JP2006025074A - 回線制御装置 - Google Patents

回線制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006025074A
JP2006025074A JP2004200225A JP2004200225A JP2006025074A JP 2006025074 A JP2006025074 A JP 2006025074A JP 2004200225 A JP2004200225 A JP 2004200225A JP 2004200225 A JP2004200225 A JP 2004200225A JP 2006025074 A JP2006025074 A JP 2006025074A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mobile radio
call
line control
information
radio terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004200225A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Fujii
浩樹 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP2004200225A priority Critical patent/JP2006025074A/ja
Publication of JP2006025074A publication Critical patent/JP2006025074A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】 1つの通話先を選択することにより、複数の通話先を着信候補にし、着信候補の中から最適な通話先を選択するため、手間を掛けずに通話先を選択することができ、さらに多くの通話先の番号の管理を不要とすることができる回線制御装置を提供する。
【解決手段】 複数の移動無線端末のうち、発呼した任意の移動無線端末が有する識別情報と着呼先情報とを受信する受信手段101と、受信された発呼した任意の移動無線端末の識別情報と、位置情報格納部の複数の移動無線端末の位置情報及び識別情報とに基づいて、発呼した任意の移動無線端末の位置情報を検出する検出手段102と、検出された発呼した任意の移動無線端末の位置情報及び受信された着呼先情報と、着呼先情報格納部の着呼先情報とに基づいて、着呼先の移動無線端末を決定する決定手段103と、決定された着呼先の移動無線端末へ呼び出し中である旨を通知する通知手段104とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の移動無線端末間の通信を制御する回線制御装置に関する。
従来から、PHS(Personal Handy phone System)などの移動無線端末が、LAN(Local Area Network)に接続された無線基地局やPBX(Private Branch eXchange)を介して、同じLANに接続された公衆回線網に接続された端末と通信を行う通信システムがある。このような通信システムについて図9を用いて説明する。図9に示す通信システム900では、LAN906に、回線コントローラ(回線制御装置)901、無線基地局であるCS(Cell Station)902、PSTN(Private Switch Telephone Network)アダプタ(以下、回線接続装置とも言う)904が接続されている。公衆回線905は回線接続装置904を介してLAN906に接続されている。PHS903a、903bはCS902を介して通信を行っている。ここで、回線コントローラ901は、CS902や回線接続装置904を制御するソフトウェアを動かすPC(Personal Computer)などである。なお、それぞれのPHS903a、903bには、固有の内線番号が割り振られている。このような通信システムが下記の特許文献1に開示されている。
特開平10−308966号公報(図1)
しかしながら、特許文献1に開示されたような通信システムで通話を行う場合、ユーザは、登録された通話先の番号の中から、適切な通話先を選択しなければならず、選択の手間が掛かるという問題があった。とりわけ、通信システムが大規模である場合には、数多くのCSやPHSが組み込まれているため、多くの番号を管理しなければならず、より番号の選択に手間が掛かるという問題があった。
本発明は、上記問題を解決するためのものであり、1つの通話先を選択することにより、複数の通話先を着信候補にし、着信候補の中から最適な通話先を選択するため、手間を掛けずに通話先を選択することができ、さらに多くの通話先の番号の管理を不要とすることができる回線制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明によれば、同一の通信エリア内に入っている複数の移動無線端末間の通信又は相異なる通信エリア内にそれぞれ入っている複数の移動無線端末間の通信を中継する1つ以上の無線基地局と、前記無線基地局を介して前記同一又は相異なる通信エリア内の移動無線端末間の通信を制御する回線制御装置とがネットワークを介してそれぞれ接続された移動無線端末通信システムにおける前記回線制御装置であって、前記回線制御装置には、前記同一又は相異なる通信エリア内に入っている前記複数の移動無