JP5420980B2 - 洗浄剤 - Google Patents

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本発明は、ポリアクリル酸ナトリウムを含有する水溶液を洗浄除去するための洗浄剤に関するものである。
従来、男女間の性交時やマッサージ時、あるいは病理検査等において、直腸、膣腔、体腔等の粘膜を保護しつつ潤滑を良好にするために潤滑剤を使用する場合がある。そして該潤滑剤に適度な粘性を付与するべく、特許文献1から特許文献5に示されるように、増粘剤としてポリアクリル酸ナトリウムを添加した潤滑剤が提供されている。
またポリアクリル酸ナトリウムは、アニオン性界面活性剤として油成分を乳化・分散させる効果も有しており、乳化剤あるいは分散剤として、特許文献6及び特許文献7に示されるように、クリーム、乳液、化粧水、シャンプー、メイクアップ化粧品等にも添加される場合がある。加えてポリアクリル酸ナトリウムは水溶液とすることで、その高い水分吸収率を利用した保冷剤としても利用されている。
特開平11−21230号公報 特開平11−244375号公報 特開2003−146875号公報 特開2006−169406号公報 特開2006−347969号公報 特開平9−208441号公報 特開2006−6943号公報
ところが、上記従来のようなポリアクリル酸ナトリウムを含有する水溶液、特に潤滑剤については、使用後に洗い落とそうとした場合に、その粘性による独特のぬめり感が落ちにくいという問題あった。そして、このような場合には、ボディシャンプー、ハンドソープ等のような従来のアニオン性界面活性剤を含む洗浄剤を使うと却ってぬめり感が増してしまうため、大量の水を使って擦り落とすしかポリアクリル酸ナトリウムを含有する水溶液を洗い落とす方法がなかった。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、ポリアクリル酸ナトリウムを含有する水溶液を簡易に洗い落とすことができる洗浄剤を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の洗浄剤の発明は、0.1〜9.0質量%のポリアクリル酸ナトリウムを含有する水溶液を洗浄除去するための洗浄剤であって、溶媒として水と、溶質としてカチオン性界面活性剤と、を含んでおり、上記カチオン性界面活性剤は、非芳香族系のものであって炭素数が22以下のアルキル基を有するアルキルトリメチルアンモニウム塩またはジアルキルジメチルアンモニウム塩であることを要旨とする。
本発明の洗浄剤によれば、洗浄剤に含まれるカチオン性界面活性剤は、その陽イオンがポリアクリル酸ナトリウムの陰イオンと会合することにより、該ポリアクリル酸ナトリウムの粘性による独特のぬめり感を即座に失わせることができる。加えてカチオン性界面活性剤を非芳香族系のものであって炭素数が22以下のアルキル基を有するものとしたことにより、カチオン性界面活性剤の陽イオンとポリアクリル酸ナトリウムの陰イオンとが会合することによる固形分の析出及び該固形分の凝固による膜の形成を抑制することができる。従って、ポリアクリル酸ナトリウムのぬめり感を即座に失わせることができるとともに、樹脂からなる膜が凝固して付着することを抑制することができるため、ポリアクリル酸ナトリウムを含有する水溶液を物理的に擦り落とさずとも簡易に洗い落とすことができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の洗浄剤の発明において、さらに溶質として両性界面活性剤及び非イオン性界面活性剤から選択される少なくとも1つの界面活性剤と、を含んでいることを要旨とする。
上記構成の発明によれば、両性界面活性剤及び非イオン性界面活性剤の少なくとも何れか一方を含ませることで、カチオン性界面活性剤及びポリアクリル酸ナトリウムの双方への影響を抑制しつつ、洗浄力の向上を図ることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の洗浄剤の発明において、上記カチオン性界面活性剤は、溶媒である水100質量部に対して0.3〜10質量部添加されていることを要旨とする。
上記構成の発明によれば、洗浄剤中におけるカチオン性界面活性剤の添加量を適度な値とすることにより、該洗浄剤による粘膜や皮膚への刺激、ぬるつき感等といった不快感を抑え、水切れを良好なものとすることができる。
本発明によれば、ポリアクリル酸ナトリウムを含有する水溶液を簡易に洗い落とすことができる洗浄剤を提供することができる。
以下、本発明の洗浄剤を具体化した一実施形態について説明する。
