JP5420687B2 - サーバ装置および転送方法 - Google Patents

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本発明は、着信側の端末の要求に応じて着信呼を他の端末に転送するサーバ装置に関するものである。
運輸業界等において、予め配達員の携帯電話番号を顧客に周知することで、顧客が直接配達員に連絡し、顧客の望む時間帯に配達を受けるサービスが行われている。配達員が運転中であったり勤務時間外であったりする場合に顧客が配達員に連絡できない問題を解決するため、配達員の勤務スケジュールに連動して転送先を変更するサービスが開発されている。特許文献1には、発信者の端末から発呼された呼を着信者の端末へ転送する電話システムであって、呼接続要求の着信があると、その呼接続要求を着信した時点の着信者の端末識別情報と着信可否情報とを取得し、その呼接続要求を着信した時点の着信者の端末識別情報と着信可否情報とその呼接続要求に付加された優先度情報とに基づいて、呼を着信者の連絡先となる端末に転送するか否かを判別し、転送すると決定した場合にその呼を転送するための処理を行う電話システムが開示されている。
特開2008−61278号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、或る端末が着信者の端末から遠く離れていても、付加された優先度情報に基づく優先度が高ければその端末は転送先として選択されてしまう。そのため、転送先で呼を転送されたその端末の所有者が転送元である着信者にその電話があったことを伝えようとしても、着信者がその所有者から遠く離れたところにいる場合には、伝えづらいという問題がある。
本発明は、発信者または着信者に直接連絡の取りやすい転送先に着信呼を転送することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明に係るサーバ装置は、発信側の端末から着信側の端末へ通話を要求する発信を検出する検出部と、前記検出部により検出された前記発信が示す着信側の端末に対して応答を要求する要求部と、前記要求部による要求に対する応答として前記着信側の端末から着信呼を転送する旨の要求をされた場合に、当該着信側の端末に対応付けられた転送先の端末の識別情報を取得する取得部と、前記取得部が取得した識別情報により識別される前記転送先の端末、および前記発信側の端末の位置を示す位置情報をそれぞれ取得して各端末の位置を特定する特定部と、前記発信側の端末と前記転送先の端末との距離を、前記特定部により特定した各端末の位置に基づいて算出する算出部と、前記算出部により算出された距離の短い順に当該距離に対応する転送先の端末を選択して、当該端末に前記着信呼の転送を試みる選択部と、転送元の端末に対応付けて、当該端末の着信呼を転送する転送先の端末の識別情報を記憶する記憶部と、転送元の端末に対応付けて、当該端末の着信呼を転送する転送先の端末の識別情報を受け付ける受付部と、前記受付部が受け付けた識別情報と、前記記憶部が記憶している識別情報とを比較する比較部と、前記受付部が受け付けた識別情報を前記転送元の端末に対応付けて前記記憶部に記憶させて、当該識別情報を登録する登録部とを具備し、前記取得部は、前記記憶部から前記転送先の端末の識別情報を取得し、前記登録部は、前記受付部が受け付けた識別情報の中に、前記記憶部が記憶している識別情報が含まれている場合に、当該識別情報を重複識別情報として、前記受付部が受け付けた他の識別情報と区別して前記記憶部に記憶させ、前記選択部は、前記他の識別情報により識別される端末を、前記重複識別情報により識別される端末よりも優先して選択することを特徴とする。
また、本発明に係るサーバ装置は、発信側の端末から着信側の端末へ通話を要求する発信を検出する検出部と、前記検出部により検出された前記発信が示す着信側の端末に対して応答を要求する要求部と、前記要求部による要求に対する応答として前記着信側の端末から着信呼を転送する旨の要求をされた場合に、当該着信側の端末に対応付けられた転送先の端末の識別情報を取得する取得部と、前記取得部が取得した識別情報により識別される前記転送先の端末、および前記着信側の端末の位置を示す位置情報をそれぞれ取得して各端末の位置を特定する特定部と、前記着信側の端末と前記転送先の端末との距離を、前記特定部により特定した各端末の位置に基づいて算出する算出部と、前記算出部により算出された距離の短い順に当該距離に対応する転送先の端末を選択して、当該端末に前記着信呼の転送を試みる選択部と、転送元の端末に対応付けて、当該端末の着信呼を転送する転送先の端末の識別情報を記憶する記憶部と、転送元の端末に対応付けて、当該端末の着信呼を転送する転送先の端末の識別情報を受け付ける受付部と、前記受付部が受け付けた識別情報と、前記記憶部が記憶している識別情報とを比較する比較部と、前記受付部が受け付けた識別情報を前記転送元の端末に対応付けて前記記憶部に記憶させて、当該識別情報を登録する登録部とを具備し、前記取得部は、前記記憶部から前記転送先の端末の識別情報を取得し、前記登録部は、前記受付部が受け付けた識別情報の中に、前記記憶部が記憶している識別情報が含まれている場合に、当該識別情報を重複識別情報として、前記受付部が受け付けた他の識別情報と区別して前記記憶部に記憶させ、前記選択部は、前記他の識別情報により識別される端末を、前記重複識別情報により識別される端末よりも優先して選択することを特徴とする。
好ましくは、上述した態様において、前記距離特定部は、前記各端末の位置を示す位置情報をそれぞれ取得して当該位置を特定する特定部と、前記特定部により特定した各端末の位置に基づいて前記距離を算出する算出部とを有してもよい。
また、好ましくは、上述した態様において、前記距離特定部は、前記取得部が取得した識別情報が、前記登録部によって前記重複識別情報として前記記憶部に記憶させられている場合に、前記距離を特定しないようにしてもよい。
