JP5421549B2 - 半導体装置の製造方法及び半導体装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法及び半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5421549B2
JP5421549B2 JP2008135042A JP2008135042A JP5421549B2 JP 5421549 B2 JP5421549 B2 JP 5421549B2 JP 2008135042 A JP2008135042 A JP 2008135042A JP 2008135042 A JP2008135042 A JP 2008135042A JP 5421549 B2 JP5421549 B2 JP 5421549B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oxide film
film
silicon
silicon oxide
charge storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008135042A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009283740A (ja
Inventor
文彦 井上
達也 鍛治田
Original Assignee
スパンション エルエルシー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by スパンション エルエルシー filed Critical スパンション エルエルシー
Priority to JP2008135042A priority Critical patent/JP5421549B2/ja
Publication of JP2009283740A publication Critical patent/JP2009283740A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5421549B2 publication Critical patent/JP5421549B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)

Description

本発明は、半導体装置の製造方法に係り、例えばONO(Oxide-Nitride-Oxide)膜などの電荷蓄積層を有する半導体装置の製造方法及びこの方法で製造された半導体記憶装置に関する。
書き換え可能な不揮発性の半導体記憶装置は、例えば浮遊ゲート電極に電荷を蓄積することにより情報を記憶する。このような半導体記憶装置として、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)やフラッシュメモリなどが一般に知られている。不揮発性の半導体記憶装置は、浮遊ゲート電極の他に制御ゲート電極を有するために、2層の導電層が必要となる。これに対して、より簡単な構造で且つ高集積化が容易な構造として、浮遊ゲート電極に代えて誘電体膜を電荷蓄積層として用いる単層ゲート構成の不揮発性の半導体記憶装置が提案されている。
単層ゲートの不揮発性の半導体記憶装置の一例として、SONOS(Silicon-Oxide-Nitride-Oxide-Silicon)構造を用いたものがある。SONOS構造を有する不揮発性の半導体記憶装置では、例えば酸化膜−窒化膜−酸化膜からなるONO膜を用いる。窒化膜が電荷蓄積層となって、窒化膜中の格子欠陥に電荷を保持することにより情報が記憶される。ソース/ドレインに印加する電圧を入れ替えて使用すると、電荷蓄積層のソース側、ドレイン側にそれぞれ電荷を保持することが可能になる。これにより、1つの半導体記憶装置に2ビット記憶が可能になる。このような不揮発性の半導体記憶装置を、「ミラービットの半導体記憶装置」という。
ミラービットの半導体記憶装置では、同じセル数であれば記憶容量が単純に2倍になり、逆に同じ記憶容量でもチップ面積が単純に半分になる。そのために、高集積化と低コスト化の要求を同時に満たすことができる。特許文献1〜2は、このようなミラービットの半導体記憶装置についての製造方法を開示している。
米国特許第6011725号明細書 特開2004−343014号公報