線端末それぞれの位置情報及び識別情報を関連付けて格納する位置情報格納部と、前記複数の移動無線端末それぞれに割り振られ、着信させるための着呼先情報を格納する着呼先情報格納部とがそれぞれ接続され、前記複数の移動無線端末は、それぞれ前記識別情報及び前記着呼先情報を有し、前記回線制御装置は、前記複数の移動無線端末のうち、発呼した任意の移動無線端末が有する前記識別情報と前記着呼先情報とを、前記無線基地局を介して前記発呼した任意の移動無線端末から受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された前記発呼した任意の移動無線端末の前記識別情報と、前記位置情報格納部に格納された前記複数の移動無線端末の前記位置情報及び前記識別情報とに基づいて、前記発呼した任意の移動無線端末の前記位置情報を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された前記発呼した任意の移動無線端末の前記位置情報及び前記受信手段によって受信された前記着呼先情報と、前記着呼先情報格納部に格納された前記着呼先情報とに基づいて、着呼先の移動無線端末を決定する決定手段と、前記決定手段によって決定された前記着呼先の移動無線端末に対して、呼び出し中である旨を通知する通知手段とを備える回線制御装置が提供される。
また、本発明の回線制御装置において、前記通知手段による呼び出し中である旨の通知によって、前記発呼した任意の移動無線端末と前記着呼先の移動無線端末との通信が確立されない場合に、前記呼び出し中である旨の通知を、前記着呼先の移動無線端末以外の移動無線端末へ転送する転送手段をさらに備えることは、本発明の好ましい態様である。
本発明の回線制御装置は、上記構成を有し、1つの通話先を選択することにより、複数の通話先を着信候補にし、着信候補の中から最適な通話先を選択するため、手間を掛けずに通話先を選択することができ、さらに多くの通話先の番号の管理を不要とすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図1から図8を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態に係る回線制御装置の構成を示す図である。図2は本発明の実施の形態に係る回線制御装置を含む通信システムの構成を示す図である。図3は本発明の実施の形態に係る回線制御装置を含む通信システムの動作フローを説明するための図である。図4は本発明の実施の形態に係る回線制御装置が移動無線端末の所持者の現在地を認識する際に用いられる移動無線端末の所持者とその所持者の現在地との対応関係を示す図である。図5は本発明の実施の形態に係る回線制御装置が着呼先を呼び出すために用いられる特定内線番号を示す図である。図6は本発明の実施の形態に係る回線制御装置が優先度に基づいて着呼先を決定する場合に用いられる優先度情報を示す図である。図7は本発明の実施の形態に係る回線制御装置が電話転送する場合の操作フローを示すフローチャートである。図8は本発明の実施の形態に係る回線制御装置における呼制御のフローについて説明するためのフローチャートである。
まず、本発明の実施の形態に係る回線制御装置を含む通信システムの構成について図2を用いて説明する。図2に示すように、通信システム200を店舗に利用した場合を考える。このとき、店舗内を、例えばサーバ室210、売り場A211、売り場B212、警備室213に分ける。サーバ室210には、回線制御装置100、PSTNアダプタ203、位置情報格納メモリ(上述した位置情報格納部に相当)205、特定内線番号情報格納メモリ(上述した着呼先情報格納部に相当)206、優先度情報格納メモリ207、音声情報格納メモリ208、文字情報格納メモリ209が含まれている。PSTNアダプタ203は、不図示の公衆回線接続端末と公衆回線214を介して接続されている。
売り場A211には、CS201a、201bが設置され、移動無線端末202a、202b、202cが存在している。売り場B212には、CS201cが設置され、移動無線端末202d、202eが存在している。警備室213には、CS201dが設置され、移動無線端末202fが存在している。サーバ室210の回線制御装置100及びPSTNアダプタ203と、売り場A211のCS201a及び201bと、売り場B212のCS201cと、警備室213のCS201dは、LAN204を介して接続されている。CS201a〜201dは、移動無線端末202a〜202fが所定のエリアに存在するときに交信可能となるように位置登録エリアの設定がされたものである。
移動無線端末202a及び202dは、例えば店舗の利用客が所持するものであり、移動無線端末202c及び202eは、例えば、売り場A211及び売り場B212の担当の係員がそれぞれ所持するものであり、移動無線端末202b及び202fは、例えば警備員が所持するものである。移動無線端末202a〜202fとしては、例えば第2世代コードレス電話機と呼ばれる位置登録機能を有するPHSが考えられる。また、移動無線端末202a〜202fのそれぞれは、後述するPHS番号や特定内線番号などの情報をあらかじめ有している。
