第1の励振電極13及び第2の励振電極14は、基部12の両主面上において、それぞれ引き出し電極19,20を介してマウント電極16,17に電気的に接続されており、圧電振動片4には、このマウント電極16,17を介して電圧が印加される。なお、上述した励振電極15、マウント電極16,17及び引き出し電極19,20は、例えば、クロム(Cr)、ニッケル(Ni)、アルミニウム(Al)やチタン(Ti)等の導電性膜の被膜により形成されている。
また、一対の振動腕部10、11の先端部には、自身の振動状態を所定の周波数の範囲内で振動するように質量調整(周波数調整)を行うための重り金属膜21が被膜されている。なお、この重り金属膜21は、周波数を粗く調整する際に使用される粗調膜21aと、微小に調整する際に使用される微調膜21bとに分かれている。これら粗調膜21a及び微調膜21bを利用して周波数調整を行うことで、一対の振動腕部10、11の周波数をデバイスの公称(目標)周波数の範囲内に収めることができる。
このように構成された圧電振動片4は、図3、図4に示すように、図示しない導電性接着剤でベース基板2側に接合されている。より具体的には、ベース基板2の内面(上面、リッド基板3が接合される接合面)にパターニング(形成)された後述する引き回し電極36,37上に、一対のマウント電極16,17がそれぞれ接触した状態で接合されている。これにより、圧電振動片4は、マウント電極16,17と引き回し電極36,37とがそれぞれ電気的に接続された状態となっている。
なお、圧電振動片4は、引き回し電極36,37に、図示しない金等のバンプを利用してバンプ接合されていても良い。
(圧電振動子)
図1〜図4に示すように、本実施形態の圧電振動子1は、ベース基板2とリッド基板3とが2層に積層されてなるパッケージ9を備えている。
ベース基板2は、ガラス材料、例えばソーダ石灰ガラスからなる透明な絶縁基板であり、板状に形成されている。
図2および図3に示すように、このベース基板2には、該ベース基板2を貫通する一対のスルーホール(貫通孔)30,31が形成されている。一対のスルーホール30,31は、キャビティCの対角線の両端部に形成されている。そして、これら一対のスルーホール30,31には、該スルーホール30,31を埋めるように形成された一対の貫通電極32,33が形成されている。つまり、貫通電極32,33は、ベース基板2を内面側から外面(下面)側に貫通して形成されている。これら貫通電極32,33は、Agペースト等の導電材料によって構成されている。ベース基板2の外面には、一対の貫通電極32,33に対してそれぞれ電気的に接続される一対の外部電極38,39が形成されている。
図2および図4に示すように、ベース基板2の内面側には、導電性材料(例えば、アルミニウム)により一対の引き回し電極36,37がキャビティC内に収容されるようにパターニング(形成)されている。一対の引き回し電極36,37は、一対の貫通電極32,33のうち、一方の貫通電極32と圧電振動片4の一方のマウント電極16とを電気的に接続すると共に、他方の貫通電極33と圧電振動片4の他方のマウント電極17とを電気的に接続するようにパターニングされている。
なお図示の例では、図2から図4に示すように、ベース基板2の内面には、キャビティCの一部を構成する凹部2aが形成されている。より詳しく説明すると、凹部2aは、ベース基板2上にマウントされた圧電振動片4の先端側に位置する部分に形成されている。この凹部2aにより、圧電振動片4の一対の振動腕部10、11は、ベース基板2から浮いた状態となり、振動に必要な振動ギャップが確保される。
図1、図3及び図4に示すように、リッド基板3は、ベース基板2と同様にガラス材料、例えばソーダ石灰ガラスからなる透明の絶縁基板であり、図1〜図4に示すように、ベース基板2に対して重ね合わせ可能な大きさで板状に形成されている。そして、リッド基板3の内面(下面、ベース基板2が接合される接合面)には、圧電振動片4が収まる矩形状の凹部3aが形成されている。この凹部3aは、両基板2、3が重ね合わされたときに、圧電振動片4を収容するキャビティCとなるキャビティ用の凹部である。そして、リッド基板3は、この凹部3aをベース基板2側に対向させた状態でベース基板2に接合されている。