ミラービットの半導体記憶装置のセルサイズを小さくすると、チャネル長、ビット線幅、ワード線幅などが縮小される。しかし、チャネル長が短くなると、電荷蓄積層内の2つの電荷保持領域を分離することが困難になる。そのために、物理的に電荷保持領域を2つに分離する構成が提供されている。具体的には、制御ゲート電極の両端のそれぞれの近傍にONO膜を有して、それぞれの窒化膜で電荷を保持することにより、2ビット記憶が可能になっている。
このようなミラービットの半導体記憶装置は、例えば、制御ゲート電極と基板とを絶縁する絶縁層の両端をウエットエッチングにより削除して間隙を形成しておき、この間隙部分にONO膜を形成することにより製造される。
ONO膜を形成する場合には、絶縁層の両端をウエットエッチングで削除した後に、酸化処理により制御ゲート電極及び基板に酸化膜を形成する。次いで、酸化膜が形成された制御ゲート電極と基板との間の間隙部分に、窒化膜を形成する。これにより基板側の酸化膜(以下、「下側酸化膜」という。)−窒化膜−制御ゲート電極側の酸化膜(以下、「上側酸化膜」という。)によるONO膜が形成される。
このように形成されるONO膜の上側酸化膜と下側酸化膜とは、一度の酸化処理で形成されるために、ほぼ同じ膜厚である。下側酸化膜の膜厚が薄いほど、電荷蓄積層(窒化膜)への電荷の注入及び放出が容易になる。上側酸化膜の膜厚が厚いほど、電荷蓄積層への制御ゲート電極の影響が弱まる。上側酸化膜と下側酸化膜とはほぼ同じ膜厚であるために、下側酸化膜を所望の膜厚で形成すると、上側酸化膜の膜厚が不足することになる。上側酸化膜の膜厚が不足すると、書込/消去/読出動作時に、動作障害や蓄積電荷の消失が起こる。
上側酸化膜を下側酸化膜よりも厚く形成するために、制御ゲート電極に予め不純物を注入しておき、酸化膜を形成する際に上側酸化膜の生成を加速させることができる。しかし、制御ゲート電極中の不純物の一部は基板との間の絶縁膜にも取り込まれ、絶縁膜の信頼度(例えば、漏出特性)が悪化する。そのために、制御ゲート電極に不純物を注入する方法は、現在のところ有効な手法ではない。
本発明は、上記の問題に鑑み、一度の酸化処理でONO膜の上側酸化膜を下側酸化膜よりも厚く形成することができる半導体装置の製造方法及びこの方法により製造された半導体記憶装置を提供することを課題とする。
上記の課題を解決する本発明の半導体装置の製造方法は、シリコン基板(10)上に第1シリコン酸化膜(11)、シリコン窒化膜(12)、前記第1シリコン酸化膜(11)よりも膜厚が薄い第2シリコン酸化膜(13)、及びゲート電極(14)を積層して、同じ形状にパタニングする第1の工程と、ウエットエッチングにより前記第1シリコン酸化膜(11)の端部及び前記第2シリコン酸化膜(13)の端部を除去して前記シリコン窒化膜(12)の端部を露出させる第2の工程と、前記第1シリコン酸化膜(11)が除去されたシリコン基板(10)上に第3シリコン酸化膜(15)を形成すると同時に、前記シリコン窒化膜(12)の露出部分を酸化して第4シリコン酸化膜(16)を形成し且つ前記ゲート電極(14)の周囲に第5シリコン酸化膜(17)を形成して、前記第4シリコン酸化膜(16)と前記第5シリコン酸化膜(17)とが一体化したシリコン酸化膜を形成する第3の工程と、前記第3シリコン酸化膜(15)と前記第4シリコン酸化膜(16)との間に電荷を蓄積するための電荷蓄積層(18a)を形成する第4の工程と、を含む。
このような半導体装置の製造方法では、「第3シリコン酸化膜(下側酸化膜)」−「電荷蓄積層」−「第4シリコン酸化膜と第5シリコン酸化膜とが一体化したシリコン酸化膜(上側酸化膜)」により、ONO膜が形成される。第3、第4、第5シリコン酸化膜は、第3の工程で一度の酸化処理により形成される。第3シリコン酸化膜と第5シリコン酸化膜の膜厚はほぼ同じであるので、第4シリコン酸化膜と第5シリコン酸化膜とが一体化したシリコン酸化膜の膜厚は、第3シリコン酸化膜の膜厚よりも厚くなる。そのために、上側酸化膜の膜厚不足で生じる書込/消去時の動作障害や蓄積電荷の消失を防止しつつ、電荷蓄積層への電荷の注入及び放出を容易に行えるようになる。
前記第4の工程は、例えば、前記第3シリコン酸化膜(15)上に、前記第4シリコン酸化膜(16)と前記第5シリコン酸化膜(17)とが一体化した前記シリコン酸化膜を覆って電荷蓄積膜(18)を形成する工程と、前記第3シリコン酸化膜(15)と前記第4シリコン酸化膜(16)との間に前記電荷蓄積層(18a)となる前記電荷蓄積膜(18)を残して、前記電荷蓄積膜(18)を酸化する工程と、を含む。前記電荷蓄積膜(18)がシリコン窒化膜或いはシリコン物を有する窒化膜の場合にはラジカル酸化或いはプラズマ酸化により酸化を行い、前記電荷蓄積膜(18)がシリコン膜の場合にはラジカル酸化、プラズマ酸化、或いは熱酸化により酸化を行う。