また、本発明に係る転送方法は、発信側の端末から着信側の端末へ通話を要求する発信を検出する検出ステップと、前記検出ステップにより検出された前記発信が示す着信側の端末に対して応答を要求する要求ステップと、前記要求ステップによる要求に対する応答として前記着信側の端末から着信呼を転送する旨の要求をされた場合に、当該着信側の端末に対応付けられた転送先の端末の識別情報を取得する取得ステップと、前記取得ステップにより取得された識別情報により識別される前記転送先の端末と、前記発信側の端末との距離を特定する距離特定ステップと、前記距離特定ステップにより特定された距離の短い順に当該距離に対応する転送先の端末を選択して、当該端末に前記着信呼の転送を試みる選択ステップと、転送元の端末に対応付けて、当該端末の着信呼を転送する転送先の端末の識別情報を受け付ける受付ステップと、前記受付ステップにおいて受け付けられた識別情報と、記憶部が転送元の端末に対応付けて記憶している、当該端末の着信呼を転送する転送先の端末の識別情報とを比較する比較ステップと、前記受付ステップにおいて受付けられた識別情報を前記転送元の端末に対応付けて前記記憶部に記憶させて、当該識別情報を登録する登録ステップとを有し、前記取得ステップは、前記記憶部から前記転送先の端末の識別情報を取得し、前記登録ステップは、前記受付ステップにおいて受け付けられた識別情報の中に、前記記憶部が記憶している識別情報が含まれている場合に、当該識別情報を重複識別情報として、前記受付ステップにおいて受け付けられた他の識別情報と区別して前記記憶部に記憶させ、前記選択ステップは、前記他の識別情報により識別される端末を、前記重複識別情報により識別される端末よりも優先して選択する。
また、本発明に係る転送方法は、発信側の端末から着信側の端末へ通話を要求する発信を検出する検出ステップと、前記検出ステップにより検出された前記発信が示す着信側の端末に対して応答を要求する要求ステップと、前記要求ステップによる要求に対する応答として前記着信側の端末から着信呼を転送する旨の要求をされた場合に、当該着信側の端末に対応付けられた転送先の端末の識別情報を取得する取得ステップと、前記取得ステップにより取得された識別情報により識別される前記転送先の端末と、前記着信側の端末との距離を特定する距離特定ステップと、前記距離特定ステップにより特定された距離の短い順に当該距離に対応する転送先の端末を選択して、当該端末に前記着信呼の転送を試みる選択ステップと、転送元の端末に対応付けて、当該端末の着信呼を転送する転送先の端末の識別情報を受け付ける受付ステップと、前記受付ステップにおいて受け付けられた識別情報と、記憶部が転送元の端末に対応付けて記憶している、当該端末の着信呼を転送する転送先の端末の識別情報とを比較する比較ステップと、前記受付ステップにおいて受付けられた識別情報を前記転送元の端末に対応付けて前記記憶部に記憶させて、当該識別情報を登録する登録ステップとを有し、前記取得ステップは、前記記憶部から前記転送先の端末の識別情報を取得し、前記登録ステップは、前記受付ステップにおいて受け付けられた識別情報の中に、前記記憶部が記憶している識別情報が含まれている場合に、当該識別情報を重複識別情報として、前記受付ステップにおいて受け付けられた他の識別情報と区別して前記記憶部に記憶させ、前記選択ステップは、前記他の識別情報により識別される端末を、前記重複識別情報により識別される端末よりも優先して選択する。
本発明によれば、発信者または着信者に直接連絡の取りやすい転送先に着信呼を転送することができる。
通話システムの全体構成を示す図である。 実施形態に係るサーバ装置の構成を示す図である。 転送先データベースの一例を示す図である。 転送先表の一例を示す図である。 端末の構成を示す図である。 登録端末の構成を示す図である。 サーバ装置の機能的構成を示す図である。 通話システムの動作を説明するフロー図である。 通話システムの動作に伴って変化する転送先表の一例を示す図である。 変形例における通話システムの動作を説明するフロー図である。 変形例におけるサーバ装置の構成を示す図である。 変形例における制御部の機能的構成を示す図である。 変形例における転送先データベースの一例を示す図である。 変形例における転送先表を示す図である。 変形例におけるサーバ装置の機能的構成を示す図である。
1.実施形態
1−1.通話システムの全体構成
図1は、通話システム9の全体構成を示す図である。通話システム9は、通信網3にサーバ装置1と複数の端末2a、2b、2c(以下、特に区別の必要がない場合は、これらを総称して「端末2」と記す)とが接続されている。サーバ装置1は登録端末4と接続されている。登録端末4は、コンピュータであり、オペレータによる操作を受け付けてその操作に応じた内容をサーバ装置1に登録させるための端末である。
端末2は、通信網3を介して通話を行う電話端末であり、携帯電話端末や固定電話端末などである。図1に示す端末2aは、端末2bに対して通話を要求する発信を行う発信側の端末である。この発信は端末2aから通信網3を介してサーバ装置1に受け取られる。サーバ装置1は、端末2aからの発信を解析し、通話を要求されている端末2bを特定してその端末2bを呼び出す。通信網3を介してサーバ装置1から端末2bに着信する呼を着信呼という。また端末2bは、端末2aからの通話の要求に対してサーバ装置1に転送を要求する転送元の端末である。そして端末2cは、端末2bの要求に応じてサーバ装置1により選択されて端末2bの着信呼が転送される転送先の端末である。端末2aが実現する発信機能、端末2bが実現する転送機能、および端末2cが実現する着信機能はどの端末2にも備えられている。