また、図1〜図4に示すように、本実施形態のパッケージ9(圧電振動子1)は、リッド基板3においてベース基板2側を向く面に全面にわたって形成され、ベース基板2と接する部分でベース基板2と陽極接合された接合膜35を備えている。図2および図3に示すように、本実施形態の接合膜35は、凹部3aを画成する面と、リッド基板2の内面において凹部3aの外周縁に全周にわたって連なる周縁部と、の各全域にわたって形成されており、これらのうち、リッド基板2の内面の周縁部に形成された部分がベース基板3に陽極接合されている。接合膜35は、陽極接合可能な材料(例えばアルミニウムやシリコンなど)で形成されている。
このように構成された圧電振動子1を作動させるには、ベース基板2に形成された外部電極38,39に対して、所定の駆動電圧を印加する。これにより、圧電振動片4の第1の励振電極13及び第2の励振電極14からなる励振電極15に電圧を印加することができ、一対の振動腕部10、11を接近・離間させる方向に所定の周波数で振動させることができる。そして、この一対の振動腕部10、11の振動を利用して、時刻源、制御信号のタイミング源やリファレンス信号源等として利用することができる。
(圧電振動子の製造方法)
次に、上述した圧電振動子1を、図8に示すフローチャートを参照しながら、ベース基板用ウエハ(ベース基板)40とリッド基板用ウエハ(リッド基板)50とを利用して一度に複数製造する製造方法について以下に説明する。なお本実施形態では、ウエハ状の基板を利用して圧電振動子1を一度に複数製造するが、これに限られたものではなく、例えば予めベース基板2及びリッド基板3の外形に寸法を合わせたものを加工して、一度に一つのみ製造する等しても構わない。
初めに、圧電振動片作製工程を行って図5から図7に示す圧電振動片4を作製する(S10)。具体的には、まず水晶のランバート原石を所定の角度でスライスして一定の厚みのウエハとする。続いて、このウエハをラッピングして粗加工した後、加工変質層をエッチングで取り除き、その後ポリッシュ等の鏡面研磨加工を行って、所定の厚みのウエハとする。続いて、ウエハに洗浄等の適切な処理を施した後、該ウエハをフォトリソグラフィ技術によって圧電振動片4の外形形状でパターニングすると共に、金属膜の成膜及びパターニングを行って、励振電極15、引き出し電極19、20、マウント電極16、17、重り金属膜21を形成する。これにより、複数の圧電振動片4を作製することができる。
また、圧電振動片4を作製した後、共振周波数の粗調を行っておく。これは、重り金属膜21の粗調膜21aにレーザ光を照射して一部を蒸発させ、重量を変化させることで行う。なお、共振周波数をより高精度に調整する微調に関しては、マウント後に行う。これについては、後に説明する。
また、後にリッド基板3となるリッド基板用ウエハ50を、陽極接合を行う直前の状態まで作製する第1のウエハ作製工程を行う(S20)。まず、ソーダ石灰ガラスを所定の厚みまで研磨加工して洗浄した後に、エッチング等により最表面の加工変質層を除去した円板状のリッド基板用ウエハ50を形成する(S21)。次いで、図9に示すように、リッド基板用ウエハ50の内面に、エッチング等により行列方向にキャビティC用の凹部3aを複数形成する凹部形成工程を行う(S22)。次いで、凹部3aが形成されたリッド基板用ウエハ50の内面側の全域にわたって接合膜35を形成する接合膜形成工程を行う(S23)。この際、例えば蒸着やスパッタリング等により接合膜35を形成する。
この時点で、第1のウエハ作製工程が終了する。
また、第1のウエハ作製工程と同時或いは前後のタイミングで、後にベース基板2となるベース基板用ウエハ40を、陽極接合を行う直前の状態まで作製する第2のウエハ作製工程を行う(S30)。まず、ソーダ石灰ガラスを所定の厚みまで研磨加工して洗浄した後に、エッチング等により最表面の加工変質層を除去した円板状のベース基板用ウエハ40を形成する(S31)。次いで、ベース基板用ウエハ40の内面に、エッチング等により行列方向にキャビティC用の凹部2aを複数形成する凹部形成工程を行う(S32)。この際、凹部2aを、圧電振動片4の振動腕部10、11の先端側に位置するように形成する。