本発明の他の半導体装置の製造方法は、シリコン基板(10)上に窒素層又は第1シリコン窒化膜(21、31、41)と、第1シリコン酸化膜(22、42)と、ゲート電極(14)とを積層して、少なくとも前記第1シリコン酸化膜(22、42)及び前記ゲート電極(14)を同じ形状にパタニングする第1の工程と、ウエットエッチングにより前記第1シリコン酸化膜(22、42)の端部を除去する第2の工程と、前記窒素層又は前記第1シリコン窒化膜(21、31、41)及び前記ゲート電極(14)を酸化して、前記第1シリコン酸化膜(22、42)下部の前記窒素層又は前記第1シリコン窒化膜(21、31、41)を残して前記シリコン基板(10)上に第2シリコン酸化膜(23、43)を形成するとともに、前記ゲート電極(14)を覆って前記第2シリコン酸化膜(23、43)よりも膜厚が厚い第3シリコン酸化膜(24、44)を形成する第3の工程と、前記第2シリコン酸化膜(23、43)と前記第3シリコン酸化膜(24、44)との間に電荷を蓄積するための電荷蓄積層(27、47)を形成する第4の工程と、を含む。
このような半導体装置の製造方法では、「第2シリコン酸化膜(下側酸化膜)」−「電荷蓄積層」−「第3シリコン酸化膜(上側酸化膜)」により、ONO膜が形成される。第2、第3シリコン酸化膜は、第3の工程で一度の酸化処理により形成される。窒化物を含んだシリコンなどのシリコン基板の酸化速度は、ポリシリコンなどのゲート電極の酸化速度よりも遅くなることが知られている。そのために、同一の酸化処理でも、形成されるシリコン酸化膜の厚さは異なる。つまり、シリコン基板上に形成されるシリコン酸化膜(第2シリコン酸化膜)の方が、ゲート電極に形成されるシリコン酸化膜(第3シリコン酸化膜)よりも膜厚が薄くなる。そのために、上側酸化膜の膜厚不足で生じるゲート障害を防止しつつ、電荷蓄積層への電荷の注入及び放出を容易に行えるようになる。
この半導体装置の製造方法では、例えば、前記第1の工程では、前記第1シリコン酸化膜(22、42)及び前記ゲート電極(14)と同じ形状に前記窒素層又は前記第1シリコン窒化膜(21、31、41)をパタニングして、前記第3の工程では、前記シリコン基板(10)上の前記窒素層又は前記第1シリコン窒化膜(21、31、41)がパタニングされていない領域にも前記第2シリコン酸化膜(23、43)を形成してもよい。この場合、前記窒素層又は前記第1シリコン窒化膜(21、31、41)がパタニングされていない領域の第2シリコン酸化膜は、第3シリコン酸化膜(24、44)と同じ膜厚になるが、ONO膜となる第2シリコン酸化膜は、第3シリコン酸化膜(24、44)よりも薄いままである。
シリコン基板上への窒素層又は第1シリコン窒化膜及び第1シリコン酸化膜の形成は、通常のように、窒素層又は第1シリコン窒化膜及び第1シリコン酸化膜を順次積層してもよい。また、例えば、前記シリコン基板(10)上に前記第1シリコン酸化膜(22、42)を形成した後に、前記シリコン基板(10)に窒素イオンを注入、又は前記シリコン基板(10)をN2Oガス、NOガス、もしくはNH3ガスの雰囲気に置くことで、前記窒素層(21、31)を形成してもよい。
前記第4の工程は、例えば、前記第2シリコン酸化膜(23、43)上に、前記第3シリコン酸化膜(24、44)を覆って電荷蓄積膜(25、45)を形成する工程と、前記第2シリコン酸化膜(23、43)と前記第3シリコン酸化膜(24、44)との間に前記電荷蓄積層(27、47)となる前記電荷蓄積膜(25、45)を残して、前記電荷蓄積膜(25、45)を酸化する工程と、を含む。前記電荷蓄積膜(24、45)がシリコン窒化膜或いはシリコン物を有する窒化膜の場合にはラジカル酸化或いはプラズマ酸化により行い、前記電荷蓄積膜(24、45)がシリコン膜の場合にはラジカル酸化、プラズマ酸化、或いは熱酸化により行う。
本発明の半導体装置は、2つの拡散領域(S、D)が形成されたシリコン基板(10)と、前記2つの拡散領域(S、D)に挟まれた領域の前記シリコン基板(10)上に設けられ、第1シリコン酸化膜(11)、シリコン窒化膜(12)、前記第1シリコン酸化膜(11)よりも膜厚が薄い第2シリコン酸化膜(13)が積層されて成る絶縁膜と、前記絶縁膜上に設けられるゲート電極(14)と、前記シリコン基板(10)上に設けられ、前記第1シリコン酸化膜(11)よりも膜厚が薄い第3シリコン酸化膜(15)と、前記第3シリコン酸化膜(15)上の前記第1シリコン酸化膜(11)に接する位置に、前記シリコン窒化膜(12)に接しない膜厚で設けられる、電荷を蓄積するための電荷蓄積層(18a)と、前記ゲート電極(14)の周囲に形成され、前記第3シリコン酸化膜(15)よりも膜厚が厚く、前記電荷蓄積層(18a)に接するシリコン酸化膜(16、17)と、を備える。前記2つの拡散領域(S、D)及び前記ゲート電極(14)にそれぞれ所定の電圧が印加されると、前記電荷蓄積層(18a)に電荷が注入される。