また、サーバ室210の回線制御装置100は、従来の回線制御機能の他に、特定の内線番号の発呼があった場合に、位置情報格納メモリ205、特定内線番号情報格納メモリ206、優先度情報格納メモリ207を参照して、適切な着呼先を判断の上、呼の接続をすることができる。詳細については後述する。位置情報格納メモリ205には、移動無線端末(以下、PHSとも言う)202a〜202fの所持者の現在地の位置情報が格納されている。回線制御装置100は、CS201a〜201dを介して移動無線端末202a〜202fから位置情報を受信し、受信した位置情報を位置情報格納メモリ205に格納する。位置情報は、定期的に受信されるようにしてもよい。
次に、上述した通信システムの動作フローについて図3を用いて説明する。この通信システム200は、例えばデパートやスーパーマーケットなどの店舗において、係員の呼び出しや音声案内などのサービスを、PHSを所持した者に対して提供する際に用いられる。そして、この通信システム200によれば、例えば、利用客が売り場の係員を呼び出す場合、同じ内線番号にどこの売り場から掛けても、利用客の現在地に応じた適切な係員を呼び出すことができる。ここで、PHS202aを所持する利用客が、係員を呼び出すためにPHS202aを発呼した場合について考える。
PHS202aを所持する利用客が、係員を呼び出すために所定の内線番号(以下、特定内線番号とも言う)に発呼すると、回線制御装置100が発呼を検出する。ここで、PHS202a〜202fの所持者とその所持者の現在地との対応関係を図4に示し、特定内線番号について図5に示し、それぞれについて説明する。まず、PHS202a〜202fの所持者とその所持者の現在地との対応関係については、図4に示すように、PHS202a〜202fは、それぞれ利用客、売り場の係員、警備員に所持されている。例えば、PHS202aは、利用客に保持され、PHS番号1が割り振られている。また、PHS202dは、PHS202aの所持者とは違う利用客に所持され、PHS番号2が割り振られている。同様にして、他のPHSに対してもPHS番号3〜6がそれぞれ割り振られている。このPHS番号が、上述した移動無線端末の識別情報に相当する。また、図4により、PHS202aを所持する利用客は、売り場A211に居ることがわかる。
また、特定内線番号については、図5に示すように、例えば、特定内線番号が1000の場合には、着呼先が係員となり、特定内線番号が2000の場合には、着呼先が警備員となる。また、特定内線番号が3000の場合には、着呼先が音声案内の取得先となり、特定内線番号が4000の場合には、着呼先が英語の音声案内の取得先となる。図5に示す特定内線番号と着呼先との関係は、上述した特定内線番号情報格納メモリ206に格納されている。この特定内線番号が上述した着呼先情報に相当する。なお、特定内線番号と着呼先との対応は、これに限られるものではない。
PHS202aを所持する利用客が、係員を呼び出すためにPHS202aを発呼した場合の説明に戻り、回線制御装置100は、発呼を検出すると、その着番号をチェックし(ステップS301)、その着番号が特定内線番号であるか否かを判断する(ステップS302)。ここで、回線制御装置100は、着番号をチェックした際に、着番号が特定内線番号ではないと判断された場合には、通常の回線制御を行う(ステップS303)。着番号が特定内線番号であると判断された場合には、回線制御装置100は、発呼してきた側の番号(以下、発番号とも言う)と、位置情報格納メモリ205に格納された情報とに基づいて、発呼者の現在地をチェックする(ステップS304)。この発番号が上述したPHS番号に相当する。
回線制御装置100は、着番号と特定内線番号情報格納メモリ206に格納された情報とに基づいて、着呼先が音声案内の取得先であるか否かを判断する(ステップS305)。着呼先が音声案内の取得先であると判断された場合には、回線制御装置100は、音声案内を発呼者へ送信する(ステップS306)。一方、ステップS305において、着呼先が音声案内の取得先でない場合、すなわち、回線制御装置100は、発呼者の現在地に基づいて、着呼先が売り場A211に居る係員の所持するPHS202cであると判断すると、発呼者である利用客の所持するPHS202aへ呼び出し中を知らせる音(以下、RBTとも言う)を送信し(ステップS307)、一方、売り場A211に居る係員の所持するPHS202cへ発呼者の現在地やPHS番号などの情報を含めた発呼者情報を送信し、同時にPHS202cを鳴動させる(ステップS308)。送信された発呼者情報により、PHS202cの表示部には、例えば、「PHS番号1、売り場A211の西側」と表示される。
この例では、係員を呼び出すために特定内線番号1000番を発呼したPHS202aを所持する利用客は、売り場A211に居るため、この発呼に対する着呼先は売り場A211の担当の係員が所持するPHS202cとなっている。仮に、PHS202aを所持する利用客が売り場B212に居るとすると、着呼先は売り場B212の担当の係員が所持する202eとなる。
なお、上述した例では、着呼先として、PHS202aを所持する利用客が居る売り場A211の担当の係員が所持するPHS202cを選択しているが、できる限り近くに居る係員を選択するように、あらかじめ着呼先の優先度を設定しておいてもよい。例えば、図6に示すような優先度情報を設定し、上述した優先度情報格納メモリ207に格納する。図6に示す例では、売り場A211に居る利用客が特定内線番号1000番を発呼した場合、最優先される着呼先は売り場A211に居る係員であり、仮に、売り場A211に係員が不在の場合には、売り場B212に居る係員が着呼先として選択される。このように、優先度を設けて、着呼先を選択するようにもできる。なお、着呼先の係員などの現在地は、上述した位置情報格納メモリ205に格納された位置情報に基づいて判断される。