次いで、ベース基板用ウエハ40に、一対の貫通電極32、33を複数形成する貫通電極形成工程を行う(S33)。具体的には、まず、一対のスルーホール30、31を、サンドブラスト法やプレス加工等の方法で複数形成する。そして、これら複数の一対のスルーホール30、31内に、一対の貫通電極32、33を形成する。この一対の貫通電極32、33により、一対のスルーホール30、31を封止すると共に、ベース基板用ウエハ40の内面側と外面側との電気導通性が確保される。
次に、図10及び図11に示すように、ベース基板用ウエハ40の内面に導電性材料をパターニングして、各一対の貫通電極32、33にそれぞれ電気的に接続された引き回し電極36、37を複数形成する引き回し電極形成工程を行う(S34)。なお、図10及び図11に示す点線Mは、後に行う切断工程で切断する切断線を図示している。
この時点で第2のウエハ作製工程が終了する。
次に、後述する重ね合わせ工程においてキャビティC内に圧電振動片4が収容されるように、圧電振動片4を引き回し電極36,37に電気的に接続するマウント工程(圧電振動片実装工程)を行う(S40)。本実施形態では、作製した複数の圧電振動片4を、それぞれ引き回し電極36、37を介してベース基板用ウエハ40の内面側に接合する。これにより、圧電振動片4は、マウント電極16、17と引き回し電極36、37とが電気的に接続された状態となる。よって、この時点で圧電振動片4の一対の励振電極15は、一対の貫通電極32、33に対してそれぞれ導通した状態となる。
次に、図12に示すように、リッド基板用ウエハ50の内面とベース基板用ウエハ40の内面とを重ね合わせ、ベース基板用ウエハ40の外面を陽極接合用の電極台部70上に配置する配置工程を行う(S50)。
ここで、配置工程の説明にあたり、まず陽極接合用の電極台部70について説明する。
図12に示すように、電極台部70は、図示しない陽極接合装置の内部に設けられた陽極接合用の印加手段74が有する一対の電極のうち、マイナス端子として機能する一方の電極を構成している。また図示の例では、前記一対の電極のうちのプラス端子として機能する他方の電極は、接合膜35に電気的に接続される膜用電極74aとなっている。なお図12では、ベース基板用ウエハ40およびリッド基板用ウエハ50それぞれにおいて、1つ分の圧電振動子1に相当する部分を図示している。
電極台部70は、電極台本体71と、接合温度(例えば200℃〜300℃)で内部のイオンが移動可能な材料からなり、空隙部73が形成されるとともに電極台本体71上に配設されたダミー材72と、を備えている。
電極台本体71は、平面視でベース基板用ウエハ40と同等もしくはベース基板用ウエハ40よりも大きくなるように形成された導電性の板状部材である。前記導電性の板状部材としては、例えばステンレス鋼(SUS)等が挙げられる。
ダミー材72は、ベース基板用ウエハ40と平面視略同一形状に形成された例えばガラス材料等からなる板状部材であり、電極台本体71上に着脱可能に載置されている。本実施形態では、ダミー材72の熱膨張係数は、ベース基板用ウエハ40の熱膨張係数と同等になっている。図示の例では、ダミー材72とベース基板用ウエハ40とは、同一のガラス材料で形成されており、ダミー材72の熱膨張係数とベース基板用ウエハ40の熱膨張係数とは等しくなっている。
また本実施形態では、空隙部73は、ダミー材72の上面(外面)に間隔をあけて形成された複数の凹部とされている。また図示の例では、ダミー材72の法線方向の大きさである厚さは、例えばベース基板用ウエハ40の厚さと同等とされ、空隙部73の深さは、例えばダミー材72の厚さの約半分となっている。例えば、ダミー材72の厚さは約400μmとされ、空隙部73の深さは約200μmとなっている。
次に、配置工程について詳細に説明する。
まず、図12に示すように、ベース基板用ウエハ40に対してリッド基板用ウエハ50を重ね合わせる重ね合わせ工程を行う(S51)。具体的には、図示しない基準マーク等を指標としながら、両ウエハ40、50を正しい位置にアライメントする。これにより、マウントされた圧電振動片4が、両ウエハ40、50で囲まれるキャビティC内に収容された状態となる。
次いで、重ね合わせた両ウエハ40、50を前記陽極接合装置に入れ、ベース基板用ウエハ40をダミー材72側にした状態でダミー材72上に載置(配置)するセット工程を行う(S52)。この際、貫通電極32,33が空隙部73に露出されるようにベース基板用ウエハ40を位置決めして載置する。なお図示の例では、各空隙部73には、対応する1つの貫通電極32,33が露出されるようになっている。また、接合膜35においてベース基板用ウエハ40と接する部分はその全域にわたって、電極台部70との間にベース基板用ウエハ40を挟み込んでいる。