本発明の別の半導体装置は、2つの拡散領域(S、D)が形成されたシリコン基板(10)と、前記2つの拡散領域(S、D)に挟まれた領域の前記シリコン基板(10)上に設けられ、窒素層又は第1シリコン窒化膜(21、31、41)と第1シリコン酸化膜(22、42)とが積層されて成る絶縁膜と、前記絶縁膜上に設けられるゲート電極(14)と、前記シリコン基板(10)上に設けられる第2シリコン酸化膜(23、43)と、前記第2シリコン酸化膜(23、43)上に前記絶縁膜に接して設けられる、電荷を蓄積するための電荷蓄積層(27、47)と、前記ゲート電極(14)の周囲に形成され、前記第2シリコン酸化膜(23、43)の前記電荷蓄積層(27、47)が上部に設けられた部分よりも膜厚が厚く、前記電荷蓄積層(27、47)に接する第3シリコン酸化膜(24、44)と、を備える。前記2つの拡散領域(S、D)及び前記ゲート電極(14)にそれぞれ所定の電圧が印加されると、前記電荷蓄積層(27、47)に電荷が注入される。
以上のような本発明により、一度の酸化処理により厚さの異なるシリコン酸化膜を形成することができる。これにより、例えばONO膜の上側酸化膜と下側酸化膜の膜厚を変えることが可能である。そのために、上側酸化膜の膜厚不足で生じるゲート障害を防止しつつ、電荷蓄積層への電荷の注入及び放出を容易に行えるようになる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。なお、以下の各実施形態は、ONO膜の形成工程についてのみであり、それ以前に行われる下地工程、ONO膜の形成後に行われる配線形成などの上地工程については省略している。ONO膜の形成以外の他の工程については、従来と同じ方法により行われる。また、以下の各実施形態では、基板が従来のシリコンなどのシリコン基板、酸化膜がシリコン酸化膜などのシリコン酸化膜、窒化膜がシリコン窒化膜などのシリコン窒化膜、ゲート電極がポリシリコンにより形成される。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態の半導体装置の製造方法を説明するための図である。
第1実施形態の半導体装置の製造方法では、まず、基板10上に第1酸化膜11、窒化膜12、第2酸化膜13、及びゲート電極14を、基板10側からこの順に積層して、ゲート電極14の形状に合わせてパタニングする(図1(a))。第1酸化膜11の膜厚を、第2酸化膜13の膜厚よりも厚く形成する。第1酸化膜11の膜厚は例えば11nmであり、窒化膜12の膜厚及び第2酸化膜13の膜厚は例えば5nmである。
次いで、フッ酸(HF)などを用いてウエットエッチングを行い、第1酸化膜11及び第2酸化膜13の両端を除去する。これにより窒化膜12の両端部が露出する(図1(b))。第1酸化膜11及び第2酸化膜13は、例えば、ゲート電極14の幅の1/3までエッチング可能である。
次いで、ラジカル酸化或いはプラズマ酸化などの酸化処理により、基板10、窒化膜12の露出している両端部、及びゲート電極14を酸化する。これにより基板10上に第3酸化膜15が形成される。窒化膜12表面に形成される酸化膜及び窒化膜12自身の酸化により第4酸化膜16が形成される。ゲート電極14の表面に第5酸化膜17が形成される。窒化膜12とゲート電極14とは、第2酸化膜13の厚さ分(この実施形態では5nm)しか離間していない。そのために、この酸化処理により第4酸化膜16と第5酸化膜17とが一体化して一つの酸化膜となる(図1(c))。この実施形態では、膜厚が7nmの酸化膜を形成することで、第4酸化膜16と第5酸化膜17とが一体化される。この酸化処理により形成される第3酸化膜15の膜厚は、第4酸化膜16と第5酸化膜17とを足した膜厚よりも大幅に薄くなる。第4酸化膜16と第5酸化膜17とが一体化した酸化膜の膜厚は、第2酸化膜13の膜厚により調整可能である。第2酸化膜13の膜厚が厚いほど第4酸化膜16と第5酸化膜17の膜厚は増える傾向になる。同様に、第3酸化膜15の膜厚も増える。
次いで、第3酸化膜15上に、第1酸化膜11、第4酸化膜16、及び第5酸化膜17を覆って、窒化膜、シリコン膜、或いはシリコン物を有する窒化膜などによる電荷蓄積膜18を形成する(図1(d))。最後に、酸化処理が行われ、電荷蓄積膜18が酸化される。これにより第6酸化膜19が形成され、第3酸化膜15と第4酸化膜16との間に、酸化されなかった電荷蓄積膜18が電荷蓄積層18aとして残る(図1(e))。電荷蓄積膜18が窒化膜或いはシリコン物を有する窒化膜の場合には、ラジカル酸化或いはプラズマ酸化により酸化処理を行う。電荷蓄積膜18がシリコン膜の場合には、ラジカル酸化、プラズマ酸化、或いは熱酸化により酸化処理を行う。