通信網3は、端末2同士を接続する電話網であり、公衆交換電話網や移動体通信網などを含む。サーバ装置1は、交換機の機能を有するコンピュータであり、発信の検出から通話路の形成、終話の検出、通話路の開放など通話を実現するための一連の処理を行う。また、サーバ装置1は、端末2のうち利用者によって転送先が予め決められているものについては、その端末2に対応付けてその転送先を登録する。なお、端末間の通話路の形成とは、端末間を通話路によって接続することである。通話路が形成されることにより、これら端末間の通話が確立される。
1−2.サーバ装置の構成
図2は、実施形態に係るサーバ装置1の構成を示す図である。通信部13は、通信網3と接続して通信を行う回路である。インターフェース14は、登録端末4と通信を行うためのインターフェースである。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を備える。CPUは、ROMや記憶部12に記憶されているプログラムをRAMに読み出し、このプログラムを実行することでサーバ装置1の各部を制御する。また、制御部11は、着信側の端末2から転送の要求があった場合、RAMに転送先表110を生成する。
記憶部12はハードディスクドライブなどの記憶手段である。記憶部12は、上述したプログラムのほか、端末2ごとに転送先の候補の電話番号群が優先順位を付されて記述された転送先データベース(図において「データベース」を「DB」と示す)121を記憶する。
図3は、転送先データベース121の一例を示す図である。図3に示すように、転送先データベース121は、着信側端末リスト1210と、転送先リスト1211とを有する。着信側端末リスト1210は、着信側の端末2にそれぞれ割り当てられた電話番号が記述されたリストである。転送先リスト1211は、着信側端末リスト1210に記述された各電話番号に対応付けられており、その端末2の転送先の候補として予め定められた端末2の電話番号(すなわち、転送先の端末2の識別情報)が記述されたリストである。転送先リスト1211において、転送先の端末2の電話番号が複数である場合、そのそれぞれには順位が対応付けられている。
図4は、転送先表110の一例を示す図である。転送先表110は、上述したように制御部11によって生成されRAMに記憶される。制御部11は、着信側の端末2bから転送の要求があった場合に、端末2bの電話番号を転送先データベース121の着信側端末リスト1210から探し出し、これに対応付けられている転送先リスト1211を読み出す。そして、制御部11は、RAM上に生成した転送先表110において、順位「0」に対応する電話番号に着信側の端末2bの電話番号を書き込み、順位「1」以下に読み出した転送先リスト1211の電話番号群を書き込む。図4において、破線で示した部分は、転送先リスト1211に基づいて書き込まれた部分である。
1−3.端末の構成
図5は、端末2の構成を示す図である。制御部21は、CPU、ROM、RAMを備える。CPUは、ROMや記憶部22に記憶されているプログラムをRAMに読み出して実行することで端末2の各部を制御する。記憶部22は、ソリッドステートドライブなどの記憶手段である。記憶部22は、上述したプログラムのほか、他の端末2に対して通話を要求するために必要な電話番号やユーザに着信を報知するための着信音など種々のデータを記憶する。
通信部23は、通信網3と接続してサーバ装置1や他の端末2と通信を行うための回路である。
操作部24は、各種の指示を入力するためのボタンやセンサなどの操作子を備えており、ユーザによる操作を受け付けてその操作内容に応じた信号を制御部21に供給する。
表示部25は、液晶などを使用したディスプレイ装置であり、制御部21から供給される信号に応じて画像を表示する。
収音部26は、周囲の音に応じた音信号を発生させるマイク261を有し、発生させた音信号をデジタル信号に変換して制御部21に供給する。
放音部27は、音を発生させるスピーカ271を有し、制御部21の制御の下、指示された音信号をアナログ信号に変換してその信号に応じた音をスピーカ271により発生させる。
測位部28は、GPS(Global Positioning System)測位方式に基づいて端末2(自装置)の位置を測定する。
1−4.登録端末の構成
図6は、登録端末4の構成を示す図である。制御部41は、CPU、ROM、RAMを備える。CPUは、ROMや記憶部42に記憶されているプログラムをRAMに読み出して実行することで登録端末4の各部を制御する。記憶部42は、ハードディスクドライブなどの記憶手段である。記憶部42は、上述したプログラムのほか、サーバ装置1に着信側の端末2について転送先の候補の電話番号を登録するために必要な様々なデータを記憶する。
インターフェース43は、サーバ装置1と通信を行うためのインターフェースである。
操作部44は、各種の指示を入力するためのボタンやセンサなどの操作子を備えており、ユーザによる操作を受け付けてその操作内容に応じた信号を制御部41に供給する。
表示部45は、液晶などを使用したディスプレイ装置であり、制御部41から供給される信号に応じて画像を表示する。
1−5.サーバ装置の機能的構成
図7は、サーバ装置1の機能的構成を示す図である。制御部11は、検出部111、要求部112、取得部113、特定部114、算出部115、および選択部116として機能する。検出部111は、通信部13を介して端末2からサーバ装置1へ送られる通信内容を監視し、それらの通信内容の中から発信側の端末である端末2aによって発せられた発信を検出する。要求部112は、検出部111により検出された発信の内容を解析し、通話を要求されている端末2bを特定すると、その端末2bに向けて接続を要求する。
要求部112は、接続の要求に対する応答として、端末2bからその接続を受け入れる旨の通知を受け取ると端末2aと端末2bとの間に通話路を形成する。一方、要求部112は、端末2bから接続を拒否し着信呼を転送する旨の通知を受け取ると、その旨を取得部113に伝える。
取得部113は、要求部112が端末2bから着信呼を転送する旨の通知を受け取ったときに、記憶部12に記憶された転送先データベース121を参照して、着信側端末リスト1210の中から端末2bの電話番号を検索する。そして、取得部113は、端末2bの電話番号に対応付けられている転送先リスト1211を読み出して、制御部11のRAM上に転送先表110を生成する。