また本実施形態では、セット工程時に、印加手段74の膜用電極74aを接合膜35に電気的に接続する。
以上で配置工程が終了する。
次いで、接合温度に加熱しつつ、接合膜35と電極台部70との間に接合電圧(例えば、600V〜800V)を印加して、接合膜35とベース基板用ウエハ40とを陽極接合する陽極接合工程を行う(S55)。ここで、陽極接合工程は、電極台部70に形成された空隙部73に貫通電極32,33が露出された状態で接合電圧を印加する。さらに本実施形態では、陽極接合工程は、接合温度に加熱しつつ電極台本体71と接合膜35との間に接合電圧を印加する。
すると、接合膜35とベース基板用ウエハ40との界面に電気化学的な反応が生じ、両者が陽極接合することとなる。これにより、圧電振動片4をキャビティC内に封止され、ベース基板用ウエハ40とリッド基板用ウエハ50とが接合した図13に示すウエハ体60を得ることができる。なお、図13においては、図面を見易くするために、ウエハ体60を分解した状態を図示しており、図13に示す点線Mは、後に行う切断工程で切断する切断線を図示している。
そして、上述した陽極接合工程が終了した後、ベース基板用ウエハ40の外面に導電性材料をパターニングして、一対の貫通電極32、33にそれぞれ電気的に接続された一対の外部電極38、39を複数形成する外部電極形成工程を行う(S60)。この工程により、外部電極38、39を利用してキャビティC内に封止された圧電振動片4を作動させることができる。
次に、ウエハ体60の状態で、キャビティC内に封止された個々の圧電振動片4の周波数を微調整して所定の範囲内に収める微調工程を行う(S70)。具体的に説明すると、ベース基板用ウエハ40の外面に形成された一対の外部電極38、39に電圧を印加して圧電振動片4を振動させる。そして、周波数を計測しながらベース基板用ウエハ40を通して外部からレーザ光を照射し、重り金属膜21の微調膜21bを蒸発させる。これにより、一対の振動腕部10、11の先端側の重量が変化するので、圧電振動片4の周波数を、公称周波数の所定範囲内に収まるように微調整することができる。
周波数の微調が終了後、接合されたウエハ体60を図13に示す切断線Mに沿って切断して小片化する切断工程を行う(S80)。その結果、パッケージ9のキャビティC内に圧電振動片4が封止された図1に示す2層構造タイプの表面実装型の圧電振動子1を一度に複数製造することができる。
なお、切断工程(S80)を行って個々の圧電振動子1に小片化した後に、微調工程(S70)を行う工程順序でも構わない。但し、上述したように、微調工程(S70)を先に行うことで、ウエハ体60の状態で微調を行うことができるので、複数の圧電振動子1をより効率よく微調することができる。よって、スループットの向上化を図ることができるので好ましい。
その後、内部の電気特性検査を行う(S90)。即ち、圧電振動片4の共振周波数、共振抵抗値、ドライブレベル特性(共振周波数及び共振抵抗値の励振電力依存性)等を測定してチェックする。また、絶縁抵抗特性等を併せてチェックする。そして、最後に圧電振動子1の外観検査を行って、寸法や品質等を最終的にチェックする。これをもって圧電振動子1の製造が終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る圧電振動子の製造方法によれば、陽極接合工程時に、貫通電極32,33が空隙部73に露出されているので、電極台部70から貫通電極32,33に直接的に電流が流れることがない。つまり、陽極接合工程において、接合膜35と電極台部70との間に接合電圧を印加するときに、貫通電極32,33に電流が流れるのを抑えることが可能になり、引き回し電極36,37に電気的に接続された圧電振動片4と接合膜35との間に大きな電位差は生じるのを抑制することができる。したがって、接合膜35と圧電振動片4との間での放電現象(火花放電)の発生を抑制することができる。これにより、接合膜35およびベース基板用ウエハ40に流れる電流を確保することが可能になり、ベース基板用ウエハ40と接合膜35とを安定して陽極接合することができる。