この後、拡散領域であるソース領域S及びドレイン領域Dを、基板10内のゲート電極14の下部領域を挟む位置に形成し、上地工程を行って、半導体装置が形成される。
第3酸化膜15、電荷蓄積層18a、及び第4酸化膜16と第5酸化膜17が一体化した酸化膜によりONO膜が形成される。第3酸化膜15が下側酸化膜、第4酸化膜16と第5酸化膜17が一体化した酸化膜が上側酸化膜となる。ONO膜は2つ形成されるので、この半導体装置はミラービットの半導体記憶装置である。
第3酸化膜15が所望の膜厚で形成可能になるので、電荷蓄積層18aへの電荷の注入及び放出が容易になる。また、第4酸化膜16と第5酸化膜17が一体化した酸化膜が所望の膜厚で形成可能になるので、ゲート障害が起こる可能性が従来よりも低くなる。
また、第1酸化膜11、窒化膜12、及び第2酸化膜13が絶縁層となる。窒化膜12が絶縁層に残るが、窒化膜12の下部に形成される第1酸化膜11は第3酸化膜15に比べて充分な膜厚がある。そのために、電荷蓄積層18aに電荷を注入する際に、窒化膜12に電荷が注入される可能性はほとんどない。つまり、窒化膜12が、書込/削除動作に影響を及ぼすことはない。
<第2実施形態>
図2は、本発明の第2実施形態の半導体装置の製造方法を説明するための図である。
第2実施形態の半導体装置の製造方法では、表面に窒素が注入されたシリコン基板の酸化速度が、シリコンやポリシリコンによるゲート電極の酸化速度よりも遅いという性質を利用して、一度の酸化処理で形成される酸化膜の厚さを変える。
そのために、まず、基板10上に第1酸化膜22を形成し、窒素イオンを注入して熱処理を加える。窒素イオンを注入して熱処理することにより、基板10と第1酸化膜22との界面に窒素が偏析して窒素層21が形成される(図2(a))。図2(a)では、例えば第1酸化膜22の膜厚が20nmであり、窒素イオンはエネルギーが20keVでドーズ量が4E15ion/cm2である。
次いで、第1酸化膜22上にゲート電極14が形成される。第1酸化膜22及びゲート電極14は、所望の形状にパタニングされる。その後、HFなどを用いてウエットエッチングを行い、第1酸化膜22の両端を除去する(図2(b))。これにより、ゲート電極14の基板10側が一部露出する。
次いで、ラジカル酸化、プラズマ酸化、或いは熱酸化などの酸化処理により、窒素層21が酸化されて第2酸化膜23が形成され、ゲート電極14の表面が酸化されて第3酸化膜24が形成される(図2(c))。第2酸化膜23は、窒素イオンが注入されたシリコンの基板10上に形成されるために、酸化速度が、ポリシリコンのゲート電極14を覆って形成される第3酸化膜24の酸化速度よりも遅い。そのために、第2酸化膜23の方が薄く形成される。例えば第2酸化膜23の膜厚は5nmであり、第3酸化膜24の膜厚は10nmである。第2酸化膜23及び第3酸化膜24の膜厚は、窒素層21の厚さ及び酸化時間により決まる。なお、第1酸化膜22下部の窒素層21は酸化されずにそのまま残る。
次いで、第2酸化膜23上に、第1酸化膜22、及び第3酸化膜24を覆って、窒化膜、シリコン膜、或いはシリコン物を有する窒化膜などによる電荷蓄積膜25が形成される(図2(d))。最後に、酸化処理が行われ、電荷蓄積膜25が酸化される。これにより、第4酸化膜26が形成され、第2酸化膜23と第3酸化膜24との間に、酸化されなかった電荷蓄積膜25が電荷蓄積層27として残る(図2(e))。電荷蓄積膜25が窒化膜或いはシリコン物を有する窒化膜の場合には、ラジカル酸化或いはプラズマ酸化により酸化処理を行う。電荷蓄積膜25がシリコン膜である場合には、ラジカル酸化、プラズマ酸化、或いは熱酸化により酸化処理を行う。
この後、拡散領域であるソース領域S及びドレイン領域Dを、基板10内のゲート電極14の下部領域を挟む位置に形成し、上地工程を行って、半導体装置が形成される。
第2酸化膜23、電荷蓄積層27、及び第3酸化膜24によりONO膜が形成される。第2酸化膜23が下側酸化膜、第3酸化膜24が上側酸化膜となる。ONO膜は2つ形成されるので、この半導体装置はミラービットの半導体記憶装置となる。また、第1酸化膜22が絶縁層となる。
第2酸化膜23が所望の膜厚で形成可能になるので、電荷蓄積層27の電荷の注入及び放出が容易になる。また、第3酸化膜24が所望の膜厚で形成可能になるので、ゲート障害が起こる可能性が従来よりも低くなる。