また、回線制御装置100が、着呼先が音声案内の取得先であると判断した場合に、上述した音声情報格納メモリ208に格納されたメッセージを発呼者へ送信する。これにより、例えば、各売り場の買い得情報などを送信することができる。また、発呼者の現在地に応じた適切なメッセージを送信することも可能である。この場合、現在地に応じたメッセージをあらかじめ格納しておく必要がある。このように、利用客は、特定内線番号1000番という1つの番号を利用するだけで、どこの売り場にいても適切な係員への接続などが自動的に行われる。そして、売り場の係員は、発呼者の所在地が分かるため、利用客を探し出すことが容易になる。
なお、上述した例では、音声通話に関して説明したが、メール機能を利用する場合にも応用することができる。例えば、PHS202aを所持する利用客が売り場の係員にメールで問い合わせを行いたい場合に、特定内線番号1000番を指定することにより、上述した着呼先の判断と同様に適切な相手先が決定され、メッセージなどを送信できる。このとき、複数の相手へ同時に送信するようにしてもよい。
ところで、売り場の係員は、他の接客を行っているなどの理由により、ステップS308のように、所持するPHSが鳴動されても、即座に応答することができるとは限らない。そのような場合に対して、他の係員への電話転送を以下に示す操作によって実現することができる。電話転送の操作フローについて図7を用いて説明する。まず、着呼者は、自身が所持するPHSに着信があった場合、応答することができればオフフックし応答するが、応答することができず、転送を希望する場合には、いったんオフフックした上であらかじめ設定された時間、例えば3秒以内にオンフックすることにより、転送される。ここで、オフフックとは通話を開始することを言い、オンフックとは通話を切断することを言う。
回線制御装置100は、着信に対して着呼者が応答したか否かを判断する(ステップS701)。着呼者が応答したと判断された場合、回線制御装置100は、設定時間内に着呼者が切断したか否かを検出する(ステップS702)。切断されていないと検出された場合には、回線制御装置100は、着呼者が応答するものと判断し、通常通り、呼を接続する(ステップS703)。一方、設定時間内に切断されたと検出された場合には、回線制御装置100は、転送先を決める(ステップS704)。転送先は、上述したように、最も近くに居る者を位置情報格納メモリ205に格納された情報に基づいて決めてもよい。また、優先度情報格納メモリ207に格納されている情報に基づいて決めてもよい。新たな転送先が決まると、回線制御装置100は、発呼者へRBTを送信する(ステップS705)。そして、回線制御装置100は、新たな転送先の着呼者に対して、発呼者の現在地やPHS番号などの情報を含めた発呼者情報を送信し、同時にPHSを鳴動させる(ステップS706)。なお、ステップS701において、着呼者が応答しないと判断された場合、回線制御装置100は、発呼者自らが発呼を切断したか否かを判断する(ステップS707)。発呼者自らが発呼を切断したと判断された場合、回線制御装置100は、無線チャネルを開放する(ステップS708)。発呼者自らが発呼を切断していないと判断された場合、ステップS701へ戻る。
次に、本発明の実施の形態に係る回線制御装置の構成について、図1を用いて説明する。図1に示すように、回線制御装置100は、受信部101、検出部102、決定部103、通知部104、転送部105から構成されている。これらは、バス106によってつながれている。また、回線制御装置100は、自身の動作を制御するための制御プログラムが不図示の記憶領域に格納されており、その制御プログラムによって動作制御されている。また、回線制御装置100は、外部との通信を行うために、不図示のインタフェースを備えている。
受信部101は、複数の移動無線端末202a〜202fのうち、発呼した任意の移動無線端末、例えば、PHS202aが有する識別情報と着呼先情報とを、CS201aを介してPHS202aから受信する。ここで、移動無線端末の識別情報は、上述した図4に示すPHS番号に相当するものであり、着呼先情報は、上述した図5に示す特定内線番号に相当するものである。検出部102は、受信部101によって受信されたPHS202aの識別情報(PHS番号)と、位置情報格納メモリ205に格納された複数の移動無線端末202a〜202fの位置情報及び識別情報(PHS番号)とに基づいて、PHS202aの位置情報を検出する。
決定部103は、検出部102によって検出されたPHS202aの位置情報及び受信部101によって受信された着呼先情報(特定内線番号)と、着呼先情報格納メモリ(特定内線番号情報格納メモリ)206に格納された着呼先情報(特定内線番号)とに基づいて、着呼先の移動無線端末(PHS)を決定する。通知部104は、決定部103によって決定された着呼先の移動無線端末(PHS)に対して、呼び出し中である旨を通知する。ここで、呼び出し中である旨とは、例えば、上述した発呼者情報を言う。転送部105は、通知部104によって決定された着呼先の移動無線端末(PHS)に呼び出し中である旨の通知がされたが、決定された着呼先の移動無線端末(PHS)が通信できない場合には、他の移動無線端末(PHS)に呼び出し中である旨を転送する。