また、ダミー材72が、接合温度で内部のイオンが移動可能な材料からなり、かつ陽極接合工程時に、接合温度まで加熱しつつ電極台本体71と接合膜35との間に接合電圧を印加する。したがって、ダミー材72には、イオン(荷電粒子)の移動が生じ電流が流れることとなり、接合膜35とベース基板用ウエハ40との界面に電気化学的な反応を生じさせることが可能になる。これにより、ベース基板用ウエハ40と接合膜35とを陽極接合することができる。
しかも、電極台部70が、電極台本体71上に配設されたダミー材72を備えているので、陽極接合工程時に、貫通電極32,33と電極台本体71との間の距離をダミー材72分だけ離間させることが可能になり、貫通電極32,33と電極台本体71との間での放電現象の発生も抑制することができる。
なお本実施形態のように、電極台部70が印加手段74のマイナス端子として機能し、接合膜35が印加手段74のプラス端子である膜用電極74aに接続されている場合には、図14に示すように、ベース基板用ウエハ40およびダミー材72を形成するガラス材料内のナトリウムイオンが接合膜35側からダミー材72側に移動するとともに、電子が反対方向に移動する。
また、ダミー材72の熱膨張係数が、ベース基板用ウエハ40と熱膨張係数と同等になっているので、陽極接合工程において加熱するときに、ベース基板用ウエハ40およびダミー材72が同じように熱膨張する。したがって、熱膨張を起因として貫通電極32,33と空隙部73とが相対的に位置ずれするのを抑制することが可能になり、空隙部73に貫通電極32,33が露出された状態を安定して確保することができる。
そして、本実施形態に係る圧電振動子1によれば、上述した製造方法で製造されたので、ベース基板用ウエハ40と接合膜35とを安定して陽極接合することが可能になり、キャビティC内の気密を確保して当該圧電振動子1の高品質化を図ることができる。
なお、本実施形態では、配置工程時に、ダミー材72に形成された各空隙部73には、対応する1つの貫通電極32,33が露出されるものとしたが、これに限られるものではない。例えば、1つの空隙部に複数の貫通電極32,33が露出するように、空隙部を形成しても良い。この場合、ダミー材として、例えば凹部3aが設けられたリッド基板用ウエハ50を採用することも可能となる。
また、本実施形態では、重ね合わせ工程で重ね合わせたベース基板用ウエハ40およびリッド基板用ウエハ50を、セット工程でダミー材72上に載置するものとしたが、これに限られるものではない。例えば、重ね合わせ工程で、ベース基板用ウエハ40、リッド基板用ウエハ50およびダミー材72を重ね合わせた後、ダミー材72を電極台本体71側にした状態で電極台本体71上に配置しても良い。
さらに、電極台本体71は、印加手段74において着脱可能な電極とされ、前記陽極接合装置の外部でベース基板用ウエハ40、リッド基板用ウエハ50および電極台部70を重ね合わせた後、前記陽極接合装置の内部に入れても良い。
さらにまた、本実施形態では、ダミー材72は、電極台本体71に着脱可能としたが、これに限られるものではない。
また、本実施形態では、電極台部70は、印加手段74が有する一対の電極のうちのマイナス端子として機能する一方の電極を構成しているものとしたが、プラス端子として機能しても良い。
また、本実施形態では、ダミー材72の熱膨張係数は、ベース基板用ウエハ40の熱膨張係数と同等になっているものとしたが、これに限られるものではない。
また、本実施形態では、空隙部73は、凹部となっているものとしたが、これに限られるものではない。例えば、図15に示す電極台部75のように、ダミー材76に形成された空隙部77が、ベース基板用ウエハ40を貫通する貫通孔であっても良い。
また、本実施形態では、電極台部70は、ダミー材72を備えているものとしたが、これに限られるものではない。例えば、図16に示す電極台部80のように、電極台部80は、電極台本体81で構成されていても良い。なお図示の例では、空隙部82は、電極台本体81の上面に形成されている。