<第3実施形態>
図3は、本発明の第3実施形態の半導体装置の製造方法を説明するための図である。
第3実施形態は、第2実施形態と同様に、表面に窒素が注入されたシリコン基板の酸化速度がポリシリコンによるゲート電極の表面の酸化速度よりも遅いという性質を利用している。第3実施形態は、窒素層31の形成方法が第2実施形態とは異なるのみであり、それ以降の工程は同じである。
第3実施形態では、基板10上に第1酸化膜22を形成して、N2Oガス、NOガス、或いはNH3ガス雰囲気に曝す。これにより、基板10と第1酸化膜22との界面に窒素が偏析して窒素層31が形成される。窒素層31が形成された後の処理は第2実施形態と同じであり、図2(b)以降と同じ工程である。よって、以降の説明は省略する。第3実施形態で製造された半導体装置も、第2実施形態で製造された半導体装置を同じ構造、性質となるので、説明を省略する。
<第4実施形態>
図4は、本発明の第4実施形態の半導体装置の製造方法を説明するための図である。
第4実施形態の半導体装置の製造方法も、第2実施形態、第3実施形態と同様に、窒化膜の酸化速度がシリコン、ポリシリコンの酸化速度よりも遅いという性質を利用して、一度の酸化処理で形成される酸化膜の厚さを変えるようにしている。
第4実施形態の半導体装置の製造方法では、まず、基板10上に第1窒化膜41、第1酸化膜42、及びゲート電極14を、この順に積層して、ゲート電極14の形状に合わせてパタニングする(図4(a))。第1窒化膜41の膜厚は例えば2nmである。
その後、HFなどを用いてウエットエッチングを行い、第1酸化膜42の両端を除去する(図4(b))。これにより、ゲート電極14の第1窒化膜41側及び第1窒化膜41のゲート電極14側を一部露出する。
次いで、ラジカル酸化或いはプラズマ酸化などの酸化処理により、基板10上、第1窒化膜41、及びゲート電極14の表面を酸化する。これにより基板10上に第2酸化膜43が形成され、ゲート電極14の周囲に第3酸化膜44が形成される(図4(c))。第1窒化膜41の酸化速度が他の部分の酸化速度よりも遅いために、第1窒化膜41が形成されていた部分の第2酸化膜43の膜厚は、他の基板10上の第2酸化膜43及びゲート電極14の周囲の第3酸化膜44よりも薄く形成される。第2酸化膜43の膜厚は、第1窒化膜41の膜厚及び酸化時間により決められる。
次いで、第2酸化膜43上に、第1酸化膜42、及び第3酸化膜44を覆って、窒化膜、シリコン膜、或いはシリコン物を有する窒化膜などによる電荷蓄積膜45が形成される(図4(d))。最後に、酸化処理が行われ、電荷蓄積膜45が酸化される。これにより、第4酸化膜46が形成され、第2酸化膜43と第3酸化膜44との間に、酸化されなかった電荷蓄積膜45が電荷蓄積層47として残る(図4(e))。電荷蓄積膜45が窒化膜或いはシリコン物を有する窒化膜の場合には、ラジカル酸化或いはプラズマ酸化により酸化処理を行う。電荷蓄積膜25がシリコン膜である場合には、ラジカル酸化、プラズマ酸化、或いは熱酸化により酸化処理を行う。
この後、拡散領域であるソース領域S及びドレイン領域Dを、基板10内のゲート電極14の下部領域を挟む位置に形成し、上地工程を行って、半導体装置が形成される。
第2酸化膜43、電荷蓄積層47、及び第3酸化膜44によりONO膜を形成する。第2酸化膜43が下側酸化膜、第3酸化膜44が上側酸化膜となる。ONO膜は2つ形成されるので、この半導体装置はミラービットの半導体記憶装置となる。また、第1窒化膜41及び第1酸化膜42が絶縁層となる。
第1窒化膜41が絶縁層に残るが、膜厚が薄く電荷蓄積層47に比べて充分な電荷の注入ができない。そのために、電荷蓄積層47に電荷を注入する際に、第1窒化膜41にはほとんど電荷が注入されない。つまり、第1窒化膜41が、書込/削除動作に影響を及ぼす恐れはない。
図1(a)〜(e)は、本発明の第1実施形態の半導体装置の製造方法を説明する図である。 図2(a)〜(e)は、本発明の第2実施形態の半導体装置の製造方法を説明する図である。 本発明の第3実施形態の半導体装置の製造方法を説明する図である。 図4(a)〜(e)は、本発明の第4実施形態の半導体装置の製造方法を説明する図である。
符号の説明
10…基板、11,22,42…第1酸化膜、12,41…第1窒化膜、13,23,43…第2酸化膜、14…ゲート電極、15,24,44…第3酸化膜、16,26,46…第4酸化膜、17…第5酸化膜、18,25,45…電荷蓄積膜、18a,27,47…電荷蓄積層、19…第6酸化膜、21,31…窒素層、S…ソース領域、D…ドレイン領域