本発明の洗浄剤は、ポリアクリル酸ナトリウムを含有する水溶液(以下、「ポリアクリル酸ナトリウム水溶液」と記載する)を洗浄除去するためのものであり、溶媒である水に溶質であるカチオン性界面活性剤を溶解させて得られたものである。
ここで、ポリアクリル酸ナトリウム水溶液について説明する。
上記ポリアクリル酸ナトリウム水溶液は、例えばマッサージ時、性交時に使用される機能性潤滑剤やローション等として利用されており、他にも紙おむつや生理用品に使用される吸水剤、あるいは保冷剤、あるいは化粧水等として利用されている。これらの中でも特に機能性潤滑剤は、人体の様々な部位に限らず、様々な場所や、種々の動物にも幅広く使用されるため、本発明の洗浄剤が洗い落とす対象として好適である。
ポリアクリル酸ナトリウム水溶液に使用するポリアクリル酸ナトリウムは、水溶性の高分子化合物であり、その分子構造が網目状となっており、該網目の中に多数の水分子を取り込むことでゲルとなって粘性を発揮する。また該ポリアクリル酸ナトリウムは、水中で解離して陰イオンとなり、また油成分を乳化分散させる効果を有しているため、アニオン性界面活性剤としても利用される。従って、ポリアクリル酸ナトリウム水溶液が人体や布帛等に付着した場合、アニオン性界面活性剤を含む洗浄剤を使用すると、該洗浄剤はその洗浄能力を充分に発揮できず、却ってアニオン性界面活性剤によるぬるつき感が増してしまう可能性が高い。
機能性潤滑剤に使用するポリアクリル酸ナトリウムは、粘度平均重合度(Pv)が好ましくは1万以上である。Pvが1万未満の場合、樹脂分による膜が形成されやすくなり、洗浄除去が困難になるおそれがある。なお機能性潤滑剤として使用する場合、Pvが1万未満になると粘度が低下してしまうため、好適な粘膜保護性が得られないおそれがある。
機能性潤滑剤に使用する場合、ポリアクリル酸ナトリウムの添加量は、水が91.0〜99.9質量%に対して9.0〜0.1質量%とすることが好ましい。ポリアクリル酸ナトリウムの添加量が9.0質量%を超える場合、得られるポリアクリル酸ナトリウム水溶液の粘度が高くなりすぎて使い勝手が悪くなるおそれがある。ポリアクリル酸ナトリウムの添加量が0.1質量%未満の場合、適度な粘性を得られないおそれがある。
上記カチオン性界面活性剤について説明する。
カチオン性界面活性剤は、本発明の洗浄剤の必須成分、つまり主成分であって、上記ポリアクリル酸ナトリウム水溶液の粘性を失わせるために添加される。すなわち、カチオン性界面活性剤は、水中で解離して陽イオンとなることで、水中で解離して陰イオンとなったポリアクリル酸ナトリウムと会合するため、該ポリアクリル酸ナトリウムの網目状分子構造を崩してゲル状態を維持できなくすることで、即座に該ポリアクリル酸ナトリウムの粘性を失わせるものである。なおまた、カチオン性界面活性剤は、アニオン性界面活性剤に比べれば洗浄力では劣るが、セルロースや蛋白質等のような陰性に荷電した高分子と電気的に吸着しやすいという特性を有しており、加えて殺菌作用も示すため、機能性潤滑剤を洗浄対象とする洗浄剤の主成分として最適である。
該カチオン性界面活性剤には、好適な洗浄能力を発揮するという観点から、非芳香族系のものであって炭素数が22以下のアルキル基を有するものが使用される。芳香族系のもの、特に分子構造中にフェニル基を有するものを使用した場合、あるいは炭素数が23以上のアルキル基を有するものを使用した場合には、ポリアクリル酸ナトリウムからなる陰イオンと会合することで糊状の固形分が析出してしまう。該固形分は、粘着性を有しているので洗い落としにくく、また凝固して洗浄対象の表面に樹脂からなる膜を形成し、該膜が洗浄対象の表面に強固に貼り付いてしまうため、洗い落とすことが困難になってしまう。
カチオン性界面活性剤は、非芳香族系のものであって炭素数が12〜22のアルキル基を有するものであり更に非芳香族系のものであって炭素数が13〜22のアルキル基を有するものがより好ましい。これは、アルキル基の炭素数が少ないものほどポリアクリル酸ナトリウムに対する洗浄能力が低くなる傾向があり、分子構造中のアルキル基の炭素数が12未満の場合、所望の洗浄能力が得られないおそれがあるためである。
上記カチオン性界面活性剤としては、アルキルトリメチルアンモニウム塩(〔RN(CH・X)、ジアルキルジメチルアンモニウム塩(〔RR’N(CH・X )が挙げられる。なお、R又はR’はアルキル基を示しており、該アルキル基として主にラウリル基(ドデカニル基)、ミリスチル基(テトラデカニル基)、セチル基(ヘキサデカニル基)、ステアリル基(オクタデカニル基)、オレイル基、アラキジル基(イコサニル基)、ベヘニル基(ドコサニル基)が挙げられる。