また、本実施形態では、陽極接合用の印加手段74が有する一対の電極のうち、電極台部70とは異なる他方の電極は、接合膜35に電気的に接続される膜用電極74aとなっているものとしたが、これに限られるものではない。例えば、図17に示す印加手段90のように、前記他方の電極が、リッド基板用ウエハ50の外面(上面)に配置される電極板91であっても良い。この場合であっても、印加手段90によって、電極板91およびリッド基板用ウエハ50を介して、接合膜35と電極台部70との間に接合電圧を印加することができる。
(発振器)
次に、本発明に係る発振器の一実施形態について、図18を参照しながら説明する。
本実施形態の発振器100は、図18に示すように、圧電振動子1を、集積回路101に電気的に接続された発振子として構成したものである。この発振器100は、コンデンサ等の電子部品102が実装された基板103を備えている。基板103には、発振器用の上記集積回路101が実装されており、この集積回路101の近傍に、圧電振動子1が実装されている。これら電子部品102、集積回路101及び圧電振動子1は、図示しない配線パターンによってそれぞれ電気的に接続されている。なお、各構成部品は、図示しない樹脂によりモールドされている。
このように構成された発振器100において、圧電振動子1に電圧を印加すると、該圧電振動子1内の圧電振動片4が振動する。この振動は、圧電振動片4が有する圧電特性により電気信号に変換されて、集積回路101に電気信号として入力される。入力された電気信号は、集積回路101によって各種処理がなされ、周波数信号として出力される。これにより、圧電振動子1が発振子として機能する。
また、集積回路101の構成を、例えば、RTC(リアルタイムクロック)モジュール等を要求に応じて選択的に設定することで、時計用単機能発振器等の他、当該機器や外部機器の動作日や時刻を制御したり、時刻やカレンダー等を提供したりする機能を付加することができる。
そして本実施形態では、高品質化した圧電振動子1を備えているので、発振器100の高品質化を図ることができる。
(電子機器)
次に、本発明に係る電子機器の一実施形態について、図19を参照して説明する。なお電子機器として、上述した圧電振動子1を有する携帯情報機器110を例にして説明する。始めに本実施形態の携帯情報機器110は、例えば、携帯電話に代表されるものであり、従来技術における腕時計を発展、改良したものである。外観は腕時計に類似し、文字盤に相当する部分に液晶ディスプレイを配し、この画面上に現在の時刻等を表示させることができるものである。また、通信機として利用する場合には、手首から外し、バンドの内側部分に内蔵されたスピーカ及びマイクロフォンによって、従来技術の携帯電話と同様の通信を行うことが可能である。しかしながら、従来の携帯電話と比較して、格段に小型化及び軽量化されている。
次に、本実施形態の携帯情報機器110の構成について説明する。この携帯情報機器110は、図19に示すように、圧電振動子1と、電力を供給するための電源部111とを備えている。電源部111は、例えば、リチウム二次電池からなっている。この電源部111には、各種制御を行う制御部112と、時刻等のカウントを行う計時部113と、外部との通信を行う通信部114と、各種情報を表示する表示部115と、それぞれの機能部の電圧を検出する電圧検出部116とが並列に接続されている。そして、電源部111によって、各機能部に電力が供給されるようになっている。
制御部112は、各機能部を制御して音声データの送信及び受信、現在時刻の計測や表示等、システム全体の動作制御を行う。また、制御部112は、予めプログラムが書き込まれたROMと、該ROMに書き込まれたプログラムを読み出して実行するCPUと、該CPUのワークエリアとして使用されるRAM等とを備えている。
計時部113は、発振回路、レジスタ回路、カウンタ回路及びインターフェース回路等を内蔵する集積回路と、圧電振動子1とを備えている。圧電振動子1に電圧を印加すると圧電振動片4が振動し、該振動が水晶の有する圧電特性により電気信号に変換されて、発振回路に電気信号として入力される。発振回路の出力は二値化され、レジスタ回路とカウンタ回路とにより計数される。そして、インターフェース回路を介して、制御部112と信号の送受信が行われ、表示部115に、現在時刻や現在日付或いはカレンダー情報等が表示される。
通信部114は、従来の携帯電話と同様の機能を有し、無線部117、音声処理部118、切替部119、増幅部120、音声入出力部121、電話番号入力部122、着信音発生部123及び呼制御メモリ部124を備えている。