次に、本発明の実施の形態に係る回線制御装置における呼制御のフローについて図8を用いて説明する。まず、受信部101は、複数の移動無線端末200a〜200fのうちの、例えば、PHS202aが有する識別情報(PHS番号)と着呼先情報(特定内線番号)とを、CS201aを介してPHS202aから受信する(ステップS801)。検出部102は、受信部101によって受信されたPHS202aの識別情報(PHS番号)と、位置情報格納メモリ205に格納された複数の移動無線端末202a〜202fの位置情報及び識別情報(PHS番号)とに基づいて、PHS202aの位置情報を検出する(ステップS802)。
決定部103は、検出部102によって検出されたPHS202aの位置情報及び受信部101によって受信された着呼先情報(特定内線番号)と、着呼先情報格納メモリ(特定内線番号情報格納メモリ)206に格納された着呼先情報(特定内線番号)とに基づいて、着呼先の移動無線端末(PHS)を決定する(ステップS803)。通知部104は、決定部103によって決定された着呼先の移動無線端末(PHS)に対して、呼び出し中である旨を通知する(ステップS804)。なお、通知部104によって決定された着呼先の移動無線端末(PHS)に呼び出し中である旨の通知がされたが、決定された着呼先の移動無線端末(PHS)が通信できない場合には、転送部105は他の移動無線端末(PHS)に呼び出し中である旨を転送する。
本発明に係る回線制御装置は、1つの通話先を選択することにより、複数の通話先を着信候補にし、着信候補の中から最適な通話先を選択するため、手間を掛けずに通話先を選択することができ、さらに多くの通話先の番号の管理を不要とすることができるため、複数の移動無線端末間の通信を制御する回線制御装置などに有用である。
本発明の実施の形態に係る回線制御装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る回線制御装置を含む通信システムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る回線制御装置を含む通信システムの動作フローを説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る回線制御装置が移動無線端末の所持者の現在地を認識する際に用いられる移動無線端末の所持者とその所持者の現在地との対応関係を示す図である。 本発明の実施の形態に係る回線制御装置が着呼先を呼び出すために用いられる特定内線番号を示す図である。 本発明の実施の形態に係る回線制御装置が優先度に基づいて着呼先を決定する場合に用いられる優先度情報を示す図である。 本発明の実施の形態に係る回線制御装置が電話転送する場合の操作フローを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る回線制御装置における呼制御のフローについて説明するためのフローチャートである。 従来の通信システムの構成を示す図である。
符号の説明
100、901 回線制御装置(回線コントローラ)
101 受信部(受信手段)
102 検出部(検出手段)
103 決定部(決定手段)
104 通知部(通知手段)
105 転送部(転送手段)
106 バス
200、900 通信システム
201a〜201d、902 CS(無線基地局)
202a〜202f、903a、903b PHS(移動無線端末)
203、904 PSTNアダプタ(回線接続装置)
204、906 LAN
205 位置情報格納メモリ(位置情報格納部)
206 特定内線番号情報格納メモリ(着呼先情報格納部)
207 優先度情報格納メモリ
208 音声情報格納メモリ
209 文字情報格納メモリ
210 サーバ室
211 売り場A
212 売り場B
213 警備室
214、905 公衆回線

Claims (2)

  1. 同一の通信エリア内に入っている複数の移動無線端末間の通信又は相異なる通信エリア内にそれぞれ入っている複数の移動無線端末間の通信を中継する1つ以上の無線基地局と、前記無線基地局を介して前記同一又は相異なる通信エリア内の移動無線端末間の通信を制御する回線制御装置とがネットワークを介してそれぞれ接続された移動無線端末通信システムにおける前記回線制御装置であって、
    前記回線制御装置には、前記同一又は相異なる通信エリア内に入っている前記複数の移動無線端末それぞれの位置情報及び識別情報を関連付けて格納する位置情報格納部と、
    前記複数の移動無線端末それぞれに割り振られ、着信させるための着呼先情報を格納する着呼先情報格納部とがそれぞれ接続され、
    前記複数の移動無線端末は、それぞれ前記識別情報及び前記着呼先情報を有し、
    前記回線制御装置は、前記複数の移動無線端末のうち、発呼した任意の移動無線端末が有する前記識別情報と前記着呼先情報とを、前記無線基地局を介して前記発呼した任意の移動無線端末から受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された前記発呼した任意の移動無線端末の前記識別情報と、前記位置情報格納部に格納された前記複数の移動無線端末の前記位置情報及び前記識別情報とに基づいて、前記発呼した任意の移動無線端末の前記位置情報を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された前記発呼した任意の移動無線端末の前記位置情報及び前記受信手段によって受信された前記着呼先情報と、前記着呼先情報格納部に格納された前記着呼先情報とに基づいて、着呼先の移動無線端末を決定する決定手段と、
    前記決定手段によって決定された前記着呼先の移動無線端末に対して、呼び出し中である旨を通知する通知手段とを、