これらカチオン性界面活性剤の中でも、アルキルトリメチルアンモニウム塩である塩化アルキルトリメチルアンモニウム(〔RN(CH・Cl)は、入手が容易であり、毒性と皮膚刺激性が低いという観点から、洗浄剤のカチオン性界面活性剤としてより好ましい。さらに、塩化アルキルトリメチルアンモニウムの中でも、アルキル基が炭素数16のセチル基であるセトリモニウムクロリドは洗浄能力と入手容易性の観点から特に好ましく、アルキル基が炭素数12のラウリル基であるラウリルトリモニウムクロリドは入手容易性の観点から特に好ましい。
該カチオン性界面活性剤の添加量は、好適な洗浄能力を発揮するという観点から、溶媒である水100質量部に対して0.3〜10質量部とすることが好ましく、0.8〜5質量部とすることがより好ましく、1〜5質量部とすることがさらに好ましい。水100質量部に対する添加量が0.3質量部未満の場合、ポリアクリル酸ナトリウムの粘性を失わせる効果が弱く、充分な洗浄能力が得られないおそれがある。水100質量部に対する添加量が10質量部を超える場合、洗浄能力は目立って向上せず、却ってカチオン性界面活性剤による洗浄後のぬるつき感が発生してしまうおそれがある。
本発明の洗浄剤には、上記カチオン性界面活性剤の他に、必要に応じて以下のものが溶質として添加される。
両性界面活性剤及び非イオン性界面活性剤の少なくとも何れか一方は、洗浄剤による洗浄能力の補助・向上を目的として添加される。
すなわち、カチオン性界面活性剤は、上述したようにアニオン性界面活性剤に比べると界面活性作用が弱く、洗浄能力で劣る。またカチオン性界面活性剤は、アニオン性界面活性剤に比べると起泡性に劣り、あわ立ちが悪いため、対象個所が洗浄されているか否かを泡の有無によって判断することが難しく、使用者によっては使い勝手の悪さを感じてしまう。ところが、洗浄能力の補助・向上を目的としてアニオン性界面活性剤を添加すれば、洗浄剤中のカチオン性界面活性剤と会合して界面活性を失い、洗浄能力そのものが減弱してしまう。そこで本発明の洗浄剤において、カチオン性界面活性剤との会合を抑制しつつ、界面活性による洗浄能力の補助・向上を図るには、両性界面活性剤あるいは非イオン性界面活性剤を添加することが望ましい。
なお、両性界面活性剤と非イオン性界面活性剤を比べた場合、両性界面活性剤は、溶液のpHに応じて陽イオン、陰イオンの何れにもなることができるため、殺菌性を有すると云う観点から、機能性潤滑剤を洗浄対象とする洗浄剤の成分として好ましい。
両性界面活性剤の具体例としては、アルキルカルボキシベタイン(R(CHCHCOO)、アルキルジメチルアミンオキシド(R(CHNO)等が挙げられ、中でもアルキルカルボキシベタインであるコカミドプロピルベタイン(RCONH(CH(CHCHCOO)、ラウラミノプロピオン酸ナトリウム(C1225NHCHCHCOONa)は、高い起泡力を有するという観点から、カチオン性界面活性剤を主成分とする洗浄剤の副成分として好ましい。
両性界面活性剤の添加量は、カチオン性界面活性剤による洗浄能力を好適に補助し、かつあわ立ちを良好なものにするという観点から、溶媒である水100質量部に対して0.5〜15質量部とすることが好ましく、1〜10質量部とすることがより好ましい。水100質量部に対する添加量が0.5質量部未満の場合、あわ立ちが良好なものとならないおそれがある。水100質量部に対する添加量が15質量部を超える場合、洗浄能力は目立って向上せず、却って起泡性が過剰に発揮されることで洗浄剤を洗い落としにくくなるおそれがある。
非イオン性界面活性剤の具体例としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、脂肪酸ソルビタンエステル、アルキルポリグルコシド、脂肪酸ジエタノールアミド、アルキルモノグリセリルエーテル等が挙げられる。
非イオン性界面活性剤の添加量は、カチオン性界面活性剤による洗浄能力を好適に補助するという観点から、溶媒である水100質量部に対して0.5〜15質量部とすることが好ましく、1〜10質量部とすることがより好ましい。水100質量部に対する添加量が0.5質量部未満の場合、洗浄能力を好適に補助することができないおそれがある。水100質量部に対する添加量が15質量部を超えても、洗浄能力は目立って向上せず、製造コストの高騰に繋がるおそれがある。
水溶性溶剤は、溶媒である水に対して溶質を溶けやすくするとともに、洗浄剤の伸びを良くして使い勝手を良くするための減粘剤として使用される。