無線部117は、音声データ等の各種データを、アンテナ125を介して基地局と送受信のやりとりを行う。音声処理部118は、無線部117又は増幅部120から入力された音声信号を符号化及び複号化する。増幅部120は、音声処理部118又は音声入出力部121から入力された信号を、所定のレベルまで増幅する。音声入出力部121は、スピーカやマイクロフォン等からなり、着信音や受話音声を拡声したり、音声を集音したりする。
また、着信音発生部123は、基地局からの呼び出しに応じて着信音を生成する。切替部119は、着信時に限って、音声処理部118に接続されている増幅部120を着信音発生部123に切り替えることによって、着信音発生部123において生成された着信音が増幅部120を介して音声入出力部121に出力される。
なお、呼制御メモリ部124は、通信の発着呼制御に係るプログラムを格納する。また、電話番号入力部122は、例えば、0から9の番号キー及びその他のキーを備えており、これら番号キー等を押下することにより、通話先の電話番号等が入力される。
電圧検出部116は、電源部111によって制御部112等の各機能部に対して加えられている電圧が、所定の値を下回った場合に、その電圧降下を検出して制御部112に通知する。このときの所定の電圧値は、通信部114を安定して動作させるために必要な最低限の電圧として予め設定されている値であり、例えば、3V程度となる。電圧検出部116から電圧降下の通知を受けた制御部112は、無線部117、音声処理部118、切替部119及び着信音発生部123の動作を禁止する。特に、消費電力の大きな無線部117の動作停止は、必須となる。更に、表示部115に、通信部114が電池残量の不足により使用不能になった旨が表示される。
即ち、電圧検出部116と制御部112とによって、通信部114の動作を禁止し、その旨を表示部115に表示することができる。この表示は、文字メッセージであっても良いが、より直感的な表示として、表示部115の表示面の上部に表示された電話アイコンに、×(バツ)印を付けるようにしても良い。
なお、通信部114の機能に係る部分の電源を、選択的に遮断することができる電源遮断部126を備えることで、通信部114の機能をより確実に停止することができる。
そして本実施形態では、高品質化した圧電振動子1を備えているので、携帯情報機器110の高品質化を図ることができる。
(電波時計)
次に、本発明に係る電波時計の一実施形態について、図20を参照して説明する。
本実施形態の電波時計130は、図20に示すように、フィルタ部131に電気的に接続された圧電振動子1を備えたものであり、時計情報を含む標準の電波を受信して、正確な時刻に自動修正して表示する機能を備えた時計である。
日本国内には、福島県(40kHz)と佐賀県(60kHz)とに、標準の電波を送信する送信所(送信局)があり、それぞれ標準電波を送信している。40kHz若しくは60kHzのような長波は、地表を伝播する性質と、電離層と地表とを反射しながら伝播する性質とを併せもつため、伝播範囲が広く、上述した2つの送信所で日本国内を全て網羅している。
以下、電波時計130の機能的構成について詳細に説明する。
アンテナ132は、40kHz若しくは60kHzの長波の標準電波を受信する。長波の標準電波は、タイムコードと呼ばれる時刻情報を、40kHz若しくは60kHzの搬送波にAM変調をかけたものである。受信された長波の標準電波は、アンプ133によって増幅され、複数の圧電振動子1を有するフィルタ部131によって濾波、同調される。本実施形態における圧電振動子1は、上記搬送周波数と同一の40kHz及び60kHzの共振周波数を有する水晶振動子部(圧電振動片)138、139をそれぞれ備えている。
更に、濾波された所定周波数の信号は、検波、整流回路134により検波復調される。続いて、波形整形回路135を介してタイムコードが取り出され、CPU136でカウントされる。CPU136では、現在の年、積算日、曜日、時刻等の情報を読み取る。読み取られた情報は、RTC137に反映され、正確な時刻情報が表示される。
搬送波は、40kHz若しくは60kHzであるから、水晶振動子部138、139は、上述した音叉型の構造を持つ振動子が好適である。