特定部114は、転送先表110に記述された転送先の候補となっている端末2cの電話番号を読み出し、各電話番号で識別される転送先の端末2cにそれぞれの位置を示す位置情報を要求する。また、特定部114は、検出部111が検出した発信を行った端末2aにも、その位置を示す位置情報を要求する。この要求を受けた各端末2(端末2aおよび端末2c)は、それぞれの測位部28によって自装置の位置を測定し、通信網3を介してその位置を示す位置情報をサーバ装置1へ送信する。サーバ装置1の通信部13は、各端末2から位置情報をそれぞれ受け取って特定部114に伝える。特定部114は、各端末2の位置情報をそれぞれ取得して各端末2の位置をそれぞれ特定し、これらの位置情報を転送先表110に書き込む。
発信側の端末2a、および転送先の候補となっている各端末2cの位置情報が特定部114により転送先表110に書き込まれると、算出部115は、端末2aと各端末2cとの距離を算出し、算出結果を転送先表110に書き込む。そして、算出部115は、書き込んだ距離の短い順に各端末2cを並び替えて順位付けをする。選択部116は、算出部115によって順位付けされた各端末2cを、その順位に沿って順次選択し、端末2bからの着信呼を選択した端末2cへ転送するように試みる。
1−6.通話システムの動作
図8は、通話システム9の動作を説明するフロー図である。サーバ装置1の制御部11は、端末2の状態を監視し、端末2から発信を検出したか否かを判定する(ステップS101)。そして、発信を検出していない間(ステップS101;NO)、制御部11は、この判定を続ける。端末2(以下、この端末2を端末2aとする)からの発信を検出すると(ステップS101;YES)、制御部11は、発信内容を解析して着信側の端末2(以下、この端末2を端末2bとする)に対し接続を要求する(ステップS102)。
次に、制御部11は、ステップS102における接続の要求に対する応答として端末2bから着信呼を転送するように要求されたか否かを判定する(ステップS103)。端末2bが着信呼の転送を要求していないと判定した場合(ステップS103;NO)、制御部11は、端末2aと端末2bとを接続して通話路を形成し(ステップS104)、処理を終了する。
一方、端末2bが着信呼の転送を要求していると判定した場合(ステップS103;YES)、制御部11は、記憶部12に記憶された転送先データベース121を参照し、端末2bの電話番号に対応付けられている転送先リスト1211を取得して、これに基づいて転送先表110を生成する(ステップS105)。そして、制御部11は、発信側の端末2aの位置を特定するとともに(ステップS106)、着信側の端末2bの転送先として転送先表110に記述されている端末2(以下、これらの端末2を端末2cとする)の各位置を特定する(ステップS107)。ステップS106とステップS107の順序は上述した順序の逆でもよい。端末2aおよび各端末2cのそれぞれの位置を特定すると、制御部11は、これら位置を示す位置情報を転送先表110の対応する欄に書き込む。
制御部11は、転送先表110の位置情報に基づいて、端末2aと各端末2cとの間の各距離を算出する(ステップS108)。具体的には、以下のとおりである。
端末2aの位置を示す座標を(X0,Y0)とし、端末2cの位置を示す座標を(X1,Y1)とすると、端末2aと端末2cとの距離Lは次の式(1)で算出される。
Figure 0005420687
図9は、通話システム9の動作に伴って変化する転送先表110の一例を示す図である。図9(a)に示す転送先表110は、特定部114として機能した制御部11により特定された各端末2の位置を示す位置情報によって、位置情報の欄がそれぞれ書きこまれている。例えば、図9(a)に示す転送先表110において、端末2aは順位が「0」に対応付けられているので、電話番号が「03−xxxx−xxx1」であり、その位置を示す位置情報は(210,200)である。すなわち、X0=210、Y0=200である。そして、図9(a)に示す転送先表110において、順位が「1」の端末2cは、電話番号が「03−xxx−xxx6」であり、位置情報は(100,100)である。すなわち、X1=100、Y1=100である。上述した式(1)にこれらを代入すると、距離L=148.86である。制御部11は、各端末2cについて、図9(a)に示す転送先表110の距離の欄に、算出した距離Lをそれぞれ書き込む。なお、端末2aは自装置との距離は0.00であることは自明であるため、算出は行わなくてよい。
全ての端末2について距離の欄を書きこむと、制御部11は、各距離に基づいて転送先表110をソートする。すなわち、距離の短いものほど上位になるように転送先表110の各行の順位を入れ替える。この動作によって、図9(a)に示した転送先表110は、並び替えられて図9(b)に示した転送先表110となる。
転送先表110に記述された全ての端末2cについて並び替えが行われたら、制御部11は、その順位に沿って端末2cを選択し(ステップS109)、選択した端末2cへの接続を要求して、端末2bの着信呼の転送を試みる(ステップS110)。
そして、制御部11は、選択した端末2cから上述した接続の要求に対する応答があるか否かを判定し(ステップS111)、応答がないと判定している間(ステップS111;NO)、この判定を続ける。応答があったと判定した場合(ステップS111;YES)、制御部11は、端末2aと端末2cとを接続して通話路を形成し(ステップS112)、処理を終了する。