    備える回線制御装置。
  2. 前記通知手段による呼び出し中である旨の通知によって、前記発呼した任意の移動無線端末と前記着呼先の移動無線端末との通信が確立されない場合に、前記呼び出し中である旨の通知を、前記着呼先の移動無線端末以外の移動無線端末へ転送する転送手段をさらに備える請求項1に記載の回線制御装置。
JP2004200225A 2004-07-07 2004-07-07 回線制御装置 Withdrawn JP2006025074A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004200225A JP2006025074A (ja) 2004-07-07 2004-07-07 回線制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004200225A JP2006025074A (ja) 2004-07-07 2004-07-07 回線制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006025074A true JP2006025074A (ja) 2006-01-26

Family

ID=35798049

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004200225A Withdrawn JP2006025074A (ja) 2004-07-07 2004-07-07 回線制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006025074A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009134649A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Nec Corp 交換機システムおよび方法、そのコンピュータプログラム、担当者端末、ネットワークシステム
JP2013157700A (ja) * 2012-01-27 2013-08-15 Ntt Docomo Inc サーバ装置および転送方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009134649A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Nec Corp 交換機システムおよび方法、そのコンピュータプログラム、担当者端末、ネットワークシステム
JP2013157700A (ja) * 2012-01-27 2013-08-15 Ntt Docomo Inc サーバ装置および転送方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8369502B2 (en) Communications system, presence server, and communications method used for them
US7515699B2 (en) Call handling using non-speech cues via a personal assistant
JPH05191516A (ja) 個人電気通信システム
JP2005136993A (ja) 使用者移動性を支援するマルチメディアメールボックスのサービス提供方法
JPWO2005125258A1 (ja) 通信システム及び通信方法
JP3015705B2 (ja) 電話装置及び携帯電話システム
JP2966750B2 (ja) 電話装置
JP2006025074A (ja) 回線制御装置
US7127263B1 (en) Private branch exchange system
US6314124B1 (en) Method and system for remote answer of a telephone call
JPH02288537A (ja) 自動呼出携帯電話システム
JPWO2008053836A1 (ja) 通信制御方法、通信システム、通信制御装置、通信端末およびプログラム
JP2003134233A (ja) 留守番電話システムとそのサービス方法、およびその処理プログラム
JPH0983651A (ja) 交換装置
JPH10136450A (ja) 構内無線通信システム、該システムに用いられる構内交換機および無線通信端末
JP2003046645A (ja) 交換システム、携帯電話機及び交換機
JP2006333380A (ja) ボタン電話装置
JP2010041148A (ja) 交換機、電話システム及び中継方法
JP3284441B2 (ja) Phs電話システム
JP2007028044A (ja) 電話サービス制御システム及び電話サービス制御方法
JP2000341759A (ja) 移動通信システムにおける通信方法
JP2001346236A (ja) 音声応答電話転送システム
JPH11178021A (ja) 構内交換機における公衆無線網接続装置及び方法
KR20000024011A (ko) 유선 전화 부가 서비스의 자동적인 활성 및 비활성 방법
JP2000224311A (ja) 構内交換機における局線自動転送システム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20071002