水溶性溶剤の具体例としては、人畜に無害で皮膚又は粘膜を刺激しないという観点から、アルコール類、エステル類等が挙げられる。水溶性溶剤の具体例として、エタノール、エチレングリコール、グリセリン、エリスリット、ベンチット、ピナコール等のアルコール類、グリセロール、酢酸アミル等が挙げられる。特にこれらの中でも、エチレングリコール、グリセリン、エリスリット、ベンチット、ピナコール等は、洗浄対象であるポリアクリル酸ソーダを水に溶解させやすくするとともに、湿潤作用を有するので洗浄剤が乾燥しにくくなるため望ましい。
水溶性溶剤の添加量は、水100質量部に対して5〜50質量部とすることが好ましい。水100質量部に対する添加量が5質量部未満の場合、減粘剤としての効果を充分に得ることが出来なくなるおそれがあり、水100質量部に対する添加量が50質量部を超えても減粘剤としての効果は目立って向上せず、製造コストの高騰に繋がるおそれがある。
本発明の洗浄剤には、その効果を損なわない範囲内であれば、上記以外の薬剤を添加してもよい。この薬剤としては、清涼剤、防腐剤、香料、乳化剤、殺菌剤、鎮痛剤、色素等が挙げられる。
本発明を更に具体化した実施例について以下に記載する。
[実施例1]
水が100質量部(全体の80質量%)に対し、カチオン性界面活性剤としてラウリルトリモニウムクロリド(炭素数15)を1.25質量部(全体の1質量%)、両性界面活性剤としてラウラミノプロピオン酸ナトリウムを10質量部(全体の8質量%)、水溶性溶剤としてブチレングリコールを11.75質量部(全体の9.4質量%)、清涼剤としてソルビトールを1.25質量部(全体の1質量%)、クエン酸を0.63質量部(全体の0.5質量%)、防腐剤としてパラベンを0.13質量部(全体の0.1質量%)添加し、混合して実施例1の洗浄剤を得た。
[実施例2]
水が100質量部(全体の83.9質量%)に対し、カチオン性界面活性剤としてセトリモニウムクロリド(炭素数19)を3.58質量部(全体の3質量%)、両性界面活性剤としてコカミドプロピルベタインを3.58質量部(全体の3質量%)、水溶性溶剤としてグリセリンを11.92質量部(全体の10質量%)、防腐剤としてパラベンを0.12質量部(全体の0.1質量%)添加し、混合して実施例2の洗浄剤を得た。
[比較例1]
実施例1においてラウリルトリモニウムクロリドを添加しなかった以外は、同様にして比較例1の洗浄剤を得た。
[比較例2]
実施例2において、カチオン性界面活性剤としてセトリモニウムクロリドに代えてステアラルコニウムクロリド(炭素数27)を添加した以外は、同様にして比較例2の洗浄剤を得た。
[洗浄試験]
機能性潤滑剤(中島化学社製、商品名「ペペ」)を左腕全体に均一に塗布した後、アニオン性界面活性剤であるスルホコハク酸ラウリル二ナトリウムを主成分とするボディシャンプーを左腕に擦りつけ、水を流しつつ、機能性潤滑剤を洗い落とすことを試みた。その結果、ボディシャンプーを擦りつけることによって生じた泡は大量の水で洗い流すことが出来たが、泡を洗い流した後も皮膚上のぬめり感が消えなかった。
上記ボディシャンプーに代えて実施例1及び2の洗浄剤を用いた。その結果、両実施例共に洗浄剤を左腕に擦りつけた時点で皮膚上のぬめり感はほぼ消失しており、少量の水で洗い流すのみでぬめり感が完全に消失した。
上記ボディシャンプーに代えて比較例1の洗浄剤を用いた。その結果、擦るとあわ立ちはしたが、上記ボディシャンプーと同様に泡を洗い流した後も皮膚上のぬめり感が消えなかった。
次に、上記ボディシャンプーに代えて比較例2の洗浄剤を用いた。その結果、洗浄剤を左腕に擦りつけて広げるにつれて皮膚上に薄い膜が形成された。該膜は水で洗い流すことができず、手で剥がさなければならなかった。

Claims (3)

  1. 0.1〜9.0質量%のポリアクリル酸ナトリウムを含有する水溶液を洗浄除去するための洗浄剤であって、
    溶媒として水と、溶質としてカチオン性界面活性剤と、を含んでおり、
    上記カチオン性界面活性剤は、非芳香族系のものであって炭素数が22以下のアルキル基を有するアルキルトリメチルアンモニウム塩またはジアルキルジメチルアンモニウム塩である
    ことを特徴とする洗浄剤。
  2. さらに溶質として両性界面活性剤及び非イオン性界面活性剤から選択される少なくとも1つの界面活性剤と、を含んでいる
    請求項1に記載の洗浄剤。
  3. 上記カチオン性界面活性剤は、溶媒である水100質量部に対して0.3〜10質量部添加されている
    請求項1又は請求項2に記載の洗浄剤。
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