例えば、並び替えによって図9(b)に示す転送先表110が得られた場合、制御部11は、まず、順位が「1」の端末2cを選択し、その電話番号である「090−xxxx−xxx8」を用いて、端末2bの着信呼を転送するように試みる。予め決められた時間が経過しても選択したこの端末2cから応答がないと、制御部11は、順位が「2」の端末2cを選択する。そして、制御部11は、その電話番号である「03−xxxx−xxx9」を用いて、端末2bの着信呼を転送するように試みる。
以上、説明したとおり、通話システム9においてサーバ装置1は、転送を要求する端末2bの着信呼を、この端末2bに対応付けて登録されている転送先の端末2cの中から選択して転送するよう試みる。転送先の端末2cは、発信側の端末2aとの距離が短いものほど優先して選択されるようになっている。そのため、例えば、発信側の端末2aのユーザ(発信者)との距離が近い配達員の端末2cが優先的に転送を受けることとなるので、転送を受けた端末2cを所有する配達員は、発信者と直接連絡を取ることが容易になる。
2.変形例
以上が実施形態の説明であるが、この実施形態の内容は以下のように変形し得る。また、以下の変形例を組み合わせてもよい。
2−1.距離の起点
上述した実施形態において、各端末2cとの距離を算出するときの起点となる端末2は、発信側の端末2aであったが、着信側の端末2bを起点としてもよい。図10は、この変形例における通話システム9の動作を説明するフロー図である。この変形例においてサーバ装置1の制御部11は、実施形態に示したステップS106に代えてステップS106aを実行し、ステップS108に代えてステップS108aを実行する。ステップS106aで、制御部11は、発信側の端末2aの位置ではなく、着信側の端末2bの位置を特定する。そして、ステップS108aで、制御部11は、端末2bと各端末2cとの間の各距離を算出する。この構成により、例えば、着信側の端末2bのユーザ(着信者)との距離が近い配達員の端末2cが優先的に転送を受けることとなるので、転送を受けた端末2cを所有する配達員は、着信者と直接連絡を取ることが容易になる。
2−2.重複する転送先の排除
上述した実施形態において、転送先データベース121が着信側の端末2bごとにそれぞれ有する転送先リスト1211は、それぞれどの端末2を転送先として記述していても動作に影響しないものであったが、各転送先リスト1211に記載された転送先が重複している場合に、制御部11は、重複していない場合とは異なる処理を実行するように構成されていてもよい。
図11は、この変形例におけるサーバ装置1bの構成を示す図である。サーバ装置1bは、実施形態における制御部11に代えて制御部11bを、記憶部12に代えて記憶部12bをそれぞれ備えている。制御部11bは転送先表110bを生成し、RAMに記憶する。記憶部12bには、転送先データベース121bが記憶される。サーバ装置1bのその他の構成は、上述した実施形態のサーバ装置1と共通するので、説明を省略する。
図12は、この変形例における制御部11bの機能的構成を示す図である。この変形例において、制御部11bは、受付部117、比較部118、および登録部119として機能する。
受付部117は、インターフェース14を介して登録端末4から送信される信号を受け付ける。登録端末4から、或る着信側の端末2bについて転送先として決められた端末2cのリストを受け付けると、受付部117は、受け付けたこのリストを比較部118に引き渡す。
比較部118は、転送先データベース121bを参照し、受付部117から引き渡されたリストに記述された電話番号群と、転送先データベース121bに記述された転送先の電話番号群とを比較する。そして、転送先の電話番号のいずれかが、受付部117から引き渡されたリストの中に重複して記述されているか否かを判定する。
登録部119は、上述した重複がない場合には、受付部117から引き渡されたリストを、上述した或る着信側の端末2bに対応する転送先のリストとして転送先データベース121bに追加する。一方、上述した重複がある場合には、受付部117から引き渡されたリストのうち、重複する転送先の順位を最下位にして、転送先データベース121bに追加する。
図13は、この変形例における転送先データベース121bの一例を示す図である。図13に示すように、転送先データベース121bは、着信側端末リスト1210bと、転送先リスト1211bとを有する。着信側端末リスト1210bは、実施形態における着信側端末リスト1210と共通するので説明を省略する。
はじめに、記憶部12bには、図13(a)に示した転送先データベース121bが記憶されている。図13(a)において、着信側端末リスト1210bには、1つの電話番号「03−xxxx−xxx1」が記述されている。そして、この電話番号に対応付けて1つの転送先リスト1211bが記憶されている。この転送先リスト1211bは、上述した転送先リスト1211と異なり、順位の欄、電話番号の欄に加えて、距離の算出の欄(以下、算出の欄という)が含まれている。この算出の欄は、対応する端末2cについて端末2aとの距離を算出してよいか否かを記述する。例えば、図13(a)に示す転送先リスト1211bは、順位「1」から「5」までの全ての行について、算出の欄は「○」が記述されている。これは、図13(a)に示す転送先リスト1211bに記述された各端末2cは、端末2aとの距離が算出されることを示している。
ここで、サーバ装置1bは、インターフェース14を介して登録端末4から或る端末2bについて転送先として定められた複数の端末2cのリストを受け付ける。例えば、このリストは、図13(b)に示すリストである。そして、この或る端末2bの電話番号は「06−xxxx−xxx2」である。制御部11は、上述した比較部118として機能し、このリストに記述されている電話番号の中に、既に転送先データベース121bに記述されている電話番号が重複して含まれているか否かを判定する。この場合、図13(a)に示す転送先リスト1211bには、順位「1」に対応付けて電話番号「03−xxxx−xxx6」が記述されているが、この電話番号は、図13(b)に示すリストの順位「1」に対応する電話番号と重複している。