Claims (10)

  1. シリコン基板(10)上に第1シリコン酸化膜(11)、シリコン窒化膜(12)、前記第1シリコン酸化膜(11)よりも膜厚が薄い第2シリコン酸化膜(13)、及びゲート電極(14)を積層して、同じ形状にパタニングする第1の工程と、
    ウエットエッチングにより前記第1シリコン酸化膜(11)の端部及び前記第2シリコン酸化膜(13)の端部を除去して前記シリコン窒化膜(12)の端部を露出させる第2の工程と、
    前記第1シリコン酸化膜(11)が除去されたシリコン基板(10)上に第3シリコン酸化膜(15)を形成すると同時に、前記シリコン窒化膜(12)の露出部分を酸化して第4シリコン酸化膜(16)を形成し且つ前記ゲート電極(14)の周囲に第5シリコン酸化膜(17)を形成して、前記第4シリコン酸化膜(16)と前記第5シリコン酸化膜(17)とが一体化したシリコン酸化膜を形成する第3の工程と、
    前記第3シリコン酸化膜(15)と前記第4シリコン酸化膜(16)との間に電荷を蓄積するための電荷蓄積層(18a)を形成する第4の工程と、を含む、
    半導体装置の製造方法。
  2. 前記第4の工程は、
    前記第3シリコン酸化膜(15)上に、前記第4シリコン酸化膜(16)と前記第5シリコン酸化膜(17)とが一体化した前記シリコン酸化膜を覆って電荷蓄積膜(18)を形成する工程と、
    前記第3シリコン酸化膜(15)と前記第4シリコン酸化膜(16)との間に前記電荷蓄積層(18a)となる前記電荷蓄積膜(18)を残して、前記電荷蓄積膜(18)を酸化する工程と、を含む、
    請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記電荷蓄積膜(18)が、シリコン窒化膜、シリコン膜、或いはシリコン物を有する窒化膜のいずれかであり、
    前記電荷蓄積膜(18)の酸化は、前記電荷蓄積膜(18)がシリコン窒化膜或いはシリコン物を有する窒化膜の場合にはラジカル酸化或いはプラズマ酸化により行い、前記電荷蓄積膜(18)がシリコン膜の場合にはラジカル酸化、プラズマ酸化、或いは熱酸化により行う、
    請求項2記載の半導体装置の製造方法。
  4. シリコン基板(10)上に窒素層又は第1シリコン窒化膜(21、31、41)と、第1シリコン酸化膜(22、42)と、ゲート電極(14)とを積層して、少なくとも前記第1シリコン酸化膜(22、42)及び前記ゲート電極(14)を同じ形状にパタニングする第1の工程と、
    ウエットエッチングにより前記第1シリコン酸化膜(22、42)の端部を除去する第2の工程と、
    前記窒素層又は前記第1シリコン窒化膜(21、31、41)及び前記ゲート電極(14)を酸化して、前記第1シリコン酸化膜(22、42)下部の前記窒素層又は前記第1シリコン窒化膜(21、31、41)を残して前記シリコン基板(10)上に第2シリコン酸化膜(23、43)を形成するとともに、前記ゲート電極(14)を覆って前記第2シリコン酸化膜(23、43)よりも膜厚が厚い第3シリコン酸化膜(24、44)を形成する第3の工程と、
    前記第2シリコン酸化膜(23、43)と前記第3シリコン酸化膜(24、44)との間に電荷を蓄積するための電荷蓄積層(27、47)を形成する第4の工程と、を含む、
    半導体装置の製造方法。
  5. 前記第1の工程では、前記第1シリコン酸化膜(22、42)及び前記ゲート電極(14)と同じ形状に前記窒素層又は前記第1シリコン窒化膜(21、31、41)をパタニングしており、
    前記第3の工程では、前記シリコン基板(10)上の前記窒素層又は前記第1シリコン窒化膜(21、31、41)がパタニングされていない領域にも前記第2シリコン酸化膜(23、43)を形成する、
    請求項4記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記第1の工程では、前記シリコン基板(10)上に前記第1シリコン酸化膜(22)を形成した後に、前記シリコン基板(10)に窒素イオンを注入、又は前記シリコン基板(10)をN2Oガス、NOガス、もしくはNH3ガスの雰囲気に置くことで、前記窒素層(21、31)を形成する、
    請求項4又は5記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記第4の工程は、
    前記第2シリコン酸化膜(23、43)上に、前記第3シリコン酸化膜(24、44)を覆って電荷蓄積膜(25、45)を形成する工程と、
    前記第2シリコン酸化膜(23、43)と前記第3シリコン酸化膜(24、44)との間に前記電荷蓄積層(27、47)となる前記電荷蓄積膜(25、45)を残して、前記電荷蓄積膜(25、45)を酸化する工程と、を含む、
    請求項4〜6のいずれか1項記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記電荷蓄積膜(24、45)が、シリコン窒化膜、シリコン膜、或いはシリコン物を有する窒化膜のいずれかであり、
    前記電荷蓄積膜(24、45)の酸化は、前記電荷蓄積膜(24、45)がシリコン窒化膜或いはシリコン物を有する窒化膜の場合にはラジカル酸化或いはプラズマ酸化により行い、前記電荷蓄積膜(24、45)がシリコン膜の場合にはラジカル酸化、プラズマ酸化、或いは熱酸化により行う、
    請求項7記載の半導体装置の製造方法。
  9. 2つの拡散領域(S、D)が形成されたシリコン基板(10)と、
    前記2つの拡散領域(S、D)に挟まれた領域の前記シリコン基板(10)上に設けられ、第1シリコン酸化膜(11)、シリコン窒化膜(12)、前記第1シリコン酸化膜(11)よりも膜厚が薄い第2シリコン酸化膜(13)が積層されて成る絶縁膜と、
    前記絶縁膜上に設けられるゲート電極(14)と、
    前記シリコン基板(10)上に設けられ、前記第1シリコン酸化膜(11)よりも膜厚が薄い第3シリコン酸化膜(15)と、
    前記第3シリコン酸化膜(15)上の前記第1シリコン酸化膜(11)に接する位置に、前記シリコン窒化膜(12)に接しない膜厚で設けられる、電荷を蓄積するための電荷蓄積層(18a)と、
    前記ゲート電極(14)の周囲に形成され、前記第3シリコン酸化膜(15)よりも膜厚が厚く、前記電荷蓄積層(18a)に接するシリコン酸化膜(16、17)と、を備え、
    前記2つの拡散領域(S、D)及び前記ゲート電極(14)にそれぞれ所定の電圧が印加されると、前記電荷蓄積層(18a)に電荷が注入される、
    半導体装置。
  10. 2つの拡散領域(S、D)が形成されたシリコン基板(10)と、
    前記2つの拡散領域(S、D)に挟まれた領域の前記シリコン基板(10)上に設けられ、窒素層又は第1シリコン窒化膜(21、31、41)と第1シリコン酸化膜(22、42)とが積層されて成る絶縁膜と、
    前記絶縁膜上に設けられるゲート電極(14)と、
    前記シリコン基板(10)上に設けられる第2シリコン酸化膜(23、43)と、
    前記第2シリコン酸化膜(23、43)上に前記絶縁膜に接して設けられる、電荷を蓄積するための電荷蓄積層(27、47)と、
    前記ゲート電極(14)の周囲に形成され、上部に前記電荷蓄積層(27、47)が設けられた前記第2シリコン酸化膜(23、43)の部分よりも膜厚が厚く、前記電荷蓄積層(27、47)に接する第3シリコン酸化膜(24、44)と、を備え、
    前記2つの拡散領域(S、D)及び前記ゲート電極(14)にそれぞれ所定の電圧が印加されると、前記電荷蓄積層(27、47)に電荷が注入される、
    半導体装置。
JP2008135042A 2008-05-23 2008-05-23 半導体装置の製造方法及び半導体装置 Active JP5421549B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008135042A JP5421549B2 (ja) 2008-05-23 2008-05-23 半導体装置の製造方法及び半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008135042A JP5421549B2 (ja) 2008-05-23 2008-05-23 半導体装置の製造方法及び半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009283740A JP2009283740A (ja) 2009-12-03
JP5421549B2 true JP5421549B2 (ja) 2014-02-19