なお、上述の説明は、日本国内の例で示したが、長波の標準電波の周波数は、海外では異なっている。例えば、ドイツでは77.5KHzの標準電波が用いられている。従って、海外でも対応可能な電波時計130を携帯機器に組み込む場合には、さらに日本の場合とは異なる周波数の圧電振動子1を必要とする。
そして本実施形態では、高品質化した圧電振動子1を備えているので、電波時計130の高品質化を図ることができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、圧電振動片4の一例として振動腕部10、11の両面に溝部18が形成された溝付きの圧電振動片4を例に挙げて説明したが、溝部18がないタイプの圧電振動片でも構わない。但し、溝部18を形成することで、一対の励振電極15に所定の電圧を印加させたときに、一対の励振電極15間における電界効率を上げることができるため、振動損失をより抑えて振動特性をさらに向上することができる。つまり、CI値(Crystal Impedance)をさらに低くすることができ、圧電振動片4のさらなる高性能化を図ることができる。この点において、溝部18を形成する方が好ましい。
また、上記実施形態では、ベース基板2およびリッド基板3にはそれぞれ、キャビティC用の凹部2a、3aが形成されているものとしたが、これに限られるものではない。例えば、ベース基板2またはリッド基板3のいずれか一方のみにキャビティC用の凹部が形成されていても良い。
また、上記実施形態では、本発明に係るパッケージの製造方法を、パッケージ9のキャビティC内の引き回し電極36,37に圧電振動片4が収容された圧電振動子1を製造する圧電振動子の製造方法に適用した場合を説明したが、引き回し電極36,37に圧電振動片4とは異なる配線が電気的に接続された構成を製造する場合にも適用することが可能である。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1…圧電振動子
2…ベース基板
3…リッド基板
4…圧電振動片
9…パッケージ
32、33…貫通電極
35…接合膜
36、37…引き回し電極(内部電極)
40…ベース基板用ウエハ(ベース基板)
50…リッド基板用ウエハ(リッド基板)
70、75、80…電極台部
71、81…電極台本体
72、76…ダミー材
73、77、82…空隙部
100…発振器
101…発振器の集積回路
110…携帯情報機器(電子機器)
113…電子機器の計時部
130…電波時計
131…電波時計のフィルタ部
C…キャビティ

Claims (2)

  1. ガラス材料からなり、間にキャビティを形成するように重ね合わせられたベース基板およびリッド基板と、
    前記キャビティ内に収容されるように前記ベース基板に形成された内部電極と、
    前記内部電極に電気的に接続されるように前記ベース基板を貫通して形成された貫通電極と、
    前記リッド基板において前記ベース基板側を向く面に全面にわたって形成され、前記ベース基板と接する部分で前記ベース基板と陽極接合された接合膜と、を備えるパッケージを製造するパッケージの製造方法であって、
    前記リッド基板の内面と前記ベース基板の内面とを重ね合わせ、前記ベース基板の外面を陽極接合用の電極台部上に配置する配置工程と、
    接合温度に加熱しつつ、前記接合膜と前記電極台部との間に接合電圧を印加して、前記接合膜と前記ベース基板とを陽極接合する陽極接合工程と、を備え、
    前記陽極接合工程は、前記電極台部に形成された空隙部に前記貫通電極が露出された状態で前記接合電圧を印加し、
    前記電極台部は、電極台本体と、前記接合温度で内部のイオンが移動可能な材料からなり、前記空隙部が形成されるとともに前記電極台本体上に配設されたダミー材と、を備え、
    前記陽極接合工程は、前記接合温度に加熱しつつ前記電極台本体と前記接合膜との間に前記接合電圧を印加することを特徴とするパッケージの製造方法。
  2. 請求項1に記載のパッケージの製造方法であって、
    前記ダミー材の熱膨張係数は、前記ベース基板の熱膨張係数と同等になっていることを特徴とするパッケージの製造方法。
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