そこで、制御部11は、この重複した電話番号を、順位の最下位に移動させ、他の電話番号の順位を繰り上げる。そして、このように調整した後のリストを上述した或る端末2bに対応する転送先リスト1211bとして、転送先データベース121bに追加する。このとき、重複が見つかったためにリストの最下位に移動させられた電話番号に対応する算出の欄には、「×」が記述される。つまり、制御部11によって実現される登録部119は、受付部117が受け付けた電話番号の中に、記憶部12bが転送先データベース121bにおいて既に記憶している電話番号が含まれている場合に、その電話番号を重複する電話番号(重複電話番号という)として、受付部117が受け付けた他の電話番号と区別して記憶部12bに記憶させる。なお、この或る端末2の電話番号「06−xxxx−xxx2」は、転送先データベース121bにおいて、着信側端末リスト1210bに追加される。
図14は、この変形例における転送先表110bを示す図である。転送先表110bは、転送先データベース121bに基づいて制御部11bのRAM上に生成される。転送先表110bは、実施形態における転送先表110に加えて算出の欄が設けられている。図14(a)に示した転送先表110bは、図13(c)に示した転送先データベース121bにおいて、着信側の端末2bである「03−xxxx−xxx1」に対応付けられた転送先リスト1211bに基づいて生成されるものである。図14(a)に示したこの転送先表110bは、「1」から「5」までの全ての順位に対応する算出の欄が「○」である。そのため、制御部11は、これら全ての端末2cにその位置情報を要求し、端末2aとの距離を算出する。
一方、図14(b)に示した転送先表110bは、図13(c)に示した転送先データベース121bにおいて、後から追加された端末2bである「06−xxxx−xxx2」に対応付けられた転送先リスト1211bに基づいて生成されるものである。図14(b)に示したこの転送先表110bは、順位「1」と順位「2」とに対応する算出の欄がいずれも「○」であるが、順位「3」に対応する算出の欄が「×」である。そのため、制御部11は、順位「1」と順位「2」とに対応する端末2cにその位置情報を要求し、端末2aとの距離を算出するが、順位「3」に対応する端末2cには位置情報を要求しないし、端末2aとの距離も算出しない。つまり、制御部11によって実現される算出部115は、重複電話番号に対応する端末2cについて端末2aまたは端末2bとの距離を算出しない。
以上説明したとおり、この変形例では、既に他の端末2bの転送先として対応付けられた端末2cが、新たに追加される端末2bの転送先のリストに記述された端末2cと重複しているときには、後から追加される重複した端末2cの順位が下げられる。そして、順位が下げられたこの端末2cには、距離の算出も行われないため、この算出による順位の変動もない。したがって、転送先の候補として記述される端末2cが互いに重複するときに、後から追加される方の端末2cの順位が下げられ、その順位が固定される。すなわち、制御部11によって実現される選択部116は、算出部115が重複電話番号に対応する端末2cについて距離を算出しないので、重複電話番号ではない電話番号により識別される端末2cを、重複電話番号により識別される端末2cよりも優先して選択する。このように構成されているため、通話システム9において、重複電話番号により識別される端末2cへ着信呼の転送が集中することが抑制される。
なお、この変形例では、後から追加される重複した端末2cの順位が下げられていたが、先に記憶されていた端末2cの順位が下げられてもよい。要するに着信呼の転送を要求する転送元の端末2が複数台ある場合であって、それら転送元の端末2によって設定された転送先の端末2が互いに重複しているときに、サーバ装置1は、その重複した端末2を転送先として利用することについて、転送元の端末2のうちいずれかを優先すればよい。
2−3.プログラム
サーバ装置1の制御部11によって実行されるプログラムは、磁気テープや磁気ディスクなどの磁気記録媒体、光ディスクなどの光記録媒体、光磁気記録媒体、半導体メモリなどの、コンピュータ装置が読み取り可能な記録媒体に記憶された状態で提供し得る。また、このプログラムを、インターネットなどのネットワーク経由でダウンロードさせることも可能である。なお、上記の制御部11によって例示した制御手段としてはCPU以外にも種々の装置が適用される場合があり、例えば、専用のプロセッサなどが用いられる。
2−4.端末
上述の端末2は、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯音楽再生機、携帯動画再生機、ゲーム機、電子書籍の閲覧装置、ナビゲーション装置、パーソナルコンピュータ等であってもよい。
2−5.電話番号
上述の実施形態において、端末2の識別情報としてその電話番号が用いられていたが、他の識別情報が用いられていてもよい。例えば、端末2ごとに固有の識別情報として、MAC(Media Access Control)アドレスが用いられていてもよい。この場合、MACアドレスと、そのMACアドレスによって識別される端末2の電話番号とを対応付けた対応表がサーバ装置1の記憶部12に記憶されていればよい。そして、制御部11が通話路を形成する際に、この対応表を参照して、MACアドレスから対応する電話番号を特定すればよい。
2−6.測位
本発明の測位部28は、GPS測位方式によるものに限らず、他の測位方式を採用し得る。例えば、測位部28は、基地局測位方式によって測位を行ってもよい。基地局測位方式とは、通信網3のノードである基地局が自局の位置情報を有し、端末2が基地局と通信可能になった場合に、その基地局の位置情報を自端末の位置情報として取得する方式をいう。基地局の位置情報は、上述した実施形態と同様に緯度や経度の情報であってもよいが、地番や施設の名称などの位置に関する情報であってもよい。