Family

ID=41453877

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008135042A Active JP5421549B2 (ja) 2008-05-23 2008-05-23 半導体装置の製造方法及び半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5421549B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6306233B1 (ja) 2017-02-28 2018-04-04 ウィンボンド エレクトロニクス コーポレーション フラッシュメモリおよびその製造方法
JP6563988B2 (ja) 2017-08-24 2019-08-21 ウィンボンド エレクトロニクス コーポレーション 不揮発性半導体記憶装置
JP6623247B2 (ja) 2018-04-09 2019-12-18 ウィンボンド エレクトロニクス コーポレーション フラッシュメモリおよびその製造方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3233998B2 (ja) * 1992-08-28 2001-12-04 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置の製造方法
JP3973819B2 (ja) * 1999-03-08 2007-09-12 株式会社東芝 半導体記憶装置およびその製造方法
DE10205079B4 (de) * 2002-02-07 2008-01-03 Infineon Technologies Ag Verfahren zur Herstellung einer Speicherzelle
JP2004071877A (ja) * 2002-08-07 2004-03-04 Fujitsu Ltd 半導体記憶装置及びその製造方法
JP2004241503A (ja) * 2003-02-04 2004-08-26 Fujitsu Ltd 半導体記憶装置及びその製造方法
JP5358121B2 (ja) * 2008-05-09 2013-12-04 シャープ株式会社 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009283740A (ja) 2009-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7169668B2 (en) Method of manufacturing a split-gate flash memory device
KR101618160B1 (ko) 불휘발성 반도체 메모리 및 불휘발성 반도체 메모리의 제조 방법
KR100432888B1 (ko) 비휘발성 메모리 소자 및 그 제조방법
JP2004522312A (ja) Sonos型装置の分離を改善するためのono形成中のソース・ドレイン注入
WO2007086304A1 (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
US7692233B2 (en) Semiconductor device and manufacturing method thereof
US7378706B2 (en) Semiconductor device and method of manufacturing the same
US20050176203A1 (en) [method of fabricating non-volatile memory cell ]
KR100731058B1 (ko) 이중 터널 산화막을 포함하는 플래시 메모리 셀 및 그 제조방법
KR100745400B1 (ko) 게이트 구조 및 이를 형성하는 방법, 비휘발성 메모리 장치및 이의 제조 방법
JP5421549B2 (ja) 半導体装置の製造方法及び半導体装置
KR100606928B1 (ko) 비휘발성 메모리 장치 및 그 제조방법
JP2008211022A (ja) 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法
US7485533B2 (en) Fabrication method of an non-volatile memory
JP5787855B2 (ja) 半導体記憶装置
US7244652B2 (en) Method of forming a split programming virtual ground SONOS memory
KR100880230B1 (ko) 반도체 소자 및 그의 제조 방법
CN107644874B (zh) 非挥发性存储器结构及其制作方法
TWI387058B (zh) 非揮發性半導體記憶體元件以及製造非揮發性半導體記憶體元件之方法
JP3973616B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置の製造方法
JP5252169B2 (ja) 半導体装置
KR100533110B1 (ko) 플래시 메모리 제조 방법
JP2000049241A (ja) 半導体メモリ装置およびその製造方法
US7144774B1 (en) Method of fabricating non-volatile memory
JPWO2005122246A1 (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20100324

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100412

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100818

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110520

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20120829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130322

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130614

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131025

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131122

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5421549

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250