なお、上述した実施形態において端末2が固定電話端末である場合に、測位部28は、各端末2の位置情報を予め記憶したサーバ装置から通信網3を介してそれぞれの位置情報を取得してもよい。また、本発明に係る端末2は、測位方式が異なる複数の測位部を備えてもよい。本発明に係る端末2は、例えば、基地局測位方式の第1の測位部とGPS測位方式の第2の測位部とを備えてもよい。このようにすれば、一方の測位部による測位ができない状況にあっても、他方の測位部により測位ができる場合がある。
2−7.距離の特定
上述の実施形態において、特定部114は、各端末2の位置情報をそれぞれ取得して各端末2の位置をそれぞれ特定し、算出部115は、特定部114が特定した各位置に基づいて各端末2間の距離を算出していたが、制御部11は、対象となる2つの端末2の距離を直接的に取得するのであれば、各端末2の位置を示す位置情報を特定しなくてもよい。
図15は、この変形例におけるサーバ装置1cの機能的構成を示す図である。サーバ装置1cは、制御部11cを備えている。制御部11cは、特定部114および算出部115に代えて距離特定部114cを有する点が、上述した制御部11と異なる。距離特定部114cは、転送先表110に記述された転送先の候補となっている端末2cの電話番号を読み出すとともに、その端末2cとの距離を算出するときの起点となる端末2(端末2aまたは端末2b)の電話番号を取得する。そして、各端末2cと、端末2aまたは端末2bとの距離を特定する。
この距離の特定は、例えば以下のように行われる。距離特定部114cは、通信部13を介して対象となる2つの端末2の電話番号を外部機器に送信し、その外部機器にそれら2つの端末2の距離を求めさせる。この外部機器は、2つの端末2の電話番号をサーバ装置1から取得すると、各電話番号で識別される端末2にそれぞれの位置を示す位置情報を要求し、各端末2からそれぞれ位置情報を取得して各端末2間の距離を算出する。そして、この外部機器は、算出した距離を示す情報をサーバ装置1に送信する。距離特定部114cは、外部機器によって求められ、通信部13を介して送信される距離の情報を取得することによって、2つの端末2間の距離を特定する。
なお、上述した実施形態における特定部114やこの変形例において説明した外部機器は、端末2に自端末の位置情報を要求して各端末2からその位置情報を取得していたが、他の態様によりこの位置情報を取得してもよい。例えば、各端末2が予め定められた周期で自端末の位置を測定し、その測定のたびに測定したその位置の位置情報をサーバ装置1や外部機器に送信するようにしてもよい。この場合、サーバ装置1や外部機器は各端末2に位置情報を要求しなくてもそれらの位置情報を取得する。
1,1b…サーバ装置、10…転送先表、11,11b,11c…制御部、110,110b…転送先表、111…検出部、112…要求部、113…取得部、114…特定部、114c…距離特定部、115…算出部、116…選択部、117…受付部、118…比較部、119…登録部、12,12b…記憶部、121,121b…転送先データベース、1210,1210b…着信側端末リスト、1211,1211b…転送先リスト、13…通信部、14…インターフェース、2,2a,2b,2c…端末、21…制御部、22…記憶部、23…通信部、24…操作部、25…表示部、26…収音部、261…マイク、27…放音部、271…スピーカ、28…測位部、3…通信網、4…登録端末、41…制御部、42…記憶部、43…インターフェース、44…操作部、45…表示部、9…通話システム

Claims (6)

  1. 発信側の端末から着信側の端末へ通話を要求する発信を検出する検出部と、
    前記検出部により検出された前記発信が示す着信側の端末に対して応答を要求する要求部と、
    前記要求部による要求に対する応答として前記着信側の端末から着信呼を転送する旨の要求をされた場合に、当該着信側の端末に対応付けられた転送先の端末の識別情報を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した識別情報により識別される前記転送先の端末と、前記発信側の端末との距離を特定する距離特定部と、
    前記距離特定部により特定された距離の短い順に当該距離に対応する転送先の端末を選択して、当該端末に前記着信呼の転送を試みる選択部と
    転送元の端末に対応付けて、当該端末の着信呼を転送する転送先の端末の識別情報を記憶する記憶部と、
    転送元の端末に対応付けて、当該端末の着信呼を転送する転送先の端末の識別情報を受け付ける受付部と、
    前記受付部が受け付けた識別情報と、前記記憶部が記憶している識別情報とを比較する比較部と、
    前記受付部が受け付けた識別情報を前記転送元の端末に対応付けて前記記憶部に記憶させて、当該識別情報を登録する登録部と
    を具備し、
    前記取得部は、前記記憶部から前記転送先の端末の識別情報を取得し、
    前記登録部は、前記受付部が受け付けた識別情報の中に、前記記憶部が記憶している識別情報が含まれている場合に、当該識別情報を重複識別情報として、前記受付部が受け付けた他の識別情報と区別して前記記憶部に記憶させ、
    前記選択部は、前記他の識別情報により識別される端末を、前記重複識別情報により識別される端末よりも優先して選択する
    ことを特徴とするサーバ装置。
  2. 発信側の端末から着信側の端末へ通話を要求する発信を検出する検出部と、
    前記検出部により検出された前記発信が示す着信側の端末に対して応答を要求する要求部と、
    前記要求部による要求に対する応答として前記着信側の端末から着信呼を転送する旨の要求をされた場合に、当該着信側の端末に対応付けられた転送先の端末の識別情報を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した識別情報により識別される前記転送先の端末と、前記着信側の端末との距離を特定する距離特定部と、
    前記距離特定部により特定された距離の短い順に当該距離に対応する転送先の端末を選択して、当該端末に前記着信呼の転送を試みる選択部と
    転送元の端末に対応付けて、当該端末の着信呼を転送する転送先の端末の識別情報を記憶する記憶部と、
    転送元の端末に対応付けて、当該端末の着信呼を転送する転送先の端末の識別情報を受け付ける受付部と、
    前記受付部が受け付けた識別情報と、前記記憶部が記憶している識別情報とを比較する比較部と、
    前記受付部が受け付けた識別情報を前記転送元の端末に対応付けて前記記憶部に記憶させて、当該識別情報を登録する登録部と
    を具備し、
    前記取得部は、前記記憶部から前記転送先の端末の識別情報を取得し、
    前記登録部は、前記受付部が受け付けた識別情報の中に、前記記憶部が記憶している識別情報が含まれている場合に、当該識別情報を重複識別情報として、前記受付部が受け付けた他の識別情報と区別して前記記憶部に記憶させ、
    前記選択部は、前記他の識別情報により識別される端末を、前記重複識別情報により識別される端末よりも優先して選択する
    ことを特徴とするサーバ装置。
  3. 前記距離特定部は、
    前記各端末の位置を示す位置情報をそれぞれ取得して当該位置を特定する特定部と、
    前記特定部により特定した各端末の位置に基づいて前記距離を算出する算出部と
    を有することを特徴とする請求項1または2に記載のサーバ装置。
  4. 前記距離特定部は、前記取得部が取得した識別情報が、前記登録部によって前記重複識別情報として前記記憶部に記憶させられている場合に、前記距離を特定しない
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のサーバ装置。
  5. 信側の端末から着信側の端末へ通話を要求する発信を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにより検出された前記発信が示す着信側の端末に対して応答を要求する要求ステップと、
    前記要求ステップによる要求に対する応答として前記着信側の端末から着信呼を転送する旨の要求をされた場合に、当該着信側の端末に対応付けられた転送先の端末の識別情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得された識別情報により識別される前記転送先の端末と、前記発信側の端末との距離を特定する距離特定ステップと、
    前記距離特定ステップにより特定された距離の短い順に当該距離に対応する転送先の端末を選択して、当該端末に前記着信呼の転送を試みる選択ステップと
    転送元の端末に対応付けて、当該端末の着信呼を転送する転送先の端末の識別情報を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップにおいて受け付けられた識別情報と、記憶部が転送元の端末に対応付けて記憶している、当該端末の着信呼を転送する転送先の端末の識別情報とを比較する比較ステップと、
    前記受付ステップにおいて受付けられた識別情報を前記転送元の端末に対応付けて前記記憶部に記憶させて、当該識別情報を登録する登録ステップと
    を有し、
    前記取得ステップは、前記記憶部から前記転送先の端末の識別情報を取得し、
    前記登録ステップは、前記受付ステップにおいて受け付けられた識別情報の中に、前記記憶部が記憶している識別情報が含まれている場合に、当該識別情報を重複識別情報として、前記受付ステップにおいて受け付けられた他の識別情報と区別して前記記憶部に記憶させ、
    前記選択ステップは、前記他の識別情報により識別される端末を、前記重複識別情報により識別される端末よりも優先して選択する転送方法。
  6. 信側の端末から着信側の端末へ通話を要求する発信を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにより検出された前記発信が示す着信側の端末に対して応答を要求する要求ステップと、
    前記要求ステップによる要求に対する応答として前記着信側の端末から着信呼を転送する旨の要求をされた場合に、当該着信側の端末に対応付けられた転送先の端末の識別情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得された識別情報により識別される前記転送先の端末と、前記着信側の端末との距離を特定する距離特定ステップと、
    前記距離特定ステップにより特定された距離の短い順に当該距離に対応する転送先の端末を選択して、当該端末に前記着信呼の転送を試みる選択ステップと
    転送元の端末に対応付けて、当該端末の着信呼を転送する転送先の端末の識別情報を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップにおいて受け付けられた識別情報と、記憶部が転送元の端末に対応付けて記憶している、当該端末の着信呼を転送する転送先の端末の識別情報とを比較する比較ステップと、
    前記受付ステップにおいて受付けられた識別情報を前記転送元の端末に対応付けて前記記憶部に記憶させて、当該識別情報を登録する登録ステップと
    を有し、
    前記取得ステップは、前記記憶部から前記転送先の端末の識別情報を取得し、
    前記登録ステップは、前記受付ステップにおいて受け付けられた識別情報の中に、前記記憶部が記憶している識別情報が含まれている場合に、当該識別情報を重複識別情報として、前記受付ステップにおいて受け付けられた他の識別情報と区別して前記記憶部に記憶させ、
    前記選択ステップは、前記他の識別情報により識別される端末を、前記重複識別情報により識別される端末よりも優先して選択する転送方法。
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